Form No. 3422-486 Rev C Greensmaster® 3420 TriFlex® ト ラ クションユニット シリ ア ル 番 号 403099001 以 上 モ デ ル 番 号 04540—シ 製品の登録は www.Toro.com.
重 要 シ リ ア ル 番 号 デ カ ル に つ い て い る QR コ ー ド 無 い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 警告 g233264 図1 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジンの 排気には発癌性や先天性異常な
7 カッティングユニットを取り付ける ...................................................................... 13 8 クリップコントロールの設定を行う ....................13 9 後部ウェイトを取り付ける ..............................14 10 CE ガードキットを取り付ける ........................14 11 CE用ステッカーを貼り付ける........................14 12 タイヤ空気圧を下げる ................................15 13 ブレーキの慣らし掛けを行う.........................15 製品の概要 ............................................................. 16 各部の名称と操作 ............................................ 16 インフォセンター .........
安全について • 機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけな いでください。 この機械は、セットアップを完了した時点で EN ISO 5395 および ANSI B71.
decal115-8156 115-8156 1. リール高さ 2. 5 枚刃カッティングユニット 3. 8 枚刃カッティングユニット 5. 14 枚刃カッティングユニット 4. 11 枚刃カッティングユニット 6. リール速度 7. 高速 8. 低速 decal115-8155 115-8155 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと始動補助剤を 使用しないこと。 decal115-8203 115-8203 1. ヒューズについては オペ レーターズマニュアル を読 2. decal115-8226 115-8226 ラジエターファン50 A 1.
decal131-2046 131-2046 1. ライトダブル 2. ライトシングル 3. Off decal136-8506 136-8506 1. 警告初めて運転する前に オペレーターズマニュアル 4. 転倒する危険旋回開始前 に十分に速度を落とすこ と 高速でターンしないこと。 を読むことトレーニングを 受けること。 2. 警告必ず聴覚保護具を着 用すること。 5. 異物が飛び出す危険人を 近づけないこと。 3. 手足の切断の危険すべて の安全カバー類を正しく取 り付けておくこと。 6. 警告 車両を離れるときは 駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜く こと。 decal119-9346 119-9346 1. ペダルを踏むとロック解除 2. さらに詳しい情報について は オペレーターズマニュア ル を読むこと。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8.
decal106-6755 106-6755 decal136-8505 136-8505 CE規格に適合させる場合に 136-8506 の上から貼り付ける 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後 方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認 められる法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で 運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場 所条件のもとでこの機械を使用することができるかどうかを判断す る方法について、 オペレーターズマニュアル で確認してください。 同じ斜面上であっても、地表面の条件が変われば運転条件が変 わります。斜面では可能なかぎりカッティングユニットを地表面ま で下げておいてください。斜面上でカッティングユニットを上昇させ ると機体が不安定になる恐れがあります。 1. 警告初めて運転する前に オペレーターズマニュアル 4. 転倒の危険15度を超える 斜面での横断走行、下り 走行禁止。 5. 異物が飛び出す危険人を 近づけないこと。 を読むことトレーニングを 受けること。 2.
decal138-9695 138-9695 1. エンジン速度 高速 7. リール速度 ニュートラル 2. エンジン速度 低速 8. リール 移動走行 3. リール下降して回転。 9. リール 刈り込み 4. リール上昇して停止 10. リール バックラップ 5. リール速度 高速 11. 前進 6. リール速度 低速 decal132-9550 132-9550 1. チョーク 3. エンジン 作動 2. エンジン 始動 4.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 ROPS バー ボルト ½" x 3¾" フランジナット ½" 1 4 4 ROPSを取り付けます。 2 シートコンプリーションキット 1 運転席をベースに取り付けます。 3 ハンドル ロックナット 1½" ワッシャ ハンドルのキャップ 1 1 1 1 ハンドルを取り付ける 4 必要なパーツはありません。 – バッテリー液を入れて充電します。 5 オイルクーラキット — グリーンズマスター 3300 シリーズ トラクションユニット用P/N 119-1691 [別売] – オイルクーラオプションを取り付けます。 集草バスケット用フック フランジボルト ゲージバー カッティングユニット弊社代理店からご 購入ください 集草バスケット 電動リールモータ用カウンタウェイト キャップスクリュ リング 6 12 1 3 3 6 3 カッティングユニットとカウンタウェイトを 取り付ける。 8 必要なパーツはありません。 – クリップコントロールの設定を行います
その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 使用前に必ずマニュアルを読むこと。 エンジンマニュアル 1 エンジン関係の情報を調べるための資料です。 規格適合認定書 運転音認証証明書 1 1 CE 規格に適合していることを証明する書類です。 始動キー 2 エンジンを掛ける。 1 を取 り 付 け る ROPSを この作業に必要なパーツ 1 ROPS バー 4 ボルト ½" x 3¾" 4 フランジナット ½" 手順 1. 出荷用クレートから上部サポートを外す。 2. クレートからROPSを取り出す。 3. 右サイドカバーを機体に固定しているボルト3本を 外してカバーを取り外す。 4. 図 3 に示すように、ヒューズブロックブラケット を ROPS ブラケットに固定しているボルト 2 本を 外す。 g233711 図3 1. ROPS バー 10 4. ボルト½" x 3¾" 2. 右サイドカバー 5. 右側 ROPS ブラケット 3. ヒューズブロックブラケット 6. フランジナット½" 5.
