Form No. 3406-463 Rev D Workman® MDX-D 汎 用 作 業 車 シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 07236—シ シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 07236TC—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 並び に カ リ フ ォ ル ニ ア 州 排 ガ ス 規 制 に 関 連 し て エ ン EPA並 ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 g033194 図1 1.
目次 燃料ラインとその接続の点検 ...........................34 燃料フィルタの交換........................................34 電気系統の整備 ................................................... 34 バッテリーの整備 ..........................................34 ヒューズの交換 .............................................36 ヘッドライトの整備 .........................................36 走行系統の整備 ................................................... 37 タイヤの保守 ................................................37 ステアリングとサスペンション関係部分を点検 する .......................................
安全について • 疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を摂 絶対 に 運転しないでください。 取した時は絶 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身 事故につながります。事故を防止するため、以下に 示す安全上の注意や安全注意標識のついている遵守 警告 、危 危 事項は必ずお守りください。 これは 注 意 、警 険 —など「人身の安全に関わる注意事項」を示してい ます。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人 身事故が発生することがあります。 • 作業には必ず、すべりにくい頑丈な靴をはいてくだ さいだぶついた衣服を避け、長い髪は束ね、装飾 品は身に着けないでください。 • 地域によっては安全メガネ、安全靴、および長ズボ ンの着用が義務付けられています。 • 絶 対 に 子供に運転させないでください。大人であっ 絶対に運転さ ても適切な訓練を受けていない人には絶 せないでください。訓練を受け、許可されている人 以外には運転させないでください。 安全な運転のために • どの人がどこに人がいるかを常に意識しながら運転 してください。 重要 この車両はオフロード用として設計製造
• • • • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、絶対に機械や 燃料容器を保管格納しないでください。 給油は、機械をトラックやトレーラから地面に降ろ し、機体を接地させた状態で行ってください。機械 を車両に搭載したままで給油を行わなければいけ ない場合には、大型タンクのノズルからでなく、小 型の容器から給油してください。 もし燃料を衣服にこぼしてしまった場合には、直 ちに着替えてください。 絶対にタンクから燃料をあふれさせないでください。 給油後は燃料タンクキャップをしっかりと締めて ください。 運転操作 • • • • 運転中は必ず全員が着席してください。オペレータ は、可能な限り両手でハンドルを握り、助手席の人 は必ず安全手すりを握ってください。また、手足を 車外に出さないようししてください。 助手席に人を乗せている時はハンドル操作はゆっく りと行ってください。助手席の人はブレーキや急ハ ンドルに無警戒であることが多いのでオペレータか らの十分な配慮が必要です。荷台やアタッチメント の上には絶対に人を乗せないでください。 過積載は絶対にやめてく
• 部が軽いとブレーキを掛けたときに後輪がロックし やすくなって危険です。 ターフも普通の路面も、ぬれているときには非常に 滑りやすくなります。停止距離も、路面が乾いてい るときの2倍から4倍の長さが必要になります。ま た、深い水溜りに入ってブレーキがぬれると、乾 燥するまでブレーキが利かなくなります。水溜りを 抜けたあとは速度を落としてブレーキテストをして ください。ブレーキが利かなくなっていたら、平ら な場所で、ブレーキペダルを軽く踏み込んだまま しばらく低速で運転しましょう。こうするとブレーキ が早く乾きます。 • 距離が必要になります。どうしても斜面で停止しな ければならない場合には、急停止による転倒の危 険を避けるために慎重に車両を制御してください。 バックで斜面を下っているときに急ブレーキを掛ける と後方に転倒する危険が高くなります。 本機を斜面で使用する場合には、事前にROPS 横転保護バーキットの取り付けを強くお勧めして います。 不整地での運転 不整地、ラフ、凹凸のある場所、縁石の近く、穴の近 くなど路面が一定でない場所では必ず減速してくださ い。また、そのような場所を走行する場合に
• 重い積荷を積んで走行しているときには、速度に 注意し、常に安全な停止距離を確保してください。 急ブレーキは絶対につつしみましょう。斜面ではよ り慎重な運転を心がけましょう。 • 重い物を積んでいるときは停止距離が長くなり転倒 しやすくなっていることを忘れないでください。 • 荷台は荷物専用のスペースです。人を乗せないで ください。 • 過積載は絶対にやめてください。銘板ダッシュボー ド中央の下側にありますで、積載限度を確認して ください。アタッチメントにも過負荷を掛けないで ください。また、所定の車両総重量GVWの範囲 内で使用してください。 す。このような使い方をすると Toro® の製品保証が 適用されなくなります。 音圧 この機械は、オペレータの耳の位置における音圧レベ ルが 85 dBA であることが確認されています ただしこの 数値には不確定値K1 dBA が含まれています。 音圧レベルの確認は、EN ISO 規則 11201 に定める 手順に則って実施されています。 腕および手の振動 右手の振動レベルの実測値 = 1.
