Form No. 3419-576 Rev B Workman® MDX 汎 用 作 業 車 シリ ア ル 番 号 401400001 以 上 モ デ ル 番 号 07235—シ シリ ア ル 番 号 401400001 以 上 モ デ ル 番 号 07235TC—シ 製品の登録は www.Toro.com.
重 要 シ リ ア ル 番 号 デ カ ル に つ い て い る QR コ ー ド 無 い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 詳細については、マシンに同梱されているエンジンメー カーからの情報をご参照ください。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 カリフォルニア州では、この製品に使用 されているエンジンの排気には発癌性や 先天性異常などの原因となる物質が含ま れているとされております。 バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含 まれており、カリフォルニア州では発ガ
目次 電気系統の整備 ................................................... 37 電気系統に関する安全確保.............................37 バッテリーの整備 ..........................................37 ヒューズの交換 .............................................39 ヘッドライトの整備 .........................................39 走行系統の整備 ................................................... 40 タイヤの保守 ................................................40 ステアリングとサスペンション関係部分を点検 する .........................................................40 前輪の整列調整 .......................
安全について 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身 事故につながります。事故を防止するため、以下に示 す安全上の注意や安全注意標識のついている遵守事 。注 意 、 警 告 、 お よ び 危 項 は 必 ず お 守 り く だ さ い 図 2。 険 の文字は、人身の安全に関わる注意事項を示して います。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な 人身事故が発生することがあります。 この機械は SAE B2258 - 要求に準拠して設計され ています。 安全上の全般的な注意 この機械は人身事故を引き起こす能力がある。重大 な人身事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守し てください。 この機械は本来の目的から外れた使用をすると運転者 本人や周囲の人間に危険な場合があります。 • エンジンを始動する前に必ずこの オペレーターズマ ニュアル をお読みになり内容をよく理解してくださ いこの製品を使用する人すべてが製品を良く知り、 警告の内容を理解してください。 • この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってく ださい。運転中は運転操作に集中してください注意 散漫は事故の大きな原因となります。
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりし た場合は新しいラベルを貼付してください。 decal115-7739 115-7739 1. decal99-7345 99-7345 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 熱い表面で火傷の危険 近づかないこと。 3. ベルトに巻き込まれる危険 可動部に近づかないこと。すべて のガード類を正しく取り付けて使用すること。 4. 荷台に押しつぶされる危険 支え棒で荷台を支えること。 decal99-7952 99-7952 1. チョーク 3. ニュートラル 2. 後退 4. 前進 decal115-2412 115-2412 1.
decal117-5001 117-5001 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 7. ホーン 警笛 2. 衝突の危険公道上を走行しないこと。 8. アワーメータ 9. ヘッドライト 3. 落下危険荷台に人を乗せないこと。 4. 落下の危険子供に運転させないこと。 10. パワー Off モータの始動手順着席し、駐車ブレーキを解除し、キーをON 11. 位置に回してアクセルペダルを踏み込む。 6. エンジンの停止手順アクセルペダルから足をはなし、駐車ブ 12. レーキを掛け、キーを OFF位置に回して抜き取る。 パワー On 5. 電源ソケット decal121-9775 121-9775 1. 警告初めて運転する前に オペレーターズマニュアル を読み トレーニングを受けること。 4. 転倒の危険 斜面の走行は低速で行うこと旋回時は速度を落と すこと時速30km以上で運転しないこと荷物を積んでの走行や 不整地の走行は速度に十分注意して行うこと。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 数量 内容 用途 ハンドル カバー ワッシャ ½" 1 1 1 ハンドルを取り付けますTCモデルの場 合のみ 必要なパーツはありません。 – バッテリーを接続するTCモデルのみ 必要なパーツはありません。 – オイル類の量とタイヤ空気圧を点検す る。 必要なパーツはありません。 – ブレーキの慣らし掛けを行います。 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル 登録カード PDI納品前検査票 品質検査証明書 キー 1 1 1 1 1 2 実際に運転を始める前にオペレーターズ マニュアル を読みトレーニング資料をご 覧になってください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 ハンドルを取り付ける TC モ デ ル の み この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 カバー 1 ワッシャ ½" g033840 図3 1. 2. 3. 手順 1. ハンドルのハブにカバーがついている場合には、 これを取り外す図 3。 2.
2 バッテリーを接続する TC モ デ ル の み 必要なパーツはありません。 g228187 手順 図5 警告 バッテリーケーブルの接続手順を間違うとケーブ ルがショートを起こして火花が発生する。それに よって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る 恐れがある。 • 必ず、バッテリーのマイナス 黒 ケーブルを外し てから、プラス 赤 ケーブルを外すこと。 • 接続する時は必ずプラス 赤 ケーブルから取り 付ける。 1. 1. 絶縁カバープラスケーブル 2. マイナス端子 4. 3. マイナス–ケーブル黒 プラス端子に絶縁ゴムカバーを取り付ける。 注 絶縁ゴムカバーは、ショート防止用です。 5. マイナス黒ケーブルをバッテリーのマイナス 端子 に取り付けてボルトとナットで固定する。 6. バッテリーベースにバッテリーカバーを合わせ る図 4。 7.
