Form No. 3413-380 Rev C Workman® MDX 汎 用 作 業 車 シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 07235—シ シリ ア ル 番 号 400000000 以 上 モ デ ル 番 号 07235TC—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 並び に カ リ フ ォ ル ニ ア 州 排 ガ ス 規 制 に 関 連 し て エ ン EPA並 ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 g033194 図1 1.
目次 ハイアイドルとローアイドルの調整 .....................34 燃料系統の整備 ................................................... 35 燃料ラインとその接続の点検 ...........................35 燃料フィルタの交換........................................35 カーボンキャニスタの整備 ...............................36 電気系統の整備 ................................................... 39 バッテリーの整備 ..........................................39 ヒューズの交換 .............................................41 ヘッドライトの整備 .........................................41 走行系統の整備 ..........................
安全について • 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人 身事故につながります。事故を防止するため、以下 に示す安全上の注意や安全注意標識のついている遵 守事項は必ずお守りください 注意、警告、および危険 の文字は、人身の安全に関わる注意事項を示してい ます。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人 身事故が発生することがあります。 • • この機械はSAE J2258規格に適合しています。 燃料についての安全事項 重 要 CE 規 制 適 合 に 必 要 な デ ー タ に つ い て は 、 機 械 に付属する適合宣誓書をご参照ください。 • 安全上の全般的な注意 • この機械は人身事故を引き起こす能力がある。重大 な人身事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守し てください。 • • この機械は本来の目的から外れた使用をすると運転者 本人や周囲の人間に危険な場合があります。 • エンジンを始動する前に必ずこの オペレーターズマ ニュアル をお読みになり内容をよく理解してくださ いこの製品を使用する人すべてが製品を良く知り、 警告の内容を理解してください。 • •
• 液体タンクなど、車両に固定するのが難しいもの を搭載している時はハンドリング、ブレーキング、 車両の安定性に影響が出ます。 • エンジン回転中や停止直後は、エンジン本体、トラ ンスミッション、マフラー、排気管などに触れると火 傷の危険がありますから手を触れないでください。 • エンジンを掛ける前に、トランスミッションがニュート ラルであること、駐車ブレーキが掛かっていることを 確認し、運転席に着席してください。 • エンジンの掛かっているマシンからは離れないで ください。 • 運転位置を離れる前に • 運転中は必ず全員が着席してください可能な限り 両手でハンドルを握り、助手席の人は必ず手すり を握ってください。また、手足を車外に出さないよ うにしてください。 • • • 段差や溝、大きく盛り上がった場所の近くなどで運 転しないでください。万一車輪が段差や溝に落ち たり、地面が崩れたりすると、機体が瞬時に転倒 し、非常に危険です。 • – エンジンを止め、キーを抜き取る。 路面の状態が急に変化するとハンドルが突然回転 し、手や腕にけがをする場合があります。走行速 度を落と
があります。タイヤが走行力を維持していても転倒 する場合があります。 • 斜面での発進・停止・旋回は避けてください。 • • • 斜面ではまっすぐに上るか下るかしてください。。 • 坂を登りきれないと感じた時はゆっくりとブレーキを 踏み、バックでまっすぐに ゆっくりと下がってください • 斜面を登りながらや下りながらの旋回は危険です。 斜面で旋回しなければいけないときは、十分に減 速し、慎重に操作してください。 • 車両重量が大きいときは斜面での安定が悪くなりま す。斜面で運転する時や重心の高いものを積んで 走る時には重量をなるべく軽くし、速度を落として 運転してください。荷台に資材を積む場合には、 荷崩れを起こさないようにしっかりと固定してくださ い。荷崩れしやすいもの液体、石、砂などは十 分に注意してください。 • 運転後に 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エンジン が十分冷えていることを確認してください。 格納保管中やトレーラで輸送中は、燃料バルブを 閉じておいてください。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を
decal115-7739 115-7739 1. 車体から振り落とされて大けがをする危険人を乗せないこと。 decal115-2412 115-2412 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むことここに物を収納 しないこと。 decal117-5001 117-5001 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 7. ホーン 警笛 2. 衝突の危険公道上を走行しないこと。 8. アワーメータ 3. 落下危険荷台に人を乗せないこと。 4. 落下の危険子供に運転させないこと。 9. ヘッドライト 10. パワー Off モータの始動手順着席し、駐車ブレーキを解除し、キーをON 11. 位置に回してアクセルペダルを踏み込む。 6. エンジンの停止手順アクセルペダルから足をはなし、駐車ブ 12. レーキを掛け、キーを OFF位置に回して抜き取る。 パワー On 5. 電源ソケット decal121-9775 121-9775 1. 警告初めて運転する前に オペレーターズマニュアル を読み トレーニングを受けること。 4.
decal136-1164 136-1164 1. 牽引重量 トング重量 は 45kg を限度としてくださ い。 2. 積載重量は 363kg を限度 としてください。 decal136-6313 136-6313 1. ヒューズに関する情報は オ ペレーターズマニュアル を 4. ヘッドライト15 A 5. 車両本体ヒューズ10 A 参照のこと。 2. 昇降/ゲート30 A 3.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 数量 内容 用途 ハンドル カバー ワッシャ ½" 1 1 1 ハンドルを取り付けますTCモデルの場 合のみ 必要なパーツはありません。 – バッテリーを接続するTCモデルのみ 必要なパーツはありません。 – オイル類の量とタイヤ空気圧を点検す る。 必要なパーツはありません。 – ブレーキの慣らし掛けを行います。 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル 登録カード PDI納品前検査票 品質検査証明書 キー 1 1 1 1 1 2 実際に運転を始める前にオペレーターズ マニュアル を読みトレーニング資料をご 覧になってください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 ハンドルを取り付ける TC モ デ ル の み この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 カバー 1 ワッシャ ½" g033840 図3 1. 2. 3. 手順 1. ハンドルのハブにカバーがついている場合には、 これを取り外す図 3。 2.