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなくなったも のは必ず新しいものに貼り替えてください。 decal121-9775 121-9775 1. 警告初めて運転する前に オペレーターズマニュアル を読み トレーニングを受けること。 4. 転倒の危険 斜面の走行は低速で行うこと旋回時は速度を落と すこと時速30km以上で運転しないこと荷物を積んでの走行や 不整地の走行は速度に十分注意して行うこと。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5. 転落の危険と手足の切断の危険荷台に人を載せて走行しな いこと関係者以外の同乗をさせないこと走行中は車外に手足 を出さないこと。 3. 火災の危険燃料補給前はエンジンを止めること。 decal119-9727 119-9727 1. ホーン 警笛 7. 電源ソケット 2. アワーメータ 8. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 3. ヘッドライト 9. 衝突の危険公道上を走行しないこと。 4. エンジン 停止 10. 落下危険荷台に人を乗せないこと。 5.
decal99-7345 99-7345 1. decal106-6755 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 106-6755 2. 表面が熱い・火傷の危険 近づかないこと。 3. ベルトに巻き込まれる危険 可動部に近づかないこと。すべて のガード類を正しく取り付けて使用すること。 1. 冷却液の噴出に注意。 4. 荷台に押しつぶされる危険 支え棒で荷台を支えること。 2. 爆発の危険 オペレーター ズマニュアル を読むこと。 警告 高温部に触れないこ と。 4. 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 3. decal120-4837 120-4837 ヒューズに関する詳しい情 5. 報は オペレーターズマニュ アル を参照のこと。 アラーム/電源ソケット, 10 A 6. 本体ヒューズ, 15 A 3. エンジン, 10A 7. 後部昇降, 15 A 4. ヘッドライト, 10 A 8. ホーン, 30A 1. 2. decal99-7952 99-7952 1. チョーク 3. ニュートラル 2. 後退 4.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 ハンドル カバー ワッシャ ½" 1 1 1 ハンドルを取り付けるモデル 07236TC のみ 2 必要なパーツはありません。 – バッテリーを接続しますモデル 07236TC の場合のみ 。 3 必要なパーツはありません。 – オイル類の量とタイヤ空気圧を点検しま す。 4 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ 安全講習資料 登録カード PDI納品前検査票 品質検査証明書 キー 1 1 1 1 1 1 1 2 実際に運転を始める前にオペレーターズ マニュアル を読みトレーニング資料をご 覧になってください。 5 必要なパーツはありません。 – ブレーキの慣らし掛けを行います。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 ハンドルを取り付ける 4. ロックナット ½ インチ でハンドルを固定し、 2734N·m2.83.5kg.m=2025ft-lbにトルク締めす る。 5.
2 バッテリーを接続する モ デ ル 07236TC の み 必要なパーツはありません。 g033852 図5 手順 警告 バッテリーケーブルの接続手順が不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 • ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス 黒 ケー ブルから取り外し、次にプラス 赤 ケーブルを 外す。 • 接 続 す る 時 は 必 ず 赤 い プ ラ ス +ケ ケーブルを最 初に。 1. 1. 絶縁カバープラスケーブル 2. マイナス端子 4. 3. マイナス-ケーブル プラス端子に絶縁ゴムカバーを取り付ける。 注 絶縁ゴムカバーは、ショートを防止するため のものです。 5. 黒いマイナス ケーブルをバッテリーのマイナス 端 子に取り付けてボルトとナットで固定する。 6. バッテリーベースにバッテリーカバーを合わせ る図 4。 7.
4 5 マニュアルを読み安全トレーニ ブ レ ー キ の 慣 ら し 掛 け を 行 う ング資料を見る 必要なパーツはありません。 この作業に必要なパーツ 1 オペレーターズマニュアル 1 エンジンマニュアル 1 パーツカタログ 1 安全講習資料 1 登録カード 1 PDI 納品前検査票 1 品質検査証明書 2 キー 手順 ブレーキの性能を最大限に発揮させるために、使用前 にブレーキの「慣らし掛け」を行ってください。 オペレータズマニュアル やエンジンマニュアルをよ くお読みください。 • 安全講習資料を見る。 • 登録カードに記入する。 • 納品前検査証明書 の必要個所にご記入ください。 • 品質検査証明書 をご確認ください。 フルスピードで走行してブレーキを掛け、タイヤを ロックさせないで急停車する。 2. これを10回繰り返す。ブレーキがオーバーヒー トしないように停止と停止の間に1分間の間隔 を空ける。 重 要 車 両 に 227kg を 積 載 し て お く と 最 も 効 果 的です。 手順 • 1.
製品の概要 g033215 図6 1. フードのラッチ 3. 荷台 5. ギアシフトセレクタ 2. 駐車ブレーキハンドル 4. 牽引用トング 6. 燃料キャップ 各部の名称と操作 7. 荷台用レバー アクセルペダル アクセルペダル図 7は、車両の走行速度を調整する ペダルです。アクセルペダルを踏み込むと走行を開始 します。ペダルをさらに踏み込むと走行速度が上がり ます。ペダルから足を離すと走行を停止し、エンジン が停止します。 注 最高速度前進時は 26 km/h です。 ブレーキペダル ブレーキペダル図 7は、車両を減速させたり停止させ るのに使用します。 注意 ブレーキが摩耗したり正しく調整されていなかった りすると人身事故を起こす危険がある。 g033216 図7 1. ハンドル 5. アクセルペダル 2. カップホルダー 6. 駐車ブレーキハンドルセン ターコンソール 3. 助手席用手すり 7.
