Form No. 3421-751 Rev A Workman® HDX-D 汎 用 作 業 車 荷 台装着仕様車 モ デ ル 番 号07385—シ シ リ ア ル 番 号 401420001 以 上 シリ ア ル 番 号 401380001 以 上 モ デ ル 番 号 07385TC—シ シリ ア ル 番 号 401420001 以 上 モ デ ル 番 号 07387—シ シリ ア ル 番 号 401420001 以 上 モ デ ル 番 号 07387TC—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 g239545 図1 1.
目次 燃料ラインとその接続の点検 ...........................40 電気系統の整備 ................................................... 40 電気系統に関する安全確保.............................40 ヒューズの整備 .............................................40 救援バッテリーによるエンジンの始 動............................................................41 バッテリーの整備 ..........................................42 走行系統の整備 ................................................... 42 フロントデファレンシャルオイルの量の点 検............................................................
安全について 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身 事故につながります。事故を防止するため、以下に示 す安全上の注意や安全注意標識のついている遵守事 。注 意 、 警 告 、 お よ び 危 項 は 必 ず お 守 り く だ さ い 図 2。 険 の文字は、人身の安全に関わる注意事項を示して います。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な 人身事故が発生することがあります。 この機械は SAE B2258 - 要求に準拠して設計され ています。 安全上の全般的な注意 この機械は人身事故を引き起こす能力がある。重大 な人身事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守し てください。 この機械は本来の目的から外れた使用をすると運転者 本人や周囲の人間に危険な場合があります。 • エンジンを始動する前に必ずこの オペレーターズマ ニュアル をお読みになり内容をよく理解してくださ いこの製品を使用する人すべてが製品を良く知り、 警告の内容を理解してください。 • この機械を運転する時は常に十分な注意を払ってく ださい。運転中は運転操作に集中してください注意 散漫は事故の大きな原因となります。
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりし た場合は新しいラベルを貼付してください。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 6. バッテリーに人を近づけな いこと。 保護メガネ等着用のこと 爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当て を受けること 5. 9. decal93-9850 93-9850 1. 修理や改造をしないこと オペレーターズマニュアル を読む こと。 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 を読むこと decal93-9852 93-9852 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 落下の危険シリンダロックを装着すること。 2.
decal105-4215 105-4215 decal106-2355 1. 警告 挟まれないように注意 106-2355 decal105-7977 105-7977 1. タンク 2. 加圧側 decal106-2353 106-2353 1. 電気ソケット 6 1. 低速 2. 高速 3.
decal106-2377 106-2377 1. ロック 8. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. デファレンシャルロック 9. シャフトに巻き込まれる危険 周囲の人を十分に遠ざけること。 3. ロック解除 10. 油圧シリンダ 縮む 4. 油圧ロック 11. 油圧シリンダ 伸びる 5. 入 6. PTO 7. 切 12. トランスミッション 高速 13. トランスミッション 低速 14. 駐車ブレーキ decal106-6755 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 3. 2. 爆発の危険 オペレーター ズマニュアル を読むこと。 4.
decal115-2047 115-2047 1. 警告 ― 高温部に触れないこと。 decal106-7767 106-7767 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 転倒注意 シートベ ルトを着用すること 転倒方向と反対側に身体をそらすこと。 decal115-2281 115-2281 ヘッドライト 4. エンジン 作動 2. ホーン 警笛 5. エンジン 始動 3. エンジン 停止 1.
decal115-2282 115-2282 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. 警告 可動部に近づかないこと 全部のガード類を正しく取り付けて運転すること。 3. 周囲の人間に打撲や手足の負傷の危険 周囲に人を近づけないこと 荷台に人を乗せないこと 乗車中は手足を車両外に出さないこ と シートベルトを着用し、手すりを握ること。 decal115-7741 115-7741 1. トランスミッションオイル関連の整備前に オペレーターズマ ニュアル を読むこと decal115-7756 115-7756 decal115-7723 115-7723 1. 1. 警告 油圧オイルの圧力は 124 bar124 kg/cm2=1800 psi。 2. カップラ A 3. カップラ B ハイフロー油圧: ON decal115-7739 115-7739 1. 周囲の人が転落や衝突する危険 人を乗せないこと。 decal115-7813 115-7813 1. 電源ソケット10 A 5. 2. スイッチ付き電源10 A 6.
decal115-7814 115-7814 decal117-2718 117-2718 decal121-6287 121-6287 1. decal121-6286 121-6286 1. エンジン冷却液の量を車両 2.
decal121-9776 121-9776 1. 警告初めて運転する前に オペレーターズマニュアル を読み適切 4. 警告 車両を離れるときは駐車ブレーキをロックし、エンジン なトレーニングを受けること。 を停止し、キーを抜くこと。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 3. 火災の危険 燃料補給前はエンジンを止めること。 5. 転倒の危険旋回時は速度を落とすこと斜面の登り走行や横断 走行は低速で行うこと荷物を積んでいない場合でも時速 32km 以上で運転しないこと荷物を積んでの走行や不整地の走行は 速度に十分注意して行うこと。 decal137-9896 137-9896 1. 4x4 「入」ボタン decal136-1163 136-1163 1. 積載重量は 1591kg を限 度としてください。 2. 牽引重量トング重量は 273 kg を限度としてください。 decal137-9895 137-9895 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 数量 内容 用途 ハンドル 1 ハンドルを取り付けますTCモデルの場 合のみ ROPSフレーム フランジヘッドボルト ½ x 1¼" 1 6 ROPS横転保護バーを取り付けます。 必要なパーツはありません。 – オイル類の量とタイヤ空気圧を点検す る。 必要なパーツはありません。 – ブレーキの慣らし掛けを行います。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 ハンドルを取り付ける TC モ デ ル の み この作業に必要なパーツ g008397 ハンドル 1 図3 手順 1. ハンドルの背面でセンターカバーを止めつけてい るタブ耳を外し、ハンドルのハブからセンターカ バーを外す。 2. ハンドルシャフトからロックナットとワッシャを外す。 3.
