Form No. 3444-549 Rev C Workman® MDX 汎 用 作 業 車 シリ ア ル 番 号 405670000 以 上 モ デ ル 番 号 07235—シ シリ ア ル 番 号 405670000 以 上 モ デ ル 番 号 07235TC—シ 製品の登録は www.Toro.com.
重 要 シ リ ア ル 番 号 デ カ ル に つ い て い る QR コ ー ド 無 い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 カリフォルニア州では、この製品に使用 されているエンジンの排気には発癌性や 先天性異常などの原因とな
目次 電気系統の整備 ................................................... 36 電気系統に関する安全確保.............................36 バッテリーの整備 ..........................................36 ヒューズの交換 .............................................38 ヘッドライトの整備 .........................................38 走行系統の整備 ................................................... 39 タイヤの保守 ................................................39 ステアリングとサスペンション関係部分を点検 する .........................................................39 前輪の整列調整 .......................
安全について この機械は SAE J2258 (Nov 2016) 要求に準拠して 設計されています。 安全上の全般的な注意 この機械は人身事故を引き起こす能力がある。重大 な人身事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守し てください。 • マシンを始動する前に必ずこの オペレーターズマ ニュアル をお読みになり内容をよく理解してくださ いこの製品を使用する人すべてが製品を良く知り、 警告の内容を理解してください。 • この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってく ださい。運転中は運転操作に集中してください注意 散漫は事故の大きな原因となります。 • 機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけな いでください。 • ガードなどの安全保護機器が正しく取り付けられて いない時は、運転しないでください。 • 作業場所に、無用の大人、子供、ペットなどを近づ けないでください。子供に運転させないでください。 • 整備や給油などを行う前には、必ず車両を停止さ せ、スイッチを切り、キーを抜き取ってください。 間違った使い方や整備不良は負傷などの人身事故に つながります。事故を防止するため、以下に示
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりし た場合は新しいラベルを貼付してください。 decal99-7345 decal115-2412 99-7345 115-2412 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告高温部に触れないこと。 3. ベルトに巻き込まれる危険 可動部に近づかないこと。すべて のガード類を正しく取り付けて使用すること。 4. 荷台に押しつぶされる危険 支え棒で荷台を支えること。 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むことここに物を収納 しないこと。 decal115-7739 115-7739 1. 車体から振り落とされて大けがをする危険人を乗せないこと。 decal99-7952 99-7952 1. チョーク 3. ニュートラル 2. 後退 4. 前進 decal121-9775 121-9775 1. 警告初めて運転する前に オペレーターズマニュアル を読み トレーニングを受けること。 4.
136-6313 30A 30A 15A 10A decal136-6313 136-6313 1. ヒューズに関する情報は オ ペレーターズマニュアル を 4. ヘッドライト15 A 5. 車両本体ヒューズ10 A 参照のこと。 decal136-1164 136-1164 1. 牽引重量 トング重量 は 45kg を限度としてくださ い。 2. 2. 昇降/ゲート30 A 3. ホーン/電源ソケット20 A 積載重量は 363kg を限度 としてください。 decal138-3521 138-3521 1. ホーン 7. ヘッドライト 2. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 8. エンジンの始動手順着席し、駐車ブレーキを解除し、キーをON 位置に回し、チョークを調整し、アクセルペダルを踏み込む。 3. 衝突の危険公道上を走行しないこと。 9. エンジンの停止手順アクセルペダルから足をはなし、駐車ブ レーキを掛け、キーを OFF 位置に回して抜き取る。 4. 落下危険荷台に人を乗せないこと。 10. パワー Off 5.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 数量 内容 用途 ハンドル カバー ワッシャ ½" 1 1 1 ハンドルを取り付けますTCモデルの場 合のみ 必要なパーツはありません。 – バッテリーを接続するTCモデルのみ 必要なパーツはありません。 – オイル類の量とタイヤ空気圧を点検す る。 必要なパーツはありません。 – ブレーキの慣らし掛けを行います。 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル 登録カード PDI納品前検査票 品質検査証明書 キー 1 1 1 1 1 2 実際に運転を始める前にオペレーターズ マニュアル を読みトレーニング資料をご 覧になってください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 ハンドルを取り付ける TC モ デ ル の み この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 1 カバー 1 ワッシャ ½" g033840 図3 1. 2. 3. 手順 1. ハンドルのハブにカバーがついている場合には、 これを取り外す図 3。 2.
2 バッテリーを接続する TC モ デ ル の み 必要なパーツはありません。 g228187 手順 図5 警告 バッテリーケーブルの接続手順を間違うとケーブ ルがショートを起こして火花が発生する。それに よって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る 恐れがある。 • 必ず、バッテリーのマイナス 黒 ケーブルを外し てから、プラス 赤 ケーブルを外すこと。 • 接続する時は必ずプラス 赤 ケーブルから取り 付ける。 1. 1. 絶縁カバープラスケーブル 2. マイナス端子 4. 3. マイナス–ケーブル黒 プラス端子に絶縁ゴムカバーを取り付ける。 注 絶縁ゴムカバーは、ショート防止用です。 5. マイナス黒ケーブルをバッテリーのマイナス 端子 に取り付けてボルトとナットで固定する。 6. バッテリーベースにバッテリーカバーを合わせ る図 4。 7.