4. 2 4 運転席を取り付ける バッテリー液を入れて充電する この作業に必要なパーツ シートコンプリーションキット 1 キャップを取り付け、ボルト6本で固定する図 4。 必要なパーツはありません。 手順 手順 お好みの運転席キットを弊社代理店から購入して取り 付けを行ってください キットの取り付け要領書 を参照。 必ず所定の電解液比重 1.265を使用してください。 警告 3 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分 が触れるとショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 ハンドルを取り付ける • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときに は、端子と金属を接触させないように注意す る。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 ロックナット 1½" 1 ワッシャ 1 ハンドルのキャップ 1. 重要 機体にバッテリーを載せたままで電解液を 入れないでください。電解液がこぼれた場合、機 体が激しく腐食します。 手順 1.
警告 バッテリーケーブルの接続ルートが不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス 黒 ケー ブルから取り外す。 • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス 赤 ケー ブルから取り付け、それからマイナス 黒 ケーブ ルを取り付ける。 g032705 図6 1. 電解液 4. 電極板が液を吸収するまで20-30分間程度待つ。 必要に応じて、電極板が 6 mm程度水没するぐ らいに電解液を補充する図 6。 5. 充電器に接続し、充電電流を 2-4 A にセットす る。液温 16°Cのときの電解液の比重が 1.
6 7 集草バスケット用フックを取り 付ける カッティングユニットを取り付 ける この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 6 集草バスケット用フック 1 ゲージバー 12 フランジボルト 3 カッティングユニット弊社代理店からご購入ください 3 集草バスケット 3 電動リールモータ用カウンタウェイト 6 キャップスクリュ 3 リング 手順 フランジボルト全部で12本を使って、サスペンション アームのバーの端部に集草バスケット用フック全部 で6個を取り付ける図 8。 手順 1. カッティングユニットの準備を行うカッティングユ ニットの オペレーターズマニュアル を参照。 2. 駆動カップラの内側面にグリスを塗る。 3. 各リールモータに、図 9のようにOリングを取り 付ける。 g015492 図8 1. フランジボルト 2. 集草バスケット用フック 3. サスペンションアームの バー g256064 図9 13 4.
8 10 クリップコントロールの設定を 行う CE ガ ー ド キ ッ ト を 取 り 付 け る この作業に必要なパーツ 必要なパーツはありません。 1 CE ガードキットP/N 04443別売 手順 手順 この機械には、リール速度を刈り込み速度に同調させ てクリップを一定に保持するクリップ制御機能がありま す。これによって、一定でクオリティの高いカットを行 い、均一な刈り上がり見映えを作ることができます。出 荷時にはこの機能は OFF に設定されています。機能 を設定し ONにするには クリップコントロールの設定を 行う (ページ 20)をご参照ください。 CE ガードキットを取り付ける グリーンズマスター 3420 トリフレックストラクションユニット用CE ガードキット取り 付け領書を参照。 11 用ス テ ッ カ ー を 貼 り 付 け る CE用 9 この作業に必要なパーツ 後部ウェイトを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ウェイトキットP/N 121-6665別途購入のこと 注 3輪駆 動キットが取り付けられているマシンには、このキット は必要ありません。 1
13 ブレーキの慣らし掛けを行う 必要なパーツはありません。 手順 ブレーキの慣らし掛けを行う13 ブレーキの慣らし掛けを 行う (ページ 15)を参照。 g233420 図 10 1. CE マークステッカー シリアルプレートの近くに製造年表示ステッカーを 貼りつける 図 11 。 • g271539 図 11 1.