2 3 横転 保 護 バ ー を 取 り 付 ROPS横 ける オイル類の量とタイヤ空気圧 を点検する この作業に必要なパーツ 必要なパーツはありません。 1 ROPSフレーム 6 フランジヘッドボルト ½ x 1¼" 手順 1. 初めてエンジンを作動させる前と後に、エンジン オイルの量を点検する エンジンオイルの量を点検 する (ページ 37)を参照。 2. 初めてエンジンを作動させる前に、トランスアク スルオイルと油圧オイルの量を点検する トラン スアクスル/油圧オイルの量を点検する (ページ 51) を参照。 3. 初めてエンジンを作動させる前に、ブレーキオイ ルの量を点検する ブレーキオイル量の点検 (ペー ジ 48) を参照。 4. タイヤ空気圧を点検する タイヤ空気圧を点検す る (ページ 20)を参照。 手順 1. フランジヘッドボルト½ x 1¼"6本のねじ山にロッ キングコンパウンド中程度整備時に外せるレベ ル を塗りつける。 2.
製品の概要 各部の名称と操作 実際にエンジンを始動して作業を始める前に、各部分 の操作方法をよく知っておいてください。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 コントロールパネル g036549 図6 1. クラッチペダル 2. ブレーキペダル 3. アクセルペダル クラッチペダル エンジンを始動する時やトランスミッションのギア操作を 行なう場合には、このクラッチペダル図 6を一杯に踏み 込んでクラッチを外してください。トランスミッションにギア が入ったら、滑らかな動作でクラッチペダルから足をは なしてください トランスミッションやその他の機器に無用 な磨耗を招かないよう、スムーズに操作してください。 g240582 図5 ライトスイッチ 9. ハイフロー油圧スイッチTC 10. モデルのみ 11. 3. ホーン TC モデルのみ 4. タコメータ 12. 1. 2. 走行速度制限スイッチ エンジンオイル圧警告灯 アワーメータ 13. グロープラグインジケータ 6. 速度計 14. 充電インジケータ 7. 冷却水温度計及び警告灯 15.
ギアシフトレバー クラッチペダルを一杯に踏み込んでからシフトレバー図 7を希望するギア位置にシフトします。シフトパターンは 下の図に示すとおりです。 g009160 図7 g240581 図8 重要 ギアの切り替え 後退へはたは前進へ は、車両を 完全に停止させて行なってください。これを怠るとトラン スミッションを破損する恐れがあります。 注意 スピードを出した状態から急にシフトダウンすると 後輪がスリップする場合があり、危険であるばか りか、クラッチやトランスミッションを破損するお それもある。 ハイ・ロー・レンジ・シフター 1. 駐車ブレーキレバー 5. 2. 油圧昇降レバー 6. 4 輪駆動スイッチ4輪駆動 モデルのみ 3. 油圧昇降ロック 7. 4.
油圧昇降ロック アワーメータ 車両に荷台を取り付けていない場合には、油圧シリン ダが動かないように昇降レバー図 8をロックしておきま す。また、アタッチメントを取り付けて使用している場合 には、レバーを ON 位置にロックすることができます。 アワーメータは、左側コントロールパネルにあって本機 の稼働時間を積算表示します。図 5アワーメータは始 動スイッチをON位置に回すと始動し、エンジンが回転 している間作動を続けます。 ハイ・ロー・レンジ・シフター 速ハ イ レ ン ジ 制 限 ス イ ッ チ 3速 速度レンジを切り替えることで速度ギアが 3 つ増えるこ とになり、より細かなギア選択ができます図 8 3速ハイレンジ制限スイッチ図 5をSLOW 位置にしてキー を抜くとハイレンジが使えない設定になります。ハイレ ンジでシフトレバーを 3 速に入れるとエンジンが自動的 に停止します。 • ハイレンジからローレンジへ、あるいはその逆への 切り換えは、必ず車両を完全に停止させて行なって ください。 注 キーはどちらの位置でも抜くことができます。 • 切り替えは必ず平坦な場所で行ってください
充電インジケータ タコメータ 充電インジケータは、バッテリーが放電しているときに 点灯します。走行中にこのランプが点灯した場合に は、車両を停止させ、エンジンを止めて原因を調べ てください オルタネータベルトが切れているなどの場 合があります 図 5 。 タコメータは、エンジンの回転数を表示します図 5と 図 9。 注 白い三角マークはPTOを使用する際の適正回転数 540 rpm です。 重要 オルタネータベルトがゆるんでいたり、切れてい たりした場合には、必ず調整や修理を行なってから車 両を使用するようにしてください。この注意を守らない と、エンジンを破損させる場合があります。 以下の要領で警告ランプ類の作動を確認してください • 駐車ブレーキを掛ける。 • キーをON/PREHEAT 位置に回すが、エンジンは始動 させない。冷却水温度、充電警告、エンジンオイ ル圧の警告灯がそれぞれ点灯する。点灯しないラ ンプがあった場合には、電球が切れているかそれ ぞれの監視回路に異常が発生しているので、必ず 原因を突き止めて修理を行なう。 g010514 図9 燃料計 1.