4 ブレーキの慣らし掛けを行う 必要なパーツはありません。 手順 ブレーキの性能を最大限に発揮させるために、使用前 にブレーキの「慣らし掛け」を行ってください。 1. フルスピードで走行してブレーキを掛け、タイヤを ロックさせないで急停車する。 2.
製品の概要 g033215 図6 1. フードのラッチ 3. 荷台 5. ギアシフトセレクタ 2. 駐車ブレーキレバー 4. 牽引用トング 6. 燃料タンクのキャップ 7. 荷台のレバー 各部の名称と操作 アクセルペダル 実際にエンジンを始動して作業を始める前に、各部分 の操作方法をよく知っておいてください。 アクセルペダル図 7は、車両の走行速度を調整する ペダルです。アクセルペダルを踏み込むと走行を開始 します。ペダルをさらに踏み込むと走行速度が上がり ます。ペダルから足を離すと走行を停止し、エンジン が停止します。 コントロールパネル 注 最高速度前進時は 26 km/h です。 ブレーキペダル ブレーキペダル図 7は、車両を減速させたり停止させ るのに使用します。 注意 ブレーキが摩耗したり正しく調整されていなかった りすると人身事故を起こす危険がある。 ブレーキペダルを一杯に踏み込んだ時にペダルと 運 転 台 の 床 と の 距 離 が 25 mm 以 下 と な る よ う な ら調整または修理が必要です。 g312720 図7 1.
駐車ブレーキレバー 駐車ブレーキレバーは左右の座席の間にあります 図 6 と図 7。エンジンを停止させたら、車体が不意に動き出 さないよう、必ず駐車ブレーキを掛けてください。駐車 ブレーキレバーを引き上げると駐車ブレーキがかかりま す。レバーを下げると駐車ブレーキが解除されます。 チョークコントロール 運転席右の下側に配置されています。冷えているエ ンジンを始動するときには、チョークを引き出してエン ジンの始動を補助してください図 8。エンジンが始動し たら、エンジンがスムーズに回転を続けられるように 調整してください。エンジンが暖まるのに合わせて、 チョークを徐々にOFF位置に戻します g027614 図9 ホーンボタンTC モデルの み 2. アワーメータ 3. ライトスイッチ 1. 4. オイル圧警告灯 5. 6.
エンジンオイル圧警告灯 エンジンオイル圧警告灯図 9は、エンジンオイルの圧 力が危険域に低下すると点灯します。このランプが点 灯したままのときはエンジンを止め、オイル量を点検し てください。そして必要に応じてオイルを補給してくださ い エンジンオイルについて (ページ 30)を参照。 注 このランプが点滅する場合がありますが、これは正 常な状態ですので処置は不要です。 g009193 電源ソケット 図 11 電動アクセサリ用に電源ソケット図 9から12 Vの電源を とることができます。 1. 燃料計 燃料計図 10は機体左側、燃料タンクのキャップの 横にあります。燃料タンクに残っている燃料の量を表 示します。 g008398 図 10 1. なし 4. 燃料計 2. 満タン 5. 燃料タンクのキャップ 3. 指示針 助手席用手すり 助手席用の手すりと腰部ガードが、ダッシュパネルの 右側と各座席の外側についています図 11。 12 手すり・腰部ガード 2.
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 ベース重量 乾燥重量 544kg 定格容量 平坦路面の場合 総重量 749kgオペレータおよび助手席乗員の体重をそれぞれ 90.
運転操作 毎日の整備作業を実施する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 毎日の運転前に、保守 (ページ 22)に記載されている 「使用ごと/毎日の点検整備」を行ってください。 運転の前に タイヤ空気圧を点検する 運転前の安全確認 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 安全上の全般的な注意 • • 子供、講習を受けていない大人、安全運転に必 要な身体的能力を持たない人などには、絶対に運 転させないでください。地域によっては機械のオペ レータに年齢制限を設けていることがありますので ご注意ください。オーナーは、オペレータ全員にト レーニングを受講させる責任があります。 重要 ただし、タイヤメーカーが指定している最大値 タ イヤ側面に記載されています を超えないでください。 注 適性空気圧は、車両に積載する重量によって変 わります。 各部の操作方法や本機の正しい使用方法、警告 表示などに十分慣れ、安全に運転できるようにな りましょう。 • エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作 が完全に停止したのを確認してから運転位置を離
燃料を補給する 5.
