Form No. 3421-738 Rev C Workman® HDX 汎 用 作 業 車 シリ ア ル 番 号 401420001 以 上 モ デ ル 番 号 07383—シ シリ ア ル 番 号 401420001 以 上 モ デ ル 番 号 07384—シ モ デ ル 番 号 07384TC—シ シ リ ア ル 番 号 401400001 以 上 シリ ア ル 番 号 401400001 以 上 モ デ ル 番 号 07386—シ シリ ア ル 番 号 401400001 以 上 モ デ ル 番 号 07386TC—シ 製品の登録は www.Toro.com.
重 要 シ リ ア ル 番 号 デ カ ル に つ い て い る QR コ ー ド 無 い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 カリフォルニア州では、この製品に使用 されているエンジンの排気には発癌性や 先天性異常などの原因とな
目次 燃料フィルタの交換........................................40 燃料ラインとその接続の点検 ...........................40 電気系統の整備 ................................................... 41 電気系統に関する安全確保.............................41 ヒューズの整備 .............................................41 救援バッテリーによるエンジンの始 動............................................................41 バッテリーの整備 ..........................................42 走行系統の整備 ................................................... 43 フロントデファレンシャルオイルの量の点 検..............................
安全について 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身 事故につながります。事故を防止するため、以下に示 す安全上の注意や安全注意標識のついている遵守事 注意 、警 警告 、および危 危 項は必ずお守りください図 2。注 険 の文字は、人身の安全に関わる注意事項を示して います。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な 人身事故が発生することがあります。 この機械は SAE B2258 - 要求に準拠して設計され ています。 安全上の全般的な注意 この機械は人身事故を引き起こす能力がある。重大 な人身事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守し てください。 この機械は本来の目的から外れた使用をすると運転者 本人や周囲の人間に危険な場合があります。 • エンジンを始動する前に必ずこの オペレーターズマ ニュアル をお読みになり内容をよく理解してくださ いこの製品を使用する人すべてが製品を良く知り、 警告の内容を理解してください。 • この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってく ださい。運転中は運転操作に集中してください注意 散漫は事故の大きな原因となります。 • 機械の可動部の近くには
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりし た場合は新しいラベルを貼付してください。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 6. バッテリーに人を近づけな いこと。 保護メガネ等着用のこと 爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当て を受けること 5. 9. decal93-9850 93-9850 1. 修理や改造をしないこと オペレーターズマニュアル を読む こと。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 を読むこと。 decal93-9852 93-9852 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 落下の危険シリンダロックを装着すること。 2.
decal105-4215 105-4215 decal106-2355 1. 警告 挟まれないように注意 106-2355 decal105-7977 105-7977 1. タンク 2. 加圧側 decal106-2353 106-2353 1. 電気ソケット 6 1. 低速 2. 高速 3.
decal106-2377 106-2377 1. ロック 8. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. デファレンシャルロック 9. シャフトに巻き込まれる危険 周囲の人を十分に遠ざけること。 3. ロック解除 10. 油圧シリンダ 縮む 4. 油圧ロック 11. 油圧シリンダ 伸びる 5. 入 6. PTO 7. 切 12. トランスミッション 高速 13. トランスミッション 低速 14. 駐車ブレーキ decal106-6755 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 3. 2. 爆発の危険 オペレーター ズマニュアル を読むこと。 4.
decal110-0806 110-0806 1. 注意始動補助剤を使用しないこと。 decal115-2047 115-2047 1. 警告高温部に触れないこと。 decal106-7767 106-7767 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 転倒注意 シートベ ルトを着用すること 転倒方向と反対側に身体をそらすこと。 decal115-2281 115-2281 ヘッドライト 4. エンジン 作動 2. ホーン 警笛 5. エンジン 始動 3. エンジン 停止 1.
decal115-2282 115-2282 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告 可動部に近づかないこと 全部のガード類を正しく取り付けて運転すること。 3. 周囲の人間に打撲や手足の負傷の危険 周囲に人を近づけないこと 荷台に人を乗せないこと 乗車中は手足を車両外に出さないこ と シートベルトを着用し、手すりを握ること。 decal115-7741 115-7741 1. トランスミッションオイル関連の整備前に オペレーターズマ ニュアル を読むこと decal115-7756 115-7756 decal115-7723 115-7723 1. 1. 警告 油圧オイルの圧力は 124 bar124 kg/cm2=1800 psi。 2. カップラ A 3. カップラ B ハイフロー油圧: ON decal115-7739 115-7739 1. 車体から振り落とされて大けがをする危険人を乗せないこと。 decal115-7813 115-7813 1. 電源ソケット10 A 5. 2. スイッチ付き電源10 A 6.
decal117-2718 117-2718 decal121-6287 121-6287 1. 補給口の根元まで冷却液を入れる。 decal121-6286 121-6286 1. エンジン冷却液の量を車両 2. ラジエターを開けたり直接 使用前に毎日点検する。 冷却液を追加すると内部に エンジン冷却液の点検をす エアが混入してエンジンを る前に オペレーターズマ 損傷する。冷却液は、補 ニュアル を読むこと。 助タンクに補給すること。 decal121-9776 121-9776 1. 警告初めて運転する前に オペレーターズマニュアル を読み適切 4. 警告 車両を離れるときは駐車ブレーキをロックし、エンジン なトレーニングを受けること。 を停止し、キーを抜くこと。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 3. 火災の危険 燃料補給前はエンジンを止めること。 5.
