Form No. 3385-986 Rev B Greensmaster® 3420 TriFlex™ ト ラクションユニット シリ ア ル 番 号 314004001 以 上 モ デ ル 番 号 04540—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジンの 排気には発癌性や先天性異常などの原因とな る物質が含まれているとされております。 g014685 図1 重要 この製品のエンジンのマフラーにはスパークアレ スタが装着されておりません。カリフォルニア州の森林 地帯・潅木地帯・草地などでこの機械を使用する場合に は、法令によりスパークアレスタの装着が義務づけら れています。他の地域においても同様の規制が存在す る可能性がありますのでご注意ください。 1.
目次 電気系統の整備 ................................................... 40 バッテリーの整備 ..........................................40 バッテリーの保管 ..........................................40 ヒューズの交換 .............................................41 救援バッテリーによるエンジンの始 動............................................................41 走行系統の整備 ................................................... 42 トランスミッションのニュートラル調 整............................................................42 移動走行速度の調整 .....................................
安全について ◊ 安全 規 格 EN836: 1997、 、ISO規 規格 こ の 機 械 は CEN安 およ び ANSI規 規格 B71.4-2012に に適 合 す る 5395: 1990お 製 品 と し て 製 造 さ れ て い ま す た だ し 後 輪 に 16.
• • • ガードが破損したり、正しく取り付けられていない 状態のままで運転しないでください。インタロック装 置は絶対に取り外さないこと、また、正しく調整し てお使いください。 横転 保 護 バ ー の 使 用 と 保 守 整 ROPS横 備 エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。規定以上 の速度でエンジンを運転すると人身事故が起こる 恐れが大きくなります。 です。運転する時は常にROPSを完全に立てた状 態にし、必ずシートベルトと共にお使いください。 どうしても必要な場合以外にはROPSを降ろさない でください。ROPSを降ろした状態ではシートベルト を使用しないでください。 ROPS を折りたたんでしまうと、転倒時に安全保護 ができなくなることを十分認識してください。 緊急時にはシートベルトを迅速に外せるよう、練 習しておいてください。 作業場所を必ず事前に確認してください。法面、 段差、水などがある現場では、必ずROPSを立 てて運転してください。 頭上の安全木の枝、門、電線などに注意し、これ らに機械や頭をぶつけないように注意してください。 R
• • • • 給油は、給油ノズルを燃料タンクの口に接触させた 状態を維持して行ってください。 ノズルを開いたままにする器具などを使わないで ください。 もし燃料を衣服にこぼしてしまった場合には、直 ちに着替えてください。 絶対にタンクから燃料をあふれさせないでください。 給油後は燃料タンクキャップをしっかりと締めて ください。 • • • 保守整備と格納保管 • • • • • • • • • • • • • • • 常に機械全体の安全を心掛け、また、ボルト、 ナット、ねじ類が十分に締まっているかを確認して ください。 火花や裸火を使用する屋内で本機を保管する場 合は、必ず燃料タンクを空にし、火元から十分離 してください。 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エンジン が十分冷えていることを確認してください。 火災防止のため、エンジンやマフラー消音器、バッ テリーの周囲に、余分なグリス、草や木の葉、ほ こりなどが溜まらないようご注意ください。 磨耗したり破損したりしている部品は安全のために 交換してください。 グラスキャッチャーは傷や破損が出やすいので、こ まめに点検してください。 各部品、特
• • • • • • • • • • • • エンジンを始動する前に、運転席に座り、昇降レ バーを一度後ろに引いてから手を離してカッティング ユニットを確実に解除してください。また、走行シス テムがニュートラルになっていること、駐車ブレーキ が掛かっていることを確認してください。 運転には十分な注意が必要です転倒や暴走事故を 防止するために以下の点にご注意ください – サンドトラップや溝・小川などに近づかないこと – 急旋回時や斜面での旋回時は必ず減速してくだ さい急停止や急発進をしないこと。 – 道路付近で作業するときや道路を横断すると きは周囲の交通に注意する。常に道を譲る心 掛けを。 – 下り坂ではブレーキを併用して十分に減速し確 実な車両制御を行うこと また、溜まった刈りかすを捨てる時は必ずエンジン を停止させてください。 移動走行時にはカッティングユニットを上昇させて ください。 エンジン回転中や停止直後は、エンジン本体、マフ ラー、排気管などに触れると火傷の危険がありま すから手を触れないでください。 運転席を離れる前に、必ずモードレバーをニュート ラルNにし、カッティングユニットを
不確定値K = 0.26 m/s2 振動レベルの実測値 = 0.12 m/s2 実測は、EC規則 836 に定める手順に則って実施され ています。 不確定値K = 0.06 m/s2 実測は、EC規則 836 に定める手順に則って実施され ています。 全身 安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decal119-9343 119-9343 decal115-8156 115-8156 1. リール高さ 2. 5 枚刃カッティングユニット 3. 8 枚刃カッティングユニット 5. 14 枚刃カッティングユニット 4. 11 枚刃カッティングユニット 6. 8 リール速度 7. 高速 8.