運転中に や、茂み、立ち木などの障害物の近くでは安全に 十分注意してください。 運転中の安全確認 安全上の全般的な注意 • • • • • • • • • • • • • • オーナーやオペレータは自分自身や他の安全に責 任があり、オペレータやユーザーの注意によって物 損事故や人身事故を防止することができます。 座席以外の場所に人を乗せないでください。荷台に 人を乗せないでください。作業場所に、無用の大 人、子供、ペットなどを近づけないでください。 作業にふさわしい服装をし、安全めがね、長ズボ ン、頑丈で滑りにくい安全な靴、および聴覚保護 具を着用してください。長い髪は束ねてください。 ゆるい装飾品やだぶついた服は身に着けないで ください。 この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってく ださい。運転中は運転操作に集中してください注意 散漫は事故の大きな原因となります。 疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を摂 取した時は運転しないでください。 屋外または換気のよい場所以外では本機を運転し ないこと。 アタッチメントに過負荷を掛けないでください。また、 車両総重量GVWの範囲内で使用してくだ
荷台の操作 斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、これらは重 大な人身事故につながります。 各斜面の実地調査を行い、乗り入れて良い斜面、 乗り入れてはいけない斜面を決めておくようにしま しょう。この調査においては、常識を十分に働か せてください。 荷台を上げる • 斜面での作業に自信が持てない時は、作業を行 わないでください。 上昇させた荷台が万一落下すると、荷台の下にい る人に非常に危険である。 • 斜面では動作も運転操作もゆっくりと行うことが原 則です。走行速度や走行方向を突然変えないで ください。 • 荷台の下で作業する時は、必ず支持棒で荷 台を支えておく。 • ぬれた場所での運転は避けてください。走行できな くなる可能性があります。タイヤが走行力を維持し ていても転倒する場合があります。 • 荷台の下で作業するときは荷台を空にしてお く。 • 斜面ではまっすぐに上るか下るかしてください。。 • 坂を登りきれないと感じた時はゆっくりとブレーキを 踏み、バックでまっすぐに ゆっくりと下がってください • 斜面を登りながらや下りながらの旋回は危険です。 斜面で旋回しな
テールゲートの開け方 1. 荷台が完全に降りていてラッチが掛かっている ことを確認する。 2. テールゲートのバックパネルについているフィン ガープルを持ち上げる図 16。 g014860 図 14 1. レバー 2. プロップロッド 2. 3. ロック位置スロット プロップロッドを固定スロットにはめ込んで荷台を 固定する 図 15 。 g024490 図 16 1. テールゲートフランジ荷台 3. 持ち上げ部フィンガープル 2. ロックフランジテールゲート 4. 後方に倒す 3. テールゲートのロックフランジを、荷台のテール ゲートフランジの開口に合わせる図 16。 4. テールゲートを後方に倒す図 16。 g029622 図 15 1. ロック位置スロット 2.
てもエンジンが始動しない場合は、キーをOFF 位 置に戻して原因たとえばチョークを使用する必要 があるのではないか、エアクリーナが詰まって いるのではないか、燃料があるか、点火プラグ に異常はないかを究明してからエンジンの再始 動を試みてください。 注 オプションの後退アラームを装備している車 両では、ギアシフトを 後退 にシフトするキーは ONまたはSTART位置と、ブザーが鳴って車両が バックする。 g024491 図 17 1. テールゲートを 45°程度の 角度にする。 2. この位置から、テールゲー トを数回揺らす。 3. 4. 5. 6. 3. 3. 駐車ブレーキを解除する。 4.
– 平らな場所に駐車する。 – 荷重を荷台の左右にバランスよく配分してくださ い。 – トランスミッションをニュートラルにセットする。 重要 どちらかに片寄った積み方をすると転倒事 – 駐車ブレーキを掛ける。 故を起こす危険が高くなります。 – 荷台を降下させる。 – 荷台の前後方向にも重量をバランスよく配分し てください。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 – 全ての動きが停止するのを待つ 重要 後輪の車軸よりも後ろに荷物を積みすぎ ると前輪に掛かる荷重が小さくなり、ハンドル の効きが悪くなるだけでなく、最悪の場合後ろ のめりに転倒します。 • 荷台からはみ出るような積み方しかできない場合に は、運転に十二分に注意してください。特に、そ のような荷物を積んだ結果として車両全体の重心 が車両の中心にない場合には非常に慎重な運転 が必要です。 • 調整、整備、清掃、格納などは、車両が十分に冷 えてから行ってください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸 火や火花を発するものがある近くでは、本機を保 管格納しないでください。 • マシン各部が良好な状態にあり、ボル
3. トランスミッションをニュートラル位置にし、駐車 ブレーキを解除する。 トレーラを牽引する場合 ワークマンでトレーラやアタッチメントを牽引すること ができます。この車両用の牽引ヒッチを販売していま す。詳細については弊社の正規代理店に問い合わ せてください。 ワークマン自体やトレーラ自体が過積載にならないよ うに注意してください。どちらかひとつでも過積載状態 では、車両の性能が十分発揮できないばかりか、ブ レーキ、車軸、トランスアクスル、モータ、ハンドル 機構、サスペンション、ボディー構造、タイヤ等を破 損する場合もあります。 g033043 図 18 1.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 保守作業時の安全確保 • • 適切な訓練を受けていない人には機械の整備をさ せないでください。 • 可能な限り、車両を稼働させながらの整備はしない でください。