Form No. 3362-395 Rev A プ ロ ス イ ー プ 5200 タ ー フ ・ ス イ ー パ 07066— —シ リ ア ル 番 号 310000001 以 上 モ デ ル 番 号 07066 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合 証明書)をご覧ください。 弊社Toro のウェブサイトwww.Toro.
目次 リモコンとコントロール・モジュール を同期させるには ..................27 故障探究 ...........................28 保管 ...................................29 図面 ...................................30 はじめに ............................... 2 安全について ........................... 4 安全な運転のために .................. 4 安全ラベルと指示ラベル .............. 6 組み立て ............................... 9 1 ワークマンなどの作業用車両 (牽引用車両)のための注意事 項 ...............................10 2 ヒッチ・トングと油圧シリンダを出 荷用の位置から取り出す ............10 3 ヒッチ・トングを取り付ける ..........11 4 油圧シリンダを取り付ける ..........
安全について 等での作業は危険です。また、だぶついた 衣類は機械にからみつく危険がありますか ら着用しないでください。安全メガネ、安 全靴、長ズボンおよびヘルメットの着用を おすすめします。地域によってはこれらの 着用が条例などで義務付けられています。 • 危険に結びつくような改造をしないでくだ さい。 • インタロック・スイッチはオペレータを守る 安全装置です。インタロック・スイッチを 外したり故障したまま放置しておくと危険 回避のための自動停止機能が働かず人身事 故などに結びつく可能性が高くなります。 – インタロック・スイッチを取り外さな いこと。 – インタロック・スイッチの動作を毎日点検 すること。 – 動作不良があれば必ず作業前に交換す ること。 安全な御使用のためには、機械の運転、移動や 搬送、保守整備、保管などに係わる人々の日常 の意識や心がけ、また適切な訓練などが極めて 重要です。不適切な使い方をしたり手入れを怠っ たりすると、死亡や負傷などの人身事故につな がります。事故を防止するために、以下に示す 安全のための注意事項を必ずお守りください。 以下の注意事項は ANSI規格B71.
ダンプ中に • 転倒は重大な人身事故に直結します。 • スイーパからダンプする場合には、必ず、 移動走行モード(スイーパが牽引車両の真 後ろで引かれている)としてください。 • ダンプ作業には大きな危険が伴います。後 退中やダンプ中はホッパーから十分に離れ てください。 • まれにですが、ぬれたごみや落ち葉などが 発熱することがあります。ホッパーにごみ を入れたままで格納しないように注意して ください。 • ホッパーのドアを上げ下げするとき、近く にいる人や動物に当たると危険です。ダン プする時、ホッパーのドアを操作する時な どは、周囲から人や動物を十分に遠ざけて ください。 • 予期せぬ感電事故などを防止するために、 ダンプを行う際には必ず頭上の安全を確認 してください。 • 絶対に、斜面でダンプしないこと。ダンプ 作業は必ず平らな場所で行ってください。 • スイーパと牽引車両の切り離しを行う時 は、まず平らな場所に停車し、ホッパーを 空にし、ローラが地面に接触するまでホッ パーを下降させ、それから切り離し作業に かかってください。 – 急な斜面では絶対に作業しないでくだ さい。 – 斜面での清掃は上
械の挙動や性能、耐久性などが変化し、その ために事故が起きる可能性があります。ま た、そのような使い方をすると弊社の製品 保証が適用されなくなる恐れがあります。 安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなく なったものは必ず新しいものに貼り替えてください。 108–0868 1. 2. 警告: スイーパのブラシに手足を近づけないこと 転倒の危険: 傾斜が 5 °以上の場所ではスイーパを上昇位 置で使わないこと 108–0866 1. 接触事故の危険: スイーパのアームの近くに人を近づけな いこと 108–0870 ベルトに巻き込まれる危険: 可動部に近づかないこと; 全部 のガード類を正しく取り付けて運転すること; カバー類を外 して運転しないこと。 93-9899 1. 93-9899 1. 落下の危険: シリンダ・ロックを装着すること 108–0872 1. 手を挟まれる危険: 手を近づけないこと 58-6520 1. グリス 93-9852 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2.