駐車ブレーキレバー ライトスイッチ 駐車ブレーキレバーは左右の座席の間にあります 図 6 と図 7。エンジンを停止させたら、車体が不意に動き 出さないよう、必ず駐車ブレーキを掛けてください。駐 車ブレーキレバー引き上げれば駐車ブレーキがかか ります。レバーを前に倒すと駐車ブレーキが解除され ます。急な斜面に停車する場合には、駐車ブレーキ を掛けてください。 ライトスイッチはハンドルシャフトの左側にあります (図 8)。ヘッドライトの点灯と消灯を行います。スイッチの 上側を押すと点灯、下側を押すと消灯します。 アワーメータ アワーメータはライトスイッチの左側にあります (図 8)。 エンジンの積算運転時間を表示します。アワーメータ は始動スイッチをON位置にすると始動し、エンジンが 回転している間作動を続けます。 ギアシフトセレクタ ギアシフトセレクタは左右の座席の間、駐車ブレーキレ バーの下にあります。ギアシフトセレクタには 3 つの位 置があります。前進、後退、ニュートラルです図 6。 エンジンオイル圧警告灯 エンジンオイル圧警告灯はハンドルシャフトの右側にあ ります図 8。エンジンオイルの圧力
燃料計 燃料計図 9は機体左側、燃料タンクのキャップの横に あります。燃料タンクに残っている燃料の量を表示 します。 g008398 図9 1. なし 4. 燃料計 2. 満タン 5. 燃料タンクのキャップ 3. 指示針 手すりと腰部ガード 助手席用の手すりと腰部ガードが、ダッシュパネルの 右側と各座席の外側についています図 10。 g009193 図 10 1. 手すり・腰部ガード 2.
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 ベース重量 乾燥重量 590kg 定格容量平坦路面の場合 総重量 749kgオペレータおよび助手席乗員の体重をそれぞれ 90.7kg とし、積載物、トレーラトン グ重量、トレーラの総重量、アクセサリの重量を含む 最大車両重量平坦地で 1,341kg 上記重量を全て含む 最大積載量平坦路面の場合 567kg トレーラトング重量とトレーラの総重量を含む 牽引能力 標準ヒッチ トングの最大重量は 45 kgトレーラの最大重量は 363 kg ヘビーデューティーヒッチ トング重量は 45 kgトレーラの最大重量は 544kg 全幅: 150 cm 全長 299 cm 地上高 25.4 cm車両前部乗員や荷物を乗せない 18 cm車両後部乗員や荷物を乗せない ホイールベース 205.7 cm トレッドセンターライン間 124.5 cm 前 、120 cm 後 荷台長さ 116.8 cm 内法 132.7 cm 外側寸法 荷台幅 124.
運転操作 荷台の操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 荷台を上げる 安全第一 警告 上昇させた荷台が万一落下すると、荷台の下にい る人に非常に危険である。 このマニュアルに記載されている安全上の注意やス テッカーの記号や表示内容を良く読んでください。オペ レータや周囲の人を事故から守る重要な情報が掲載 されています。 危険 • 荷台の下で作業する時は、必ず支持棒で荷 台を支えておく。 • 荷台の下で作業するときは荷台を空にし、必 ず安全サポートで固定する。 ぬれ芝、急斜面など滑りやすい場所では転倒して 制御できなくなる危険がある。 警告 車輪やローラが溝などに落ちて機体が転倒する と、最悪の場合、死亡事故などの重大な事故と なる危険がある。 荷台を上昇させたままで走行すると転倒の危険が 増大する。また、荷台を上昇させたままで走行す ると荷台が破損する危険もある。 制御不能になったり転倒事故をおこしたりしないた めに • 水辺や段差の近くなどへ近づかない。 • 斜面では速度を落とし、より慎重な運転を心 がける。 • 急旋回したり不意に速度を変えたりしない。
テールゲートの操作 1. 荷台が完全に降りていてラッチが掛かっている ことを確認する。 2. テールゲートのバックパネルについているフィン ガープルを持ち上げる図 14。 g014860 図 12 1. レバー 2. プロップロッド 2. 3. ロック位置スロット プロップロッドを固定スロットにはめ込んで荷台を 固定する 図 13 。 g024490 図 14 1. テールゲートフランジ荷台 3. 持ち上げ部フィンガープル 2. ロックフランジテールゲート 4. 後方に倒す 3. テールゲートのロックフランジを、荷台のテール ゲートフランジの開口に合わせる図 14。 4. テールゲートを後方に倒す図 14。 g029622 図 13 1. ロック位置スロット 2.
注 オイル漏れ、パーツのゆるみなど機体の点検を 行う前に、必ずエンジンを停止し、機械の可動部が すべて完全に停止したのを確認してください。 上記のうち一つでも異常があれば、作業に出発する 前に整備士や上司にその旨を伝えてください。現場に より、上記以外の項目の点検を指示されることもあ りますから、実際に上司と話し合って確認するように してください。 ブレーキオイル量の点検 g024491 図 15 1. テールゲートを 45°程度の 角度にする。 2. この位置から、テールゲー トを数回揺らす。 3. 蝶番部 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 車両初めて作動 させる前に、ブレーキオイルの量を 点検する。 ブ レ ー キ オ イ ル の タ イ プ DOT 3 3. この位置から、テールゲートを小刻みに前後に振 るように数回往復させる図 15。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、 ON/OFF スイッチを OFF にし、キーを抜き取る。 注 この動作によって蝶番部分からさらに砂など が除去されます。 2.