可動部に近づかないでください。 • 動作させながら調整を行わなければならない時は、 手足や頭や衣服を可動部に近づけないように十分 ご注意ください。周囲に人を近づけないこと。 • オイルや燃料がこぼれた場合はふき取ってくださ い。 • 推奨定期整備計画に従って駐車ブレーキの点検を 行い、必要に応じて調整や整備を行ってください。 運転位置を離れる前に – 平らな場所に駐車する。 – トランスミッションをニュートラルにセットする。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – 荷台を降下させる。 • マシン各部が良好な状態にあり、ボルトナット類が適 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 切に締まっているか常に点検してください。擦り切れ たり破損したりしたステッカーは貼り替えてください。 – 全ての動きが停止するのを待つ • 調整、整備、清掃、格納などは、車両が十分に冷 えてから行ってください
整備間隔 整備手順 100運転時間ごと • ベアリングとブッシュのグリスアップを行う。 • エアフィルタの交換。 エアフィルタがひどく汚れていたり破損したりしている場合には 直ちに交換する。 • エンジンオイルを交換する。 • エンジンオイルフィルタの交換を行う。 • 点火プラグを点検する。 • カーボンキャニスタ用エアフィルタの点検 • タイヤとリムの状態を点検する。 • ホイールナットのトルク締めを行う。 • ステアリングとサスペンション関係部分にゆるみや破損がないか点検する。 • 前輪のキャンバとトーインの点検を行う。 • トランスアクスルオイルの量を点検する。 • ニュートラルギアシフト位置の点検を行う。 • エンジン冷却部を清掃する。 • ブレーキを点検する。 200運転時間ごと • • • • • 300運転時間ごと • 前ホイールベアリングのグリスアップを行う。 400運転時間ごと • 燃料ラインとその接続状態を点検する。 • 走行用一次クラッチの清掃と潤滑を行う。 • ブレーキシューが磨耗していないかブレーキを目視点検する。 600運転時間ごと • エンジンバルブのすきま
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 日 ブレーキと駐車ブレーキの 作動状態。 ギアシフト/ニュートラルの 操作。 燃料残量を確認する。 エンジンオイルの量を点 検する。 トランスアクスルオイルの 量を点検する。 エアフィルタを点検する。 エンジンの冷却フィンを点 検する。 エンジンから異常音がない か点検する。 運転操作時の異常音 タイヤ空気圧を点検する。 オイル漏れがないか点検 する。 計器類の動作。 アクセルの作動状態を点 検する。 各グリス注入部のグリス アップを行う。 マシンを洗浄する。 塗装傷のタッチアップを行 う。 特殊な使用条件下で使用する場合の保守整備について 重要 以下のような条件で使用する場合には、保守間隔を通常の半分に短縮し、より頻繁な整備を行ってください • 砂漠、荒れ地での使用 • 酷寒地 気温10℃以下 での使用 • トレーラ作業 • 非常にほこりの多い条件下での頻繁な使用 • 建設現場での使用 • 泥地、砂地、濡れた場所など車体が汚れる場所で長時間の作業を行った後は、以下を行ってくださ
整備前に行う作業 整備作業の多くは、荷台の昇降作業を伴います。けが や死亡事故を防止するために以下の点にご注意ください 整備作業のための準備 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 荷台を空にして上昇させる 荷台の操作 (ページ 17)を参照。 g312722 図 21 マシンを持ち上げる 1. 危険 フードへのアクセス ジャッキアップされている車体は不安定である。万 一ジャッキが外れると、下にいる人間に大怪我を 負わせる危険が大きい。 • ジャッキアップした状態では車両を始動しない。 • 車両から降りる時は必ずスイッチからキーを 抜いておく。 • ジャッキなどで浮かせた車両には輪止めを掛け る。 • 床から車両を浮かせたら必ずジャッキスタン ドで支える。 車体後部のジャッキアップ位置 フードを上げる 1.
潤滑 前ホイールベアリングのグリ スアップ グリスアップ 整 備 間 隔 : 300運転時間ごと 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方—ベアリングとブッシュのグ リスアップを行う。 悪条件下で作業 を行っている場合にはグリスアップ間 隔を短くしてください。 グ リ ス の 仕 様 Mobilgrease XHP™-222 ハブとロータを取り外す 1. 機体の前部を持ち上げてジャッキスタンドで支 える。 2. ホイールをハブに固定しているラグナット4個を 外す 図 25 。 グ リ ス の 種 類 No. 2 汎用リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッティン グをウェスできれいに拭く 2. フィッティングにグリスガンを接続し、1-2回のポ ンプ動作でグリスを注入する。 3.
g033049 図 28 1. スピンドル 2. ハブロータアセンブリ g033047 図 26 1. フランジヘッドボルト⅜" x ¾" 3. 2. スピンドル 4. 7. 8. キャリパブラケットブレーキ アセンブリ スピンドルをウェスできれいに拭く。 マシンの反対側のハブとロータについても 1から 7 の作業を行う。 ホイールベアリングのグリスアップ ハブからダストキャップを取る図 27。 1. ハブから外側のベアリングとベアリングレースを 取る 図 29 。 g033048 図 27 1. コッターピン 2. スピンドル 4. 5. 3. タブワッシャ 6. スピンドルナット ナットリテーナ ダストキャップ g033050 図 29 1. シール 4. ベアリングのキャビティ 2. 内側のベアリング 5. 外側ベアリングのレース 内側ベアリングのレース 6. 外側のベアリング 5. スピンドルとスピンドルナットから、コッターピン とナットリテーナを外す図 27。 3. 6.
