Form No. 3370-265 Rev A Workman® MD お よ び MDX 汎 用 作 業車 07266— —シ リ ア ル 番 号 310000001 以 上 モ デ ル 番 号 07266 07266TC— —シ リ ア ル 番 号 310000001 以 上 モ デ ル 番 号 07266TC 07273— —シ リ ア ル 番 号 310000001 以 上 モ デ ル 番 号 07273 07273TC— —シ リ ア ル 番 号 310000001 以 上 モ デ ル 番 号 07273TC 07279— —シ リ ア ル 番 号 310000001 以 上 モ デ ル 番 号 07279 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
この機械は専門業務に従事するプロのオペレー タが運転操作することを前提として製造された 作業用車両です。各種の作業に必要な人や資材 を運ぶための車両として作られています。この 車両が安全に運ぶことのできる人間は、運転者 およびその隣の所定の座席に座る運転助手で す。荷台は人を運ぶのに適しておりません。 ださい。お問い合わせの際には、必ず製品の モデル番号とシリアル番号をお知らせくださ い。図 1 にモデル番号とシリアル番号を刻印 した銘板の取り付け位置を示します。いまのう ちに番号をメモしておきましょう。 この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合証 明書)をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 この製品のエンジンからの排気やその成分 はカリフォルニア州では発ガン性や先天性 異常を引き起こす物質とされています。 図1 1.
目次 エンジン・オイル(モデル 07273/TC のみ) ...........................28 点火プラグの整備(モデル 07266/TC および 07279 のみ)................30 点火プラグの整備(モデル 07273/TC のみ) ...........................30 燃料系統の整備 .......................31 燃料ラインとその接続の点検 ...........31 燃料フィルタの交換 ..................31 電気系統の整備 .......................31 ヒューズの交換......................31 ヘッドライトの交換 ..................31 バッテリーの整備 ....................32 走行系統の整備 .......................34 ニュートラルの点検と整備.............34 タイヤの点検 .......................35 サスペンションの調整 ..............
安全について 付されているステッカーの内容を熟知させ てください。 • 特殊な場所(例えば斜面)のための作業手 順や安全確認規則をきちんと作成し、全員 がそれを守って作業を行うよう徹底してく ださい。 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりする と、人身事故につながります。事故を防止する ため、以下に示す安全上の注意や安全注意標識 のついている遵守事項は必ずお守りください。 警告 、危 危険 など、人身の安全に これは 注 意 、警 関わる注意事項を示しています。これらの注意 を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発生 することがあります。 運転の前に • 本機をご使用になる前に必ずこのマニュア ルをお読みになり、内容をよく理解してく ださい。 ワークマンの運転、管理、保守に関わる方々 は、以下のような安全関連規格・規則について の知識をお持ちになると有利です(下記住所に 英語資料を請求することができる)。 • 子供には絶対に運転させないでください。 オペレータは、少なくとも普通自動車の運転 免許取得者程度の力量は必要です。 • 引火性および可燃性液体の取り扱い規則: ANSI/NFPA 30
• 安全への注意がおろそかになると、転倒な ど思わぬ事故となり、けがや死亡など重大な 結果を招きます。運転は常に慎重に。転倒 や暴走事故を防止するために以下の点にご 注意ください: – バンカーや川、減速ランプ、不案内な場 所、地形や地表状態が一定しない場所な どでは必ず減速し、安全距離を取り、十 分な注意をはらう。 – 隠れた穴などの見えない障害に警戒を 怠らない。 – ぬれた場所、悪天候時、満載状態など での運転には十二分の注意を払う。満載 状態では停止距離が長くなることを忘れ ずに。 – 急停止や急発進をしないこと。後退から 前進、あるいは前進から後退への切り替 えは、完全に停止する。 – 旋回するときは必ず速度を落とす。急旋 回など突然の操作は、その後の制御が不 安定になりやすく事故のもとであるから 行わない。 – ダンプするときは後方に人がいないのを 必ず確認する。人の足元にダンプしない こと。テールゲートのラッチを外す時は 車の後ろでなく横に立って行う。 – 荷台を上昇させたままでの運転は絶対 にしない。 – バックする際には必ず後方を確認し、人 がいないことを確かめる。後退時は速度 を落とす。
斜面での運転 • 万一、機体が異常な振動をした場合は、直ち にエンジンを停止し、機械の全動作が停止す るのを待ち、それから点検にかかってくださ い。破損部は必ず修理交換してから作業を再 開してください。 警告 1. マシンの動作を完全に停止させる。 斜面では転倒しやすくなる上、斜面を登りき れないときにはエンジンが停止してしまう場 合もあります。 あわてると人身事故を起こす 危険があります。 2. 駐車ブレーキを掛け、 • 急斜面に乗り入れないこと。 3. キーを OFF位置に回す。 • 下り坂で、特に荷を積んでいる場合には、 急加速や急ブレーキをしないでください。 • 運転席を離れる前に: 4.