decal121-6670 121–6670 1. リール駆動 2. リール解除 decal115-8155 115-8155 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと始動補助剤を 使用しないこと。 decal117-2718 117–2718 decal115-8203 115-8203 1. ヒューズについては オペ レーターズマニュアル を読 2. ラジエターファン50A むこと。 decal121-5169 121–5169 1. スロットル 低速 5. モードレバー 2. スロットル 無段階調整 6. リール下降して回転 3. スロットル 高速 4. リール上昇 7. 8. バックラップ時に使用 ニュートラル 9 9. 刈り込み位置 10.
decal121-5171 121–5171 1. チョーク 3. エンジン作動 2. エンジン 始動 4. エンジン 停止 decal121-2641 121–2641 1. 警告 オペレーターズマニュ 4. 転倒する危険旋回開始前 に十分に速度を落とすこ アル を読むこと 必ず講習を と 高速でターンしないこと。 受けてから運転すること。 decal119-9346 119-9346 1. ペダルを踏むとロック解除 2. さらに詳しい情報について は オペレーターズマニュア ル を読むこと。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこ と。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. バッテリーに人を近づけな いこと。 7. 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 6. 9.
decal121-2640 121–2640 1. 警告 オペレーターズマニュ 4. 転倒の危険 15度以上の 斜面を高速で横切らないこ アル を読むこと 必ず講習を と、また、15度以上の斜 面を下らないこと。 受けてから運転すること。 2. 異物が飛び出す危険人を 近づけないこと。 3. 手足の負傷や切断の危 険回転刃に近づかないこ と 使用時にはすべての安 全カバー類を正しく取り付 けておくこと。 5.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 ROPS バー ボルト ½" x 3¾" フランジナット ½" 1 4 4 ROPSを取り付けます。 2 シートキット 1 運転席をベースに取り付けます。 3 ハンドル ロックナット 1½" ワッシャ ハンドルのキャップ 1 1 1 1 ハンドルを取り付ける 必要なパーツはありません。 – バッテリー液を入れて充電します。 集草バスケット用フック フランジボルト ゲージバー カッティングユニットモデル 04613, 04614 または 04615 カッティングユニット上部ウェイト 六角頭ねじ 集草バスケット 6 12 1 4 5 6 7 8 9 集草バスケット用フックを取り付けます。 3 3 6 3 カッティングユニットを取り付けます。 ウェイト・キット 121-6665別途購入のこ と 3輪駆動キットを取り付けている場合に は必要ありません。 1 後部ウェイトを取り付けます。 CE ガードキットP/N 04443別売 1 CE ガードキットを取
1 2 を取 り 付 け る ROPSを 運転席を取り付ける この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 1 ROPS バー 4 ボルト ½" x 3¾" 4 フランジナット ½" シートキット 1 手順 弊社代理店から、お好みの運転席キットを購入し、そ の説明書にしたがって取り付けを行ってください。 手順 1. 出荷用クレートから上部サポートを外す。 2. クレートからROPSを取り出す。 3. 機体の左右にあるポケットに ROPS を差し込 み、ボルト½" x 3¾"4本とフランジナット4本½"で 固定する 図 3 。. 3 ハンドルを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 ロックナット 1½" 1 ワッシャ 1 ハンドルのキャップ 手順 1. ハンドルをステアリングシャフトにはめ込む 図 4。 g014601 図3 1. ROPS バー 2. 3. フランジナット½" ボルト½" x 3¾" g010834 図4 4. 136149N·m にトルク締めする。 1. 2. 13 ハンドル ワッシャ 3.
