Form No. 3419-338 Rev A Greensmaster® 3420 TriFlex® ト ラ クションユニット シリ ア ル 番 号 401400001 以 上 モ デ ル 番 号 04540—シ 製品の登録は www.Toro.com.
重 要 シ リ ア ル 番 号 デ カ ル に つ い て い る QR コ ー ド 無 い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジンの 排気には発癌性や先天性異常などの原因とな る物質が含まれているとされております。 g233264 図1 1.
目次 燃料フィルタからの水抜き ...............................34 燃料フィルタ・水セパレータの交換 .....................34 燃料ラインとその接続の点検 ...........................35 電気系統の整備 ................................................... 36 電気系統に関する安全確保.............................36 バッテリーの整備 ..........................................36 ヒューズの搭載位置 .......................................37 救援バッテリーによるエンジンの始 動............................................................37 走行系統の整備 ................................................... 38 タイヤ空気圧を点検する .......
安全について • ガードなどの安全保護機器が正しく取り付けられて いない時は、運転しないでください。 こ の 機 械 は 、 所 定 の ウ ェ イ ト キ ッ ト 、 CE デ カ ル 、 ガ ー ド キ ッ ト を 追 加 す る こ と に よ り EN ISO 5395:2013 お よ び ANSI B71.
decal115-8156 115-8156 1. リール高さ 2. 5 枚刃カッティングユニット 3. 8 枚刃カッティングユニット 5. 14 枚刃カッティングユニット 4. 11 枚刃カッティングユニット 6. リール速度 7. 高速 8. 低速 decal115-8155 115-8155 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと始動補助剤を 使用しないこと。 decal115-8203 115-8203 1. ヒューズについては オペ レーターズマニュアル を読 2. decal115-8226 115-8226 ラジエターファン50 A 1.
decal131-2046 131-2046 1. ライトダブル 2. ライトシングル 3. Off decal136-8506 136-8506 1. 警告初めて運転する前に オペレーターズマニュアル 4. 転倒する危険旋回開始前 に十分に速度を落とすこ と 高速でターンしないこと。 を読むことトレーニングを 受けること。 2. 警告必ず聴覚保護具を着 用すること。 5. 異物が飛び出す危険人を 近づけないこと。 3. 手足の切断の危険すべて の安全カバー類を正しく取 り付けておくこと。 6. 警告 車両を離れるときは 駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜く こと。 decal119-9346 119-9346 1. ペダルを踏むとロック解除 2. さらに詳しい情報について は オペレーターズマニュア ル を読むこと。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8.
decal106-6755 106-6755 decal136-8505 136-8505 CE規格に適合させる場合に 136-8506 の上から貼り付ける 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後 方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認 められる法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で 運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場 所条件のもとでこの機械を使用することができるかどうかを判断す る方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。 同じ斜面上であっても、地表面の条件が変われば運転条件が変 わります。斜面では可能なかぎりカッティングユニットを地表面ま で下げておいてください。斜面上でカッティングユニットを上昇させ ると機体が不安定になる恐れがあります。 1. 警告初めて運転する前に オペレーターズマニュアル 4. 転倒の危険15度を超える 斜面での横断走行、下り 走行禁止。 5. 異物が飛び出す危険人を 近づけないこと。 を読むことトレーニングを 受けること。 2.
