Form No. 3416-978 Rev B Greensmaster® 3300 TriFlex® ト ラ クションユニット シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 04510—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、この製品に使用 されているエンジンの排気には発癌性や 先天性異常などの原因となる物質が含ま れているとされております。 g227934 図1 1.
目次 走行系統の整備 ................................................... 32 タイヤ空気圧を点検する .................................32 ホイールナットのトルクを点検する .....................32 トランスミッションのニュートラル調 整............................................................32 移動走行速度の調整 .....................................33 芝刈り速度の調整 .........................................33 ブレーキの整備 .................................................... 34 ブレーキの調整.............................................34 油圧系統の整備 ............................................
安全について • ガードなどの安全保護機器が正しく取り付けられて いない時は、運転しないでください。 この機械は、所定のウェイトキットを追加することによ り EN ISO 5395:2013 お よ び ANSI B71.
decal117-2718 117–2718 decal119-9346 119-9346 1. ペダルを踏むとロック解除 2. さらに詳しい情報について は オペレーターズマニュア ル を読むこと。 decal132-9548 132-9548 1. エンジン速度 高速 7. リール速度 ニュートラル 2. エンジン速度 低速 8. リール 移動走行 リール 刈り込み 3. リール下降して回転 9. 4. リール上昇して停止 10. リール バックラップ 5. リール速度 高速 11. 前進 6.
decal132-9549 132-9549 保守・整備作業を始める前に オペレーターズマニュアル を読む こと。 2. 油圧オイルの量 3. エンジン 始動 4. 1. チョーク 5. エンジン 作動 6. エンジン 停止 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 を読むこと 。 6. 9. バッテリーに人を近づけな いこと。 保護メガネ等着用のこと 爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 decal133-2338 133-2338 1. 警告 オペレーターズマニュ 4.
decal131-2046 131-2046 1. ライトダブル 2. ライトシングル 3. Off decal133-2339 133-2339 CE規格に適合させる場合に 133-2338 の上から貼り付ける 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方 向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認めら れる法面の最大角度がデカルに記載されています。この機械を運 転する人は、斜面で運転する場合の注意点や、その場合の天候条 件、場所の条件などについて、また、この機械を使用できるかどう かを判断する方法について、オペレーターズマニュアルで確認して ください。同じ斜面上であっても、地表面の条件が変われば運転条 件が変わります。斜面では可能なかぎりカッティングユニットを地表 面まで下げておいてください。斜面上でカッティングユニットを上昇さ せると機体が不安定になる恐れがあります。 1. 警告 オペレーターズマニュ 4. 転倒の危険15度を超える 斜面での横断走行、下り アル を読むこと 必ず講習を 走行禁止。 受けてから運転すること。 2.
decal115-8156 115-8156 1. リール高さ 2. 5 枚刃カッティングユニット 3. 8 枚刃カッティングユニット 5. 14 枚刃カッティングユニット 4. 11 枚刃カッティングユニット 6. リール速度 7. 高速 8.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 ROPS バー ボルト ½" x 3¾" フランジナット ½" 運転席 シート用ワイヤハーネス ハンドル ロックナット 1½" ワッシャ ハンドルのキャップ 1 4 4 1 1 1 1 1 1 4 必要なパーツはありません。 – 5 オイルクーラキット — グリーンズマスター 3300 シリーズ トラクションユニット用P/N 119-1691 [別売] 1 2 3 集草バスケット用フック フランジボルト ゲージバー カッティングユニット弊社代理店からご 購入ください 集草バスケット 6 7 8 9 10 11 12 用途 ROPSを取り付けます。 運転席をベースに取り付けます。 ハンドルを取り付ける バッテリー液を入れて充電します。 オイルクーラオプションを取り付けるま す。 6 12 1 3 集草バスケット用フックを取り付けます。 カッティングユニットを取り付ける。 3 後ウェイトキットP/N 119-7129別途購入 のこと 1 後部ウェイトを取り付けます。 警告ステ
1 2 を取 り 付 け る ROPSを 運転席を取り付ける この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 1 ROPS バー 1 運転席 4 ボルト ½" x 3¾" 1 シート用ワイヤハーネス 4 フランジナット ½" 手順 手順 注 運転席を前位置に取り付けたい場合、前方の取り 付け穴に取り付けると、そこから 7.6 cm の前後調整 ができます後方の取り付け穴に取り付けると、そこか ら 7.6 cm の前後調整ができます。 1. 出荷用クレートから上部サポートを外す。 2. クレートからROPSを取り出す。 3. 機体の左右にあるポケットに ROPS を差し込み、 ボルト½" x 3¾"4本とフランジナット4本½"で図 3 のように固定する。 1. シートスライドを固定しているラグボルトを外して 廃棄し、出荷用のひも類を切断する。 2. 出荷用ブラケットからボルト5/16 x ¾"4本と、ワッ シャを外し、ブラケットを廃棄する。 3.
