Form No. 3377-325 Rev B Greensmaster ® 3300 TriFlex™ ト ラ ク ションユニット用 04510— —シ リ ア ル 番 号 313000001 以 上 モ デ ル 番 号 04510 g014597 製品の登録は: www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています; 詳細については、DOC シート(規格適合証明書) をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 カリフォルニア州では、ディーゼルエ ンジンの排気ガスやその成分には発癌性 や先天性異常の原因となる物質が含ま れているとされております。 1 g014685 重要 この製品のエンジンのマフラーにはスパー クアレスタが装着されておりません。カリフォル ニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこの機 械を使用する場合には、法令によりスパークアレ スタの装着が義務づけられています。他の地域に おいても同様の規制が存在する可能性があります のでご注意ください。 図1 1.
目次 燃料系統の整備 ............................ 燃料フィルタの交換 ..................... 燃料ラインとその接続の点検 .............. 電気系統の整備 ............................ バッテリーの整備 ....................... ヒューズの整備......................... 走行系統の整備 ............................ トランスミッションのニュートラル調 整 .................................. 移動走行速度の調整 ..................... 芝刈り速度の調整 ....................... ブレーキの整備 ............................ ブレーキの調整......................... 油圧系統の整備 ............................ 油圧オイルとフィルタの交換 .............. 油圧ラインとホースの点検 .
安全について • 石、おもちゃ、針金など、機械にはね飛ばされ て危険なものが落ちていないか、作業場所を よく確認しましょう。 CEN安 安全 規 格 EN836: 1997 1997、 、ISO ISO規 規格 5395: こ の 機 械 は CEN 1990お およ び ANSI ANSI規 規格 B71.4-2004 B71.4-2004に に適 合 す る 製 品 と し 1990 て 製 造 さ れ て い ま す ( た だ し 後 輪 に 53.
に停止し、カッティングユニットを降下させ、 回転を止め、駐車ブレーキを掛け、エンジンを 停止させてください。 • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が • 何かにぶつかったり、 機体が異常な振動をした • 修理を行うときには必ずバッテリーの接続と点 掛かっている場合があります。取り外しには十 分注意してください。 場合は、 直ちに作業を中止して機体を点検して ください。異常を発見したら、作業を再開する前 に修理してください。 火プラグの接続を外しておいてください。バッ テリーの接続を外すときにはマイナスケーブル を先に外し、次にプラスケーブルを外してくだ さい。取り付けるときにはプラスケーブルから 接続します。 • カッティングユニットに手足を近づけないで ください。 • リールの点検を行うときには安全に十分注意し • バックするときには、足元と後方の安全に十分 てください。リールの点検を行うときには必ず 手袋を着用してください。 な注意を払ってください。 • 運転手以外の人を乗せないこと、また、人や • 可動部に手足を近づけないよう注意してくださ ペットを近づけないでくださ
ングユニットから飛びだす異物など思わぬ危険 があります。周囲に人がいなくなるまでは作 業を再開しないこと。 がニュートラル位置にあること、および駐車ブ レーキがかかっていることを確認してください。 • 運転には十分な注意が必要です。転倒や暴走事故 を防止するために以下の点にご注意ください: • マシンから離れる時には、必ず、カッティング – サンドトラップや溝・小川などに近づかな いこと。 ユニットを完全に上昇させ、リールの停止を確 認し、キーを抜き取り、駐車ブレーキを掛け てください。 – 急旋回時や斜面での旋回時は必ず減速してく ださい。急停止や急発進をしないこと。 • ROPS(横転保護バー)のついている機械を運転 するときは、必ずシートベルトを着用してく ださい。 – この機械は公道を走行する装備をもたない 「低速走行車両」です。公道を横切ったり、 公道上を走行しなければならない場合は、必 ず法令を遵守し、必要な灯火類、低速走行 車両の表示、リフレクタなどを装備してく ださい。 保守整備と格納保管 • 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検してく ださい。油圧を掛ける前に、油圧ラインの
音力レベル この機械は、音力レベルが 94 dBA であることが 確認されています; ただしこの数値には不確定値 (K)1 dBA が含まれています。 音力レベルの確認は、ISO 11094 に定める手順に 則って実施されています。 音圧レベル この機械は、オペレータの耳の位置における音 圧レベルが 80 dBA であることが確認されていま す; ただしこの数値には不確定値(K)1 dBA が 含まれています。 音圧レベルの確認は、EC規則 836 に定める手順に 則って実施されています。 腕および手の振動レベル 右手の振動レベルの実測値 = 0.22 m/s2 左手の振動レベルの実測値 = 0.24 m/s2 不確定値(K) = 0.12 m/s2 実測は、EC規則 836 に定める手順に則って実施さ れています。 全身の振動レベル 振動レベルの実測値 = 0.35 m/s2 不確定値(K) = 0.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 119-9345 115-8156 1. リール高さ 2. 5 枚刃カッティングユニット 3. 8 枚刃カッティングユニット 5. 14 枚刃カッティングユニット 7. 高速 4. 11 枚刃カッティングユニット 6. 8.