4. 4 警告 バッテリー液を入れて充電する 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火 気を近づけない。 必要なパーツはありません。 手順 5. 充電器に接続し、充電電流を 2-4 A にセットす る。液温 16°Cのときの電解液の比重が 1.250 に なり、全部のセルから泡が十分に立つようになる まで、充電電流 4A で2時間程度、または充電電 流 2A で4時間程度、充電を行う。 6. 充電が終わったらチャージャをコンセントから抜 き、バッテリー端子からはずす。 バッテリーに補給する電解液は必ず比重 1.265 のもの を使用してください。 1. 固定具とバッテリークランプを外してバッテリー を取り出す。 重要 機体にバッテリーを載せたままで電解液を 入れないでください。電解液がこぼれた場合、機 体が激しく腐食します。 2.
赤いプラスケーブルをバッテリーのプラス端子に、 黒いマイナス ケーブルはバッテリーのマイナス 端 子にはめ、ボルトとナットで固定する図 7。ショー ト防止のために 端子にゴムキャップをかぶせる。 8. 警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス 黒 ケー ブルから取り外す。 • g015492 図8 ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス 赤 ケー ブルから取り付け、それからマイナス 黒 ケーブ ルを取り付ける。 • 1. フランジボルト 2. 集草バスケット用フック 3. サスペンションアームの バー 6 カッティングユニットを取り付 ける この作業に必要なパーツ g005098 図7 1. マイナス 2.
g014596 図9 1. ここを支える支えは図示せ ず 2. ベッドバー調整ネジ2 注 どのカッティングユニットも、カウンタウェイトを右側 に、そしてリールモータと駆動カップラを左側に取り 付けて出荷しています。 1. g016294 図 10 カッティングユニットを、給電切断カップラ部に て解除する カッティングユニット給電切断コネク タ (ページ 24)を参照。 1. カッティングユニットのウェ イト 裏返す 2. 上側ウェイト 3. 六角頭ねじ 注意 カッティングユニット給電切断カップラ部を解 除しないと、誰でもいつでもカッティングユ ニットを始動させることができ、手や足に大 怪我を負う危険がある。 カッティングユニットの整備などを行う際に は、必ずその前に、カッティングユニット給電 切断カップラ部を解除すること。 2. 駆動カップラの内側面にグリスを塗る。 3. カッティングユニットの前ローラはオプションなの で出荷時に取り付けられていない。ローラモデル No.
8. サスペンションアームの下にカッティングユニッ トを置く。 9. サスペンションアームのバーについているラッチを 上向き開いた状態にして(図 12、サスペンション アームを押し下げて、バーを、カッティングユニッ トのバーの上に被せるようにする図 13。 g014609 図 12 1. 2. ラッチ閉じた位置 サスペンションアームの バー 3. ラッチ開いた位置 g015525 図 14 1. リールモータ 3. 差し込み穴 2. スプラインシャフト 4. モータ固定バー 13. サスペンションアームについているバスケット用 フックに集草バスケットを取り付ける。 14. 残りのカッティングユニットにも同作業を行う。 15. カッティングユニットを、給電切断カップラ部に て接続する カッティングユニット給電切断コネク タ (ページ 24)を参照。 7 後部ウェイトを取り付ける g014611 図 13 1. 10. サスペンションアームの バー 2.
製品の概要 8 CE ガ ー ド キ ッ ト を 取 り 付 け る この作業に必要なパーツ 1 CE ガードキットP/N 04443別売 手順 CE ガードキットを取り付ける グリーンズマスター 3420 トリフレックストラクションユニット用CE ガードキット取り 付け領書を参照。 9 EU 用 ス テ ッ カ ー を 貼 り 付 け る g014674 図 15 1 エンジン 5. ハンドル 2. ROPS バー 6. 7. 走行ペダル フットレスト 8. 集草バスケット付きカッティ ングユニット 1. この作業に必要なパーツ 3. 4.
注 スロットルコントロールでエンジンを停止させること はできません。 g014603 図 16 1. 走行ペダル前進用 2. 走行ペダル後退用 3. ステアリングアーム・ロック ベダル g017975 図 18 1. 始動スイッチ 4. スロットル 2. モードレバー 5. インフォセンター 3. ジョイスティックカッティング ユニット操作レバー ジョイスティック カッティングユニット 操作レバー このレバー図 18を前に倒すとリールが下降して回転 を開始します。後ろに引くとリールは上昇して停止しま す。後ろに軽く引いて手を放すとリールの回転だけを止 めることができます。この機能は「タップオフ」とも呼ば れており、インフォセンターでタイミング調整を行うことが できます。前に軽く倒せばリールは回転を開始します。 g005105 図 17 走行速度は以下の通りです • 刈り込み時前進速度 3.28km/h • 最大移動走行速度16km/h • 後退速度 4.