decal136-1163 136-1163 1. 積載重量は 1591kg を限 度としてください。 2. 牽引重量トング重量は 273 kg を限度としてください。 decal137-9895 137-9895 1. 4x4 自動 ―― OFF decal137-9896 137-9896 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 数量 内容 用途 ハンドル 1 ハンドルを取り付けますTCモデルの場 合のみ ROPSフレーム フランジヘッドボルト ½ x 1¼" 1 6 ROPS横転保護バーを取り付けます。 必要なパーツはありません。 – オイル類の量とタイヤ空気圧を点検す る。 必要なパーツはありません。 – ブレーキの慣らし掛けを行います。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 ハンドルを取り付ける TC モ デ ル の み この作業に必要なパーツ ハンドル 1 g008397 図3 手順 1. ハンドルの背面でセンターカバーを止めつけてい るタブ耳を外し、ハンドルのハブからセンターカ バーを外す。 2. ハンドルシャフトからロックナットとワッシャを外す。 3.
2 3 横転 保 護 バ ー を 取 り 付 ROPS横 ける オイル類の量とタイヤ空気圧 を点検する この作業に必要なパーツ 必要なパーツはありません。 1 ROPSフレーム 6 フランジヘッドボルト ½ x 1¼" 手順 1. 初めてエンジンを作動させる前と後に、エンジン オイルの量を点検する エンジンオイルの量を点検 する (ページ 37)を参照。 2. 初めてエンジンを作動させる前に、トランスアク スルオイルと油圧オイルの量を点検する トラン スアクスル/油圧オイルの量を点検する (ページ 52) を参照。 3. 初めてエンジンを作動させる前に、ブレーキオイ ルの量を点検する ブレーキオイル量の点検 (ペー ジ 48) を参照。 4. 冷却液の量を点検する; 冷却液の量を点検す る (ページ 46) を参照。 5. タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検す る (ページ 20)を参照。 手順 1. フランジヘッドボルト½ x 1¼"6本のねじ山にロッ キングコンパウンド中程度整備時に外せるレベ ル を塗りつける。 2.
製品の概要 各部の名称と操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 コントロールパネル g021226 図6 ライトスイッチ 8. 燃料計 2. ハイフロー油圧スイッチTC モデルのみ 9. 始動キー 3. 4. ホーン TC モデルのみ タコメータ 10. 電源ソケット 11. スーパーバイザースイッチ 5. アワーメータ 12. エンジンオイル圧警告灯 6. 速度計 13. 充電インジケータ 7. 冷却水温度計及び警告灯 14. 4 輪駆動スイッチ4輪駆動 モデルのみ クラッチペダル 2. ブレーキペダル 3. アクセルペダル クラッチペダル g240583 図5 1. 1.
ギアシフトレバー クラッチペダルを一杯に踏み込んでからシフトレバー図 7を希望するギア位置にシフトします。シフトパターンは 下の図に示すとおりです。 g009160 図7 g240581 図8 重要 ギアの切り替え 後退へはたは前進へ は、車両を 完全に停止させて行なってください。これを怠るとトラン スミッションを破損する恐れがあります。 注意 スピードを出した状態から急にシフトダウンすると 後輪がスリップする場合があり、危険であるばか りか、クラッチやトランスミッションを破損するお それもある。 ハイ・ロー・レンジ・シフター 1. 駐車ブレーキレバー 5. 2. 油圧昇降レバー 6. 4 輪駆動スイッチ4輪駆動 モデルのみ 3. 油圧昇降ロック 7. 4.
油圧昇降ロック 動スイッチをON位置に回すと始動し、エンジンが回転 している間作動を続けます。 車両に荷台を取り付けていない場合には、油圧シリン ダが動かないように昇降レバー図 8をロックしておきま す。また、アタッチメントを取り付けて使用している場合 には、レバーを ON 位置にロックすることができます。 速度制限スイッチ 速度制限スイッチ図 5を、低速位置にセットしてキーを 抜き取ります。これにより、ハイレンジの 3 速ギアにシ フトされたときのエンジンの回転速度が 2200 rpm に制 限され、最大走行速度は 21 km/h に制限されます。 ハイ・ロー・レンジ・シフター 速度レンジを切り替えることで速度ギアが 3 つ増えるこ とになり、より細かなギア選択ができます図 8 • • • • ライトスイッチ ハイレンジからローレンジへ、あるいはその逆への 切り換えは、必ず車両を完全に停止させて行なって ください。 ライトスイッチ図 5を押すとヘッドライトの点灯・消灯を切 り替えることができます。 切り替えは必ず平坦な場所で行ってください。 オイル圧警告灯 クラッチペダルを一杯に踏み込
充電インジケータ タコメータ 充電インジケータは、バッテリーが放電しているときに 点灯します。走行中にこのランプが点灯した場合に は、車両を停止させ、エンジンを止めて原因を調べ てください オルタネータベルトが切れているなどの場 合があります 図 5 。 タコメータは、エンジンの回転数を表示します図 5と 図 9。 注 白い三角マークはPTOを使用する際の適正回転数 540 rpm です。 重要 オルタネータベルトがゆるんでいたり、切れてい たりした場合には、必ず調整や修理を行なってから車 両を使用するようにしてください。この注意を守らない と、エンジンを破損させる場合があります。 以下の要領で警告ランプ類の作動を確認してください • 駐車ブレーキを掛ける。 • キーをON/PREHEAT 位置に回すが、エンジンは始動 させない。冷却水温度、充電警告、エンジンオイ ル圧の警告灯がそれぞれ点灯する。点灯しないラ ンプがあった場合には、電球が切れているかそれ ぞれの監視回路に異常が発生しているので、必ず 原因を突き止めて修理を行なう。 g010514 図9 燃料計 1.
