Form No. 3429-474 Rev A ユニバーサルグルーマ ドライブキット Greensmaster® Flex™ / eFlex® 1800 お よ び 2100 並 び に Greensmaster® 3000 シ リ ー ズ の DPA カ ッ テ ィ ン グ ユ ニ ッ ト 用 シリ ア ル 番 号 318000001 以 上 モ デ ル 番 号 04648—シ 取り付け要領 はじめに この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全 な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 この製品は、関連する全ての欧州指令に適合していま す。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適合 宣誓書をご覧ください。 製品の安全や取り扱い講習、アクセサリなどに関する 情報、代理店についての情報の入手、お買い上げ 製品の登録などをネットで行っていただくことができ ます www.Toro.
付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 数量 内容 用途 必要なパーツはありません。 – マシンの準備を行います。 必要なパーツはありません。 – カッティングユニットの準備を行います。 必要なパーツはありません。 – 駆動ベルトアセンブリを取り外す。 4 ウェイト Torx ソケットねじ ロックナット 右側リールアダプタ銀色 左側リールアダプタ黒色 シムワッシャ グルーマ駆動ボックス 1 2 2 1 1 1 1 グルーマ駆動ボックスとウェイトを取り付 けます。 5 キャップ 1 グルーマドライブにキャップを取り付ける 後ローラブラシキットを取り付けないユニ バーサルグルーマアセンブリのみ。 6 スタブシャフトアセンブリ ベアリングシールド アイドラアセンブリ アジャスタカラー フランジナット 1 2 1 1 1 アイドラアセンブリを取り付けます。 7 グルーマピン 2 グルーマピンを取り付けるグリーンズマス ター 3120, 3150, 3250-D のみ。 左側刈高ブラケットアセンブリ 右側刈高ブラケ
ユニットに電動用カウンタウェイトを固定している キャップスクリュ 2 本を取り外す図 3。 2 注 外したウェイトとキャップスクリュ 2 個は カウン タウェイトの準備を行う (ページ 5)で取り付けるの で捨てないでください。 カッティングユニットの準備 必要なパーツはありません。 手順 1. トラクションユニットからカッティングユニットを取 り外す詳細はトラクションユニットの オペレーター ズマニュアル を参照。 2. カッティングユニットの、前ローラの左右端部を刈 高アームに固定しているねじをゆるめる図 2。 g037842 図3 カッティングユニットハイブリッドのトリフレックス 1. キャップスクリュ5/16 x 2¾" 2. カウンタウェイトハイブリッ ドトリフレックスの電動リー ル用 6. 3.
3 ベルト駆動アセンブリを取り 外す 歩行型グリーンモア 必要なパーツはありません。 手順 注 この章で外した部品は別途指示されていない限り すべて保管してください。 1. g037843 図4 1. ボルト5/16 x 1¼" 2. カウンタウェイトリールカッ ティングユニット 3. ベルトカバーをカッティングユニットに固定してい るキャプティブ組み込みボルトをゆるめてカバー を取り外す 図 6 。 ベアリングナット 7. リールが回転しないように固定して、ベアリング ナットを外す ねじ付きインサートを外すためにリー ルを固定するには (ページ 17)を参照。 8. リールのシャフトからベアリングナットを外す図 4。 重要 リールシャフト端部についているグリスや汚 れをきれいに落としておいてください。 9.
4 カウンタウェイトとグルーマ駆 動ボックスを取り付ける この作業に必要なパーツ g017633 図7 1. 4. 下プーリ 2. 固定ねじ ベルト駆動アセンブリをカッティングユニットに固 定しているボルト3本がある場合にはこれを外し て、アセンブリ全体を外す図 8。 1 ウェイト 2 Torx ソケットねじ 2 ロックナット 1 右側リールアダプタ銀色 1 左側リールアダプタ黒色 1 シムワッシャ 1 グルーマ駆動ボックス カウンタウェイトの準備を行う 電動カッティングユニットを搭載しているトリフレッ クスの場合 1. ステップ 5 ( 2 カッティングユニットの準備 (ページ 3))で外したキャップスクリュ5/16 x 2¾"2 本とカウ ンタウェイトを、新しいウェイトに組み付ける図 9。 g037772 図8 1. ベルト駆動アセンブリ 2. ボルト g035689 図9 キャップスクリュ, 5/16 x 2¾" 2. 電動用カウンタウェイト 1. 2. 5 3. 新しいウェイト ボルトを 198-254 N·m0.5-0.