4 ブレーキの慣らし掛けを行う 必要なパーツはありません。 手順 ブレーキの性能を最大限に発揮させるために、使用前 にブレーキの「慣らし掛け」を行ってください。 1. フルスピードで走行してブレーキを掛け、タイヤを ロックさせないで急停車する。 2.
製品の概要 g033215 図6 1. フードのラッチ 3. 荷台 5. ギアシフトセレクタ 2. 駐車ブレーキレバー 4. 牽引用トング 6. 燃料タンクのキャップ 各部の名称と操作 7. 荷台のレバー コントロールパネル 実際にエンジンを始動して作業を始める前に、各部分 の操作方法をよく知っておいてください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 g033216 図7 1. ハンドル 5. アクセルペダル 2. カップホルダー 6. 駐車ブレーキレバー セン ターコンソール 3. 助手席用手すり 7. オペレーターズマニュアル 保管チューブ 4.
アクセルペダル ギアシフトセレクタ アクセルペダル図 7は、車両の走行速度を調整する ペダルです。アクセルペダルを踏み込むと走行を開 始します。 ペダルをさらに踏み込むと走行速度が上 がります。ペダルから足を離すと走行を停止し、エン ジンが停止します。 ギアシフトセレクタは左右の座席の間、駐車ブレーキレ バーの下にあります。ギアシフトセレクタには3つの位 置があります 前進、後退、ニュートラルです図 8。 注 どの位置でもエンジンの始動が可能です。 注 最高速度前進時は 26 km/h です。 重要 ギア位置を変更するときには必ず車両を停車 してください。 ブレーキペダル ホーンボタン ブレーキペダル図 7は、車両を減速させたり停止させ るのに使用します。 TC モ デ ル の み ホーンボタンはダッシュボードの左下コーナー部にあり ます図 9。押すと警笛が鳴ります。 注意 ブレーキが摩耗したり正しく調整されていなかった りすると人身事故を起こす危険がある。 ブレーキペダルを一杯に踏み込んだ時にペダルと 運 転 台 の 床 と の 距 離 が 25 mm 以 下 と な る よ う な
動スイッチをON位置に回すと始動し、エンジンが回転 している間作動を続けます。 エンジンオイル圧警告灯 エンジンオイル圧警告灯図 9は、エンジンオイルの圧 力が危険域に低下すると点灯します。このランプが点 灯したままのときはエンジンを止め、オイル量を点検し てください。そして必要に応じてオイルを補給してくださ い エンジンオイルについて (ページ 31)を参照。 g009193 注 このランプが点滅する場合がありますが、これは正 図 11 常な状態ですので処置は不要です。 1. 電源ソケット 電動アクセサリ用に電源ソケット図 9から12 Vの電源を とることができます。 燃料計 燃料計図 10は機体左側、燃料タンクのキャップの 横にあります。燃料タンクに残っている燃料の量を表 示します。 g008398 図 10 1. なし 4. 燃料計 2. 満タン 5. 燃料タンクのキャップ 3. 指示針 助手席用手すり 助手席用の手すりと腰部ガードが、ダッシュパネルの 右側と各座席の外側についています図 11。 12 手すり・腰部ガード 2.
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 ベース重量 乾燥重量 544kg 定格容量 平坦路面の場合 総重量 749kgオペレータおよび助手席乗員の体重をそれぞれ 90.
運転操作 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 運転の前に タ イ ヤ 空 気 圧 の 仕 様 0.55-1.03 bar (0.6-1.
使用 で き ま せ ん 。 メタノールを含有するガソリンは使 冬越 し さ せ な い 燃料タンクや保管容器でガソリンを冬 で く だ さ い 。 冬越しさせる場合には必ずスタビライ ザ品質安定剤を添加してください。 オイ ル を 混 合 し な い で く だ さ い 。 ガソリンにオ • • • • エンジンオイルその他の液類の量を定期的に点検 する。車両そのものや、車両を構成している機器 が過熱していないか注意を払う。 • エンジンが冷えている時には、始動後 15 秒間程度 のウォームアップを行う。 注 寒い日に運転する場合には十分にエンジンを 燃料を補給する ウォームアップしてください。 燃料タンク容量は約 26.5 リットルです。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4.