助手席用手すり 助手席用の手すりがダッシュボードについています 図 10 。 g009815 図 10 1. 助手席用手すり 2. 物入れ 座席調整レバー 好みに合わせて座席の前後位置を調整することがで きます 図 11 。 g021227 図 11 1.
仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 全幅: 160 cm 荷台なし 326 cm 全長 フルサイズ荷台付き 331 cm 2/3サイズ荷台を後ろ寄りに取り付け346 cm モデル 07385: 887kg モデル 07385H: 887kg 基本重量 乾燥重量 モデル 07385TC: 924kg モデル 07387: 914kg モデル 07387H: 914kg モデル 07387TC: 951kg モデル 07385: 1471kg 定格積載重量運転手の体重 91kg、助手席乗員の体重 91kg、搭 載されているアタッチメントを含む モデル 07385TC: 1435kg モデル 07387: 1445kg モデル 07387TC: 1408kg 車両総重量 GVW 牽引能力 2359kg トング重量 272kg トレーラ最大重量 1587kg 地上高 18 cm何も積載していない場合 ホイールベース 118 cm トレッド センターライン間 高さ 前輪 117 cm 後輪 121 cm 191 cm ROPS最上部まで アタッチメントとアクセサ
運転操作 タイヤ空気圧を点検する 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 運転の前に 前 タ イ ヤ の 規 定 空 気 圧 2.20 bar2.24 kg/cm2 = 32 psi 後 タ イ ヤ の 規 定 空 気 圧 1.24 bar2.
燃料を補給する 硫黄分の少ない 微量 500ppm 未満、または極微 量15ppm 未満の新しい軽油またはバイオディーゼル 燃料以外は使用しないでください。セタン値が 40以上 のものをお使いください。燃料の劣化を避けるため、 180日以内に使いきれる程度の量を購入するように してください。 • 気温が -7℃ 以上では夏用燃料2号軽油を使用しま すが、気温が -7℃ 以下の季節には冬用燃料1号軽 油または1号と2号の混合を使用してください。 • 低温下で冬用ディーゼル燃料を使うと、発火点や 流動点が下がってエンジンが始動しやすくなるば かりでなく、燃料の成分分離ワックス状物質の沈 殿によるフィルタの目詰まりを防止できるなどの利 点があります。 g009814 図 14 注 気温が -7 ℃ 以上の季節には夏用燃料を使用する 方が、燃料ポンプの寿命を延ばします。 1. 重要 ディーゼル燃料の代わりに灯油やガソリンを使 わないでください。この注意を守らないとエンジンが破 損します。 3. 4.
インタロックシステムは、クラッチペダルを踏まない 限りエンジンがクランキングできないようにする安全 装置です。 • 注意 • インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしないこと。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、 不具合があれば作業前に交換修理する。 • 注 アタッチメントのインタロックの点検については、そ れぞれのアタッチメントの オペレーターズマニュアル を 参照してください。 • クラッチのインタロックスイッチの点検 • 1. 2. 3. • • 運転席に座り、駐車ブレーキが掛かっているの を確認する。 シフトレバーをニュートラル位置にする。 • 注 油圧昇降レバーが前位置にロックされていると エンジンを始動することができません。 クラッチペダルを踏まずにキーを右にSTART位 置まで回す。 • 注 クランキングする場合はインタロックスイッチが 故障しているので、運転前に修理する。 • 油圧昇降レバーのインタロックスイッ チの点検 1. 2. 3. 4.
• 路面がぬれているときは、車両の停止距離が長く なります。ブレーキが濡れて利かなくなった、平ら な場所で、ブレーキペダルを軽く踏み込んだままし ばらく低速で運転しましょう。 • 各斜面の実地調査を行い、乗り入れて良い斜面、 乗り入れてはいけない斜面を決めておくようにしま しょう。この調査においては、常識を十分に働か せてください。 • 路面の状態が急に変化するとハンドルが突然回転 し、手や腕にけがをする場合があります。走行速 度を落とし、ハンドルは円周部をやわらかく握り、 両親指をスポークに引っ掛けないようにハンドル を保持しましょう。 • 斜面での作業に自信が持てない時は、作業を行 わないでください。 • 斜面では動作も運転操作もゆっくりと行うことが原 則です。走行速度や走行方向を突然変えないで ください。 • ぬれた場所での運転は避けてください。走行できな くなる可能性があります。タイヤが走行力を維持し ていても転倒する場合があります。 • 荷台を外して運転する時にも、走行速度を落として ください。車両後部が軽いとブレーキを掛けたとき に後輪がロックしやすくなり、ロックすると車
荷台の操作 荷台を下げるには 警告 荷台を上げる 荷台は相当の重さになる。万一手などを挟まれる と大けがをする。 警告 荷台を降ろすときには、荷台に手やその他の部分 を近づけないよう十分注意すること。 上昇させた荷台が万一落下すると、荷台の下にい る人に非常に危険である。 • 荷台の下で作業する時は、必ず支持棒で荷 台を支えておく。 • 荷台の下で作業するときは荷台を空にしてお く。 レバーを前へ押すと荷台が下降します図 15。 テールゲートの開け方 1. 2.