6. ベアリングに所定のグリスを詰める。 7. キャビティの50-80 %程度にグリスを詰める図 29 。 8. ハブの内側に内側ベアリングを取り付け、シール をはめる 図 29 。 9. もう一方のハブにも、ステップ1-8の作業を行う。 ハブとロータを取り付ける 1. スピンドルに所定のグリスを薄く塗る図 30。 g033054 図 31 1. 2. 9. コッターピン ナットリテーナ 3. ダストキャップ コッターピンを取り付け、ピンの足をリテーナに 巻き付けるように曲げる図 31。 10. ハブにダストキャップを取り付ける図 31。 11. マシンの反対側のハブとロータについても 1から 10 の作業を行う。 g033051 図 30 1. ナットリテーナ 4. 外側ベアリング 2. スピンドルナット 5. ハブ、ロータ、内側ベアリ ング、レース、シール 3. タブワッシャ 6. スピンドル 2. ハブとロータをスピンドルに取り付ける。ロータを 内側にすること図 30。 3.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • オイル量の点検やオイルの補給を行う時は必ずエ ンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に 停止したのを確認してから作業に移る。 • 手足や顔や衣服を回転部やマフラなどの高温部に 近づけないよう十分注意すること。 エアフィルタの整備 g027733 図 33 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと エアフィルタがひどく汚れ ていたり破損したりしている場合には 直ちに交換する。 1. 2. 注 ほこりのひどい場所で使用する場合はより頻繁に数 時間ごとにエアフィルタの手入れを行ってください。 3. エアフィルタのカバーをエアフィルタのハウジング に固定しているラッチを外す図 33。 4. ボディーからカバーを外し、カバーの内部を清掃 する 図 33 。 5. フィルタハウジングからエレメントを丁寧に抜き 出す。 エアフィルタの点検 1. 荷台を上げ、支持棒で支える。 2. エアクリーナ本体にリーク原因となりそうな傷が ないか点検する図 32と図 33。 エアフィルタのハウジング エアフィルタのエレメント 3. 4.
1. 2. 3. 4. 5. 6. カバーについている異物逃がしポートを清掃す る。 カバーについているゴム製のアウトレットバルブを 外し、内部を清掃して元通りに取り付ける。 エアフィルタのハウジングにエレメントを取り付 ける (図 33)。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 荷台を上げる。 5.
点火プラグの整備 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 必要に応じて点火プラグを 交換する。 タ イ プ Champion RN14YCまたは同等品 エ ア ギ ャ ッ プ 0.762 mm 重要 割れ、欠け、汚れその他の不具合のある点火プ ラグは交換してください。点火プラグにサンドブラスト をかけたり、ナイフ状のもので削ったり ワイヤブラシで 清掃したりしないでください。プラグに残った細かい破 片がシリンダ内に落ちる恐れがあります。実際にこれ が起こるとエンジンを破損します。 g009200 図 36 1. 8. ドレンプラグ 2. エンジンオイルのフィルタ ドレンプラグを抜きシールを外す図 36)。 注 エンジンにトラブルが出た場合は必ず点火プラグの 点検をしてください。 注 オイルが完全に抜けるのを待つ。 9. ドレンプラグとシールを元通りに取り付けて17.6 N·m1.8 kg.m=13 ft-lbにトルク締めする。 1. 点火プラグを外した時にエンジン内部に異物が落 ちないようにプラグの周囲をきれいに清掃する。 10.
燃料系統の整備 ハイアイドルとローアイドルの 調整 1. 荷台を上げ、支持棒で支える。 2. エンジンを切った状態で、アクセルペダルを一杯 に踏み込み、ガバナのベルクランクの先端から ブラケットのタブまでの隙間の長さを測定する。 0.8-2.0 mm 程度の距離があるのが適正である。 3. 燃料ラインとその接続の点検 整 備 間 隔: 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 燃料ライン、フィッティング、クランプなどに、漏れ、 劣化、破損、ゆるみなどが出ていないか点検を行っ てください。 ローアイドルを高くするには、スロットルケーブル の前側のジャムナットをゆるめて後ジャムナット を締める 図 38 。 注 燃料系統の部品にこうした症状が見られた場合に は、それらの部品を交換してください。 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 g312686 1. 荷台を上げ、支持棒で支える。 2. キーを OFF 位置にして抜き取る。 3.
カーボンキャニスタの整備 カーボンキャニスタ用エアフィルタの 点検 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—カーボンキャニスタ用エ アフィルタの点検 カーボンキャニスタのエアフィルタの開口部を点検し、 汚れていないこと、ごみや異物や通気の障害になるも のが入っていないことを確認する図 40。 g024478 図 41 1. カーボンキャニスタフィルタ 3. ホース 2. カーボンキャニスタ 4. 燃料タンク 2. g014998 図 40 1. カーボンキャニスタの交換 エアフィルタの開口部燃料タンク内側、カーボンキャニスタ の下部分 注 カーボンキャニスタが破損している、詰まっている、 またはカーボンキャニスタにフィルタが付いていない場 合はキャニスタを交換してください。 カーボンキャニスタフィルタの交換 注 キャニスタを交換したら、キャニスタ用エアフィルタも 交換してください。 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—カーボンキャニスタフィ ルタを交換する。 1.