119-9346 1. ペダルを踏むとロック解除 2. さらに詳しい情報について は オペレーターズマニュア ル を読むこと。 121–5169 1. 低速 2. 無段階速度調 整 3. 高速 4. リール上昇 9. Slow: 刈り込み 用位置 6. リール下降して 10. Fast: 移動走行 回転 用位置 5. リール位置設定 7. リール:バック ラップ 8. ニュートラル: バックラップ用 位置 11. モードレバー バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 121–5170 1. 油圧オイルのレベル 4. エンジン: 始動 2. 保守・整備作業を始める前 に オペレーターズマニュア ル を読むこと。 5. エンジン予熱/作動 チョーク (ガソリンモデル のみ) 6. 3. 爆発の危険 6. バッテリーに人を近づけな いこと。 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 7. 保護メガネ等着用のこと: 爆発性ガスにつき失明等 の危険あり 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8.
121–2641 1. 警告:オペレーターズマニュ アル を読むこと; 必ず講習 4. を受けてから運転すること。 2. 3. 異物が飛び出す危険:人を 近づけないこと。 5. 121–2640 (CE用に P/N 121–2641 の上から貼り付ける) 転倒する危険:旋回開始前 に十分に速度を落とすこと; 高速でターンしないこと。 * この安全ステッカーには、ヨーロッパの芝刈り機安全規格 EN 836:1997 に適合するため に必要な、斜面での運転に関する注意事項が記載されています。ここに記載されている 斜面の角度は、この規格で記述され、また要求されている控えめな角度です。 警告: 車両を離れるときは 駐車ブレーキをロックし、エ ンジンを停止し、キーを抜く こと。 1. 警告:オペレーターズマニュ アル を読むこと; 必ず講習 4. 転倒の危険: 15度以上の 斜面を高速で横切らないこ と、また、15度以上の斜面 を下らないこと。 5.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 ROPS バー ボルト(1/2 x 3-3/4 インチ) フランジナット(1/2 インチ) 運転席 シート用ワイヤハーネス ハンドル ロックナット(1-1/2 インチ) ワッシャ ハンドルのキャップ 1 4 4 1 1 1 1 1 1 4 5 必要なパーツはありません。 – バッテリー液を入れて充電する 必要なパーツはありません。 – オイルクーラ(オプション)を取り付ける ます。 6 集草バスケット用フック フランジボルト ゲージバー カッティングユニット(モデル 04613, 04614 または 04615) 集草バスケット 6 12 1 ウェイトキット 119-7129(別途購入のこと) 1 後部ウェイトを取り付けます。 警告ステッカー 121-2640 1 必要に応じて EU ステッカーを貼り付け ます。 1 2 3 7 8 9 3 ROPSを取り付けます。 運転席をベースに取り付けます。 ハンドルを取り付ける 集草バスケット用フックを取り付けま
1 2 ROPSを を取 り 付 け る ROPS 運転席を取り付ける この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 1 ROPS バー 4 ボルト(1/2 x 3-3/4 インチ) 4 フランジナット(1/2 インチ) 1 運転席 1 シート用ワイヤハーネス 手順 注 運転席を前位置に取り付けたい場合、前方の取り 付け穴に取り付けると、そこから 7.6 cm の前後調 整ができます;後方の取り付け穴に取り付けると、 そこから 7.6 cm の前後調整ができます。 1. シートスライドを固定しているラグボルトを 外して廃棄し、出荷用のひも類を切断する。 2. 出荷用ブラケットからボルト(5/16 x 3/4 イ ンチ)(4本)と、ワッシャを外し、ブラケッ トを廃棄する。 3. 先ほど外したボルト(4本)とワッシャを使っ て運転席をシートベースに取り付ける(図 4)。 手順 1. 出荷用クレートから上部サポートを外す。 2. クレートからROPSを取り出す。 3.
