Form No. 3366-529 Rev C Greensmaster ® 3400 シ リ ー ズ TriFlex™ ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト 用 04520— —シ リ ア ル 番 号 311000001 以 上 モ デ ル 番 号 04520 g014597 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 ディーゼルエンジンの排気やその成分はカ リフォルニア州では発ガン性や先天性異常 を引き起こす物質とされています。 1 重要 このエンジンにはスパーク・アレスタが装 着されていません。カリフォルニア州の森林地 帯・潅木地帯・草地などでこの機械を使用する 場合には、法令によりスパーク・アレスタの装 着が義務づけられています。他の国や地域にお いても、法令によりスパーク・アレスタの装着 が義務づけられている場合があります。 g014685 図1 1.
目次 移動のための運転 ....................34 作業後の洗浄と点検 ..................34 緊急時の牽引移動 ....................34 保守 ...................................35 推奨される定期整備作業 ................35 始業点検表 .........................36 エンジンの整備 .......................37 エア・クリーナの整備 ................37 エンジンオイルとフィルタの交 換 ...............................37 燃料系統の整備 .......................38 燃料フィルタ・水セパレータ ............38 燃料ラインとその接続 ................39 電気系統の整備 .......................39 バッテリーの整備 ....................39 バッテリーの保管 ....................
安全について ◊ タイヤグリップの不足; ◊ 速度の出しすぎ; CEN安 安全 規 格 EN836: 1997 1997、 、ISO ISO規 規 こ の 機 械 は CEN 1990お およ び ANSI ANSI規 規格 B71.4-2004 B71.4-2004に に適 格 5395: 1990 合する製品として製造されています(ただし 後 輪 に 31.
運転操作 • 有毒な一酸化炭素ガスが溜まるような閉め 切った場所ではエンジンを運転しないでく ださい。 • 作業は日中または十分な照明のもとで行っ てください。 • エンジンを掛ける前には、アタッチメン トのクラッチをすべて外し、ギアシフトを ニュートラルにし、駐車ブレーキを掛けてく ださい。 • 「安全な斜面」はあり得ません。芝生の斜 面での作業には特に注意が必要です。転倒 を防ぐため: – 斜面では急停止・急発進しない。 – 斜面の走行や小さな旋回は低速で。 – 隆起や穴、隠れた障害物がないか常に 注意すること。 – 斜面を横切りながらの作業は、そのよう な作業のために設計された芝刈機以外で は絶対行わないこと。 • 隠れて見えない穴や障害物に常に警戒を怠 らないようにしましょう。 • 道路付近で作業するときや道路を横断する ときは通行に注意しましょう。 • 移動走行を行うときはリールの回転を止め てください。 • アタッチメントを使用するときは、排出方 向に気を付け、人に向けないようにしてく ださい。また作業中は機械に人を近づけな いでください。 • ガードが破損したり、正しく取り付けられて いない状態
安全にお使いいただくために: Toro か ら の お 願 い • 磨耗したり破損したりしている部品は安全 のために交換してください。 • グラスキャッチャーは傷や破損が出やすい ので、こまめに点検してください。 以下の注意事項は ANSI 規格には含まれていま せんが、Toro の芝刈り機を安全に使用していた だくために必ずお守りいただきたい事項です。 • 各部品、特に油圧関連部が良好な状態にあ るか点検を怠らないでください。消耗したり 破損した部品やステッカーは安全のため早期 に交換してください。 この機械は手足を切断したり物をはね飛ばした りする能力があります。重傷事故や死亡事故を 防ぐため、注意事項を厳守してください。 • 燃料タンクの清掃などが必要になった場合 は屋外で作業を行ってください。 この機械は本来の目的から外れた使用をすると ユーザーや周囲の人間に危険な場合がありま す。 • 機械の調整中に指などを挟まれないように 十分注意してください。 • 複数のリールを持つ機械では、1つのリー ルを回転させると他のリールも回転する場合 がありますから注意してください。 運転中に • エ
保守整備と格納保管 – 下り坂ではブレーキを併用して十分に減 速し、確実な車両制御を行うこと。 • 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検し てください。油圧を掛ける前に、油圧ライン の接続やホースの状態を確認してください。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作 動油が高圧で噴出していますから、手など を近づけないでください。リークの点検に は新聞紙やボール紙を使い、絶対に手を直 接差し入れたりしないでください。高圧で 噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重 大な損傷を引き起こします。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエン ジンを停止し、カッティングユニットを下 降させてシステム内部の圧力を完全に解放 してください。 • 燃料ラインにゆるみや磨耗がないか定期的 に点検してください。必要に応じて締め付 けや修理交換してください。 • エンジンを回転させながら調整を行わなけれ ばならない時は、手足や頭や衣服をカッティ ングユニットや可動部に近づけないように十 分ご注意ください。特にエンジン側面の回転 スクリーンに注意してください。また、無用 の人間を近づけないようにしてください。 • Toro正規代
不確定値(K) = 0.25 m/s2 います; ただしこの数値には不確定値(K)1 dBA が含まれています。 実測は、EC規則 836 に定める手順に則って実 施されています。 音圧レベルの確認は、EC規則 836 に定める手 順に則って実施されています。 全身 振動レベル 振動レベルの実測値 = 0.41 m/s2 腕および手 不確定値(K) = 0.21 m/s2 右手の振動レベルの実測値 = 0.31 m/s2 実測は、EC規則 836 に定める手順に則って実 施されています。 左手の振動レベルの実測値 = 0.49 m/s2 安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 115-8155 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと;始動補助剤を 使用しないこと。 115-8156 1. リール高さ 2. 5 枚刃カッティングユニット 3. 8 枚刃カッティングユニット 5. 14 枚刃カッティングユニット 7. 低速 4.
