Form No. 3427-645 Rev B 8, 11, 14 枚 刃 エ ッ ジ シ リ ー ズ DPA カッティングユニット Greensmaster® 3300 お よ び 3400 シ リ ー ズ ト ラ クションユニット用 シリ ア ル 番 号 403460001 以 上 モ デ ル 番 号 04651—シ シリ ア ル 番 号 403460001 以 上 モ デ ル 番 号 04653—シ シリ ア ル 番 号 403460001 以 上 モ デ ル 番 号 04655—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連する全ての欧州指令に適合していま す。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適合 宣誓書をご覧ください。 この説明書では、危険についての注意を促すための 警告記号図 2を使用しております。これらは死亡事故 を含む重大な人身事故を防止するための注意ですか ら、必ずお守りください。 はじめに g000502 図2 危険警告記号 このカッティングユニットは、ゴルフ場のグリーンおよび 小面積のフェアウェイの刈り込み用のユニットです。こ の機械は本来の目的から外れた使用をすると運転者本 人や周囲の人間に危険な場合があります。 重要 は この他に2つの言葉で注意を促しています。重 注はその他の 製品の構造などについての注意点を、注 注意点を表しています。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全 な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 製品の安全や取り扱い講習、アクセサリなどに関する 情報、代理店についての情報の入手、お買い上げ 製品の登録などをネットで行っていただくことができ ます www.
目次 安全について 安全について ............................................................. 3 安全に関する一般的な注意 .............................. 3 カッティングユニットの安全確保 ......................... 4 刈り込みブレードについての安全事 項............................................................. 4 安全ラベルと指示ラベル ...................................... 4 組み立て ................................................................... 5 ローラを取り付ける ......................................... 5 カッティングユニットを調整する .......................... 5 製品の概要 ........................
カッティングユニットの安全確 保 刈り込みブレードについての 安全事項 • トラクションユニットに取り付けたカッティングユニット は、機械の一部になってしまいます。ですから、 トラクションユニットの オペレーターズマニュアル も お読みになって、機械全体を安全に取り扱う方法 を良く学んでください。 磨耗したり破損したりしたリール刃や下刃は使用中に割 れて破片が飛び出す場合があり、これが起こるとオペ レータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場 合には死亡事故となる。 • 異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じ たときにはまずマシンを停止し、キーを抜き取り、 各部の動きが完全に止まってからよく点検してくだ さい。異常を発見したら、作業を再開する前にす べて修理してください。 • リール刃や下刃が磨耗や破損していないか定期的 に点検すること。 • リール刃や下刃を取り扱う時には下袋を着用し、安 全に注意すること。 • 複数のカッティングユニットを搭載した機械では、1 つのリールを回すと他のリールも回る場合がある から注意すること。 • 各部品が良好な状態にあり、ボルトナット
組み立て その他の付属品 数量 内容 オペレーターズマニュアル 用途 カッティングユニットを取り付けて使用する前によくお読みく ださい。 1 ローラを取り付ける カッティングユニットの前ローラはオプションなので出 荷時に取り付けられていない。代理店からローラを 購入し、以下の要領でカッティングユニットに取り付 けてください 1. 7. 調整ができたらローラ取り付けねじを締め付け る図 3。 8. 刈高の調整を行い、刈高アーム固定ナットを締 め付ける。 カッティングユニットを調整する 刈高アーム左右のどちらか1本をカッティングユ ニットのサイドプレート固定しているプラウボルト、 ワッシャ、フランジナットを外す図 3。 1. カッティングユニットを支える カッティングユニット を立てる時の注意 (ページ 10)を参照。 2. リールと下刃の調整を行う。 3. 後ローラの高さを調整する。 4. 刈り高を調整する。 5. カットオフ・バーを調整する。 これらの調整についての詳細は、 カッティングユニット を調整する (ページ 5)を参照。 g278288 図3 1.
製品の概要 運転操作 仕様 運転の詳細は、トラクションユニットのオペレーターズマ ニュアル を参照してください。カッティングユニットは、 モデル番号 毎日、使用前に調整をしてください 毎日のベッドナイ フ調整 (ページ 6)を参照してください。試験刈りを行っ て、カッティングユニットが希望通りの刈り上がりに調整 されていることを確認してから使ってください。 ウェイト 04651 32 kg 04653 34 kg 04655 35 kg カッティングユニットを調整する アタッチメントとアクセサリ リールと下刃の調整を行う トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそ ろっており、マシンの機能をさらに広げることができ ます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または 代理店へお問い合わせください 弊社のウェブサイト www.Toro.