decal132-9548 132-9548 1. エンジン速度 高速 7. リール速度 ニュートラル 2. エンジン速度 低速 8. リール 移動走行 リール 刈り込み 3. リール下降して回転 9. 4. リール上昇して停止 10. リール バックラップ 5. リール速度 高速 11. 前進 6. リール速度 低速 decal132-9550 132-9550 1. チョーク 3. エンジン 作動 2. エンジン 始動 4.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 ROPS バー ボルト ½" x 3¾" フランジナット ½" 1 4 4 ROPSを取り付けます。 2 シートコンプリーションキット 1 運転席をベースに取り付けます。 3 ハンドル ロックナット 1½" ワッシャ ハンドルのキャップ 1 1 1 1 ハンドルを取り付ける 4 必要なパーツはありません。 – バッテリー液を入れて充電します。 5 オイルクーラキット — グリーンズマスター 3300 シリーズ トラクションユニット用P/N 119-1691 [別売] オイルクーラオプションを取り付けます。 集草バスケット用フック フランジボルト ゲージバー カッティングユニット弊社代理店からご 購入ください 集草バスケット 電動リールモータ用カウンタウェイト キャップスクリュ 6 12 1 8 必要なパーツはありません。 – クリップコントロールの設定を行います。 9 ウェイトキットP/N 121-6665別途購入の こと 注 3輪駆動キットが取
その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 使用前に必ずマニュアルを読むこと。 エンジンのオーナーズマニュアル 1 エンジン関係の情報を調べるための資料です。 オペレータのためのトレーニング資料 1 運転をする前に資料を読んで視聴してください。 規格適合認定書 運転音認証証明書 1 1 CE 規格に適合していることを証明する書類です。 始動キー 2 エンジンを始動するのに使用するキーのセットです。 1 を取 り 付 け る ROPSを この作業に必要なパーツ 1 ROPS バー 4 ボルト ½" x 3¾" 4 フランジナット ½" 手順 1. 出荷用クレートから上部サポートを外す。 2. クレートからROPSを取り出す。 3. 右サイドカバーを機体に固定しているボルト3本を 外してカバーを取り外す。 4. 図 3 に示すように、ヒューズブロックブラケット を ROPS ブラケットに固定しているボルト 2 本を 外す。 g233711 図3 1. ROPS バー 10 4. ボルト½" x 3¾" 2.
4. 2 4 運転席を取り付ける バッテリー液を入れて充電する この作業に必要なパーツ シートコンプリーションキット 1 キャップを取り付け、ボルト6本で固定する図 4。 必要なパーツはありません。 手順 手順 お好みの運転席キットを弊社代理店から購入して取り 付けを行ってください キットの取り付け要領書 を参照。 必ず所定の電解液比重 1.265を使用してください。 警告 3 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分 が触れるとショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 ハンドルを取り付ける • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときに は、端子と金属を接触させないように注意す る。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 ロックナット 1½" 1 ワッシャ 1 ハンドルのキャップ 1. 重要 機体にバッテリーを載せたままで電解液を 入れないでください。電解液がこぼれた場合、機 体が激しく腐食します。 手順 1.
警告 バッテリーケーブルの接続ルートが不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス 黒 ケー ブルから取り外す。 • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス 赤 ケー ブルから取り付け、それからマイナス 黒 ケーブ ルを取り付ける。 g032705 図6 1. 電解液 4. 電極板が液を吸収するまで20-30分間程度待つ。 必要に応じて、電極板が 6 mm程度水没するぐ らいに電解液を補充する図 6。 5. 充電器に接続し、充電電流を 2-4 A にセットす る。液温 16°Cのときの電解液の比重が 1.
6 7 集草バスケット用フックを取り 付ける カッティングユニットを取り付 ける この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 6 集草バスケット用フック 1 ゲージバー 12 フランジボルト 3 カッティングユニット弊社代理店からご購入ください 3 集草バスケット 手順 3 電動リールモータ用カウンタウェイト フランジボルト全部で12本を使って、サスペンション アームのバーの端部に集草バスケット用フック全部 で6個を取り付ける図 8。 6 キャップスクリュ 手順 フランジボルト 2. 集草バスケット用フック 3. カッティングユニットの準備を行うカッティングユ ニットの オペレーターズマニュアル を参照。 2. 駆動カップラの内側面にグリスを塗る。 3. 電動リールモータ用カウンタウェイトを取り付け る 電動用ウェイトを取り付ける (ページ 45)を参 照。 4. カッティングユニットを取り付ける カッティングユ ニットを取り付ける (ページ 45)を参照。 8 g015492 図8 1. 1.
• CE 警告ステッカーP/N 136–8505を、既存の警告 9 ステッカーP/N 136–8506の上から貼り付ける。 • CE マークステッカーを、運転席前下のフレーム部 分に貼りつける図 9。 後部ウェイトを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ウェイトキットP/N 121-6665別途購入のこと 注 3輪駆 動キットが取り付けられているマシンには、このキット は必要ありません。 手順 本機は、ウェイトキット P/N 121-6665 を取り付け ることにより、EN ISO 5395:2013規格およびANSI B71.4-2017 規格に適合します。 g233420 図9 注 3輪駆動キットを搭載したユニットは、その状態で EN ISO 5395:2013およびANSI B71.4-2017 規格に適 合しており、ウェイトの搭載は必要ありません。 1.