製品の概要 g014603 図 13 1. 走行ペダル前進用 2. 走行ペダル後退用 3. ステアリングアーム・ロック ベダル g014674 図 12 エンジン 5. ハンドル 2. ROPS バー 6. 7. 走行ペダル フットレスト 8. カッティングユニット 1. 3. 4. コントロールパネル 運転席 各部の名称と操作 g005105 図 14 走行ペダル 走行ペダル図 13には3つの機能があります 前進走 行、後退走行、それに停止です。右足のつま先とか かとを使いますペダル前部を踏み込むと前進、後部 を踏み込むと後退です。前進中に後退位置に踏み 込むと素早く停止することができます。ペダルから足 をはなせばニュートラル位置となり、車両は停止しま す。前進中に足を休めるつもりで後退側にかかとを乗 せないでください。図 14 走行速度は以下の通りです • 刈り込み時前進速度 3.2-8 km/h • 最大移動走行速度16 km/h • 後退速度 4.
スロットルレバー 始動スイッチ スロットルレバー図 15はエンジンの回転速度rpmを制 御するものです。スロットルコントロールを高速方向へ 動かすとエンジンの速度が上がり、低速方向に動か すとエンジンの速度が下がります。 スイッチ図 15にキーを差し込んで右へSTART 位置まで 回すとエンジンが始動します。エンジンが始動したら キーから手を放すと、キーは自動的にON位置に動き ます。エンジンを停止させるには、キーを左に回して STOP 位置にしてください。 注 スロットルレバーでエンジンを停止させることはで きません。 駐車ブレーキレバー ブレーキレバー図 16を引き上げると駐車ブレーキがか かります。解除する時は、ブレーキレバーの下側にあ る解除レバーを握り込んでレバーを下げます。機体から を離れるときには必ず駐車ブレーキを掛けてください。 g033079 図 15 1. 始動スイッチ 4. スロットルレバー 2. モードレバー 5. インフォセンター 3.
g017946 バッテリー電圧 2. 3. 電源表示・故障表示灯 6. 7. グロープラグ アワーメータ エンジン rpm/状態 8. 右ボタン 4. 故障記録 5. 発電機電圧/作動状態 9. 10. モードレバーの現在位置移動走行モードの時に はウサギ、刈り込みモードの時にはカメが表示さ れます。 • エンジンオイル圧エンジンオイルの圧力が危険域ま で下がるとこのアイコンが表示されます。 • メニューアクセス/バックボタン押すとインフォセン ターのメニューが表示されます。メニュー表示中に これを押せばメニューを終了します。 • 下ボタンメニューを下向きにスクロールするときに 使います。 • 右ボタン右向き矢印が表示されたとき、その先にあ るメニュー項目を見るために使用します。 注 各ボタンの機能はメニューの内容によって、変わ ります。各ボタンについて、その時の機能がアイコ ンで表示されます。 図 17 1.
SERVICE 整 備 メニュー項目 内容 HOURS 運転時間 マシン、エンジン、リール、 バックラップ、およびファンが 使用されていた時間およびマシ ンが移動走行していた時間と オーバーヒートしていた時間が 記録されており、これらを確認 することができます。 COUNTS 回数 マシンが予熱および始動操作 された積算回数が表示されま す。 BACKLAP バックラップ バックラップの ON/OFF を行い ます一回押すと On、もう一度 押すか、イグニッションキーを OffにするとOff。 保護設定 保護項目の保護設定を行いま す。 RESET DEFAULTS デフォルトに リセット インフォセンターを初期状態に リセットします。 RAISE DELAY 上昇遅延 中央のカッティングユニットの上 昇遅れ時間を設定します。 LOWER DELAY 下降遅延 中央のカッティングユニットの下 降遅れ時間を設定します。 TAPOFF DELAY タップオフ遅延 タップオフの遅れ時間を設定 します。 REEL SPEED リール速度 リール速度を設定します。 BACKLAP
375ミリ秒で、この設定は刈り込み速度 6.1km/h の場 合の最適値です。 5. 設定 SETTINGS メニューからクリップCLIP を選択 する。 6. CLIP を希望の数値にセットする。 設定数値 遅延時間 秒 1 0.100 2 0.150 3 0.200 4 0.250 5 0.300 6 0.375 1. カッティングユニットを希望の刈高にセットする。 7 0.475 2. 8 0.600 刈り込み条件に最も適した刈り込み速度を決め る。 9 0.750 3. 10 0.
故障記録表示から故障診断を行う 燃料バルブ 故障記録表示は、何らかの不具合が記録されている場 合にアイコンでそれを知らせます。このアイコンが表示 されたら、新しい不具合が Faults メニューに記録され ているということですから、ご自身や代理店の技術者が その内容を見て不具合の診断ができます。 格納時やトレーラなどで長距離を輸送する場合には、 運転席下の燃料タンク下部にある燃料バルブ図 21を閉 じてください。 エラーコードの一覧表は、弊社代理店にて入手くださる か サービスマニュアル をご覧ください。 座席調整レバー 運転席の左角部にあり図 20、運転席の前後位置の調 整を行うことができます。 注 座席の位置の調整範囲が足りない場合には、座席 レールをベースに固定しているナット 4 本を外して、さ らに前または後ろの取り付け穴に座席レールを取り付 け直してください。 g014626 図 21 1.