• • • • • • • • • • • • • • 運転中は必ず全員が着席してください可能な限り 両手でハンドルを握り、助手席の人は必ず手すり を握ってください。また、手足を車外に出さないよ うにしてください。 運転は良好な視界のもとで行ってください。隠れた 穴、わだち、盛り上がり、石などの見えない障害に 警戒を怠らないでください。不整地では機体が転倒 する可能性があります。深い芝生に隠れて障害物 が見えないことがあります。見通しの悪い曲がり角 や、茂み、立ち木などの障害物の近くでは安全に 十分注意してください。 頭上の危険物に注意し、低く垂れ下がった木の 枝、門、歩道橋などの下を通り抜けるときは安全を 必ず確認してください。 バックするときには、足元と後方の安全に十分な 注意を払ってください。 段差や溝、大きく盛り上がった場所の近くなどで運 転しないでください。万一車輪が段差や溝に落ち たり、地面が崩れたりすると、機体が瞬時に転倒 し、非常に危険です。 この車両で公道上を走行する場合には、各地域の 法令などに従い、また、ヘッドライド、方向指示 器、低速走行車両表示など、定められたアク
• また、荷物は荷台に均等に積んで、車両の安定 性を確保してください。 • ダンプする時には、後方に人がいないことを確認 してください。 • 斜面を横切るように駐車した状態では、ダンプ操作 をしないでください。重心の急変により車両が転倒 する危険があります。 荷台の操作 荷台を上げる 警告 g014860 上昇させた荷台が万一落下すると、荷台の下にい る人に非常に危険である。 • 荷台の下で作業する時は、必ず支持棒で荷 台を支えておく。 • 荷台の下で作業するときは荷台を空にしてお く。 図 14 1. レバー 2. プロップロッド 2. 3. ロック位置スロット プロップロッドを固定スロットにはめ込んで荷台を 固定する 図 15 。 警告 荷台を上昇させたままで走行すると転倒の危険が 増大する。また、荷台を上昇させたままで走行す ると荷台が破損させる可能性もある。 • 運転する時は必ず荷台を下げておく。 • ダンプ操作を終えたら必ず荷台を下げるように する。 g029622 図 15 注意 1.
テールゲートの開け方 1. 荷台が完全に降りていてラッチが掛かっている ことを確認する。 2. テールゲートのバックパネルについているフィン ガープルを持ち上げる図 16。 g024491 図 17 1. テールゲートを 45°程度の 角度にする。 2. この位置から、テールゲー トを数回揺らす。 3. 4. 5. g024490 図 16 6. 1. テールゲートフランジ荷台 3. 持ち上げ部フィンガープル 2. ロックフランジテールゲート 4. 後方に倒す 3. テールゲートのロックフランジを、荷台のテール ゲートフランジの開口に合わせる図 16。 4. テールゲートを後方に倒す図 16。 7. テールゲートを開いて砂、砂利、木材チップなどの資 材を降ろした後は、テールゲートの蝶番部分にこれら の資材が残っている場合があります。テールゲートを 閉める前に、以下のことを行ってください。 蝶番部分に残っている砂などを手で除去する。 2.
てもエンジンが始動しない場合は、キーをOFF 位 置に戻して原因たとえばチョークを使用する必要 があるのではないか、エアクリーナが詰まって いるのではないか、燃料があるか、点火プラグ に異常はないかを究明してからエンジンの再始 動を試みてください。 2. 3. 4.
• ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 • マシン各部が良好な状態にあり、ボルトナット類が 十分にしまっているか常に点検してください。 • 摩耗、破損したり読めなくなったステッカーは交換 してください。 g008400 図 19 移動走行を行うとき 1.
トレーラを牽引した状態で斜面に駐車しないでください。 どうしても斜面に駐車する必要がある場合には、駐車 ブレーキを掛け、トレーラに車止めをかけてください。 21
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 www.Toro.