製品の概要 g014603 図 11 1. 走行ペダル前進用 2. 走行ペダル後退用 3. ステアリングアーム・ロック ベダル g014674 図 10 エンジン 5. ハンドル 2. ROPS バー 6. 7. 走行ペダル フットレスト 8. 集草バスケット付きカッティ ングユニット 1. 3. 4. コントロールパネル 運転席 各部の名称と操作 g005105 図 12 走行ペダル 走行速度は以下の通りです • 刈り込み時前進速度 3.2-8 km/h • 最大移動走行速度16 km/h • 後退速度 4.
る解除レバーを握り込んでレバーを下げます。機体から を離れるときには必ず駐車ブレーキを掛けてください。 g033079 図 13 1. 始動スイッチ 4. スロットルレバー 2. モードレバー 5. インフォセンター 3. ジョイスティックカッティング ユニット操作レバー g027863 図 14 1. ジョイスティック カッティングユニット 操作レバー 2.
g017946 バッテリー電圧 2. 3. 電源表示・故障表示灯 6. 7. グロープラグ アワーメータ エンジン rpm/状態 8. 右ボタン 4. 故障記録 5. 発電機電圧/作動状態 9. 10. モードレバーの現在位置移動走行モードの時に はウサギ、刈り込みモードの時にはカメが表示さ れます。 • エンジンオイル圧エンジンオイルの圧力が危険域ま で下がるとこのアイコンが表示されます。 • メニューアクセス/バックボタン押すとインフォセン ターのメニューが表示されます。メニュー表示中に これを押せばメニューを終了します。 • 下ボタンメニューを下向きにスクロールするときに 使います。 • 右ボタン右向き矢印が表示されたとき、その先にあ るメニュー項目を見るために使用します。 注 各ボタンの機能はメニューの内容によって、変わ ります。各ボタンについて、その時の機能がアイコ ンで表示されます。 図 15 1.
SERVICE 整 備 メニュー項目 内容 HOURS 運転時間 マシン、エンジン、リール、 バックラップ、およびファンが 使用されていた時間およびマシ ンが移動走行していた時間と オーバーヒートしていた時間が 記録されており、これらを確認 することができます。 COUNTS 回数 マシンが予熱および始動操作 された積算回数が表示されま す。 バックラップ バックラップの ON/OFF を行い ます一回押すと On、もう一度 押すか、イグニッションキーを OffにするとOff。 PROTECTION SETTINGS 保護設 定 保護項目の保護設定を行いま す。 RESET DEFAULTS デフォルトに リセット インフォセンターを初期状態に リセットします。 RAISE DELAY 上昇遅延 中央のカッティングユニットの上 昇遅れ時間を設定します。 LOWER DELAY 下降遅延 中央のカッティングユニットの下 降遅れ時間を設定します。 TAPOFF DELAY タップオフ遅延 タップオフの遅れ時間を設定 します。 REEL SPEED リール速度 リール速度を設定
375ミリ秒で、この設定は刈り込み速度 6.1km/h の場 合の最適値です。 5. 設定 SETTINGS メニューからクリップCLIP を選択 する。 6. CLIP を希望の数値にセットする。 設定数値 遅延時間 秒 1 0.100 2 0.150 3 0.200 4 0.250 5 0.300 6 0.375 1. カッティングユニットを希望の刈高にセットする。 7 0.475 2. 8 0.600 刈り込み条件に最も適した刈り込み速度を決め る。 9 0.750 3. 10 0.
故障記録表示から故障診断を行う 燃料バルブ 故障記録表示は、何らかの不具合が記録されている場 合にアイコンでそれを知らせます。このアイコンが表示 されたら、新しい不具合が Faults メニューに記録され ているということですから、ご自身や代理店の技術者が その内容を見て不具合の診断ができます。 格納時やトレーラなどで長距離を輸送する場合には、 運転席下の燃料タンク下部にある燃料バルブ図 19を閉 じてください。 エラーコードの一覧表は、弊社代理店にて入手くださる か サービスマニュアル をご覧ください。 座席調整レバー 運転席の左角部にあり図 18、運転席の前後位置の調 整を行うことができます。 注 座席の位置の調整範囲が足りない場合には、座席 レールをベースに固定しているナット 4 本を外して、さ らに前または後ろの取り付け穴に座席レールを取り付 け直してください。 g014626 図 19 1. g193737 図 18 1.