117–9536 115-8201 1. ヒューズについては オペレーターズマニュアル を読むこと。 115-8203 1. ヒューズについては オペ レーターズマニュアル を読 2. ラジエター・ファン:50 A むこと。 117–2718 9 1. 警告: 聴覚保護具を着用のこと。 2. 警告:オペレーターズマニュアル を読むこと; 必ず講習を受け てから運転すること。 3. 手や足のけがや切断の危険: 可動部に近づかないこと; す べてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 4. 転倒する危険:旋回開始前に十分に速度を落とすこと; 高 速でターンしないこと。 5. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 6.
117–9537 CE 諸 国 で 117-9536 に 代 え て 使 用 す る . * この安全ステッカーには、ヨーロッパの芝刈り機安全規格 EN 836:1997 に 適合するために必要な、斜面での運転に関する注意事項が記載されています。この 機械を使用できる法面の最大斜度についての既述と規制はこの規格に基づいて行 われております。 1. 警告: 聴覚保護具を着用のこと。 2. 警告:オペレーターズマニュアル を読むこと; 必ず講習を受け てから運転すること。 3. 手や足のけがや切断の危険: 可動部に近づかないこと; す べてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 4. 転倒の危険:傾斜が15度以上の斜面に乗り入れないこと。 5. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 6.
9-1657 1. 2. スロットル: 高速 スロットル: 無段階調整 4. 5. リール下降して回転。 リール上昇 7. 8. 移動走行位置 刈り込み位置 3. スロットル: 低速 6. モード・レバー 9. ニュートラル: バックラップ時の設定位置 119-1658 1. 整備作業を始める前にオペレーターズマニュアルを読むこと。 2. エンジン・オイル圧警告灯 119-1688 1. チョーク 3. エンジン: 予熱, ON 2. エンジン: 始動 4.
119-9343 バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 119-9346 1. ペダルを踏むとロック解除 2. さらに詳しい情報について は オペレーターズマニュア ル を読むこと。 1. 爆発の危険 6. バッテリーに人を近づけな いこと。 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 7. 保護メガネ等着用のこと: 爆発性ガスにつき失明等 の危険あり。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 9. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. オペレーターズマニュアル 10.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 1 ROPS バー ボルト(1/2 x 3-3/4 インチ) フランジ・ナット(1/2 インチ) 1 4 4 ROPSを取り付けます。 2 シート・キット 1 運転席をベースに取り付けます。 3 ハンドル ロックナット(1-1/2 インチ) ワッシャ ハンドルのキャップ 1 1 1 1 ハンドルを取り付ける 必要なパーツはありません。 – バッテリー液を入れて充電する 必要なパーツはありません。 – 集草バスケット用フック フランジ・ボルト ゲージバー カッティングユニット(モデル 04613, 04614 または 04615) 集草バスケット 6 12 1 4 5 6 7 3 集草バスケット用フックを取り付けます。 カッティングユニットを取り付けます。 3 8 ウェイト・キット 121-6665(別途購入のこ と)3輪駆動キットを取り付けている場合に は必要ありません。 1 後部ウェイトを取り付けます。 9 警告ステッカー 117-9537
1 2 ROPSを を取 り 付 け る ROPS 運転席を取り付ける この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 1 1 ROPS バー 4 ボルト(1/2 x 3-3/4 インチ) 4 フランジ・ナット(1/2 インチ) シート・キット 手順 弊社代理店から、お好みの運転席キットを購入 し、その説明書にしたがって取り付けを行っ てください。 手順 1. 出荷用クレートから上部サポートを外す。 2. クレートからROPSを取り出す。 3 3. 機体の左右にあるポケットに ROPS を差し 込み、ボルト(1/2 x 3-3/4 インチ)4本と フランジ・ナット4本(1/2 インチ)で固定 する(図 3)。 ハンドルを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 1 ハンドル 1 ロックナット(1-1/2 インチ) 1 ワッシャ 1 ハンドルのキャップ 手順 1. ハンドルをステアリング シャフトにはめ込 む (図 4)。 2 3 4 3 2 1 g014601 図3 1. ROPS バー 2. 3.