セサリを御使用になると危険な場合があり、製品保証を 受けられなくなる場合がありますのでおやめください。 g016588 図 22 1.
運転操作 燃料についての仕様 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 • 燃 料 タ ン ク 容 量 22.
4. こぼれた燃料はふき取る。 毎日の整備作業を実施する 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日 毎日の運転前に以下の作業を行ってください • エンジンオイルの量を点検する エンジンオイルを点 検する (ページ 35)を参照。 • 燃料フィルタからの水抜きを行う 燃料フィルタからの 水抜き (ページ 37)を参照。 • 冷却系統を点検する; 冷却系統の整備 (ページ 42) を参照。 • タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検す る (ページ 40)を参照。 • 油圧オイルの量を点検する 油圧オイルの量を点検 する (ページ 44)を参照。 • リールとベッドナイフの刃合わせを点検する リー ルとベッドナイフの摺り合わせを点検する (ページ 49)を参照。 g227928 図 23 点検窓付き燃料タンク搭載機 1. 燃料タンクの点検窓 2.
• カッティングユニットに手足を近づけないでくださ い。また排出口の近くにも絶対に人を近づけないで ください。 • バックするときには、足元と後方の安全に十分な 注意を払ってください。 • 見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの障 害物の近くでは安全に十分注意してください。 • 刈り込み中以外は必ずカッティングユニットを止め ておいてください。 • 旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、 減速し周囲に十分な注意を払ってください。常に道 を譲る心掛けを。 • 刈高を変更する時は、必ずカッティングユニットを停 止させ、エンジンを止めてください運転席で刈高を 変更できる場合はこの限りでありません。 • 排気ガスが充満するような締め切った場所では絶対 にエンジンを運転しないでください。 • エンジンを掛けたままで絶対に機体から離れないで ください。 • 運転位置を離れる前に集草バスケットを空にする場 合やカッティングユニットの詰まりを除去する場合も: を判断してください。この調査においては、常識を 十分に働かせてください。 • – 斜面での発進・停止・旋回は避けてくだ
エンジンの始動手順 重要 始動補助剤 エーテルなど を使用しないでください。 4. 機体が動かないようにブレーキを掛けた状態で、 走行ペダルを前進側と後退側に踏み込んでみる。 5. 上記を約 1-2 分間行う。モードレバーをニュート ラル位置に戻し、駐車ブレーキを掛け、エンジン を停止する。 6. オイル漏れがないか点検し、フィッティング部か らオイルがにじんでいる場合にはフィッティングを 締め付ける。 注 以下の場合には、エンジンを始動する前に燃料シス テムのエア抜きが必要な場合があります 新車を初めて始動する時 • • • 燃料切れでエンジンが停止した時 燃料系統の整備作業を行った後フィルタなどを交 換した後。 注 マシンが新しく、ベアリングやリールがまだ十 分になじんでいない間は、スロットルを高速に セットした状態でこの点検を行う必要があります。 慣らし運転期間終了後は回転速度を下げて点検 できるようになります。 エンジンマニュアルを参照のこと。 1.
インタロックが適切に機能してエンジンが停止する のが正常。正しく動作しないのはインタロックの故 障であるから直ちに修理する。 走行ペダルがニュートラル位置にある。 モードレバーがニュートラル位置にある。 • • 以下の条件がそろっていないとインタロックが作動し、 走行することができません • 駐車ブレーキが掛かっていない。 • 運転席に着席している。 • モードレバーが刈り込み位置か移動走行位置に セットされている。 刈り込みレバーの点検 1. 着席し、走行ペダルがニュートラル位置、モード レバーがニュートラル位置、駐車ブレーキが掛 かっていることを確認する。 2. エンジンを掛ける。 3. 走行ペダルの点検 この状態から芝刈りレバーを「芝刈り」位置に切 り換えてカッティングユニットを降下させる。カッ ティングユニットは降下するが回転しないのが 正常。 以下の要領で、インタロックの動作を毎日確認してく ださい 回転するのはインタロックの故障です原因を究明 し、修正してください。 モードレバーが刈り込み位置にない場合はインタロック が作動し、リールが回転しません。 1.