カッティングユニット給電切断コネクタ 仕様 カッティングユニットの取り付け、取り外し、整備などを 行う際には、必ずその前に、カッティングユニットへの 給電コネクタを外して、カッティングユニットに対する給 電を停止してください図 20 コネクタは、トラクションユ ニット左側、横転保護バーのベース部にあります。マ シンを使用するときには、コネクタを接続してください。 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があり ます。 刈幅 151 cm ホイールトレッド 128 cm ホイールベース 123 cm 全長バスケットを含む 249 cm 全幅 179 cm 全高 205 cm 純重量11 枚刃ユニット搭載時 トラクションユニットのシリア ル番号タグを参照 図 1 。 アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそ ろっており、マシンの機能をさらに広げることができ ます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または 代理店へお問い合わせください 弊社のウェブサイト www.Toro.
運転操作 燃料についての仕様 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 運転前の安全確認 安全に関する一般的な注意 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対 に運転や整備をさせないでください地域によっては 機械のオペレータに年齢制限を設けていることがあ りますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ 全員にトレーニングを受講させる責任があります。 • 安全な運転操作、各部の操作方法や安全標識など に十分慣れておきましょう • エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。 • オペレータコントロールやインタロックスイッチなど の安全装置が正しく機能しているか、また安全カ バーなどが外れたり壊れたりしていないか点検して ください。これらが正しく機能しない時には機械を 使用しないでください。 • 使用前に必ず、カッティングユニットの点検を行って ください。 • これから機械で作業する場所をよく確認し、機械に 巻き込まれそうなものはすべて取り除きましょう。 • • 使用推奨燃料 – 気温が -7℃ 以上では夏用燃料2号軽油を使用 しますが、気温が -7℃ 以下の季節には冬用燃
燃料を補給する 1. 重要 燃料タンク一杯に入れないこと。 燃料キャップの周囲をきれいに拭いてキャップを 外す図 21または図 22。 3. 給油が終わったらキャップを締める。 4. 注 カチッという音が聞こえればキャップは確実に しまっています。 こぼれた燃料はふき取る。 毎日の整備作業を実施する 毎日の運転前に以下の作業を行ってください • エンジンオイルの量を点検する エンジンオイルを点 検する (ページ 32)を参照。 • 燃料フィルタからの水抜きを行う 燃料フィルタからの 水抜き (ページ 34)を参照。 • 冷却系統を点検する; 冷却系統の整備 (ページ 40) を参照。 • タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検す る (ページ 38)を参照。 • 油圧オイルの量を点検する 油圧オイルの量を点検 する (ページ 42)を参照。 • リールとベッドナイフの刃合わせを点検する リー ルとベッドナイフの摺り合わせを点検する (ページ 47)を参照。 g227928 図 21 点検窓付き燃料タンク搭載機 1. 燃料タンクの点検窓 2.
• 見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの障 害物の近くでは安全に十分注意してください。 • 段差や溝、大きく盛り上がった場所の近くなどでは 作業しないでください。万一車輪が段差や溝に落ち たり、地面が崩れたりすると、機体が瞬時に転倒 し、非常に危険です。 • 刈り込み中以外は必ずカッティングユニットを止め ておいてください。 • 異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じ たときには運転を停止してカッティングユニットをよく 点検してください。異常を発見したら、作業を再開 する前にすべて修理してください。 • 旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、 減速し周囲に十分な注意を払ってください。常に道 を譲る心掛けを。 • 刈高を変更する時は、必ずカッティングユニットを停 止させ、エンジンを止めてください運転席で刈高を 変更できる場合はこの限りでありません。 • 排気ガスが充満するような締め切った場所では絶対 にエンジンを運転しないでください。 • エンジンを掛けたままで絶対に機体から離れないで ください。 • 運転位置を離れる前に集草バッグを空にする場合 や詰まりを
注 カッティングユニットが降下するためには、 モードレバーを中央刈り込み位置にしておく必要 があります。 この期間中の取り扱いは、本機のその後の信頼性を確 保する上で非常に重要ですから、各機能や動作を入念 に観察し、小さな異常でも早期に発見・解決しておいて ください。また、この期間中はオイル漏れや部品のゆ るみの点検を頻繁におこなってください。 3. カッティングユニットが停止し、一番上移動位置ま で上昇すれば正常。 エンジンの始動手順 4. 機体が動かないようにブレーキを掛けた状態で、 走行ペダルを前進側と後退側に踏み込んでみる。 5. 上記を約 1-2 分間行う。モードレバーをニュート ラル位置に戻し、駐車ブレーキを掛け、エンジン を停止する。 6.