5. アクセルから足を離したままの状態で、 6. キースイッチを ON 位置にする。 マシンを運転する 注 グロープラグインジケータランプが点灯した ら、エンジンを始動できる。 7. キースイッチを START 位置にする。 注 エンジンが始動したらすぐにキーから手を放 す。キーは RUN 位置に戻る。 注 始動スイッチが RUN位置に戻ってからさらに15秒 1. 駐車ブレーキを解除する。 2. クラッチを一杯に踏み込む。 3. シフトレバーを速に入れる。 4. アクセルペダルを踏み込みながらクラッチペダル からスムーズに足を離す。 5. 速度が十分に出たらアクセルペダルから足をは なし、クラッチペダルを一杯に踏み込んでシフト レバーを次のギアにシフトして、アクセルペダル を踏み込みながらクラッチペダルからスムーズに 足をはなす。 6.
デファレンシャルロックの使用 可能性があります。その場合はトランスミッションオイ ルを交換してください。.
– 油圧オイルが不足している。 り、油圧モータを使用する機器に連続的にオイル を送ることができます。 – 油圧オイルが過熱している。 この位置は、モータを取り付けて使用するか、ごく 短時間の使用にとどめてください。 – ポンプが作動していない。 • 重要 アタッチメントを何も取り付けなかったり油圧 – フィッティングがゆるんでいる。 シ リ ン ダ を 取 り 付 け た り し て ON 位 置 を 使 用 す る と オイルがリリーフバルブへ抜け、油圧システムが 損傷する可能性があります。この位置は、モー タを取り付けて使用するか、ごく短時間の使用に とどめてください。 – フィッティングのO リングが無くなっている。 • – カップラの接続が逆になっている。 • – ベルトがゆるんでいる。 • 運転終了後に カップラが汚れていると油圧システム全体が汚染されま すので注意してください。 カチッと音がするまでカップラにホースニップル を差し込む。 運転終了後の安全確認 安全上の全般的な注意 注 外部装置をクイックカップラに接続する場合には、そ の装置のどちら側から油圧を
トレーラを牽引する場合 ワークマンは自重よりも大きな車両やアタッチメントを牽 引することができます。牽引を行う場合、トレーラの重 量によってヒッチを使い分けてください。詳細について は弊社の正規代理店に問い合わせてください。 リアアクスルチューブに牽引ヒッチを取り付けた、トレー ラまたはアタッチメントの最大総重量 1587 kgまでを牽 引することができます。 必ず積載重量の60をトレーラの前側に振り分けてくださ い。これにより、ヒッチプレートに掛かる負荷がトレーラ の総重量グロスの約10 272kgとなります。 g009820 図 19 1.
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 2 時間 • 前輪と後輪のホイールラグナットをトルク締めする。 使用開始後最初の 10 時間 • • • • • • 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 • エンジンバルブのすきまを調整する。 使用開始後最初の 100 時間 • 慣らし運転のためのガイドライン シフトケーブルの調整状態を点検する。 前輪と後輪のホイールラグナットをトルク締めする。 駐車ブレーキの調整状態を点検する。 オルタネータベルトの磨耗と張りの点検を行う。 油圧フィルタを交換する。 ハイフロー油圧オイルのフィルタを交換する(TC モデルのみ)。 • • • • • • 使用するごとまたは毎日 タイヤ空気圧を点検する。 インタロックシステムの動作を点検する。 エンジンオイルの量を点検する。 水セパレータの水抜きと異物の除去。 エンジンの冷却液を点検する。 エンジン部とラジエターを清掃する。 (ほこりの多い環境で使用している場合はよ り頻繁な清掃が必要。) • ブレーキオイルの量を点検する。 初めてエンジンを作動さ
整備間隔 整備手順 800運転時間ごと • • • • フロントデファレンシャルのオイルを交換する。 (4輪駆動モデルのみ) 油圧オイルを交換しストレーナを清掃する。 油圧フィルタを交換する。 ハイフロー油圧オイルとフィルタを交換する(TC モデルのみ)。 1000運転時間ごと • 冷却系統の内部を洗浄し新しい冷却液に交換する。 • ブレーキオイルを交換する。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 www.Toro.
特殊な使用条件下で使用する場合の保守整備について 重要 以下のような条件で使用する場合には、保守間隔を通常の半分に短縮し、より頻繁な整備を行ってください • • • • • • 砂漠、荒れ地での使用 酷寒地 気温10℃以下 での使用 トレーラ作業 非常にほこりの多い条件下での頻繁な使用 建設現場での使用 泥、砂、水などの悪条件下で長時間使用した場合は、直後にブレーキの洗浄と点検を行う。これにより 無用な摩耗を防止することができる。 整備前に行う作業 • ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を上げな いでくださいToro正規代理店でタコメータによるエ ンジン回転数検査を受け、安全性と精度を確認 しておきましょう。 • 大がかりな修理が必要になった時や補助が必要な 時は、Toro 正規代理店にご相談ください。 • 機体の改造を行うと、機械の挙動や性能、耐久性 などが変化し、そのために事故が起きる可能性が あります。このような使い方をすると Toro® の製品 保証が適用されなくなります。 整備作業の多くは、荷台の昇降作業を伴います。けが や死亡事故を防止するために以下の点にご注意ください 保守
安全サポートの使い方 重要 サポートの取り付け 取り外しは必ず荷台外側 から行う。 1. 荷台を上げ、シリンダが完全に伸びたのを確認 する。 2. ROPS パネルの後ろについている保管用ブラ ケットから荷台サポート安全サポートを取り外す 図 21 。 g009164 図 22 1. 安全サポート 2. シリンダバレル 4. 3. 荷台 荷台を下げる時は、安全サポートを取り外して 元の位置ROPS パネル後ろ保管用ブラケットに 収納する。 重要 昇降シリンダに安全サポートを取り付けたま まで荷台を下げようとしないこと。 フルサイズ荷台の取外し g026142 1. エンジンを始動し、油圧昇降レバーで荷台を降 下させてスロットの中でシリンダが遊んでいる状 態にする。 2. 昇降レバーから手を離し、エンジンを停止する。 3. シリンダの外側端部からリンチピンを外す(図 23)。 図 21 1. 3.