3. ジャムナットでハンドルを固定し、2.8~3.6 kg.mに トルク締めする(図 4)。 4. キャップを取り付け、ねじで固定する (図 4)。 4 バッテリー液を入れて充電する 必要なパーツはありません。 図6 1. 手順 バッテリーに補給する電解液は必ず比重 1.265 のものを使用してください。 電解液 4. 電極板が液を吸収するまで20~30分間程度 待つ。必要に応じて、電極板が6mm程度水没 するぐらいに電解液を補充する(図 6)。 1. 固定具とバッテリー・クランプを外してバッ テリーを取り出す。 警告 重要 機体にバッテリーを載せたままで電解 液を入れないでください。電解液がこぼれ た場合、機体が激しく腐食します。 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火 気を近づけない。 2. バッテリーの上部をきれいに拭い、キャッ プを取り外す (図 5)。 5. 充電器に接続し、充電電流を 2~4 A にセッ トする。液温 16°Cのときの電解液の比重 が 1.
警告 バッテリーの端子に金属製品やトラクタの 金属部分が触れるとショートを起こして火 花が発生する。それによって水素ガスが爆 発を起こし人身事故に至る恐れがある。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行う ときには、端子と金属部を接触させない ように注意する。 • バッテリーの端子と金属を接触させな い。 図7 警告 バッテリーの電解液充填と初期充電を適切 な方法で行わないと、バッテリーからガス が発生したり、バッテリーの寿命が短く なったりする。 1. マイナス(-) 2. プラス(+) 5 7. バッテリー・トレイの上にバッテリーを置 き、先ほど取り外したクランプと固定具で固 定する。 オイル・クーラ(オプション) 必要なパーツはありません。 8.
2 2 1 g014596 図9 図8 1. フランジ・ボルト 2. 集草バスケット用フック 3. 1. サスペンション・アームの バー カッティングユニットを取り付ける この作業に必要なパーツ ゲージバー 3 カッティングユニット(モデル 04613, 04614 または 04615) 3 集草バスケット 2. ベッドバー調整ネジ(2) 注 どのカッティングユニットも、カウンタ・ ウェイトを右側に、そしてリール・モータと駆 動カップラを左側に取り付けて出荷していま す。 1. 駆動カップラの内側面にグリスを塗る。 2. カッティングユニットの前ローラはオプショ ンなので出荷時に取り付けられていない。 ローラ(モデル No. 04625, 04626 または 04627)を代理店から購入する。 ローラに 付属の説明書に従い、カッティングユニッ トの付属部品を使って、ローラをカッティ ングユニットに取り付ける。 3.
左右から「カチッ」というロック音が聞こえ るまで押し下げる(図 13)。 5. サスペンション・アームのバーについて いるラッチを上向き(開いた状態)にして (図 11)、サスペンション・アームを押し下 げて、バーを、カッティングユニットのバー の上に被せるようにする(図 12)。 1 2 3 4 23 g014609 図 11 1. 2. ラッチ:閉じた位置 サスペンション・アームの バー 3. 1 ラッチ:開いた位置 1 2 g014690 図 13 1. リール・モータ 3. 差し込み穴 2. スプライン・シャフト 4. モータ固定バー g01461 1 図 12 1. サスペンション・アームの バー 2. 9. サスペンション・アームについているバス ケット用フックに集草バスケットを取り付 ける。 カッティングユニットのバー 10.残りのカッティングユニットにも同作業を 行う。 6.
製品の概要 8 後部ウェイトを取り付ける 4 2 この作業に必要なパーツ 1 5 3 ウェイト・キット 121-6665(別途購入のこと)33輪 駆 動 キ ッ トを取り付けている場合には必要ありません。 1 6 手順 7 本機は、ウェイト・キット 119-7129 を取り付 けることにより、ANSI B71.4-2004 および EN 836 規格 に適合します。 9 図 14 EU 用 ス テ ッ カ ー を 貼 り 付 け る 1. エンジン 2. ROPS バー この作業に必要なパーツ 1 8 g014674 3. 4. 警告ステッカー 117-9537 コントロール・パネル 運転席 5. ハンドル 6. 7. 走行ペダル フット・レスト 8.
注 スロットル・コントロールでエンジンを停止 させることはできません。 2 3 1 1 2 4 3 9 7 8 g014603 図 15 1. 走行ペダル:前進用 2. 走行ペダル:後退用 3. ステアリング・アーム・ロッ ク・ベダル 5 6 g014599 図 17 1. スロットルコントロール 6. バッテリー警告ランプ 2. ジョイスティック(カッティン グユニット操作レバー) 7. 整備時期表示ランプ 3. モードレバー 8. 9. グロー・プラグ・インジケータ 冷却水温警告灯 4. 始動スイッチ 5.