警告 3 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含 まれており、カリフォルニア州では発ガン性 や先天性異常を引き起こす物質とされていま す。取り扱い後は手をよく洗ってください。 ハンドルを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 ロックナット 1½" 1 ワッシャ 1 ハンドルのキャップ 警告 バッテリーの端子に金属製品やトラクタの金属部 分が触れるとショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 手順 1. ハンドルをステアリングシャフトにはめ込む 図 5。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときに は、端子と金属部を接触させないように注意 する。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 1. 固定具とバッテリークランプを外してバッテリー を取り出す。 重要 機体にバッテリーを載せたままで電解液を 入れないでください。電解液がこぼれた場合、機 体が激しく腐食します。 2.
警告 バッテリーケーブルの接続ルートが不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス 黒 ケー ブルから取り外す。 • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス 赤 ケー ブルから取り付け、それからマイナス 黒 ケーブ ルを取り付ける。 g032705 図7 1. 電解液 4. 電極板が液を吸収するまで20-30分間程度待つ。 必要に応じて、電極板が 6 mm程度水没するぐ らいに電解液を補充する図 7。 5. 充電器に接続し、充電電流を 2-4 A にセットす る。液温 16°Cのときの電解液の比重が 1.
6 7 集草バスケット用フックを取り 付ける カッティングユニットを取り付 ける この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 6 集草バスケット用フック 1 ゲージバー 12 フランジボルト 3 カッティングユニット弊社代理店からご購入ください 3 集草バスケット 手順 手順 フランジボルト全部で12本を使って、サスペンション アームのバーの端部に集草バスケット用フック全部 で6個を取り付ける図 9。 1. カッティングユニットの オペレーターズマニュアル にしたがってカッティングユニットの準備を行う。 2. 駆動カップラの内側面にグリスを塗る。 3. カッティングユニットを取り付ける (ページ 39) の 説明に従ってカッティングユニットを取り付ける。 8 後部ウェイトを取り付ける この作業に必要なパーツ g015492 1 図9 1. フランジボルト 2. 集草バスケット用フック 3.
製品の概要 10 CE ガ ー ド キ ッ ト を 取 り 付 け る この作業に必要なパーツ 1 CE ガードキットP/N 04441別売 手順 CE ガードキットを取り付けるCE ガードキットの、「グ リーンズマスター 3250-D 2輪駆動トラクションユニット への取り付け」 を参照。 11 タイヤ空気圧を下げる g014674 図 10 エンジン 5. ハンドル 2. ROPS バー 6. 7. 走行ペダル フットレスト 8. カッティングユニット 1. 必要なパーツはありません。 3. 4.
g032817 図 13 g014603 図 11 1. 2. 走行ペダル前進用 3. ステアリングアーム・ロック ベダル 走行ペダル後退用 1. 始動スイッチ 5. 2. チョークレバー 6. 整備時期表示ランプ 3. モードレバー 7. エンジンオイル圧警告灯 4. ジョイスティックカッティング ユニット操作レバー 8.