1. 3 重要 機体にバッテリーを載せたままで電解液 を入れないでください。電解液がこぼれた場 合、機体が激しく腐食します。 ハンドルを取り付ける 2. この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 ロックナット(1-1/2 インチ) 1 ワッシャ 1 ハンドルのキャップ 固定具とバッテリークランプを外してバッテ リーを取り出す。 バッテリーの上部をきれいに拭い、キャップ を取り外す (図 6)。 手順 1. ハンドルをステアリングシャフトにはめ込 む (図 5)。 図6 4 3 2 1 3. 各セルに慎重に電解液を満たす。電極板が 6 mm程度水没するぐらいが適当(図 7)。 g014687 図5 1. 2. ハンドル ワッシャ 3. ジャムナット 4. キャップ 2. ワッシャをステアリングシャフトにはめ込む (図 5)。 3. ジャムナットでハンドルを固定し、 2.8-3.6 kg.mに トルク締めする(図 5)。 1. キャップを取り付け、ねじで固定する(図 5)。 4. 4.
6.
リールモータを、サスペンションアームの前部にあ る一時保管位置にセットしておくと、誤って破損さ せるなどの事故を防止することができます。 6 重要 リールモータをホルダー(フレーム)に入れ たままでサスペンションを「移動走行」位置にし ないでください。モータやホースが破損する恐れ があります。 集草バスケット用フックを取り付 ける 重要 カッティングユニットを傾けてベッドナイフ とリールが見えるようにする際には、ベッドバー 調整ネジが床や作業台に押し付けられることのな いよう、カッティングユニット後部に支えを入れ 10) )。 て 浮 か せ て く だ さ い ( 図 10 この作業に必要なパーツ 6 集草バスケット用フック 12 フランジボルト 手順 フランジボルト(全部で12本)を使って、サスペン ション・アームのバーの端部に集草バスケット用 フック(全部で6個)を取り付けます(図 9)。 2 2 1 g014596 図 10 1. フランジボルト 2. 集草バスケット用フック 3. 2.
6. 2 ラッチを下げて閉じるとカッティングユニッ トのバーがロックされてユニットがアームに セットされる(図 12)。 注 ラッチが正しくロックされると、「カ チッ」という音が聞こえます。 カッティングユニット用モータのスプライン シャフトにきれいなグリスを塗りつける(図 14)。 8. モータを、カッティングユニットの左側(運 転席から見て)に取り付け、カッティングユ ニットについているモータ固定バーを、モー タの上から被せるようにセットし、モータの 左右から「カチッ」というロック音が聞こえ るまで押し下げる(図 14)。 g014602 1 1. 7. 図 11 フットレスト: 閉じた状態 2. フットレスト: 開いた状態 4. サスペンションアームの下にカッティングユ ニットを置く。 5. サスペンションアームのバーについているラッ チを上向き(開いた状態)にして(図 12)、サ スペンションアームを押し下げて、バーを、 カッティングユニットのバーの上に被せるよ うにする(図 13)。 1 2 4 3 23 1 g014609 図 12 1. 2.
製品の概要 8 後部ウェイトを取り付ける 4 2 この作業に必要なパーツ 1 5 3 ウェイトキット 119-7129(別途購入のこと) 1 手順 6 7 本機は、ウェイトキット 119-7129 を取り付けるこ とにより、ANSI B71.4-2004 および EN 836 規格 に 適合します。 9 EU 用 ス テ ッ カ ー を 貼 り 付 け る 図 15 この作業に必要なパーツ 1 8 g014674 1. エンジン 2. ROPS バー 警告ステッカー 121-2640 3. 4. コントロールパネル 運転席 5. ハンドル 6. 7. 走行ペダル フットレスト 8.