108–0862 1. 2. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと; 必ず、講習を受けてから運転すること; 作業中は周囲に人を近づけないこと。 ベルトに巻き込まれる危険: 可動部に近づかないこと; 全部のガード類を正しく取り付けて運転すること; カバー類を外して運 転しないこと。 108–0873 1. 108–0865 異物が飛び出す危険: 人を近づけないこと 1. 警告: ダンプする時には周囲の人を十分遠ざけること 108–0861 1. 2. 3. 4. 5. 6.
110-7999 1. 警告 2. 転倒の危険: 清掃作業位 置にあるときにスイーパを ダンプ位置に上昇させない こと。 3. ダンプ位置に上昇させる場 合には、まず牽引位置にす ること。 115-9062 1. スイーパを移動走行位置 に上昇 2. スイーパ下降 3. スイーパを右オフセット位 置に移動 4. スイーパを左オフセット位 置に移動 5. ストップ 6. ホッパーからダンプ 7. 8. 時間設定;30分 パワー 9. 無線作動中 10.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 内容 数量 必要なパーツはありません。 – 必要なパーツはありません。 – ヒッチ・トング ヒッチ・ピン ボルト(3/8 x 1–1/4 in) ナット, 3/8-16 ワッシャ(大) 大きいナット 角頭固定ネジ 後アクチュエータ・タブ ボルト(1/2 x /2 in) 平ワッシャ(0.531 x 0.063) ロックナット, 1/5.
その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にお読みください。 パーツカタログ 1 パーツ番号を調べるための資料です。 CE 認証証明書 1 リモコン 1 スイーパの運転に使用します 重要 塵芥を積載した状態で、軽作業車や 人員移動専用の車両で牽引しないでくださ い。これらの車両は、ブレーキ、サスペン ション、フレームなどに十分な余力がない ため、スイーパの重量を扱いきれません。 1 ワークマンなどの作業用車両(牽 引用車両)のための注意事項 • 傾斜地で使用される場合にはトレーラ用ブ レーキの装備を強くお奨めします。満載状態 では、スイーパの重量は 1587 kg(車両総重 量)に達します。この重量は、ほとんどの 作業用車両の牽引およびブレーキ能力の限 界を大きく上回ります。このため、ワーク マンに直接搭載することのできるトレーラ 用ブレーキを用意しています。このキット は、12 V のブレーキ・ランプ用電源を使っ て、ワークマン以外の作業車にも取り付け ることが可能です。 必要なパーツはありません。 手順 • Toro プロスイープを使用する
手順 常に重いので、出荷用ブラケットから外す ときには十分注意すること。 1. ヒッチ・トングの後端部をスイーパの取り 付けプレートの間に入れ、取り付け穴を整 列させる(図図 3)。 4. 出荷用ブラケットをスイーパに留め付けて いる固定具類を取り外す。出荷用ブラケッ トを外して廃棄する。 注 ホース・ガイドがヒッチ・トングの上に 来ます。 3 2. 取り付けプレートとヒッチ・トングにヒッ チ・ピンを通す(図 3)。 3. 3/8 x -1-1/4” キャップスクリュと 3/8 in ロックナットで、ヒッチ・ピンの上部を取 り付けプレートに固定する(図 3)。 ヒッチ・トングを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ヒッチ・トング 1 ヒッチ・ピン 1 ボルト(3/8 x 1–1/4 in) 1 ナット, 3/8-16 1 ワッシャ(大) 1 大きいナット 1 角頭固定ネジ 4. 大きいワッシャ、大きいナット、角頭の固 定ネジを使って、ヒッチ・ピンの下部を固 定する(図 3)。 図3 1. 2. 3.
