Form No. 3367-438 Rev B 14枚 枚刃 DPA リ ー ル モ ア 8, 11, 14 Greensmaster ® 3000 シ リ ー ズ 用 04610— —シ リ ア ル 番 号 311000001 以 上 モ デ ル 番 号 04610 04611— —シ リ ア ル 番 号 311000001 以 上 モ デ ル 番 号 04611 モ デ ル 番 号04616 04616— — シ リ ア ル 番 号 311000001 以 上 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
はじめに 図2 1. この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法 を十分に理解し、他人に迷惑の掛からないまた 適切な方法でご使用ください。この製品を適切 かつ安全に使用するのはお客様の責任です。 重 この他に2つの言葉で注意を促しています。重 要 「重要」は製品の構造などについての注意点 注はその他の注意点を表しています。 を、注 弊社Toroのウェブサイトwww.Toro.comで製品・ アクセサリ情報の閲覧、代理店についての情報 閲覧、お買い上げ製品の登録などを行っていた だくことができます。 目次 整備について、またToro 純正部品についてな ど、分からないことはお気軽に弊社代理店ま たはToro カスタマーサービスにおたずねく ださい。お問い合わせの際には、必ず製品の モデル番号とシリアル番号をお知らせくださ い。図 1にモデル番号とシリアル番号を刻印し た銘板の取り付け位置を示します。いまのうち に番号をメモしておきましょう。 はじめに ................................2 安全について ............................
安全について • 機械から離れる前に、必ずカッティングユ ニットを地面に降下させ、キーを抜き取っ てください。 安全な御使用のためには、機械の運転、移動や搬 送、保守整備、保管などに係わる人々の日常の 意識や心がけ、また適切な訓練などが極めて重 要です。 不適切な使い方をしたり手入れを怠っ たりすると、死亡や負傷などの人身事故につな がります。事故を防止するために、以下に示す 安全のための注意事項を必ずお守りください。 • このカッティングユニットをお使いになる 前に、トラクションユニットのマニュアル と、カッティングユニットのマニュアルとを よくお読みになり、内容を十分に理解し、適 切な方法でお使いください。 • 子供には絶対にトラクションユニットの運 転やカッティングユニットの使用をさせな いでください。大人であっても適切な訓練 を受けていない人にはトラクションユニッ トの運転やカッティングユニットの使用を させないでください。このマニュアルを読 み、内容をきちんと理解した人のみがトラク ションユニットやカッティングユニットを取 り扱ってください。 • アルコールや薬物を摂取した状態で運転や 操作を行
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付していま す。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 104–7729 1. 警告: 整備作業前にマニュ アルを読むこと。 2.
組み立て その他の付属品 内容 数量 用途 ボール・スタッド 2 ローラに取り付けます オペレーターズマニュアル 1 最初にお読みください。 パーツカタログ 1 パーツ番号を調べるための資料です。 認証証明書 1 1 1 前ローラを取り付ける 必要なパーツはありません。 手順 カッティングユニットの前ローラはオプション なので出荷時に取り付けられていない。ローラ に付属の説明書に従い、カッティングユニット の付属部品を使って、ローラをカッティングユ ニットに取り付ける。 g014745 図3 1. U字環(フープ・リンク) 2 グリーンズマスター 3250-Dトラクションユ ニットへの取り付けには、オフセット・リンク (P/N 110-2397)およびキャップスクリュ(2 個; P/N 323-6)が必要です。 フープ・リンク、オフセット・リンクま たはチェーン・リンクを取り付ける カッティングユニットの上面にオフセット・リ ンク(図 4)をキャップスクリュ(2本)で取 り付け、キャップスクリュをトルク締めする: 25–30 ft–lbs. (34-40 Nm=3.
3 カッティングユニットのスタンドを 使う 必要なパーツはありません。 手順 ベッドナイフやリールを見るためにカッティン グユニットを立てる場合には、ベッドバー調整 ネジのナットが床面に接触しないように、カッ ティングユニットの後ろ側についているスタン ドで支えるようにしてください(図 6)。 図4 1. オフセット・リフト・フック グリーンズマスター 3250-Dトラクションユニッ トへの取り付けには、チェーン・リンク(P/N 106-2601)、取付ブラケット(P/N 105-5738) およびキャップスクリュ(2個; P/N 323-6)が 必要となる場合があります。 カッティングユニットの上面にチェーン・リンク を取り付けブラケットとキャップスクリュ(2 本)で取り付け、キャップスクリュをトルク締 めする: 25–30 ft–lbs. (34-40 Nm=3.5-4.1 kg.m) リンクの大きい方の側をトラクションユ ニットのサスペンションに掛ける(図 5)。 図6 1. 2 ここを支える(支えは図示 せず) 2.