ます。エンジンが始動したらキーから手を放す と、キーは自動的に「ON」位置に動きます。エ ンジンを停止するときは、キーを左に回して 「OFF」位置にします。 バッテリー警告ランプ このランプ(図 17)は、バッテリーのチャー ジが低下すると点灯します。 エンジン・オイル圧警告灯 エンジン・オイル圧力ランプ(図 17)はエンジ ンオイルの圧力が異常に低下すると点灯しま す。 1 冷却水温警告灯 g014600 エンジンの冷却液の温度が異常に高くなるとエ ンジン冷却水ランプ(図 17)が点灯し、エン ジンは自動的に停止します。万一このようにし てエンジンが停止した場合には、エンジンを再 始動すれば10秒間だけ運転することができます から、この間に適当な場所まで機体を移動させ てください。 図 18 1.
リール回転速度コントロールと連動し、リール をバックラップするときに使用します。 1 1 2 g014620 図 20 1. バックラップ・レバー:刈り 込み位置 2. バックラップ・レバー:バッ クラップ位置 g014628 リール速度コントロール 図 22 運転席左のプラスチック製カバーの下にありま す。リール速度コントロール(図 21)は、リー ルの回転速度(rpm)を調整します。 1. 座席調整レバー 燃料バルブ 格納時やトレーラなどで長距離を輸送する場合 には、運転席下の燃料タンク下部にある燃料バ ルブ(図 23)と閉じてください。 1 1 g014623 図 21 1. リール速度コントロール 座席調整レバー 運転席の右前角部にあり(図 22)、運転席の 前後位置の調整を行うことができます。 g01462 6 図 23 注 座席の位置の調整範囲が足りない場合には、 座席をベースに固定しているボルト 4 本を外 して、さらに前または後ろの取り付け穴に座席 を取り付け直してください。 1.
仕様 運転操作 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあ ります。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 刈幅 151 cm ホイール・トレッド 128 cm ホイールベース 123 cm 全長(バスケットを含む) 249 cm 全幅 179 cm 全高 205 cm 純重量(11 枚刃ユニット搭載時) 安全第一 このマニュアルに掲載されている安全上の注 意事項をきちんと読んでください。オペレー タや周囲の人を事故から守る重要な情報が掲 載されています。 目、耳、手足などに対する防護を行うことをお 奨めします。 注意 696 kg この機械の運転音は、オペレータの耳の位置 で 85 dBA と な り 、 長 時 間 使 用 し つ づ け る と 聴 覚に障害を起こす可能性がある。 アタッチメントやアクセサリ メーカーが認定する Toro 様々なアタッチメン トやアクセサリでお仕事の幅をさらに広げてく ださい。アタッチメントやアクセサリについて の情報は、 正規ディーラー またはディストリ ビュータへ。インターネット www.Toro.
1. 平らな場所に駐車する。 1 2. ディップスティックを抜き、ウェスで一度き れいに拭く(図 25)。ディップスティック を、首の根元までもう一度しっかりと差し 込む。首から引き抜いて油量を点検する。 油量が足りなければ、バルブ・カバーにつ いている補給口のキャップを取り、ディッ プスティックの FULLマークまで ゆ っ く り と 補給する。補給するときは、ディップス ティックで確認しながら少量ずつ入れてく 入れ す ぎ な い こ と 。 ださい。入 2 重要 エンジン・オイルを補給するときには、 ディップスティックを抜いておいてくださ い。Wエンジン・オイルを補給する時には、 24に に 補 給 口 と ジ ョ ウ ゴ な ど の 間 に 必 ず 図 24 示すようなすき間が必要です。これは補給 の際に通気を確保し、オイルがブリーザ内 部に侵入しないようにするためです。 g014618 図 25 1. 給油口キャップ 2. ディップスティック 3. ディップスティックを元通りに取り付ける。 4.
気温が -7℃ 以上の季節には夏用燃料を使用す る方が、燃料ポンプの寿命を延ばし、冬用燃料 に比べて出力もアップします。 危険 燃料は非常に引火・爆発しやすい物質である。 発火したり爆発したりすると、やけどや火災 などを引き起こす。 危険 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 軽油は条件次第で簡単に引火・爆発する。発火 したり爆発したりすると、やけどや火災など を引き起こす。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 25 mm 程 度 下 ま で とする。これは、温度が上昇して燃料は膨 張したときにあふれないように空間を確 保するためである。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた 状態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 6 ~ 13mm 下 ま で と する。これは、温度が上昇して燃料が膨張 したときにあふれないように空間を確保す るためである。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎 を絶対に近づけない。
ラジエターの冷却液はは水とエチレングリコー ル不凍液の50/50 混合液です。毎日の作業前、 エンジンを始動する前に冷却液の量を点検し てください。 注意 1 エンジン停止直後にラジエターのキャップを 開けると、高温高圧の冷却液が吹き出してや けどを負う恐れがある。 • エンジン回転中はラジエターのふたを開け ないこと。 • キャップを開けるときはウェスなどを使 い、高温の水蒸気を逃がしながらゆっくり と開けること。 g014612 1. 平らな場所に駐車する。 図 26 1. 2. 冷却液の量を点検する(図 28)。エンジ ンが冷えている状態で、補助タンク側面に ついている 2 本のマークの間にあれば適 正である。 燃料タンクのキャップ 2. 燃料タンクのキャップを取る。 3. 給油は燃料タンクの首の根元から 6-13 mm 入れ す ぎ な い こ と 。 給 程度下までとする。入 油が終わったらキャップを締める。 4. こぼれた燃料はふき取る。 冷却系統を点検する 冷却システムの容量はおよそ 4.