• 荷台からはみ出る積み方や重心が偏ってい る荷物を載せる場合には特に注意が必要で す。 なるべくバランス良く積み、ずれない ように配慮してください。 • 積荷は必ず固定してください。 固定できな い荷物や液剤タンクを積んでいる場合はそ れらが動いて重心が変化します。 特に旋 回中、斜面走行中や速度を急に変化させた 時、凹凸のある場所を走行している時には、 この現象が起こりやすくなります。 重心 の急変は転倒につながりますから十分注意 してください。 で斜面を下っているときに急ブレーキを掛け ると後ろに転倒する危険が高くなります。 • 傾斜の多い場所で使用する場合のオプショ ンとしてROPSキットがあります。 ラフな場所での運転 ラフ、凹凸のある場所、縁石の近く、穴の近く など路面が一定でない場所では必ず減速してく ださい。 積荷が移動すると重心が移動し、運 転が不安定になりやすくなります。 傾斜の多い場所で使用する場合のオプションと してROPSキットがあります。 警告 警告 荷台は相当の重さになる。 万一手などを挟 まれると大けがをする。 – 荷台を降ろすときには、荷台に手やそ の他の部分を近づ
左手の振動レベルの実測値 = 1.03 m/s2 • ボルト、ナット、ネジ類は十分に締めつけ、 常に機械全体の安全を心掛けてください。 不確定値(K) = 0.5 m/s2 • 火災防止のため、エンジンの周囲に、余分 なグリス、草や木の葉、ホコリなどが溜ま らないようご注意ください。 実測は、EC規則 1032 に定める手順に則って実 施されています。 • 燃料残量やオイル洩れやバッテリー液など の点検には、絶対に火を使用しないでくだ さい。 全身の振動 振動レベルの実測値 = 0.42 m/s2 • エンジンを回転させながら調整を行わなけ ればならない時は、手足や頭や衣服を可動部 に近づけないように十分ご注意ください。 また、無用の人間を近づけないようにして ください。 不確定値(K) = 0.5 m/s2 実測は、EC規則 1032 に定める手順に則って実 施されています。 • ガソリンや溶剤を使ってパーツ(部品)を 洗浄する時には必ず密閉型の洗浄容器を使っ てください。 Model .
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなく なったものは必ず新しいものに貼り替えてください。 117–5001 1. 警告 ― オペレーターズマニュアル を読むこと。 7. ホーン(警笛) 2. 3. 衝突の危険 ― 公道上を走行しないこと。 落下危険:荷台に人を乗せないこと。 8. アワーメータ 9. 10. ヘッドライト パワー ― Off 4. 落下の危険 ― 子供に運転させないこと。 エンジンの始動手順;着席し、駐車ブレーキを解除し、キーをON 11. 位置に回しアクセル・ペダルを踏み込む。 6. エンジンの停止手順;アクセル・ペダルから足をはなし、駐車ブ 12. レーキを掛け、キーを OFF 位置に回して抜き取る。 5. パワー ― On 電気ソケット 104-6581 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 火災の危険: 燃料補給前にエンジンを止めること。 3. 警告:講習を受けてから運転すること。 4.
112-3325 99-7345 1. ヒューズに関する情報は オ ペレーターズマニュアル を 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 表面が熱い・火傷の危険: 近づかないこと。 2. 昇降/ゲート, 30 A 3. ベルトに巻き込まれる危険: 可動部に近づかないこと。すべ てのガード類を正しく取り付けて使用すること。 3. ホーン/電源ソケット, 10 A 4. 荷台に押しつぶされる危険: 支え棒で荷台を支えること。 4. ヘッドライト, 15 A 5. 本体ヒューズ、20 A 参照のこと。 115–7739 1. 落下危険:荷台に人を乗せないこと。 115-2412 1. 警告: オペレーターズマニュアル を読むこと:ここに物を収 納しないこと。 99-7350 1. 99-7952 1. 2. チョーク 後退 3. ニュートラル 4.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 1 ハンドル 1 ハンドルを取り付ける(モデル 07266TC と 07273TC のみ) 2 必要なパーツはありません。 – バッテリーを充電する(モデル 07266TC と 07273TC のみ) 3 オペレーターズマニュアル エンジンマニュアル パーツカタログ 安全講習資料 登録カード PDI(納品前検査票) 品質検査証明書 キー 1 1 1 1 1 1 1 2 実際に運転を始める前にオペレーターズ マニュアル を読みトレーニング資料をご 覧になってください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 ハンドルを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 図3 手順 1. 2. 3. 4. 注 この作業はモデル 07266TC と 07273TC の みに必要な作業です。 1. ハンドルのセンターカバーを止めつけてい るタブ(耳)を外す。カバーを取り外す。 2.
6. キャップを取る。補給リングの高さまで、 各セルにゆっくりとバッテリー液を補給す る。キャップを取り付ける。 2 重要 バッテリー液を入れすぎないようにし てください。バッテリー液があふれ出て機 体に触れると激しい腐食を起こします。 バッテリーを充電する 必要なパーツはありません。 7. バッテリーを取り付ける;「保守」の章の 「バッテリーの取り付け」の項を参照。 手順 なし 3 注 この作業はモデル 07266TC と 07273TC の バッテリーのみに必要な作業です。 マニュアルを読み安全トレーニン グ資料を見る バッテリーに電解液が入っていない場合やバッ テリーが未充電の場合には車両から取り外し、 バッテリー液を入れて充電してください。比重 1.260 のバッテリー液を購入してください。 この作業に必要なパーツ 1. バッテリーは、機体右側、助手席の後ろに ある。バッテリー・カバーを取り外す。 2.
製品の概要 2 3 1 5 6 4 G014967 7 図4 1. 2. フードストラップ 3. 荷台 5. 燃料キャップ 駐車ブレーキ 4. 荷台のラッチ解放レバー 6. ギアシフト・セレクタ 各部の名称と操作 7. 牽引用トング す。 ペダルをさらに踏み込むと走行速度が上 がります。 踏み込みをゆるめると走行速度が 下がり、ペダルから足を離すとモータが停止し ます。 最高速度(前進時)は 26 km/h です。 ブレーキペダル 速度を下げたり停止するのに使用します (図 5)。 注意 ブレーキが磨耗したり調整が狂ったりすると 人身事故の原因となります。 ブレーキ・ペダルを一杯に踏み込んだ時、ペダ ル と 運 転 台 の 床 と の 距 離 が 25 mm 以 下 と な る ようなら調整または修理が必要です。 図5 1. ブレーキペダル 5. 助手席用手すり 2. 駐車ブレーキセンター・コン ソール 6. オペレーターズマニュアル 3. ハンドル 7. 4.
チョーク・コントロール 6 運転席右の下側に配置されています。エンジン が冷えている時にはチョークを外側に引いてか らエンジンを始動します(図 6)。エンジンが 始動したら、エンジンがスムーズに回転を続け られるように調整してください。なるべく早く 元の位置に戻すようにしてください。エンジン が温かい時にはチョークは不要です。 G009192 1 2 3 4 5 図7 1. ホーンボタン(TC モデルの み) 2. アワーメータ 3. ライト・スイッチ 4. 始動スイッチ 5. 電源ソケット 6. オイル圧警告灯 アワーメータ 図6 1. チョーク 2.
図8 1. 2. なし 満タン 3. 指示針 4. 燃料計 5. 燃料タンクのキャップ 手すりと腰部ガード 助手席用の手すりと腰部ガードが、ダッシュ パネルの右側と各座席の外側についています (図 9)。 2 1 G009193 図9 1. 助手席用腰部ガード 2.
仕様 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあります。 MD MDX ベース重量 乾燥重量 544 kg 定格容量(平坦路面の場合) 総重量 567 kg(オペレータおよび助手席乗員の 体重をそれぞれ 90.7 kg とし、積載物、トレーラ・ トング重量、トレーラの総重量、アクセサリの重 量を含む) 総重量 749 kg(オペレータおよび助手席乗員の 体重をそれぞれ 90.7 kg とし、積載物、トレー ラ・トング重量、トレーラの総重量、アクセサリの 重量を含む) 最大車両重量(平坦地で) 1111 kg(上記重量を全て含む) 1292 kg(上記重量を全て含む) 最大積載量(平坦路面の場合) 385 kg (トレーラ・トング重量とトレーラの総重量 を含む) 567 kg (トレーラ・トング重量とトレーラの総重 量を含む) 牽引能力 標準ヒッチ トングの最大重量は 23 kg;トレーラの最大重量は 181 kg ヘビーデューティー・ヒッチ トングの最大重量は 45 kg;トレーラの最大重量は 363 kg 全幅: 150 cm 全長 299 cm 地上高 25.
運転操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 このマニュアルに記載されている安全上の注 意やステッカーの表示内容を良く読んでくだ さい。この機械についてよく知っておくこと があなた自身や周囲の人を事故から守ること につながります。 図 10 モデル 07266/TC 始動前の点検 毎日、運転前に以下の項目を点検してくださ い。 • タイヤ空気圧。 • • • • • 1. 注 タイヤ空気圧は、普通の自動車より低く 設定されています;これは踏圧を減らし芝 生の損傷を防止するためです。 燃料、オイルなどの量を点検し、不足して いれば適正品を適正量まで補給する。 ブレーキペダルの作動を点検する。 ランプ類が正常に作動することを確認する。 ハンドルを左右一杯に切って応答を確認 する。 オイル漏れや各部のゆるみなどの異常が ないか点検する。オイル漏れ、各部のゆる みなどの点検は必ずエンジンを停止し、機 械の可動部がすべて完全に停止している状 態で行う。 ディップスティックと補給口 図 11 モデル 07273/TC 1. ディップスティック(ループ 下向き) 2.
ブレーキ・オイル量の点検 危険 ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質であ る。発火したり爆発したりすると、やけどや 火災などを引き起こす。 • 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷え た状態で行う。こぼれたガソリンはふき 取る。 • 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、 絶対に本機への燃料補給をしてはならな い。 • 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃 mm程 程度 下 ま 料 タ ン ク の 首 の 根 元 か ら 6 ~ 13 mm でとする。これは、温度が上昇して燃料は 膨張したときにあふれないように空間を確 保するためである。 • ガソリン取り扱い中は禁煙を厳守し、火花 や炎を絶対に近づけない。 • 燃料は安全で汚れのない認可された容器に 入れ、子供の手の届かない場所で保管す る 。 30 日 分 以 上 の 買 い 置 き は 避 け る 。 • 運転時には必ず適切な排気システムを取り 付け正常な状態で使用すること。 初回運転の前にブレーキオイルの量を確認して ください; 「保守」の「ブレーキの整備」の 「ブレーキ・オイルの量の点検」を参照。 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 :
エンジンの始動手順 1. 運転席に座り、キーを差し込んで右回しに ON 位置まで回す。 注 この時、後退アラームを装備している車 両で、ギアが後退にセットされている場合 には、ブザーがなってそれを知らせる。 2. ギア・シフト・レバーを入れる(どの位 置でもよい)。 3. 駐車ブレーキを解除する。 4. アクセル・ペダルをゆっくりと踏み込む。 注 エンジンが冷えている場合には、アクセ ル・ペダルを半分程度まで踏み込んだ状態 でチョークをON位置まで引く。エンジンの ウォームアップが終了したら、チョークを OFFに戻す。 図 12 1. 2. なし 満タン 3. 指示針 4. 燃料計 5. 燃料タンクのキャップ 重要 エンジンの押しがけや引きがけをしな いでください。 3. 燃料タンクのキャップを取る。 4. タンクの天井から約 2.
2 3 1 図 15 1. ラッチ 2. ナット 3. ラッチポスト g014860 図 14 1. レバー 2. プロップロッド 3. 2. ラッチ・ポストを右回りに回転させてラッ チにちょうどはまるようにし、その位置で ナットを締める(図 15)。 3. 同様の方法で機体の反対側でも作業を行う。 ロック位置(スロット) 3. プロップロッドを固定スロットにはめ込ん で荷台を固定する(図 14)。 テールゲートのラッチの操作 • テールゲートを開けるには、ラッチを外 側に引いて上に跳ね上げ、テールゲートを ゆっくりと降ろす(図 16)。 荷台を下げる 警告 荷台は相当の重さになる。 万一手などを挟ま れると大けがをする。 荷台を降ろすときには、荷台に手やその他の 部分を近づけないよう十分注意すること。 プロップ・ロッドを固定スロットから外し、 ラッチが掛かるまで荷台を下げて固定する。 荷台のラッチの調整 図 16 荷台のラッチが確実にはまらない(走行すると 上下に振動する)場合には、ラッチのポスト を調節してください。 1.
• 最初の数時間は急ブレーキを掛けないよう に注意する。 ブレーキのライニングは数時 間程度の慣らしがけが必要である。 • 意識的に速度を変えながら走行する。急発 進や急停止をしない。 • エンジンオイルの初期交換は不要。初期 オイルには通常のエンジンオイルを使用し ている。 • 初期整備については「保守」の章を参照 する。 • 前サスペンションの位置を定期的に点検 し、必要に応じて調整を行う。「保守」の 「走行システムの整備」の「前サスペン ションの調整」を参照。 図 17 1. 車両を牽引する場合 緊急時には、短距離に限り、本機を牽引して移 動することができます。 ただし、通常の移動 にはこの方法を使わないでください。 荷台への搭載について 荷台の容量は 0.
トレーラ自体が過積載にならないように注意し てください。 過積載では車両の性能が十分発 揮できないばかりか、ブレーキ、車軸、トラン スアクスル、モータ、ハンドル機構、サスペ ンション、ボディー構造、タイヤ等を破損す る場合もあります。 必ず積載重量の60%をト レーラの前側に振り分けてください。 これに より、ヒッチ・プレートに掛かる負荷がトレー ラの総重量(グロス)の約10%となります。 車両総重量(GTW)を含めた最大積載重量が 567 kg を超えてはなりません。例: 総重量 (グロス)が 181.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • エンジン・オイルを交換する. (07273/TC) • 走行ベルトの状態を点検する。 • スタータ・ジェネレータ・ベルトの張りを点検する。 使用開始後最初の 25 時間 • エンジン・オイルを交換する(07266/TC)。 使用開始後最初の 50 時間 • フィルタの開口部分を点検する。 使用するごとまたは毎日 • • • • • エンジンオイルの量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する。 トランスミッションオイルの量を点検。 ギアシフトの操作を点検する。 ブレーキオイルの量を点検する。 50運転時間ごと • エンジン・オイルを交換する(07273/TC)。 (悪条件化で使用している場合には整備間隔 を半分に縮める;「特殊な使用条件化で使用する場合の保守整備について」の項を参照。 • バッテリーケーブルの接続、磨耗状態、痛み具合の点検を行う。 • バッテリー液の量を点検する。 100運転時間ごと • ベアリングとブッシュのグリスアップを行う.
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 土 日 ブレーキと駐車ブレーキの 作動状態 ギアシフト/ニュートラルの 操作 燃料残量を点検する。 オイルの量を点検する。 トランスアクスルオイルの量 を点検する。 エア・フィルタを点検する。 エンジンの冷却フィンを点 検する。 エンジンからの異常音がな いか点検する。 運転操作時の異常音。 タイヤ空気圧を点検する。 オイル類が漏れていないか 点検する。 計器類の動作を確認する。 アクセルペダルの作動状態 を確認する。 各グリス注入部のグリス アップを行う。 塗装傷のタッチアップ修理 を行う。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険 である。 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停止し、キーを抜いておくこと。点火コードが絶対に 点火プラグと触れることのないよう、確実に隔離すること。 警告 整備作業の中には荷台を外して行わなければならないものがある。 上昇させた荷台が万一落下すると、人身事故となる。 • 荷台の下で作業する時は、必ず支持棒で荷台を支えてお
整備前に行う作業 特殊な使用条件化で使用する場 合の保守整備について 以下のような条件で使用する場合には、保守間 隔を通常の半分に短縮し、より頻繁な整備を 行ってください: 図 19 1. • 砂漠、荒れ地での作業 車体前部のジャッキアップ・ポイント • 酷寒地(気温10℃以下)での作業 • トレーラ作業 • 使用時間が極端に短い場合(一回の使用時 間が 5 分間に満たないような場合) • 非常にほこりの多い条件下での頻繁な使用 • 建設現場での使用 • 泥、砂、水などの悪条件下で長時間使用し た場合は、直後にブレーキの洗浄と点検を 行う。 これにより無用な摩耗を防止する ことができる。 図 20 1. • 重量物を運んだり悪条件下での作業が多い 場合には、グリスアップを毎日行い、エア・ クリーナを毎日点検する。 車体後部のジャッキアップ・ポイント フードへのアクセス 1.
潤滑 エンジンの整備 100運転時間ごと、または1年に1回のうち早く 到達した方の時期に、全部のベアリングとブッ シュのグリスアップを行います。 悪条件下で 作業を行っている場合には整備間隔を短くし てください。 エアクリーナの整備 エアクリーナ本体にリーク原因となりそうな傷 がないか点検してください。ボディーが破損し ている場合は交換してください。 グリスの種類: No.2リチウム系汎用グリス 本体とカバーがシールでしっかり密着している のを確認してください。 グリスアップ エアクリーナのフィルタ: 100 運転時間ごと に点検し、200 運転時間で交換、悪条件下では 間隔を短くします。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッ ティングをきれいに拭く。 注 ホコリのひどい場所で使用する場合はより 頻繁に(数時間ごとに)エアクリーナの手入 れを行ってください。 2. グリスガンでグリスを注入する。 3.