バックラップスイッチ 運転席左のプラスチック製カバーの下にあります。バッ クラップスイッチ図 19は、回転許可・禁止レバージョイ スティックおよびリール回転速度コントロールと連動し、 リールをバックラップするときに使用します。 g017947 図 21 1. モードレバーの現在設定 位置 2. モードレバーの現在設定 位置 g017943 図 19 1. バックラップスイッチバック ラップ位置 2. バックラップスイッチ刈り込 み位置 3.
れます。各メニューにおいてどのような内容が表示され るかは、以下の表をご覧ください。 メインメニュー S1–S4 ソレノイドのON/OFFをコント ロールします。 Reel Enableリール回転許可 リールの回転が許可されてい るかどうかを表示します。 メニュー項目 内容 Faults不具合 不具合メニューには、最近に 記録された不具合が表示され ます。不具合メニューおよび その内容の詳細については、 サービスマニュアルを参照する か、弊社ディストリビュータにお 問い合わせください。 Settings 設 定 Service 整備 Diagnostics診断機能 メニュー項目 内容 Units 単位 インフォセンターで表示される 項目の単位を選択することがで きます。ヤードポンド系または メートル系から選択します。 整備メニューでは、使用時間 記録などの情報を見ることが できます。 Language言語 インフォセンターの表示に使う 言語を選択することができま す。 診断メニューでは、マシンにお いて現在発生している不具合の 診断が表示されます。どのコン トロール装置が
CU3 リール回転速度の設定を行う カッティングユニット3番のソフ トウェアの改訂番号を表示しま す。 ジェネレータ 発電機のシリアル番号を表示 します。 CAN BusCANバス マシン内部の通信状態を表示 します。 一定で、クオリティの高いカットを行い、均一な刈り上 がり見栄えを作るには、リール速度コントロールを正 しく設定しておく必要があります。 調整は以下の手順で行います Center Cutting Unit Raise/Lower 中央ユニット動作遅延 Delay中 1. カッティングユニットを希望の刈高にセットする。 2. 刈り込み条件に最も適した刈り込み速度を決め る。 3. リールの刃数5, 8, 11, 14合ったグラフ図 22 を参 照を利用して、希望する刈高に合ったリール回転 速度を探し出します。 中央カッティングユニットの上昇および下降時の遅延 時間はそれぞれ別個にインフォセンターで設定するこ とができます。どちらの項目も、以下の表にしたがっ て1 10の数値で設定を行います。出荷時の設定 デ フォルトは、6375ミリ秒で、この設定は刈り込み速度 6.
故障記録表示から故障診断を行う 故障記録表示は、何らかの不具合が記録されている 場合にアイコンでこれを知らせます。このアイコンが表 示されたら、新しい不具合が Faults メニューに記録さ れているということですから、その内容を見て不具合 の診断ができます。 エラーコードの一覧表は、弊社代理店にて入手くださる か サービスマニュアル をご覧ください。 駐車ブレーキレバー ブレーキレバー図 16を引き上げると駐車ブレーキがか かります。レバー押し下げれば解除されます。本機を 離れるときには必ず駐車ブレーキを掛けてください。 g014628 図 24 1.
カッティングユニット給電切断コネクタ アタッチメントとアクセサリ カッティングユニットの取り付け、取り外し、整備などを 行う際には、必ずその前に、カッティングユニットへの 給電コネクタを外して、カッティングユニットに対する給 電を停止してください図 26 コネクタは、トラクションユ ニット左側、横転保護バーのベース部にあります。マ シンを使用するときには、コネクタを接続してください。 トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそ ろっており、マシンの機能をさらに広げることができ ます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または 代理店へお問い合わせください 弊社のウェブサイト www.Toro.com でもすべての認定アタッチメントとアクセ サリをご覧になることができます。 g016588 図 26 1.
運転操作 これは補給の際に通気を確保し、オイルがブリー ザ内部に侵入しないようにするためです。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 このマニュアルに掲載されている安全上の注意事項を きちんと読んでください。オペレータや周囲の人を事故 から守る重要な情報が掲載されています。 目、耳、手足などに対する防護を行うことをお奨め します。 エンジンオイルを点検する エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初回 運転の前後に必ずエンジンオイルの量を確認してく ださい。 油量は約 3.7 リットルフィルタ共です。 g002373 図 27 以下の条件を満たす高品質なエンジンオイルを使用 してください 1.