には、以下の説明に従って適切なオイルを補 給してください: いいただくと便利です。1瓶で15~22 リットル のオイルに使用できます。パーツ番号は P/N この 着 色 44-2500。ご注文は Toro 代理店へ。こ 剤は、生分解オイルには使用できません。 推奨される油圧オイル 重要 使用する油圧オイルの種類に関わりな く、フェアウェイの刈り込み、バーチカット 29℃を を超 え る 作 業 な ど 、 あ る い は 外 気 温 度 が 29℃ ような高温地域で使用する場合には、油圧オ 117-9314) )を 取 り イ ル ・ ク ー ラ ・ キ ッ ト ( P/N 117-9314 付けてください。 油圧オイル・タンクに約 20,8 リットルのオイル 初め て の 運 転 の 前 を満たして出荷しています。初 に必ず油量を確認し、その後は毎日点検してく ださい。推奨オイルの銘柄を以下に示します: Toroオ オー ル シ ー ズ ン 用 プ レ ミ ア ム 油 圧 オ イ ル を販売していま Toro す(19 リットル缶または 208 リットル缶)。パーツカタログまた はToro代理店でパ
異物を流し出す(図 30)。終了したらプ ラグを締める。 ト」の「リールとベッドナイフの摺り合わせ の調整」の項を参照。 注 内部に溜まっている水は軽油と混合して 出てきますので、容器に受けて適切に処分 してください。 慣らし運転期間 慣らし運転期間中のエンジンのオイル交換や保 守についてはエンジンマニュアルをご覧くだ さい。 運転開始直後の8 時間を試運転期間とします。 この期間中の取り扱いは、本機のその後の信頼 性を確保する上で非常に重要ですから、各機能 や動作を入念に観察し、小さな異常でも早期に 発見・解決しておいてください。また、この 期間中はオイル漏れや部品のゆるみの点検を 頻繁におこなってください。 1 2 ブレーキの性能を最大限に発揮させるために、 実際の使用前にブレーキの「慣らし掛け」をし ておいてください。まずブレーキを十分に掛け た状態から、本機を芝刈り速度で運転し、臭 いがするまでブレーキを加熱させます。この 後、必要に応じてブレーキを調整(33 ページ 参照)してください。 g014720 図 30 1. 燃料フィルタ 2.
60秒 秒間 の 休 止 時 間 を と っ て で 使 用 し た ら 、 60 ください。 6. エンジン始動後は数分間のウォームアッ プを行う。 以下の要領で、毎日インタロックの動作を確 認してください: 1. 着席し、走行ペダル「ニュートラル」位 置、モードレバー「 ニュートラル」位置、 駐車ブレーキが掛かっていることを確認す る。この状態で走行ペダルを踏んでみる。 インタロックによりペダルが動かないのが 正常。動くのはインタロックの故障である から直ちに修理する。 重要 エンジンを初めて始動した時、エンジ ンのオーバーホールを行った後などは、1~ 2分間の時間を取って前進および後退走行 の確認を行う。ハンドルを左右一杯に切っ て応答を確認する。そして、エンジンを停 止させ(「エンジンの始動と停止」の「停 止」の項を参照)、すべての部分が完全に 停止するのを待つ。オイル漏れや各部のゆ るみなどの異常がないか点検する。 2.
カッティングユニットの取り付け と取り外し カッティングユニットを取り付ける 1. フット・レストを跳ね上げて開き、中央 カッティングユニット取り付け位置へのア クセスを確保する(図 31)。 1 注意 2 フット・レストが閉じると、指を挟まれ る恐れがある。 開いているフット・レストが急に閉じて、 指が挟まれないように注意すること。 g01461 1 図 33 2 1. サスペンション・アームの バー 2. カッティングユニットのバー 4. ラッチを下げて閉じるとカッティングユ ニットのバーがロックされてユニットが アームにセットされる(図 32)。 1. 注 ラッチが正しくロックされると、「カ チッ」という音が聞こえます。 g014602 1 図 31 フットレスト: 閉じた状態 2. 5. カッティングユニット用モータのスプラ イン・シャフトにきれいなグリスを塗りつ ける(図 34)。 フットレスト: 開いた状態 2. 中央サスペンション・アームの下にカッ ティングユニットを置く。 6.
