Form No. 3453-243 Rev A サッチングユニット Greensmaster® 3300/3400 シ リ ー ズ TriFlex® トラクションユニット用 シリ ア ル 番 号 410400000 以 上 モ デ ル 番 号 04720—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連する全ての欧州指令に適合していま す。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適合 宣誓書をご覧ください。 はじめに このサッチングユニットは、トラクションユニットに取り付 けて使用する専門業務用の製品であり、そのような業 務に従事するプロのオペレータが運転操作することを 前提として製造されています。この製品は、集約的で 高度な管理を受けているゴルフ場やスポーツ・フィール ド、商用目的で使用される芝生に対してサッチ除去作 業を行うことを主たる目的として製造されております。こ の機械は本来の目的から外れた使用をすると運転者本 人や周囲の人間に危険な場合があります。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からない、適切で安全 な方法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 g272197 図1 1. 製品の安全や取り扱い講習、アクセサリなどに関する 情報、代理店についての情報の入手、お買い上げ 製品の登録などをネットで行っていただくことができ ます www.Toro.
目次 安全について 安全について ............................................................. 3 安全に関する一般的な注意 .............................. 4 カッティングユニットの安全確保 ......................... 4 刈り込みブレードについての安全事 項............................................................. 4 安全ラベルと指示ラベル ...................................... 4 組み立て ................................................................... 5 1 前ローラを取り付ける.................................... 5 2 サッチング刃をプラス地表面より上に設定す る .....................................................
刈り込みブレードについての 安全事項 り、製品保証を受けられなくなる場合がありますの でおやめください。 安全に関する一般的な注意 磨耗の進んだブレードや破損したブレードは、回転中 にちぎれて飛び出す場合があり、これが起こるとオペ レータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場 合には死亡事故となる。 この製品は手足を切断する能力がある。重大な人身事 故を防ぐため、すべての注意事項を厳守してください。 • 本機をご使用になる前に必ずこの オペレーターズマ ニュアル をお読みになり内容をよく理解してください • この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってく ださい。運転中は運転操作に集中してください注意 散漫は事故の大きな原因となります。 • 機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけな いでください。 • ガードなどの安全保護機器が正しく機能していない 時は、運転しないでください。 • 排出口の近くに手足などを近づけないでください。 • 作業場所に、無用の大人、子供、ペットなどを近づ けないでください。子供に運転させないでください。 • 運転席を離れる前に – 平らな場所に駐車する。 – カッティン
組み立て 1 前ローラを取り付ける 3. 後ローラを平らな面に接触させた状態で、左右の 刈高ナットをゆるめる。 4. 前ローラの端部が左右共にテーブル面に接触す るように、刈高設定の調整を行う。 5. ローラと水平面との間に紙を差し入れて、ローラ が面に密着していることを確認する。 6. 左右の刈高設定ノブのロックナットを締め付ける。 3 必要なパーツはありません。 手順 サッチング刃をマイナス 地面よ り下 に設定する サッチングユニットには、前ローラがまだ搭載されてい ません。サッチングユニットの付属部品を使い、ロー ラの取り付け説明書にしたがって、サッチングユニット にローラを取り付ける。 必要なパーツはありません。 2 手順 注 推奨最大マイナス設定地表面よりも下への刃の食 い込み深さは、5 mm です。 サッチング刃をプラス 地表面 より上 に設定する 1. サッチングユニットを平らなテーブルの上に置く。 2.