2 バッテリーを接続する TC モ デ ル の み 必要なパーツはありません。 g228187 手順 図5 警告 バッテリーケーブルの接続手順を間違うとケーブ ルがショートを起こして火花が発生する。それに よって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る 恐れがある。 • 必ず、バッテリーのマイナス 黒 ケーブルを外し てから、プラス 赤 ケーブルを外すこと。 • 接続する時は必ずプラス 赤 ケーブルから取り 付ける。 1. 1. 絶縁カバープラスケーブル 2. マイナス端子 4. 3. マイナス–ケーブル黒 プラス端子に絶縁ゴムカバーを取り付ける。 注 絶縁ゴムカバーは、ショート防止用です。 5. マイナス黒ケーブルをバッテリーのマイナス 端子 に取り付けてボルトとナットで固定する。 6. バッテリーベースにバッテリーカバーを合わせ る図 4。 7.
4 5 ブレーキの慣らし掛けを行う マニュアルを読みセットアップ 資料を見る 必要なパーツはありません。 この作業に必要なパーツ 手順 1 オペレーターズマニュアル 1 エンジンマニュアル フルスピードで走行してブレーキを掛け、タイヤを ロックさせないで急停車する。 1 登録カード 1 PDI 納品前検査票 これを10回繰り返す。ブレーキがオーバーヒー トしないように停止と停止の間に1分間の間隔 を空ける。 1 品質検査証明書 2 キー ブレーキの性能を最大限に発揮させるために、使用前 にブレーキの「慣らし掛け」を行ってください。 1. 2.
製品の概要 g033215 図6 1. フードのラッチ 3. 荷台 5. ギアシフトセレクタ 2. 駐車ブレーキレバー 4. 牽引用トング 6. 燃料タンクのキャップ 各部の名称と操作 7. 荷台のレバー アクセルペダル アクセルペダル図 7は、車両の走行速度を調整する ペダルです。アクセルペダルを踏み込むと走行を開 始します。 ペダルをさらに踏み込むと走行速度が上 がります。ペダルから足を離すと走行を停止し、エン ジンが停止します。 コントロールパネル 注 最高速度前進時は 26 km/h です。 ブレーキペダル ブレーキペダル図 7は、車両を減速させたり停止させ るのに使用します。 注意 ブレーキが摩耗したり正しく調整されていなかった りすると人身事故を起こす危険がある。 ブレーキペダルを一杯に踏み込んだ時にペダルと 運 転 台 の 床 と の 距 離 が 25 mm 以 下 と な る よ う な ら調整または修理が必要です。 g033216 図7 1. ハンドル 5. アクセルペダル 2. カップホルダー 6.
駐車ブレーキレバー ホーンボタン 駐車ブレーキレバーは左右の座席の間にあります 図 6 と図 7。エンジンを停止させたら、車体が不意に動き出 さないよう、必ず駐車ブレーキを掛けてください。駐車 ブレーキレバーを引き上げると駐車ブレーキがかかりま す。レバーを下げると駐車ブレーキが解除されます。 TC モ デ ル の み ホーンボタンはダッシュボードの左下コーナー部にあり ます図 9。押すと警笛が鳴ります。 チョークコントロール 運転席右の下側に配置されています。冷えているエ ンジンを始動するときには、チョークを引き出してエン ジンの始動を補助してください図 8。エンジンが始動し たら、エンジンがスムーズに回転を続けられるように 調整してください。エンジンが暖まるのに合わせて、 チョークを徐々にOFF位置に戻します g027614 図9 ホーンボタンTC モデルの み 2. アワーメータ 3. ライトスイッチ 1. 4. オイル圧警告灯 5. 6. 始動キー 電源ソケット キースイッチ キースイッチはダッシュパネルの右下コーナー部にあ ります (図 9)。 g027617 図8 1.
アワーメータ アワーメータは、左側コントロールパネルにあって本機 の稼働時間を積算表示します。図 9アワーメータは始 動スイッチをON位置に回すと始動し、エンジンが回転 している間作動を続けます。 エンジンオイル圧警告灯 エンジンオイル圧警告灯図 9は、エンジンオイルの圧 力が危険域に低下すると点灯します。このランプが点 灯したままのときはエンジンを止め、オイル量を点検し てください。そして必要に応じてオイルを補給してくださ い エンジンオイルについて (ページ 31)を参照。 g009193 図 11 1. 注 このランプが点滅する場合がありますが、これは正 常な状態ですので処置は不要です。 電源ソケット 電動アクセサリ用に電源ソケット図 9から12 Vの電源を とることができます。 燃料計 燃料計図 10は機体左側、燃料タンクのキャップの 横にあります。燃料タンクに残っている燃料の量を表 示します。 g008398 図 10 なし 4. 燃料計 2. 満タン 5. 燃料タンクのキャップ 3. 指示針 1.
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 ベース重量 乾燥重量 544kg 定格容量 平坦路面の場合 総重量 749kgオペレータおよび助手席乗員の体重をそれぞれ 90.