始動スイッチ 駐車ブレーキレバー スイッチ図 13にキーを差し込んで右へSTART 位置まで 回すとエンジンが始動します。エンジンが始動したら キーから手を放すと、キーは自動的にON位置に動き ます。エンジンを停止させるには、キーを左に回して STOP 位置にしてください。 ブレーキレバー図 15を引き上げると駐車ブレーキがか かります。解除する時は、ブレーキレバーの下側にあ る解除レバーを握り込んでレバーを下げます。機体から を離れるときには必ず駐車ブレーキを掛けてください。 エンジンオイル圧警告灯 エンジンオイル圧力ランプ図 13はエンジンオイルの圧 力が異常に低下すると点灯します。 故障表示ランプ 故障表示ランプ図 13は、センサーが何らかの異常を 検知したときに点灯します。万一このランプが点灯し たら、本機の使用を中止し、安全な場所へ移動して 点検・故障診断を受けてください。故障表示ランプおよ び故障診断システムについてのさらに詳しい情報は、 故障表示ランプが点灯した場合処置 (ページ 43) に 掲載されています。 オイル漏れ警告ランプ g027863 図 15 油圧オイルタンク内
g014623 図 17 1. リール速度コントロール g014626 図 19 座席調整レバー 1. 運転席の左角部にあり図 18、運転席の前後位置の調 整を行うことができます。 燃料バルブ燃料タンクの下 仕様 注 座席の位置の調整範囲が足りない場合には、座席 レールをベースに固定しているナット 4 本を外して、さ らに前または後ろの取り付け穴に座席レールを取り付 け直してください。 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があり ます。 刈幅 151 cm ホイールトレッド 128 cm ホイールベース 119 cm 全長バスケットを含む 249 cm 全幅 179 cm 全高 205 cm 純重量8 枚刃ユニット搭載時 633kg アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそ ろっており、マシンの機能をさらに広げることができ ます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または 代理店へお問い合わせください 弊社のウェブサイト www.Toro.
運転操作 エ タ ノ ー ル エタノールを添加10% までしたガソリン、 MTBEメチル第3ブチルエーテル添加ガソリン15% ま でを使用することが可能です。エタノールとMTBEとは 別々の物質です。エタノール添加ガソリン15% 添加 =E15は使用できません。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 運転前の安全確認 • エタノール含有率が 10% を超えるガソリンは絶対に 使 用 し て は な り ま せ ん たとえば E15含有率 15%、 E20含有率 20%、E85含有率 85%がこれにあた ります。 • 使用 で き ま せ ん 。 メタノールを含有するガソリンは使 • 冬越 し さ せ な い 燃料タンクや保管容器でガソリンを冬 でください。 冬越しさせる場合には必ずスタビライ ザ品質安定剤を添加してください。 • オイ ル を 混 合 し な い で く だ さ い 。 ガソリンにオ • 機械の性能を十分発揮させるために、きれいで新 しい購入後30日以内燃料を使ってください。 • これらの燃料を使用した場合には性能が十分に発 揮されず、エンジンに損傷が発生する
運転中の安全確認 安全に関する一般的な注意 • • • • • g227927 図 21 燃料計付き燃料タンク搭載機 1. 燃料計 2. 燃料タンクのキャップ 2. • • 燃料を補給する時は、タンク上面から約 25 mm 下まで入れる。 • これは、温度が上昇して燃料が膨張したときにあ ふれないように空間を確保するためである。燃料 タンクに給油する時は、点検窓または燃料計で 量を確認しながら行ってください。 • • 重要 燃料タンク一杯に入れないこと。 3. • 給油が終わったらキャップを締める。 注 カチッという音が聞こえればキャップは確実に しまっています。 4.
• • • 面が崩れたりすると、機体が瞬時に転倒し、非常 に危険です。必ず安全距離車幅の2倍を確保して ください。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 – すべての動作が停止するのを待つ。 落雷の危険がある時には運転しないでください。 この機械を牽引用車両として使用しないでください。 Toro® カンパニーが認めた以外のアクセサリ、ア タッチメント、交換パーツを使用しないでください。 慣らし運転期間 慣らし運転期間中のオイル交換や初期整備作業に ついては、機械に付属のエンジンマニュアルを参照 してください。 につ い て の 安 全 横 転 保 護 バ ー ROPSに 確認 運転開始直後 8 運転時間を慣らし運転期間とします。 この期間中の取り扱いは、本機のその後の信頼性を確 保する上で非常に重要ですから、各機能や動作を入念 に観察し、小さな異常でも早期に発見・解決しておいて ください。また、この期間中はオイル漏れや部品のゆ るみの点検を頻繁におこなってください。 外さ な い でください。 • POPSは機体から外 • 必ずシートベルトを着用し、緊急時にはシートベル
5. 6.