着席スイッチの動作の点検 安全インタロックは、人身事故や車両を損傷するなど の危険が存在する場合に強制的に運転を停止してオペ レータや機械を保護する安全装置です。 以下の条件がそろっていないとインタロックが作動し、 エンジンを始動することができません • 走行ペダルがニュートラル位置にある。 • モードレバーがニュートラル位置にある。 1. 着席し、走行ペダルがニュートラル位置、モード レバーがニュートラル位置、駐車ブレーキが掛 かっていることを確認する。 2. エンジンを掛ける。 3.
グリーンを刈り込む 1. エンジンはフルスロットル、モードは芝刈りモード でグリーンに入ります。 2. グリーンの一方の縁から刈り始め細長いじゅうた んを敷くつもりで真っ直ぐに進んでください。 注 このパターンで作業すると、無駄な重なりをな くし、固結を最小限に抑えながら、美しい縞模様 を作ることができます。 3. 集草バスケットの先端がグリーンの縁に掛かった ところで芝刈りレバーを前に倒します。 注 これによりカッティングユニットが芝面に下降し リールが回転を始めます。 重要 中央ユニットはやや遅れて動作を開始しま すので、練習によってこのタイミングを早くつか んで、仕上げの外周刈りの手間を最小限にし ましょう。 g229671 図 23 注 中央ユニットの遅れには、油圧オイルの温度 により多少のずれがあります。油圧オイルが低温 の時は遅れが長めになります。温度が上昇する につれて遅れは短くなります。 4.
トレーラへの積み込み 外周刈りと仕上げ 最後にグリーンの外周を刈ります。これも前回と 反対の方向から刈るようにしましょう。 • トレーラやトラックに芝刈り機を積み降ろすときには 安全に十分注意してください。 注 常に天候や芝状態を考慮すること、毎回刈り 込みの方向を変えることが大切です。 • 積み込みには、機体と同じ幅のある歩み板を使用 してください。 外周刈りが終わったら芝刈りコントロールレバー を軽く引いてカッティングユニットを停止させ、グ リーンの外へ出ます。全部のカッティングユニッ トがグリーンの外に出たらカッティングユニット を上昇させます。 • 荷台に載せたら、ストラップ、チェーン、ケーブ ル、ロープなどで機体を確実に固定してください。 機体の前後に取り付けた固定ロープは、どちらも、 機体を外側に引っ張るように配置してください。 注 このようにすれば、グリーンの上に刈りかす がこぼれ落ちません。 緊急時の牽引について 3. 旗を戻して終了です。 4. 集草箱にたまった刈りかすを捨てて、次のグリー ンに移動します。 緊急時には、0.
保守 警告 適切な保守整備を行わないと車両が故障・破損したり、搭乗者や周囲の人間まで巻き込む人身事故を 起こす恐れがある。 マニュアルに記載された作業を行って、マシンをいつも適切な状態に維持することが重要である。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 www.Toro.
整備間隔 800運転時間ごと 2年ごと 整備手順 • • • • 燃料フィルタを交換する。 油圧オイル、フィルタ、タンクのブリーザを交換する。 エンジンの回転数を点検する(アイドル回転とフルスロットル)。 バルブのクリアランスを点検する。 • 燃料ラインとその接続を点検します。 • 可動部ホースを交換する。 • 定期的に冷却系統内部を清掃してください。 始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 インタロックの動作を点検す る。 計器類の動作を確認する.
整備前に行う作業 潤滑 保守作業開始前の安全確認 グリスアップを行う • 調整、清掃、修理、車両を離れる前に以下を行っ てください 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと No.2リチウム系汎用グリスを注入します。 – 平らな場所に駐車する。 1.
エンジンの整備 重要 高圧のエアは使用しない。異物がフィルタ を通ってエンジン部へ吹き込まれる恐れがある。 4. エンジンの安全事項 重要 使用済みのエレメントを再利用しないでく ださい。 エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 • • 一次フィルタを取り外し、以下の手順で交換する エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—エアクリーナのフィルタ を整備するほこりのひどい場所で使 用する場合は整備間隔を短くする。 • エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか 点検し、破損があれば交換してください。吸気部 全体について、リーク、破損、ホースのゆるみな どを点検してください。 • 早めに整備を行っても意味がありません。むしろ フィルタを外したときにエンジン内部に異物を入れて しまう危険があります。 • 本体とカバーがシールでしっかり密着しているのを 確認してください。 1. エアクリーナのカバーをボディーに固定している ラッチを外す 図 27 。 A.