g029670 図 43 g026304 図 42 1. シフタープレート 2. ギアシフトレバーのノブ 2. シフタープレートをシフターブラケットに固定してい るボルト4本を外す図 42。 3. シフタープレートをシートベースに固定しているボ ルト4本を外してシフタープレートをを外す図 42。 機体の底部で、駐車ブレーキケーブルを常用 ブレーキのラインに接続しているケーブルを外 す 図 43 。 2. 駐車ブレーキケーブルの前側ジャムナットの位置 にマーキングする図 43。 ケーブルタイ 6. 車体前方 駐車ブレーキのケーブル 7. クレビス 3. 前側ジャムナット 8. コッターピン 4. ブレーキケーブル用ブラ ケット 9. クレビスピン 5. 後側ジャムナット 10. ブレーキ作動レバー 3. ケーブルについている後ジャムナットをゆるめて、 ケーブルをブラケットから外す図 43。 4. 駐車ブレーキケーブルのクレビスをブレーキ作動 レバーに固定しているコッターピンとクレビスピン を外してケーブルをレバーから外す図 43。 5.
2. 機体から、座席、座席ベース、駐車ブレーキ ケーブルを注意深く吊り上げる図 44。 重要 車体から吊り上げる時に、駐車ブレーキの 配置経路を確認しておいてください。 g029659 図 45 g029628 図 47 カーボンキャニスタの交換 1. カーボンキャニスタの Purge と書かれたフィッティ ングから、バキュームホースを外す図 46。 1. カーボンキャニスタ 2. カーボンキャニスタのマウ ント燃料タンク 4. 3. 車体前方 外したカーボンキャニスタの下側のフィッティング からフィルタと短いホースを取り外す図 48。 g029627 図 46 バキュームホース 4. カーボンキャニスタのフィッ ティングパージ 2. 燃料タンクのホース 5. 車体前方 3. カーボンキャニスタのフィッ ティング燃料タンク 1. g029660 図 48 1. 2. 下側フィッティングカーボン キャニスタ ホース 3. カーボンキャニスタフィルタ 2.
7. 新しいカーボンキャニスタを、燃料タンクのマウン トに取り付ける二つのフィッティングPurge と Fuel tankを後ろに向けて取り付ける図 47。 8. カーボンキャニスタの Purgeと書かれたフィッティ ングにバキュームホースを取り付ける図 46。 電気系統の整備 電気系統に関する安全確保 • 座席と座席ベースを取り付ける 1. 座席と座席ベースを機体上に降ろしてブレーキ ケーブルをシャーシに沿って配置する図 44 と 図 45 。 2. 座席ベースについている穴を、フロアプレート の穴と後キャブチャネルの穴に合わせる図 44 と図 45 。 3. 座席ベースをフロアプレートと後キャブチャネ ルに組み付ける; ステップ 1 座席と座席ベー スを取り外す (ページ 34) で取り外したフラン ジヘッドボルト 8本 とワッシャ 8枚 を使用し、 各ボルトを 19.78-25.42 N·m2.0-2.
1. バッテリーの取り付け バッテリーカバーを両側からを押すようにしてバッ テリー上部からカバーを外す (図 49)。 1. バッテリートレイにバッテリー載せる図 49。 注 バッテリーのプラス端子とマイナス端子が図 49のように整列するように取り付けること。 2. バッテリークランプ、キャリッジボルト、ロックナッ トを使って、バッテリーをバッテリートレイに固定 する 図 49 。 3. バッテリーケーブルを接続する バッテリーを接続 する (ページ 37)を参照。 バッテリーを接続する g024429 1. バッテリーのプラス+ケーブルをバッテリーのプラ ス端子に接続する図 49。 2. バッテリーのマイナス-ケーブルをバッテリーのマ イナス端子に接続する図 49。 3. バッテリー上部に、バッテリーカバーを取りつけ る 図 49 。 図 49 1. バッテリーのプラス端子 5. バッテリーカバー 2. プラス+ケーブル 3. マイナス-ケーブル 6. 7. バッテリークランプ ロックナット 4. バッテリーのマイナス端子 8.
ヒューズの交換 全部で4本のヒューズを使用しています。ヒューズは フードの下に取り付けてあります図 50。 昇降/ゲート開 30 A ホーン/電源ソケット 20 A ヘッドライト 15 A 本体用ヒューズ 10 A g312735 図 51 g202997 図 50 1. ヒューズブロック 2. アース端子ブロック 1. スピードクリップ 4. ヘッドライト 2. バンパーの開口部 5. ハーネスの電気コネクタ 3. 調整ねじ 6. ランプアセンブリ 4. ヘッドライトをヘッドライトブラケットに固定している スピードクリップを外す図 51。 注 取り外した部品はすべて新しいヘッドライトの 取り付けに使用する。 ヘッドライトの整備 ヘッドライトの交換 仕様 パーツカタログ を参照。 5. ヘッドライトアセンブリ全体を前に押出して、前バ ンパーから外す図 51。 6. 取り付け穴に新しいヘッドライトを取り付ける図 51 。 1. バッテリーの接続を外す バッテリーの接続を外 す (ページ 36)を参照。 2. フードを開ける。 7.