重要 中央ユニットは遅れて動作を開始しますの で、このタイミングを早くつかんで、仕上げの外 周刈りの手間を最小限にしましょう。 刈り込みレバーの点検 1. 着席し、走行ペダルがニュートラル位置、モード レバーがニュートラル位置、駐車ブレーキが掛 かっていることを確認する。 2. エンジンを掛ける。 3. この状態から芝刈りレバーを「芝刈り」位置に切 り換えてカッティングユニットを降下させる。カッ ティングユニットは降下するが回転しないのが 正常。 注 中央ユニットの遅れには、油圧オイルの温度 により多少のずれがあります。油圧オイルが低温 の時は遅れが長めになります。温度が上昇する につれて遅れは短くなります。 4. 注 グリーン内をぶれずにきれいに直進し、刈り 込みの済んだ列との距離を一定に保って走るた めには、車体前方 1.
運転終了後の安全確認 安全に関する一般的な注意 g005116 図 22 1. 目印 2. 127 mm 程度 3. 刈り終わった側左側 4.
緊急時の牽引について 緊急時には、0.4km 程度までは本機を牽引して移動す ることができます。 重要 駆動系に損傷を与える恐れがあるので、牽引 速 度 は 、 3-5 km/h ま で と し て く だ さ い 。 移 動 距 離 が 0.4km を 超 え る 場 合 は 、 ト ラ ッ ク や ト レ ー ラ に 積 ん で 移送してください。 1. 油圧ポンプについているバイパスバルブ図 23の 溝が「縦」になるようにバルブを回転させる。 g014627 図 23 1. 2.
保守 警告 適切な保守整備を行わないと車両が故障・破損したり、搭乗者や周囲の人間まで巻き込む人身事故を 起こす恐れがある。 マニュアルに記載された作業を行って、マシンをいつも適切な状態に維持することが重要である。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 www.Toro.
推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットのトルク締めを行う。 使用開始後最初の 10 時間 • ホイールナットのトルク締めを行う。 使用開始後最初の 25 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 使用開始後最初の 50 時間 • 油圧オイルフィルタを交換する。 • エンジンの回転数を点検する(アイドル回転とフルスロットル)。 使用するごとまたは毎日 • • • • • • • • 安全インタロックシステムの動作を確認する 安全インタロックシステムの動作を確認します。 作業後の洗浄と点検 エンジンオイルの量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する。 油圧オイルの量を点検する。 油圧ラインとホースを点検する。 リールとベッドナイフの摺り合わせを点検する。 50運転時間ごと • エアクリーナのスポンジエレメントの整備を行う(悪条件下ではより頻繁に)。 • バッテリー液の量を点検する。 (格納期間中は30日ごとに液量を点検してください。) • バッテリーケーブルの接続状態を点検する。 100運転時間ごと • エアクリーナのペーパー
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 インタロックの動作を点検す る。 計器類の動作を確認する リークディテクタの動作を確 認する。 ブレーキの動作を確認する。 燃料残量を確認する。 油圧オイルの量を点検する。 エンジンオイルの量を点検す る。 エンジン冷却フィンの汚れを 落とす。 エアフィルタとプレクリーナを 点検する。 エンジンからの異常音がない か点検する。 リールとベッドナイフの摺り合 わせを点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検する。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 刈高の調整具合を点検す る。 塗装傷のタッチアップ修理を 行う。 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 27 記事 土 日
整備前に行う作業 エンジンの整備 保守作業開始前の安全確認 エンジンの安全事項 • 調整、清掃、修理、車両を離れる前に以下を行っ てください • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください – 平らな場所に駐車する。 • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 – スロットルスイッチを低速アイドル位置にセットす る。 エアクリーナの整備 – カッティングユニットを停止させる。 – カッティングユニットを下降させる。 整備間隔: 50運転時間ごと—エアクリーナのスポンジエ レメントの整備を行う悪条件下では より頻繁に 。 – 走行ペダルがニュートラルになっていることを 確認する。 100運転時間ごと—エアクリーナのペーパーエレ メントの整備を行う悪条件下ではより頻繁に。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 1.