燃料を補給する 硫黄分の少ない 微量 500 ppm 未満、または極微 量15 ppm 未満の新しい軽油またはバイオディーゼル 燃料以外は使用しないでください。セタン値が 40以上 のものをお使いください。燃料の劣化を避けるため、 180日以内に使いきれる程度の量を購入するように してください。 • バイオディーゼル燃料に切り換えた後に燃料フィル タが詰まる場合がある。 • バイオディーゼルについて更に詳しい情報は、代理 店にお問い合わせください。 危険 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 燃料タンク容量22.
ラジエターの冷却液はは水とエチレングリコール不凍液 の50/50 混合液です。毎日の作業前、エンジンを始動 する前に冷却液の量を点検してください。 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを開け ると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけどを 負う恐れがある。 • エンジン回転中はラジエターのふたを開けな いこと。 • キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 冷却液の量を点検する図 31。エンジンが冷えて いる状態で、補助タンク側面についている 2 本の マークの間にあれば適正である。 g014612 図 29 1. 燃料タンクのキャップ 2. 燃料タンクのキャップを取る。 3. 燃料タンクの首の根元から 6-13 mm 程度下ま 入れ す ぎ な い こ と 。 給油が終わっ で給油する。入 たらキャップを締める。 4. こぼれた燃料はふき取る。 冷却系統を点検する 冷却システムの容量は約 4.
2. オ ー ル シ ー ズ ン 用 Toro プ レ ミ ア ム 油 圧 オ イ ル を販売してい ます19 リットル缶または 208 リットル缶。パーツカタログま たは代理店でパーツ番号をご確認ください。 タンクからキャップを取る図 32。 代替製品 Toro のオイルが入手できない場合は、以下 に挙げる特性条件および産業規格を満たすオイルを 使用することができます。合成オイルの使用はお奨め できません。オイルの専門業者と相談の上、適切な オイルを選択してください 注 不適切なオイルの使用による損害については弊社 は責任を持ちかねますので、品質の確かな製品をお使 い下さる様お願いいたします。 高 粘 度 イ ン デ ッ ク ス 低 流 動 点 ア ン チ ウ ェ ア 油 圧 作 動 液 , ISO VG 46 物性 cSt @ 40°C 44 - 50 粘度, ASTM D445 cSt @ 100°C 7.9 - 8.
燃料フィルタからの水抜き リールとベッドナイフの摺り合 わせを点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止する。 2. フィルタの下に燃料を受ける容器をおく。 3.
インタロックシステムを点検す る 始動と停止 注 芝刈機の下に物が落ちていないか確認してください。 注意 始動手順 インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしない。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、 不具合があれば作業前に交換修理する。 重要 始動補助剤 エーテルなど を使用しないでください。 1. 駐車ブレーキが掛かっていること、昇降刈り込み コントロールが解除されていること、機能コント ロールがニュートラルであることを確認する。 2. 走行ペダルから足を外し、ペダルがニュートラル 位置にあることを確認する。 3. スロットルを SLOW 位置にする。 4. キーを差し込んでON位置に回す。グロープラ グランプが消えるまでキーを ON 位置に保持す る 約 6 秒間 。 5.
5. ンが停止すれば正常。動くのはインタロックの故 障であるから直ちに修理する。 3. 中央サスペンションアームの下にカッティングユ ニットを置く。 着席し、走行ペダル「ニュートラル」位置、モー ドレバー ニュートラル」位置、駐車ブレーキが掛 かっていることを確認する。エンジンを掛ける。 この状態から芝刈りレバーを「芝刈り」位置に 切り換えてカッティングユニットを降下させる。 カッティングユニットは降下するが回転しないの が正常。回転するのはインタロックの故障であ る。正しく修正する。 4. サスペンションアームのバーについているラッチを 上向き開いた状態にして図 36、サスペンション アームを押し下げて、バーを、カッティングユニッ トのバーの上に被せるようにする図 37。 カッティングユニットの取り付 けと取り外し カッティングユニットを取り付ける 1. g014609 図 36 カッティングユニットを、給電切断カップラ部に て解除する カッティングユニット給電切断コネク タ (ページ 24)を参照。 1. 2. ラッチ閉じた位置 サスペンションアームの バー 3.
g015522 図 39 1. 4. リールモータ 2. モータ固定バー 外したモータは、サスペンションアームの前部に ある一時保管位置にセットしておく図 40。 g015525 図 38 1. リールモータ 3. 差し込み穴 2. スプラインシャフト 4. モータ固定バー 8. サスペンションアームについているバスケット用 フックに集草バスケットを取り付ける。 9. 残りのカッティングユニットにも同作業を行う。 10. カッティングユニットを、給電切断カップラ部に て接続する カッティングユニット給電切断コネク タ (ページ 24)を参照。 カッティングユニットを取り外す 1.