4 5 3 1 2 2 1 3 6 7 8 g014603 図 16 1. 走行ペダル:前進用 2. 走行ペダル:後退用 3. g014771 図 18 ステアリングアーム・ロック ベダル 始動スイッチ チョーク 5. スロットルコントロール 6. 整備時期表示ランプ 3. モードレバー 7. エンジンオイル圧警告灯 4. ジョイスティック(カッティン グユニット操作レバー) 8. オイル漏れ警告ランプ 1. 2.
始動スイッチ 駐車ブレーキレバー スイッチ(図 18)にキーを差し込んで右いっぱい (Start 位置)に回すとエンジンが始動します。エ ンジンが始動したらキーから手を放すと、キーは自 動的に「ON」位置に動きます。エンジンを停止する ときは、キーを左に回して「OFF」位置にします。 ブレーキレバー(図 20)を引き上げると駐車ブ レーキがかかります。レバー押し下げれば解除され ます。本機を離れるときには必ず駐車ブレーキを 掛けてください。 エンジンオイル圧警告灯 エンジンオイル圧力ランプ(図 18)はエンジンオ イルの圧力が異常に低下すると点灯します。 故障表示ランプ 故障表示ランプ(図 18)は、センサーが何らかの 異常を検知したときに点灯します。万一このランプ が点灯したら、本機の使用を中止し、安全な場所へ 移動して点検・故障診断を受けてください。故障表 示ランプおよび故障診断システムについてのさらに 詳しい情報は、 故障表示ランプが点灯した場合処 置 (ページ 40) に掲載されています。 オイル漏れ警告ランプ g01461 0 図 20 油圧オイルタンク内部のオイルの量が低下すると
燃料バルブ 格納時やトレーラなどで長距離を輸送する場合に は、運転席下の燃料タンク下部にある燃料バルブ (図 24)と閉じてください。 1 1 g014623 図 22 1. リール速度コントロール 座席調整レバー 運転席の右前角部にあり(図 23)、運転席の前後 位置の調整を行うことができます。 g01462 6 図 24 注 座席の位置の調整範囲が足りない場合には、座席 をベースに固定しているボルト 4 本を外して、さ らに前または後ろの取り付け穴に座席を取り付け 直してください。 1. 燃料バルブ(燃料タンクの下) 仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があ ります。 1 刈幅 151 cm ホイールトレッド 128 cm ホイールベース 119 cm 全長(バスケットを含む) 249 cm 全幅 179 cm 全高 205 cm 純重量(8 枚刃ユニット搭載時) アタッチメントとアクセサリ g014628 図 23 1.
運転操作 燃料を補給する 無鉛 レギュラーガソリンを御使用くだ 自動車用の無 さい(ポンプオクタン価85 以上)。無鉛ガソリ ンが入手できない場合には有鉛ガソリンを使用し て差し支えありません。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 10% % 重 要 メ タ ノ ー ル 、 メ タ ノ ー ル 添 加 ガ ソ リ ン 、 10 以上のエタノールを添加したガソリンなどは本機 の燃料システムを損傷しますから絶対に使用しな いでください。ガソリンにオイルを混合しないで ください。 このマニュアルに掲載されている安全上の注意事項 をきちんと読んでください。オペレータや周囲の人 を事故から守る重要な情報が掲載されています。 目、耳、手足などに対する防護を行うことをお奨 めします。 危険 エンジンオイルを点検する ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質であ る。発火したり爆発したりすると、やけどや火 災などを引き起こす。 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、 初回運転の前後に必ずエンジンオイルの量を確認 してください。油量は約1.
推奨される油圧オイル 危険 推奨オイルの銘柄を以下に示します: 燃料を補給中、静電気による火花がガソリンに 引火する危険がある。発火したり爆発したりす ると、やけどや火災などを引き起こす。 • ガソリン容器は車から十分に離し、地面に 直接置いて給油する。 • 車に乗せたままの容器にガソリンを補給し ない。車両のカーペットやプラスチック製 の床材などが絶縁体となって静電気の逃げ 場がなくなるので危険である。 • 可能であれば、機械を地面に降ろし、車輪 を地面に接触させた状態で給油を行う。 • 機械を車に搭載したままで給油を行わなけ ればいけない場合には大型タンクのノズル からでなく、小型の容器から給油する。 • 大型タンクのノズルから直接給油しなけれ ばならない場合には、ノズルを燃料タンク の口に常時接触させた状態で給油を行う。 1.