助手席用手すり 助手席用の手すりがダッシュボードについています 図 10 。 g009815 図 10 1. 助手席用手すり 2. 物入れ 座席調整レバー 好みに合わせて座席の前後位置を調整することがで きます 図 11 。 g021227 図 11 1.
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があり ます。 全幅: 160 cm 荷台なし 326 cm 全長 フルサイズ荷台付き 331 cm 2/3サイズ荷台を後ろ寄りに取り付け346 cm モデル 07383: 736 kg モデル 07384: 885 kg モデル 07384H: 885 kg 基本重量 乾燥重量 モデル 07384TC: 921.
運転操作 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 前 タ イ ヤ の 規 定 空 気 圧 2.20 bar2.24 kg/cm2 = 32 psi 運転の前に 後 タ イ ヤ の 規 定 空 気 圧 1.24 bar2.
燃料を補給する • 機械の性能を最も良く発揮させるために、セタン価 87以上の、きれいで新しい購入後30日以内無鉛 ガソリンを使ってくださいセタン価評価法は(R+M)/2 を採用 。 • エ タ ノ ー ル エタノールを添加10% までしたガソリ ン、MTBEメチル第3ブチルエーテル添加ガソリン 15% までを使用することが可能です。エタノールと MTBEとは別々の物質です。エタノール添加ガソリ エタ ノ ー ル 含 ン15% 添加=E15は使用できません。エ 有 率 が 10% を 超 え る ガ ソ リ ン は 絶 対 に 使 用 し て は な り ま せ ん たとえば E15含有率 15%、E20含有率 20%、E85含有率 85%がこれにあたります。これ らの燃料を使用した場合には性能が十分に発揮さ れず、エンジンに損傷が発生する恐れがあり、仮 にそのようなトラブルが発生しても製品保証の対象 とはなりません。 g009814 図 14 • 使用 で き ま せ ん 。 メタノールを含有するガソリンは使 1.
インタロックシステムは、クラッチペダルを踏まない 限りエンジンがクランキングできないようにする安全 装置です。 • 注意 • インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしないこと。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、 不具合があれば作業前に交換修理する。 • 注 アタッチメントのインタロックの点検については、そ れぞれのアタッチメントの オペレーターズマニュアル を 参照してください。 • クラッチのインタロックスイッチの点検 • 1. 2. 3. • • 運転席に座り、駐車ブレーキが掛かっているの を確認する。 シフトレバーをニュートラル位置にする。 • 注 油圧昇降レバーが前位置にロックされていると エンジンを始動することができません。 クラッチペダルを踏まずにキーを右にSTART位 置まで回す。 • 注 クランキングする場合はインタロックスイッチが 故障しているので、運転前に修理する。 • 油圧昇降レバーのインタロックスイッ チの点検 1. 2. 3. 4.
• 路面がぬれているときは、車両の停止距離が長く なります。ブレーキが濡れて利かなくなった、平ら な場所で、ブレーキペダルを軽く踏み込んだままし ばらく低速で運転しましょう。 • 各斜面の実地調査を行い、乗り入れて良い斜面、 乗り入れてはいけない斜面を決めておくようにしま しょう。この調査においては、常識を十分に働か せてください。 • 路面の状態が急に変化するとハンドルが突然回転 し、手や腕にけがをする場合があります。走行速 度を落とし、ハンドルは円周部をやわらかく握り、 両親指をスポークに引っ掛けないようにハンドル を保持しましょう。 • 斜面での作業に自信が持てない時は、作業を行 わないでください。 • 斜面では動作も運転操作もゆっくりと行うことが原 則です。走行速度や走行方向を突然変えないで ください。 • ぬれた場所での運転は避けてください。走行できな くなる可能性があります。タイヤが走行力を維持し ていても転倒する場合があります。 • 荷台を外して運転する時にも、走行速度を落として ください。車両後部が軽いとブレーキを掛けたとき に後輪がロックしやすくなり、ロックすると車
荷台の操作 荷台を下げるには 警告 荷台を上げる 荷台は相当の重さになる。万一手などを挟まれる と大けがをする。 警告 荷台を降ろすときには、荷台に手やその他の部分 を近づけないよう十分注意すること。 上昇させた荷台が万一落下すると、荷台の下にい る人に非常に危険である。 • 荷台の下で作業する時は、必ず支持棒で荷 台を支えておく。 • 荷台の下で作業するときは荷台を空にしてお く。 レバーを前へ押すと荷台が下降します図 15。 テールゲートの開け方 1. 2.