4 23 2 1 1 g014605 図 35 1. リール・モータ 2. モータ固定バー 3. 外したモータは、サスペンション・アー ムの前部にある一時保管位置にセットして おく(図 36)。 g014690 図 34 g014608 1. リール・モータ 3. 差し込み穴 2. スプライン・シャフト 4. モータ固定バー 図 36 注 カッティングユニットの整備(研磨、刈 高調整など)を行う場合には、そのカッティ ングユニットのリール・モータを、サスペ ンション・アームの前部にある一時保管位 置にセットしておくと、誤って破損させる などの事故を防止することができます。 7. サスペンション・アームについているバ スケット用フックに集草バスケットを取り 付ける。 8.
6. サスペンション・アームの下からカッティ ングユニットを引き出す。 7. 必要に応じて、残りのカッティングユニッ トにも2から6までの作業を行う。 1 リール回転速度の設定を行う 一定で、クオリティの高いカットを行い、均一 な刈り上がり(見栄え)を作るには、リール速 度コントロール(運転席左側のカバーの下にあ るマニホルド・ブロックについている)を正し く設定しておく必要があります。 調整は以下の手順で行います: 1. カッティングユニットを希望の刈高にセッ トする。 g014623 図 38 2. 刈り込み条件に最も適した刈り込み速度 を決める。 1. 3. リールの刃数(5, 8, 11, 14)合ったグラフ (図 37 を参照)を利用して、希望する刈高 に合ったリール回転速度を探し出します。 リール速度コントロール 注 リール速度の設定は、ターフの実情に合 わせて増減してかまいません。 芝刈り用マークの作成 芝刈り作業時に列を揃えやすいように、#2, #3集草バスケットに以下のようなマークを 入れておきます: 1. 各集草箱の外側端から約13cmを測る。 2.
トレーニング期間 実際にグリーンの芝刈りを始める前に安全な場 所で運転操作に十分慣れておいてください。特 に機械の始動、停止、カッティングユニットの 昇降動作、旋回などに習熟してください。運転 技術に自信が生まれれば、機械の性能を十分に 生かして頂くことができます。 芝刈り作業の前に グリーンに異物が落ちていないことを確認し、 カップから旗を抜き、刈り込みの方向を決めま す。刈り込みの方向は、前回の刈り込みの方向 をもとにして決めます。いつも前回とは違う方 向から刈るようにすると、芝が一定方向に寝て しまわないのできれいに刈ることができます。 図 40 刈り込みの手順 1. シフト# 1でグリーンに入ります。グリー ンの一方の縁から刈り始め、細長いじゅう たんを敷くつもりで真っ直ぐに進んでくだ さい。このパターンで作業すると、無駄な 重なりをなくし、固結を最小限に抑えなが ら、美しい縞模様を作ることができます。 1. 目印 3. 2. 約12.7 cm 4. 1.8~3 m程度先に視線を合 わせると良い 刈り終わった側 4.
状態でグリーンの外へ出て、その後にリー ルを上昇させるようにすると、カッティン グユニットの縁にたまっていた刈りかすを グリーンに落とさずにすみます。 7. 集草箱にたまった刈りカスを出して、次 のグリーンに移動します。湿った重い刈り カスを入れたまま移動すると機体やエンジ ン、油圧系などに無理な力がかかるので避 けてください。 1 移動のための運転 カッティングユニットが一番上(移動位置)に なっていることを確認し、刈り込み/移動走行 切り替えレバーを移動走行にセットしてくださ い。下り斜面ではブレーキを使用して車両を確 実に制御してください。ラフな場所に入る時や アンジュレーションを渡る時には必ず走行速度 を落としてください。本機の車両感覚(車幅) をマスターしましょう。狭い場所での無理な 通り抜けを避けましょう。ぶつけて破損する のは時間と費用のロスです。 g014627 図 41 1. 作業後の洗浄と点検 バイパスバルブ(図はバルブが閉じた状態=バルブの溝が 水平) 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットのトルクを点検する。 使用開始後最初の 8 時間 • ホイールナットのトルクを点検する。 • オルタネータ・ベルトの張りを点検する。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 • 油圧フィルタを交換する。 • エンジンの回転数を点検する(アイドル回転とフルスロットル)。 使用するごとまたは毎日 • エンジンオイルの量を点検する。 • ラジエター・スクリーンとレジエター部分を清掃してください。 ほこりの多い環境で使用し ているときは 1 時間おきに点検してください。 • 油圧オイルの量を点検してください。 • 燃料フィルタからの水抜きを行う。 • リールとベッドナイフの摺り合わせを点検する。 • 油圧ラインとホースを点検する。 25運転時間ごと • バッテリー液の量を点検する。 (格納中は30 日ごとに点検します。) 50運転時間ごと • バッテリーケーブルの接続状態を点検する。 150運転時間ごと • エンジン
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 インタロックの動作を点検す る。 計器類の動作 ブレーキの動作 燃料フィルタ・水セパレータを 点検する。 燃料残量 エンジン・オイルの量を点検 する。 スクリーンとラジエターを清掃 する。 エア・フィルタを点検する。 エンジンからの異常音 リールとベッドナイフの摺り合 わせを点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 刈高の調整具合を点検する。 走行、ブレーキの各リンクの潤 滑を行う。 塗装傷のタッチアップ修理を 行う。 要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 36 記事 日
エンジンの整備 3.