3. ディップスティック管図 19からごみが入ってエン ジンを傷つけないように、その周囲をウェスでき れいに拭く。 g002136 図 17 1. 4. ブレーキオイルのタンク 2. 最低ライン 量が不足している場合には、以下の作業を行う A. ウェスでタンクのキャップの周囲をきれいに 拭いてキャップ外す図 16。 B. 最低ラインより上まで DOT 3 ブレーキ液を 補給する 図 17 。 注 ブレーキ液を入れすぎないように注意し てください。 C. 5. g016858 図 19 タンクにキャップを取り付ける図 16。 1. 補給口キャップ 2. ディップスティック フードを閉じる。 エンジンオイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンを初めて 作動させる前に、エンジンオイルの 量を点検する。 4. ディップスティックを抜き取り、付いているオイ ルをウェスで拭きとる。 5. ディップスティックを根元まで完全に差し込む図 19 。 6.
タイヤ空気圧を点検する 危険 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 タ イ ヤ 空 気 圧 範 囲 55103 kPa (822 psi) 重要 ただし、タイヤメーカーが指定している最大値 タ イヤ側面に記載されています を超えないでください。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた状 態で行う。こぼれた燃料はふき取る。 注 適性空気圧は、車両に積載する重量によって変 わります。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、絶対 に本機への燃料補給をしてはならない。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。燃料を補給す 下の レ ベ ル を る 時 は 、 タ ン ク 上 面 か ら 約 2.
燃料を補給する 車両の停止手順 燃料タンク容量は約 26.5 リットルです。 重要 斜面で停止するときは、ブレーキで完全停止 後、駐車ブレーキを掛けて車両を固定してください。ア クセルペダルで車両を斜面に停止させておくと車両が 破損する恐れがあります。 1. エンジンを止め、駐車ブレーキを掛ける。 2. 燃料タンクのキャップ図 20の周囲をきれいに拭 く。 1. アクセルペダルから足を離す。 2. ゆっくりとブレーキペダルを踏み込んでブレーキを 掛けて車両を完全に停止させる。 注 停止距離は積荷や走行速度などの条件に よって異なります。 車両の駐車手順 g008398 図 20 1. なし 4. 燃料計 2. 満タン 5. 燃料タンクのキャップ 3. 指示針 3. 燃料タンクのキャップを取る。 4. タンクの天井から約 25 mm下給油口の根元ま で燃料を入れる。 1. ブレーキペダルを十分に踏み込んで車両を停 止させる。 2. 駐車ブレーキレバー引き上げて、駐車ブレーキ をかける。 3. キーを左に回して OFF 位置にする。 4.
荷台への搭載について 荷台に資材を積み込んだ状態で運転する場合には、 以下の注意点を守ってください • 荷台に積むことのできる重量を守ってください。これ らについては、仕様 (ページ 16)に記載してありま す。また、車両最大定格総重量は機体の銘板に 表示してあります。 • • の数字ですからご注意ください。 傾斜地や不整地で資材の運搬を行う場合には、通 常よりも積荷を減らしてください。 また、背の高い資材を運ぶときおよび袋入りの肥料 を荷台に積み上げて運ぶときなどのように車両全 体の重心が高くなるような積荷を積んでいる場合に も、積荷を減らしてください。積荷はできるだけ低く 積んでください。積荷によって後方の視界がさえぎ られないようにしてください。 荷台を以下のように使用して、車両全体の重心を できるだけ低く維持してください – 重量を左右にバランスよく配分してください。 • 砂, 乾燥 1,441.6 kg/m3 (90 lb/ft3) 満載 砂, ぬれた状態 1,922.2 kg/m3 (120 lb/ft3) 荷台に¾ 720.
緊急時の牽引について 緊急時には、本機を牽引して移動することができま す。ただし、通常の移動にはこの方法を使わないでく ださい。 警告 牽引時の速度が速すぎると、ハンドル操作ができ なくなって人身事故となる危険がある。 牽 引 速 度 は 時 速 8 km/h 以 下 を 厳 守 す る こ と 。 牽引作業は二人で行います。長い距離を移動しなけれ ばならない場合にはトレーラなどを使用してください以 下を参照。 搬送時の注意 (ページ 23) 1. 機体から駆動ベルトを取り外す 駆動ベルトの交 換 (ページ 45)を参照。 2. 機体前部にある牽引トングにロープなどの牽引 索を取り付ける図 21。 3.
保守 注 www.Toro.