5. 近接スイッチをフレームに固定しているジャ ム・ナットをゆるめ、スイッチを下げて、 ヒッチ・トングの検知プレートとスイッチ との距離が 3.3±0.7 mm となるように調整 する(図 4)。ジャム・ナットを締めて調 整を固定する。 1 2 図5 1. 後アクチュエータ・タブ 2. スイーパのフレーム 3 2 2. 油圧シリンダのそれぞれの端をアクチュエー タ・タブに取り付ける; ピン・アセンブ リ、3/8 x 1–1/4 in ボルト、3/8 in フラ ンジ・ナットを使用する(図 6)。 シリン ダ・ロッドの端部(作動側)を前側のアク チュエータ・タブに取り付けること。 4 5 G011587 図4 1. 近接スイッチ 2. ジャム・ナット 3. 3.3±0.7 mm 4. 5. 検知プレート ヒッチ・トング 4 油圧シリンダを取り付ける 図6 この作業に必要なパーツ 1 後アクチュエータ・タブ 4 ボルト(1/2 x /2 in) 8 平ワッシャ(0.531 x 0.063) 4 ロックナット, 1/5.
5 6 パワー・ワイヤ・ハーネスを取り 付ける 牽引車両に接続する この作業に必要なパーツ この作業に必要なパーツ 1 パワー・ワイヤのハーネス 2 ケーブル・タイ 1 ヒッチ・ピン 1 ヘアピン・コッター 手順 手順 ごみを確実に拾うことができるよう、スイー パのフレームが地表面に対して平行になるよう に接続してください。 1. 車両からバッテリーを外す。 2. パワー・ワイヤ・ハーネスのリング状の端 子を牽引車両のヒューズ・ブロックの近く にあるアース用ボルトに取り付ける。 3. ハーネスのワイヤをヒューズ・ブロックの 裏側にある赤いワイヤに接続する。 1. スイーパを平らな床の上におく。 2. 牽引車両を後退させてスイーパの正面に停 車させる。 3. スプリング・ピンを外し、ジャッキを下げ てもう一度スプリングを取り付ける。 注 ワークマンのヒューズ・ブロックに空きが ない場合には、トロ社のアクセサリ・ヒュー ズ・ブロック(Toro Part no. 92–2641)を 購入して取り付ける。 4.
図 10 1. ヒッチ・ピン クレビス 3. 2. ホース・ガイド 2. 油圧ホースとワイヤ・ハーネスを図 11 と図 12に示すように固定する。 図9 1. 2. 油圧ホースとワイヤ・ハー ネス ヘアピン・コッター • 牽引車両のヒッチと大体同じ高さにな るように、ヒッチ・クレビスの高さを調 整する。 • 先ほど取り外してボルトとロックナッ トを使って、クレビスをヒッチに固定す る。スイーパが床面と平行になっている ことを確認する。 6. ヒッチ・ピンとヘアピン・コッターを使っ て、スイーパのクレビス・ヒッチを牽引車両 のヒッチに接続する。 図 11 前から見た図 7. スプリング・ピンを外し、ジャッキを格納 位置まで上げてもう一度スプリングを取り 付ける。 1. 7 油圧ホースとワイヤ・ハーネスの 配線を行う この作業に必要なパーツ 8 ケーブル・タイ 手順 1.
図 14 1. 2. ケーブル・タイ 9 図 12 後から 見た図 1. 高圧側ホース ケーブル・タイ(2本) ハーネスを接続する 必要なパーツはありません。 8 手順 スイーパからのハーネスを牽引車両のハーネス に接続します(図 13)。 油圧ホースを接続する 必要なパーツはありません。 10 手順 スイーパからの油圧ホースを牽引車両の油圧ク イック・カップラに接続します(図 13)。 畝寄せブレードを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ブレード取り付けアセンブリ 2 ボルト(7/16 x 3–1/4 in) 4 ワッシャ(小) 1 ワッシャ(大) 1 スペーサ 2 ロックナット 1 チェーン 1 ボルト(3/8 x 1–1/4 in) 1 フランジ・ナット 1 スナップ・リンク 図 13 1. 油圧ホース 2. ハーネス 手順 1.