注 このパターンで作業すると、無駄な重なりをな くし、固結を最小限に抑えながら、美しい縞模様 を作ることができます。 3. 集草バスケットの先端がグリーンの縁に掛かった ところで芝刈りレバーを前に倒します。 注 これによりカッティングユニットが芝面に下降し リールが回転を始めます。 重要 中央ユニットはやや遅れて動作を開始しま すので、練習によってこのタイミングを早くつか んで、仕上げの外周刈りの手間を最小限にし ましょう。 注 中央ユニットの遅れには、油圧オイルの温度 により多少のずれがあります。油圧オイルが低温 の時は遅れが長めになります。温度が上昇する につれて遅れは短くなります。 4. 行きと帰りでのオーバーラップができるだけ小さく なるように運転します。 g229671 図 25 注 グリーン内をぶれずにきれいに直進し、刈り 込みの済んだ列との距離を一定に保って走るた めには、車体前方 1.
牽引時の安全事項 外周刈りと仕上げ 1. 最後にグリーンの外周を刈ります。これも前回と 反対の方向から刈るようにしましょう。 注 外周刈りの時は、スロットルレバーで走行速 度を調整しましょう。これによってグリーンの内部 とクリップが揃うようになり、タイヤ跡ができにくく なる可能性もあります。 注 常に天候や芝状態を考慮すること、毎回刈り 込みの方向を変えることが大切です。 2. 外周刈りが終わったら芝刈りコントロールレバー を軽く引いてカッティングユニットを停止させ、グ リーンの外へ出ます。全部のカッティングユニッ トがグリーンの外に出たらカッティングユニット を上昇させます。 4.
g270390 図 27 1. ロープ掛けポイント左右に あり 2. ロープ掛けポイント車両後 部 g014627 図 28 1. 緊急時の牽引について 2. 緊急時には、0.4 km 程度までは本機を牽引して移 動することができます。 エンジンを始動する前に、必ずバイパスバルブを 閉じる溝が横向きになる 図 28。 重要 バイパスバルブを開けたままでエンジン を掛けないこと。 重要 駆動系に損傷を与える恐れがあるので、牽引速 度 は 、 3-5 km/h ま で と し て く だ さ い 。 移 動 距 離 が 0.4 km を 超 え る 場 合 は 、 ト ラ ッ ク や ト レ ー ラ に 積 ん で 移 送 してください。 1.
保守 注意 適切な保守整備を行わないと車両が故障・破損したり、搭乗者や周囲の人間まで巻き込む人身事故を 起こす恐れがある。 マニュアルに記載された作業を行って、マシンをいつも適切な状態に維持することが重要である。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 www.Exmark.
推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットのトルク締めを行う。 使用開始後最初の 8 時間 • オルタネータベルトの張りを点検する。 使用開始後最初の 10 時間 • ホイールナットのトルク締めを行う。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 • 油圧オイルフィルタを交換する。 • エンジンの回転数を点検する(アイドル回転とフルスロットル)。 使用するごとまたは毎日 • シートベルトに摩耗や傷がないか点検する。一部でも正常に機能しないシートベ ルトは交換する。 • 安全インタロックシステムの動作を確認する • 安全インタロックシステムの動作を確認します。 • 作業後の洗浄と点検 • エンジンオイルの量を点検する。 • 燃料フィルタからの水抜きを行う。 • タイヤ空気圧を点検する。 • ラジエターのスクリーンを清掃する。 ほこりの多い環境で使用しているときは 1 時間お きに点検してください。 • 冷却液の量を点検する。 • 油圧オイルの量を点検する。 • 油圧ラインとホースを点検する。 • リールとベッドナ
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 インタロックの動作を点検す る。 計器類の動作を確認する。 ブレーキの動作を確認する。 燃料フィルタ水セパレータを 点検清掃する。 燃料残量を確認する。 油圧オイルの量を点検する。 エンジンオイルの量を点検す る。 スクリーンとラジエターを清掃 する。 エアフィルタを点検する。 エンジンからの異常音がない か点検する。 リールとベッドナイフの摺り合 わせを点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検する。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 刈高の調整具合を点検す る。 塗装傷のタッチアップ修理を 行う。 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 33 記事 日
潤滑 エンジンの整備 グリスアップ エンジンの安全事項 • No.2リチウム系汎用グリスを注入します。 1. エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 • 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 異物を入れてしまわないよう、グリスニップルをき れいに拭く 図 29 。 エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—エアクリーナのフィルタ を整備するほこりのひどい場所で使 用する場合は整備間隔を短くする。 • エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか 点検し、破損があれば交換してください。吸気部 全体について、リーク、破損、ホースのゆるみな どを点検してください。 • 早めに整備を行っても意味がありません。むしろ フィルタを外したときにエンジン内部に異物を入れて しまう危険があります。 • 本体とカバーがシールでしっかり密着しているのを 確認してください。 1.