運転操作 荷台の操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 荷台を上げる 注意 警告 荷台に資材を積んだままで荷台を上昇させ、確 実に支持しないと荷台が急に降下する可能性が ある。適切に支持されていない荷台の下での作 業は危険である。 • • 上昇させた荷台が万一落下すると、荷台の下にい る人に非常に危険である。 車両の整備や調整を行う時には、まず平らな 場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エンジン を停止させてキーを抜き取ること。 • 荷台の下で作業する時は、必ず支持棒で荷 台を支えておく。 • 荷台の下で作業するときは荷台を空にしてお く。 荷台の下で作業するときは荷台もアタッチメント も空にし、昇降シリンダが完全に延びた状態に して荷台を安全サポートで支える。 警告 荷台を上昇させたままで走行すると転倒の危険が 増大する。また、荷台を上昇させたままで走行す ると荷台が破損させる可能性もある。 安全第一 このマニュアルに記載されている安全上の注意や記号 の意味内容を良く理解してください。この機械について よく知っておくことがあなた自身や周囲の人を事故から 守ることにつなが
テールゲートの開け方 1. 荷台が完全に降りていてラッチが掛かっている ことを確認する。 2. テールゲートのバックパネルについているフィン ガープルを持ち上げる図 14。 g014860 図 12 1. レバー 2. プロップロッド 2. 3. ロック位置スロット プロップロッドを固定スロットにはめ込んで荷台を 固定する 図 13 。 g024490 図 14 1. テールゲートフランジ荷台 3. 持ち上げ部フィンガープル 2. ロックフランジテールゲート 4. 後方に倒す 3. テールゲートのロックフランジを、荷台のテール ゲートフランジの開口に合わせる図 14。 4. テールゲートを後方に倒す図 14。 g029622 図 13 1. ロック位置スロット 2.
毎日の整備作業を実施する 毎日の運転前に、保守 (ページ 23)に記載されている 「使用ごと/毎日の点検整備」を行ってください。 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 前 後 の タ イ ヤ の 空 気 圧 0.55-1.03 bar0.6-1.5 kg/cm2 = 8-22 psi g024491 図 15 1. テールゲートを 45°程度の 角度にする。 2. この位置から、テールゲー トを数回揺らす。 3. 3. 重要 ただし、タイヤメーカーが指定している最大値 タ イヤ側面に記載されています を超えないでください。 蝶番部 注 適性空気圧は、車両に積載する重量によって変 わります。 1. この位置から、テールゲートを小刻みに前後に振 るように数回往復させる図 15。 注 この動作によって蝶番部分からさらに砂など が除去されます。 4. テールゲートを元のように開いて、蝶番部分に砂 などが残っていないかチェックする。 5. 蝶番部分に残っている砂などが完全になくなるま で、ステップ 1 - 4 を繰り返す。 6.
燃料を補給する 危険 燃料を補給中、条件によっては静電気による火花 が燃料に引火する危険がある。発火したり爆発し たりすると、やけどや火災などを引き起こす。 使用推奨燃料: • • 機械の性能を最も良く発揮させるために、オクタン 価87以上の、きれいで新しい購入後30日以内無 鉛ガソリンを使ってください オクタン価評価法は (R+M)/2 を採用 。 エ タ ノ ー ル エタノールを添加10% までしたガソリ ン、MTBEメチル第3ブチルエーテル添加ガソリン 15% までを使用することが可能です。エタノールと MTBEとは別々の物質です。エタノール添加ガソリ エタ ノ ー ル 含 ン15% 添加=E15は使用できません。エ 有 率 が 10% を 超 え る ガ ソ リ ン は 絶 対 に 使 用 し て は な り ま せ ん たとえば E15含有率 15%、E20含有率 20%、E85含有率 85%がこれにあたります。これ らの燃料を使用した場合には性能が十分に発揮さ れず、エンジンに損傷が発生する恐れがあり、仮 にそのようなトラブルが発生しても製品保証の対象 とはなりません。 • 使用 で
燃料を補給する 注 キーをSTART位置に回すと、エンジンが始動 するまでクランキングが続きます。もし10 秒たっ てもエンジンが始動しない場合は、キーをOFF 位 置に戻して原因たとえばチョークを使用する必要 があるのではないか、エアクリーナが詰まって いるのではないか、燃料があるか、点火プラグ に異常はないかを究明してからエンジンの再始 動を試みてください。 燃料タンク容量は約 26.5 リットルです。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 燃料タンクのキャップ図 17の周囲をきれいに拭 く。 注 オプションの後退アラームを装備している車 両では、ギアシフトを 後退 にシフトするキーは ONまたはSTART位置と、ブザーが鳴って車両が バックする。 2. ギアシフトセレクタを、走行したい方向前進また は後退にセットする。 3. 駐車ブレーキを解除する。 4.