図9 図7 1. 1. スナップ・リング 2. 駆動カップラ カウンタ・ウェイト 2. カッティングユニット右側のベアリング・ハ ウジングについているプラスチック製のプラ グを外す(図 8)。 5. 駆動カップラの内面にグリスを塗る。駆動 カップラを、カッティングユニットのリー ル・チューブの左端に取り付け、スナップ・ リングで固定する(図 9)。 3. カッティングユニットの右側でモータ・マ ウントを固定している六角ネジ(2本)を 外す。モータ・マウント取り付け部を取り 外す(図 8)。 6. 先ほど図 8で取り外した六角ネジ2本を使っ て、カッティングユニットの左側にモータ取 り付ける。各ねじを 12-15 ft-lbs.(16-20 N-m=1.66~2.07 kg.m) にトルク締めする。 7. 先ほど取り外したキャップスクリュ本を使っ て、カッティングユニット右側にカウンタ・ ウェイトを取り付ける。 5 リールと下刃の調整を行う 必要なパーツはありません。 図8 1. モータ・マウント 2. プラスチック製プラグ 3.
触を強くしないと切れない場合には、鋭利な 刃先を取り戻して精密なカットができるよ うにバックラップか研磨を行うことが必要 (Toro研磨マニュアルを参照)。 6 図 10 1. 後ローラを調整する ベッド・バー調整ネジ 必要なパーツはありません。 2. ベッドナイフとリールが見えるように、カッ ティングユニットを立てる。 手順 1. 使用する刈高範囲に合わせて後ローラ・ブ ラケットの取り付け位置を上位置または下位 置に変更する(図 12または図 13)。 重要 ユニット左右についているベッドバー 調整ネジのナットが床に当たっていないこ とを確認する(図 6)。 3. リール前面の左右いずれかの端を選び、リー ルと下刃の間に長く切った新聞紙片を差し入 れる(図 11)。リールをゆっくり前回転さ せながら下刃調整ネジを締め(新聞紙を入れ た側の調整ネジを、1目盛りづつゆっくり と)、新聞紙を前から(ベッドナイフの上 面に平行に)入れると軽く挟まれる程度に 調整する。新聞紙を引き抜くのに軽い力が 必要な程度でよい。 刈高 1.
2. 後ローラの調整は以下の手順で行う: 7 • カッティングユニットの後部を持ち上 げてベッドナイフの下に角材などの枕を 置く。 刈り高の調整 • 各ローラ・ブラケットとスペーサをそれぞ れのサイドプレート取り付けフランジに 固定しているナット2個を外す。 必要なパーツはありません。 • サイドプレート取り付けフランジとス ペーサから、ローラとボルトを外す。 手順 • スペーサを、ローラ・ブラケットの上に してボルトに通す。 注 刈高を 13 mm 以上に設定するには高刈り キットが必要です。 • ローラ・ブラケットと2枚のスペーサと を、サイドプレート取り付けフランジの 下側に、ボルトで取り付ける。 1. 刈り高アームをカッティングユニットのサ イドプレートに固定しているロックナットを ゆるめる(図 15)。 3.
3. ゲージバーのネジ頭を下刃の先端に引っか け、バーの後端をローラの後部に当てがう (図 17)。 8 カット・オフ・バーを調整する 必要なパーツはありません。 手順 刈りかすがリールからスムーズに出るように 調整します。 1. バー(図 18)をカッティングユニットに固 定しているネジをゆるめる。 図 17 1. ゲージバー 4. バーの前端がローラに当たるように、調整ネ ジで調整する。ローラ全体が下刃と平行にな るように、ローラの両側を均等に調節する。 重要 前後のローラにゲージが当たり、ネジ 頭がリールにぴったりと掛かっているのが 正しい調整状態です。下刃の左右端でこの 状態となるように調整してください。 5. ナットを締めて調整を固定する。ナットを 締めすぎないこと。ワッシャの遊びがなく なればよい。 図 18 1. 注 以下の表により、希望する刈高に最も適 したベッドナイフを決定してください。 2. 隙間ゲージを使って、リール上面とバーの 間を1.
