Operator's Manual
•転倒は重大な人身事故に直結します。
–急な斜面では絶対に作業しないでくだ
さい。
–斜面での清掃は上り下り方向に行い、横
切り方向には絶対に行わない。
–斜面では急停止・急発進しない。
–隠れて見えない穴や障害物に常に警戒
を怠らないようにしましょう。転倒など
の危険を回避するために、溝や小川、切
り立った場所から十分離れて作業してく
ださい。
–移動走行アラームが作動しているとき
には絶対に移動走行を行わないでくださ
い。
–オフセット状態では、絶対に移動走行を
行わないでください。
–斜面でエンストしたり、坂を登りきれな
くなった時は、絶対にUターンしないで
ください。必ずバックで、ゆっくりと、
まっすぐに下がって下さい。
•運転には十分な注意が必要です。安全への注
意がおろそかになると、転倒など思わぬ事故
となり、けがや死亡など重大な結果を招きま
す。運転は常に慎重に。転倒や暴走事故を防
止するために以下の点にご注意ください:
–作業は日中または十分な照明のもとで
行う。
–運転は常に慎重に。
–隠れた穴などに警戒を怠らない。
–バックする時には安全に十分注意。
–サンドトラップや高いマウンド、溝・小
川などに近づかない。
–急旋回時や斜面での旋回時は必ず減速
すること。
–斜面や土手状の場所での旋回は避ける
こと。
–急停止や急発進をしないこと。
–後退から前進、あるいは前進から後退へ
の切り替えは、完全に停止する。
–急旋回など突然の操作は、その後の制
御が不安定になりやすく事故のもとであ
るから行わない。
–道路付近で作業するときや道路を横断す
るときは周囲の交通に注意する。常に道
を譲る心掛けを。
ダ ダ
ダ
ン ン
ン
プ プ
プ
中 中
中
に に
に
•スイーパからダンプする場合には、必ず、
移動走行モード(スイーパが牽引車両の真
後ろで引かれている)としてください。
•ダンプ作業には大きな危険が伴います。後
退中やダンプ中はホッパーから十分に離れ
てください。
•まれにですが、ぬれたごみや落ち葉などが
発熱することがあります。ホッパーにごみ
を入れたままで格納しないように注意して
ください。
•ホッパーのドアを上げ下げするとき、近く
にいる人や動物に当たると危険です。ダン
プする時、ホッパーのドアを操作する時な
どは、周囲から人や動物を十分に遠ざけて
ください。
•予期せぬ感電事故などを防止するために、
ダンプを行う際には必ず頭上の安全を確認
してください。
•絶対に、斜面でダンプしないこと。ダンプ
作業は必ず平らな場所で行ってください。
•スイーパと牽引車両の切り離しを行う時
は、まず平らな場所に停車し、ホッパーを
空にし、ローラが地面に接触するまでホッ
パーを下降させ、それから切り離し作業に
かかってください。
保 保
保
守 守
守
•高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身
体に重大な損傷を引き起こします。油圧の
ピンホール・リークやノズルからは作動油
が高圧で噴出しているので、絶対に手など
を近づけない。リークの点検には新聞紙や
ボール紙を使う。万一、油圧オイルが体内
に入った場合には、この種の労働災害に経
験のある施設で数時間以内に外科手術を受
けないと壊疽(えそ)を起こします。
•このマニュアルに記載されている以外の保
守整備作業は行わないでください。大がか
りな修理が必要になった時や補助が必要な
時は、Toro正規代理店にご相談ください。
•油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検して
ください。油圧を掛ける前に、油圧ラインの
接続やホースの状態を確認してください。
•機体の下で作業を行う場合、ジャッキによ
る支えが不十分であると、万一車体が落下
した場合に非常に危険です。
•いつも最高の性能を維持するために、必ず
Toroの純正部品をご使用ください。他
社の部品やアクセサリを使用すると危険な場
合があります。この装置の改造を行うと、機
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