6. カッティングユニットのバーからラッチを外す。 7. サスペンションアームの下からカッティングユニッ トを引き出す。 8. 必要に応じて、残りのカッティングユニットにも3 から7までの作業を行う。 9. カッティングユニットを、給電切断カップラ部に て接続する カッティングユニット給電切断コネク タ (ページ 24)を参照。 刈り込み作業 実際にグリーンの芝刈りを始める前に安全な場所で運 転操作に十分慣れておいてください。特に機械の始 動、停止、カッティングユニットの昇降動作、旋回など に習熟してください。運転技術に自信が生まれれば、 機械の性能を十分に生かして頂くことができます。 g017821 図 41 グリーンに異物が落ちていないことを確認し、カップか ら旗を抜き、刈り込みの方向を決めます。刈り込みの 方向は、前回の刈り込みの方向をもとにして決めま す。いつも前回とは違う方向から刈るようにすると、 芝が一定方向に寝てしまわないのできれいに刈るこ とができます。 1.
ま移動すると機体やエンジン、油圧系などに無理 な力がかかるので避けてください。 移動走行を行うとき カッティングユニットが一番上移動位置になっていること を確認し、刈り込み/移動走行切り替えレバーを移動走 行にセットしてください。下り斜面ではブレーキを使用し て車両を確実に制御してください。ラフな場所に入る時 やアンジュレーションを渡る時には必ず走行速度を落と してください。本機の車両感覚車幅をマスターしましょ う。狭い場所での無理な通り抜けを避けましょう。ぶつ けて破損するのは時間と費用のロスです。 刈り込み作業後の点検と清掃 一日の刈り込み作業を終え、エンジン温度が下がっ たら、洗車してください。洗車には普通のホースを使 用します。ノズルや圧力洗浄器は、シール部分やベ アリングに浸水させる恐れがありますので使用しない 高温 の エ ン ジ ン に は 絶 対 に 水 を 掛 け な でください。高 いでください。 g014627 図 42 1.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険である。 キーを抜き取る。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 1 時間 • ホイールナットのトルクを点検する。 使用開始後最初の 8 時間 • ホイールナットのトルクを点検する。 • オルタネータベルトの張りを点検する。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 • 油圧フィルタを交換する。 • エンジンの回転数を点検する(アイドル回転とフルスロットル)。 使用するごとまたは毎日 • エンジンオイルの量を点検する。 • ラジエタースクリーンとレジエター部分を清掃してください。 ほこりの多い環境で使用し ているときは 1 時間おきに点検してください。 • 油圧オイルの量を点検してください。 • 燃料フィルタからの水抜きを行う。 • リールとベッドナイフの摺り合わせを点検する。 • 油圧ラインとホースを点検する。 25運転時間ごと • バッテリー液の量を点検する。 (格納中は30 日ごとに点検
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 インタロックの動作を点検す る。 計器類の動作 ブレーキの動作 燃料フィルタ水セパレータを 点検する。 燃料残量 エンジンオイルの量を点検す る。 スクリーンとラジエターを清掃 する。 エアフィルタを点検する。 エンジンからの異常音がない か点検する。 リールとベッドナイフの摺り合 わせを点検する。 油圧ホースの磨耗損傷を点 検する。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 刈高の調整具合を点検す る。 塗装傷のタッチアップ修理を 行う。 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 36 記事 日
潤滑 エンジンの整備 ジェネレータ・ベルトのテンショ エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと ナのグリスアップ • エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 検してください。破損していれば交換してください。 吸気部全体について、リーク、破損、ホースのゆ るみなどを点検してください。 • 非常にほこりの多い場所で使用していてエンジンの 能力の低下が認められる場合には、200運転時間 よりも短い間隔で整備を行なってください。早めに 整備を行っても意味がありません。むしろフィルタ を外したときにエンジン内部に異物を入れてしまう 危険が大きくなります。 • 本体とカバーがシールでしっかり密着しているのを 確認してください。 1. エアクリーナのカバーをボディーに固定している ラッチを外す(図 44)。 定期的に、全部のグリス注入部にNo.2汎用リチウム 系グリスを注入します。 1.