注 サッチャーの刃が磨耗するにつれてリールの 直径が小さくなってくるため、設定は徐々に変化 します。希望通りの設定になっているかどうか定 期的に調整を確認してください。 5. 5 電動用カウンタウェイトを取り 付ける 左右の刈高設定フランジロックナットを締め付け る。 4 必要なパーツはありません。 サッチングユニットを取り付け る 手順 注 電動式のリールモータを搭載したマシンにサッチング ユニットを取り付ける場合には、既存のカウンタウェイト に追加して電動機用カウンタウェイトが必要になります。 必要なパーツはありません。 図 5 のように、キャップスクリュ2本を使用して既存のカ ウンタウェイトに電動用ウェイトを取り付ける。 手順 ダッチングユニットをトラクションユニットに取り付ける 手順については、トラクションユニットの オペレーター ズマニュアル を参照してください。 重要 サッチング刃をローラよりも低く設定している場 合にはコンクリートや舗装された場所にサッチングユ ニットを置かないように注意してください。サッチング刃 が損傷します。 g036342 図5 6 1.
製品の概要 仕様 搭載可能なトラクションユニット このサッチングユニットは、グリーンズマスター 3300 および 3400 シリーズのトラクションユ ニットに搭載可能です。 刈高 ユニット左右にある垂直ねじ2本によって前ローラを上下させてサッチング深さを調整し、 固定フランジナットで固定する。 刈高調整範囲 名目範囲作業台上での設定範囲は、マイナス地表下4.78 mm からプラス地表上 6.35 mm で す。 リールベアリング ステンレス製シールド深溝ボールベアリング 2 個。 ローラ 後ローラは、フルローラで、直径は 5.1 cm、材質はスチール。.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 サッチングブレードアセンブリの分解 ベアリングを交換する場合や刃を交換する場合には、サッチングブレードアセンブリを分解する必要があります。 1. アセンブリの端にあるジャムナットワッシャを含むを万力で固定する。 注 アセンブリのこちら側ではワッシャやナットを外さないこと。 2. 六角ボルト、ベアリング、フロックシールを外す。 3. シャフトの反対側で、ねじ山付きスプラインインサート左ねじを外す。 注意 ブレードは非常に鋭利であり、バリなどがついていて手を怪我する恐れがある。 シャフトからブレードを外す時には保護手袋を着用すること。 4. ベアリング、フロックシール、ブレード、スペーサを外す。シャフトをきれいに洗い、次の組み立てに備 えてシャフト全体に薄くグリスを塗る。 g379710 図6 1. 六角ボルト 6. シャフト 2. 3. ベアリング フロックシール 7. スペーサ 4. ジャムナット 8. 9. ブレード スプライン付きインサート左ねじ 5. ワッシャ 5.
g379283 図7 1. 6. 合印穴 ねじ山付きスプラインインサート、六角ボルト、ジャムナットを108-135 N·m 11.1-13.8 kg.
ローラの整備 グリーンズローラリビルドキットPart No. 140-5552およびグリーンズローラリビルドツールキットPart No. 140-5553を 販売しております図 8。ローラリビルドキットは、ローラの分解組み立てに必要なすべてのベアリング、ベ アリングナット、シールをセットにしたキットです。 ローラリビルドツールキットは、ローラリビルドキットをつかってローラの再組み立てを行うのに必要な工具と説明書 のキットです。詳細は、パーツカタログをご覧になるか、代理店にお問い合わせください。 g346125 図8 1. グリーンズローラリビルドキットP/N 140-5552 5. V リング 2. グリーンズローラリビルド工具キットP/N 140-5553 3. 4. ベアリング シール 6. 7. ベアリングロックナット 平ワッシャ 8.
組込宣言書 The Toro Company, 8111 Lyndale Ave.
Toro 製 品 保 証 2 年間または 1,500 時間限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro 社は、Toro 社の製品以下「製品」と呼びますの材質上または製造上の 欠陥に対して、2 年間または 1,500 運転時間のうちいずれか早く到達した時 点までの品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべ ての製品に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証 書をご覧下さい。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製 品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運 賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 定期整備に必要な部品類「部品」は、その部品の交換時期が到来するまで 保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取り外された製品は弊社の所有となります。部品 やアセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。場合によ り、弊社は再製造部品による修理を行います。 保証請求の手続き ディープサイクルバッ