Form No. 3370-449 Rev A Greensmaster ® 3320 TriFlex™ ト ラ ク ションユニット 04530— —シ リ ア ル 番 号 311000001 以 上 モ デ ル 番 号 04530 g014597 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合 証明書)をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 ディーゼルエンジンの排気やその成分はカ リフォルニア州では発ガン性や先天性異 常を引き起こす物質とされています。 1 重要 このエンジンにはスパーク・アレスタが 装着されていません。カリフォルニア州の森林 地帯・潅木地帯・草地などでこの機械を使用す る場合には、法令によりスパーク・アレスタの 装着が義務づけられています。他の国や地域に おいても、法令によりスパーク・アレスタの装 着が義務づけられている場合があります。 g014685 図1 1.
目次 緊急時の牽引について ................33 保守 ...................................35 推奨される定期整備作業 ................35 始業点検表 .........................36 潤滑 .................................37 グリスアップを行う ..................37 エンジンの整備 .......................37 エア・クリーナの整備 ................37 エンジン・オイルとフィルタの交 換 ...............................38 点火プラグの交換 ....................38 燃料系統の整備 .......................39 燃料フィルタの交換 ..................39 燃料ラインとその接続 ................39 電気系統の整備 .......................40 バッテリーの整備 ................
安全について CEN安 安全 規 格 EN836: 1997 1997、 、ISO ISO規 規 こ の 機 械 は CEN 1990お およ び ANSI ANSI規 規格 B71.4-2004 B71.4-2004に に適 格 5395: 1990 合する製品として製造されています(ただし 後 輪 に 54 kg の ウ ェ イ ト を 搭 載 す る こ と が 条件です)。 • 注 ANSI規格に適合していない他社のアタッチ メントなどを取り付けて使用すると、製品全体 として規格不適合になりますからご注意くださ い。 • • 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりする と、人身事故につながります。事故を防止する ため、以下に示す安全上の注意標識(図 2)の ついている遵守事項は必ずお守りください。こ れは「注意」、「警告」、「危険」など、人身 の安全に関わる注意事項を示しています。これ らの注意を怠ると死亡事故などの重大な人身事 故が発生することがあります。 安全な運転のために 以下の注意事項はCEN規格EN 836:1997,ISO規格 5395:1990 およびANSI規格B71.
• 必ず、安全カバーを所定の場所に正しく取 り付けて御使用ください。全部のインタロッ ク装置が装備されていること、適切に調整 されていること、そして正しく動作するこ とを確認しておきましょう。 • • エンジンのガバナの設定を変えたり、エン ジンの回転数を上げすぎたりしないでくだ さい。 • • どんな理由であれ運転席から離れる時には (刈りカスを捨てる場合でも)、必ず、平 坦な場所に停止し、カッティングユニット を降下させ、回転を止め、駐車ブレーキを 掛け、エンジンを停止させてください。 • • • 何かにぶつかったり、 機体が異常な振動をし た場合は、 直ちに作業を中止して機体を点検 してください。異常を発見したら、作業を再 開する前に修理してください。 • • • カッティングユニットに手足を近づけない でください。 • • バックするときには、足元と後方の安全に 十分な注意を払ってください。 • 運転手以外の人を乗せないこと、また、人 やペットを近づけないでください。 • 旋回するときや道路や歩道を横切るときな どは、減速し周囲に十分な注意を払ってく ださい。刈り込み中以外はリールの
この機械は本来の目的から外れた使用をする とユーザーや周囲の人間に危険な場合がありま す。 の危険がありますから手を触れないでくだ さい。 • エンジン側面にある回転スクリーンに手足や 衣服を近づけないように注意してください。 運転中に • カッティングユニットが硬いものにぶつかっ たり異常な振動をしたりした場合は、 直ちに エンジンを停止し、 機械の全動作が停止する のを待ち、 それから点検にかかってくださ い。破損したリールやベッドナイフは必ず修 理・交換してから作業を行ってください。 • エンジンの緊急停止方法に慣れておきま しょう。 • 作業には頑丈な靴を着用してください。サン ダルやテニスシューズ、スニーカーでの作 業は避けてください。安全靴と長ズボンの 着用をおすすめします。地域によってはこ れらの着用が義務付けられていますのでご 注意ください。 • 燃料の取り扱いには十分注意してください。 こぼれた燃料はふき取ってください。 • インタロックスイッチは使用前に必ず点検 してください。スイッチが故障した場合に は必ず修理してから使用してください。 • エンジンを始動する前に、運転席に座り、
• • • • • • • • 振動レベル 噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に重 大な損傷を引き起こします。 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエン ジンを停止し、カッティングユニットを下 降させてシステム内部の圧力を完全に解放 してください。 燃料ラインにゆるみや磨耗がないか定期的 に点検してください。必要に応じて締め付 けや修理交換してください。 エンジンを回転させながら調整を行わなけれ ばならない時は、手足や頭や衣服をカッティ ングユニットや可動部に近づけないように十 分ご注意ください。特にエンジン側面の回転 スクリーンに注意してください。また、無 用の人間を近づけないようにしてください。 ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を上 げないでください。Toro 正規代理店でタコ メータによるエンジン回転数検査を受け、 安全性と精度を確認しておきましょう。 エンジン・オイルを点検・補給する際には、 必ずエンジンを停止してください。 大がかりな修理が必要になった時、補助が 必要な時には Toro 正規代理店にご相談く ださい。 いつも最高の性能と安全性を確保するため に、必ず Toro To
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 115-8156 1. リール高さ 2. 5 枚刃カッティングユニット 3. 8 枚刃カッティングユニット 4. 11 枚刃カッティングユニット 5. 14 枚刃カッティングユニット 6. リール速度 7. 8. 低速 高速 115-8224 1. 2. リール速度 リール停止 3. リール回転 115-8200 1.