g005111 図 26 1. g005126 図 25 1. スポンジ 2. ペーパーエレメント 5. ペーパーエレメントの状態を点検するエレメント の平たい面を軽く叩いて汚れを落とす。汚れが ひどければ交換する。 6. スポンジ、ペーパーエレメント、蝶ナット、カバー を元通りに取り付ける。 ディップスティック 2. 給油口キャップ 4. 首から引き抜いて油量を点検する。 5. オイルの量が不足している場合は、バルブカバー についている補給口のキャップを取り、ディップス ティックの FULL マークまで補給する。 補給するときはディップスティックで確認しなが ら少量ずつ入れる 重要 入れすぎないように注意してください。 重要 エレメントを外したままでエンジンを運転し ないこと。エンジンに大きな損傷が起きる場合 があります。 6.
3. オイルフィルタ図 27を外す。 4. 新しいフィルタのガスケットに薄くエンジンオイル を塗る。 5. ガスケットがアダプタに当たるまで手でねじ込み、 締め す ぎ そこから更に ¾-1 回転増し締めする。締 ないように注意してください。 6. クランクケースにオイルを入れる エンジンオイル の仕様 (ページ 29)と エンジンオイルを点検す る (ページ 29)を参照。 7.
電気系統の整備 3. バッテリー上部は、アンモニア水または重曹水に 浸したブラシで定期的に清掃してください 電気系統に関する安全確保 4.
走行系統の整備 ヒューズの搭載位置 ヒューズは座席下にあります図 30。 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日 タイヤ空気圧はターフのコンディションに合わせて適宜 変えてください適正範囲の最低値は 0.83 bar、最高 値は 1.10 barです。 ホイールナットのトルクを点検 する 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 1 時間 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと 警告 g195277 適切なトルク締めを怠ると車輪の脱落や破損から 人身事故につながる恐れがあります。 図 30 1. Start/run、診断ランプ、 リークディテクタ7.5A 2. リール回転と昇降7.5A 3. リール上昇と電動リールの 回転許可7.5A 4. 油圧ファンキット オプショ ン 15A 5. ヒューズなし 各ホイールナットを所定のトルクに適切な締め付け 順序を守って締め付ける。 ヘッドライトとリークディテ クタ 15A 7. Run 10A 6. ホ イ ー ル ナ ッ ト の 規 定 ト ル ク 95-122 N·m9.7-12.5 kg.
g014616 図 31 1. 偏芯ナット 2. g015494 図 32 ロックナット B. モードレバーをニュートラルにセットし、ス ロットルを SLOW 位置にする。エンジンを掛 ける。 C. どちらにも車輪が回らないように偏芯ナットを 回して調整する。調整ができたら固定ナット を締める図 31。スロットルSLOW およびFAST 位置で調整が正しいことを確認する。 1. ペダルストップ 1. モードレバーを移動走行位置にセットし、ペダルス トップを固定しているロックナットをゆるめる図 32。 2. ペダルストップを締め込んで、走行ペダルから 離す。 3.
ブレーキの整備 ブレーキの調整 駐車中にブレーキが十分に利かずに車両が動いてしま う場合には、ブレーキドラムの近くにあるバルクヘッド フィッティングで調整を行うことができますさらに詳しい ことについては弊社代理店に問い合わせるか サービ スマニュアル を参照してください。 注 年に1回ブレーキの焼き慣らしを行う12 ブレーキの 慣らし掛けを行う (ページ 14)を参照。 g014625 図 33 1. 2. ジャムナット ナット 3. トラニオンボルト 3. 刈り込み速度を遅くするには、トラニオンボルトを 右に回し、速くするには左に回す。 4.