2. 床からヘッドライトの中心までの高さを測り、壁の 同じ高さの場所に印をつける。 走行系統の整備 3. キーを ON 位置に回してヘッドライトを点灯させ る。 タイヤの保守 4. ヘッドライトを点灯させてライトの向きをチェック する。 整 備 間 隔: 100運転時間ごと—タイヤとリムの状態を 点検する。 ヘッドライトのビームの最も明るい部分が、壁 に付けた印の約 20 cm 下を照らしていればよ い 図 52 。 100運転時間ごと—ホイールナットのトルク締め を行う。 1. タイヤとリムの劣化・磨耗状態を点検する。 注 運転中に縁石にぶつけるなどした場合、リム が破損したり、トーインが狂ったりする可能性が ありますから、このような事故の後では必ず点検 してください。 2. ステアリングとサスペンション 関係部分を点検する g312734 図 52 5. 6. ホイールナットを 108-122 N·m9.7-12.5 kg.
前輪の整列調整 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方—前輪のキャンバとトーイ ンの点検を行う。 キャンバとトーインの調整の準備 g313199 1. タイヤの空気圧を点検し、前輪の空気圧が0.8 bar0.84 kg/cm2 = 12 psiに調整されていること を確認する。 2. 運転席に人を着席させるか、運転士の平均的な 体重と同じ重さのおもりを運転席に載せるかす る。運転席に着席した人または運転士代わりの おもりは、以下の調整作業中、ずっと運転席に いる必要がある。 3. 水平な床の上で、車両を 2-3 m まっすぐにバッ クさせた後、まっすぐ前に押して元の位置に戻 す。これにより、サスペンションが通常の作動状 態にセットされる。 図 53 1. ハンドルを直進位置にした ときの状態 2.
トランスアクスルオイルの量を 点検する 前輪のトーインの調整 重要 トーインの調整を行う前に、キャンバがニュートラ ル ゼロに近いほど良い になっていることを確認してくだ ペー ジ 40)を を参 照 。 さ い キ ャ ン バ の 調 整 (ペ 1. 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 前輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間距 離を測る計測はアクスルの高さで行う(図 56)。 オ イ ル の タ イ プ SAE 10W30 API 規格 SJ またはそ れ以上 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. 点検穴についているボルトを外す図 58。 注 トランスアクスルのオイル量は、点検穴の下 の縁まであるのが適正です。 g009235 図 56 1. タイヤのセンターライン 後 側 2. タイヤのセンターライン 前 側 2. 3. アクスルのセンターライン g002082 図 58 1. 前後の測定値の差が所定範囲0-6 mmにならない 場合は、タイロッドの外側端部にあるジャムナット をゆるめて調整を行う図 57。 3.
3. ドレンプラグの下に、容量2リットル以上の大きさ のオイル受け容器をおく。 4. 補給プラグを左に回して抜きとる図 59。 注 この位置で、機体が前にも後ろにも動き出さ ないことを確認する。動き出す場合、ニュートラ ルブラケットをニュートラル位置まで手で動かし て修正する。 注 外した補給プラグとガスケットは、ステップ 8で 取り付けるので捨てないこと。 5. ドレンプラグを左に回して抜きとる図 59。 注 外したドレンプラグとガスケットは、ステップ 6 で取り付けるので捨てないこと。 注 トランスアクスルからオイルが完全に抜ける のを待つ。 6. ガスケットとドレンプラグを元通りに取り付ける 図 59 。 注 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適 切な方法で処分する。 7. 補給プラグ穴から、オイル溜め図 60に、所定 のトランスミッションオイル約 1.4 リットルを入れ る。これで補給口のねじ山の下位置までオイル が入る 図 59 。 g002093 図 61 1. 3. ニュートラルブラケット 2.
g002094 図 62 1. 2. 3. 6. ニュートラルブラケット 引っ張る 4. 0.76-1.5 mm のすき間 5. 悪 い 例 すきまが 0.76-1.52 mm になるように調整する 必要がある。 g011947 図 63 ケーブルカバー 1. エンジンを始動し、前進、後退、ニュートラルに それぞれシフトを何回か繰り返し、ニュートラルブ ラケットが適切に作動していることを確認する。 一次走行クラッチの整備 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 カバー 2. ボルト 3. 圧縮空気を使って、カバー内部とクラッチ本体内 部をていねいに清掃する。 4. クラッチカバーを元通りに取り付けて、ボルト3本 図 63さきほど2で外したもので固定する。 5.
冷却系統の整備 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 g026341 図 64 1. クラッチスペーサ • マシンは、必ず安全カバー類を取り付けた状態 で運転すること。 3. スプリングを外す。 • 4.
ブレーキの整備 ブレーキケーブルの調整 1. 2. ブレーキの点検 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 重要 ブレーキは極めて重要な安全装置です。十分 な機能と安全性を確保するために、所定期間ごとに 入念に点検してください。 • ブレーキライニングが磨耗や破損していないか点検 する。ライニングブレーキパッドの厚みが 1.6 mm 以下となっている場合には、ブレーキライニング を交換する。 • ブレーキプレートなどに磨耗や変形が発生してい ないか点検する。変形しているものは交換して ください。 • ブレーキオイルの量を点検する ブレーキオイル量 の点検 (ページ 46)を参照。 3. 駐車ブレーキレバーのグリップを外す図 65。 駐車ブレーキレバーに調整ノブを固定している固 定ねじをゆるめ図 65、駐車ブレーキを解除し て、ブレーキ調整ノブをゆるめる。 機体の下側で、駐車ブレーキケーブルのねじ 山付きアジャスタの後ジャムナッ トを4回転ゆる める 図 66 。 g029672 駐車ブレーキのハンドルの調 整 図 66 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1.