117–9536 117–9537 CE 諸 国 で 117–9536 に 代 え て 使 用 す る . 1. 2. 警告: 聴覚保護具を着用のこと。 警告:オペレーターズマニュアル を読むこと; 必ず講習を受け てから運転すること。 3. 手や足のけがや切断の危険: 可動部に近づかないこと; す べてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 4. 転倒する危険:旋回開始前に十分に速度を落とすこと; 高 速でターンしないこと。 5. 異物が飛び出す危険:人を近づけないこと。 6. 警告: 車両を離れるときは駐車ブレーキをロックし、エンジ ンを停止し、キーを抜くこと。 * この安全ステッカーには、ヨーロッパの芝刈り機安全規格 EN 836:1997 に適合するために必要な、斜面での運転に関する注意事項が記載されています。ここ に記載されている斜面の角度は、この規格で記述され、また要求されている控えめ な角度です。 1. 2. 警告: 聴覚保護具を着用のこと。 警告:オペレーターズマニュアル を読むこと; 必ず講習を受け てから運転すること。 3.
119-1687 1. OFF 2. ヘッドライト 3. ON 119-1658 1. 2. 整備作業を始める前にオペレーターズマニュアルを読むこと。 リークディテクタ警告ランプ 119-1688 1. チョーク 3. 2. エンジン: 始動 4.
9-9346 1. ペダルを踏むとロック解除 2. さらに詳しい情報について は オペレーターズマニュア ル を読むこと。 バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 6. 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. 4. 保護メガネ等着用のこと 9. 5. オペレーターズマニュアル 10.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 ROPS バー ボルト(1/2 x 3-3/4 インチ) フランジ・ナット(1/2 インチ) 運転席 シート用ワイヤハーネス ハンドル ロックナット(1-1/2 インチ) ワッシャ ハンドルのキャップ 1 4 4 1 1 1 1 1 1 4 5 必要なパーツはありません。 – バッテリー液を入れて充電する 必要なパーツはありません。 – オイル・クーラ(オプション)を取り付ける ます。 6 集草バスケット用フック フランジ・ボルト ゲージバー カッティングユニット(モデル 04613, 04614 または 04615) カッティングユニット上部ウェイト 六角ソケットヘッドねじ 集草バスケット ウェイト・キット, 119-7129(2輪駆動ユニッ ト用) ウェイト・キット, 120-5750(3輪駆動キット を搭載したユニット用) 6 12 1 警告ステッカー 117-9537 1 1 2 3 7 8 9 ROPSを取り付けます。 運転席をベースに取り付けます。 ハン
1 2 ROPSを を取 り 付 け る ROPS 運転席を取り付ける この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 1 ROPS バー 1 運転席 4 ボルト(1/2 x 3-3/4 インチ) 1 シート用ワイヤハーネス 4 フランジ・ナット(1/2 インチ) 手順 手順 注 運転席を前位置に取り付けたい場合、前方 の取り付け穴に取り付けると、そこから 7.6 cm の前後調整ができます;後方の取り付け穴 に取り付けると、そこから 7.6 cm の前後調整 ができます。 1. 出荷用クレートから上部サポートを外す。 2. クレートからROPSを取り出す。 3. 機体の左右にあるポケットに ROPS を差し 込み、ボルト(1/2 x 3-3/4 インチ)4本と フランジ・ナット4本(1/2 インチ)で固定 する(図 3)。 1. シートスライドを固定しているラグボルトを 外して廃棄し、出荷用のひも類を切断する。 2. 出荷用ブラケットからボルト (5/16 x 3/4 インチ) (4本)と、ワッシャを外し、ブラ ケットを廃棄する。 3.