新車の慣らし運転 重要 後輪の車軸よりも後ろに荷物を積みすぎ ると前輪に掛かる荷重が小さくなり、ハンドル の効きが悪くなるだけでなく、最悪の場合後ろ のめりに転倒します。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 100 時間—慣らし運転 のためのガイドライン 新しい車両の性能がフルに発揮され永くお使いいだけ るよう、以下のガイドラインを守ってください。 • ブレーキの慣らし掛けができていることを確認する4 ブレーキの慣らし掛けを行う (ページ 11)を参照。 • エンジンオイルその他の液類の量を定期的に点検 する。車両そのものや、車両を構成している機器 が過熱していないか注意を払う。 • エンジンが冷えている時には、始動後 15 秒間程度 のウォームアップを行う。 注 寒い日に運転する場合には十分にエンジンを ウォームアップしてください。 • 意識的に速度を変えながら走行する。急発進や 急停止をしない。 • エンジンオイルの初期交換は不要。初期オイルに は通常のエンジンオイルを使用している。 • • 初期整備については 保守 (ページ 23)を参照する。 • 荷台からはみ出るよう
移動走行を行うとき 緊急時の牽引について 長距離を搬送する場合には、機体と同じ幅のランプ板 のついたトレーラを使用してください。その場合には車 体をトレーラに確実に固定してください。ロープがけポ イントについては図 18 と 図 19 を参照してください。 緊急時には、短距離に限り、マシンを牽引または押し て移動することができますが、この方法は緊急用以外 には使用しないでください。 警告 注 トレーラに載せる場合は前進方向に向けて積み込ん でください。前向きに載せられない場合、搬送中にフー ドが外れる危険がありますので、ワークマンのフードを ロープなどでフレームにしっかりと固定するか、フード を外して別送するかしてください。 牽引時の速度が速すぎると、ハンドル操作ができ なくなって人身事故となる危険がある。 牽 引 速 度 は 時 速 8 km/h 以 下 を 厳 守 す る こ と 。 注 パワーステアリングが効きませんのでハンドル操 作は重くなります。 注意 トレーラで移送中、ワークマンの座席がゆるいと、 座席が落下する可能性があり、道路交通上非 常に危険である。 牽引作業は二人で行います
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 www.Toro.
整備間隔 整備手順 • • • • • • • • • • • • • • ベアリングとブッシュのグリスアップを行う。 オイルフィルタを交換する.
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 日 ブレーキと駐車ブレーキの 作動状態。 ギアシフト/ニュートラルの 操作。 燃料残量を確認する。 エンジンオイルの量を点 検する。 トランスアクスルオイルの 量を点検する。 エアフィルタを点検する。 エンジンの冷却フィンを点 検する。 エンジンから異常音がない か点検する。 運転操作時の異常音 タイヤ空気圧を点検する。 オイル漏れがないか点検 する。 計器類の動作。 アクセルの作動状態を点 検する。 各グリス注入部のグリス アップを行う。 塗装傷のタッチアップを行 う。 整備前に行う作業 • 警告 • 整備開始前に荷台を上げる。上昇させた荷台が 万一落下すると、人身事故となる。 • 荷台の下で作業する時は、必ず支持棒で荷 台を支えておくこと。 • 荷台の下で作業するときは荷台を空にしてお くこと。 • • • 安全上の全般的な注意 • • 適切な訓練を受けていない人には機械の整備をさ せないでください。 車両の整備や調整を行う時には、まず平らな場所 に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エンジ
• オイルや燃料がこぼれた場合はふき取ってくださ い。 • 駐車ブレーキは、頻繁に動作点検を行ってくださ い。必要に応じて調整や整備を行ってください。 • 各部品が良好な状態にあり、ボルトナット類が十分 にしまっているか常に点検してください。擦り切れた り破損したりしたステッカーは貼り替えてください。 • 安全装置の作動を妨げるようなことや、安全装置 による保護を弱めるようなことは絶対にしないでく ださい。安全装置が適切に作動するかを定期的に 点検してください。 特殊な使用条件下で使用する 場合の保守整備について 重要 以下のような条件で使用する場合には、保守間 隔を通常の半分に短縮し、より頻繁な整備を行ってく ださい ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を上げな いでくださいToro正規代理店でタコメータによるエ ンジン回転数検査を受け、安全性と精度を確認 しておきましょう。 • • 大がかりな修理が必要になった時や補助が必要な 時は、Toro 正規代理店にご相談ください。 • いつも最高の性能を維持するために、必ずトロの 純正部品をご使用ください。他社の部品やアクセ サリを使用
整備作業のための準備 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 g038494 図 20 マシンを持ち上げる 危険 ジャッキアップされている車体は不安定である。 万一ジャッキが外れると、下にいる人間に大怪我 を負わせる危険が大きい。 • ジャッキアップした状態では車両を始動しない。 • 車両から降りる時は必ずスイッチからキーを 抜いておく。 • ジャッキなどで浮かせた車両には輪止めを掛け る。 • 床から車両を浮かせたら必ずジャッキスタン ドで支える。 g008657 図 22 1. 車体後部のジャッキアップ位置 フードへのアクセス フードを上げる 重要 保守整備のためにエンジンを掛ける場合には、 車両後部をジャッキアップする必要があります 後アク ス ル に ジ ャ ッ キ を 掛 け 、 25 mm 程 度 ジ ャ ッ キ ア ッ プ してください。 1.
潤滑 フードを閉じる 1. フードを静かにもとに戻す。 2. フードの両側で、ゴム製ラッチとラッチアンカーを そろえてラッチを掛ける (図 23)。 グリスアップ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方—ベアリングとブッシュのグ リスアップを行う。 悪条件下で作業 を行っている場合にはグリスアップ間 隔を短くしてください。 グ リ ス の 種 類 No. 2 汎用リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッティン グをウェスできれいに拭く 2. フィッティングにグリスガンを接続し、1-2回のポ ンプ動作でグリスを注入する。 3.