5. 6. アクセルから足を離したままの状態で、 キーを START 位置に回してエンジンを始動する。 この操作を繰り返して希望の走行速度まで加速 する。 6.
荷台用の油圧昇降装置を使ってのア タッチメントの操作 注意 デファレンシャルロックをしたままで旋回するとハン ドル制御が不能になる場合があり危険である。小 さな旋回をするときや高速で旋回する時は、デフ ァレンシャルロックを解除すること。 • OFF 位 置 使用していない時の通常位置です。コントロールバ ルブのワークポートは閉じており、負荷はすべて両 方向ともチェックバルブが受けます。 デファレンシャルロックは、後ろ2輪をロックして輪だけ が空転しないようにして走行力を高めるものです。ぬれ た芝面などの滑りやすい場所で重量物を運ぶ時や、斜 面を登る時、砂地を走行する時などにデファレンシャル ロックが威力を発揮します。しかし、この機能はあくま でも限られた状況で一時的に使用するための機能で す。安全に注意して使ってください。 」 位置 上 昇 ク イ ッ ク カ ッ プ ラ 「 A」 • 荷台を上げたり、リアヒッチを上げたりする位置 で、クイックカップラ「A」に油圧が掛かりますま た、クイックカップラ「B」からの戻りオイルがバル ブに戻った後にオイル溜めに戻ります。この位置 は連続して使用する位置で
油圧装置の故障探究 この位置は、モータを取り付けて使用するか、ごく 短時間の使用にとどめてください。 • 重要 アタッチメントを何も取り付けなかったり油圧 シ リ ン ダ を 取 り 付 け た り し て ON 位 置 を 使 用 す る と オイルがリリーフバルブへ抜け、油圧システムが 損傷する可能性があります。この位置は、モー タを取り付けて使用するか、ごく短時間の使用に とどめてください。 • 重要 アタッチメントの取り付けが終了したら、油圧 オイルの油量点検を行ってください。次にアタッチメ ントの作動を点検します。操作を数回行って内部の エアをパージして、その後にもう一度油量の点検を 行ってください。アタッチメント用のシリンダにオイル が出入りするためトランスアクスル内のオイル量が 若干変化します。オイル不足で運転すると、ポンプ やリモート油圧システム、パワステ、トランスアクス ルなどを損傷しますから十分注意してください。 • • • クイックカップラのつなぎ方 重要 クイックカップラを十分にきれいにしてください。 カップラが汚れていると油圧システム全体が汚染されま すので注意して
トレーラを牽引する場合 ロープなどでフレームにしっかりと固定するか、フード を外して別送するかしてください。 ワークマンは自重よりも大きな車両やアタッチメントを牽 引することができます。牽引を行う場合、トレーラの重 量によってヒッチを使い分けてください。詳細について は弊社の正規代理店に問い合わせてください。 リアアクスルチューブに牽引ヒッチを取り付けた、トレー ラまたはアタッチメントの最大総重量 1587 kgまでを牽 引することができます。 必ず積載重量の60をトレーラの前側に振り分けてくださ い。これにより、ヒッチプレートに掛かる負荷がトレーラ の総重量グロスの約10 272kgとなります。 g009820 トレーラやアタッチメント自体もワークマンも過積載にな らないように注意してください。過積載では車両の性能 が十分発揮できないばかりか、ブレーキ、車軸、トラン スアクスル、モータ、ハンドル機構、サスペンション、 ボディー構造、タイヤ等を破損する場合もあります。 図 19 1.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 www.Toro.
整備間隔 整備手順 50運転時間ごと • バッテリー液の量を点検する (格納中は30日ごとに) • バッテリーケーブルの接続状態を点検する。 100運転時間ごと • ベアリングとブッシュのグリスアップを行う (過酷な条件で使用している場合はよ り頻繁な潤滑が必要)。 • エアクリーナのフィルタの交換 (ちりやほこりの多い環境で使用している場合はより 頻繁に) • 点火プラグを点検する。 • フロント・デファレンシャルのオイルの量を点検します(4輪駆動モデルのみ)。 • タイヤの状態を点検する。 200運転時間ごと • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 • 風速安定ボックスに割れや穴、接続部のゆるみがないか点検する。 (4輪駆動モデ ルのみ) • シフトケーブルの調整状態を点検する。 • ハイ・ロー切り替えケーブルの調整状態を点検する。 • デファレンシャルロックケーブルの調整状態を点検する。 • 前輪と後輪のホイールラグナットをトルク締めする。 • 駐車ブレーキの調整状態を点検する。 • ブレーキペダルの調整状態を点検する。 • オルタネータベルトの磨耗と張りの点検を行う。 • クラッチペ
特殊な使用条件下で使用する場合の保守整備について 重要 以下のような条件で使用する場合には、保守間隔を通常の半分に短縮し、より頻繁な整備を行ってください • • • • • • 砂漠、荒れ地での使用 酷寒地 気温10℃以下 での使用 トレーラ作業 非常にほこりの多い条件下での頻繁な使用 建設現場での使用 泥、砂、水などの悪条件下で長時間使用した場合は、直後にブレーキの洗浄と点検を行う。これにより 無用な摩耗を防止することができる。 整備前に行う作業 ださい。安全装置が適切に作動するかを定期的に 点検してください。 整備作業の多くは、荷台の昇降作業を伴います。けが や死亡事故を防止するために以下の点にご注意ください • ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を上げな いでくださいToro正規代理店でタコメータによるエ ンジン回転数検査を受け、安全性と精度を確認 しておきましょう。 保守作業時の安全確保 • 適切な訓練を受けていない人には機械の整備をさ せないでください。 • 大がかりな修理が必要になった時や補助が必要な 時は、Toro 正規代理店にご相談ください。 • 車両の整備や調整を行