カウンタウェイトを取り付ける 1. 新しいウェイトをカッティングユニットの側面に固 定するボルト5/16"2本と、ナット5/16"2個を使用 して図 10のように取り付ける。 注 ウェイトはグルーマ駆動ボックスを取り付けた い側に取り付けます。 g037773 図 11 1. グルーマ駆動ボックスの シャフト 2. 銀色 カッティ リールアダプタ銀 右 側 にグ ングユニットの右 ルーマ駆動ボックスとカウン タウェイトを取り付けた場合 g244756 3. 黒色 カッティ リールアダプタ黒 左 側 にグ ングユニットの左 ルーマ駆動ボックスとカウン タウェイトを取り付けた場合 図 10 1. Torx ソケットねじ5/16 x 1¼" 3. 2. カウンタウェイト 4. 2.
2. 注 クラッチノブアセンブリは、右側駆動用に取り 付けた状態で出荷されています。 カッティングユニットの左側にグルーマ駆動ボック スを取り付けた場合、黒色リールアダプタのねじ 山部分にシムワッシャを入れる図 13。 注 カッティングユニットの右側にカウンタウェイト 左側にグルーマを取り付ける場合は、以下の作 業を行ってください図 14 を取り付けた場合は、シムワッシャは不要です。 A. クラッチノブからOリングを外す。 B. クラッチノブをアクチュエータのシャフトに固 定しているシャーピンを外す。 C. クラッチノブアセンブリを外して裏返す。 D. クラッチノブをアクチュエータのシャフトに、 シャーピンで固定する。 E. クラッチノブの溝にOリングを取り付ける。 7. g232600 図 13 1. ねじ山用のロッキングコン パウンドを塗る 4. シムワッシャ 2. リールアダプタ黒をリール シャフトへ挿入 5. 六角ヘッド 3. カッティングユニット 3. 4.
g242099 図 15 キャップ 1. 2. 中強度のボンディングコン パウンドを塗る 6 g031454 図 16 図は左側を示す アイドラアセンブリを取り付ける 1. スタブシャフトアセンブリ 4. アジャスタのカラー 23-31 Nm2.4-3.2 kg.m = 17-23 ft-lbにトルク締め この作業に必要なパーツ 2. ベアリングシールド 5. フランジナット 37-45 N m 3.8-4.6 kg.m = 27-33 ft-lbにトルク締めする。 3. アイドラアセンブリ 1 スタブシャフトアセンブリ 2 ベアリングシールド 1 アイドラアセンブリ 1 アジャスタカラー 1 フランジナット 手順 1. 2. モータマウントを取り外す。 3. グルーマ駆動ボックスを取り付けた側と反対の側 にアイドラアセンブリを取り付ける。 4.
7 8 グルーマピンを取り付ける 刈高ブラケットアセンブリと前 ローラを取り付ける グ リ ー ン ズ マ ス タ ー 3120, 3150, 3250-D の み この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ グルーマピン 2 手順 1. 2. グルーマピンのねじ山にロッキングコンパウンドが 付いていない場合には、ピン用の穴にロッキング コンパウンド除去可能タイプを塗る。 1 左側刈高ブラケットアセンブリ 1 右側刈高ブラケットアセンブリ 2 アジャスタピン 2 コッターピン 手順 1. グルーマピンを刈高アームに固定する図 17。 先ほど外した刈高調整ねじを、刈高アセンブリの 上部に取り付ける図 18。 g231782 図 18 g038779 図 17 1. 2. 3. 刈高アーム 3. グルーマピンロッキングコ ンパウンドを塗った図と塗 らない図 穴 1. 刈高調整ねじ 2. プラウボルト、ワッシャ、 特殊ワッシャ 3. 刈高ブラケットアセンブリ 2.