タイヤ空気圧を点検する 用 す る 場 合 に は 、 油 圧 オ イ ル ク ー ラ ・ キ ッ ト ( P/N 117-9314) )を 取 り 付 け て く だ さ い 。 117-9314 タイヤは空気圧を高めに設定して出荷しています。 運転前に正しいレベルに下げてください。 油圧オイルの点検と補給を行う 1. 平らな場所に駐車する。エンジンもオイルも 冷えていることを確認する。 2. タンクからキャップを取る(図 27)。 ターフの状態に合わせて空気圧を調整します:適正 範囲は前輪が0.56 - 0.8 kg/cm2 (83 - 110 kPa)、 後輪も0.56 - 0.8 kg/cm2 (83 - 110 kPa)です。 ホイールナットのトルクを点検する 警告 適切なトルク締めを怠ると車輪の脱落や破損か ら人身事故につながる恐れがある。 1-4時 時間 後 に 1 回 と 10 10時 時間 後 に も う 運 転 開 始 か ら 1-4 1回、ホイールナットのトルク締めを行う; ト kg.m) )。 そ の ル ク 値 は 95-122 Nm ( 9.5-12.2 kg.
• オペレータが運転席に着席している。 にすしてください。エンジンが温かい時には チョークは不要です。 5. • モードレバーが刈り込み位置か移動走行位置 エンジン始動後、以下を点検する: A. スロットルをFAST 位置に動かし、芝刈り レバーを前に倒してみる。全部のカッティ ングユニットが降下・回転すれば正常。 B. 芝刈りレバーを後ろに引いてみる。カッ ティングユニットが停止し、一番上(移 動位置)まで上昇すれば正常。 C. 機体が動かないようにブレーキを掛けた 状態で、走行ペダルを前進側と後退側に 踏み込んでみる。 D. 上記を約1-2分間行う。モードレバーを ニュートラル位置に戻して駐車ブレーキ を掛け、エンジンを停止する。 E. にセットされている。 また、「芝刈り」位置以外ではリールの回転を停 止させます。 以下の要領で、毎日インタロックの動作を確認し てください: 1.
に保持されます。始動スイッチをOFF にするとオ イルは主タンクに戻ってきます。 G020737 図 30 オイル漏れ発生時! G020735 図 28 始動前(オイルは冷えている) 1. ブリーザキャップ 2. 補給管 3. 4. オーバーフローチューブ 点検窓 電磁リターンバルブは開い ている 6. フロートが浮いてスイッチ は開いている 1. フロートが下がって スイッチが閉じる オイル量が118-177 cc 減少する。 2. 警告ブザー 5. 7. 8. アラームは鳴らない。 オイルレベル(低温時) 3. オイルレベル(高温時) リークディテクタの動作を確認する 1. 始動キーをON 位置にセットする。エンジンは 始動させない。 2. 油圧オイルタンクのキャップを取り、スト レーナを抜き取る。 3. 汚れのない棒やドライバを差し込んで、フロー トを軽く押さえてやる(図 31)。1秒後にア ラームが鳴れば正常である。 G020736 図 29 通常時(オイルは高温) 1. 電磁リターンバルブは開い ている 2.
5. ストレーナとキャップを元通りに取り付け、 始動キーをOFF 位置にもどして終了。 カッティングユニットの取り付けと 取り外し カッティングユニットを取り付ける 1. フットレストを跳ね上げて開き、中央カッ ティングユニット取り付け位置へのアクセス を確保する(図 32)。 1 2 注意 フットレストが閉じると、指を挟まれる恐 れがある。 g01461 1 図 34 開いているフットレストが急に閉じて、指 が挟まれないように注意すること。 1. 2 4. サスペンションアームの バー 2. カッティングユニットのバー ラッチを下げて閉じるとカッティングユニッ トのバーがロックされてユニットがアームに セットされる(図 33)。 注 ラッチが正しくロックされると、「カ チッ」という音が聞こえます。 図 32 フットレスト: 閉じた状態 2. フットレスト: 開いた状態 2. 中央サスペンションアームの下にカッティン グユニットを置く。 3.