g002369 図 24 g002368 図 23 1. シリンダロッドの端部 4. リンチピン 2. 荷台取り付けプレート 5. 後ろのスロットフルサイズ 荷台用 3. クレビスピン 6. 前のスロット2/3 荷台用 1. 荷台の左後ろ角 4. クレビスピン 2. 機体フレームのチャネル鋼 5. リンチピン 3. ピボットプレート 注意 4. シリンダロッドの端部を荷台取り付けプレートの スロットに固定しているクレビスピンを内側に押 し込んで外す(図 23)。 フ ル サ イ ズ 荷 台 は 約 148kg の 重 量 が あ り 、 一 人 で 作業することは不可能である。 5. ピボットブラケットをフレームに固定しているリンチ ピンとクレビスピンを外す図 23。 必ず 2 人または 3 人で行なうか、ホイストを使 うこと。 6.
2. 荷台を慎重に車両フレームの上に載せる 後部に ある荷台のピボットプレートの穴とリアフレーム チャネル鋼材の穴を揃えて、クレビスピンとリンチ ピン各2個を取り付ける図 25。 3. 荷台を下げた状態のまま、各シリンダロッド端部 を荷台取り付けプレートのスロットに固定する ク レビスピンとリンチピンを使用。 4. クレビスピンは荷台の外側から差し込み、リンチ ピンが荷台の外側に向くようにする図 25)。 注 後ろ側のスロットはフルサイズ荷台の取付け 用で、前側のスロットは 2/3 荷台の取付け用。 g009823 注 穴の位置が揃わない場合はエンジンを掛けて 図 26 シリンダを伸縮させて合わせてください。 1. 車体前部のジャッキアップポイント 注 使っていない穴をボルトとナットでふさいでおく と、組立て時の間違いを防ぐことができます。 5. エンジンを掛け、油圧昇降レバーを操作して荷 台を上げる。 6. 昇降レバーから手を離し、エンジンを停止する。 7.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリス アップ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 過酷な条件で使用してい る場合はより頻繁な潤滑が必要。 グ リ ス の 種 類 No. 2 汎用リチウム系グリス 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスフィッティン グをウェスできれいに拭く 2. フィッティングにグリスガンを接続してグリスを注 入する。 3. はみ出したグリスは表面からきれいにふき取る。 重要 ドライブシャフトとユニバーサルシャフトベアリング のクロス部分では、 つのカップ全部からグリスがはみ 出てくるまでグリスを入れてください。 グリスアップ箇所は以下の通りです g010314 図 28 1. 2. フード フードの下側を手前に持ち上げて、上部の取り付 けタブをフレームのスロットから引き抜けるように する 図 28 。 3. フードの上側を前に倒し、ヘッドライトからワイヤ コネクタを抜く図 28。 4.
• ヶ所 ); 図 31を参照 ブ レ ー キ (1ヶ g002394 g010571 図 31 図 30 • • ヶ 所); 図 32を参照 • U ジ ョ イ ン ト (18ヶ ヶ所 ); 図 31を参照 ク ラ ッ チ (1ヶ ヶ所 ); 図 31を参照 ア ク セ ル (1ヶ 駆シ ャ フ ト (3ヶ ヶ所 ); 図 32を参照 • 4駆 g010359 図 32 36
エンジンの整備 注 フィルタに穴があいているとその部分が明るく 見えます。破れや油汚れ、ゴムシールの傷がな いか点検してください。破損しているフィルタは 使用しない。 エンジンの安全事項 注 エンジンを保護するため、必ずエアフィルタを 取り付け、カバーをつけて運転してください。 オイル量の点検やオイルの補給を行う時は必ずエ ンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に 停止したのを確認してから作業に移る。 手足や顔や衣服を回転部やマフラなどの高温部に 近づけないよう十分注意すること。 • • 5. 注 一次フィルタの外側リムをしっかり押さえて確 実に装着してください。 エアクリーナの整備 6.
2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. ディップスティックを抜ききれいなウェスで一度拭 く 図 35 。 g002373 図 36 g028637 1. 図 35 1. 補給口キャップ 2. ディップスティック 5. ディップスティックを、チューブの根元までもう一 度しっかりと差し込む図 35。 6. 引き抜いてディップスティックの目盛りで油量を 点検する 図 35 。 7. オイルの量が不足している場合は、補給口の キャップ図 35を取り、ディップスティックの FULL マークまで補給する。 8. 補給口と補給用のオイル容器との間にすきまを作ってく ださい。 ディップスティックをしっかり差し込んで終了図 35 エンジンオイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 200運転時間ごと 1. 荷台を上げ、サポートを取り付けて、荷台を固 定する。 2.