4. 運転席の右側にあるメイン・ワイヤハーネ スのコネクタを、運転席についているワイ ヤハーネスに接続する。 4 5. 運転席のワイヤハーネスを運転席に沿って配 設(運転席を前後に移動させたときにハー ネスが挟まれないように注意)し、運転席 の底部にあるポートに接続する。 バッテリー液を入れて充電する 必要なパーツはありません。 手順 3 バッテリーに補給する電解液は必ず比重 1.265 のものを使用してください。 1. 固定具とバッテリー・クランプを外してバッ テリーを取り出す。 ハンドルを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 ロックナット(1-1/2 インチ) 1 ワッシャ 1 ハンドルのキャップ 重要 機体にバッテリーを載せたままで電解 液を入れないでください。電解液がこぼれ た場合、機体が激しく腐食します。 2. バッテリーの上部をきれいに拭い、キャッ プを取り外す (図 6)。 手順 1. ハンドルをステアリング シャフトにはめ込 む (図 5)。 4 3 2 1 図6 1. キャップ 3.
4. 電極板が液を吸収するまで20~30分間程度 待つ。必要に応じて、電極板が6mm程度水 没するぐらいに電解液を補充する(図 7)。 7. バッテリートレイの上にバッテリーを置き、 先ほど取り外したクランプと固定具で固定 する(図 8)。 警告 1 2 7 6 3 4 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火 気を近づけない。 5. 充電器に接続し、充電電流を 2~4 A にセッ トする。液温 16°Cのときの電解液の比重 が 1.250 になり、全部のセルから泡が十 分に立つようになるまで、充電電流 4A で 2時間程度、または充電電流 2A で4時間程 度、充電を行う。 6. 充電が終わったらチャージャをコンセント から抜き、バッテリー端子からはずす。 注 最初の充電以後は、バッテリー液が不足 した場合には蒸留水以外補給しないでくだ さい。この機械に使用しているバッテリー はメンテナンスフリーですので、通常は水 の補給もほとんど必要ありません。 5 g016293 図8 図はガソリンモデルです(モデルによって多少異なります)。 1. 2. 3.
5 7 オイル・クーラ(オプション)を取り 付ける カッティングユニットを取り付ける この作業に必要なパーツ 必要なパーツはありません。 手順 外気温度が29℃を超えるような高温地域や、グ リーンの刈り込み以外の作業(フェアウェイの 刈り込み、バーチカット作業など)に使用さ れる場合には、油圧オイル・クーラ・キット (P/N 119-1691)を取り付けてください。 フランジ・ボルト カッティングユニット(モデル 04613, 04614 または 04615) 3 カッティングユニット上部ウェイト 6 六角ソケットヘッドねじ 3 集草バスケット 重要 リール・モータをホルダー(保管位置)に 入れたままでサスペンションを「移動走行」位 置にしないでください。モータやホースが破損 する恐れがあります。 この作業に必要なパーツ 12 3 注 カッティングユニットの整備(研磨、刈高調 整など)を行う場合には、そのカッティングユ ニットのリール・モータを、サスペンション・ アームの前部にある一時保管位置にセットして おくと、誤って破損させるなどの事故を防止 することができます。 集草バ
6. カッティングユニットのウェイトに上部ウェ 1. カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト 給 電 イトを取り付ける;六角ソケットヘッドね 切断カップラ部を解除す る: カッティングユニット給電切断カップラ (ページじ2本を使用する(図 23) 11)。 を参照。 7. 中央カッティングユニットを取り付ける時 は、フット・レストを跳ね上げて取り付け 注意 位置へのアクセスを確保する(図 12)。 カッティングユニット給電切断カップラ部 を解除しないと、誰でもいつでもカッティ 注意 ングユニットを始動させることができ、手 フット・レストが閉じると、指を挟まれる や足に大怪我を負う危険がある。 恐れがある。 カッティングユニットの整備などを行う際 開いているフット・レストが急に閉じて、 には、必ずその前に、カッティングユニッ 指 が挟まれないように注意すること。 ト給電切断カップラ部を解除すること。 2. 駆動カップラの内側面にグリスを塗る。 3. カッティングユニットの前ローラはオプショ ンなので出荷時に取り付けられていない。 ローラ(モデル No.
図 14 1. サスペンション・アームの バー 2. カッティングユニットのバー 図 15 10.ラッチを下げて閉じるとカッティングユニッ トのバーがロックされてユニットがアーム にセットされる(図 13)。 1. 2. 注 ラッチが正しくロックされると、「カ チッ」という音が聞こえます。 リール・モータ スプライン・シャフト 3. 4. 差し込み穴 モータ固定バー 13.サスペンション・アームについているバス ケット用フックに集草バスケットを取り付 ける。 14.残りのカッティングユニットにも同作業を 行う。 15.カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト 給 電 切断カップラ部を接続す る: カッティングユニット給電切断カップラ (ページ を参照。 11.カッティングユニット用モータのスプライ ン・シャフトにきれいなグリスを塗りつけ る(図 15)。 12.
