Form No. 3382-407 Rev B Workman® MDE 汎 用 作 業 車 シリ ア ル 番 号 314000001 以 上 モ デ ル 番 号 07299—シ シリ ア ル 番 号 314000001 以 上 モ デ ル 番 号 07299TC—シ G015454 製品の登録は www.Toro.com.
警告 モデル番号 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 シリアル番号 この説明書では、危険についての注意を促すため の警告記号図 2を使用しております。死亡事故を 含む重大な人身事故を防止するための注意ですか ら必ずお守りください。 この機械は専門業務に従事するプロのオペレータが 運転操作することを前提として製造された作業用車 両です。各種の作業に必要な人や資材を運ぶため の車両として作られています。この車両が安全に 運ぶことのできる人間は、運転者およびその隣の 所定の座席に座る運転助手です。荷台は人を運ぶ のに適しておりません。 図2 1.
目次 ブレーキオイルの量の点検.................................33 ブレーキの点検 ..................................................33 駐車ブレーキの調整 ...........................................33 洗浄 .......................................................................34 車体を清掃する ..................................................34 保管 ...........................................................................34 故障探究 ....................................................................35 安全について ........................................
安全について 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、 人身事故につながります。事故を防止するため、以 下に示す安全上の注意や安全注意標識のついている 注意 、警 警 遵守事項は必ずお守りください。これは注 危険 など「人身の安全」に関わる注意事項を表 告 、危 しています。これらの注意を怠ると死亡事故などの 重大な人身事故が発生することがあります。 ワークマンの運転、管理、保守に関わる方々は、以 下のような安全関連規格・規則についての知識を お持ちになると有利です下記住所に英語資料を請 求することができる。 SAE J2258 軽作業用車両関連規定 • 本機は運転手以外に所定の助手席に名の乗員を 乗せることができますこれ以外の場所には絶対 に人を乗せないでください。 • アルコールや薬物を摂取した状態で運転や操作 を行うことは避けてください。医師の処方薬や 市販の風邪薬でも眠気を催すことがあります。 • 疲れているときにはこの車両を運転しないでく ださい。運転中も定期的に休憩を取ってくださ い。常に十分な注意力と集中力を発揮できるこ とが非常に重要です。 • 操作方法をしっかり身につけ
• 安全への注意がおろそかになると、転倒など思 わぬ事故となり、けがや死亡など重大な結果を 招きます。運転は常に慎重に。転倒や暴走事故 を防止するために以下の点にご注意ください 4. 注 斜面に停車する場合には、車両から降 りたら必ずタイヤに輪止めを掛けてくだ さい。 – バンカーや川、減速ランプ、不案内な場所、 地形や地表状態が一定しない場所などでは必 ず減速し、安全距離を取り、十分な注意を はらう。 5.