整備間隔 整備手順 100運転時間ごと • ベアリングとブッシュのグリスアップを行う。 • エアフィルタの交換。 エアフィルタがひどく汚れていたり破損したりしている場合には 直ちに交換する。 • エンジンオイルを交換する。 • エンジンオイルフィルタの交換を行う。 • 点火プラグを点検する。 • カーボンキャニスタ用エアフィルタの点検 • タイヤとリムの状態を点検する。 • ホイールナットのトルク締めを行う。 • ステアリングとサスペンション関係部分にゆるみや破損がないか点検する。 • 前輪のキャンバとトーインの点検を行う。 • トランスアクスルオイルの量を点検する。 • ニュートラルギアシフト位置の点検を行う。 • エンジン冷却部を清掃する。 • ブレーキを点検する。 200運転時間ごと • • • • 300運転時間ごと • 前ホイールベアリングのグリスアップを行う。 400運転時間ごと • 燃料ラインとその接続状態を点検する。 • 走行用一次クラッチの清掃と潤滑を行う。 800運転時間ごと • 燃料フィルタを交換する。 • トランスアクスルオイルを交換する。 1000運転時間ごと
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 ブレーキと駐車ブレーキの 作動状態。 ギアシフト/ニュートラルの 操作。 燃料残量を確認する。 エンジンオイルの量を点 検する。 トランスアクスルオイルの 量を点検する。 エアフィルタを点検する。 エンジンの冷却フィンを点 検する。 エンジンから異常音がない か点検する。 運転操作時の異常音 タイヤ空気圧を点検する。 オイル漏れがないか点検 する。 計器類の動作。 アクセルの作動状態を点 検する。 各グリス注入部のグリス アップを行う。 塗装傷のタッチアップを行 う。 24 木 金 土 日
特殊な使用条件下で使用する場合の保守整備について 重要 以下のような条件で使用する場合には、保守間隔を通常の半分に短縮し、より頻繁な整備を行ってください • • • • • • 砂漠、荒れ地での使用 酷寒地 気温10℃以下 での使用 トレーラ作業 非常にほこりの多い条件下での頻繁な使用 建設現場での使用 泥、砂、水などの悪条件下で長時間使用した場合は、直後にブレーキの洗浄と点検を行う。これにより 無用な摩耗を防止することができる。 整備前に行う作業 保守作業時の安全確保 • • • • • • • • • • • • • • • ださい。安全装置が適切に作動するかを定期的に 点検してください。 ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を上げな いでくださいToro正規代理店でタコメータによるエ ンジン回転数検査を受け、安全性と精度を確認 しておきましょう。 大がかりな修理が必要になった時や補助が必要な 時は、Toro 正規代理店にご相談ください。 いつも最高の性能を維持するために、必ずトロの 純正部品をご使用ください。他社の部品やアクセ サリを使用すると危険な場合があります。機体の 改造を行うと、機械の
フードへのアクセス ス ル に ジ ャ ッ キ を 掛 け 、 25 mm 程 度 ジ ャ ッ キ ア ッ プ してください。 車両前部のジャッキアップポイントは、牽引トングの 後ろのフレーム前部です図 20。 • フードを上げる 1. フードの両側についているゴム製ラッチのハンド ルを上げる 図 22 。 g033043 図 20 1. 前部のジャッキアップ位置 車体後部のジャッキアップポイントはアクスルチュー ブの下側です 図 21 。 • g008402 図 22 2. フードを上げる。 フードを閉じる g008657 1. 図 21 1. フードを静かにもとに戻す。 車体後部のジャッキアップ位置 2.
潤滑 前ホイールベアリングのグリ スアップ グリスアップ 整 備 間 隔 : 300運転時間ごと 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方—ベアリングとブッシュのグ リスアップを行う。 悪条件下で作業 を行っている場合にはグリスアップ間 隔を短くしてください。 グ リ ス の 仕 様 Mobilgrease XHP™-222 ハブとロータを取り外す 1. 機体の前部を持ち上げてジャッキスタンドで支 える。 2. ホイールをハブに固定しているラグナット4個を 外す 図 25 。 グ リ ス の 種 類 No. 2 汎用リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッティン グをウェスできれいに拭く 2. フィッティングにグリスガンを接続し、1-2回のポ ンプ動作でグリスを注入する。 3.
g033049 図 28 1. スピンドル 2. ハブロータアセンブリ g033047 図 26 1. フランジヘッドボルト⅜" x ¾" 3. 2. スピンドル 4. 7. 8. キャリパブラケットブレーキ アセンブリ スピンドルをウェスできれいに拭く。 マシンの反対側のハブとロータについても 1から 7 の作業を行う。 ホイールベアリングのグリスアップ ハブからダストキャップを取る図 27。 1. ハブから外側のベアリングとベアリングレースを 取る 図 29 。 g033048 図 27 1. コッターピン 2. スピンドル 4. 5. 3. タブワッシャ 6. スピンドルナット ナットリテーナ ダストキャップ g033050 図 29 1. シール 4. ベアリングのキャビティ 2. 内側のベアリング 5. 外側ベアリングのレース 内側ベアリングのレース 6. 外側のベアリング 5. スピンドルとスピンドルナットから、コッターピン とナットリテーナを外す図 27。 3. 6.