製品の概要 9 EU 用 ス テ ッ カ ー を 貼 り 付 け る 4 2 この作業に必要なパーツ 1 5 3 警告ステッカー 117-9537 1 6 手順 7 本機を EU 諸国内で使用する場合には、警告ス テッカー 117-9537 を、ステッカー 117-9536 の上から貼り付けてください。 8 g014674 図 16 1. エンジン 2. ROPS バー 3. コントロール・パネル 4. 運転席 5. 6. 7. 8.
注 スロットル・コントロールでエンジンを停止 させることはできません。 1 2 3 g014603 図 17 1. 走行ペダル:前進用 2. 走行ペダル:後退用 3. ステアリング・アーム・ロッ ク・ベダル 図 19 1. 2. 3. 4. 始動スイッチ チョーク モードレバー ジョイスティック(カッティン グユニット操作レバー) 5. 6. 7. 8.
• 後ろ位置:ニュートラル及びバックラップ 位置 • 中央位置:芝刈り位置 • 前位置:移動走行位置 始動スイッチ スイッチ(図 19)にキーを差し込んで右いっ ぱい(Start 位置)に回すとエンジンが始動し ます。エンジンが始動したらキーから手を放す と、キーは自動的に「ON」位置に動きます。エ ンジンを停止するときは、キーを左に回して 「OFF」位置にします。 エンジン・オイル圧警告灯 1 エンジン・オイル圧力ランプ(図 19)はエンジ ンオイルの圧力が異常に低下すると点灯しま す。 g014600 図 20 1.
リール回転速度コントロールと連動し、リール をバックラップするときに使用します。 1 図 22 1. バックラップスイッチ:バッ クラップ位置 2. バックラップスイッチ:刈り 込み位置 リール速度コントロール g014628 図 24 運転席左のプラスチック製カバーの下にあり ます。リール速度コントロール(図 23)は、 リールの回転速度(rpm)を調整します。 1. 座席調整レバー 注 座席を倒す際には、レバーを一番後ろまで 引き、ステアリングアームを一番前に倒して ください。 燃料バルブ 格納時やトレーラなどで長距離を輸送する場合 には、運転席下の燃料タンク下部にある燃料バ ルブ(図 25)と閉じてください。 図 23 1.
カッティングユニット給電切断カップラ アタッチメントやアクセサリ カッティングユニットの取り付け、取り外し、 整備などを行う際には、必ずその前に、カッ ティングユニット給電切断カップラ部を解除し て、カッティングユニットに対する給電を停止 してください(図 26);カップラは、トラク ションユニット左側、横転保護バーのベース部 にあります。マシンを使用するときには、カッ プラを接続してください。 メーカーが認定する Toro 様々なアタッチメン トやアクセサリでお仕事の幅をさらに広げてく ださい。アタッチメントやアクセサリについて の情報は、 正規ディーラー またはディストリ ビュータへ。インターネット www.Toro.com も ご利用ください。 図 26 1.
運転操作 2 1 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 このマニュアルに掲載されている安全上の注 意事項をきちんと読んでください。オペレー タや周囲の人を事故から守る重要な情報が掲 載されています。 目、耳、手足などに対する防護を行うことをお 奨めします。 注意 g016292 この機械の運転音は、オペレータの耳の位置 で 85 dBA と な り 、 長 時 間 使 用 し つ づ け る と 聴 覚に障害を起こす可能性がある。 図 27 1. 運転に際しては聴覚保護具を使用すること。 ディップスティック 2. 給油口キャップ 3. 首から引き抜いて油量を点検する。 4.
危険 ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質であ る。発火したり爆発したりすると、やけどや 火災などを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷え た状態で行う。こぼれたガソリンはふき 取る。 図 28 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、 絶対に本機への燃料補給をしてはならな い。 1. 燃料タンクのキャップ 2. 燃料を補給する時は、タンク上面から約 25mm下のレベルを超えて給油しない。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。燃料を補 25mm下 下の レ 給 す る 時 は 、 タ ン ク 上 面 か ら 約 25mm ベルを超えて給油しない。これは、温度が 上昇して燃料は膨張したときにあふれない ように空間を確保するためである。 これは、温度が上昇して燃料は膨張したと きにあふれないように空間を確保するため 燃料 タ ン ク 一 杯 に 入 れ な い こ と 。 である。燃 注 燃料タンク容量は約 22.7 リットルで す。 3.
