Operator's Manual
始 始
始
動 動
動
前 前
前
の の
の
点 点
点
検 検
検
を を
を
行 行
行
う う
う
整 整
整
備 備
備
間 間
間
隔 隔
隔
:使用するごとまたは毎日毎日、運転前に以
下の項目を点検してください。
•運転前に、バッテリーが適切な充電状態であること
を確認するバッテリーの充電(ページ32)。
•バッテリーの液量を点検するバッテリーの水量の
点検(ページ34)。
•ブレーキオイルの量を点検し、必要に応じて所定の
オイルを追加するブレーキオイル量の点検(ペー
ジ40)を参照。
•タイヤ空気圧を点検するタイヤ空気圧を点検す
る(ページ21)を参照。
•トランスアクスルオイルの量を点検するトランスアク
スルオイルの量を点検する(ページ39)を参照。
•ブレーキペダルの作動状態を点検する。
•ヘッドライトが正常に作動することを確認する。
•ハンドルを左右一杯に切って応答を確認する。
•各部のゆるみなどの異常がないか点検する。
注 注
注
オイル漏れ、パーツのゆるみなど機体の点検を
行う前に、必ず車両を停止し、機械の可動部がす
べて完全に停止したのを確認してください。
上記のうち一つでも異常があれば、作業に出発する
前に整備士や上司にその旨を伝えてください。現場
により、上記以外の項目の点検を指示されることもあ
りますから、実際に上司と話し合って確認するように
してください。
タ タ
タ
イ イ
イ
ヤ ヤ
ヤ
空 空
空
気 気
気
圧 圧
圧
を を
を
点 点
点
検 検
検
す す
す
る る
る
整 整
整
備 備
備
間 間
間
隔 隔
隔
:使用するごとまたは毎日
タ タ
タ
イ イ
イ
ヤ ヤ
ヤ
空 空
空
気 気
気
圧 圧
圧
適 適
適
正 正
正
範 範
範
囲 囲
囲
165207kPa(0.61.5kg/cm2
=2430psi)
重 重
重
要 要
要
た た
た
だ だ
だ
し し
し
、 、
、
タ タ
タ
イ イ
イ
ヤ ヤ
ヤ
メ メ
メ
ー ー
ー
カ カ
カ
ー ー
ー
が が
が
指 指
指
定 定
定
し し
し
て て
て
い い
い
る る
る
最 最
最
大 大
大
値 値
値
タ タ
タ
イ イ
イ
ヤ ヤ
ヤ
側 側
側
面 面
面
に に
に
記 記
記
載 載
載
さ さ
さ
れ れ
れ
て て
て
い い
い
ま ま
ま
す す
す
を を
を
超 超
超
え え
え
な な
な
い い
い
で で
で
く く
く
だ だ
だ
さ さ
さ
い い
い
。 。
。
注 注
注
適性空気圧は、車両に積載する重量によって変
わります。
1.タイヤ空気圧を点検する。
注 注
注
タイヤ空気圧の適正範囲は、前後のタイヤと
も165207kPa0.561.54kg/cm2=2430psiです。
•空気圧が低いほうが踏圧が低くなり、乗り心
地も良く、タイヤ跡も残りにくくなりますが、
•積載する重量が大きいときや、高速で走行
する場合にはタイヤ空気圧を高めに設定し
てください。
2.必要に応じタイヤに空気を入れるか抜くかして適
正圧に調整する。
バ バ
バ
ッ ッ
ッ
テ テ
テ
リ リ
リ
ー ー
ー
の の
の
特 特
特
性 性
性
と と
と
適 適
適
切 切
切
な な
な
使 使
使
い い
い
方 方
方
デ デ
デ
ィ ィ
ィ
ー ー
ー
プ プ
プ
サ サ
サ
イ イ
イ
ク ク
ク
ル ル
ル
・ ・
・
バ バ
バ
ッ ッ
ッ
テ テ
テ
リ リ
リ
ー ー
ー
に に
に
つ つ
つ
い い
い
て て
て
このマシンには個のディープサイクル鉛硫酸蓄電池が
使用されており、これらを電源として走行用のモータや
アクセサリを駆動しています。ディープサイクル・バッテ
リーは自動車用の通常のバッテリーとは違います。自
動車の場合には、エンジンを始動するわずかの時間だ
け大電流を供給し、照明用などには大量の電気は使用
されません。そして、走行中はオルタネータが常時充
電を行っています。従って、自動車用バッテリーの充
電率が90を割ることはまずありえません。
ディープサイクル・バッテリーは、主電源として長時間
にわたって電力を供給することを前提として設計されて
いるバッテリーです。典型的には、最大充電量の20と
か30程度まで充電量が低下しても、性能劣化を起こさ
ないバッテリーです。このような低い数値まで放電させ
ることをディープサイクルと呼んでいます。
重 重
重
要 要
要
デ デ
デ
ィ ィ
ィ
ー ー
ー
プ プ
プ
サ サ
サ
イ イ
イ
ク ク
ク
ル ル
ル
を を
を
繰 繰
繰
り り
り
返 返
返
す す
す
に に
に
つ つ
つ
れ れ
れ
て て
て
、 、
、
バ バ
バ
ッ ッ
ッ
テ テ
テ
リ リ
リ
ー ー
ー
の の
の
寿 寿
寿
命 命
命
は は
は
短 短
短
く く
く
な な
な
り り
り
ま ま
ま
す す
す
。 。
。
鉛硫酸蓄電池では、鉛電極版と硫酸との化学反応に
よって電力を蓄えます。そして、蓄えられた電力が放
出されるときには逆の化学反応が起こって、再び充電
ができるようになります。
とはいえ、バッテリーは消耗品であり、寿命があります
図17。バッテリーが新しい時は、100の能力を発揮す
ることができないので、しばらくの間は慣らし期間が必
要です。この期間は、通常100回-150回の充放電サ
イクルを繰り返すことで達成されます。
g004049
図 図
図
17
バッテリー寿命の表
1.バッテリー容量4.バッテリーの本寿命
2.充放電サイクル
5.バッテリーの寿命の終わり
3.慣らし期間100回-150回の
充放電サイクル
慣らし期間が終了すると、バッテリーがその能力を十分
に発揮する時期が長く続きます。この期間がどの程度
長続きするかは、以下のような条件できまります
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