6. ベアリングに所定のグリスを詰める。 7. キャビティの50-80 %程度にグリスを詰める図 29 。 8. ハブの内側に内側ベアリングを取り付け、シール をはめる 図 29 。 9. もう一方のハブにも、ステップ1-8の作業を行う。 ハブとロータを取り付ける 1. スピンドルに所定のグリスを薄く塗る図 30。 g033054 図 31 1. 2. 9. コッターピン ナットリテーナ 3. ダストキャップ コッターピンを取り付け、ピンの足をリテーナに 巻き付けるように曲げる図 31。 10. ハブにダストキャップを取り付ける図 31。 11. マシンの反対側のハブとロータについても 1から 10 の作業を行う。 g033051 図 30 1. ナットリテーナ 4. 外側ベアリング 2. スピンドルナット 5. ハブ、ロータ、内側ベアリ ング、レース、シール 3. タブワッシャ 6. スピンドル 2. ハブとロータをスピンドルに取り付ける。ロータを 内側にすること図 30。 3.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • オイル量の点検やオイルの補給を行う時は必ずエ ンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に 停止したのを確認してから作業に移る。 • 手足や顔や衣服を回転部やマフラなどの高温部に 近づけないよう十分注意すること。 エアフィルタの整備 g027733 図 33 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと エアフィルタがひどく汚れ ていたり破損したりしている場合には 直ちに交換する。 1. 2. 注 ほこりのひどい場所で使用する場合はより頻繁に数 時間ごとにエアクリーナの手入れを行ってください。 3. エアフィルタのカバーをエアフィルタのハウジング に固定しているラッチを外す図 33。 4. ボディーからカバーを外し、カバーの内部を清掃 する 図 33 。 5. フィルタハウジングからエレメントを丁寧に抜き 出す。 エアフィルタの点検 1. 荷台を上げ、支持棒で支える。 2. エアクリーナ本体にリーク原因となりそうな傷が ないか点検する図 32と図 33。 エアフィルタのハウジング エアフィルタのエレメント 3. 4.
1. 2. 3. 4. 5. 6. カバーについている異物逃がしポートを清掃す る。 カバーについているゴム製のアウトレットバルブを 外し、内部を清掃して元通りに取り付ける。 エアフィルタのハウジングにエレメントを取り付 ける (図 33)。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 荷台を上げる。 5.
点火プラグの整備 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 必要に応じて点火プラグを 交換する。 タ イ プ Champion RN14YCまたは同等品 エ ア ギ ャ ッ プ 0.762 mm 重要 割れ、欠け、汚れその他の不具合のある点火プ ラグは交換してください。点火プラグにサンドブラスト をかけたり、ナイフ状のもので削ったり ワイヤブラシで 清掃したりしないでください。プラグに残った細かい破 片がシリンダ内に落ちる恐れがあります。実際にこれ が起こるとエンジンを破損します。 g009200 図 36 1. 8. ドレンプラグ 2. エンジンオイルのフィルタ ドレンプラグを抜きシールを外す図 36)。 注 エンジンにトラブルが出た場合は必ず点火プラグの 点検をしてください。 注 オイルが完全に抜けるのを待つ。 9. ドレンプラグとシールを元通りに取り付けて17.6 N·m1.8 kg.m=13 ft-lbにトルク締めする。 1. 点火プラグを外した時にエンジン内部に異物が落 ちないようにプラグの周囲をきれいに清掃する。 10.
燃料系統の整備 ハイアイドルとローアイドルの 調整 1. 荷台を上げ、支持棒で支える。 2. エンジンを切った状態で、アクセルペダルを一杯 に踏み込み、ガバナのベルクランクの先端から ブラケットのタブまでの隙間の長さを測定する。 0.8-2.0 mm 程度の距離があるのが適正である。 3. 燃料ラインとその接続の点検 整 備 間 隔: 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 燃料ライン、フィッティング、クランプなどに、漏れ、 劣化、破損、ゆるみなどが出ていないか点検を行っ てください。 ローアイドルを高くするには、スロットルケーブル の前側のジャムナットをゆるめて後ジャムナット を締める 図 38 。 注 燃料系統の部品にこうした症状が見られた場合に は、それらの部品を交換してください。 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 1. 荷台を上げ、支持棒で支える 荷台を上げる (ペー ジ 17)を参照。 2. キーをOFF 位置にして抜き取る。 3.
カーボンキャニスタの整備 カーボンキャニスタ用エアフィルタの 点検 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—カーボンキャニスタ用エ アフィルタの点検 カーボンキャニスタのエアフィルタの開口部を点検し、 汚れていないこと、ごみや異物や通気の障害になるも のが入っていないことを確認する図 40。 g024478 図 41 1. カーボンキャニスタフィルタ 3. ホース 2. カーボンキャニスタ 4. 燃料タンク 2. g014998 図 40 1. カーボンキャニスタの交換 エアフィルタの開口部燃料タンク内側、カーボンキャニスタ の下部分 注 カーボンキャニスタが破損している、詰まっている、 またはカーボンキャニスタにフィルタが付いていない場 合はキャニスタを交換してください。 カーボンキャニスタフィルタの交換 注 キャニスタを交換したら、キャニスタ用エアフィルタも 交換してください。 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—カーボンキャニスタフィ ルタを交換する。 1.
