Operator's Manual
械の始動、停止、カッティングユニットの昇降動
作、旋回などに習熟してください。運転技術に自信
が生まれれば、機械の性能を十分に生かして頂く
ことができます。
芝 芝
芝
刈 刈
刈
り り
り
作 作
作
業 業
業
の の
の
前 前
前
に に
に
グリーンに異物が落ちていないことを確認し、カッ
プから旗を抜き、刈り込みの方向を決めます。刈
り込みの方向は、前回の刈り込みの方向をもとに
して決めます。いつも前回とは違う方向から刈る
ようにすると、芝が一定方向に寝てしまわないの
できれいに刈ることができます。
刈 刈
刈
り り
り
込 込
込
み み
み
作 作
作
業 業
業
1.エンジンはフルスロットル、モードは「芝刈り
走行」モードでグリーンに入ります。グリー
ンの一方の縁から刈り始め、細長いじゅうたん
を敷くつもりで真っ直ぐに進んでください。
このパターンで作業すると、無駄な重なりを
なくし、固結を最小限に抑えながら、美しい
縞模様を作ることができます。
2.集草箱の先端がグリーンの縁に掛かったとこ
ろで芝刈りレバーを操作します。これにより
カッティングユニットが芝面に下降しリール
が回転を始めます。
重 重
重
要 要
要
1 1
1
番 番
番
ユ ユ
ユ
ニ ニ
ニ
ッ ッ
ッ
ト ト
ト
は は
は
遅 遅
遅
れ れ
れ
て て
て
回 回
回
転 転
転
を を
を
開 開
開
始 始
始
し し
し
ま ま
ま
す す
す
。 。
。
こ こ
こ
の の
の
タ タ
タ
イ イ
イ
ミ ミ
ミ
ン ン
ン
グ グ
グ
を を
を
つ つ
つ
か か
か
む む
む
と と
と
、 、
、
仕 仕
仕
上 上
上
げ げ
げ
の の
の
外 外
外
周 周
周
刈 刈
刈
り り
り
の の
の
手 手
手
間 間
間
を を
を
最 最
最
小 小
小
限 限
限
に に
に
す す
す
る る
る
こ こ
こ
と と
と
が が
が
で で
で
き き
き
ま ま
ま
す す
す
。 。
。
3.行きと帰りでのオーバーラップができるだけ
小さくなるように運転します。隣の列との距
離を一定に保って直進するには、本機の前方
約2~3mを視野に捕らえておくのがポイン
トです(図38)。ハンドルを目印にして距離
を合わせても良いでしょう。その場合、ハン
ドルの縁と本機前方の目標ラインとを重ねて
見ながら運転します(図38)。
4.集草バスケットの先端がグリーンの縁に掛
かったところで芝刈りレバーを操作します。
これによりリールの回転は停止し、カッティ
ングユニットが上昇します。このタイミング
が悪いとグリーンの縁を刈り込んでしまいま
す。一方、グリーンの外縁を刈り残しすぎる
と後の作業が多くなりますので、程よいタイ
ミングを体得してください。
5.Uターンする場合、反対側に一旦ハンドルを
切ってから旋回すると、楽に、しかも効率良
く回ることができます。例えば右に旋回した
いときには、軽く左に振ってから右に回りま
す。こうすると、Uターン後のライン合わせ
を楽に行うことができます。左回りの場合は
右に振ります。旋回半径は小さいほど作業が
早くなりますが、柔らかい芝を傷つけやすく
なるので注意が必要です。
G017821
1
3
2
図 図
図
38 38
38
1.整列用目印
3.1.8~3m程度先に視線を合
わせると良い
2.刈り終わった側
注 注
注
パワーステアリングの特性により、ハンド
ルは自動的には元の位置に戻りません。
重 重
重
要 要
要
カ カ
カ
ッ ッ
ッ
テ テ
テ
ィ ィ
ィ
ン ン
ン
グ グ
グ
ユ ユ
ユ
ニ ニ
ニ
ッ ッ
ッ
ト ト
ト
を を
を
回 回
回
転 転
転
さ さ
さ
せ せ
せ
た た
た
ま ま
ま
ま ま
ま
グ グ
グ
リ リ
リ
ー ー
ー
ン ン
ン
の の
の
上 上
上
で で
で
停 停
停
止 止
止
し し
し
な な
な
い い
い
で で
で
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
芝 芝
芝
が が
が
損 損
損
傷 傷
傷
す す
す
る る
る
可 可
可
能 能
能
性 性
性
が が
が
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
す す
す
。 。
。
ま ま
ま
た た
た
、 、
、
湿 湿
湿
っ っ
っ
た た
た
グ グ
グ
リ リ
リ
ー ー
ー
ン ン
ン
の の
の
上 上
上
で で
で
長 長
長
時 時
時
間 間
間
停 停
停
車 車
車
す す
す
る る
る
と と
と
タ タ
タ
イ イ
イ
ヤ ヤ
ヤ
跡 跡
跡
が が
が
残 残
残
る る
る
こ こ
こ
と と
と
が が
が
あ あ
あ
り り
り
ま ま
ま
す す
す
。 。
。
6.作業中にリークディテクタのアラームが鳴った
ら、直ちにカッティングユニットを上昇させ、
グリーンから退避してください。そして安全
な場所に停止して原因を確かめてください。
7.最後にグリーンの外周を刈ります。これも前
回と反対の方向から刈ってください。常に天
候や芝状態を考慮すること、刈りの方向を変
えることが大切です。旗を戻して終了です。
8.外周刈りが終了したとき、ジョイスティック
を軽く後ろに引くと、リールは上昇せずに停
止します。リールが完全に停止するまで前進
を続け、リールが止まったらグリーンの外へ
でてリールを上昇させます。このようにすれ
ば、リールを上昇させるときに刈りかすをグ
リーンに落としてしまうことがありません。
9.集草箱にたまった刈りカスを出して、次のグ
リーンに移動します。湿った重い刈りカスを入
れたまま移動すると機体やエンジン、油圧系な
どに無理な力がかかるので避けてください。
移 移
移
動 動
動
の の
の
た た
た
め め
め
の の
の
運 運
運
転 転
転
カッティングユニットが一番上(移動位置)になっ
ていることを確認し、刈り込み/移動走行切り替え
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