燃料系統の整備 燃料フィルタ・水セパレータ 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと フィルタの整備 1. 燃料タンクの下にある燃料バルブ(図 45) を閉める。 1 g014615 図 44 1. オイル・フィルタ 1 3. ガスケットがアダプタに当たるまで手でねじ 込み、そこから更に 1/2~3/4 回転増し締め 締め す ぎ な い よ う に 注 意 す る こ と 。 する。締 4. クランクケースにオイルを入れ る; エンジン・オイルを点検する (ページ 23)を 参照。 5. 使用済みオイルフィルタと燃料フィルタは 適切に処分する。 g01462 6 図 45 1. 燃料バルブ 2. フィルタ容器(図 46)の周辺をウェスでき れいにぬぐう。 3. フィルタの下に燃料を受ける容器をおく。 4.
電気系統の整備 バッテリーの整備 警告 1 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 2 g014720 図 46 1. 燃料フィルタ・水セパレータ の容器 2. 取り扱い後は手を洗うこと。 フィルタのドレン・プラグ 電圧: 12 V、冷間クランキング電流(CCA) 530 A 5. フィルタ容器を外す(外した容器は地域の 法令などに従って処分する)。 バッテリーの電解液は常に正しいレベルに維持 し、バッテリー上部を常にきれいにしておいて ください。高温環境下で保管すると、涼しい場 所で保管した場合に比べてバッテリーは早く 放電します。 6. ガスケットがアダプタに当たるまで手でね じ込み、そこから更に 1/2~3/4 回転増し締 めする。 7.
2 警告 バッテリーの端子に金属製品やトラクタの金属 部分が触れるとショートを起こして火花が発生 する。それによって水素ガスが爆発を起こし 人身事故に至る恐れがある。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行うと きには、端子と金属部を接触させないよう に注意する。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切である とケーブルがショートを起こして火花が発生 する。それによって水素ガスが爆発を起こし 人身事故に至る恐れがある。 1 g014617 図 47 1. 端子が腐食した場合は、 ケーブルを外し(マイ ナスケーブルから先に外すこと)、クランプと 端子とを別々に磨いてください。 磨き終わっ たらケーブルをバッテリーに接続し(プラス ケーブルから先に接続すること)、端子には ワセリンを塗布してください。 ヒューズ 2.
走行系統の整備 移動走行速度の調整 トランスミッションのニュートラル 調整 走行ペダルは最高速度を出せるように出荷時に 調整されていますが、一杯に踏んでいるのにペ ダルストップに当たらないようになったら調整 が必要です。また、最高速度を下げたい場合 にも調整を行います。 走行ペダルがニュートラル位置にあるのに機体 が動き出す場合にはトランスミッションの調整 が必要です。 走行ペダルを踏み込んでみてください。ケー ブルに張力が掛かる前にペダルがストップ (図 49)に当たる場合には調整が必要です。 1. どちらか一方の前輪を浮かして機体を支え る。 注 注: 3 輪駆動キット装着車の場合には後 輪も浮かせてください。 1 2. エンジンを始動し、スロットルをSLOW に セット、浮いている前輪が回転しているこ とを確認する。 3. エンジンを止め、以下の手順で調整する: A. 偏芯ナットをハイドロスタット上部に止 めているナットをゆるめる(図 48)。 2 g015494 図 49 1. ペダル・ストップ 1.
冷却系統の整備 ラジエター・スクリーンの清掃 オーバーヒートを防止するため、ラジエターと スクリーンは常にきれいにしておいてくださ い。基本的にラジエターとスクリーンを毎日点 検し、必要であれば 1 時間ごとに清掃してく ださい。汚れやすい環境で使用している場合に はより頻繁な清掃が必要です。 1. ラジエターのスクリーンを外す(図 51)。 2 4 1 3 g014625 図 50 1. 2. ジャム・ナット ナット 3. トラニオン・ボルト 1 3. 刈り込み速度を遅くするには、トラニオン・ ボルトを右に回し、速くするには左に回す。 4. トラニオン・ボルトのジャムナット、およ びペダル・ピボットのナットを締め付けて調 整を固定する(図 50)。調整を確認し、必 要に応じて再調整する。 2 3 g01461 3 図 51 1. 蝶ボルト 3. オーバーフロー・タンク 2. ラジエター・スクリーン 4. ラジエターのキャップ 2. ファン側からラジエターをエアで吹いて汚 れを落とす。 3.