2. 補給するときはディップスティックで確認しながら 入れ す ぎ な い こ と 。 少量ずつ入れる入 ディップスティックを抜きウェスで一度きれいに 拭く(図 29)。 重要 エンジンオイルを補給するときには、ディッ プスティックを抜いておいてください。エンジンオ イルを補給する時には、補給口とジョウゴなどの に示 す よ う な す き 間 が 必 要 で す 。 間に 必ず 図 28に これは補給の際に通気を確保し、オイルがブリー ザ内部に侵入しないようにするためです。 5. ディップスティックを元通りに取り付ける。 6. エンジンを始動しアイドル回転で約 30 秒間回転 させ、その後にエンジンを停止させる。30 秒間 待って、ステップ2-5をもう一度行う。 7. ディップスティックをしっかりと取り付ける。 エンジンオイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 150運転時間ごと 1. ドレンプラグを外してオイルを容器に受ける。オイ ルが抜けたらドレンプラグを取り付ける図 30。 g002373 図 28 1.
3. ガスケットがアダプタに当たるまで手でねじ込み、 締め す ぎ そこから更に ½-¾ 回転増し締めする。締 ないように注意すること。 燃料系統の整備 4. クランクケースにオイルを入れる エンジンオイル を点検する (ページ 32)を参照。 燃料フィルタからの水抜き 5. 使用済みオイルは適切に処分する。 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止させる。 2. フィルタの下に燃料を受ける容器をおく。 3. 燃料フィルタについているドレンプラグを 1 回転 ほど開き、内部にたまっている異物を流し出す 図 32 。 g014720 図 32 1. 4. 燃料フィルタ 2. ドレンプラグ 終了したらプラグを締める。 注 内部に溜まっている水は軽油と混合して出て きますので、容器に受けて適切に処分してくださ い。 燃料フィルタ・水セパレータの 交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 1.
燃料ラインとその接続の点検 整 備 間 隔 : 2年ごと 劣化・破損状況やゆるみが発生していないかを調べ てください。 g014626 図 33 1. 燃料バルブ 2. フィルタ容器(図 34)の周辺をウェスできれいに ぬぐう。 3. フィルタの下に燃料を受ける容器をおく。 4. フィルタのドレンプラグを開く図 34。 g014720 図 34 1. 燃料フィルタ水セパレータ の容器 2. フィルタドレンプラグ 5. フィルタ容器を外す外した容器は地域の法令な どに従って処分する。 6. ガスケットがアダプタに当たるまで手でねじ込み、 そこから更に ½-¾ 回転増し締めする。 7.
電気系統の整備 3. バッテリー上部は、アンモニア水または重曹水に 浸したブラシで定期的に清掃してください 電気系統に関する安全確保 4.
救援バッテリーによるエンジ ンの始動 ヒューズの搭載位置 ヒューズは座席下にあります図 35。 救援用のバッテリーを使ってエンジンを始動させる場 合には、バッテリー端子の代わりに救援用プラス端 子スタータソレノイドについているを利用することがで きます 図 37 。 g195277 g002735 図 35 1. 診断ランプとグロープラ グ 7.5A 図 37 ヘッドライトとリークディテ クタ 15A 6. システム10A 5. 1. リール回転、昇降、ファ ン 7.5A 3. リール昇降、電動リール回 7. イグニッションスイッチと 転、オーバーヒート7.5A Start/Run10A 2. 4. ヒューズなし 8. ECM ロジックと電源2A 電動リール用のワイヤハーネスのヒューズは右側サイ ドカバーの下のコンソール下にあります図 36。 g028670 図 36 1.
走行系統の整備 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日 タイヤ空気圧はターフのコンディションに合わせて適宜 変えてください適正範囲の最低値は 0.83 bar、最高 値は 1.10 barです。 ホイールナットのトルクを点検 する 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 1 時間 g014616 図 38 使用開始後最初の 10 時間 1. 偏芯ナット 2.