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 日 ブレーキと駐車ブレーキの 作動状態 ギアシフト/ニュートラルの 操作 燃料残量を点検する。 エンジンオイルの量を点 検する。 トランスアクスルオイルの 量を点検する。 エアフィルタを点検する。 エンジンの冷却フィンを点 検する。 エンジンからの異常音がな いか点検する。 運転操作時の異常音。 クラッチの動作を点検す る。 タイヤ空気圧を点検する。 オイル類が漏れていない か点検する。 計器類の動作を確認す る。 アクセルペダルの作動状 態を確認する。 各グリス注入部のグリス アップを行う。 塗装傷のタッチアップ修理 を行う。 警告 整備作業の中には荷台を外して行わなければならないものがある。 上昇させた荷台が万一落下すると、人身事故となる。 • 荷台の下で作業する時は、必ず支持棒で荷台を支えておくこと。 • 荷台の下で作業するときは荷台を空にしておく。 注意 キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでも車両を発進させることができ、危険である。 整備・調整作業の前には必ず始動スイッチからキー
整備前に行う作業 車両前部のジャッキアップポイントは、牽引トングの 後ろのフレーム前部です図 23。 • 特殊な使用条件下で使用する 場合の保守整備について 以下のような条件で使用する場合には、保守間隔を通 常の半分に短縮し、より頻繁な整備を行ってください 砂漠、荒れ地での作業 • • • • 酷寒地気温10℃以下での使用 トレーラ作業 使用時間が極端に短い場合一回の使用時間が 5 分間に満たないような場合 g033043 図 23 非常にほこりの多い条件下での頻繁な使用 • • • 1. 前部のジャッキアップ位置 建設現場での使用 車体後部のジャッキアップポイントはアクスルチュー ブの下側です 図 24 。 • 泥、砂、水などの悪条件下で長時間使用した場合 は、直後にブレーキの洗浄と点検を行う。これによ り無用な摩耗を防止することができる。 重量物を運んだり悪条件下での作業が多い場合に は、グリスアップを毎日行い、エアクリーナを毎 日点検する。 • 車両の保守作業を行うための 準備 1. 平らな場所に駐車する。 2.
フードへのアクセス 潤滑 フードを上げる グリスアップ 1. フードの両側についているゴム製ラッチのハンド ルを上げる (図 25)。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方—ベアリングとブッシュのグ リスアップを行う。 悪条件下で作業 を行っている場合にはグリスアップ間 隔を短くしてください。 グ リ ス の 種 類 No. 2 リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッティン グをウェスできれいに拭く 2. フィッティングにグリスガンを接続し、1-2回のポ ンプ動作でグリスを注入する。 3. はみ出したグリスは表面からきれいにふき取る。 グリスフィッティングの位置は、コントロールアームの内 側端部図 26、タイロッドのボールジョイント、コントロー ルアームの外側端部図 27です。 g008402 図 25 2. フードを上げる。 フードを閉じる 1. 静かにフードをシャーシの上に降ろす。 2.
前ホイールベアリングのグリ スアップ 4. ハブからダストキャップを取る図 30。 整 備 間 隔 : 300運転時間ごと グ リ ス の 仕 様 Mobilgrease XHP™-222 ハブとロータを取り外す 1. 2. 機体の前部を持ち上げてジャッキスタンドで支 える。 ホイールをハブに固定しているラグナット4個を 外す 図 28 。 g033048 図 30 1. コッターピン 2. スピンドル 4. 5. 3. タブワッシャ 6. スピンドルナット ナットリテーナ ダストキャップ 5. スピンドルとスピンドルナットから、コッターピン とナットリテーナを外す図 30。 6. スピンドルからスピンドルナットを外し、スピン ドルからハブローラアセンブリを取り出す 図 30 と 図 31 。 g033046 図 28 1. ハブ 2. 車輪 3. 3.
ハブとロータを取り付ける ホイールベアリングのグリスアップ 1. ハブから外側のベアリングとベアリングレースを 取る 図 32 。 1. スピンドルに所定のグリスを薄く塗る図 33。 g033051 g033050 図 33 図 32 1. シール 4. ベアリングのキャビティ 1. ナットリテーナ 4. 外側ベアリング 2. スピンドルナット 5. ハブ、ロータ、内側ベアリ ング、レース、シール 3. タブワッシャ 6. スピンドル 2. 内側のベアリング 5. 外側ベアリングのレース 3. 内側ベアリングのレース 6. 外側のベアリング 2. ハブから、シール、内側のベアリングを外す図 32 。 2. 3. シールをきれいに拭いて摩耗や破損がないか 点検する。 ハブとロータをスピンドルに取り付ける。ロータを 内側にすること図 33。 3. スピンドルに外側ベアリングを取り付けてレース にはめる 図 33 。 4. スピンドルにタブワッシャを取り付ける図 33。 5.
エンジンの整備 エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと エアフィルタがひどく汚れ ていたり破損したりしている場合には 直ちに交換する。 注 ほこりのひどい場所で使用する場合はより頻繁に数 時間ごとにエアクリーナの手入れを行ってください。 エアフィルタの点検 g033054 図 34 1. 2. 9. コッターピン ナットリテーナ 3. ダストキャップ 1. 荷台を上げ、支持棒で支える 荷台を上げる (ペー ジ 17)を参照。 2. エアクリーナ本体にリーク原因となりそうな傷がな いか点検する図 35。 コッターピンを取り付け、ピンの足をリテーナに 巻き付けるように曲げる図 34。 10. ハブにダストキャップを取り付ける図 34。 11. マシンの反対側のハブとロータについても 1から 10 の作業を行う。 注 ハウジングとカバーがシールでしっかり密着し ていることを確認する。 注 ボディーが破損している場合は交換してくださ い。 ブレーキとホイールを取り付ける 1.