油圧系統の整備 重 要 ISO VG 46 マ ル チ グ レ ー ド オ イ ル は 、 広 い 温 度 範囲で優れた性能を発揮します。通常の外気温が高 い 18 ℃- 49 ℃ 熱 帯 地 方 で は 、 ISO VG 68 オ イ ル の ほ うが適切と思われます。 油圧系統に関する安全確保 • • • • • プレミアム生分解油圧オイル — Mobil EAL EnviroSyn 46H 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確実 に解放する。 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専 門医の治療を受けてください。万一、油圧オイ ルが体内に入った場合には、この種の労働災害 に経験のある施設で数時間以内に外科手術を受 ける必要がある。 重 要 Mobil EAL EnviroSyn 46H は 、 ト ロ 社 が こ
である。油量がマークの間にない場合は補給 する必要がある。 5. 油圧オイルタンクのキャップを外し、適切な油圧 オイルを、ディップスティックまたは点検窓の2本 の線の間にくるまでゆっくりと補給する。 注 銘柄の異なる油圧オイルを混ぜないでくださ い。 6. 給油が終わったらキャップを締める。 注 油圧系の目視点検は入念に行ってください。 オイル漏れ、接続部のゆるみ、部品の欠落、ラ インの配置などに問題がないか、油圧システムを 点検する。修正が必要であれば行う。 油圧オイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 800運転時間ごと g228585 図 34 油 圧 オ イ ル の 量 25.7 リットル 1. ディップスティック 3. 油圧タンク 2. 油圧オイルタンクのプラグ 4.
手で回し入れる。その状態からさらに ¾ 回転 締め付ける。 3. 油圧オイルタンクに油圧オイルを入れる 油圧作 動液の仕様 (ページ 35)と 油圧オイルの量を点検 する (ページ 35) を参照。 4. エンジンを始動させ、3-5 分間のアイドリングを 行ってオイルを全体に行き渡らせ、内部にたまっ ているエアを逃がす。エンジンを停止させ、オ イル量を調べる。 5.
g229110 図 39 オイル漏れ発生時 1. フロートスイッチ 下降 閉 オイル量が 118-177 ml 低 下 2. 警告ブザー 3. g229112 オイルレベル高温時 図 40 システムの動作を確認する 1. 2. 始動スイッチをON 位置とし、リークディテクタス イッチを後ろに倒して保持する。秒後にアラーム が鳴れば正常である。 リークディテクタスイッチから手を離す。 油圧オイルタンクの首からキャップを取り外す。 3. 汚れのついていない鉄の棒やねじ回しなどをタン クの首から差し込んで、フロートスイッチ図 40を 押し下げる1 秒後にアラームがなれば正常。 2. 警告ブザー 3. フロートスイッチを押す。 4. 押さえていたフロートを離すアラームが停止す れば正常。 5. 油圧オイルタンクにキャップを取り付ける。 6. 始動キーをOFF 位置にもどして終了。 リークディテクタのアラームが鳴るのは • 118-177 ml のオイル漏れが発生した。 始動キーをON 位置にセットする。エンジンは始 動させない。 2.
カッティングユニットの保守 カッティングユニットの安全確 保 磨耗の進んだブレードや破損した下刃は、使用中に割 れて破片が飛び出す場合があり、これが起こるとオペ レータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場 合には死亡事故となる。 • ブレードや下刃が磨耗や破損していないか定期的 に点検すること。 • ブレードを点検する時には安全に十分注意してくだ さい。必ず手袋を着用してください。リール刃や下 刃は研磨または交換のみ行い、たたいて修復した り溶接したりしないでください。 • 複数のカッティングユニットを持つ機械では、1つの リールを回転させると他のカッティングユニットのリー ルも回転する場合がありますから注意してください。 g014596 図 41 1. ここを支える支えは図示せ ず 2. ベッドバー調整ねじ用ナッ ト2 カッティングユニットを取り付ける 1.
g014609 図 43 1. 2. ラッチ閉じた位置 サスペンションアームの バー 3. ラッチ開いた位置 g014690 図 45 g014611 図 44 1. 4. サスペンションアームの バー 2. 1. リールモータ 3. 差し込み穴 2. スプラインシャフト 4. モータ固定バー カッティングユニットのバー ラッチを下げて閉じるとカッティングユニットの バーがロックされてユニットがアームにセットさ れる 図 43 。 う音が聞こえ手ごたえが感じられます。 カッティングユニット用モータのスプラインシャフト にきれいなグリスを塗りつける図 45。 6. モータを、カッティングユニットの左側運転席か ら見てに取り付け、カッティングユニットについて いるモータ固定バーを、モータの上から被せるよ うにセットし、モータの左右から「カチッ」という ロック音が聞こえるまで押し下げる図 45。 サスペンションアームについているバスケット用 フックに集草バスケットを取り付ける。 8.