重要 高圧のエアは使用しないでください。異物 がフィルタを通ってエンジンに吹き込まれる恐れ があります。 4. 2. 重要 エンジンオイルを補給するときには、ディッ プスティックを抜いておいてください。エンジンオ イルを補給する時には、補給口とジョウゴなどの に示 す よ う な す き 間 が 必 要 で す 。 間に 必ず 図 31に これは補給の際に通気を確保し、オイルがブリー ザ内部に侵入しないようにするためです。 一次フィルタを取り外し、以下の手順で交換する 重要 使用済みのエレメントを再利用しないでく ださい。 A. 新しいフィルタの場合は出荷中の傷がないか 破損 し て い る フ ィ ル タ は 使 用 し な い 点検する破 B. フィルタのボディから古いフィルタを注意深く 取り出して廃棄する。 C. フィルタをボディーに取り付ける。エレメント の外側のリムをしっかり押してエレメントをボ ディーに密着させる。 ディップスティックを抜きウェスで一度きれいに 拭く(図 32)。 重要 フィルタの真ん中の柔らかい部分を 持たないでください。 5.
補給するときはディップスティックで確認しながら 入れ す ぎ な い こ と 。 少量ずつ入れる入 5. ディップスティックを元通りに取り付ける。 6. エンジンを始動しアイドル回転で約 30 秒間回転 させ、その後にエンジンを停止させる。30 秒間 待って、ステップ2-5をもう一度行う。 7. ディップスティックをしっかりと取り付ける。 エンジンオイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 150運転時間ごと 1. ドレンプラグを外してオイルを容器に受ける。オイ ルが抜けたらドレンプラグを取り付ける図 33。 g014754 図 33 1. 2. ドレンプラグ オイルフィルタ図 34を外す。新しいフィルタのガ スケットに薄くエンジンオイルを塗る。 g014615 図 34 1. オイルフィルタ 36 3. ガスケットがアダプタに当たるまで手でねじ込み、 締め す ぎ そこから更に ½-¾ 回転増し締めする。締 ないように注意すること。 4. クランクケースにオイルを入れる エンジンオイル を点検する (ページ 35)を参照。 5.
燃料系統の整備 燃料フィルタ・水セパレータの 交換 燃料フィルタからの水抜き 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 1. 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止させる。 2. フィルタの下に燃料を受ける容器をおく。 3. 燃料フィルタについているドレンプラグを 1 回転 ほど開き、内部にたまっている異物を流し出す 図 35 。 長期間保管する場合には燃料バルブ図 36を閉 じておく。 g014720 g014626 図 35 1. 4. 燃料フィルタ 2. 図 36 ドレンプラグ 1. 燃料バルブ 終了したらプラグを締める。 2. 注 内部に溜まっている水は軽油と混合して出て きますので、容器に受けて適切に処分してくださ い。 フィルタ容器(図 37)の周辺をウェスできれいに ぬぐう。 3. フィルタの下に燃料を受ける容器をおく。 4. フィルタのドレンプラグを開く図 37。 g014720 図 37 1. 5. 37 燃料フィルタ水セパレータ の容器 2.
6. ガスケットがアダプタに当たるまで手でねじ込み、 そこから更に ½-¾ 回転増し締めする。 電気系統の整備 7.
警告 バッテリーケーブルの接続ルートが不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス 黒 ケー ブルから取り外す。 • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス 赤 ケー ブルから取り付け、それからマイナス 黒 ケーブ ルを取り付ける。 端子が腐食した場合は ケーブルを外しマイナスケーブ ルから先に外すこと、クランプと端子とを別々に磨い てください磨き終わったらケーブルをバッテリーに接続 しプラスケーブルから先に接続すること、端子にはワ セリンを塗布してください g028670 図 39 1. ヒューズの搭載位置 ヒューズ 35A 救援バッテリーによるエンジ ンの始動 ヒューズは座席下にあります図 38。 救援用のバッテリーを使ってエンジンを始動させる場 合には、バッテリー端子の代わりに救援用プラス端 子スタータソレノイドについているを利用することがで きます 図 40 。 g195277 図 38 g002735 1. 診断ランプとグロープラ グ 7.
走行系統の整備 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日 タイヤ空気圧はターフのコンディションに合わせて適宜 変えてください適正範囲の最低値は 0.83 bar、最高 値は 1.10 barです。 ホイールナットのトルクを点検 する 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 1 時間 g014616 図 41 使用開始後最初の 10 時間 1. 偏芯ナット 2.