ワッシャ(2枚)、スペーサ、ロックナッ トを使用する。各部材は図のように配置す る図 15。ブレードの長い側がスイーパから 遠くなるように取り付けること。 る(図 15); チェーンに多少のたるみを 持たせること。 5. ブレード取り付けアセンブリのフィッティ ングと ブレードのハブに2号リチウム系グリ スを塗布する。 3. ブレード取り付けアセンブリにチェーンを 固定する; 3/8 x 1-1/4 in ボルトとナット を使用する(図 15)。 注 ブレードを使わないで作業する場合に は、スナップ・リンクからチェーンを外し、 アセンブリ全体を上に跳ね上げてチェーン で固定しておいてください。 4. スナップ・リンクを使って、チェーンのも う一方の端をフレームのスロットに固定す 6 7 5 1 3 2 4 1. 2. 3. 4. スイーパのフレームの左側端部 ブレード取り付けアセンブリ ワッシャ(大) 畝寄せブレード G011259 図 15 5. 6. 7.
製品の概要 ボタンから手を離すとオフセット動作が停止 します。 各部の名称と操作 スイーパ上昇 ホッパーを上昇させるには、スイーパ上昇ボタ ンを押して保持し希望の高さになったらボタン から手を離します; 停止位置が事前設定され ているとその位置で停止します(図 16)。 ホッパーからダンプ ダンプ作業開始手順 重要 スイーパからダンプする場合には、必ず、 スイーパが牽引車両の真後ろにあって移動走行 高さになっていることを確認してください。 • ダンプ・ボタンを押す(図 16)。 • 次に、左オフセット・ボタンを押す (図 16)。 • 次に、右オフセット・ボタンを押す (図 16)。 • 次にダンプ・ボタンを押したまま保持する (図 16)。 • 移動走行高さ(ホーム・ポジション)は35~ 40 cm 程度です。 • 旋回高さ(オフセット位置)は22~25 cm 程 度です。 右オフセット スイーパを右にオフセットするには、右オフ セット・ボタンを押して保持します(図 16)。 ボタンから手を離すとオフセット動作が停止 します。 ストップ ストップ・ボタンを押すと、現在作動中の動 作が停止します
運転操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 ブラシの高さの調整 ような設定をするとごみをうまく拾えない場 合が出てきます。 ブラシの先端がターフの表面にわずかに触れ るがターフに入り込まないようにスイーパの 調整を行います。ターフにブラシが入り込む 推奨設定値については下の表をご覧ください。 作業内容 ローラ/ブラシの調整 前フラップの調整 注 グリーン/ティー 1番下から 2~4 ノッチ 床から 6~13 mm ブラシがわずかにターフにかかる フェアウェイ 1番下から 3~5 ノッチ 床から 13~25 mm ブラシがターフの 1/3 まで入り 込む スポーツ・フィールド 1番下から 5~7 ノッチ 床から 25~75 mm ブラシがターフの 1/3 まで入り 込む 落ち葉清掃 1番下から 5~9 ノッチ 前パネルを外す ブラシがターフの 1/3 まで入り 込む A スロットの開度 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 B. タブ 上 5.500 C タブ 下 5.625 5.750 5.875 6.000 6.
図 18 1. 2. ロックナット 高さ調整キー 3. ローラの高さ調整ナット 4. 5. 図 19 ローラの高さ調整プレート ローラ・スクレーパの高さ 調整ナット 1. 前フラップ 1. ブラシ・ハウジングに金属製ストラップ と前フラップを固定しているナットをゆ るめる(図 20)。 4. ローラの高さ調整のロックナットをゆる める(図 18)。 5. 高さ調整キーを引き出し、ローラの高さ調 整プレートを動かして後ローラを適当な高 さに調整する(図 18) 6. 調整ができたらロックナットを締めて調 整を固定する。 7. 同様の方法でブラシの反対側でも作業を行 う。両方を同じに調整すること。 ローラ・スクレーパを調整する 図 20 1. ローラ・スクレーパ(図 18)は、スクレーパ とローラとの間に 1.5 mm の隙間ができるよ うに調整してください。ローラ・スクレーパ の高さ調整ナットをゆるめ、ローラの高さを 決めてナットで固定します。 前フラップ 2. メタル・ストラップ 2.