芝刈り速度の調整 刈り込み速度は出荷時の設定で 6.1 km/h ですが、 0-8 km/h の間で調整が可能です。 1. トラニオンボルトのジャムナットをゆるめる図 40。 2. ロック芝刈ブラケットをペダルピボットに固定して いるナットをゆるめる。 g015494 図 39 1. ペダルストップ 1. モードレバーを移動走行位置にセットし、ペダルス トップを固定しているロックナットをゆるめる図 39。 2. ペダルストップを締め込んで、走行ペダルから 離す。 3. ペダルに軽く力を掛けながら、ペダルストップの 位置の微調整を行い、調整ができたらロックナッ トで調整を固定する。 g014625 図 40 重要 ケーブルのテンションを確認してください。 テンションが強すぎるとケーブルの寿命が短く なります。 1. 2. 移動走行速度を下げる調整 1. ペダルを踏み、ペダルストップを固定している ロックナットをゆるめる。 2. 希望する速度になるまでペダルストップをゆる める。 3. ロックナットで調整を固定する。 39 ジャムナット ナット 3.
冷却系統の整備 冷却液は水とエチレングリコール不凍液の 50/50 混合 液を使用してください。毎日の作業前、エンジンを始動 する前に冷却液の量を点検してください。 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを開け ると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけどを 負う恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 • エンジン回転中はラジエターのふたを開けな いこと。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 • キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 ラジエタースクリーンの清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 ほこりの多い環境 で使用しているときは 1 時間おきに 点検してください。 1.
ブレーキの整備 ベルトの整備 ブレーキの調整 オルタネータベルトの調整 駐車中にブレーキが十分に利かずに車両が動いてしま う場合には、ブレーキドラムの近くにあるバルクヘッド フィッティングで調整を行うことができますさらに詳しい ことについては弊社代理店に問い合わせるか サービ スマニュアル を参照してください。 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 8 時間 機械を正しく動作させ、無用の磨耗を防止するため にベルト類は正しく調整してください。 注 年に1回ブレーキの焼き慣らしを行う13 ブレーキの 慣らし掛けを行う (ページ 14)を参照。 1. エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、キー を抜き取る。 2. 2 つのプーリの中間部でベルトを親指で中くらい の力10 kgで押す。 7-9 mm 程度のたわみが出る のが適正である。ベルトの張りの調整が必要な 場合は、以下の手順で行う g014755 図 43 1. 41 オルタネータのベルトここを押す 2. オルタネータ 3. 調整ストラップ A.
油圧系統の整備 高粘度インデックス低流動点アンチウェア油圧作動液, ISO VG 46 物性 油圧系統に関する安全確保 • • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確実 に解放する。 cSt @ 40°C 44 - 50 cSt @ 100°C 7.9 - 8.
油圧オイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 800運転時間ごと 油 圧 オ イ ル の 量 25.7 リットル オイルが汚染された場合は内部のフラッシュ洗浄作業 が必要となります。 Toro 代理店にご相談ください汚染 されたオイルは乳液状になったり黒ずんだ色になっ たりします。 1. g014719 図 44 1. 1. フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬぐう図 45。フィルタの下に廃油受けを置いてフィルタを 外す。 油圧オイルタンクのキャップまたはディップスティックの位置 平らな場所に駐車する。 注 マシンが使用直後でなく、油圧オイルが冷え た状態であることを確認してください。 2. マシンの油圧オイルタンクで、油圧オイルの量 を確認する。 • タンクに確認窓がついている場合はそこで確 認し、ステップ 5 に進んでください。 • メインの油圧オイルタンクに油量確認窓がつ いていない場合は、タンク上部にあるディッ プスティックを探し出しステップ 3 に進んでく ださい。 3.
カッティングユニットの保守 油圧ラインとホースの点検 油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部 のゆるみ、磨耗、フィッティングのゆるみ、風雨や薬品 による劣化などがないか毎日点検してください。異常を 発見したら必ず運転を行う前に修理してください。 刈り込みブレードについての 安全事項 磨耗したり破損したりしたリール刃や下刃は使用中に割 れて破片が飛び出す場合があり、これが起こるとオペ レータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場 合には死亡事故となる。 • リール刃や下刃が磨耗や破損していないか定期的 に点検すること。 • 刃を点検する時には安全に十分注意してください。 必ず手袋を着用してください。リールと下刃は研磨 するか交換するかのみ行い、たたいて修復したり溶 接したりしないでください。 • 複数のカッティングユニットを持つ機械では、1つの リールを回転させると他のカッティングユニットのリー ルも回転する場合がありますから注意してください。 カッティングユニットの取り付 けと取り外し 注 カッティングユニットの整備研磨、刈高調整などを行 う場合には、そのカッティングユニット
電動用ウェイトを取り付ける 図 47 のように、キャップスクリュ2本を使用して既存の カウンタウェイトに電動用ウェイトを取り付ける。 g014602 図 48 1. 3. 4. フットレスト 閉じた状態 2. フットレスト 開いた状態 中央サスペンションアームの下にカッティングユ ニットを置く。 サスペンションアームのバーについているラッチを 上向き開いた状態にして図 49、サスペンション アームを押し下げて、バーを、カッティングユニッ トのバーの上に被せるようにする図 50。 g036342 図 47 1. キャップスクリュ 2. 電動用カウンタウェイト 3. 既存のカウンタウェイト カッティングユニットを取り付ける 1. カッティングユニットを、給電切断カップラ部に て解除する カッティングユニット給電切断コネク タ (ページ 21)を参照。 g014609 図 49 1. 2.