エアフィルタの交換 1. エアフィルタのエレメントを取り外すステップ 1 5 ( エアフィルタの点検 (ページ 31)) を参照。 2. 新しいフィルタの場合は出荷中の傷がないか点 検する。 エンジンオイルについて 注 ほこりのひどい場所で使用する場合は、オイルもオ イルフィルタも、より頻繁な交換が必要です。 オ イ ル の タ イ プ 洗浄性オイルAPI 規格 CH-4, CI-4, CJ-4 またはそれ以上 注 特にフィルタの密着部に注意する。 粘 度 下の表を参照してください。 重要 破損しているフィルタを使用しないでくださ クランクケースの容量 クランクケースのオイル量 1.4 リッ トル フィルタ交換時 い。 3. 新しいエアフィルタを取り付ける エアフィルタを取 り付ける (ページ 32)を参照。 エアフィルタを取り付ける 重要 エンジンを保護するため、エンジンは必ずエアク リーナアセンブリ全体を取り付けて使ってください。 注 破損しているフィルタは使用しない。 注 エレメントを洗って再使用しないでください。フィルタ の濾紙が破損する可能性があります。 1.
9. 給油口からディップスティックの上限マークまで 補給する。 10. 補給するときはディップスティックで確認しなが ら少量ずつ入れる 注 入れすぎないように注意してください。 11. キャップとディップスティックをしっかりと取り付 ける。 エンジンオイルフィルタの交換 整備間隔: 150運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達 した方 悪条件下で使用している場合 には、交換間隔を半分にする。 1. エンジンからオイルを抜くステップ 1-7 エンジンオ イルの量を点検する (ページ 20)を参照。 2. 既存のオイルフィルタを外す図 37。 3. 新しいフィルタのガスケットに薄くエンジンオイル を塗る。 4. 注 オイルが完全に抜けるのを待つ。 ガスケットが取りつけプレートに当たるまで手で 回して取り付け、そこから更に½-¾回転増し締め する 図 37 。 注 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適 切な方法で処分する。 注 フィルタを締めすぎないように注意してくださ い。 g027838 図 37 1. 6. 7. 8. エンジンオイルのフィルタ 2.
燃料系統の整備 電気系統の整備 燃料ラインとその接続の点検 バッテリーの整備 整 備 間 隔: 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 バ ッ テ リ ー 電 圧 12 V、冷間クランキング電流 300 @ -18 °C。 燃料ライン、フィッティング、クランプなどに、漏れ、 劣化、破損、ゆるみなどが出ていないか点検を行っ てください。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。 注 燃料系統の部品にこうした症状が見られた場合に は、それらの部品を交換してください。 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 1. 荷台を上げ、支持棒で支える。 2. 燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく。 3.
バッテリーの取り付け 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分 が触れるとショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときに は、端子と金属を接触させないように注意す る。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 1. 1. バッテリートレイにバッテリー載せる図 40。 注 バッテリーのプラス端子とマイナス端子が図 40のように整列するように取り付けること。 バッテリーカバーを両側からを押すようにしてバッ テリー上部からカバーを外す (図 40)。 2. バッテリークランプ、キャリッジボルト、ロックナッ トを使って、バッテリーをバッテリートレイに固定 する 図 40 。 3. バッテリーケーブルを接続する バッテリーを接続 する (ページ 35)を参照。 バッテリーを接続する 1. バッテリーのプラス+ケーブルをバッテリーのプラ ス端子に接続する図 40。 2. バッテリーのマイナス-ケーブルをバッテリーのマ イナス端子に接続する図 40。 3.
ヒューズの交換 注意 電球は使用中に高温となる。高温の電球に触れ ると手などに火傷を負う危険がある。 全部で7本のヒューズを使用しています。ヒューズは フードの下に取り付けてあります図 41。 アラーム/電源ソケット 10 A エンジン 10 A ヘッドライト 10 A 本体用ヒューズ 15 A 昇降用 15 A 後部リフト 15 A ホーン 警笛 30 A 電球を交換する際には、必ず電球が十分に冷え てから作業に掛かること。電球の取り扱いには十 分注意すること。 仕様 パーツカタログ を参照。 1. バッテリーの接続を外す バッテリーの接続を外 す (ページ 34)を参照。 2. フードを開ける。 3. ヘッドライトハウジングの裏側からきているランプ アセンブリ用ハーネスコネクタを外す図 42。 g036872 図 42 g036871 図 41 1. ヒューズブロック 2. 1. ヘッドライトハウジング 2. ランプアセンブリ 3.