140~160 粘性インデックス ASTM D2270 -37°C~-45°C 流動点, ASTM D97 産業規格: ヴィッカース I-286-S (品質レベル), ヴィッカース M-2950-S(品質レベル), デニソン HF-0, Vickers 35 VQ (Eaton ATS373-C) 1 重 要 ISO VG 46 は 、 広 い 温 度 範 囲 で 優 れ た 性 能 を 発 揮 し ま す 。 通 常 の 外 気 温 が 高 い ( 18 °℃~ ~ 49 °C °C) ) 熱 帯 地 方 で は 、 ISO VG 68 オ °℃ イルのほうが適切と思われます。 g014719 プ レ ミ ア ム 生 分 解 油 圧 オ イ ル — Mobil EAL EnviroSyn 46H 図 29 1.
リールとベッドナイフとがごく軽く接触して いる必要があります。「カッティングユニッ ト」の「リールとベッドナイフの摺り合わせ の調整」の項を参照。 期間中はオイル漏れや部品のゆるみの点検を 頻繁におこなってください。 ブレーキの性能を最大限に発揮させるために、 実際の使用前にブレーキの「慣らし掛け」をし リールの点検を行う際には、必ずカッティング ておいてください。まずブレーキを十分に掛け ユニット給電切断カップラ部解除してくださ た状態から、本機を芝刈り速度で運転し、臭 23) い: カッティングユニット給電切断カップラ (ページいがするまでブレーキを加熱させます。この を参照。作業終了後には接続してください。 後、必要に応じてブレーキを調整(33 ページ 参照)してください。 注意 エンジンの始動手順 カッティングユニット給電切断カップラ部を 解除しないと、誰でもいつでもカッティング ユニットを始動させることができ、手や足に 大怪我を負う危険がある。 注 芝刈機の下に物が落ちていないか確認し てください。 カッティングユニットの整備などを行う際に は、必ずその前に、カッティングユニット給 電
重要 慣らし運転期間中は、モータやホ イールのシールから、短期間、ごく少量 のオイルがにじむことがあります。これ はシールに適切な潤滑を与えるためであ り、異常ではありません。 2. 着席し、走行ペダル「ニュートラル」位 置、モードレバー「 ニュートラル」位置、 駐車ブレーキが掛かっていることを確認す る。この状態からモードレバーを「芝刈 り」または「移動」走行位置に切り換えて エンジンを始動してみる。エンジンが始動 できないのが正常。動くのはインタロック の故障であるから直ちに修理する。 注 マシンが新しく、ベアリングやリー ルがまだ十分になじんでいない間は、ス ロットルを高速にセットした状態でこの 点検を行う必要があります。慣らし運転 期間終了後は回転速度を下げて点検でき るようになります。 3.
2. フット・レストを跳ね上げて開き、中央 カッティングユニット取り付け位置へのア クセスを確保する(図 31)。 注意 フット・レストが閉じると、指を挟まれ る恐れがある。 開いているフット・レストが急に閉じて、 指が挟まれないように注意すること。 2 図 33 1. 図 31 フットレスト: 閉じた状態 2. カッティングユニットのバー 5. ラッチを下げて閉じるとカッティングユ ニットのバーがロックされてユニットが アームにセットされる(図 32)。 フットレスト: 開いた状態 注 ラッチが正しくロックされると、「カ チッ」という音が聞こえます。 3. 中央サスペンション・アームの下にカッ ティングユニットを置く。 6. カッティングユニット用モータのスプラ イン・シャフトにきれいなグリスを塗り つける(図 34)。 4. サスペンション・アームのバーについてい るラッチを上向き(開いた状態)にして (図 32)、サスペンション・アームを押し 下げて、バーを、カッティングユニットの バーの上に被せるようにする(図 33)。 7.
が完全に開放された状態にし、エンジンを 停止し、駐車ブレーキを掛ける。 3. リール・モータのスロットに嵌っている モータ固定バーを、スロットからカッティ ングユニット側に押し出すようにして外 し、モータを取り外す。 図 35 1. リール・モータ 2. モータ固定バー 図 34 1. 2. リール・モータ スプライン・シャフト 3. 4. 4. 外したモータは、サスペンション・アー ムの前部にある一時保管位置にセットし ておく(図 36)。 差し込み穴 モータ固定バー 8. サスペンション・アームについているバ スケット用フックに集草バスケットを取 り付ける。 9. 残りのカッティングユニットにも同作業 を行う。 10.カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト 給 電 切断カップラ部を接続す る: カッティングユニット給電切断カップラ (ページ 23) を参照。 カッティングユニットを取り外す 1.