g029670 図 43 g026304 図 42 1. シフタープレート 2. ギアシフトレバーのノブ 2. シフタープレートをシフターブラケットに固定してい るボルト4本を外す図 42。 3. シフタープレートをシートベースに固定しているボ ルト4本を外してシフタープレートをを外す図 42。 機体の底部で、駐車ブレーキケーブルを常用 ブレーキのラインに接続しているケーブルを外 す 図 43 。 2. 駐車ブレーキケーブルの前側ジャムナットの位置 にマーキングする図 43。 ケーブルタイ 6. 車体前方 駐車ブレーキのケーブル 7. クレビス 3. 前側ジャムナット 8. コッターピン 4. ブレーキケーブル用ブラ ケット 9. クレビスピン 5. 後側ジャムナット 10. ブレーキ作動レバー 3. ケーブルについている後ジャムナットをゆるめて、 ケーブルをブラケットから外す図 43。 4. 駐車ブレーキケーブルのクレビスをブレーキ作動 レバーに固定しているコッターピンとクレビスピン を外してケーブルをレバーから外す図 43。 5.
2. 機体から、座席、座席ベース、駐車ブレーキ ケーブルを注意深く吊り上げる図 44。 重要 車体から吊り上げる時に、駐車ブレーキの 配置経路を確認しておいてください。 g029659 図 45 g029628 図 47 カーボンキャニスタの交換 1. カーボンキャニスタの Purge と書かれたフィッティ ングから、バキュームホースを外す図 46。 1. カーボンキャニスタ 2. カーボンキャニスタのマウ ント燃料タンク 4. 3. 車体前方 外したカーボンキャニスタの下側のフィッティング からフィルタと短いホースを取り外す図 48。 g029627 図 46 バキュームホース 4. カーボンキャニスタのフィッ ティングパージ 2. 燃料タンクのホース 5. 車体前方 3. カーボンキャニスタのフィッ ティング燃料タンク 1. g029660 図 48 1. 2. 下側フィッティングカーボン キャニスタ ホース 3. カーボンキャニスタフィルタ 2.
7. 新しいカーボンキャニスタを、燃料タンクのマウン トに取り付ける二つのフィッティングPurge と Fuel tankを後ろに向けて取り付ける図 47。 電気系統の整備 8. カーボンキャニスタの Purgeと書かれたフィッティ ングにバキュームホースを取り付ける図 46。 電気系統に関する安全確保 警告 座席と座席ベースを取り付ける 1. 座席と座席ベースを機体上に降ろしてブレーキ ケーブルをシャーシに沿って配置する図 44 と 図 45 。 2. 座席ベースについている穴を、フロアプレート の穴と後キャブチャネルの穴に合わせる図 44 と図 45 。 3. 座席ベースをフロアプレートと後キャブチャネ ルに組み付ける; ステップ 1 座席と座席ベー スを取り外す (ページ 35) で取り外したフラン ジヘッドボルト 8本 とワッシャ 8枚 を使用し、 各ボルトを 19.78-25.42 N·m2.0-2.
バッテリーの接続を外す 警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス 黒 ケー ブルから取り外し、次にプラス 赤 ケーブルを 外す。 • ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス 赤 ケー ブルから取り付け、それからマイナス 黒 ケーブ ルを取り付ける。 • バッテリー押さえは必ず取り付ける。 2. バッテリーのマイナス端子からバッテリーケーブ ル - を外す 図 49 。 3. バッテリーのプラス端子からプラスケーブル を 外す 図 49 。 バッテリーの取り外し 1. バッテリーケーブルの接続を外す バッテリーの接 続を外す (ページ 38)を参照。 2. バッテリーをバッテリートレイに固定しているロック ナット、キャリッジボルト、バッテリークランプを 外す 図 49 。 3. バッテリートレイからバッテリーを取り出す図 49。 バッテリーの取り付け 1.
3. シャーシにバッテリーを取りつける バッテリーの 取り付け (ページ 38)を参照。 注意 電球は使用中に高温となる。高温の電球に触れ ると手などに火傷を負う危険がある。 バッテリーの保管 電球を交換する際には、必ず電球が十分に冷え てから作業に掛かること。電球の取り扱いには十 分注意すること。 格納期間が30日間以上になる場合には、バッテリーを 機体から外して満充電してください。充電終了後は、 機体に取り付けて保存しても、機体から外したままで保 存しても構いません。機体に取り付けて保存する場合 は、ケーブルを外しておいてください。温度が高いと バッテリーは早く放電しますので、涼しい場所を選ん で保管してください。 バッテリーを凍結させないために は、完全充電しておくことが大切です。 仕様 パーツカタログ を参照。 ヒューズの交換 1. バッテリーの接続を外す バッテリーの接続を外 す (ページ 38)を参照。 2. フードを開ける。 3.