5. 前ローラのシャフトを左右の刈高ブラケットの中央 にセットし、古い刈高アームから外した取り付け ねじ2本で固定する図 21。 g231793 図 21 g033273 図 19 1. コッターピン 3. アジャスタアームアセンブ リのロッド 2. グルーマ駆動ボックス 4. アジャスタピン 4. 1. 取り付けねじ 2. 刈高ブラケットアセンブリ 6. 7. アイドラアセンブリ近くのアジャスタアームアセ ンブリのロッドをアイドラアセンブリのアジャスタ カラーに整列させ、アジャスタピンとコッターピ ンで固定する図 20。 3. グルーマガード 前ローラシャフトの左右それぞれにグルーマガー ドを取り付ける図 21。 グ ル ー マ ガ ー ド を 22-24 N·m 2.2-2.5 kg.
9 3. 図 23のように、グルーマをマシンに取り付けるボ ルトは軽く締めた状態にする。 4. カジリ防止のために、刈高とグルーミング高さの 設定を行い、その後にボルトをゆるめる。 グルーマを取り付ける 注 刈高の設定については各カッティングユニッ トの オペレーターズマニュアル を参照グルーミン グ高さの調整については グルーマの高さを調整 する (ページ 14)を参照のこと。 この作業に必要なパーツ 4 ボルト ¼ から 1½" 4 ジャムナット 4 シャフトクランプ 手順 1. 2. 5. ボルトを 5-7 N·m0.51-0.71 kg.m=46-60 in-lbに トルク締めする。 6.
運転操作 はじめに グルーミングはターフ表面のすぐ上で行う作業です。 グルーミングは、芝草が縦方向に成長することを促進 し、芝目を減らし、ほふく茎を切断することによって密 度の高いターフを作ります。グルーミングは、より均 一で固いプレー面を作り、ゴルフボールの転がりを 素直に、また速くします。 グルーミングとバーチカットは全く異なる作業であり、グ ルーミングはバーチカットの代わりにはなりません。グ ルーミングはターフの「毛並み」を揃える日常的な軽 い保守作業の一つですが、バーチカットはターフに大き な負担をかける作業であり、実施回数もわずかです。 g280536 図 24 1. 前ローラ 3. 延長カップラP/N 99-4191 2. ローラシャフトと内部のね じ溝細かいものと粗いもの がある 4. プルフレームキット g006671 図 25 1. 芝草のランナーほふく茎 2.
• 通行 • ストレスのかかる季節高温、高湿、ハイシーズン など 以上のような因子はグリーンごとに異なるものです。各 グリーンを毎回よく観察し、必要に応じてグルーミング の方法を変更してください。 各種のグルーミングシャフトをご用意しております。13 mm 間隔にすると、ほふく茎を切断する程度に深く、し かしターフをひどく薄くするほどに強くなくグルーミング ができます。スペーサを抜き取って代わりにブレード を入れる、あるいはスペーサを追加することにより、 グルーマの刃の間隔を 6 mm と 19 mm との間で調 整することができます。 注 成長が速い時期春から初夏までには、刃の間隔を 6mm にして、主にキャノピターフ上層をグルーミングし ます。成長が遅い時期晩夏から冬までには、刃の間 隔を 19 mm にします。ストレス期にグルーマを使用す ると芝を薄くしてしまう恐れがあります。 注 グルーマの不適切な使用や過度の使用深すぎる設 定やグルーミング回数の多すぎは、ターフに無用のスト レスを与え、ターフの品質を大きく下落させます。グ ルーマは注意深く使ってください。 注 グルーマを使っている時は刈り
グルーマの高さを調整する 以下の表、図、および試験手順を利用して適切な設定を決めてください。 必要な後ローラスペーサの個数 刈高 グルーミング高さ範囲 0 1.5 mm 0.8-1.5 mm 3.0 mm 1.5-3.0 mm 4.8 mm 2.3-4.8 mm 6.4 mm 3.0-6.4 mm 7.9 mm 3.8-7.9 mm 9.7 mm 4.6-9.7 mm 11.2 mm 5.3-11.2 mm 12.7 mm 6.4-12.7 mm 3 15.9 mm 9.4-15.9 mm 4 19.1mm 12.7-19.1 mm 1 2 注 eフレックスのトラクションユニットにグルーマを取り 付けている場合には、グルーマ使用時にはバッテリー の消耗が早くなりますからご注意ください。グルーマ の設定を深くすればするほど、グルーマを駆動するた めにより大きなパワーが必要となり、バッテリーが早 く消耗します。 1. ローラが汚れていないのを確認する。ユニットを 水平で平らな作業台の上に置く。 2.