重要 リール・モータをホルダー(保管位 置)に入れたままでサスペンションを「移 動走行」位置にしないでください。モータ やホースが破損する恐れがあります。カッ ティングユニットを取り付けない状態でト ラクションユニットを移動させなければな らない場合には、ケーブル・タイでモータ を固定してください。 5. 取り外したいカッティングユニットのサス ペンション・アームのバーについている ラッチを開く(図 32)。 6. カッティングユニットのバーからラッチ を外す。 g014736 図 37 7. サスペンション・アームの下からカッティ ングユニットを引き出す。 4. リールの速度を設定するには、ノブ (図 38)を回して、ノブの矢印を、所定 の番号に合わせる。 8. 必要に応じて、残りのカッティングユニッ トにも3から7までの作業を行う。 9.
重要 1番ユニットは遅れて回転を開始しま す。このタイミングをつかむと、仕上げ の外周刈りの手間を最小限にすることが できます。 3. 行きと帰りでのオーバーラップができるだ け小さくなるように運転します。隣の列と の距離を一定に保って直進するには、本機 の前方約2~3m を視野に捕らえておくの がポイントです(図 39および図 40)。ハ ンドルを目印にして距離を合わせても良い でしょう。その場合、ハンドルの縁と本機 前方の目標ラインとを重ねて見ながら運転 します(図 39および図 40)。 4. 集草バスケットの先端がグリーンの縁に掛 かったところで芝刈りレバーを操作しま す。これによりリールの回転は停止し、 カッティングユニットが上昇します。この タイミングが悪いとグリーンの縁を刈り込 んでしまいます。一方、グリーンの外縁 を刈り残しすぎると後の作業が多くなり ますので、程よいタイミングを体得して ください。 図 39 1. 2. 目印 約12.7cm 3. 刈り終わった側 4. 1.8~3 m程度先に視線を合 わせると良い トレーニング期間 5.
移動のための運転 カッティングユニットが一番上(移動位置) になっていることを確認し、刈り込み/移動走 行切り替えレバーを移動走行にセットしてく ださい。急な法面を下る時には、走行ペダル 使って走行速度を下げ、確実に機体を制御し てください。ラフな場所に入る時やアンジュ レーションを渡る時には必ず走行速度を落とし てください。本機の車両感覚(車幅)をマス ターしましょう。狭い場所での無理な通り抜 けを避けましょう。ぶつけて破損するのは時 間と費用のロスです。 作業後の洗浄と点検 芝刈り作業が終わったら、ホースと水道水で洗 車してください。水圧が高いとシールやベア リングに浸水しますから ノズルは使用しない でください。洗車が終わったら、トラクショ ンユニットおよびカッティングユニット各部 の磨耗・損傷などの点検を行ってください。 ペダルとブレーキ・シャフト・アセンブリには SAE 30 オイルかスプレーで潤滑し、明朝の仕 事にそなえましょう。 図 40 1. 2. 目印 約12.7 cm 3. 刈り終わった側 4. 1.
1 g014627 図 41 1. バイパスバルブ(図はバルブが閉じた状態=バルブの溝が 水平) 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 重要 エンジンの整備に関する詳細はエンジンのオペレーターズマニュアルを参照してください。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。点火コードが点火プラ グに触れないように十分離しておくこと。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイール・ナットのトルクを点検する。 使用開始後最初の 8 時間 • ホイール・ナットのトルクを点検する。 使用開始後最初の 25 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 使用開始後最初の 50 時間 • 油圧フィルタを交換する。 • エンジンの回転数を点検する(アイドル回転とフル・スロットル)。 使用するごとまたは毎日 • • • • • • エンジン・オイルの量を点検する。 油圧オイルの量を点検してください。 リールとベッドナイフの摺り合わせを点検する。 インタロック・システムを点検する。 作業後の洗浄と点検 油圧ラインとホースを点
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 インタロックの動作 計器類の動作 リークディテクタの動作を確認 する(搭載されている場合)。 ブレーキの動作を確認する。 燃料残量 油圧オイルの量 エンジン・オイルの量を点検 する。 冷却フィンの汚れを落とす。 エンジンのエアフィルタとプレ クリーナの点検 エンジンからの異常音 リールとベッドナイフの摺り合 わせを点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 刈高の調整具合を点検する。 塗装傷のタッチアップ修理を 行う。 要注意個所の記録 点検担当者名: 内容 日付 36 記事 土 日
潤滑 エンジンの整備 グリスアップを行う エア・クリーナの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—エア・クリーナのス ポンジ製フィルタの整備を行う (悪条件下ではより頻繁に)。 全部のグリス注入部にNo.2汎用リチウム系グリ スを注入します。 100運転時間ごと—エア・クリー ナのカートリッジの整備を行う (悪条件下ではより頻繁に)。 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッ ティングをきれいに拭く(図 42)。 1. ロック用クリップを取り、エアクリーナ・ カバー(図 43)を外す。カバーを丁寧に清 掃する。 図 43 1. エア・クリーナのカバー 2. エレメントをエア・クリーナに固定してい る蝶ナットを外す。 3. スポンジ(図 44)を点検し、汚れていれば ペーパー・エレメントから外す。以下の要 領で丁寧に清掃してください: 図 42 図はガソリンモデルの左側面です(モデルによって多少異な ります)。 A. スポンジを温水と液体洗剤で押し洗いす る。絞るとスポンジが破れるので押し洗 いで汚れを落とす。 2.