不整地での運転 斜面での運転 ラフ、凹凸のある場所、縁石の近く、穴の近くな ど路面が一定でない場所では必ず減速してくださ い。車体が揺れると重心が移動し、運転が不安定 になります。 警告 斜面では転倒しやすくなる上、バッテリーが急 激に消耗して斜面を登りきれないときにはモー タが停止してしまう場合もあります。 あわてる と人身事故を起こす危険があります。 • 急斜面に乗り入れないこと。 • 下り坂で、特に荷を積んでいる場合には、 急加速や急ブレーキをしないでください。 • 坂を登りきれないで停止したり、しそうに なったりした時は まず落ち着いてゆっくり とブレーキを踏み、必ずバックで ゆっくり と下がってください • 斜面では速度を十分に落とし、慎重に運転 すること。 • 斜面上での旋回は避けてください。 • 積荷をなるべく軽くし、速度を落として運 転してください。 • 斜面での停止、特に荷を積んだままでの停 止は避けてください。 不整地で使用することが多い場合には、オプション の ROPS横転保護バーの取り付けをお奨めします。 警告 路面の急変化が起こるとハンドルが突然回
くなります。 重心の急変は転倒につながります から十分注意してください。 警告 荷台は相当の重さになる。 万一手などを挟 まれると大けがをする。 – 荷台を降ろすときには、荷台に手やそ の他の部分を近づけないよう十分注意 すること。 – 周囲に人がいる場所でダンプ操作をし ない。 • • • • • • 斜面を横切るように駐車したでは、絶対にダン プ操作をしないでください。 重心の急変により 車両が転倒する危険があります。 重い積荷を積んで走行しているときには、速度 に注意し、常に安全な停止距離を確保してくだ さい。 急ブレーキは絶対につつしみましょう。 斜面ではより慎重な運転を心がけましょう。 重い物を積んでいるときは停止距離が長くな り転倒しやすくなっていることを忘れないで ください。 荷台は荷物専用のスペースです。人を乗せない でください。 過積載は絶対にやめてください。 ステッカーリ アフレームに貼ってありますで、積載限度を確 認してください。 アタッチメントにも過負荷を 掛けないでください。また、所定の車両総重量 GVWの範囲内で使用してください。 • • • • バッテリーの取り扱い
音圧 保守 • 許可を受けた有資格者以外には保守、修理、調 整、点検などの作業をさせないでください。 • 整備・調整作業の前には誤って他人がモータを 始動させることのないよう、必ず車両を停止 し駐車ブレーキを掛け、始動スイッチからキー を抜いておいてください • ボルト、ナット、ねじ類は十分に締めつけ、常 に機械全体の安全を心掛けてください。 • ガソリンや溶剤を使ってパーツ部品を洗浄する 時には必ず密閉型の洗浄容器を使ってください。 • 大がかりな修理が必要になった時や補助が必要 な時は、Toro 正規代理店にご相談ください。 • いつも最高の性能を維持するために、必ずトロ の純正部品をご使用ください。他社の部品やア クセサリを使用すると危険な場合があります。 車両の改造を行うと、機械の挙動や性能、耐久 性などが変化し、そのために事故が起きる可能 性があります。このような使い方をすると製品 保証が適用されなくなります。 この機械は、オペレータの耳の位置における音圧レ ベルが 68 dBA であることが確認されています ただ しこの数値には不確定値K1 dBA が含まれています。
104-7215 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 2. 爆発危険バッテリーの近くでは火気厳禁・禁煙厳守のこと 3. 警告 ― 講習を受けてから運転すること。 4. 転倒の危険 斜面を走る時や旋回する時は速度を落として慎重に運転すること。大量の荷物または重い荷物を積んでいる時、凹凸 の激しい場所では最高速度26km/h 以下で走行すること。 5. 転落や手足の負傷の危険 荷台に人を乗せないこと。手足を車両外に出さないこと 104-7207 1. 毒物危険 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 爆発危険火気厳禁・禁煙厳守のこと 3. 劇薬危険皮膚に付いたら真水で洗ってから救急手当て 107-0295 1. 警告バッテリーの取り扱いについて オペレーターズマニュア ル を読むこと。バッテリーは鉛を含有する。普通ゴミとして処 理禁止。運転前に必ずコードを抜くこと 2. 爆発危険火気厳禁禁煙厳守火花を出さないこと 115-2412 1. 警告 ― オペレーターズマニュアル を読むこと ここに物を保 管しないこと。. 107-0257 1.
7-0356 1. 警告ファンに触れないこと。高温部に触れないこと。 オペ レーターズマニュアル を読むこと バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります 1. 爆発の危険 2. バッテリーに人を近づけな いこと 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 保護メガネ等着用のこと 爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり 99-7350 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり トングの最大重量は 23 kgトレーラの最大重量は 181 kg 4. 保護メガネ等着用のこと 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当て を受けること 1. 5. ヒューズに関する詳しい情 報は オペレーターズマニュ アル を参照のこと。 2. 電源/アクセサリ 10A 1. 3. ホーンとライト 10A 10 9. オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 を読むこと 115–7621 6.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 ハンドル 1 ハンドルを取り付けるモデル 07299TC のみ 2 バッテリー押さえ バッテリー押さえ棒 バッテリーケーブル バッテリートレイのパッド バッテリーパッド フランジナット (3/8 インチ) バッテリー端子用保護スプレー 2 2 7 4 1 2 1 バッテリーを取り付けます モデル 07299TC のみ 。 3 必要なパーツはありません。 – タイヤ空気圧を点検する。 4 必要なパーツはありません。 – バッテリーチャージャの電圧を設定します モデル 07299TC のみ 。 5 オペレーターズマニュアル パーツカタログ 安全講習資料 登録カード PDI納品前検査票 品質検査証明書 キー 1 1 1 1 1 1 2 実際に運転を始める前にオペレーターズ マニュアル を読みトレーニング資料をご 覧になってください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 5.
ナットを 24 to 29 Nm2.5-3.0 kg.m=18-22 ft-lbsにト ルク締めする。 7. センターカバーを嵌める。 6. 3. バッテリーパッドの裏面についている接着 シートをはがし、パッドを後フレーム前部の 内側に貼り付ける図 5。 注 パッドは、フレーム前部についている上の 穴2つ並んでいるの下から約 6 mm 下に取り 付けてください図 5。 2 バッテリーを取り付ける この作業に必要なパーツ 2 バッテリー押さえ 2 バッテリー押さえ棒 7 バッテリーケーブル 4 バッテリートレイのパッド 1 バッテリーパッド 2 フランジナット (3/8 インチ) 1 バッテリー端子用保護スプレー 図5 手順 バッテリーは、Trojan T105 または T145、あるいは US Battery US2200 または US145 をお使いください。 1. バッテリーパッド 2. 後フレームの前内側面 4. バッテリーの仕様 6V 225AH @ 20hr 定格 寸法 長さ x 幅 x 高さ 26.4 x 18.1 x 26.5cm 1.
3 タイヤ空気圧を点検する 必要なパーツはありません。 手順 8運転時間ごと又は運転開始前にタイヤ空気圧を 点検してください タイヤ空気圧の適正範囲は、前後のタイヤとも 55-152 kPa 0.56-1.54 kg/cm2=8-22 psiです。 適性空気圧は積載重量によって変わります。 空気圧 低い ほうが踏圧が低くなり、乗り心地も良く、タ が低 イヤ跡も残りにくくなりますが、 重いものを載せて 高速で走るとタイヤが破損するおそれがあります。 図6 5. 6. バッテリーリテーナを取り付け、各ナットを 17-22 Nm1.7-2.3 kg.m=150-200 in-lbsにトルク締め する。 従って重い貨物を積んで速度を上げて走行する場合 高め の 空 気 圧 を選定してください。 ただし規定 には高 圧を超えないよう注意してください。 付属部品に入っているバッテリーケーブルで、 バッテリーを相互に接続する図 6。 重要 各ケーブルには大きな電流が流れます。 端子が十分に締め付けられているのを確認し てください。 注 ケーブルが、鋭利な金属部などに触れない よう、注意すること。 7.
4 5 バッテリーチャージャの電圧を設 定 す る モ デ ル 07299TC の み マニュアルを読み安全ビデオを 見る 必要なパーツはありません。 この作業に必要なパーツ 手順 重要 チャージャを正しい電圧設定で使わないとバッ テリーを破損したり機能を損なったりします。 電源電圧と、チャージャ側の受電電圧設定が一致し ているのを必ず確認してください。 1. 2. チャージャの裏面にある電圧セレクタを探し 出してください図 7。 選択スイッチを上下に動かして、電源の電圧 に合わせる 図 7 。 G005241 図7 電圧セレクタ 3. スイッチ 2. 電圧設定窓 4. スイッチの位置と電圧との 関係 オペレーターズマニュアル 1 パーツカタログ 1 安全講習資料 1 登録カード 1 PDI 納品前検査票 1 品質検査証明書 2 キー 手順 220 200 100 120 1.
製品の概要 2 3 1 4 5 G015455 6 図8 1. フードストラップ 3. 荷台 5. 充電用コンセント 2. 駐車ブレーキ 4. 荷台のラッチ解放レバー 6. 牽引用トング 各部の名称と操作 ことができます。ペダルを踏み込むとエンジンの 回転数が上がって走行速度が上がります。ペダル から足をはなすとエンジンの回転速度が下がって 走行速度が下がります。 ブレーキペダル ブレーキペダルは、走行速度を下げたり車両を停止 させるのに使用します図 9。 注意 ブレーキが磨耗したり調整が狂ったりすると 人身事故の原因となります。 ブレーキペダルを一杯に踏み込んだ時、ペダル と 運 転 台 の 床 と の 距 離 が 25 mm 以 下 と な る よ う なら調整または修理が必要です。 図9 1. ブレーキペダル 5. 2. 駐車ブレーキ/センターコン ソール 6. 3. ハンドル 7. 4.
On/Off ス イ ッ チ 状態表示ランプ 電気系統のメインスイッチで ON 位置と OFF 位置と があります図 10。右に回すとON となって走行やア クセサリの使用ができるようになります。停車した らキーを左に回して OFF にします 車両から離れる ときは、キー抜き取ってください。 この車両には、電気系統を監視制御するコンピュー タが搭載されています。 このコンピュータが、車 両の現在の状態をランプで表示します。 ON/OFF スイッチを ON にした時には、必ずこのランプの 表示を確認してください図 14。ランプが点灯して いれば正常です。 何か問題がある場合には、ランプが点滅します。 こ の点滅回数によって故障診断を行うことができま す。 ランプが点滅している場合には、 バッテリー の特性と適切な使い方 (ページ 18) を参照して故障内 容を確認してください。 ライトスイッチ ヘッドライトスイッチ図 10でヘッドライトの点灯と 消灯を行います。 図 10 1. On/Off スイッチ 5. 状態表示ランプ ホーンボタンTC モデルの み 3. ライトスイッチ 6.
手すりと腰部ガード 2 1 助手席用の手すりと腰部ガードが、ダッシュパネル の右側と各座席の外側についています図 12。 G009193 図 12 1. 助手席用腰部ガード 2. 助手席用手すり 仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 ベース重量 726 kg バッテリーを含まないベース重量 765 kg 定格容量 平坦路面の場合 総重量 545 kgオペレータおよび助手席乗員の体重をそれぞれ 90.
運転操作 運転操作 バッテリーチャージャを外す。 着席し、キーを ON/OFF スイッチに差し込ん で右回しに ON 位置まで回す。 3. 前進後退切り替えスイッチを希望の位置に セットする。 1. 2. 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 このマニュアルに記載されている安全上の注意やス テッカーの表示内容を良く読んでください。この機 械についてよく知っておくことがあなた自身や周囲 の人を事故から守ることにつながります。 注 前進後退切換スイッチを「後退」にセット したときに ON/OFF スイッチが ON になっ ていると、ブザーが鳴って車両がバックする ことを知らせます。 4. 駐車ブレーキを解除する。 5.
バッテリーシステムの適切な使い方 そして、蓄えられた電力が放出されるときには逆 の化学反応が起こって、再び充電ができるように なります。 バッテリーが完全充電されていると、バッテ リーメーターには10本のバーが表示されます充電 率 10/10 1 図 14 。 とはいえ、バッテリーは消耗品であり、寿命があり ます図 13。 バッテリーが新しい時は、100の能力を 発揮することができないので、しばらくの間は慣ら し期間が必要です。 この期間は、通常20回50回の充 放電サイクルを繰り返すことで達成されます。 図 14 図 13 バッテリーの寿命 1. バッテリー容量 4. バッテリーの本寿命 2. 充放電サイクル 5. バッテリーの寿命の終わり 3. 慣らし期間20回50回の充 放電サイクル 1.
ように、常時充電を心がけてください。 バーが毎 回 本以下になるような使い方をするとバッテリー は急速に劣化します。 2 3 1 g014860 図 17 図 16 1. 2. バッテリーのアイコン 1. ラッチレバー 警告ランプ点滅 2.
テールゲートの操作 1. 2. 注 この動作によって蝶番部分からさらに砂な どが除去されます。 4. テールゲートを元のように開いて、蝶番部分 に砂などが残っていないかチェックする。 5. 蝶番部分に残っている砂などが完全になくな るまで、ステップ 1 - 4 を繰り返す。 6. を立てて閉じ、ロックフランジ 側がテール ゲートポケット荷台側と面一になるようにす る 図 18 。 荷台が完全に降りていてラッチが掛かってい ることを確認する。 テールゲートのバックパネルについているフィ ンガープルを持ち上げる図 18。 注 を前後に動かして、ロックフランジ 側を テールゲートフランジの間にある縦溝に合わ せる。 7. 荷台の背部まで、テールゲートを下る図 18。 注 この状態で、テールゲートのロックフラン ジは、荷台のテールゲートフランジによって 完全に固定される。 荷台への搭載について 荷台の容量は 0.37 m3 です。荷物の種類によっては荷 台に一杯に積むと積載オーバーになりますから注意 が必要です。 例えば荷台一杯にぬれた砂を積むと、 その重量は 680 kg 程度になります。 図 18 1.
図 21 1. ロープ掛けのポイント 図 20 1. ラッチ 2. ナット 3. 緊急時の牽引について ラッチポスト 2. ラッチポストを右回りに回転させてラッチに ちょうどはまるようにし、その位置でナット を締める 図 20 。 3.
緊急時の牽引について ワークマンでトレーラやアタッチメントを牽引する ことができます。 牽引を行う場合、トレーラの重量 により2種類のヒッチを使い分けてください。 くわ しくはトロ社代理店にご相談ください。 ワークマン自体やトレーラ自体が過積載にならない ように注意してください。 過積載では車両の性能が 十分発揮できないばかりか、ブレーキ、車軸、ト ランスアクスル、モータ、ハンドル機構、サスペ ンション、ボディー構造、タイヤ等を破損する場 合もあります。 必ず積載重量の60をトレーラの前 側に振り分けてください。 これにより、ヒッチプ レートに掛かる負荷がトレーラの総重量グロスの 約10 となります。 車両総重量GTWを含めた最大積載重量が 362kg を 超えてはなりません。例 総重量グロスが 90kg の場 合、積荷の最大積載可能重量は 272kg となります。 ブレーキ性能を確保するため、牽引するときには必 ず荷台に積載してください。 但し車両総重量やトン グ総重量を超えないでください。 トレーラを牽引した状態で斜面に駐車しないでくだ さい。 どうしても斜面に駐車する必要がある場合に はトレーラに車止め
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 100 時間 • 慣らし運転のためのガイドライン 使用するごとまたは毎日 • タイヤ空気圧を点検する。 • バッテリーを充電する。 • ブレーキオイルの量を点検する。 25運転時間ごと • バッテリーを清掃する。 • バッテリー液の量を点検する。 100運転時間ごと • • • • • • 200運転時間ごと • 必要に応じて駐車ブレーキを調整する。 800運転時間ごと • トランスアクスルオイルを交換する。 ベアリングとブッシュのグリスアップを行う.
注意 キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでも車両を発進させることができ、危険である。 整 備 ・ 調 整 作 業 の 前 に は 必 ず キ ー を OFF に し て 抜 き 、 バ ッ テ リ ー ケ ー ブ ル を 外 し て お く こ と 。 整備前に行う作業 特殊な使用条件下で使用する場 合の保守整備について 以下のような条件で使用する場合には、保守間隔 を通常の半分に短縮し、より頻繁な整備を行って ください • 砂漠、荒れ地での作業 • 酷寒地気温10℃以下での作業 • トレーラ作業 • 泥、砂、水などの悪条件下で長時間使用した場 合は、直後にブレーキの洗浄と点検を行う。 こ れにより無用な摩耗を防止することができる。 図 23 1. マシンを持ち上げる 図 24 整備や診断の目的でモータを始動する場合には、後 輪を 25 mm 程度浮かせてください この場合、後アク スル部で車両を支えてください。 1.
潤滑 フードへのアクセス 1. フードの両側についているゴム製ストラップ をゆるめる 図 25 。 100運転時間ごと、または1年に1回のうち早く到達 した方の時期に、全部のベアリングとブッシュのグ リスアップを行います。 悪条件下で作業を行ってい る場合には整備間隔を短くしてください。 グリスの種類 No.2リチウム系汎用グリス グリスアップ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッ ティングをきれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する。 3. はみ出したグリスはふき取る。 タイロッドの端部4か所図 26とキングピン2か所図 27にグリスフィッティングがあります。 図 25 2. フードを上げる。 3. 作業が終わったらフードを閉めてゴム製スト ラップで固定する。 図 26 図は左側を示す 1. グリスニップル 2.
電気系統の整備 バッテリーの充電 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 バッテリーの保守 車両の納品時にチャージャもお届けします。 チャー ジャは乾燥した場所に保管してください。 車両を使 用していない時には常時充電しておくのが、バッテ リーの寿命を最も長くするコツです。 バッテリー の放電状態にもよりますが、フル充電まで最大16 時間かかります。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 バッテリーやバッテリー関連製品には 鉛が含まれており、カリフォルニア州 では発ガン性や先天性異常を引き起こ す物質とされています。取り扱い後は 手をよく洗ってください。 電池 な ど と は 異 な り 充 電 重 要 鉛 硫 酸 蓄 電 池 は MH電 「グセ」がつくことはありません。 完全放電させ るとバッテリーが破損する危険があります。 車両 を使用していないときはいつでも充電状態にして おいてください。 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 警告 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火気を 近づけない。 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部 分が触れるとショート
7. 電解液の量が給水口の下端から 3 mm 程度にな るように蒸留水を補給する図 28。 図 28 図 29 1. 電極版 3. バッテリー液の量 2. 補給口キャップ 4. バッテリー端子 8. 3. バッテリーと車体を接続している長いプラス ケーブル赤をバッテリー端子から外す図 29。 重要 入れすぎないようにしてください。 バッ テリー液があふれ出て機体に触れると激しい 腐食を起こします。 また電解液が多すぎると バッテリーの寿命が短くなります。 4. 各バッテリーを接続しているバッテリーケー ブルをすべて取り外す。 5. バッテリーの間にあるリテーナを取り外す。 各セルのキャップを元通りに取り付ける。 6. バッテリーを全部取り出し、法令などに則っ て適切に処分する。 7.
バッテリーの保管 注意 本機を格納保管する場合には、バッテリーを完全充 電してください。 格納保管中は常時チャージャに接 続し充電しておいてください。長期にわたって保 管する場合もこのようにしておくとバッテリーを 凍結から保護することができます。常時充電しな いで保管する場合は、少なくとも3ヶ月に一度は充 電してください。 電球を取り扱う際には、透明の石英ガラス部分 に直接手を触れないように、ペーパータオルな どを使い、ベース部分を持つこと。 ヒューズの交換 仕様 パーツカタログ を参照。 電球の表面を少しでも汚すと電球の破損や破裂 の原因となり、一旦そのような事故が起こる と安全上非常に問題である。 全部で2本のヒューズを使用しています。ヒューズ はダッシュボードの下の運転席側に取り付けてあ ります(図 30)。 開ける 10 A 電源ソケット 10 A ヘッドライトとホーン 10 A 1. ランプの後ろにあるハウジングから電気コー ドハーネスを外す。 2. 保護用のゴム製ブーツを外す図 31。 1 図 31 1. スペードクリップと平ワッ シャ 3.