走行系統の整備 タイヤの保守 整 備 間 隔: 100運転時間ごと—タイヤとリムの状態を 点検する。 100運転時間ごと—ホイールナットのトルク締め を行う。 1. タイヤとリムの劣化・磨耗状態を点検する。 注 運転中に縁石にぶつけるなどした場合、リム が破損したり、トーインが狂ったりする可能性が ありますから、このような事故の後では必ず点検 してください。 g036873 図 52 1. スピードクリップ 4. ヘッドライト 2. バンパーの開口部 5. ランプアセンブリ 3. 調整ねじ 6. ハーネスの電気コネクタ 4. 2. ステアリングとサスペンション 関係部分を点検する ヘッドライトをヘッドライトブラケットに固定している スピードクリップを外す図 52。 注 取り外した部品はすべて新しいヘッドライトの 取り付けに使用する。 5. ヘッドライトアセンブリ全体を前に押出して、前バ ンパーから外す図 52。 6.
前輪の整列調整 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方—前輪のキャンバとトーイ ンの点検を行う。 キャンバとトーインの調整の準備 g313199 1. タイヤの空気圧を点検し、前輪の空気圧が0.8 bar0.84 kg/cm2 = 12 psiに調整されていること を確認する。 2. 運転席に人を着席させるか、運転士の平均的な 体重と同じ重さのおもりを運転席に載せるかす る。運転席に着席した人または運転士代わりの おもりは、以下の調整作業中、ずっと運転席に いる必要がある。 3. 水平な床の上で、車両を 2-3 m まっすぐにバッ クさせた後、まっすぐ前に押して元の位置に戻 す。これにより、サスペンションが通常の作動状 態にセットされる。 図 53 1. ハンドルを直進位置にした ときの状態 2.
トランスアクスルオイルの量を 点検する 前輪のトーインの調整 重要 トーインの調整を行う前に、キャンバがニュートラ ル ゼロに近いほど良い になっていることを確認してくだ ペー ジ 41)を を参 照 。 さ い キ ャ ン バ の 調 整 (ペ 1. 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 前輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間距 離を測る計測はアクスルの高さで行う(図 56)。 オ イ ル の タ イ プ SAE 10W30 API 規格 SJ またはそ れ以上 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. 点検穴についているボルトを外す図 58。 注 トランスアクスルのオイル量は、点検穴の下 の縁まであるのが適正です。 g009235 図 56 1. タイヤのセンターライン 後 側 2. タイヤのセンターライン 前 側 2. 3. アクスルのセンターライン g002082 図 58 1. 前後の測定値の差が所定範囲0-6 mmにならない 場合は、タイロッドの外側端部にあるジャムナット をゆるめて調整を行う図 57。 3.
3. ドレンプラグの下に、容量2リットル以上の大きさ のオイル受け容器をおく。 4. 補給プラグを左に回して抜きとる図 59。 注 この位置で、機体が前にも後ろにも動き出さ ないことを確認する。動き出す場合、ニュートラ ルブラケットをニュートラル位置まで手で動かし て修正する。 注 外した補給プラグとガスケットは、ステップ 8で 取り付けるので捨てないこと。 5. ドレンプラグを左に回して抜きとる図 59。 注 外したドレンプラグとガスケットは、ステップ 6 で取り付けるので捨てないこと。 注 トランスアクスルからオイルが完全に抜ける のを待つ。 6. ガスケットとドレンプラグを元通りに取り付ける 図 59 。 注 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適 切な方法で処分する。 7. 補給プラグ穴から、オイル溜め図 60に、所定 のトランスミッションオイル約 1.4 リットルを入れ る。これで補給口のねじ山の下位置までオイル が入る 図 59 。 g002093 図 61 1. 3. ニュートラルブラケット 2.
g002094 図 62 1. 2. 3. 6. ニュートラルブラケット 引っ張る 4. 0.76-1.5 mm のすき間 5. 悪 い 例 すきまが 0.76-1.52 mm になるように調整する 必要がある。 g011947 図 63 ケーブルカバー 1. エンジンを始動し、前進、後退、ニュートラルに それぞれシフトを何回か繰り返し、ニュートラルブ ラケットが適切に作動していることを確認する。 一次走行クラッチの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 ボルト 3. 圧縮空気を使って、カバー内部とクラッチ本体内 部をていねいに清掃する。 4. クラッチカバーを元通りに取り付けて、ボルト3本 図 63さきほど2で外したもので固定する。 5.
冷却系統の整備 エンジン冷却部の清掃 整 備 間 隔: 100運転時間ごと 悪条件下で使用している 場合には、整備間隔を半分に短縮し てください 特殊な使用条件下で使用 する場合の保守整備について (ペー ジ 25)を参照。 重要 回転スクリーンが詰まったままの状態や冷却フィ ンが汚れた状態、冷却シュラウドが外れた状態などで エンジンを運転すると、オーバーヒートによってエンジ ンが破損する恐れがあります。 g026341 図 64 1. クラッチスペーサ 重要 エンジンの清掃に圧力洗浄器を使うと燃料系 統に水が混入する恐れがありますから、絶対に使用 しないでください。 3. スプリングを外す。 4.