4. オイルフィルタを外す図 37。 5. 新しいフィルタのシールに薄くエンジンオイルを 塗って取り付 ける。 6. ガスケットが取り付けプレートに当たるまで手で 回して取り付け、そこから更に1/2-2/3 回転増 し締めする。 燃料系統の整備 燃料フィルタ・水セパレータの 整備 注 締めすぎないように注意すること。 7. 燃料フィルタ・水セパレータからの水 抜き クランクケースに所定のオイルを入れる。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—水セパレータの 水抜きと異物の除去。 「エンジン点検」ランプが点灯した 場合 注 エンジンの故障コードを読み出すには弊社代理店の スタッフを呼んでいただくことが必要です。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 代理店に連絡する。 1. 燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく図 38。 2. キャニスタ下部のドレンプラグをゆるめて水や 異物を流し出す。 g007367 図 38 1. 3.
電気系統の整備 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと—燃料フィルタを交換す る。 1. 水セパレータからの水抜きを行う 燃料フィルタ・水 セパレータからの水抜き (ページ 39)を参照。 2. フィルタの取り付け部周辺をウェスできれいに ぬぐう 図 38 。 3. フィルタ容器を外して取り付け部をきれいに拭く。 4. ガスケットにきれいなオイルを薄く塗る。 5. ガスケットが取り付け部に当るまで手でねじ込 み、そこからさらに1/2回転締め付ける。 6.
decal115-7813 図 40 1. 2. 電源ソケット10 A スイッチ付き電源10 A 燃料ポンプ・速度規制ス イッチ 10 A 4. ホーン/電源ソケット15 A 3. 5. ライトとブレーキ15 A g010326 図 41 6. ハザードランプ10A 7. 4WDとトランスミッション10 A 1. 2. 3. 警告 • 凍結したバッテリーには絶対に接続してはなら ない。作業中に破裂や爆発を起こす危険があ る。 • バッテリーの取り扱いに関する通常の注意事項 を守って作業を行うこと。 • 救援車とワークマンを直接接触させないよう十 分注意すること。 • バッテリーケーブルの極性を間違えて接続する と電気系統の破壊や人身事故などを起こす可 能性があるので注意すること。 1.
走行系統の整備 注 エンジンを始動してから数分間待ち、それから 救援される側のエンジンを始動する。 5. ケーブルを外す時は、まずマイナスケーブルを エンジンから先に外し、次にバッテリーのマイナ ス端子から外す。 6. バッテリーベースにバッテリーカバーを取り付け る。 フロントデファレンシャルオイ ルの量の点検 輪駆 動 モ デ ル の み 4輪 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/毎月 いずれか早く到達 した方—フロント・デファレンシャル のオイルの量を点検します4輪駆動 モデルのみ 。 バッテリーの整備 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—バッテリー液の量を点検 する 格納中は30日ごとに 50運転時間ごと—バッテリーケーブルの接続 状態を点検する。 危険 電解液には硫酸が含まれており、触れると火傷を 起こし、飲んだ場合には死亡する可能性がある。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4.
フロントデファレンシャルのオ イル交換 シフトケーブルの調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと 輪駆 動 モ デ ル の み 4輪 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 4輪駆動モデルのみ デ フ ァ レ ン シ ャ ル オ イ ル の タ イ プ Mobil 424 油圧オイル 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. デファレンシャル側面にあるドレンプラグの周辺を ウェスできれいにぬぐう図 43。 5. ドレンプラグの下にオイルを受ける容器をおく。 6. ドレンプラグを外してオイルを容器に受ける。 7. オイルが完全に抜けたらドレンプラグを取り付 け、締めつける。 8. デファレンシャルの下部についている補給・点検 プラグの周囲をきれいに拭く。 9. 補給・点検プラグを外し、プラグの穴の高さまで オイルを入れる。 10. 1. シフトレバーをニュートラル位置にする。 2.
タイヤの点検 ハイ ロー切り替えケーブルの 調整 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 前 タ イ ヤ の 規 定 空 気 圧 2.20 bar2.24 kg/cm2 = 32 psi 1. ハイ・ロー切り替えケーブルをトランスアクスルに 固定しているクレビスピンを取る図 44。 2. クレビスのジャムナットをゆるめて、クレビスの穴 とトランスアクスルブラケットの穴を揃える。 3. 調整が終わったらクレビスピンを取り付けてジャム ナットを締め付ける。 後 タ イ ヤ の 規 定 空 気 圧 1.24 bar2.
冷却系統の整備 ホイールナットのトルク締め を行う 冷却系統に関する安全確保 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 2 時間 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 ホ イ ー ル ナ ッ ト の 規 定 ト ル ク 109-122 N·m11-12 kg.
g010315 図 50 1. 2. 6. ラジエタースクリーン ラッチ ラッチを外し、オイルクーラを装備している場合に はそれを倒してラジエターから遠ざける図 51。 g026143 図 49 1. 2. 5. タンクのキャップ 補助タンク 液量が不足している場合には、補助タンクのふた をとり、水とエチレングリコール不凍液の50/50 混 合液を補給する。 注 冷却液を入れすぎないでください。 6. g010316 図 51 補助タンクのキャップを取り付けて終了。 1. 2. 冷却部の清掃 7. 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—エンジン部とラ ジエターを清掃する。 ほこりの多い 環境で使用している場合はより頻繁 な清掃が必要。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. エンジンの周囲を丁寧に清掃する。 5. ラジエタースクリーンのラッチを外して、ラジエ ター前面から外す図 50。 ラジエターハウジング オイルクーラ 3.
