Operator's Manual
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停止
1 スロットル・コントロールを Slow 位置にセットし、昇降
芝刈りレバーが解除し、モードレバーをニュートラル位
置にする。
2. キーを OFF 位置に回せばエンジンは停止する。事故防
止のため、キーは抜き取っておく。
3. 長期間保管する場合には燃料バルブを閉じておく。
燃料系統からのエア抜き
1. 平らな場所に駐車する。燃料タンクに少なくとも半分ま
で燃料が入っていることを確認する。
2. 燃料フィルタの上についているプライマ・ボタンを、抵
抗が出てくるまで何度か押す(図36)。
3. エンジンを始動し、回転が安定するまでプライマ・ボタ
ンを押し続ける。
図 36
1. 燃料フィルタ
2. ブリーザ・バルブ
インタロック・システムのテスト
• 注意 •
インタロック・スイッチは安全装置であり、これを取り外
すと予期せぬ人身事故が起こり得る。
• インタロック・スイッチをいたずらしない。
• 作業前にインタロック・スイッチの動作を点検し、
不具合があれば作業前に交換修理する。
インタロック・システムは、オペレータやマシンに潜在的な
危険が存在する状態では運転操作をできないようにして
います。
安全のために、以下の条件がそろわないとエンジンを始動
できないようになっています:
• 走行ペダルがニュートラルにセットされている。
• モード・レバーがニュートラルにセットされている。
走行許可条件:
• 駐車ブレーキが解除されている。
• オペレータが運転席に着席している。
• モード・レバーが刈り込み位置か移動走行位置にセット
されている。
また、「芝刈り」位置以外ではリールの回転を停止させま
す。
以下の要領で、毎日インタロックの動作を確認してくださ
い:
1. 着席し、走行ペダル「ニュートラル」位置、モードレバー
「 ニュートラル」位置、駐車ブレーキが掛かっているこ
とを確認する。この状態で走行ペダルを踏んでみる。
インタロックによりペダルが動かないのが正常。動くの
はインタロックの故障であるから直ちに修理する。
2. 着席し、走行ペダル「ニュートラル」位置、モードレバー
「 ニュートラル」位置、駐車ブレーキが掛かっているこ
とを確認する。この状態からモードレバーを「芝刈り」
または「移動」走行位置に切り換えてエンジンを始動し
てみる。エンジンが始動できないのが正常。正しく動
作しないのはインタロックの故障であるから直ちに修
理する。
3. 着席し、走行ペダル「ニュートラル」位置、モードレバー
「 ニュートラル」位置、駐車ブレーキが掛かっているこ
とを確認する。この状態からモードレバーを「芝刈り」
または「移動」走行位置に切り換える。エンジンが停止
すれば
正常。正しく動作しないのはインタロックの故
障であるから直ちに修理する。
4. 着席し、走行ペダル「ニュートラル」位置、モードレバー
「 ニュートラル」位置、駐車ブレーキが掛かっているこ
とを確認する。エンジンを掛ける。この状態からモード
レバーを「芝刈り」走行位置に切り換え、運転席から立
ち上がる。エンジンが停止すれば正常。動くのはインタ
ロックの故障であるから直ちに修理する。
5. 着席し、走行ペダル「ニュートラル」位置、モードレバー
「 ニュートラル」位置、駐車ブレーキが掛かっているこ
とを確認する。エンジンを掛ける。この状態から芝刈り
レバーを「芝刈り」位置に切り換えてカッティングユニッ
トを降下させる。カッティングユニットは降下するが回転
しないのが正常。回転するのはインタロックの故障で
ある。正しく修正する。