2. オイルフィルタ(図 45)を外す。新しい フィルタのガスケットに薄くエンジン・オ イルを塗る。 3. ガスケットがアダプタに当たるまで手でねじ 込み、そこから更に 1/2~3/4 回転増し締め 締め す ぎ な い よ う に 注 意 す る こ と 。 する。締 4. クランクケースにオイルを入れ る; エンジン・オイルを点検する (ページ 24) を参照。 5. 使用済みオイルは適切に処分する。 点火プラグの交換 図 44 1. スポンジ 2. 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと ペーパー・エレメント エア・ギャップを 0.76 mmに調整してくださ い。 4. スポンジを点検する時にはペーパー・エレメ ントの状態も同時に点検する。エレメント の平たい面を軽く叩いて汚れを落とす。汚 れがひどければ交換する。 使用する点火プラグはチャンピオン(Champion) RC 14YC です。 注 点火プラグは非常に耐久性のある部品です が、エンジンにトラブルが出た場合は必ず点 検してください。 5.
燃料系統の整備 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと (燃料の流れが悪 い場合には交換する。) 燃料フィルタはインライン・タイプで、燃料タ ンクとキャブレタの間にあります(図 47)。 フィルタに付いている矢印をエンジンの方に向 けて取り付けてください。 図 46 危険 5. ガスケット・シールと共に点火プラグをエン ジンに取りつけ、200 in-lb.(23 Nm = 2.3 kg.m)にトルク締めする。トルクレンチが ない場合は十分に締めつける。 ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質であ る。発火したり爆発したりすると、やけどや火 災などを引き起こす。 • エンジンが冷えてから燃料タンクからガソリ ンを抜き取る。この作業は必ず屋外の広い場 所で行う。こぼれたガソリンはふき取る。 • ガソリン取り扱い中は禁煙を厳守し、火花 や炎を絶対に近づけない。 1. 燃料バルブを閉じ、フィルタのキャブレタ 側についているホース・クランプをゆるめ、 燃料ラインからフィルタを外す(図 47)。 図 47 1. 燃料バルブ 2. 燃料フィルタ 2.
電気系統の整備 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含 まれており、カリフォルニア州では発ガン性 や先天性異常を引き起こす物質とされていま す。取り扱い後は手をよく洗ってください。 バッテリーの整備 バッテリーの電解液は常に正しいレベルに維持 し、バッテリー上部を常にきれいにしておいて ください。涼しい場所にマシンを格納しておく とバッテリーを長持ちさせることができます。 電解液の量は50運転時間ごとに点検します。格 納中は30日ごとに点検します。 ヒューズの整備 危険 ヒューズは座席下にあります(図 48)。 電解液には触れると火傷を起こす劇薬である 硫酸が含まれている。 • 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮 膚や目や衣服に付けないよう十分注意する こと。安全ゴーグルとゴム手袋で目と手を 保護すること。 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、 必ず十分な量の真水を用意しておくこと。 各セルへは、蒸留水またはミネラルを含まない 水を適正レベルまで補給してください。但し、 電解液の量が、各セルの内側についているスプ
走行系統の整備 移動走行速度の調整 トランスミッションのニュートラル 調整 最高速度が出せるように調整する 走行ペダルは最高速度を出せるように出荷時 に調整されていますが、一杯に踏んでいるのに ペダルストップに当たらないようになったら調 整が必要です。また、最高速度を下げたい場合 にも調整を行います。 走行ペダルがニュートラル位置にあるのに機 体が動き出す場合にはトランスミッションの 調整が必要です。 モードレバーを「移動走行」位置にセットし、 ペダルを一杯に踏み込めば最高速度となりま す。ケーブルに張力が掛かる前にペダルがス トップ(図 50)に当たる場合には調整が必要 です。 1. モード・レバーを「移動走行」位置にセット し、ペダルストップを固定しているロック ナットをゆるめる(図 50)。 2. ペダル・ストップを締め込んで、走行ペダ ルから離す。 3. ペダルに軽く力を掛けながら、ペダルストッ プの位置の微調整を行い、調整ができたら ロックナットで調整を固定する。 1.