ヘッドライトの交換 走行系統の整備 交換などの目的でヘッドライト・アセンブリを取 り外す際に、アセンブリから電球を取り外す予定 がある場合には、電気コードハーネスを外してく ださい。 タイヤの点検 1. 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと ヘッドライトを固定しているスピードクリッ プとワッシャを外す。 100運転時間ごと 少なくとも 100 運転時間ごとにタイヤの状態を点検 してください。運転中に縁石にぶつけるなどした場 合、リムが破損したり、トーインが狂ったりする 可能性がありますから、このような事故の後では 必ず点検してください。 注 外した部品は捨てないでください。 2. ヘッドライト・アセンブリ全体を前に押出し て、前バンパーから外す図 31。 3. 取り付け穴に新しいヘッドライトを取り付け る 図 31 。 4. 柱状の合いマーク突起がバンパー側の取り付 けブラケットの穴にそろうように取り付ける こと。 5. 先ほど外したワッシャとスピードクリップを 使って、ヘッドライトアセンブリを固定する。 6. 先ほど取り外した電気コードハーネスを接続 する。 7.
1 3 1 2 2 G014994 図 33 1. g014968 2. 図 32 左前輪を前から見た図角度は実際よりも強調されて描かれ ている。 1. ここを測る 2. ここを測る 1 の測定よりも 2.3 mm 大きければよい 2. タイヤから直角定規までの距離を、タイヤの 上下でリムの同じ部分から測定する図 32。 3. 水平な床の上で、車両を 2-3 m まっすぐにバッ クさせた後、まっすぐ前に押して元の位置に 戻す。 5. この手順を、ステップ 1 から、左右両輪でキャ ンバが正しくなるまで繰り返す。 6.
トランスアクスルオイルの交換 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと オ イ ル の タ イ プ 10W30 API 規格 SJ またはそれ以上 オ イ ル の 量 1.9 リットル 図 35 1. ジャムナット 2. ドレンプラグの下にオイルを受ける容器をお く 図 36 。 2. トランスアクスルについている補給プラグと シールを外す図 36。 タイロッド 8. 両方のタイロッドを回して前タイヤを内向き または外向きに調整する。 9. 正しく調整できたら、タイロッドのジャム ナットを締める。 10. 1. 注 外した補給プラグとガスケットは、ステッ プ 6で取り付けるので捨てないこと。 3. 注 外したドレンプラグとシールは、ステップ 4で取り付けるので捨てないこと。 ハンドルで右旋回と左旋回操作を行って、左右 一杯までハンドルが切れることを確認する。 トランスアクスルオイルの量の点 検 4. ドレンプラグとシールを元通りに取り付け、 20-27 Nm2.1-2.8 kg.m=15=20 ft-lbにトルク締め する。 5.
ブレーキの整備 駐車ブレーキの調整 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと ブレーキオイルの量の点検 1. 駐車ブレーキのゴムカバーを外す。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 2. ブレーキレバーに調整ノブを固定している固 定ネジをゆるめる(図 38)。 ブレーキオイルタンクにはDOT 3ブレーキオイルを 入れて出荷しています。初めて使用する前および 8 運転時間ごとに量を点検してください。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、 ON/OFF スイッチを OFF にし、キーを抜き 取る。 2. ダッシュボード中央部にあるゴム製のプラグ 栓を外してブレーキのマスターシリンダおよ びブレーキ液のタンクにアクセスできるよう にする。 3. タンク側面についている最低ラインより上ま で DOT 3 ブレーキ液が入っていることを確認 する 図 37 。 4. 図 38 不足であれば、キャップの周辺をきれいに拭 き、キャップを取り、最低ラインを越えるま で補給する。 入れすぎないこと。 図 37 1. ブレーキオイルのタンク 2.
洗浄 保管 車体を清掃する 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、 モータのスイッチを切り、キーを抜き取る。 必要に応じてマシンを洗浄する。柔らかい布など を使い、水または水と洗剤で洗浄します。 たわし 等を使用すると車体表面のツヤがなくなる場合が あります。 2. モータハウジングの外側をふくめた車両の外 側全体を洗浄する。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができま す。ただし高圧洗浄器は使用しないでくださ い。高圧の水で洗浄すると電気系統やグリス 部へ水が浸入する恐れがあります。また、コ ントロールパネルやヘッドライド、モータ、 バッテリー部に大量の水をかけないようにし てください。 重要 圧力洗浄機を使っての清掃は避けてください。 電装部や潤滑部に水が浸入すると、問題が起こり やすくなります。 また、また、コントロールパネ ル、モータ、バッテリー付近に大量の水をかけない ようにしてください。 3. ブレーキを点検する ブレーキの点検 (ページ 33)を参照。 4. グリスアップを行う グリスアップ (ページ 26) を参照。 5.
故障探究 車両状態表示ランプの点滅パターン 問題 考えられる原因 対策 常時ON 1. 正常に動作中 1. なし 1回点滅 1. コンピュータのプログラミングに範囲エ ラーがある。 1. ON/OFF キーを OFF にして数秒間待っ てから、もう一度 ON にする。これで直 らない場合は代理店に連絡する。 2回点滅 1. ON/OFF キーを回しながらアクセルペダ ルを踏んだ。 1. ON/OFF キーを OFF にし、アクセルペ ダルから足を離してから、もう一度 ON にする。 3回点滅 1. パワーブロックにショート発生MOSFET S/C 1. ON/OFF キーを OFF にして数秒間待っ てから、もう一度 ON にする。全部の バッテリーと高電流コントローラとの接 続を点検する。異常が見当たらない場 合は、代理店に連絡する。 2. バッテリーやケーブルの接続がゆるい。 2. ON/OFF キーを OFF にして数秒間待っ てから、もう一度 ON にする。これで直 らない場合は代理店に連絡する。 4回点滅 1. ラインコンタクタが応答しない。 1.
メモ 36
メモ 37
メモ 38
米国外のディストリビュータ一覧表 国名 電話番号 36 27 539 640 852 2155 2163 82 32 551 2076 ディストリビュータ 輸入販売代理 店 Maquiver S.A. 丸山製作所株式会社 Mountfield a.s. コロンビア 日本 チェコ共和国 プエルトリコ 787 788 8383 Mountfield a.s. スロバキア Ceres S.A. コスタリカ 506 239 1138 Munditol S.A. アルゼンチン CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co.
の一 般 業 務 用 製 品 の 保 証 に つ い て Toroの 電動ワーク マン 限定保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合 意に基づき、Toro 社の製品 「製品」と呼びます の材質上または製 造上の欠陥に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早 く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたします。この品質 保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」の修理を行 います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃が含 まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 • 通常の使用に伴って磨耗消耗する部品類。但しその部品に欠陥があっ た場合には保証の対象となります。通常の使用に伴って磨耗消耗する 部品類とは、バッテリー、カーボンブラシ、ブレーキ関連機器、タイ ヤ、フィルタ、ベルトなどを言います。 • 外的な要因によって生じた損害。 外的な要因とは、天候、格納条件、 汚染、弊社が認めていない冷却液や潤滑剤、添加剤、化学薬品の 使用などが含まれま