を ゆ っ く り と 前転させる紙が切れれば 適切。切れなければステップ A と B を 繰り返す。 • 接触を強くしないと切れない場合には、鋭利 な刃先を取り戻して精密なカットができるよう にバックラップ、ベッドナイフのフェーシング、 または研磨を行うことが必要Toro リール / ロー タリーモアのための研磨マニュアル, Form No. 09168SL を参照 7. カッティングユニットの左端で、ベッドナイフに一 番近いリール刃を、左端から数えて1番目と2番 目の下刃ボルトの間で下刃と交差させる。 8. カッティングユニットの左側で、左側ベッドバー調 整ボルトを使って上記4-6の作業を行う。 9. ステップ 5 と 6 を繰り返して、カッティングユニット の左右両側で軽くはさまれる感じに調整する。 10.
パーツ番号 ベッドナイフ g014404 図6 1. スペーサ 2. サイドプレート取り付けフラ ンジ 3. ローラブラケット 刈高範囲が 3-25 mm の場合は、図 7のように、ス ペーサを取り付けフランジの下にセットする。 • 刈高 エッジマックス・ マイクロカット標 準 115-1880 1.5-4.7 mm エッジマックス・ トーナメントオプ ション 115-1881 3.1 - 12.7 mm マイクロカットオ プション 93-4262 1.5-4.7 mm トーナメントオプ ション 93-4263 3.1 - 12.7 mm 先長マイクロ カットオプション 108-4303 1.5-4.7 mm 先長トーナメン トオプション 108-4302 3.1 - 12.7 mm ローカット オプ ション 93-4264 4.7 - 25.4 mm ハイカット オプ ション 94-6392 7.9 - 25.4 mm フェアウェイ オ プション 63-8610 9.5 - 25.
カットオフバーを調整する 刈りかすがリールからスムーズに出るように、以下 の手順で調整します 注 この調整はターフの状態変化に合わせて行ってくだ さい。芝面が非常に乾いている時にはバーをリールに 近づけます。逆に、芝がぬれている時にはバーとリー ルの隙間を大きくします。バーとリールが平行になって いることが重要です。研磨機でリールを研磨した時に は、必ずこのバーの調整を行ってください。 1. バー図 11をカッティングユニットに固定しているボ ルトをゆるめる。 g278333 図9 1. 刈高アーム 2. フランジロックナット 2. 3. 調整ボルト 刈高ゲージのボルトの頭を下刃の先端に引っか け、バーの後端を後ローラに当てがう図 10。 g014643 図 11 1. 2. カットオフバー 隙間ゲージを使ってリール上面とバーの間を 1.5 mm に調整し、ボルトを締めてバーを固定する。 重要 リールの全幅にわたって隙間の幅が一定と なるように注意する 注 ターフの状態に合わせて隙間の大きさを調 整する。 g014408 図 10 1. ゲージバー 3.
保守 ベッドバーの整備 ベッドバーとベッドナイフは非常に繊細な機器です。適 切なトレーニングを受講した整備士以外の人は、これ らの整備を行わないでください。できれば、カッティン グユニットの整備はディストリビュータに依頼してくださ い。ベッドナイフの整備に関わる詳しい解説、特殊工 具、図面などについては、 サービスマニュアル を参照 してください。ご自身でベッドバーの文かいや組み付け を行う必要がある場合には、以下の説明およびベッド ナイフの整備仕様を参考にしてください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 カッティングユニットを立てる 時の注意 ベッドナイフやリールを見るためにカッティングユニット を立てる場合には、ベッドバー調整ボルトのナットが床 面に接触しないように、カッティングユニットの後ろ側を スタンドなどで支えてください図 12。 重要 ベッドナイフの整備は、必ず サービスマニュアル に記載されている説明に従って行ってください。ベッドナ イフの研磨や取り付けが正しくないと、リール、ベッド バー、ベッドナイフ自身を損傷する可能性があります。 ベッドバーの取り外し 1.