5. カッティングユニットを取り外す ラッチを下げて閉じるとカッティングユニットの バーがロックされてユニットがアームにセットさ れる 図 49 。 1. 注 ラッチが正しくロックされると、「カチッ」とい う音が聞こえ手ごたえが感じられます。 6. カッティングユニット用モータのスプラインシャフト にきれいなグリスを塗りつける図 51。 7. モータを、カッティングユニットの左側運転席か ら見てに取り付け、カッティングユニットについて いるモータ固定バーを、モータの上から被せるよ うにセットし、モータの左右から「カチッ」という ロック音が聞こえるまで押し下げる図 51。 カッティングユニットを、給電切断カップラ部に て解除する カッティングユニット給電切断コネク タ (ページ 21)を参照。 注意 カッティングユニット給電切断カップラ部を解 除しないと、誰でもいつでもカッティングユ ニットを始動させることができ、手や足に大 怪我を負う危険がある。 カッティングユニットの整備などを行う際に は、必ずその前に、カッティングユニット給電 切断カップラ部を解除すること。 2.
リールのバックラップ 警告 バックラップ中にリールに触れると大けがをする。 g036124 図 53 注 カッティングユニットの整備研磨、刈高調整な どを行う場合には、そのカッティングユニットの リールモータを、サスペンションアームの前部に ある一時保管位置にセットしておくと、誤って破損 させるなどの事故を防止することができます。 重要 リールモータをホルダー 保管位置 に入れ たままでサスペンションを「移動走行」位置に しないでください。モータやホースが破損する恐 れがあります。カッティングユニットを取り付けな い状態でトラクションユニットを移動させなければ ならない場合には、ケーブルタイでモータを固 定してください。 5. 取り外したいカッティングユニットのサスペンション アームのバーについているラッチを開く図 49。 • リールその他の可動部に手指、足、衣類等を 近づけないよう注意すること。 • エンジンが動いている間は、止まったリールを 絶対に手や足で回そうとしないこと。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下さ せ、エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛ける。 2.
保管 長期間にわたって保管する場合には以下のような作 業を行ってください 1. 機体からゴミや刈りかすをきれいに取り除く。必 要に応じてリールやベッドナイフの研磨を行う カッ ティングユニットのオペレーターズマニュアル を参 照。ベッドナイフやリール刃にはさび止めを塗布 する。潤滑必要部にグリスやオイルを入れる。 2. タイヤに重量がかからないように完全にブロッ クする。 3. 油圧オイルとフィルタを交換する。油圧ラインや フィッティングを注意深く点検し、必要に応じて交 換する 油圧オイルとフィルタの交換 (ページ 43) と 油圧ラインとホースの点検 (ページ 44)を参照。 4. 燃料タンクから燃料を抜き取る。エンジンを始 動し、燃料切れで自然に停止させる。燃料フィ ルタを交換する 燃料フィルタ・水セパレータの交 換 (ページ 34)を参照。 5. エンジンがまだ暖かいうちに、エンジンオイルを 抜き取る。新しいオイルを入れる エンジンオイル とフィルタの交換 (ページ 33)を参照。 6. シリンダ、エンジン、フィン、ブロアハウジングな どをきれいに清掃する。 7.
メモ
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トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 • • 通常の使用にともなう音、振動、磨耗、損耗および劣化。 通常の使用に伴う「汚れや傷」とは、運転席のシート、機体の塗装、 ステッカー類、窓などに発生する汚れや傷を含みます。 部品 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、