D. ステップA-Cを最大あと3回まで繰り返し て、ブレーキに必要な力を133-156 N 13.6-15.9 kgf = 30-35 lbfに調整する。 注 上記のいずれの方法でも駐車ブレーキ ケーブルの調整を適切にできない場合には、 ブレーキパッドが摩耗していないか点検して ください。 • 固定ねじを締め、グリップを取り付ける図 65。 ブレーキオイル量の点検 g002136 図 68 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—ブレーキオイル の量を点検する。 初めてエンジン を作動させる前に、ブレーキオイル の量を点検する。 1. 6. ブ レ ー キ オ イ ル の タ イ プ DOT 3 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. フードを持ち上げてブレーキのマスターシリンダ とブレーキ液タンクにアクセスできるようにする 図 67 。 ブレーキオイルのタンク 2. 最低ライン 量が不足している場合には、以下の作業を行う A.
ベルトの整備 スタータジェネレータベルトの 調整 走行ベルトの整備 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間ごと 走行ベルトの点検 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 1. 荷台を上げる。 2. スタータジェネレータのピボットナットをゆるめる 図 70 。 200運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. 荷台を上げ、支持棒で支える。 3. トランスミッションをニュートラルにセットする。 4. ベルト図 69を手で回転させながら、磨耗や破損 がないかを点検する。 注 ベルトの磨耗がひどい場合や、破損している 場合は交換する 駆動ベルトの交換 (ページ 47)を 参照。 g312687 図 70 1. 2. 3. g011948 走行用一次クラッチのハウ ジング 走行ベルト ジェネレータのピボットブラ ケット 4. ピボットナット 5. スタータジェネレータ 6. スタータジェネレータのベ ルト 図 69 1. 走行ベルト 2. 次クラッチ 5. 3.
シャーシの保守 洗浄 荷台のラッチの整列調整 車体を清掃する 荷台のラッチが確実にはまらないと、走行するときに 荷台が上下に振動します。このような場合には、ラッ チのポストを調節して、荷台がシャーシにきれいに収 まるようにしてください。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—マシンを洗浄す る。 1. 必要に応じて水または水と刺激の少ない洗剤で車体を 洗浄する。柔らかい布などを使っても構いません。 ラッチポストの端についているロックナットをゆる める 図 71 。 重要 塩分を含んだ水や処理水は機体の洗浄に使用 しないでください。 重要 高圧洗浄機は使用しないでください。圧力洗浄機 を使うと、電装部の損傷、ステッカー類の剥がれ、潤 滑部のグリス落ちなどを起こす可能性があります。ま た、コントロールパネル、エンジン、バッテリー付近に 大量の水をかけないようにしてください。 重要 エンジンを駆動させたままで洗車を行わないでく ださい。エンジンを駆動させたままで洗車するとエンジ ン内部を損傷する恐れがあります。 g002181 図 71 1. ラッチ 2. ロックナット 3.
保管 重要 氷点下での凍結破損を防止するため、バッ テリーは必ずフル充電してください。フル充電し た バ ッ テ リ ー は 周 囲 温 度 約 4°C で ほ ぼ 50 日 間 電圧を保持します。保管場所の気温がそれより も高い場合には 30 日ごとに再充電してください。 格納保管時の安全 マシンを停止させ、キーを抜き取り、各部の動作が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離れ る。調整、整備、清掃、格納などは、車両が十 分に冷えてから行ってください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 • 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—通常ブレーキと駐車ブ レーキを点検する。 400運転時間ごと—ブレーキシューが磨耗してい ないかブレーキを目視点検する。 使用開始後最初の 50 時間 600運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達し た方 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. エンジンの外側をふくめた車両の外側全体を洗 浄する。 3.
EEA/UK に お け る プ ラ イ バ シ ー に 関 す る お 知 ら せ Toro に よ る お 客 様 の 個 人 情 報 の 利 用 に つ い て The Toro Company (“Toro”) は、お客様のプライバシーを尊重します。弊社の製品をお買い上げ頂いた際、弊社ではお客様に関する情報を、お客様から直 接、あるいは弊社の支社や代理店を通じて入手いたします。入手した情報は、お客様との契約を履行するために使用されます。具体的には、お客様のため の製品保証登録、保証請求の処理、万一製品をリコールする場合のご連絡、さらには弊社の事業を進めるため、たとえばお客様満足度を調査したり、製品 の改良、またお客様にとって役に立ちそうな製品のご紹介などに使用します。また、トロが上記の業務を遂行するために必要となる活動のために、弊社の子会 社、提携会社、代理店などのビジネスパートナーに情報を開示する場合があります。また、法律に基づく要請があった場合や、事業の売却、買収、合併など が発生した場合にはお客様の情報を開示する場合があります。ただし、マーケティングのためにお客様の個人情報を他社に売ることは絶対
号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが貼られた製品を見かけることがあるでしょう 警 告 ガンおよび先天性障害の恐れ —www.p65Warnings.ca.gov.
Toro 製 品 保 証 2 年間または 1,500 時間限定保証 部品 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥 に対して、2 年間または 1,500 運転時間のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラーに対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Pr