重要 エレメントを洗って再使用したり破損した エレメントを使用したりしないこと。 200運転時間ごと 1. カーボンキャニスタ下部にあるエアフィル タを探し出す(図 25)。 • 水による洗浄: 1. フィルタクリーナを溶かした水に15分 間漬けておく。クリーナの箱の使用説明 を参照のこと。 2. 15分たったら真水ですすぐ。きれいな側 から汚れた側へ向けて水を掛けてすす ぐ。 kg/cm2以 以上 ) は 重 要 高 圧 の 水 ( 2.8 kg/cm2 フィルタを傷めるので使用しないこと。 (276 kPa). 3. 暖かい風(70℃程度)でエレメントを乾 かすか、自然乾燥させる。 1 重要 電球での乾燥はフィルタを傷めるの で避ける。 • 圧縮空気による洗浄: G016517 1. フィルタを回転させながら、内側から 外側へ圧縮空気を吹きつけて汚れを飛ば す。空気ノズルはフィルタ表面から5 cm 以上離しフィルタを回転させながらごみ を吹き飛ばす。 図 25 1. フィルタの開口部 2.
図 27 G016516 図 26 1. エンジン・オイルのドレン・ プラグ 2. エンジン エンジン・オイルの量の点検 3. 走行用 1 次クラッチ 注 廃油はリサイクルセンターに持ち込むな ど適切な方法で処分する。 6. ディップスティック取り付け部の周囲をき れいに拭き、キャップを外す。 7. 補給口から、所要量の約80%をゆっくりと 入れ、オイル量を点検する;「運転」の「エ ンジン・オイルを点検する」を参照。ディッ プスティックの F (FULL) マークに達す るまで補給口から残りのオイルをゆっくり と補給する。 8. ディップスティックを元通りに取り付ける。 エンジンオイルの量を点検する:「運転」の 「エンジンオイルの量を点検する」を参照。 エンジン・オイルの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 25 時間 100運転時間ごと (悪条件化で 使用している場合には整備間隔 を半分に縮める;「特殊な使用 条件化で使用する場合の保守整 備について」の項を参照。 エンジン・オイル(モデル 07273/TC のみ) 1. エンジンを始動し、数分間走行してオイル を温める。 2.
図 29 1. 図 28 エンジン・オイルのドレン・ プラグ 2. エンジン・オイルのフィルタ 6. 給油口からディップスティックのFull 位置 まで補給する。補給するときは、ディップス ティックで確認しながら少量ずつ入れる。 入れすぎないこと。 エンジンオイルの量の点検 エンジンオイルの量を点検する:「運転」の 「エンジンオイルの量を点検する」を参照。 7. キャップとディップスティックをしっかり と取り付ける。 エンジン・オイルの交換 オイル・フィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと (悪条件化で使用 している場合には整備間隔を半 分に縮める;「特殊な使用条件 化で使用する場合の保守整備に ついて」の項を参照。 50運転時間ごと (悪条件化で 使用している場合には整備間隔 を半分に縮める;「特殊な使用 条件化で使用する場合の保守整 備について」の項を参照。 1.
点火プラグの整備(モデル 07266/TC お よ び 07279 の み ) 点火プラグの整備(モデル 07273/TC の み ) 点火プラグは、100運転時間ごと、または1年 に1回のうち早く到達した方の時期に点検しま す。破損している部品を発見したら交換して ください。 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと タイプ: Champion RN14YC(または同等品) エンジンの性能を保持し排ガスをクリーンに維 持するために、点火プラグは800運転時間ごと または1年間のうち先に到達した時期に交換し てください。 エア・ギャップ: 0.762 mm タイプ: Champion RC14YC(または同等品) エア・ギャップ: 0.762 mm 点火プラグの点検と交換 注 点火プラグは非常に耐久性のある部品です が、エンジンが不調の場合には必ず取り外して 点検します。 1. 点火プラグを外した時にエンジン内部に異 物が落ちないように、プラグの周囲をきれ いに清掃する。 2. 点火コードをプラグから外し、シリンダヘッ ドからプラグを外す。 3.
燃料系統の整備 電気系統の整備 燃料ラインとその接続の点検 ヒューズの交換 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 全部で3本のヒューズを使用しています。ヒュー ズはダッシュボードの下の運転席側に取り付け てあります(図 33)。 400 運転時間ごと又は1年に1回のうち早い方 の時期に点検を行ってください。劣化・破損状 況やゆるみが発生していないかを調べてくださ い。 燃料フィルタの交換 補助(未使用) 30 A 始動システム/ホーン 10 A ヘッドライト 15 A 電源ソケット 20 A 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 燃料フィルタは 800 運転時間ごとまたは1年 のうち早く到達した方の時期に交換を行って ください。 1. 荷台を上げ、支持棒で支える。 2. 燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく。 3. フィルタを燃料ラインに固定しているクラ ンプを外す(図 32)。 図 33 図 32 1. 燃料フィルタ 4. 新しい燃料フィルタを取り付け、元のよう にクランプを取り付ける。 1. ヒューズ・ブロック 2. アース端子ブロック 3.
電球の交換 2 注意 G009198 1 ハロゲン電球は使用中に高温となる。 高温の電 球に触れると手などに火傷を負う危険がある。 6 電球を交換する際には、必ず電球が十分に冷え てから作業に掛かること。電球の取り扱いに は十分注意すること。 3 5 注意 4 図 34 電球の表面を少しでも汚すと電球の破損や破裂 の原因となり、一旦そのような事故が起こる と安全上非常に問題である。 電球を取り扱う際には、透明の石英ガラス部分 に直接手を触れないように、ペーパータオルな どを使い、ベース部分を持つこと。 1. ヘッドライト 4. ヘッドライトの電気コード ハーネス接続部 2. 取り付け穴 3. ヘッドライト・アセンブリ 5. 6. スピードクリップ 平ワッシャ 3. 取り付け穴に新しいヘッドライトを取り付 ける(図 34)。柱状の合いマーク突起がバ ンパー側の取り付けブラケットの穴にそろう ように取り付けること。 4. 先ほど外したワッシャとスピードクリップ を使って、ヘッドライト・アセンブリを固 定する。 5. 先ほど取り外した電気コード・ハーネスを接 続する。 6.
バッテリーの取り付け バッテリーはいつもきれいに、またフル充電 状態に保持してください。バッテリーやバッ テリー・ボックスはペーパータオルで清掃しま す。端子部に腐食が発生した場合には、重曹水 (水4:重曹1)で清掃する。清掃後は、腐食 防止のためにバッテリー端子にワセリンなど を塗布してください。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 1. バッテリー端子が車両に背を向けるように してバッテリーをボックスに置く。 2. バッテリー押さえを取り付け、先ほど取り 外したねじ類を使って固定する。 電圧: 12 V, 冷間クランキング電流 280 A @ (-18°C) 重要 バッテリーは、バッテリー押さえで常 に確実に固定しておくこと。 バッテリーの取り外し 3. 赤いプラス・ケーブルをバッテリーの(+) 端子に、黒いマイナス・ケーブル(-)をバッ テリーの(-)端子に取り付け、ボルトと蝶 ネジで固定する。プラス端子にゴムカバー を取り付ける。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、 キーをOFF位置に回して抜き取る。 2.
1. バッテリー上面をペーパー・タオルできれい に拭く。 走行系統の整備 2. バッテリーの各セルからキャップを外し、 各セルの上限まで、ゆっくりと蒸留水を入れ る。キャップを元通りに取り付ける。 ニュートラルの点検と整備 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 重要 バッテリー液を入れすぎないようにし てください。バッテリー液があふれ出て機 体に触れると激しい腐食を起こします。 定期整備を行う時やエンジンの故障診断を行う 時には、トランスアクスルをニュートラルにシ フトしておく必要があります(図 35)。トラ ンスアクスルをニュートラル位置にするにはシ フトレバーを操作します。以下の操作を行っ て、ニュートラルでシフトレバーが正常に機能 することを確認してください: 1. シフトレバーをニュートラル位置にする。 2.
サスペンションの調整 合にはナットを調整して 0.07-0.15 mm の すきまを作る。 図 36 1. 2. ニュートラル・ブラケット 引っ張る 3. ケーブル・カバー 4. 0.07-0.15 mm のすきま 5. 不適:調節して 0.07-0.15 mm のすきま を作る 図 37 1. 6. エンジンを始動し、前進、後退、ニュート ラルにそれぞれシフトを何回か繰り返し、 ニュートラル・ブラケットが適切に作動して いることを確認する。 ショック・アブソーバ 2.
G009235 1 2 2 3 図 38 1. タイヤのセンターライン; 後 側 2. タイヤのセンターライン; 前 側 3. アクスルのセンターライン 1 図 40 1. 2. 前後の測定値が適正値から外れている時に は(適正値はこの項の一番最初に示されて いる)、タイロッド両側のジャムナットを ゆるめる(図 39)。 カバー 2. ボルト 4. 圧縮空気を使って、カバー内部とクラッチ 本体内部をていねいに清掃する。 注意 クラッチ内部にたまっているホコリが宙に 舞って眼を傷めたり、喉に入って呼吸困難 を起こす可能性がある。 安全ゴーグルやマスクなどの保護具を着用 して作業すること。 5. クラッチ・カバーを元通りに取り付けてボ ルト(3本)で固定する。 図 39 1. ジャム・ナット 2. タイロッド トランスアクスル・オイルの交換 3. 両方のタイロッドを回して前タイヤを内向 きまたは外向きに調整する。 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 4.