フルサイズ荷台の取外し 1. エンジンを始動し、油圧昇降レバーで荷台を降 下させてスロットの中でシリンダが遊んでいる状 態にする。 2. 昇降レバーから手を離し、エンジンを停止する。 3. シリンダの外側端部からリンチピンを外す図 23。 g026142 図 21 1. 安全サポート g002368 3. サポートをシリンダロッドにはめ込んで、安全サ ポートの端部でシリンダバレルの端とシリンダロッ ドの端を確実に支える図 22。 図 23 1. シリンダロッドの端部 4. リンチピン 2. 荷台取り付けプレート 5. 後ろのスロットフルサイズ 荷台用 3. クレビスピン 6. 前のスロット2/3 荷台用 4. シリンダロッドの端部を荷台取り付けプレートの スロットに固定しているクレビスピンを内側に押 し込んで外す(図 23)。 5. ピボットブラケットをフレームに固定しているリンチ ピンとクレビスピンを外す図 23。 6.
後部のピボットプレートは下端を後部に向けて荷台フ レームチャネル鋼材にボルトで固定されています図 24。 1. シリンダが完全に縮んだのを確認する。 2. 荷台を慎重に車両フレームの上に載せる 後部に ある荷台のピボットプレートの穴とリアフレーム チャネル鋼材の穴を揃えて、クレビスピンとリンチ ピン各2個を取り付ける図 25。 3. 荷台を下げた状態のまま、各シリンダロッド端部 を荷台取り付けプレートのスロットに固定する ク レビスピンとリンチピンを使用。 4. クレビスピンは荷台の外側から差し込み、リンチ ピンが荷台の外側に向くようにする図 25)。 注 後ろ側のスロットはフルサイズ荷台の取付け 用で、前側のスロットは 2/3 荷台の取付け用。 注 穴の位置が揃わない場合はエンジンを掛けて シリンダを伸縮させて合わせてください。 注 使っていない穴をボルトとナットでふさいでおく と、組立て時の間違いを防ぐことができます。 g002369 図 24 5. エンジンを掛け、油圧昇降レバーを操作して荷 台を上げる。 6. 昇降レバーから手を離し、エンジンを停止する。 1.
g009823 図 26 1. 車体前部のジャッキアップポイント 車体後部のジャッキアップポイントはアクスルチューブ の下側です 図 27 。 g010314 図 28 1. フード 2. フードの下側を手前に持ち上げて、上部の取り付 けタブをフレームのスロットから引き抜けるように する 図 28 。 3. フードの上側を前に倒し、ヘッドライトからワイヤ コネクタを抜く図 28。 4. フードを外す。 g009824 図 27 1. フードを取り付ける 車体後部のジャッキアップポイント 1. ライトを接続する。 2. フードの取り付けと取り外し 上側の取り付けタブをフレームの穴に差し込む 図 28 。 3. 下側の取り付けタブをフレームの穴に差し込む 図 28 。 フードを外す 4. フードが上下左右の溝にしっかりはまっている ことを確認する。 1.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリス アップ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 過酷な条件で使用してい る場合はより頻繁な潤滑が必要。 グ リ ス の 種 類 No. 2 汎用リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッティン グをウェスできれいに拭く 2. フィッティングにグリスガンを接続してグリスを注 入する。 3.
g010359 図 32 36
エンジンの整備 注 フィルタに穴があいているとその部分が明るく 見えます。破れや油汚れ、ゴムシールの傷がな いか点検してください。破損しているフィルタは 使用しない。 エンジンの安全事項 注 エンジンを保護するため、必ずエアフィルタを 取り付け、カバーをつけて運転してください。 オイル量の点検やオイルの補給を行う時は必ずエ ンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に 停止したのを確認してから作業に移る。 手足や顔や衣服を回転部やマフラなどの高温部に 近づけないよう十分注意すること。 • • 5. 注 一次フィルタの外側リムをしっかり押さえて確 実に装着してください。 エアクリーナの整備 6.
2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. ディップスティックを抜ききれいなウェスで一度拭 く 図 35 。 g002373 図 36 g028637 1. 図 35 1. 補給口キャップ 2. ディップスティック 5. ディップスティックを、チューブの根元までもう一 度しっかりと差し込む図 35。 6. 引き抜いてディップスティックの目盛りで油量を 点検する 図 35 。 7. オイルの量が不足している場合は、補給口の キャップ図 35を取り、ディップスティックの FULL マークまで補給する。 8. 補給口と補給用のオイル容器との間にすきまを作ってく ださい。 ディップスティックをしっかり差し込んで終了図 35 エンジンオイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 200運転時間ごと 1. 荷台を上げ、サポートを取り付けて、荷台を固 定する。 2.