4 23 2 1 1 g014605 図 36 1. 3. リールモータ 2. モータ固定バー 外したモータは、サスペンションアームの前 部にある一時保管位置にセットしておく(図 37)。 g014690 図 35 g014608 1. リールモータ 3. 差し込み穴 2. スプラインシャフト 4. モータ固定バー 7. サスペンションアームについているバスケッ ト用フックに集草バスケットを取り付ける。 8.
7. 必要に応じて、残りのカッティングユニット にも2から6までの作業を行う。 リール回転速度の設定を行う 1 一定で、クオリティの高いカットを行い、均一な刈 り上がり(見栄え)を作るには、リール速度コント ロール(運転席左側のカバーの下にあるマニホル ドブロックについている)を正しく設定しておく 必要があります。 調整は以下の手順で行います: 1. カッティングユニットを希望の刈高にセット する。 2. 刈り込み条件に最も適した刈り込み速度を決 める。 3. g014623 図 39 リールの刃数(5, 8, 11, 14)合ったグラフ (図 38 を参照)を利用して、希望する刈高に 合ったリール回転速度を探し出します。 1.
グリーンから退避してください。そして安全 な場所に停止して原因を確かめてください。 距離を一定に保って走るためには、車体前方 1.8 から 3 m のところに視線を置いて、刈り 込み済みの済んでいる列にラインを合わせるよ うにするのがコツです(図 40)。ハンドルを 目印にして距離を合わせても良いでしょう。 その場合、ハンドルの縁と本機前方の目標ラ インとを重ねて見ながら運転します(図 40)。 4. 集草バスケットの先端がグリーンの縁に掛 かったところで芝刈りレバーを操作します。 これによりリールの回転は停止し、カッティ ングユニットが上昇します。このタイミング が悪いとグリーンの縁を刈り込んでしまいま す。一方、グリーンの外縁を刈り残しすぎる と後の作業が多くなりますので、程よいタイ ミングを体得してください。 5.
緊急時の牽引について 緊急時には牽引や手押しでの移動が可能です(移動 距離は400m以内程度)。ただし、通常の移動にはこ の方法を使わないようお願いしています。 km/hと とし て く だ さ 重 要 牽 引 移 動 時 の 速 度 は 、 3-5 km/h い。これ以上の速度では駆動系に損傷を与える危険 があります。長い距離を移動しなければならない場 合にはトレーラなどを使用してください。 1. 油圧ポンプについているバイパスバルブ(図 41)の溝が「縦」になるようにバルブを回転 させる。 1 g014627 図 41 1. 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 重要 エンジンの整備に関する詳細はエンジンのオペレーターズマニュアルを参照してください。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。点火コードが点火プラ グに触れないように十分離しておくこと。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットのトルクを点検する。 使用開始後最初の 8 時間 • ホイールナットのトルクを点検する。 使用開始後最初の 25 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 使用開始後最初の 50 時間 • 油圧フィルタを交換する。 • エンジンの回転数を点検する(アイドル回転とフルスロットル)。 使用するごとまたは毎日 • • • • • • エンジンオイルの量を点検する。 油圧オイルの量を点検してください。 リールとベッドナイフの摺り合わせを点検する。 インタロックシステムを点検する。 作業後の洗浄と点検 油圧ラインとホースを点検する。
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 インタロックの動作を点検す る。 計器類の動作 リークディテクタの作動確認 ブレーキの動作を確認する。 燃料残量 油圧オイルの量 エンジンオイルの量を点検す る。 冷却フィンの汚れを落とす。 エンジンのエアフィルタとプレ クリーナの点検 エンジンからの異常音 リールとベッドナイフの摺り合 わせを点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 刈高の調整具合を点検する。 塗装傷のタッチアップ修理を 行う。 要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 32 記事 土 日
エンジンの整備 エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—エアクリーナのスポン ジ製フィルタの整備を行う(悪条 件下ではより頻繁に)。 100運転時間ごと—エアクリーナのカートリッジ の整備を行う(悪条件下ではより頻繁に)。 1. ロック用クリップを取り、エアクリーナカバー (図 42)を外す。カバーを丁寧に清掃する。 図 43 1. 2. 3. 5. スポンジ、ペーパーエレメント、カバーを元 通りに取り付ける。 重要 エレメントを外したままでエンジンを運 転しないこと。エンジンに大きな損傷が起き る場合があります。 エンジンオイルとフィルタの交換 エレメントをエアクリーナに固定している蝶 ナットを外す。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 25 時間—エンジンオ イルとフィルタの交換を行う。 スポンジ(図 43)を点検し、汚れていれば ペーパーエレメントから外す。以下の要領で 丁寧に清掃してください: スポンジを温水と液体洗剤で押し洗いす る。絞るとスポンジが破れるので押し洗 いで汚れを落とす。 B.