注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを 開けると、高温高圧の冷却液が吹き出して やけどを負う恐れがある。 3. • エンジン回転中はラジエターのふたを開 けないこと。 • 分間 ほ ど 待 っ て 、 ラ エ ン ジ ン 停 止 後 、 15分 ジエターキャップが十分に冷えてから取り 外すようにすること。 • ラジエターキャップを開けるときはウェスを 使用すること。キャップは、高温の水蒸 気を逃がしながらゆっくりと開けること。 ラジエターキャップを取る図 52。 g026143 図 53 g010331 1. 冷却液タンクのキャップ 2. 補助タンク 図 52 1. 4. 5. ラジエターのキャップ 下側のラジエターホースを外して、冷却液を容器 に回収する。 注 冷却液が抜けたら下側のラジエターホース を元通りに接続する。 冷却液タンクのキャップを取る図 52。 47 6. 水とエチレングリコール不凍液の50/50 混合液 をゆっくりと注入する。 7. ラジエター液を一杯にして、キャップを閉める図 52 。 8.
ブレーキの整備 ブレーキオイル量の点検 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—ブレーキオイル の量を点検する。 初めてエンジン を作動させる前に、ブレーキオイル の量を点検する。 1000運転時間ごと/2年ごと いずれか早く到達し た方—ブレーキオイルを交換する。 g002379 ブ レ ー キ オ イ ル の タ イ プ DOT 3 図 55 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. フードを持ち上げてブレーキのマスターシリンダ とブレーキ液タンクにアクセスできるようにする 図 54 。 1. 6. ブレーキオイルのタンク 液量が不足している場合には、まず補給口周辺 をきれいに拭き、キャップをはずして、所定のブ レーキオイルを適正量まで補給する図 55。 注 ブレーキ液を入れすぎないように注意して ください。 駐車ブレーキの調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと 1. 駐車ブレーキレバーのゴム製グリップをはずす 図 56 。 g009817 図 54 1.
ベルトの整備 オルタネータベルトの調整 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 10 時間—オルタネータ ベルトの磨耗と張りの点検を行う。 g033488 200運転時間ごと—オルタネータベルトの磨耗 と張りの点検を行う。 図 57 1. ノブ 2. 固定ねじ 3. 駐車ブレーキレバー 3. ノブ図 57を回し、20-22kg程度の力でブレーキを 作動させられるように調整する。 4. 調整が終わったら固定ねじを締める図 57。 1. 荷台を上げ、荷台サポートを取り付けて、荷台 を固定する。 2. クランクシャフトとオルタネータのプーリ間の中央 でベルトを指で押してベルトの張りを点検する 押 す力は10kg程度(図 58)。 注 新しいベルトの場合は 8-12 mm 程度のたわ みが出るのが適正である。 注 駐車ブレーキレバーでは調整ができなくなった 場合には、ハンドルを調整域の中央部までゆる め、後部でケーブルを調整し、その後にステッ プ3をもう一度行ってください。 5.
制御系統の整備 4. 調整ができたらジャムナットを締めて調整を固 定する。 クラッチペダルの調整 5. ジャムナットを締めた後で測定して、正しく 9.2-9.8 cmに調整できていることを確認する。 注 必要に応じて再調整する。 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 注 クラッチペダルのケーブルはベルハウジングでもク ラッチペダルのピボットでも調整することができます。フ ロントフードを外すとペダルピボットに手が届きやすく なります。 1. 6. リターンスプリングをクラッチレバーに取り付ける。 重要 ジャムナットを締めた後、ロッドの端部がね じれずにぴったりボールに当たり、クラッチペダル 。 と平行になっていることを確認してください 図 61。 クラッチケーブルをベルハウジング上のブラケット に固定しているジャムナットをゆるめる図 59。 注 クラッチの遊びは絶対に 19 mm よりも小さくし ないでください。 注 さらに調整が必要な場合は、ボールジョイント を外して回しても構いません。 g009592 図 59 1. クラッチケーブル 3. リターンスプリング 2.
油圧系統の整備 油圧系統に関する安全確保 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専 門医の治療を受ける。万一、油圧オイルが体内 に入った場合には、数時間以内に手術を受ける 必要がある。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエンジンを 停止し、ダンプバルブを上昇から下降に切り替える か、荷台やアタッチメントを下降させてシステム内部 の圧力を完全に解放してください。リモート油圧装 置のレバーは平らに寝た状態にセットしてください。 また、荷台を上げて作業する場合には、かならず 荷台安全サポートで荷台を固定してください。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手や足を近づ けない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 g019537 図 62 1. ロックナット 2.
• 粘性インデックス, ASTM D2270 140-152 • 流動点, ASTM D97 –37 °C-–43 °C • FZG, フェールステージ—11 またはそれ以上 • 水分含有量新しいオイルで 500 ppm最大 産 業 規 格 Vickers I-286-S, Vickers M-2950-S, Denison HF-0, Vickers 35 VQ 25 (Eaton ATS373-C) 1. 平らな場所に駐車する。 2. 駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 油圧オイルタンクの注油口周辺をきれいに拭き、 キ ャップを外す図 65。 5. 給油口からキャップを取る。 g002376 図 64 1. ディップスティック 5. トランスアクスルの上部からディップスティックを抜 き取りウェスで一度きれいに拭く。 6. ディップスティックを、トランスアクスルにもう一 度しっかりと差し込む。 7.