前ホイールベアリングのグリ スアップ 4. ハブからダストキャップを取る図 28。 整 備 間 隔 : 300運転時間ごと グ リ ス の 仕 様 Mobilgrease XHP™-222 ハブとロータを取り外す 1. 2. 機体の前部を持ち上げてジャッキスタンドで支 える。 ホイールをハブに固定しているラグナット4個を 外す 図 26 。 g033048 図 28 1. コッターピン 2. スピンドル 4. 5. 3. タブワッシャ 6. スピンドルナット ナットリテーナ ダストキャップ 5. スピンドルとスピンドルナットから、コッターピン とナットリテーナを外す図 28。 6. スピンドルからスピンドルナットを外し、スピン ドルからハブローラアセンブリを取り出す 図 28 と 図 29 。 g033046 図 26 1. ハブ 2. 車輪 3. 3.
ハブとロータを取り付ける ホイールベアリングのグリスアップ 1. ハブから外側のベアリングとベアリングレースを 取る 図 30 。 1. スピンドルに所定のグリスを薄く塗る図 31。 g033051 g033050 図 31 図 30 1. シール 4. ベアリングのキャビティ 1. ナットリテーナ 4. 外側ベアリング 2. スピンドルナット 5. ハブ、ロータ、内側ベアリ ング、レース、シール 3. タブワッシャ 6. スピンドル 2. 内側のベアリング 5. 外側ベアリングのレース 3. 内側ベアリングのレース 6. 外側のベアリング 2. ハブから、シール、内側のベアリングを外す図 30 。 2. 3. シールをきれいに拭いて摩耗や破損がないか 点検する。 ハブとロータをスピンドルに取り付ける。ロータを 内側にすること図 31。 3. スピンドルに外側ベアリングを取り付けてレース にはめる 図 31 。 4. スピンドルにタブワッシャを取り付ける図 31。 5.
エンジンの整備 エンジンオイルフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 25 時間 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達し た方 悪条件下で使用している場合には、交換 間隔を半分に短縮してください 特殊な使用条件 下で使用する場合の保守整備について (ページ 26)を参照。 g033054 1. エンジンからオイルを抜く エンジンオイルの抜き 取り (ページ 31)を参照。 2. 既存のオイルフィルタを外す図 33。 3. 新しいフィルタのガスケットにきれいなエンジンオ イルを薄く塗る。 4. 図 32 1. 2. 9. コッターピン ナットリテーナ 3. ダストキャップ コッターピンを取り付け、ピンの足をリテーナに 巻き付けるように曲げる図 32。 10. ハブにダストキャップを取り付ける図 32。 ガスケットが取りつけプレートに当たるまで手で 回して取り付け、そこから更に½-¾回転増し締め する 図 33 。 11.
5. ディップスティックや給油口からごみが入ってエン ジンを傷つけないように、ディップスティックと補 給キャップ図 35の周囲をウェスできれいに拭く。 g009200 図 33 1. ドレンプラグ 2. エンジンオイルのフィルタ g002132 7. 8. 9. 図 35 ドレンプラグを抜きシールを外す図 33)。 ドレンプラグとシールを元通りに取り付けて17.6 N·m1.8 kg.m=13 ft-lbにトルク締めする。 エンジンオイルを入れる エンジンオイルの量を点 検する (ページ 32)を参照。 1. ディップスティックループ下 向き 2. 補給口キャップ (補給管) 6. ディップスティック図 35を回して抜き取り、付いて いるオイルをウェスで拭きとる。 7. ディップスティックを根元まで完全に差し込む図 35 。 エンジンオイルの量を点検する 8. ディップスティックを引き抜いて油量を点検する。 整備間隔: 使用するごとまたは毎日—エンジンオイルの 量を点検する。 エンジンを作動させ る前エンジンオイルの量を点検する。 9.
エアフィルタの整備 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと エアフィルタがひどく汚れ ていたり破損したりしている場合には 直ちに交換する。 注 ほこりのひどい場所で使用する場合はより頻繁に数 時間ごとにエアクリーナの手入れを行ってください。 エアフィルタの点検 1. 荷台を上げ、支持棒で支える。 2. エアクリーナ本体にリーク原因となりそうな傷が ないか点検する図 36と図 37。 g027733 図 37 注 本体とカバーがシールでしっかり密着している のを確認してください。 1. 2. 注 カバーやボディーが破損している場合は交換 してください。 3. エアフィルタのカバーをエアフィルタのハウジング に固定しているラッチを外す図 37。 4. ボディーからカバーを外し、カバーの内部を清掃 する 図 37 。 5. フィルタハウジングからエレメントを丁寧に抜き 出す。 エアフィルタのハウジング エアフィルタのエレメント 3. 4. エアフィルタのカバー ラッチ 注 フィルタをハウジングにぶつけると汚れが飛び 散ります。ぶつけないように注意してください。 6.
1. カバーについている異物逃がしポートを清掃す る。 2. カバーについているゴム製のアウトレットバルブを 外し、内部を清掃して元通りに取り付ける。 3. エアフィルタのハウジングにエレメントを取り付 ける (図 37)。 注 取り付け時には、エアクリーナの外側リムを しっかり押さえて確実にボディーに密着させる。 フィルタの真ん中柔らかい部分を持たない。 4. エアクリーナのカバーとハウジングを合わせる 図 37 。 5. カバーをハウジングにラッチで固定する(図 37)。 6. 荷台を降下させる。 g203821 図 38 1. 外側の電極 2. 中央の電極の碍子 3. 隙間実寸ではない 点火プラグの整備 5. 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 必要に応じて点火プラグを 交換する。 図 38のように、電極間のエアギャップを 0.762 mm に調整する。 6. シリンダヘッドに点火プラグを取り付け、20N·m 2kg.m=14.7ft-lbにトルク締めする。 7. 点火プラグに点火ケーブルを取り付ける。 8.