ルタは使用しない。フィルタをボディー内部にしっ かり取り付ける。エレメントの外側のリムをしっか り押さえて確実にボ ディーに密着させる。フィルタ の真ん中の柔らかい部分を持たないでください。 4. カバーについている異物逃がしポートを清掃す る。カバーについているゴム製のアウトレットバル ブを外し、内部を清掃して元通りに取り付ける。 5. アウトレットバルブが下向き後ろから見たとき、 時計の5:00と7:00の間になるようにカバーを取 り付ける。 6. ラッチをしっかりと掛ける図 44。 エンジンオイルとフィルタの交 換 g014615 図 46 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 1. オイルフィルタ 150運転時間ごと 1. ドレンプラグを外してオイルを容器に受ける。オイ ルが抜けたらドレンプラグを取り付ける図 45。 g014754 図 45 1. 2. ドレンプラグ オイルフィルタ図 46を外す。新しいフィルタのガ スケットに薄くエンジンオイルを塗る。 38 3.
燃料系統の整備 5. フィルタ容器を外す外した容器は地域の法令な どに従って処分する。 燃料フィルタ 水セパレータ 6. ガスケットがアダプタに当たるまで手でねじ込み、 そこから更に 1/23/4 回転増し締めする。 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 7. フィルタのドレンプラグを確実に閉めること。燃 料バルブを開く。 フィルタの整備 1. 燃料ラインとその接続の点検 燃料タンクの下にある燃料バルブ図 47を閉める。 整 備 間 隔 : 2年ごと 劣化・破損状況やゆるみが発生していないかを調べ てください。 g014626 図 47 1. 2. 3. 4. 燃料バルブ フィルタ容器(図 48)の周辺をウェスできれいに ぬぐう。 フィルタの下に燃料を受ける容器をおく。 フィルタのドレンプラグを開く図 48。 g014720 図 48 1. 燃料フィルタ水セパレータ の容器 2.
電気系統の整備 警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 バッテリーの整備 警告 端子が腐食した場合は ケーブルを外し マイナス ケーブルから先に外すこと 、クランプと端子とを 別々に磨いてください 磨き終わったらケーブルを バッテリーに接続し プラスケーブルから先に接続す ること 、端子にはワセリンを塗布してください カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含 まれており、カリフォルニア州では発ガン性 や先天性異常を引き起こす物質とされていま す。取り扱い後は手をよく洗ってください。 電圧 12 V, 530 CCA冷間クランキング電流 バッテリーの電解液は常に正しいレベルに維持しバッテ リー上部を常にきれいにしておいてください。高温環 境下で保管すると涼しい場所で保管した場合に比べて バッテリーは早く放電します 電解液には触れると火傷を起こす劇薬である硫酸 が含まれている。 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう
ヒューズの交換 ヒューズは座席の下にあります図 49。 g002735 図 50 1. g014617 図 49 1. ヒューズ 2. 50 A ヒューズラジエターファ ン用図示部分の裏側にある ヒューズの配置 スタータ 10A 作動 10A ライト リークディテクタ 15 A リール上昇 E-リール回転許可 オーバーヒート 7.5 A リール回転 昇降 ファン 7.5 A Start/Run 診断ライト グロー 7.
走行系統の整備 当たらないようになったら調整が必要です。また、最高 速度を下げたい場合にも調整を行います。 走行ペダルを踏み込んでみてください。ケーブルに 張力が掛かる前にペダルがストップ図 52に当たる場 合には調整が必要です。 トランスミッションのニュートラ ル調整 走行ペダルがニュートラル位置にあるのに機体が動き 出す場合にはトランスミッションの調整が必要です。 1. どちらか一方の前輪を浮かして機体を支える。 注 注 3 輪駆動キット装着車の場合には後輪も浮 かせてください。 2. エンジンを始動し、スロットルをSLOW にセット、 浮いている前輪が回転していることを確認する。 3. エンジンを止め、以下の手順で調整する A. 偏芯ナットをハイドロスタット上部に止めてい るナットをゆるめる図 51。 g015494 図 52 1. g014616 図 51 1. 偏芯ナット 2. ロックナット B. 機能コントロールをニュートラル位置に、ス ロットルを Slow 位置にセットする。エンジ ンを掛ける。 C.