リールとベッドナイフの摺り合 わせを点検する 前日の調子に関係なく、毎日、芝刈り作業を行う前 に、各カッティングユニットのリールとベッドナイフの接 触状態を点検してください。リールと下刃の全長にわ たって軽い接触があれば適正ですカッティングユニット の オペレーターズマニュアル を参照 リール回転速度の設定を行う 一定で、クオリティの高いカットを行い、均一な刈り上 がり見映えを作るには、リール速度コントロール運転席 左側のカバーの下にあるマニホルドブロックについて いるを正しく設定しておく必要があります。調整は以 下の手順で行います g014605 図 46 1. 3. リールモータ 2. モータ固定バー 外したモータは、サスペンションアームの前部に ある一時保管位置にセットしておく図 47。 1. カッティングユニットを希望の刈高にセットする。 2. 刈り込み条件に最も適した刈り込み速度を決め る。 3.
g014620 図 50 1. 6. バックラップレバー前転位 置 2. バックラップレバー逆転位 置 リール速度コントロールを 1 にセットする図 51。 g014623 図 49 1. リール速度コントロール 注 リール速度の設定は、ターフの実情に合わせ て増減してかまいません。 リールのバックラップ 警告 バックラップ中にリールに触れると大けがをする。 • リールその他の可動部に手指、足、衣類等を 近づけないよう注意すること。 • エンジンが動いている間は、止まったリールを 絶対に手や足で回そうとしないこと。 g014623 図 51 リール速度コントロール 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下さ せ、エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛ける。 1. 2. 運転席左側のプラスチック製カバーを取り外す。 7. 3.
診断システム ねいに洗い落とす。必要に応じてリールと下刃 の間隔を調整する。リール回転速度コントロール を、希望の速度位置にセットする。 故障表示ランプが点灯した場 合処置 位置 に 戻 し て お 重 要 バ ッ ク ラ ッ プ レ バ ー を 前 転 F位 かないと、カッティングユニットを通常通りに操作 することができません。 機械に異常が検知されると故障表示ランプが点灯しま す。万一このランプが点灯したら、機械を診断モードに セットし、内部コンピュータが発する診断コードを読み 取ることによって故障内容を知ることができます。診 断モードで内部コンピュータが発する診断コードエラー コード、故障表示ランプの点滅回数で表され、この回 数を Toro 代理店にお知らせいただくことにより、迅速 な対応が可能となります。 注 故障診断モードではエンジンを始動することはで きません。 故障診断モードに入るには 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7.
保管 エラーコードの一覧表は、Toro 代理店にて入手くださ るか サービスマニュアル をご覧ください。 長期間にわたって保管する場合には以下の作業を 行ってください 44 1. 機体からゴミや刈りかすをきれいに取り除く。必 要に応じてリールと下刃の研磨を行うカッティング ユニットのオペレーターズマニュアルを参照。ベッ ドナイフとリールの刃先に防錆剤を塗布する。潤 滑必要部にグリスやオイルを入れる。 2. 機体を持ち上げてタイヤに重量がかからないよ うにする。 3. 油圧オイルとフィルタを交換する。油圧ラインや フィッティングを注意深く点検し、必要に応じて交 換する 油圧オイルとフィルタの交換 (ページ 36) と 油圧ラインとホースの点検 (ページ 37)を参照。 4. 燃料タンクから燃料を抜き取る。エンジンが自然 停止まで運転する。燃料フィルタを交換する 燃料 フィルタの交換 (ページ 30)を参照。 5. エンジンがまだ暖かいうちに、エンジンオイルを 抜き取る。新しいオイルを入れる エンジンオイル とフィルタの交換 (ページ 29)を参照。 6.
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トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 • • 通常の使用にともなう音、振動、磨耗、損耗および劣化。 通常の使用に伴う「汚れや傷」とは、運転席のシート、機体の塗装、 ステッカー類、窓などに発生する汚れや傷を含みます。 部品 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、