燃料系統の整備 燃料ラインとその接続の点検 整 備 間 隔: 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 燃料ライン、フィッティング、クランプなどに、漏れ、 劣化、破損、ゆるみなどが出ていないか点検を行っ てください。 注 燃料系統の部品にこうした症状が見られた場合に は、それらの部品を交換してください。 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 1. 荷台を上げ、支持棒で支える 荷台を上げる (ペー ジ 16)を参照。 2. キーをOFF 位置にして抜き取る。 3. バッテリーの接続を外す バッテリーの接続を外 す (ページ 39)を参照。 4. 燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく。 5. フィルタを燃料ラインに固定しているクランプを 外す 図 40 。 g228465 図 39 アクセルペダルを踏み込まない状態のベルクランク 1. スロットルケーブル 2. 3. ジャムナット ベルクランク 4. 4. 5. ブラケットのタブ 先端 タコメータでハイアイドル速度を確認する。 A.
カーボンキャニスタの整備 カーボンキャニスタ用エアフィルタの 点検 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—カーボンキャニスタ用エ アフィルタの点検 カーボンキャニスタのエアフィルタの開口部を点検し、 汚れていないこと、ごみや異物や通気の障害になるも のが入っていないことを確認する図 41。 g024478 図 42 1. カーボンキャニスタフィルタ 3. ホース 2. カーボンキャニスタ 4. 燃料タンク 2. g014998 図 41 1. カーボンキャニスタの交換 エアフィルタの開口部燃料タンク内側、カーボンキャニスタ の下部分 注 カーボンキャニスタが破損している、詰まっている、 またはカーボンキャニスタにフィルタが付いていない場 合はキャニスタを交換してください。 カーボンキャニスタフィルタの交換 注 キャニスタを交換したら、キャニスタ用エアフィルタも 交換してください。 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—カーボンキャニスタフィ ルタを交換する。 1.
g029670 図 44 g026304 図 43 1. シフタープレート 2. ギアシフトレバーのノブ 2. シフタープレートをシフターブラケットに固定してい るボルト4本を外す図 43。 3. シフタープレートをシートベースに固定しているボ ルト4本を外してシフタープレートをを外す図 43。 機体の底部で、駐車ブレーキケーブルを常用 ブレーキのラインに接続しているケーブルを外 す 図 44 。 2. 駐車ブレーキケーブルの前側ジャムナットの位置 にマーキングする図 44。 ケーブルタイ 6. 車体前方 駐車ブレーキのケーブル 7. クレビス 3. 前側ジャムナット 8. コッターピン 4. ブレーキケーブル用ブラ ケット 9. クレビスピン 5. 後側ジャムナット 10. ブレーキ作動レバー 3. ケーブルについている後ジャムナットをゆるめて、 ケーブルをブラケットから外す図 44。 4. 駐車ブレーキケーブルのクレビスをブレーキ作動 レバーに固定しているコッターピンとクレビスピン を外してケーブルをレバーから外す図 44。 5.
2. 機体から、座席、座席ベース、駐車ブレーキ ケーブルを注意深く吊り上げる図 45。 重要 車体から吊り上げる時に、駐車ブレーキの 配置経路を確認しておいてください。 g029659 図 46 g029628 図 48 カーボンキャニスタの交換 1. カーボンキャニスタの Purge と書かれたフィッティ ングから、バキュームホースを外す図 47。 1. カーボンキャニスタ 2. カーボンキャニスタのマウ ント燃料タンク 4. 3. 車体前方 外したカーボンキャニスタの下側のフィッティング からフィルタと短いホースを取り外す図 49。 g029627 図 47 バキュームホース 4. カーボンキャニスタのフィッ ティングパージ 2. 燃料タンクのホース 5. 車体前方 3. カーボンキャニスタのフィッ ティング燃料タンク 1. g029660 図 49 1. 2. 下側フィッティングカーボン キャニスタ ホース 3. カーボンキャニスタフィルタ 2.
7. 新しいカーボンキャニスタを、燃料タンクのマウン トに取り付ける二つのフィッティングPurge と Fuel tankを後ろに向けて取り付ける図 48。 8. カーボンキャニスタの Purgeと書かれたフィッティ ングにバキュームホースを取り付ける図 47。 電気系統の整備 バッテリーの整備 電 圧 12V、冷間クランキング電流 300A @ -18°C。 座席と座席ベースを取り付ける 1. 警告 座席と座席ベースを機体上に降ろしてブレーキ ケーブルをシャーシに沿って配置する図 45 と 図 46 。 2. 座席ベースについている穴を、フロアプレート の穴と後キャブチャネルの穴に合わせる図 45 と図 46 。 3. 座席ベースをフロアプレートと後キャブチャネ ルに組み付ける; ステップ 1 座席と座席ベー スを取り外す (ページ 37) で取り外したフラン ジヘッドボルト 8本 とワッシャ 8枚 を使用し、 各ボルトを 19.78-25.42 N·m2.0-2.
バッテリーの取り付け 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分 が触れるとショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときに は、端子と金属を接触させないように注意す る。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 1. 1. バッテリートレイにバッテリー載せる図 50。 注 バッテリーのプラス端子とマイナス端子が図 50のように整列するように取り付けること。 バッテリーカバーを両側からを押すようにしてバッ テリー上部からカバーを外す (図 50)。 2. バッテリークランプ、キャリッジボルト、ロックナッ トを使って、バッテリーをバッテリートレイに固定 する 図 50 。 3. バッテリーケーブルを接続する バッテリーを接続 する (ページ 40)を参照。 バッテリーを接続する 1. バッテリーのプラス+ケーブルをバッテリーのプラ ス端子に接続する図 50。 2. バッテリーのマイナス-ケーブルをバッテリーのマ イナス端子に接続する図 50。 3.
ヒューズの交換 全部で4本のヒューズを使用しています。ヒューズは フードの下に取り付けてあります図 51。 昇降/ゲート開 30 A ホーン/電源ソケット 20 A ヘッドライト 15 A 本体用ヒューズ 10 A 2. フードを開ける。 3. ヘッドライトハウジングの裏側からきているランプ アセンブリ用ハーネスコネクタを外す図 52。 g036872 図 52 g202997 1. ヘッドライトハウジング 2. ランプアセンブリ ヒューズブロック 2. アース端子ブロック ヘッドライトの整備 電球の交換 注意 ランプアセンブリを左に1/4回転させて後ろに引き 抜いてヘッドライトハウジングから取り出す図 52。 5. 新しいランプアセンブリとヘッドライトハウジングを 入れ、ランプアセンブリについているタブをヘッド ライトハウジングのスロットに合わせる図 52。 6. ランプアセンブリを右方向に 1/4 回転させて取 り付ける 図 52 。 7. ハーネス用のコネクタを、新しいランプアセンブ リのコネクタに接続する図 52。 8.
走行系統の整備 タイヤの保守 整 備 間 隔: 100運転時間ごと—タイヤとリムの状態を 点検する。 100運転時間ごと—ホイールナットのトルク締め を行う。 1. タイヤとリムの劣化・磨耗状態を点検する。 注 運転中に縁石にぶつけるなどした場合、リム が破損したり、トーインが狂ったりする可能性が ありますから、このような事故の後では必ず点検 してください。 g036873 図 53 1. スピードクリップ 4. ヘッドライト 2. バンパーの開口部 5. ランプアセンブリ 3. 調整ねじ 6. ハーネスの電気コネクタ 4. 2. ステアリングとサスペンション 関係部分を点検する ヘッドライトをヘッドライトブラケットに固定している スピードクリップを外す図 53。 注 取り外した部品はすべて新しいヘッドライトの 取り付けに使用する。 5. ヘッドライトアセンブリ全体を前に押出して、前バ ンパーから外す図 53。 6.
3. 水平な床の上で、車両を 2-3 m まっすぐにバッ クさせた後、まっすぐ前に押して元の位置に戻 す。これにより、サスペンションが通常の作動状 態にセットされる。 キャンバの調整 必 要 な 工 具 スパナレンチToro P/N132-5069購入はト ロ代理店へ 重要 キャンバの調整は、車両前部にアタッチメントを 付けて使用する時、またはタイヤの摩耗が不均一な時 以外は行わないでください。 1. 注 タイヤの調整は、トレッドが均等に接地するよ うに偏摩耗しないようにしてください。 g313199 図 54 1. ハンドルを直進位置にした ときの状態 2. 左右の車輪のキャンバを点検するニュートラル ゼロに近いほど良い。 2. 直進位置から 13 mm 回し たときの状態 キャンバの調整が必要な場合には、スパナレン チでショックアブソーバのカラーを回してホイー ルを整列させる図 56。 g033218 図 56 1. g313201 図 55 1. 2. ピニオンシャフトのシール 1. キャンバとトーインの調整の準備 2.
g002082 図 59 1. 点検穴 g009235 図 57 1. タイヤのセンターライン 後 側 2. タイヤのセンターライン 前 側 2. 3. 3. アクスルのセンターライン トランスアクスルのオイル量が点検穴の下の縁ま でない場合には、適切なオイルを補給する トラン スアクスルオイルの交換 (ページ 44)を参照。 トランスアクスルオイルの交換 前後の測定値の差が所定範囲0-6 mmにならない 場合は、タイロッドの外側端部にあるジャムナット をゆるめて調整を行う図 58。 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 オ イ ル の タ イ プ SAE 10W30 API 規格 SJ またはそ れ以上 オ イ ル の 量 1.4 リットル 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. 補給口および排出口の周囲をウェスできれいに ふき取る 図 60 。 g033219 図 58 1. 3. 4. 5. タイロッド 2.
注 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適 切な方法で処分する。 7. 補給プラグ穴から、オイル溜め図 61に、所定 のトランスミッションオイル約 1.4 リットルを入れ る。これで補給口のねじ山の下位置までオイル が入る 図 60 。 g002093 図 62 g004048 図 61 1. 8. ガスケットと補給プラグを元通りに取り付ける図 60 。 9. エンジンを始動しウォームアップする。 10. 1. オイルレベル 3. ニュートラルの点検と整備 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 2. ニュートラルブラケットがニュートラル位置シフトブ ラケットの下にあるケーブル取り付けブラケットと 面一になっていることを確認する図 62。 ロックナット ロックナットのひとつ図 62を回して、ナットワッ シャの底面とニュートラルブラケットとの間のすき まが 0.76-1.52 mm になるように調整する。 4. もうひとつのロックナットを回して、ナット ワッ シャの底面とニュートラルブラケットとの間のすき まが 0.76-1.52 mm になるように調整する。 5.
6. 最高走行速度を下げる調整 エンジンを始動し、前進、後退、ニュートラルに それぞれシフトを何回か繰り返し、ニュートラルブ ラケットが適切に作動していることを確認する。 注意 クラッチ内部にたまっているほこりが宙に舞って 眼を傷めたり、喉に入って呼吸困難を起こす可 能性がある。 一次走行クラッチの整備 整 備 間 隔: 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 安全ゴーグルやマスクなどの保護具を着用して作 業すること。 注意 1. クラッチ内部にたまっているほこりが宙に舞って 眼を傷めたり、喉に入って呼吸困難を起こす可 能性がある。 2. 安全ゴーグルやマスクなどの保護具を着用して作 業すること。 1. 荷台を上げてラッチを掛ける 荷台を上げる (ペー ジ 16)を参照。 2.
冷却系統の整備 ブレーキの整備 エンジン冷却部の清掃 ブレーキの点検 整 備 間 隔: 100運転時間ごと 悪条件下で使用している 場合には、整備間隔を半分に短縮し てください 特殊な使用条件下で使用 する場合の保守整備について (ペー ジ 26)を参照。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと ブレーキは極めて重要な安全装置です。他の安全装 置と同様、定期的に入念に点検してください。 • ンが汚れた状態、冷却シュラウドが外れた状態などで エンジンを運転すると、オーバーヒートによってエンジ ンが破損する恐れがあります。 ブレーキシューやパッドが磨耗・破損していないか点 検する。ライニングパッドの厚みが 1.
ブレーキケーブルの調整 C. ブレーキを掛けるのに必要な力が 133-156 N13.6-15.9 kg = 30-35 lbfとな るようにノブ図 66を回して調整する。 ステップA-Cを最大あと3回まで繰り返し て、ブレーキに必要な力を133-156 N 13.6-15.9 kg = 30-35 lbfに調整する。 1. 駐車ブレーキのゴム製グリップを外す図 66。 2. 駐車ブレーキレバーに調整ノブを固定している固 定ねじをゆるめ図 66、駐車ブレーキを解除し て、ブレーキ調整ノブをゆるめる。 D. 3.
ベルトの整備 走行ベルトの整備 走行ベルトの点検 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. 荷台を上げ、支持棒で支える 荷台を上げる (ペー ジ 16)を参照。 3. トランスミッションをニュートラルにセットする。 4. ベルト図 70を手で回転させながら、磨耗や破損 がないかを点検する。 g002136 図 69 1. 6. ブレーキオイルのタンク 2. 最低ライン 量が不足している場合には、以下の作業を行う A. ウェスでタンクのキャップの周囲をきれいに 拭いてキャップ外す図 68。 B. 最低ラインより上まで DOT 3 ブレーキ液を 補給する 図 69 。 注 ベルトの磨耗がひどい場合や、破損している 場合は交換する 駆動ベルトの交換 (ページ 49)を 参照。 注 ブレーキ液を入れすぎないように注意し てください。 C. 7.
シャーシの保守 スタータジェネレータベルトの 調整 荷台のラッチの整列調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 荷台のラッチが確実にはまらないと、走行するときに 荷台が上下に振動します。このような場合には、ラッ チのポストを調節して、荷台がシャーシにきれいに収 まるようにしてください。 200運転時間ごと 1. 荷台を上げる 荷台を上げる (ページ 16)を参照。 2. スタータジェネレータのピボットナットをゆるめる 図 71 。 1. ラッチポストの端についているロックナットをゆる める 図 72 。 g002181 図 72 g197818 1. ラッチ 2. ロックナット 3. ラッチポスト 図 71 1. 2. 3. 走行用一次クラッチのハウ ジング 走行ベルト ジェネレータのピボットブラ ケット 4. ピボットナット 2. ラッチポストを右回りに回転させてラッチのフック 部にちょうど嵌るようにする図 72。 5. スタータジェネレータ スタータジェネレータのベ ルト 3. 6. ロックナットを、19.7-25.4 N·m 2.
洗浄 保管 車体を清掃する 1. 必要に応じてマシンを洗浄する。水または水と洗剤で 洗浄します。 ウェスを使用することができます。 2. 重要 ただし高圧洗浄機は使用しないでください。電装 部や潤滑部に水が浸入すると、問題が起こりやすくな ります。 また、コントロールパネル、エンジン、バッテ リー付近に大量の水をかけないようにしてください。 3. 4. 5. 6. 7. 8.
11. スタータモータを使ってクランクを回転させて内部 にオイルを十分に行き渡らせる。 12. 点火プラグを取り付けて規定値にトルク閉めす る 点火プラグの整備 (ページ 34)を参照。 注 点火コードは取り付けないでください。 13. 車体からバッテリーを外し、フル充電する バッテ リーの取り外し (ページ 40)を参照。 注 保管期間中は、バッテリーケーブルを外して おいてください。 重要 氷点下での凍結破損を防止するため、バッ テリーは必ずフル充電してください。フル充電 し た バ ッ テ リ ー は 周 囲 温 度 約 4°C で ほ ぼ 50 日 間電圧を保持します。 14. 機体各部のゆるみを点検し、必要な締め付けや 交換、修理を行う。破損個所はすべて修理する。 15. 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理を する。 注 ペイントはトロの正規代理店から入手するこ とができる。 16. 汚れていない乾燥した場所で保管する。 17. 保管中はキーを抜き取り、子どもなどの手の届 かない場所で保管する。 18.
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