走行系統の整備 ヘッドライトの交換 1. 2. 3. バッテリーの接続を外す バッテリーの接続を外 す (ページ 34)を参照。 フードを開ける フードを閉じる (ページ 28)を参照。 ランプアセンブリのコネクタから、ハーネス用の コネクタを外す図 43。 タイヤの保守 整 備 間 隔: 100運転時間ごと—タイヤとリムの状態を 点検する。 100運転時間ごと—ホイールナットのトルク締め を行う。 1. タイヤとリムの劣化・磨耗状態を点検する。 注 運転中に縁石にぶつけるなどした場合、リム が破損したり、トーインが狂ったりする可能性が ありますから、このような事故の後では必ず点検 してください。 2. ステアリングとサスペンション 関係部分を点検する g036873 図 43 1. スピードクリップ 4. ヘッドライト 2. バンパーの開口部 5. ランプアセンブリ 3. 調整ねじ 6. ハーネスの電気コネクタ 4. ヘッドライトをヘッドライトブラケットに固定している スピードクリップを外す図 43。 5.
運転席に着席した人または運転士代わりのおも りは、以下の調整作業中、ずっと運転席にいる 必要がある。 • 水平な床の上で、車両を 2-3 m まっすぐにバック させた後、まっすぐ前に押して元の位置に戻す。 これにより、サスペンションが通常の作動状態に セットされる。 • 前輪をまっすぐ前に向けた状態でトーインを測定 する。 1. 特殊工具 TORO132-5069 を使って、ショックア ブソーバのカラーを回転させてスプリングの長さを 変更する 図 46 。 注 キャンバの調整は、車両前部にアタッチメント を付けて使用する時、またはタイヤの摩耗が不 均一な時以外は行わないでください。 g313199 図 44 1. ハンドルを直進位置にした ときの状態 2. 直進位置から 13 mm 回し たときの状態 g033218 図 46 1. 2. g313201 図 45 1. ピニオンシャフトのシール ショックアブソーバのスプリ ング カラー 3. スプリングの長さ 2.
4. トランスアクスルオイルの交換 前後の測定値の差が所定範囲0-6 mmにならない 場合は、タイロッドの外側端部にあるジャムナット をゆるめて調整を行う図 48。 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 オイルの種類 SAE 10W30API 規格 SJ またはそれ以上 オ イ ル の 容 量 1.4 リットル 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、 ON/OFF スイッチを OFF にし、キーを抜き取る。 2. 補給口および排出口の周囲をウェスできれいに ふき取る 図 50 。 g033219 図 48 1. タイロッド 2. ジャムナット 5. 両方のタイロッドを回して前タイヤを内向きまた は外向きに調整する。 6. 正しく調整できたら、タイロッドのジャムナットを 締める。 7. ハンドルで右旋回と左旋回操作を行って、左右一 杯までハンドルが切れることを確認する。 g002109 図 50 1. トランスアクスルオイルの量を 点検する ドレンプラグ 2. 補給プラグ 3.
g004048 図 51 1. オイルレベル 8. ガスケットと補給プラグを元通りに取り付ける図 50 。 9. エンジンを始動しウォームアップする。 10. g002093 図 52 オイルの量を点検し、ねじ山の下位置よりも下 がっている場合には適宜追加する図 50。 1. 3. ニュートラルの点検と整備 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと シフトレバーをニュートラル位置にする。 2. ニュートラルブラケットがニュートラル位置シフトブ ラケットの下にあるケーブル取り付けブラケットと 面一になっていることを確認する図 52。 2. ロックナット ロックナットのひとつ図 52を回して、ナットワッ シャの底面とニュートラルブラケットとの間のすき まが 0.76-1.
6. エンジンを始動し、前進、後退、ニュートラルに それぞれシフトを何回か繰り返し、ニュートラルブ ラケットが適切に作動していることを確認する。 5. たまっているごみや泥を水で洗い落とし、洗浄後 はすぐにコンプレッサで吹いて乾かす。 6. 残っているごみは、速乾性のクリーナかブレー キクリーナで完全に取り除く。 一次走行クラッチの点検 注 可動部分およびその付近のごみを除去する。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 7. クラッチの操作具合は毎日点検してください。万一、 接続しにくくなったり、アイドル時にニュートラルに完全 に戻りにくくなったりした場合には、クラッチの簡単な 掃除が必要です。 もし、ベルトやクラッチシャフトにもごみや泥がた まっている場合には、目の細かい研磨用パッド などで取り除く。 8. スプリングとクラッチカバーを取り付け、フラン ジヘッドボルトを入れる 注 可動部分およびその付近のごみの除去のみ行う 9. ボルトを 12-13.5 N·m1.0-1.4 kg.m = 105-120 in-lbにトルク締めする。 ようにしてください。 1.
冷却系統の整備 冷却液を交換する。 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと/2年ごと いずれか早く 到達した方 エンジン冷却部の清掃 注意 整 備 間 隔: 100運転時間ごと 悪条件下で使用している 場合には、整備間隔を半分に短縮し てください 特殊な使用条件下で使用 する場合の保守整備について (ペー ジ 27)を参照。 エンジン停止直後にラジエターのキャップを開け ると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけどを 負う恐れがある。 重要 回転スクリーンや冷却フィン詰まった状態、ある いは冷却シュラウドを外して運転するとオーバーヒート してエンジンが損傷します。 重要 エンジンの清掃に圧力洗浄器を使うと燃料系 統に水が混入する恐れがありますから、絶対に使用 しないでください。 エンジンの外面をきれいに拭く。 • エンジン回転中はラジエターのふたを開けな いこと。 • 分ぐ ら い 待 っ ラ ジ エ タ ー が 十 分 に 冷 え る ま で 15分 てからキャップを開けるようにすること。 • キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。
ブレーキの整備 ブレーキケーブルの調整 ブレーキの点検 1. 駐車ブレーキレバーのグリップを外す図 56。 2. 駐車ブレーキレバーに調整ノブを固定している固 定ねじをゆるめ図 56、駐車ブレーキを解除し て、ブレーキ調整ノブをゆるめる。 3. 機体の下側で、駐車ブレーキケーブルのねじ 山付きアジャスタの後ジャムナッ トを4回転ゆる める 図 57 。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 重要 ブレーキは極めて重要な安全装置です。十分 な機能と安全性を確保するために、所定期間ごとに 入念に点検してください。 • ブレーキライニングが磨耗や破損していないか点検 する。ライニングブレーキパッドの厚みが 1.6 mm 以下となっている場合には、ブレーキライニング を交換する。 • ブレーキ・プレートなどに磨耗や変形が発生して いないか点検する。変形しているものは交換して ください。 • ブレーキオイルの量を点検する ブレーキオイル量 の点検 (ページ 19)を参照。 駐車ブレーキのハンドルの調 整 g029672 図 57 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1.
D. ベルトの整備 ステップA-Cを最大あと3回まで繰り返し て、ブレーキに必要な力を133-156 N·m 4.2-4.8 kg.m = 30-35 lbfに調整する。 走行ベルトの整備 注 上記のいずれの方法でも駐車ブレーキ ケーブルの調整を適切にできない場合には、 ブレーキパッドが摩耗していないか点検して ください。 新しいベルトに交換した場合には、しばらくの間ならし 期間が必要です。これは、通常通りの運転を行うこと で2運転時間以内で終了します。 • 固定ねじを締め、グリップを取り付ける図 56。 走行ベルトの点検 ブレーキオイルの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと 200運転時間ごと 代理店に連絡してください。 注 ニュートラルアイドリング中でも車両が動き出す場合 には、クラッチが汚れている可能性があります。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、キー をOFFにして抜き取る。 2. 荷台を上げ、支持棒で支える 荷台を上げる (ペー ジ 17)を参照。 3.
シャーシの保守 駆動ベルトの交換 1. 2. 3. 4. 荷台を上げる 荷台を上げる (ページ 17)を参照。 ニュートラルにシフトし、駐車ブレーキを掛け、エ ンジンを停止し、キーを抜き取る。 2次クラッチを回しながら2次クラッチ部分でベル トを外す(図 58)。 1次クラッチからベルトを外す (図 58)。 荷台のラッチの整列調整手順 荷台のラッチが確実にはまらないと、走行するときに 荷台が上下に振動します。このような場合には、ラッ チのポストを調節して、荷台がシャーシにきれいに収 まるようにしてください。 注 古いベルトは廃棄する。 5. 6. 7. 1. 新しいベルトを一次クラッチに掛ける図 58。 2次クラッチを回しながら2次クラッチ部分でベル トを外す(図 58)。 荷台を降ろす 荷台を下げる (ページ 18)を参照。 ラッチポストの端についているロックナットをゆる める 図 60 。 ベルトプルバンバーを点検する 注 ベルトプルバンバーは、通常は点検の必要はなく、 振動トラブル、リビルト、エンジンマウントの破損などが あった場合に点検します。 ベルトプルバンバー図 59に 2.
洗浄 保管 車体を清掃する 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 必要に応じて洗車してください。水または水と洗剤で洗 浄します。柔らかい布などを使っても構いません。 2. エンジンのシリンダヘッドや冷却フィン、ブロアハ ウジングをふくめた車両全体を洗浄する。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができま す。ただし高圧洗浄器は使用しないでください。 高圧の水で洗浄すると電気系統やグリス部へ水 が浸入する恐れがあります。また、コントロール パネルやヘッドライド、エンジン、バッテリー部に 大量の水をかけないようにしてください。 重要 圧力洗浄機を使っての清掃は避けてください。電 装部や潤滑部に水が浸入すると、問題が起こりやすく なります。また、コントロールパネル、エンジン、バッ テリー付近に大量の水をかけないようにしてください。 3. ブレーキを点検する ブレーキの点検 (ページ 43) を参照。 4. エアクリーナの整備を行う エアクリーナの整備 (ページ 31)を参照。 5.
米国外のディストリビュータ一覧表 ディストリビュータ 輸入販売代理店 Agrolanc Kft Asian American Industrial (AAI) B-Ray Corporation Brisa Goods LLC Casco Sales Company Ceres S.A. CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co. Fat Dragon Femco S.A. FIVEMANS New-Tech Co., Ltd ForGarder OU ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Golf international Turizm Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) Hydroturf Int. Co Dubai Hydroturf Egypt LLC Irrimac Irrigation Products Int'l Pvt Ltd. Jean Heybroek b.
Toro 製 品 保 証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥 に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 **アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service Depar