製品の概要 仕様 トラクタ グリーンズマスター 3000、3000-D、3050、3100、3150、3250-D、および 3150-Q の各機種に搭 載可能。 刈高 ユニット左右にある垂直ねじによって前ローラを上下させて刈高を調整し、ロック・ネジで固定する。 刈高調整範囲 作業台の上で設定する通常の刈高の範囲は 1.6 mm~12.7 mm。高刈りキットを取り付けた場合 の刈高調整範囲は 7 mm~25 mm。実効刈高はターフのコンディション、ベッドナイフの種類、 ローラの種類、装着しているアタッチメントなどによって変化する。 リール・ベアリング ローラ 二列自動調心ボール・ベアリング2個 後ローラは直径 5.1 cm, スチール製のフル・ローラである。 ベッドナイフ ベッドナイフは高炭素鋼製片刃であり、フライス仕上げの鋳鉄製ベッドバーに13本のネジで 装着する。 ベッドナイフの調整 左右のネジにより、リールに対して相対移動させる;ネジを1ノッチ回転させることにより、ベッ ドナイフが、0.
運転操作 リが出来てきます。時々ヤスリでこのバリ を取り除いてやると切れ味が向上します。 ベッドナイフは、長期間使用しているうち にリールに削られ、リールの端部と接触す る縁の部分が角張ってきます。この角張っ た部分はヤスリで削り落としてください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 カッティングユニットの特性 このカッティングユニットではデュアル・ノブ 方式によってベッドナイフとリールの調整を 行うようになっており、最適の調整を簡単に 手早く行うことができます。また、このデュ アル・ノブ方式では非常に正確な調整ができ ますので、ベッドナイフとリールとが相互に 研磨しあうようになり、鋭利な刃先が長持ち して、高品質な刈りを長時間持続させること ができ、バックラップの頻度を大幅に減らす ことができます。 カッティングユニットの毎日の調整 毎日の芝刈りの前に、また必要に応じて、各 カッティングユニットのリールとベッドナイ フの接触状態を点検してください。この点検 は、前日の調子に係わりなく毎回行うことが 非常に大切です。 1.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 ベッド・バーの整備 ベッド・バーの取り外し 1. ベッド・バー調整ネジ(図 19)を左に回し てベッドナイフとリールの接触をなくす。 図 21 1. 2. ベッドバーボルト ナット 3. スチール製ワッシャ 4. ナイロン製ワッシャ ベッド・バーの取り付け 1. ベッド・バー・アジャスタとワッシャとの 間にベッド・バーの固定用「耳」を入れる。 図 19 1. ベッド・バー調整ネジ 2. スプリング・テンション・ナッ ト 3. 4. ベッドバー ワッシャ 2. ベッド・バー・ボルト(とボルトについてい るナット)とワッシャ6枚で、ベッド・バー を各サイド・プレートに固定する。ナイロ ン・ワッシャはサイド・プレートの両側のボ スに嵌め込む。その外側からスチール製ワッ シャを取り付ける(図 21)。ベッドバー・ボ ルトを2.7~3.7 kg.
バックラップ 危険 回転しているリールに触れると大けがをする。 リールその他の可動部に手指、足、衣類等を近 づけないよう注意すること。 • バックラップ中のリールには、絶対に手や 足を近づけないこと。 • 柄の短いブラシは絶対にバックラップに使 用 し な い こ と 。 必 ず 柄 の 長 い ブ ラ シ ( P/N 29-9110) )を 使 用 す る 。 こ の ブ ラ シ は 完 成 品 29-9110 でも部品でも入手可能である。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニッ トを下降させ、エンジンを停止させ、駐車ブ レーキを掛けてキーを抜き取る。 2. カッティングユニットからリール・モータ をはずし、昇降アームからユニットをはず して床に置く。 3. カッティングユニットのカップリング(通 常右側)に 25mm (-> 10 mm?) の角棒を差し 込み、バックラップ装置を接続して、バック ラップを行う。 注 さらに詳しい説明が、「Toro リール/ロー タリー・モアのための研磨マニュアル(Form No.
メモ: 15
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro® 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間*のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての 製品に適用されます(エアレータに関する保証については該当製品の保証 書をご覧下さい)。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で 「製品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、 運賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 定期整備に必要な部品類(「部品」)は、その部品の交換時期が到来するま で保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取り外された製品は弊社の所有となります。 部品や アセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。場合によ り、弊社は再製造部品