芝刈り速度の調整 刈り込み速度は出荷時の設定で 6.1 km/h ですが、 0-8 km/h の間で調整が可能です。 1. トラニオンボルトのジャムナットをゆるめる図 43。 2. ロック芝刈ブラケットをペダルピボットに固定して いるナットをゆるめる。 g015494 図 42 1. ペダルストップ 1. モードレバーを移動走行位置にセットし、ペダルス トップを固定しているロックナットをゆるめる図 42。 2. ペダルストップを締め込んで、走行ペダルから 離す。 3. ペダルに軽く力を掛けながら、ペダルストップの 位置の微調整を行い、調整ができたらロックナッ トで調整を固定する。 g014625 図 43 重要 ケーブルのテンションを確認してください。 テンションが強すぎるとケーブルの寿命が短く なります。 1. 2. 移動走行速度を下げる調整 1. ペダルを踏み、ペダルストップを固定している ロックナットをゆるめる。 2. 希望する速度になるまでペダルストップをゆる める。 3. ロックナットで調整を固定する。 41 ジャムナット ナット 3.
冷却系統の整備 冷却液は水とエチレングリコール不凍液の 50/50 混合 液を使用してください。毎日の作業前、エンジンを始動 する前に冷却液の量を点検してください。 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを開け ると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけどを 負う恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 • エンジン回転中はラジエターのふたを開けな いこと。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 • キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 ラジエタースクリーンの清掃 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 ほこりの多い環境 で使用しているときは 1 時間おきに 点検してください。 1.
ブレーキの整備 ベルトの整備 ブレーキの慣らし掛けを行う オルタネータベルトの調整 整 備 間 隔 : 1年ごと 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 8 時間 ブレーキをしっかりと掛け、その状態のままで、刈り 込み速度で走行し、ブレーキが過熱して臭気がしてき たら終了します。慣らし掛け終了後にブレーキの調整 が必要になる場合があります ブレーキの調整 (ペー ジ 43)を参照。 機械を正しく動作させ、無用の磨耗を防止するため にベルト類は正しく調整してください。 ブレーキの調整 1. 平らな場所にマシンを停止させ、エンジンを止 め、駐車ブレーキを掛け、キーを抜き取り、各部 が完全に停止したのを確認してください。 2.
油圧系統の整備 高粘度インデックス低流動点アンチウェア油圧作動液, ISO VG 46 物性 油圧系統に関する安全確保 • • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門 医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが 体内に入った場合には、この種の労働災害に経 験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける 必要がある。 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確実 に解放する。 cSt @ 40°C 44 - 50 cSt @ 100°C 7.9 - 8.
油圧オイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 800運転時間ごと 油 圧 オ イ ル の 量 25.7 リットル オイルが汚染された場合は内部のフラッシュ洗浄作業 が必要となります。 Toro 代理店にご相談ください汚染 されたオイルは乳液状になったり黒ずんだ色になっ たりします。 1. g014719 図 47 1. 1. フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬぐう図 48。フィルタの下に廃油受けを置いてフィルタを 外す。 油圧オイルタンクのキャップまたはディップスティックの位置 平らな場所に駐車する。 注 マシンが使用直後でなく、油圧オイルが冷え た状態であることを確認してください。 2. マシンの油圧オイルタンクで、油圧オイルの量 を確認する。 • タンクに確認窓がついている場合はそこで確 認し、ステップ 5 に進んでください。 • メインの油圧オイルタンクに油量確認窓がつ いていない場合は、タンク上部にあるディッ プスティックを探し出しステップ 3 に進んでく ださい。 3.