ブレーキの整備 ベルトの整備 ブレーキの調整 オルタネータ・ベルトの調整 整 備 間 隔 : 1年ごと—ブレーキの慣らし掛け 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 駐車中にブレーキが十分に利かずに車両が動い てしまう場合には、ブレーキ・ドラムの近くに あるバルクヘッド・フィッティングで調整を行 うことができます;さらに詳しいことについ ては弊社代理店に問い合わせるか サービスマ ニュアル を参照してください。 機械を正しく動作させ、無用の磨耗を防止する ために、ベルト類は正しく調整してください。 1. エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、 キーを抜き取る。 2. 2 つのプーリの中間部でベルトを親指で中く らいの力(10 kgf)で押す。 7~9 mm 程度の たわみが出るのが適正である。ベルトの張り の調整が必要な場合は、以下の手順で行う: 注 一年に一度、ブレーキの慣らし掛けを行っ てください;「慣らし運転期間」の項をご覧 ください。 3 1 2 g014755 図 52 1. 2. オルタネータのベルト:ここを押す オルタネータ 3. 調整ストラップ A.
油圧系統の整備 5. 機械を停止させ、油圧オイルの量を点検し、 必要に応じて補給する。 油圧オイルとフィルタの交換 6. 廃油は適切な方法で処理する。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 油圧ラインとホースの点検 800運転時間ごと 警告 オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全 体を洗浄する必要がありますのでトロ代理店に ご連絡ください。汚染されたオイルは乳液状に なったり黒ずんだ色なったりします。 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 1.
カッティングユニットの保守 リールのバックラップ 1 警告 バックラップ中にリールに触れると大けがをす る。 • リールその他の可動部に手指、足、衣類等 を近づけないよう注意すること。 • エンジンが動いている間は、止まったリー ルを絶対に手や足で回そうとしないこと。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを降下させ、エンジンを停止し、駐車ブ レーキを掛ける。 2. 運転席左側のプラスチック製カバーを取り 外す。 3. 各カッティングユニットのリールと下刃を バックラップ用に設定する;カッティングユ ニットのオペレーターズマニュアルを参照。 g014623 図 55 1. 7. 機能コントロール・レバーをニュートラル 位置にして、昇降刈り込みコントロールを前 に倒すとリールが回転してバックラップが 始まる。 危険 8.
診断システム – 15 というエラー・コードは #_##### – 42 というエラー・コードは ####_## 故障表示ランプが点灯した場合 処置 – 123 と い う エ ラ ー ・ コ ー ド は ############_### • 不具合が 1 つ以上ある場合には、最初のエ ラー・コードが表示された後、間隔を空け て、次のエラー・コードの上の桁の数字の 点滅が始まります。 機械に異常が検知されると故障表示ランプが点 灯します。万一このランプが点灯したら、機械 を診断モードにセットし、内部コンピュータが 発する診断コードを読み取ることによって故障 内容を知ることができます。診断モードで内部 コンピュータが発する診断コード(エラー・ コード)、故障表示ランプの点滅回数で表さ れ、この回数を代理店にお知らせいただくこと により、迅速な対応が可能となります。 注 最も新しい 3 つの不具合のみが記憶さ れています。 エラー・コードの一覧表は、弊社代理店にて 入手くださるか サービスマニュアル をご覧 ください。 注 故障診断モードではエンジンを始動するこ とはできません。 故障診断モードに入
保管 長期間にわたって保管する場合には以下のよう な作業を行ってください: 1. 機体からゴミや刈りカスをきれいに取り除 く。必要に応じてリールやベッドナイフの 研磨を行う( カッティングユニットのオペ レーターズマニュアルを参照のこと)。ベッ ドナイフやリールの刃にはさび止めを塗布 する。グリスアップと機体各部の潤滑を行 う;「潤滑」のページを参照。 2. タイヤに重量がかからないように完全にブ ロックする。 3. 油圧オイルとフィルタを交換する。 油圧ラインやフィッティングを注意 深く点検し、必要に応じて交換する; 油圧オイルとフィルタの交換 (ページ 44) と 油圧ラインとホースの点検 (ページ 44)を 参照。 4. 燃料タンクから燃料を抜き取る。エ ンジンを始動し、燃料切れで自然に 停止させる。燃料フィルタを交換す る; フィルタの整備 (ページ 38)を参照。 5. エンジンがまだ暖かいうちに、エンジンオ イルを抜き取る。新しいオイルを入れ る; エンジンオイルとフィルタの交換 (ページ 37)を 参照。 6. シリンダ、エンジン、フィン、ブロアハウ ジングなどをきれいに清掃する。 7.
図面 g014737 電 気 回 路 図 (Rev.
油 圧 回 路 図 (Rev.
メモ: 50
メモ: 51
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