冷却系統の整備 芝刈り速度の調整 出荷時に調整されていますが、速度を変えたい場合に は調整してください。 1. トラニオンボルトのジャムナットをゆるめる図 53。 2. ロック芝刈ブラケットをペダルピボットに固定して いるナットをゆるめる。 ラジエタースクリーンの清掃 オーバーヒートを防止するため、ラジエターとスクリーン は常にきれいにしておいてください。基本的にラジエ ターとスクリーンを毎日点検し、必要であれば 1 時間ご とに清掃してください。汚れやすい環境で使用している 場合にはより頻繁な清掃が必要です。 1. ラジエターのスクリーンを外す図 54。 g014625 図 53 g014613 1. 2. ジャムナット ナット 3. 図 54 トラニオンボルト 3. 刈り込み速度を遅くするには、トラニオンボルトを 右に回し、速くするには左に回す。 4. トラニオンボルトのジャムナット、およびペダルピ ボットのナットを締め付けて調整を固定する図 53。調整を確認し、必要に応じて再調整する。 43 1. 蝶ボルト 3. オーバーフロータンク 2.
ブレーキの整備 ベルトの整備 ブレーキの調整 オルタネータベルトの調整 駐車中にブレーキが十分に利かずに車両が動いてしま う場合には、ブレーキドラムの近くにあるバルクヘッド フィッティングで調整を行うことができますさらに詳しい ことについては弊社代理店に問い合わせるか サービ スマニュアル を参照してください。 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 8 時間 機械を正しく動作させ、無用の磨耗を防止するため にベルト類は正しく調整してください。 1. エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛け、キー を抜き取る。 2. 2 つのプーリの中間部でベルトを親指で中くらい の力10 kgで押す。 7-9 mm 程度のたわみが出る のが適正である。ベルトの張りの調整が必要な 場合は、以下の手順で行う g014755 図 55 1. 44 オルタネータのベルトここを押す 2. オルタネータ 3. 調整ストラップ A. オルタネータをエンジンと調整ストラップに固 定しているボルトをゆるめる。 B. ベルトに破損や過度の磨耗がないか点検 し、必要に応じて交換する。 C.
油圧系統の整備 油圧ラインとホースの点検 警告 油圧オイルとフィルタの交換 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に 重大な損傷を引き起こす。 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 50 時間 800運転時間ごと オイルが汚染されてしまった場合は油圧系統全体を洗 浄する必要がありますのでトロ代理店にご連絡くださ い。汚染されたオイルは乳液状になったり黒ずんだ 色なったりします。 1.
カッティングユニットの保守 リールのバックラップ 警告 バックラップ中にリールに触れると大けがをする。 • リールその他の可動部に手指、足、衣類等を 近づけないよう注意すること。 • エンジンが動いている間は、止まったリールを 絶対に手や足で回そうとしないこと。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを降下さ せ、エンジンを停止し、駐車ブレーキを掛ける。 2. 運転席左側のプラスチック製カバーを取り外す。 3. 各カッティングユニットのリールと下刃をバックラッ プ用に設定する カッティングユニットのオペレー ターズマニュアル を参照。 4. エンジンを始動し、アイドル回転にセットする。 エンジンが停止する場合にはエンジン速度を上 げる。 5. バックラップスイッチを逆転R位置にセットする 図 57 。 g017943 バックラップスイッチ 逆転 位置 2. バックラップスイッチ刈り込 み位置 6. インフォセンターのメインメニューを開き、下へス クロールして設定Settingsへ行く。 7.
保管 長期間にわたって保管する場合には以下のような作 業を行ってください 1. 機体からゴミや刈りかすをきれいに取り除く。必 要に応じてリールやベッドナイフの研磨を行う カッ ティングユニットのオペレーターズマニュアル を参 照のこと。ベッドナイフやリールの刃にはさび止 めを塗布する。グリスアップと機体各部の潤滑を 行う潤滑 (ページ 37)のページを参照。 2. タイヤに重量がかからないように完全にブロッ クする。 3. 油圧オイルとフィルタを交換する。油圧ラインや フィッティングを注意深く点検し、必要に応じて交 換する 油圧オイルとフィルタの交換 (ページ 45) と 油圧ラインとホースの点検 (ページ 45)を参照。 4. 燃料タンクから燃料を抜き取る。エンジンを始動 し、燃料切れで自然に停止させる。燃料フィルタ を交換する フィルタの整備 (ページ 39)を参照。 5. エンジンがまだ暖かいうちに、エンジンオイルを 抜き取る。新しいオイルを入れる エンジンオイル とフィルタの交換 (ページ 38)を参照。 6.
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 • • 通常の使用にともなう音、振動、磨耗、損耗および劣化。 通常の使用に伴う「汚れや傷」とは、運転席のシート、機体の塗装、 ステッカー類、窓などに発生する汚れや傷を含みます。 部品 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期