カッティングユニットの保守 油圧ラインとホースの点検 油圧ライン・油圧ホースにオイル漏れ、ねじれ、支持部 のゆるみ、磨耗、フィッティングのゆるみ、風雨や薬品 による劣化などがないか毎日点検してください。異常を 発見したら必ず運転を行う前に修理してください。 刈り込みブレードについての 安全事項 保守作業時の安全確保 (ページ 31)に記載されている 作業を全て行ってください。磨耗したり破損したりした リール刃や下刃は使用中に割れて破片が飛び出す場 合があり、これが起こるとオペレータや周囲の人間に多 大の危険を及ぼし、最悪の場合には死亡事故となる。 • リール刃や下刃が磨耗や破損していないか定期的 に点検すること。 • 刃を点検する時には安全に十分注意してください。 必ず手袋を着用してください。リールと下刃は研磨 するか交換するかのみ行い、たたいて修復したり溶 接したりしないでください。 • 複数のカッティングユニットを持つ機械では、1つの リールを回転させると他のカッティングユニットのリー ルも回転する場合がありますから注意してください。 カッティングユニットの取り付 けと取り外し 注 カッ
電動用ウェイトを取り付ける 図 50 のように、キャップスクリュ2本を使用して既存の カウンタウェイトに電動用ウェイトを取り付ける。 g014602 図 51 1. 3. 4. フットレスト 閉じた状態 2. フットレスト 開いた状態 中央サスペンションアームの下にカッティングユ ニットを置く。 サスペンションアームのバーについているラッチを 上向き開いた状態にして図 52、サスペンション アームを押し下げて、バーを、カッティングユニッ トのバーの上に被せるようにする図 53。 g036342 図 50 1. キャップスクリュ 2. 電動用カウンタウェイト 3. 既存のカウンタウェイト カッティングユニットを取り付ける 1. カッティングユニットを、給電切断カップラ部に て解除する カッティングユニット給電切断コネク タ (ページ 21)を参照。 g014609 図 52 1. 2.
5. カッティングユニットを取り外す ラッチを下げて閉じるとカッティングユニットの バーがロックされてユニットがアームにセットさ れる 図 52 。 1. 注 ラッチが正しくロックされると、「カチッ」とい う音が聞こえ手ごたえが感じられます。 6. カッティングユニット用モータのスプラインシャフト にきれいなグリスを塗りつける図 54。 7. モータを、カッティングユニットの左側運転席か ら見てに取り付け、カッティングユニットについて いるモータ固定バーを、モータの上から被せるよ うにセットし、モータの左右から「カチッ」という ロック音が聞こえるまで押し下げる図 54。 カッティングユニットを、給電切断カップラ部に て解除する カッティングユニット給電切断コネク タ (ページ 21)を参照。 注意 カッティングユニット給電切断カップラ部を解 除しないと、誰でもいつでもカッティングユ ニットを始動させることができ、手や足に大 怪我を負う危険がある。 カッティングユニットの整備などを行う際に は、必ずその前に、カッティングユニット給電 切断カップラ部を解除すること。 2.
リールとベッドナイフの摺り合 わせを点検する 前日の調子に関係なく、毎日、芝刈り作業を行う前 に、各カッティングユニットのリールとベッドナイフの接 触状態を点検してください。リールと下刃の全長にわ たって軽い接触があれば適正ですカッティングユニット の オペレーターズマニュアル を参照 g036124 リールの点検を行う際には、必ずカッティングユニット 給電切断カップラ部解除してください カッティングユ ニット給電切断コネクタ (ページ 21)を参照。作業終了 後には接続してください。 図 56 注 カッティングユニットの整備研磨、刈高調整な どを行う場合には、そのカッティングユニットの リールモータを、サスペンションアームの前部に ある一時保管位置にセットしておくと、誤って破損 させるなどの事故を防止することができます。 リールのバックラップ 警告 重要 リールモータをホルダー 保管位置 に入れ バックラップ中にリールに触れると大けがをする。 • リールその他の可動部に手指、足、衣類等を 近づけないよう注意すること。 • エンジンが動いている間は、止まったリールを 絶対に手や足で回そうとしないこ
き、エンジンを停止させて、調整を行う。調整が 終ったら4-10を行う。 保管 13. バックラップするユニット全部に上記手順を行う。 14. 設定ができたら BACKLAP 設定を OFF にするかイ グニッションキーを OFF にする。これによりマシ ンは前進刈り込み設定に戻る。 長期間にわたって保管する場合には以下のような作 業を行ってください 15. カッティングユニットについているラッピングコンパ ウンドを完全に洗い落とす。必要に応じてリール とベッドナイフの刃合わせを行う。リール回転速度 コントロールを、希望の速度位置にセットする。 50 1. 各部の調整、洗浄、格納、修理などは、必ずエ ンジンを停止させ、キーがついている機種では キーを抜き取り、各部が完全に停止し、機体が 十分に冷えてから行ってください。 2. 機体からゴミや刈りかすをきれいに取り除く。必 要に応じてリールやベッドナイフの研磨を行うカッ ティングユニットの オペレーターズマニュアル を参 照。ベッドナイフやリール刃にはさび止めを塗布 する。潤滑必要部にグリスやオイルを入れる。 3.
メモ
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号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう WARNING: Cancer and Reproductive Harm—www.p65Warnings.ca.gov.
トロの品質保証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 • • 通常の使用にともなう音、振動、磨耗、損耗および劣化。 通常の使用に伴う「汚れや傷」とは、運転席のシート、機体の塗装、 ステッカー類、窓などに発生する汚れや傷を含みます。 部品 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取