Operator's Manual
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バッテリーの整備
• 警告 •
カリフォルニア州
第65号決議による警告
バッテリーの電極部や端子などの部分には鉛や鉛含有
物質が含まれており、カリフォルニア州では、これらの物
質が癌や先天性異常の原因となるとされている。
取り扱
い後は手を洗うこと。
電圧: 12 V、冷間クランキング電流(CCA)530 A
バッテリーの電解液は常に正しいレベルに維持し、バッテ
リー上部を常にきれいにしておいてください。高温環境下
で保管すると、涼しい場所で保管した場合に比べてバッテ
リーは早く放電します。
電解液の量は25運転時間ごとに点検します。格納中は30
日ごとに点検します。
各セルへは、蒸留水またはミネラルを含まない水を適正レ
ベルまで補給してください。但し、電解液の量が、各セル
の内側についているスプリット・リングの高さ以上になら
ないよう、注意してください。
• 危険 •
電解液には触れると火傷を起こす劇薬である硫酸が含
まれている。
• 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮膚や目や
衣服に付けないよう十分注意すること。安全ゴーグ
ルとゴム手袋で目と手を保護すること。
• 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、必ず十
分な量の真水を用意しておくこと。
バッテリー上部はアンモニア水または重曹水に浸したブラ
シで定期的に清掃してください。 清掃後は表面を水で流し
て下さい。 清掃中はセル・キャップを外さないでください。
バッテリーのケーブルは、接触不良にならぬよう、端子にし
っかりと固定してください。
端子が腐食した場合は、 ケーブルを外し(マイナス・ケーブ
ルから先に外すこと)、クランプと端子とを別々に磨いてく
ださい。磨き終わったらケーブルをバッテリーに接続し(プ
ラス・ケーブルから先に接続すること)、端子にはワセリン
を塗布してください。
• 警告 •
バッテリーの端子に金属製品やトラクタの金属部分が
触れるとショートを起こして火花が発生する。それによ
って水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがあ
る。
• バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、端
子と金属部を接触させないように注意する。
• バッテリーの端子と金属を接触させない。
• 警告 •
バッテリー・ケーブルの接続手順が不適切であるとケ
ーブルがショートを起こして火花が発生する。それによ
って水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがあ
る。
• ケーブルを
取り外す時は
、必ずマイナス(黒)ケーブ
ルから取り外し、次にプラス(赤)ケーブルを外す。
• ケーブルを
取り付ける時
は、必ずプラス(赤)ケーブ
ルから取り付け、それからマイナス(黒)ケーブルを
取り付ける。
バッテリーの保管
本機を30 日以上にわたって使用しない場合は、バッテリ
ーを取り外して充電しておいてください。バッテリーは、機
体に取り付けて保存しても、別途保存してもかまいません
が、 機体に取り付けて保存する場合は、ケーブルを外して
おいてください。温度が高いとバッテリーは早く放電しま
すので、涼しい場所を選んで保管してください。バッテリー
の凍結を防止するため、フル充電状態で保管するようにし
てください。この時、電解液の比重は 1265~1299 にな
ります。