冷却系統の整備 エンジン冷却部の清掃 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 100運転時間ごとに、回転スクリーン、冷却フィ ン、エンジンの外周の掃除を行ってください; 非常にほこりの多い場所で作業をする場合には 清掃間隔を短くしてください。 図 41 1. ドレンプラグ 2. 点検穴 重要 回転スクリーンや冷却フィン詰まった状 態、あるいは冷却シュラウドを外して運転する とオーバーヒートしてエンジンが損傷します。 3. オイル槽(図 42)に約 1.4 リットルの SAE 10W30 自動車用オイルを入れる(点検穴の下 の縁まで入ればよい)(図 41)。 重要 エンジンの清掃に圧力洗浄器を使うと燃料 系統に水が混入する恐れがありますから、絶 対に使用しないでください。 図 42 1. オイル補給口 4.
ブレーキの整備 駐車ブレーキの調整 ブレーキの点検 200運転時間ごとに駐車ブレーキの調整を確認 してください。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 1. 駐車ブレーキのゴム・カバーを外す。 ブレーキは極めて重要な安全装置です。他の安 全装置と同様、定期的に入念に点検してくだ さい。100 運転時間ごとに以下の点検を行っ てください。 • ブレーキ・シューが磨耗や破損していないか 点検する。ライニング(パッド)の厚みが 1.6 mm以下となっている場合には、シュー を交換する。 • ブレーキプレートなどに磨耗や変形が発生 していないか点検する。変形を発見した場 合は、該当部品を交換する。 • ブレーキオイルの量を確認する。「ブレー キオイル量の点検」を参照。 2. ブレーキレバーに調整ノブを固定している 固定ネジをゆるめる(図 44)。 図 44 ブレーキオイル量の点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 2. ノブ 3. 固定ネジ 4. 固定ネジを締め、ゴム・カバーを取り付け る。 図 43 ブレーキオイル・タンク 駐車ブレーキ・レバー 3.
ベルトの整備 走行ベルトの整備 走行ベルトの点検 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 200運転時間ごと 初日の運転終了後に初回点検を行い、その後は 200 運転時間ごとに点検を行ってください。 1. 平らな場所に駐車し、ニュートラルにシフ トし、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止 し、キーを抜き取る。 2. 荷台を上げ、支持棒で支える。 3. ベルト(図 45)を手で回転させながら磨耗 や破損がないかを点検する。必要に応じて ベルトを交換する。 図 46 1. 走行用一次クラッチのハウ ジング 2. 走行ベルト 4. スタータ・ジェネレータのベ ルト 5. ジェネレータのピボット・ブ ラケット 3. 6. ジェネレータのピボット・ナッ ト スタータ・ジェネレータ 3. エンジンのマウントとスタータとの間に バールをいれる。 4. バールを使ってスタータを動かし、ベルト のスパンの中央部を 44 N (4.5 kg) の力 で押したときに 6 mm のたわみが出るように 調整する(図 46)。 5.
洗浄 保管 洗車について 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、 エンジンを停止し、キーを抜き取る。 必要に応じて洗車してください。 柔らかい布 などを使い、水または水と洗剤で洗浄します。 たわし等を使用すると車体表面のツヤがなく なる場合があります。 2. エンジンのシリンダヘッドや冷却フィン、 ブロアハウジングを含めた車両全体を洗浄 する。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができ ます。ただし高圧洗浄器は使用しないでくだ さい。高圧の水で洗浄すると電気系統やグ リス部へ水が浸入する恐れがあります。ま た、コントロールパネルやヘッドライド、 エンジン、バッテリー部に大量の水をかけ ないようにしてください。 重要 圧力洗浄機を使っての清掃は避けてくださ い。電装部や潤滑部に水が浸入すると、問題が 起こりやすくなります。 また、コントロール パネル、エンジン、バッテリー付近に大量の水 をかけないようにしてください。 3. ブレーキの点検を行う;「保守」の章の「ブ レーキの保守」の項を参照。 4.
G. 抜き取った燃料は地域の法律などに従っ て適切に処分する。適切なリサイクル処 置を講ずる。 重要 コンディショナ入りのガソリンでも 90日 日間 以 上 の 保 存 は し な い で く だ さ い 。 90 9. 車体から点火プラグを外して点検する;「保 守」の章の「エンジンの保守」の「点火プラ グの交換」を参照。 10.点火プラグの取り付け穴から、エンジン・ オイルをシリンダ内にスプーン2杯程度流 し込む。 11.スタータ・モータを使ってクランクを回転 させて内部にオイルを十分に行き渡らせる。 12.点火プラグを取り付けて規定値にトルク締 めする;「保守」の章の「エンジンの保守」 の「点火プラグの交換」を参照。 注 点火コードは取り付けないでください。 13.
PK R 3 42 Y G009199 電 気 回 路 図 (Rev.
メモ: 43
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