Operator's Manual
10.リールの回転が止まってしまったり、回転が
一定しない場合には、安定する速度までバッ
クラップ速度を少しずつ上げていく。
11.バックラップ中にカッティングユニットを調整
する必要が生じた場合は、昇降刈り込みコン
トロールを後ろに引き、エンジンを停止させ
て、調整を行う。調整が終ったら4~9を行う。
12.バックラップするユニット全部に上記手順を
行う。
13.終了したら、バックラップスイッチを通常位
置(F)に戻し、カバーを元通りに取り付け、
カッティングユニットについているラッピン
グコンパウンドをていねいに洗い落とす。必
要に応じてリールとベッドナイフの刃合わせ
を行う。リール回転速度コントロールを、希
望の速度位置にセットする。
重 重
重
要 要
要
バ バ
バ
ッ ッ
ッ
ク ク
ク
ラ ラ
ラ
ッ ッ
ッ
プ プ
プ
ス ス
ス
イ イ
イ
ッ ッ
ッ
チ チ
チ
を を
を
通 通
通
常 常
常
位 位
位
置 置
置
( (
(
F F
F
) )
)
に に
に
戻 戻
戻
し し
し
て て
て
お お
お
か か
か
な な
な
い い
い
と と
と
、 、
、
カ カ
カ
ッ ッ
ッ
テ テ
テ
ィ ィ
ィ
ン ン
ン
グ グ
グ
ユ ユ
ユ
ニ ニ
ニ
ッ ッ
ッ
ト ト
ト
を を
を
通 通
通
常 常
常
通 通
通
り り
り
に に
に
操 操
操
作 作
作
す す
す
る る
る
こ こ
こ
と と
と
が が
が
で で
で
き き
き
ま ま
ま
せ せ
せ
ん ん
ん
。 。
。
保 保
保
管 管
管
長期間にわたって保管する場合には以下のような
作業を行ってください:
1.機体からゴミや刈りカスをきれいに取り除
く。必要に応じてリールやベッドナイフの研
磨を行う(
カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト の オ ペ レ ー
タ ー ズ マ ニ ュ ア ル
を参照のこと)。ベッドナ
イフやリールの刃にはさび止めを塗布する。
グリスアップと機体各部の潤滑を行う;「潤
滑」のページを参照。
2.タイヤに重量がかからないように完全にブ
ロックする。
3.油圧オイルとフィルタを交換する。油圧ライ
ンやフィッティングを注意深く点検し、必要
に応じて交換する;「油圧オイルとフィル
タの交換」および「油圧ラインとホースの点
検」を参照のこと。
4.燃料タンクから燃料を抜き取る。エンジンを
始動し、燃料切れで自然に停止させる。燃料
フィルタを交換する;「燃料フィルタの交
換」を参照のこと。
5.エンジンがまだ暖かいうちに、エンジンオイル
を抜き取る。新しいオイルに交換する;「エ
ンジンオイルとフィルタの交換」を参照。
6.点火プラグを外し、SAE30オイルをシリンダ
内に30cc流し込み、クランクをゆっくり回転
させて内部にオイルを十分に行き渡らせる。
点火プラグは新しいものに交換する;「点火
プラグの交換」を参照。
7.シリンダ、エンジン、フィン、ブロアハウジ
ングなどをきれいに清掃する。
8.バッテリーを取り外して完全充電する。充電
終了後は、機体に取り付けて保存しても、機
体から外したままで保存してもよい。機体に
取り付けて保存する場合は、ケーブルを外し
ておいてください。温度が高いとバッテリー
は早く放電しますので、涼しい場所を選んで
保管してください。
9.可能であれば暖かで乾燥した場所で保管する。
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