ホイール・ナットのトルクを点検 する。 • シリアル番号が 899999999 以前のワークマ ンでは、ハーネスに常時電圧が来ています。 • シリアル番号が 900000001 以降のワークマ ンでは、運転キーを ON 位置に回すとハー ネスに電圧が供給されます。 1 この整備を怠ると車輪の脱落や破損から 人身事故につながる恐れがある。ホイー 61~ ~75 Nm ル ・ ナ ッ ト の 締 め 付 け ト ル ク 値 は 61 6.2~ ~7.6 kg.m kg.m) )。 ( 6.2 G011262 図 22 図 21 1. 1. ラグ・ナット コントローラ コントローラのタイムアウト スイーパの運転操作 スイーパには、コントローラのタイムアウト 機能があります。リモコン操作を 何 も 行 わ な い 状態が30分間続くとタイムアウトとな ります。.
ホッパーの安全サポートの使い方 ホッパーを上昇させた状態で作業を行う必要が あるときには、必ず、昇降シリンダに安全サ ポートを取り付けてください。 1. 昇降シリンダが完全に伸びるまでホッパー を上げる。 2. スイーパのフレームについている格納ブラ ケットに安全安全サポートを固定してい るヘアピン・コッターとピンを抜き取る (図 23)。 安全サポートを外す。 図 24 1. 安全サポート 4. 使い終わったら、シリンダから外して格納 ブラケットに保管する。 5. 安全サポートの取り付けや取り外しは、必 ずホッパーの後ろ側から行う。 6. 安全サポートをシリンダに取り付けたまま でホッパーを下げようとしないこと。 インタロック・システムを点検する 図 23 1. 2. ホッパーの安全サポート 格納ブラケット 3. ピン インタロック・スイッチはオペレータを守る 安全装置である。インタロック・スイッチ を外したり故障したまま放置しておくと危 険回避のための自動停止機能が働かず人身 事故などに結びつく可能性が高くなる。 3.
運転のヒント ホッパーからのダンプ操作 • まず現場の下見を行い、どの方向へ走行す るのが最も良いかを判断する。 注 前方に目標物を決め、それを視野に入れ ながら運転するときれいに直進できます。 転倒や感電は重大な人身事故になる危険 が高い。 • 長く真っ直ぐに進み、Uターン後も一定の オーバーラップで同じように長く真っ直ぐ に戻ってくるようにする。 • 絶対に、斜面でダンプしないこと。ダ ンプ作業は必ず平らな場所で行ってく ださい。 • ターフの清掃では、コア、小枝、刈りカ ス、落ち葉、松かさ、松葉、ちいさなゴミ などを拾い上げることができる。 • ダンプ作業の前に、頭上に電線や他の障 害物がないか必ず確認すること。 • また、スイーパの通過時にターフはグルー ミングを受けるので、芝草がよく立ち、直 後に芝刈りを行うときれいで均一なカット になる。清掃しながら軽い掻き切り動作が 行われるので水や栄養分の浸透が良くなり 修復作業を減らすことができる。 重要 ダンプ作業に際しては、スイーパと牽 引車両のヒッチとが、ヒッチ・ピンとクレビ ス・ピンで確実に接続されていることを確認 してください。
スイーパを搬送するとき • 移動走行アラームとランプが作動している ときには、絶対に移動走行を行わないで ください。 • トラックの荷台などに載せてスイーパを搬 送するときに備えて、機体の前方(図 27) と車軸部(図 28)に、ロープ掛けのため のポイントが作ってあります。これ以外の 部分で機体を固定しようとすると破損や 変形を招く恐れがありますから注意して ください。 図 25 1. 2. 3. 右オフセット ストップ スイーパ上昇 4. 5. 6. 左オフセット スイーパ下降 ホッパーからダンプ 図 27 1. 機体前方のロープ掛けポイント 図 26 ダンプ操作は、周囲の人間や動物に危険 な作業である。 図 28 1.