ベッドバーの取り付け 1. ワッシャとベッドバー調整ねじとの間にベッドバー の固定用耳を入れる図 13。 2. ベッドバーボルトとボルトについているナットとワッ シャ3枚全部で 6 枚で、ベッドバーを各サイド プレートに固定する。 3. サイドプレートのボスの両側にナイロンワッシャを 入れる。その外側からスチール製ワッシャを取 り付ける 図 15 。 4. ベッドバーボルトを 27-36 N·m (3.7-4.6 kg.m = 240-320 inch-lbにトルク締めする。 5. スチール製ワッシャの遊びが無くなるがワッシャ をまだ手で回せる状態まで、左右のロックナット を締め付ける。内側のワッシャには遊びがあっ てよい。 g014409 図 14 1. 4. ベッドバーボルト 2.
ベッドナイフの仕様 ベッドナイフの取り付け 1. ベッドバーの表面についている錆や汚れをきれい に落とし、ベッドバーの表面に薄くオイルを塗る。 2. ねじ穴をきれいに掃除する 3. ベッドナイフ固定ボルトに「ネバーシーズ」コ ンパウンドを塗ってベッドナイフをベッドバーに 固定する。 g255046 図 18 1. ベッドナイフ固定ボルト用 工具 2. これらを最初に取り付けて 1 N·m1.15 kg.m=10 in-lbに トルク締め 6. 3. 23-28 N·m = 0.46-0.69 1kg.m = 200-250 in-lb に トルク締め ベッドナイフを研磨する。 リールを研磨するための準備 g255045 図 17 1. ベッドバー 2. ベッドナイフ 3. 外側の 2 本のねじを 1 N·m1.15 kg.m=10 in-lbに トルク締めする。 5. ベッドナイフの中央から交互に左右に、各ねじを 23-28 N·m2.3-2.9 1 kg.
番取 り リ リ ー フ 研 磨 リ ー ル の 2番 ベッドナイフの研磨の仕様 新品リールは、ランド部の幅が 8-1.2 mm あり、30 °の 逃げ角2番角、リリーフ角を付けてあります。 ランド部の幅が 3 mm を超えたら以下の作業を行っ てください 1. 全部のリール刃に 30 °の角度で 2 番削りを行っ て、ランド部の幅を 0.76 mm にしてください 図 19 。 g032182 図 20 1. 2. リリーフ二番角 上面 3. バリを除去 4. 前面 5. 前面角 標準ベッドナイフのリリーフ角度 3° 最低値 先長ベッドナイフのリリーフ角度 7° 最低値 前面角度範囲 13° - 17° 上面の研磨角度を点検する ベッドナイフの研磨では、研磨角度が非常に重要です。 傾斜計トロのパーツ番号 131-6828と傾斜計マウントト ロのパーツ番号 131-6829を使用して研磨機の設定角 度を調べ、必要に応じて修正を行ってください。 1. 図 21に示すように、ベッドナイフの底部に傾斜 計をセットする。 g278332 図 19 1. 30° 2.
注 バックラップが終わったら、下刃とリール刃の 前端に軽くヤスリ掛けを行ってください。これに よりベッドナイフ前端に形成されたバリを取り除 きます。このとき刃先を削らないように注意して ください。 g034114 図 22 1. 傾斜計マウント 3. ベッドナイフ 2. マグネットのエッジがベッド ナイフのエッジに密着 4. 傾斜計 4. 図 22に示すようにマウントに傾斜計を取り付け る。 注 これで表示される角度が、研磨機が実際に セットされている角度です。この角度が推奨上面 角から2度以内であることが必要です。 カッティングユニットのバック ラップ 危険 回転しているリールに触れると大けがをする。 リールその他の可動部に手指、足、衣類等を近 づけないよう注意すること。 • バックラップ中のリールには、絶対に手や足を 近づけないこと。 • 柄の短いブラシは絶対にバックラップに使用し ないこと。柄の長いブラシは弊社代理店から お求めになれます。 1. 平らな場所に駐車し、カッティングユニットを下降 させ、エンジンを停止させ、駐車ブレーキを掛 けてキーを抜き取る。 2.
メモ
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