Operator's Manual
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調整
カッティングユニットの梱包を解いたら、以下の手順で、
調整が正しく行われているかどうかを点検してくださ
い。
ベッドナイフとリールのすり合わせを調整する
ベッドナイフとリールのすり合わせ(刃合わせ)の調整
はユニット左右についている下刃調整ネジで行います。
1.水平な台の上にユニットを置く。下刃調整ネジ(図8)
をゆるめて、ベッドナイフとリールの接触をなく
す。
2.ベッドナイフとリールが見えるようにカッティング
ユニットを立てる。
調整ネジのナットが台の上に押し付けられるよう
な立て方をしないでください。
3.カッティングユニットの左または右の端部に新聞紙
を差し入れ(図9)、リールをゆっくり回転させな
がら、同じ側の下刃調整用ネジ1クリックずつ締め
る。新聞紙がベッドナイフとリールに軽くはさまれ
た状態(新聞紙を引っ張ると抵抗を感じる)になる
ように調整する。
注:1クリック締めるごとにベッドナイフはリールに
0.018 mm 近づきます。締めすぎないよう十分注意し
てください。
4.左右で同じ調整を行う。調整ができたらもういちど
左右で点検し必要に応じて再調整する。
5.新聞紙片を前から差し入れる(ベッドナイフと平行
に)とはさまれるだけ、下から差し入れる(ベッド
ナイフに垂直に:図9)と新聞紙が切れることを確
認する。最小限の接触で新聞紙が切れることが重要。
すり合わせをきつくしないと切れない場合にはリー
ルとベッドナイフのバックラップや研磨が必要であ
る(Toroリール研磨マニュアルを参照)。
後ローラを調整する
1.所望の刈高により、後ローラ・ブラケット(図 10、11)
の取り付け位置を選択する(高位置または低位置)。
●
刈高1.6 mm〜6 mmの場合:スペーサをサイド
プレート取り付けフランジの上(出荷時の設定)
にセットする。
●
刈高3 mm〜25.4 mmの場合:スペーサをサイド
プレート取り付けフランジの下にセットする。
重要
図8
1.下刃調整ネジ
図9
図 10
1.スペーサ 3.サイドプレート取り付けフランジ
2.ローラ・ブラケット
図 11
1.スペーサ 3.サイドプレート取り付けフランジ
2.ローラ・ブラケット
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