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 使用開始後最初の 10 時間 整備手順 • ホイール・ナットのトルク締めを行う 25運転時間ごと • リールの駆動部分を清掃する。 50運転時間ごと • スイーパのグリスアップ 100運転時間ごと • タイヤの状態を点検する。 • ブラシを交換する。 200運転時間ごと • ホイール・ナットのトルク締めを行う • 前フラップを交換する。 600運転時間ごと • ホッパーに破損がないか点検する。 24
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 第週 月 点検項目 火 水 木 金 インタロックの動作 運転操作時の異常音 タイヤ空気圧 油圧ホースの磨耗損傷 オイル漏れなど 動作を確認する。 ホッパーを点検。 ブラシに絡み付いているもの があれば除去。 ブラシの磨耗度合いを点検。1 グリスアップを行なう。2 塗装傷のタッチアップを行う。 1=..
潤滑 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと スイーパには全部で11ヶ所のグリス・ポイン トがあります。使用するグリスは使用するグリ スはNo.2リチウム系グリスです。通常の使用で は 50 運転時間ごとに行いますが、機体を水洗 いしたあとは整備間隔に関係なく直ちにグリス アップしてください。悪条件下(ホコリの多い 環境)では毎回グリスアップしてください。ベ アリングやブッシュの内部に異物が入ると急激 に磨耗が進行します。 図 30 1. 以下の各グリス注入部のグリスアップを行 う: • ホッパーのピボット(上)(2ヶ 所:図 29) • ブラシのピボット(2)ヶ所:図 30) • 昇降シリンダ(2ヶ所:図 31) • ホッパーのピボット(下)(2ヶ 所:図 32) • ヒッチ・トングのピボット(1ヶ 所:図 33) 図 31 • 畝寄せブレードのマウント(図 34) • 畝寄せブレードのハブ(図 34) 2. 異物を押し込んでしまわないよう、各グリ スニップルをきれいに拭く。 3. グリス・ガンでグリスを注入する。 4.
1 4 2 3 G011258 図 33 図 35 1. 2. 電気ボックス カバー 3. 4.
故障探究 作業内容 コアを拾わない 振動がひどい 考えられる原因 対策 ブラシの破損 ブラシを交換 ブラシの位置が高すぎる ブラシの高さを調整する。「ブラシの高さ調整」を参照。 前フラップの位置が高すぎまたは低すぎる 前フラップの高さを調整する。「前フラップの調整」 を参照。 ブラシ・シャフトのベアリングを点検異常に熱い場合 には破損している可能性が高い。 破損しているベアリングは交換する。 ブラシに異物が絡み付いている 異物をすべて取り除く。 28
保管 1. 機体にごみやほこりや木の葉などがついて いないようにきれいに清掃する。 2. タイヤに空気を入れる(0.88 kg/cm2) 3. 全部のボルトナット類を点検する。必要に 応じて締め付けを行う。 4. 必要な個所すべてのグリスアップはみ出し たグリスはふき取る。 5.
図面 G011264 油 圧 回 路 図 (Rev.
G011263 電 気 回 路 図 (Rev.
一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社 の合意に基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上 または製造上の欠陥に対して、2年間または1500運転時間*のうち いずれか早く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたしま す。この保証はエアレータを除くすべての製品に適用されます( エアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧下さ い)。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製 品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部 品代、運賃が含まれます。この保証は、「製品」 の当初の購入者 に納品された日から有効となります。 *アワー・メータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社 代理店(ディストリビュータ又はディーラー) に対して、お客 様から連絡をして頂くことが必要です。連絡先がわからなかった り、保証内容や条件について疑問がある場合には、本社に直接お 問い合わせください: Toro Commer