2. オイルフィルタ(図 44)を外す。新しいフィ ルタのガスケットに薄くエンジンオイルを塗 る。 燃料系統の整備 3. ガスケットがアダプタに当たるまで手でねじ 込み、そこから更に 1/2-3/4 回転増し締めす 締め す ぎ な い よ う に 注 意 す る こ と 。 る。締 燃料フィルタの交換 4. 5. 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと (燃料の流れが悪い 場合には交換する。) クランクケースにオイルを入れる; エンジン オイルを点検する (ページ 21)を参照。 燃料フィルタはインラインタイプで、燃料タンク とキャブレタの間にあります(図 46)。フィル タに付いている矢印をエンジンの方に向けて取り 付けてください。 使用済みオイルは適切に処分する。 点火プラグの交換 危険 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質であ る。発火したり爆発したりすると、やけどや火 災などを引き起こす。 エアギャップを 0.
電気系統の整備 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。 バッテリーの整備 バッテリーの電解液は常に正しいレベルに維持し、 バッテリー上部を常にきれいにしておいてくださ い。涼しい場所にマシンを格納しておくとバッテ リーを長持ちさせることができます。 電解液の量は50運転時間ごとに点検します。格納中 は30日ごとに点検します。 ヒューズの整備 危険 電解液には触れると火傷を起こす劇薬である 硫酸が含まれている。 ヒューズは座席下にあります(図 47)。 • 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮 膚や目や衣服に付けないよう十分注意する こと。安全ゴーグルとゴム手袋で目と手を 保護すること。 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、 必ず十分な量の真水を用意しておくこと。 各セルへは、蒸留水またはミネラルを含まない水を 適正レベルまで補給してください。但し、電解液の 量が、各セルの内側につ
走行系統の整備 移動走行速度の調整 トランスミッションのニュートラル 調整 最高速度が出せるように調整する 走行ペダルは最高速度を出せるように出荷時に調 整されていますが、一杯に踏んでいるのにペダル ストップに当たらないようになったら調整が必要 です。また、最高速度を下げたい場合にも調整を 行います。 走行ペダルがニュートラル位置にあるのに機体が 動き出す場合にはトランスミッションの調整が必 要です。 1. モードレバーを「移動走行」位置にセットし、ペダ ルを一杯に踏み込めば最高速度となります。ケーブ ルに張力が掛かる前にペダルがストップ(図 49) に当たる場合には調整が必要です。 どちらか一方の前輪を浮かして機体を支える。 注 注: 3 輪駆動キット装着車の場合には後輪 も浮かせてください。 2. エンジンを始動し、スロットルをSLOW にセッ ト、浮いている前輪が回転していることを確 認する。 1. モードレバーを「移動走行」位置にセットし、 ペダルストップを固定しているロックナット をゆるめる(図 49)。 3. エンジンを止め、以下の手順で調整する: 2.
ブレーキの整備 芝刈り速度の調整 出荷時に調整されていますが、速度を変えたい場合 には調整してください。 1. トラニオンボルトのジャムナットをゆるめる (図 50)。 2. ロック&芝刈ブラケットをペダルピボットに 固定しているナットをゆるめる。 ブレーキの調整 駐車中にブレーキが十分に利かずに車両が動いてし まう場合には、ブレーキドラムの近くにあるバル クヘッド・フィッティングで調整を行うことがで きます;さらに詳しいことについては弊社代理店 に問い合わせるか サービスマニュアル を参照し てください。 注 一年に一度、ブレーキの慣らし掛けを行ってくだ さい;「慣らし運転期間」の項をご覧ください。 2 1 3 g014625 図 50 1. 2. ジャムナット ナット 3. トラニオンボルト 3. 刈り込み速度を遅くするには、トラニオンボ ルトを右に回し、速くするには左に回す。 4.