4. オイルフィルタを外す図 37。 5. 新しいフィルタのシールに薄くエンジンオイルを 塗って取り付 ける。 6. ガスケットが取り付けプレートに当たるまで手で 回して取り付け、そこから更に1/2-2/3 回転増 し締めする。 注 締めすぎないように注意すること。 7. クランクケースに所定のオイルを入れる。 「エンジン点検」ランプが点灯した 場合 g238437 図 38 注 エンジンの故障コードを読み出すには弊社代理店の スタッフを呼んでいただくことが必要です。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 代理店に連絡する。 点火プラグの交換 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 必要に応じて点火プラグを 交換する。 タ イ プ NGK-R BKR5Eまたは同等品 エ ア ギ ャ ッ プ 0.
燃料系統の整備 燃料ラインとその接続の点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 燃料フィルタの交換 燃料ライン、フィッティング、クランプなどに、漏れ、 劣化、破損、ゆるみなどが出ていないか点検を行っ てください。 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 1. 荷台を上げ、サポートを取り付けて、荷台を固 定する。 2. 燃料ポンプからワイヤハーネスのコネクタを外 す 図 39 。 3. ホースのクランプをゆるめ、燃料ポンプキャップ から燃料ラインを外す図 39。 注 燃料系統の部品にこうした症状が見られた場合に は、それらの部品を交換してください。 g010330 図 39 1. 燃料ポンプ 2. ホースクランプ 4. 3. 燃料ライン/燃料フィルタ 燃料タンクの上部から燃料ポンプのキャップを 外す 図 39 。 重要 燃料ポンプを外す時に、燃料ポンプアセン ブリをタンク内部で回転させないでください。タン ク内部でポンプを回転させるとフロートアセンブ リが破損する恐れがあります。 5.
電気系統の整備 電気系統に関する安全確保 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 バッテリーの電極部や端子などの部分に は鉛や鉛含有物質が含まれており、カリ フォルニア州では、これらの物質が癌や 先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。 decal115-7813 図 41 • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 1. 電源ソケット10 A 5. 2. スイッチ付き電源10 A 6. ハザードランプ10A 7. 4WDとトランスミッション10 A 燃料ポンプ・速度規制ス イッチ 10 A 4.
注 エンジンを始動してから数分間待ち、それから 救援される側のエンジンを始動する。 5. ケーブルを外す時は、まずマイナスケーブルを エンジンから先に外し、次にバッテリーのマイナ ス端子から外す。 6. バッテリーベースにバッテリーカバーを取り付け る。 バッテリーの整備 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—バッテリー液の量を点検 する 格納中は30日ごとに 50運転時間ごと—バッテリーケーブルの接続 状態を点検する。 g010326 図 42 1. 2.
走行系統の整備 4. デファレンシャル側面にあるドレンプラグの周辺を ウェスできれいにぬぐう図 44。 フロントデファレンシャルオイ ルの量の点検 5. ドレンプラグの下にオイルを受ける容器をおく。 6. ドレンプラグを外してオイルを容器に受ける。 7. 輪駆 動 モ デ ル の み 4輪 オイルが完全に抜けたらドレンプラグを取り付 け、締めつける。 8. デファレンシャルの下部についている補給・点検 プラグの周囲をきれいに拭く。 9. 補給・点検プラグを外し、プラグの穴の高さまで オイルを入れる。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/毎月 いずれか早く到達 した方—フロント・デファレンシャル のオイルの量を点検します4輪駆動 モデルのみ 。 補給・点検プラグを取り付ける。 1. 平らな場所に駐車する。 10. 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 風速安定ボックスの保守 4.
4. 前後それぞれの方向でトランスアクスルレバーの 遊びを吸収するように。 タイヤの点検 調整が終わったらクレビスピンを取り付けてジャム ナットを締め付ける。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 前 タ イ ヤ の 規 定 空 気 圧 2.20 bar2.24 kg/cm2 = 32 psi 後 タ イ ヤ の 規 定 空 気 圧 1.24 bar2.24 kg/cm2 = 18 psi ハイ ロー切り替えケーブルの 調整 運転中に縁石にぶつけるなどした場合、リムが破損し たり、トーインが狂ったりする可能性がありますから、 このような事故の後では必ず点検してください。 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. ハイ・ロー切り替えケーブルをトランスアクスルに 固定しているクレビスピンを取る図 45。 2. クレビスのジャムナットをゆるめて、クレビスの穴 とトランスアクスルブラケットの穴を揃える。 3.
ホイールナットのトルク締め を行う 重要 計測はタイヤの同じ位置で行ってください。 車両は平らな場所に停めること、またタイヤは まっすぐ前に向けること。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 2 時間 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと ホ イ ー ル ナ ッ ト の 規 定 ト ル ク 109-122 N·m11-12 kg.m = 80-90 ft-lb 前後の車輪のホイールナットを 図 51 に示すクロスパ ターンで規定トルクまで締め付けてください。 g009169 図 49 1. 機体正面 2. タイヤの前後での差が 0±3 mm 3. 3. 中心線から中心線までの 距離 中心線から中心線までの距離は以下の手順で 調整します A. タイロッドの中心についているジャムナットを ゆるめる 図 50 。 g034007 図 51 g010329 図 50 1. タイロッド 2. ジャムナット B. タイロッドを回して前タイヤを内向き方向また は外向き方向に動かし、タイヤの中央線間 距離が所定の値になるようにする。 C.
冷却系統の整備 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 • マシンは、必ず安全カバー類を取り付けた状態 で運転すること。 • 手、指、衣服などを、ファンやベルトに近づけな いように注意すること。 • 保守作業を行う前にエンジンを停止し、キーを抜 き取っておくこと。 冷却液の量を点検する g026143 図 52 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. 2. 冷 却 液 容 量 3.7 リットル 冷 却 液 の タ イ プ 水とエチレングリコール不凍液の 50/50 混合液 5. 注意 6.
冷却部の清掃 エンジンの冷却液の交換 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—エンジン部とラ ジエターを清掃する。 ほこりの多い 環境で使用している場合はより頻繁 な清掃が必要。 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと/2年ごと いずれか早く 到達した方 冷 却 液 容 量 3.7 リットル 冷 却 液 の タ イ プ 水とエチレングリコール不凍液の 50/50 混合液 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. エンジンの周囲を丁寧に清掃する。 5. ラジエタースクリーンのラッチを外して、ラジエ ター前面から外す図 53。 1. 平らな場所に駐車する。 2.
ブレーキの整備 ブレーキオイル量の点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—ブレーキオイル の量を点検する。 初めてエンジン を作動させる前に、ブレーキオイル の量を点検する。 1000運転時間ごと/2年ごと いずれか早く到達し た方—ブレーキオイルを交換する。 ブ レ ー キ オ イ ル の タ イ プ DOT 3 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. フードを持ち上げてブレーキのマスターシリンダ とブレーキ液タンクにアクセスできるようにする 図 57 。 g026143 図 56 1. 冷却液タンクのキャップ 2. 補助タンク 5. 下側のラジエターホースを外して、冷却液を容器 に回収する。 注 冷却液が抜けたら下側のラジエターホース を元通りに接続する。 6. 水とエチレングリコール不凍液の50/50 混合液 をゆっくりと注入する。 7. ラジエター液を一杯にして、キャップを閉める図 55 。 8. 補助タンクにも、補給管の根元までゆっくりと冷 却液を補給する図 56。 9.
g033488 図 60 1. ノブ 2. 固定ねじ 3. 駐車ブレーキレバー g002379 図 58 1. 6. ノブ図 60を回し、20-22 kg程度の力でブレーキを 作動させられるように調整する。 4. 調整が終わったら固定ねじを締める図 60。 ブレーキオイルのタンク 液量が不足している場合には、まず補給口周辺 をきれいに拭き、キャップをはずして、所定のブ レーキオイルを適正量まで補給する図 58。 注 駐車ブレーキレバーでは調整ができなくなった 場合には、ハンドルを調整域の中央部までゆる め、後部でケーブルを調整し、その後にステッ プ3をもう一度行ってください。 注 ブレーキ液を入れすぎないように注意して ください。 5. 駐車ブレーキの調整 駐車ブレーキレバーにゴム製グリップを取り付 ける 図 59 。 ブレーキペダルの調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 200運転時間ごと 1. 3.
3. ヨークをマスターシリンダのシャフトに固定してい るジャムナットをゆるめる図 62。 ベルトの整備 4. ヨークを調節してヨークの穴とブレーキペダルのピ ボットの穴を揃える。 オルタネータベルトの調整 5. ヨークをペダルのピボットに固定する クレビスピン とコッターピンを使用。 6. ヨークをマスターシリンダのシャフトに固定してい るジャムナットを締める。 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 10 時間—オルタネータ ベルトの磨耗と張りの点検を行う。 200運転時間ごと—オルタネータベルトの磨耗 と張りの点検を行う。 注 正しく調整できると、ブレーキのマスターシリン ダに力が掛かっていない状態になります。 1. 荷台を上げ、荷台サポートを取り付けて、荷台 を固定する。 2.
制御系統の整備 注 クラッチリリースベアリングがプレッシャプレー トのフィンガーに軽く触れるように力を掛けてく ださい。 クラッチペダルの調整 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 4. 調整ができたらジャムナットを締めて調整を固 定する。 5. ジャムナットを締めた後で測定して、正しく 9.2-9.8 cmに調整できていることを確認する。 注 クラッチペダルのケーブルはベルハウジングでもク ラッチペダルのピボットでも調整することができます。フ ロントフードを外すとペダルピボットに手が届きやすく なります。 1. 注 必要に応じて再調整する。 6.
油圧系統の整備 油圧系統に関する安全確保 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専 門医の治療を受ける。万一、油圧オイルが体内 に入った場合には、数時間以内に手術を受ける 必要がある。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエンジンを 停止し、ダンプバルブを上昇から下降に切り替える か、荷台やアタッチメントを下降させてシステム内部 の圧力を完全に解放してください。リモート油圧装 置のレバーは平らに寝た状態にセットしてください。 また、荷台を上げて作業する場合には、かならず 荷台安全サポートで荷台を固定してください。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手や足を近づ けない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 g019537 図 67 1. ロックナット 2.
g009623 図 70 1. 油圧オイルタンク 2. ドレンプラグ g002376 図 69 1. ディップスティック 6. トランスアクスルの上部からディップスティックを抜 き取りウェスで一度きれいに拭く。 7. ディップスティックを、トランスアクスルにもう一 度しっかりと差し込む。 8. ディップスティックを抜き出してオイルの量を読 み取る。 3. タンク側面のストレーナについている油圧ホース と90°フィッティングの向きを確認記憶する図 71。 4. 油圧ホースと90度フィッティングを外す。 5. ストレーナを外し、裏側から溶剤で洗浄する。 注 取り付ける前に自然乾燥させる。 注 ディップスティックの平たい部分の一番上まで 油量があれば適正である。 9. 不足している場合は、適正量まで補給する。 油圧オイルの交換とストレー ナの清掃 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 油 圧 オ イ ル の 量 7 リットル g002416 図 71 油 圧 オ イ ル の タ イ プ Dexron III ATF 1.
ハイフロー油圧オイルとフィル タの交換 油圧フィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 TC モ デ ル の み 800運転時間ごと 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器の保 証が適用されなくなる場合があります。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. フィルタ取り付け部周辺をウェスできれいにぬ ぐう。 3.
3. 車 が共に同じオイルを使用していることを必ず確 認してください。 新しいフィルタのガスケットをオイルで湿し、ガス ケットがフィルタヘッドに当たるまで手で回し入れ る。その状態からさらに ¾ 回転締め付ける。こ れでフィルタは十分に密着する。 4. 油圧オイルタンクに約 15 リットルの油圧オイル を入れる。 5. エンジンを始動させ、約 2 分間のアイドリングを 行ってオイルを全体に行き渡らせ、内部にたまっ ているエアを逃がす。 6. エンジンを止め、油量を点検する。 7. オイルの量が適正であることを確認する。 8. 抜いたオイルは適切に廃棄処理する。 2.
洗浄 車体を清掃する 必要に応じて洗車してください。水または水と洗剤で洗 浄します。柔らかい布などを使っても構いません。 重要 高圧洗浄機は使用しないでください。圧力洗浄機 によって電装部や潤滑部に水が浸入すると、問題が 起こりやすくなります。また、コントロールパネル、エ ンジン、バッテリー付近に大量の水をかけないように してください。 g019543 図 75 1. 救援用ホース 7. 周囲から人を遠ざける。 8. 救援車のエンジンを始動し、油圧昇降レバーを 「上昇」位置にすると、故障側の荷台が持ち 上がる。 9. 油圧レバーをニュートラル位置にしてレバーを ロックする。 10. 重要 エンジンを駆動させたままで洗車を行わないでく ださい。エンジンを駆動させたままで洗車するとエンジ ン内部を損傷する恐れがあります。 伸ばした昇降シリンダに、荷台サポートを取り付 ける 安全サポートの使い方 (ページ 31)を参照。 注 両方の車両のアタッチメントとエンジンを停止 させた状態で、油圧昇降レバーを数回前後に動 かし、内部の圧力を解放するとクイックカップラ が外しやすくなります。 11.
保管 電圧を保持します。保管場所の気温がそれより も高い場合には 30 日ごとに再充電してください。 格納保管時の安全 13. 機体各部のゆるみを点検し、必要な締め付けや 交換、修理を行う。破損個所はすべて修理する。 • 格納はエンジンが十分に冷えてから行ってください。 • 裸火の近くに機械や燃料を保管したり、屋内で燃料 14. 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理を する。 注 ペイントは代理店で入手することができる。 の抜き取りをしたりしない。 マシンの保管 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—通常ブレーキと駐車ブ レーキを点検する。 400運転時間ごと—ブレーキシューが磨耗してい ないかブレーキを目視点検する。 使用開始後最初の 50 時間 600運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達し た方 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. エンジンの外側をふくめた車両の外側全体を洗 浄する。 3. ブレーキを点検する 駐車ブレーキの調整 (ページ 49)を参照。 4.
故障探究 問題 エンジンが始動しない、始動しにくい、す ぐ止まる. 考えられる原因 対策 1. 油圧レバーが前位置にロックされている 1. 油圧レバーを前位置以外の位置にセッ トする。 2. ガス欠。 2. 燃料を補給する。 3. 燃料バルブが閉まっている。 4. エンジンオイルが足りない。 3. 燃料バルブを開く。 4. クランクケースにオイルを入れる 5. スロットルコントロールを高速と低速の 中間位置にセットする。 6. 代理店に連絡する。 5. スロットルの設定が正しくない。 6. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 7. エアクリーナが汚れている。 7. エレメントを清掃または交換する。 8. 点火プラグの不良または隙間調整の 不良 8. 点火プラグを点検・交換・調整する。 9. 点火プラグコードが接続されていない。 9. 点火プラグコードの接続を点検する。 クイックカップラの着脱がしにくい。 1. 油圧が解放されていないクイックカップ ラに油圧がかかっている。 1.
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