ブレーキの整備 芝刈り速度の調整 出荷時に調整されていますが、速度を変えたい 場合には調整してください。 ブレーキの調整 1. トラニオン・ボルトのジャムナットをゆる める(図 51)。 駐車中にブレーキが十分に利かずに車両が動 いてしまう場合には、ブレーキ・ドラムの近く にあるバルクヘッド・フィッティングで調整を 行うことができます;さらに詳しいことについ ては弊社代理店に問い合わせるか サービスマ ニュアル を参照してください。 2. ロック&芝刈ブラケットをペダル・ピボッ トに固定しているナットをゆるめる。 2 1 3 g014625 図 51 1. 2. ジャム・ナット ナット 3. トラニオン・ボルト 3. 刈り込み速度を遅くするには、トラニオン・ ボルトを右に回し、速くするには左に回す。 4.
油圧系統の整備 5. 機械を停止させ、油圧オイルの量を点検し、 必要に応じて補給する。 油圧オイルとフィルタの交換 6. 廃油は適切な方法で処理する。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 油圧ラインとホースの点検 800運転時間ごと 警告 オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全 体を洗浄する必要がありますのでトロ代理店に ご連絡ください。汚染されたオイルは乳液状に なったり黒ずんだ色なったりします。 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体 に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホースに 傷や変形がないか接続部が確実に締まって いるかを確認する。 1.
カッティングユニットの保守 リールのバックラップ 警告 バックラップ中にリールに触れると大けがをす る。 • リールその他の可動部に手指、足、衣類等 を近づけないよう注意すること。 • エンジンが動いている間は、止まったリー ルを絶対に手や足で回そうとしないこと。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを降下させ、エンジンを停止し、駐車ブ レーキを掛ける。 図 54 1. 2. 運転席左側のプラスチック製カバーを取り 外す。 7. 機能コントロール・レバーをニュートラル 位置にして、昇降刈り込みコントロールを 前に倒すとリールが回転してバックラップ が始まる。 3. 各カッティングユニットのリールと下刃を バックラップ用に設定する;カッティングユ ニットのオペレーターズマニュアルを参照。 8. 長い柄のブラシを使ってラッピング・コンパ ウンドを塗布しながらラッピングを続ける。 柄の短いブラシは絶対に使用しないこと。 危険 バックラップ中にエンジン速度を変えると リールが停止することがある。 9.
診断システム – 42 というエラー・コードは ####_## – 123 というエラー・コードは ############_### 故障表示ランプが点灯した場合 処置 • 不具合が 1 つ以上ある場合には、最初のエ ラー・コードが表示された後、間隔を空け て、次のエラー・コードの上の桁の数字の 点滅が始まります。 機械に異常が検知されると故障表示ランプが 点灯します。万一このランプが点灯したら、機 械を診断モードにセットし、内部コンピュータ が発する診断コードを読み取ることによって故 障内容を知ることができます。診断モードで内 部コンピュータが発する診断コード(エラー・ コード)、故障表示ランプの点滅回数で表さ れ、この回数を代理店にお知らせいただくこと により、迅速な対応が可能となります。 注 最も新しい 3 つの不具合のみが記憶さ れています。 エラー・コードの一覧表は、弊社代理店にて 入手くださるか サービスマニュアル をご覧 ください。 注 故障診断モードではエンジンを始動するこ とはできません。 故障診断モードに入るには 1.
保管 長期間にわたって保管する場合には以下のよ うな作業を行ってください: 1. 機体からゴミや刈りカスをきれいに取り除 く。必要に応じてリールやベッドナイフの 研磨を行う( カッティングユニットのオペ レーターズマニュアルを参照のこと)。ベッ ドナイフやリールの刃にはさび止めを塗布 する。グリスアップと機体各部の潤滑を行 う;「潤滑」のページを参照。 2. タイヤに重量がかからないように完全にブ ロックする。 3. 油圧オイルとフィルタを交換する。油圧ライ ンやフィッティングを注意深く点検し、必 要に応じて交換する; 「油圧オイルとフィ ルタの交換」および「油圧ラインとホース の点検」を参照のこと。 4. 燃料タンクから燃料を抜き取る。エンジン を始動し、燃料切れで自然に停止させる。 燃料フィルタを交換する;「燃料フィルタ の交換」を参照のこと。 5. エンジンがまだ暖かいうちに、エンジン オイルを抜き取る。新しいオイルに交換す る;「エンジン・オイルとフィルタの交換」 を参照。 6.
図面 電 気 回 路 図 ( 注 : 図 に は オ プ シ ョ ン の リ ー ク デ ィ テ ク タ が 含 ま れ て い る 。 ) (Rev.
電 気 回 路 図 : カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト (Rev.
g015568 油 圧 回 路 図 (Rev.
メモ: 50
メモ: 51
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