油圧系統の整備 油圧ラインとホースの点検 警告 油圧オイルとフィルタの交換 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 800運転時間ごと • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を 洗浄する必要がありますのでトロ代理店にご連絡く ださい。汚染されたオイルは乳液状になったり黒ず んだ色なったりします。 1.
カッティングユニットの保守 リールのバックラップ 1 警告 バックラップ中にリールに触れると大けがをす る。 • リールその他の可動部に手指、足、衣類等 を近づけないよう注意すること。 • エンジンが動いている間は、止まったリー ルを絶対に手や足で回そうとしないこと。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニット を降下させ、エンジンを停止し、駐車ブレー キを掛ける。 2. 運転席左側のプラスチック製カバーを取り外 す。 3. 各カッティングユニットのリールと下刃をバッ クラップ用に設定する; カッティングユニッ トのオペレーターズマニュアル を参照。 g014623 図 53 1. 7. 機能コントロールレバーをニュートラル位置に して、昇降刈り込みコントロールを前に倒す とリールが回転してバックラップが始まる。 8. 長い柄のブラシを使ってラッピングコンパウ ンドを塗布しながらラッピングを続ける。柄 の短いブラシは絶対に使用しないこと。 9. リールが停止したり回転にムラがある場合は、 速度設定を上げて回転を安定させてからもと の速度(或いは希望速度)に戻す。 10.
診断システム 注 最も新しい 3 つの不具合のみが記憶されて います。 エラーコードの一覧表は、弊社代理店にて入手くだ さるか サービスマニュアル をご覧ください。 故障表示ランプが点灯した場合 処置 機械に異常が検知されると故障表示ランプが点灯し ます。万一このランプが点灯したら、機械を診断 モードにセットし、内部コンピュータが発する診断 コードを読み取ることによって故障内容を知ること ができます。診断モードで内部コンピュータが発す る診断コード(エラーコード)、故障表示ランプの 点滅回数で表され、この回数を代理店にお知らせい ただくことにより、迅速な対応が可能となります。 注 故障診断モードではエンジンを始動することは できません。 故障診断モードに入るには 1. エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、キー を OFF 位置にする。 2. 機能コントロールレバーを「移動走行」位置 にする。 3. バックラップ・レバーが通常回転(F)にセッ トされていることを確認する。 4. 運転席から降りる。 5. カッティングユニット操作レバーを上昇位置 に保持する。 6.
保管 長期間にわたって保管する場合には以下のような 作業を行ってください: 1. 機体からゴミや刈りカスをきれいに取り除 く。必要に応じてリールやベッドナイフの研 磨を行う( カッティングユニットのオペレー ターズマニュアル を参照のこと)。ベッドナ イフやリールの刃にはさび止めを塗布する。 グリスアップと機体各部の潤滑を行う;「潤 滑」のページを参照。 2. タイヤに重量がかからないように完全にブ ロックする。 3. 油圧オイルとフィルタを交換する。油圧ライ ンやフィッティングを注意深く点検し、必要 に応じて交換する; 「油圧オイルとフィル タの交換」および「油圧ラインとホースの点 検」を参照のこと。 4. 燃料タンクから燃料を抜き取る。エンジンを 始動し、燃料切れで自然に停止させる。燃料 フィルタを交換する;「燃料フィルタの交 換」を参照のこと。 5. エンジンがまだ暖かいうちに、エンジンオイル を抜き取る。新しいオイルに交換する;「エ ンジンオイルとフィルタの交換」を参照。 6.
図面 G014795 電 気 回 路 図 (Rev.
G020720 油 圧 回 路 図 (Rev.
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての 製品に適用されます(エアレータに関する保証については該当製品の保証 書をご覧下さい)。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で 「製品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、 運賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店(ディ ストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連絡をして頂くことが必 要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある 場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial