Operator's Manual
運転席に着席した人または運転士代わりのおも
りは、以下の調整作業中、ずっと運転席にいる
必要がある。
•水平な床の上で、車両を2-3mまっすぐにバック
させた後、まっすぐ前に押して元の位置に戻す。
これにより、サスペンションが通常の作動状態に
セットされる。
•前輪をまっすぐ前に向けた状態でトーインを測定
する。
1.特殊工具TORO132-5069を使って、ショックアブ
ソーバのカラーを回転させてスプリングの長さを
変更する図46。
注 注
注
キャンバの調整は、車両前部にアタッチメント
を付けて使用する時、またはタイヤの摩耗が不
均一な時以外は行わないでください。
g033218
図 図
図
46
1.ショックアブソーバのスプリ
ング
3.スプリングの長さ
2.カラー
2.水平な床の上で、車両を2-3mまっすぐにバック
させた後、まっすぐ前に押して元の位置に戻す。
3.前輪の前と後ろで、左右のタイヤの中央線間距
離を測る計測はアクスルの高さで行う(図47)。
g009235
図 図
図
47
1.タイヤのセンターライン後
側
3.アクスルのセンターライン
2.タイヤのセンターライン前
側
4.前後の測定値の差が所定範囲0-6mmにならない
場合は、タイロッドの外側端部にあるジャムナット
をゆるめて調整を行う図48。
g033219
図 図
図
48
1.タイロッド2.ジャムナット
5.両方のタイロッドを回して前タイヤを内向きまた
は外向きに調整する。
6.正しく調整できたら、タイロッドのジャムナットを
締める。
7.ハンドルで右旋回と左旋回操作を行って、左右一
杯までハンドルが切れることを確認する。
ト ト
ト
ラ ラ
ラ
ン ン
ン
ス ス
ス
ア ア
ア
ク ク
ク
ス ス
ス
ル ル
ル
オ オ
オ
イ イ
イ
ル ル
ル
の の
の
量 量
量
を を
を
点 点
点
検 検
検
す す
す
る る
る
整 整
整
備 備
備
間 間
間
隔 隔
隔
:100運転時間ごと
オ オ
オ
イ イ
イ
ル ル
ル
の の
の
種 種
種
類 類
類
SAE10W30API規格SJまたはそれ以上
1.平らな場所に駐車し、エンジンを停止させ、駐車
ブレーキを掛けてキーを抜き取る。
2.点検穴についているボルトを外す(図49)。
注 注
注
トランスアクスルのオイル量は、点検穴の下
の縁まであるのが適正です。
g002082
図 図
図
49
1.点検穴
3.トランスアクスルのオイル量が点検穴の下の縁ま
でない場合には、適切なオイルを補給するトラン
スアクスルオイルの交換(ページ40)を参照。
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