ブレーキの整備 ブレーキケーブルの調整 ブレーキの点検 1. 駐車ブレーキのゴム製グリップを外す図 65。 2. 駐車ブレーキレバーに調整ノブを固定している固 定ねじをゆるめ図 65、駐車ブレーキを解除し て、ブレーキ調整ノブをゆるめる。 3. 機体の下側で、駐車ブレーキケーブルのねじ 山付きアジャスタの後ジャムナッ トを4回転ゆる める 図 66 。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと ブレーキは極めて重要な安全装置です。他の安全装 置と同様、定期的に入念に点検してください。 • ブレーキシューやパッドが磨耗・破損していないか点 検する。ライニングパッドの厚みが 1.6 mm以下と なっている場合には、シューを交換する。 • ブレーキプレートなどに磨耗や変形が発生していな いか点検する。変形を発見した場合は、該当部品 を交換する。 • ブレーキオイルの量を点検する ブレーキオイル量 の点検 (ページ 47)を参照。 駐車ブレーキのハンドルの調 整 g029672 図 66 1. 前側ジャムナット 2. 後側ジャムナット 3.
C. ブレーキを掛けるのに必要な力が 133-156 N13.6-15.9 kg = 30-35 lbfとな るようにノブ図 65を回して調整する。 D. ステップA-Cを最大あと3回まで繰り返し て、ブレーキに必要な力を133-156 N 13.6-15.9 kg = 30-35 lbfに調整する。 注 上記のいずれの方法でも駐車ブレーキ ケーブルの調整を適切にできない場合には、 ブレーキパッドが摩耗していないか点検して ください。 g002136 • 固定ねじを締め、グリップを取り付ける図 65。 図 68 1. ブレーキオイル量の点検 6. 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—ブレーキオイル の量を点検する。 初めてエンジン を作動させる前に、ブレーキオイル の量を点検する。 ブレーキオイルのタンク 2. 量が不足している場合には、以下の作業を行う A. ウェスでタンクのキャップの周囲をきれいに 拭いてキャップ外す図 67。 B.
ベルトの整備 7. 走行ベルトの整備 スタータジェネレータベルトの 調整 走行ベルトの点検 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間ごと 200運転時間ごと 1. 荷台を下げる 荷台を下げるには (ページ 17)を 参照。 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. 荷台を上げ、支持棒で支える 荷台を上げる (ペー ジ 17)を参照。 3. トランスミッションをニュートラルにセットする。 4. ベルト図 69を手で回転させながら、磨耗や破損 がないかを点検する。 1. 荷台を上げる 荷台を上げる (ページ 17)を参照。 2. スタータジェネレータのピボットナットをゆるめる 図 70 。 注 ベルトの磨耗がひどい場合や、破損している 場合は交換する 駆動ベルトの交換 (ページ 48)を 参照。 g197818 図 70 1. g011948 図 69 1. 走行ベルト 2. 次クラッチ 5. 2. 3. 3.
シャーシの保守 洗浄 荷台のラッチの整列調整 車体を清掃する 荷台のラッチが確実にはまらないと、走行するときに 荷台が上下に振動します。このような場合には、ラッ チのポストを調節して、荷台がシャーシにきれいに収 まるようにしてください。 必要に応じてマシンを洗浄する。水または水と洗剤で 洗浄します。 ウェスを使用することができます。 1. 重要 ただし高圧洗浄機は使用しないでください。電装 部や潤滑部に水が浸入すると、問題が起こりやすくな ります。 また、コントロールパネル、エンジン、バッテ リー付近に大量の水をかけないようにしてください。 ラッチポストの端についているロックナットをゆる める 図 71 。 g002181 図 71 1. ラッチ 2. ロックナット 3. ラッチポスト 2. ラッチポストを右回りに回転させてラッチのフック 部にちょうど嵌るようにする図 71。 3. ロックナットを、19.7-25.4 N·m 2.0-2.6 kg.m = 175-225 in-lbにトルク締めする。 4.
保管 1. 注 点火コードは取り付けないでください。 13. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 車体からバッテリーを外し、フル充電する バッテ リーの取り外し (ページ 38)を参照。 注 保管期間中は、バッテリーケーブルを外して おいてください。 2. エンジンのシリンダヘッドや冷却フィン、ブロアハ ウジングをふくめた車両全体を洗浄する。 3. ブレーキを点検する ブレーキの点検 (ページ 46) を参照。 4. エアクリーナの整備を行う エアフィルタの整備 (ページ 30)を参照。 14. 5. 機体のグリスアップを行う潤滑 (ページ 27)を参 照。 機体各部のゆるみを点検し、必要な締め付けや 交換、修理を行う。破損個所はすべて修理する。 15. 6. エンジンオイルを交換する エンジンオイルについ て (ページ 31)を参照。 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理を する。 7.
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