グルーマの回転方向を変更 するとき 4. テスト用グリーンで1畝だけ試し刈りを行い、次に グルーミングリールをローラの高さから ½ だけ下 げて、もう1畝の試し刈りを行う。 注 たとえば刈高が 3.2 mm に設定されている 場合は、グルーミングリールをローラよりも 1.6 mm 高くセットする 。 グルーマの回転には3つの設定があります ニュートラ ル、前転、逆転です。回転方向の変更は、グルーマ 駆動ボックスについているノブで行います。希望する回 転方向の記号を調整ノッチに合わせてください。 5. 結果を比較する。 注 最初の設定、すなわちグルーマの高さを刈高 まで上げた設定の方が、2度目の設定よりもずっ と刈かすの収量が少ないはずである。 6.
保守 ギアボックスの潤滑油の交換 整備間隔 最初の 100 運転時間後 500 運転時間ごと/ 1年に 1 回いずれか早く到達した方の時期 1. グルーマハウジングの外面をきれいに拭く。 重要 グルーマハウジングの外側にごみや刈り かすをためないようにしてください。グルーマ内 部に異物が入るとギアボックスを破損させる恐れ があります。 2. ハウジングの下にあるドレンプラグを抜く図 30。 3. ハウジングの側面にあるオイル補給プラグと上 部にある通気プラグを抜いてオイルを抜けやすく する 図 30 。 4. オイルドレンポートの下に適当なオイル回収容 器を置く。 5. オイルが完全に抜けるようにカッティングユニットを 立てて排出口が一番下になるようにする図 28。 g242120 図 29 1. シリンジで 80-90W オイル を補給 2. 補給ポート 9. 補給プラグを取り付け、通気プラグは締め付け る。 10. 全部のプラグを 3.62-4.75 N·m0.37-0.48 kg.
リール固定手順 グルーミングリールの洗浄 整 備 間 隔 : 使用後毎回 警告 使用後はホースでグルーマを水洗いしてください。た だし、ベアリング部分には直接水流を当てないように 注意してください。錆の発生を防止するため、水洗い 後は速やかに乾燥させてください。 リール刃は非常に鋭利で、手足を切断できるほ どである。 ブレードの点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 • リールの軌道内に手足を入れないこと。 • リールに作業を行う場合には、リールが回転し ないよう確実に固定すること。 ねじ付きインサートを外すためにリー ルを固定するには グルーミングリールの刃は摩耗や破損が発生しやす いので頻繁に点検してください。曲がった刃はプライ ヤーなどで修正してください。摩耗した刃は交換し、 ロックナットを42-49 N·m 4.3-5.0 kg.
ねじ付きインサートの着脱のために リールを固定するには 1. 長い柄のバール9 mm x 30 cm 程度のドライバー タイプのもの。握りのついているものがよいを用 意する。バールは、トルク作業を行う側に近い側 で、リールの前から差し込むようにする図 33。 2. リールサポートプレートの溶接されている側から バールを入れ図 33、 注 リールのシャフトの上側と枚のリール刃の背 中側にバールを差し込むと、リールが回転でき なくなる。 重要 リールの刃先にバールを触れると刃こぼ れなどを起こす バールを当てないように十分注 意すること。 重要 カッティングユニット左側のインサートは左 ねじです。カッティングユニット右側のインサー トは右ねじです。 g280339 図 32 1. 取り外すべきねじ山付きイ ンサート 3. リールサポートプレートの 溶接側 2. リールシャフト 4. バール 4. バールの握り部分をローラに載せる。. 5. バールでリールが確実に止まっていることを確 認しながらインサートを外す。作業が終わった らバールを外す。 6.
メモ
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