油 圧 オ イ ル の タ イ プ Dexron III ATF 1. 2. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 10. エンジンを始動させて運転を行い、システム全体 にオイルを行き渡らせる。 11. オイルの量を点検し、必要に応じて補給する。 重要 指定された銘柄のオイル以外は使用しないでく ださい。他のオイルを使用すると油圧システムを損 傷する恐れがあります。 油圧オイルタンクの側面にあるドレンバルブをゆ るめ、流れ出すオイルを容器に受ける(図 66)。 油圧フィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 800運転時間ごと 重要 純正品以外のフィルタを使用すると関連機器の保 証が適用されなくなる場合があります。 g009623 図 66 1. 油圧オイルタンク 2. ドレンプラグ 3. タンク側面のストレーナについている油圧ホース と90°フィッティングの向きを確認記憶する図 67。 4. 油圧ホースと90度フィッティングを外す。 5. ストレーナを外し、裏側から溶剤で洗浄する。 1.
800運転時間ごと—ハイフロー油圧オイルとフィ ルタを交換するTC モデルのみ。 5. エンジンを始動させ、約 2 分間のアイドリングを 行ってオイルを全体に行き渡らせ、内部にたまっ ているエアを逃がす。 6. エンジンを止め、油量を点検する。 7. オイルの量が適正であることを確認する。 8.
g019543 図 71 1. 7. 周囲から人を遠ざける。 8. 救援車のエンジンを始動し、油圧昇降レバーを 「上昇」位置にすると、故障側の荷台が持ち 上がる。 9. 油圧レバーをニュートラル位置にしてレバーを ロックする。 g009822 図 69 1. クイックカップラホース A 2. クイックカップラホース B 10. 3. 4. 救援用ホース 故障しているワークマンのカップラホースに、救 援用ホース 2 本を接続する図 70。 伸ばした昇降シリンダに、荷台サポートを取り付 ける 安全サポートの使い方 (ページ 32)を参照。 注 両方の車両のアタッチメントとエンジンを停止 させた状態で、油圧昇降レバーを数回前後に動 かし、内部の圧力を解放するとクイックカップラ が外しやすくなります。 使用しないフィッティングにはキャップをかぶせ ておく。 11. 作業が終わったら救援ホースを外し、各ワークマ ンの油圧ホースを元通りに接続する。 重要 両方の車両とも、運転を再開する前に必ず 油圧オイルの量を確認してください。 g002429 図 70 1.
洗浄 保管 車体を清掃する 格納保管時の安全 必要に応じて洗車してください。水または水と洗剤で洗 浄します。柔らかい布などを使っても構いません。 • 格納はエンジンが十分に冷えてから行ってください。 • 裸火の近くに機械や燃料を保管したり、屋内で燃料 の抜き取りをしたりしない。 重要 高圧洗浄機は使用しないでください。圧力洗浄機 によって電装部や潤滑部に水が浸入すると、問題が 起こりやすくなります。また、コントロールパネル、エ ンジン、バッテリー付近に大量の水をかけないように してください。 マシンの保管 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと—通常ブレーキと駐車ブ レーキを点検する。 400運転時間ごと—ブレーキシューが磨耗してい ないかブレーキを目視点検する。 使用開始後最初の 50 時間 600運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到達し た方 重要 エンジンを駆動させたままで洗車を行わないでく ださい。エンジンを駆動させたままで洗車するとエンジ ン内部を損傷する恐れがあります。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2.
13. 機体各部のゆるみを点検し、必要な締め付けや 交換、修理を行う。破損個所はすべて修理する。 14. 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理を する。 ペイントは代理店で入手することができる。 15. 汚れていない乾燥した場所で保管する。 16.
故障探究 問題 考えられる原因 対策 クイックカップラの着脱がしにくい。 1. 油圧が解放されていないクイックカップ ラに油圧がかかっている。 1. エンジンを止めて油圧昇降レバーを前 後に何度か操作し、その後にクイック カップラを補助油圧パネルのフィッティ ングに接続する。 パワーステアリングが重い。 1. 油圧オイルが不足している。 1. 油圧システムの整備を行う。 2. 油圧オイルの温度が高い。 3. 油圧ポンプが作動していない。 2. 油圧オイルの量を点検し、必要に応じて 補給などを行う。代理店に連絡する。 3. 代理店に連絡する。 1. フィッティングがゆるんでいる。 1. フィッティングを締め付ける。 2. 油圧フィッティングのO リングが無くなっ ている。 2. O リングを取り付ける。 1. カップラの接続が完全でない。 1. クイックカップラを外し、ていねいに清 掃してもう一度取り付ける。磨耗したり 破損したりしているカップリングは交換 する。 2. カップラの接続が逆になっている。 2.
欧州におけるプライバシー保護に関するお知らせ トロが収集する情報について トロ・ワランティー・カンパニートロは、あなたのプライバシーを尊重します。この製品について保証要求が出された場合や、製品のリコールが行われた場合に あなたに連絡することができるように、トロと直接、またはトロの代理店を通じて、あなたの個人情報の一部をトロに提供していただくようお願いいたします。 トロの製品保証システムは、米国内に設置されたサーバーに情報を保存するため、個人情報の保護についてあなたの国とまったく同じ内容の法律 が適用されるとは限りません。 あなたがご自分の個人情報を提供なさることにより、あなたは、その情報がこの「お知らせ」に記載された内容に従って処理されることに同意したこ とになります。 トロによる情報の利用 トロでは、製品保証のための処理ならびに製品にリコールが発生した場合など、あなたに連絡をすることが必要になった場合のために、あなたの個人情報を 利用します。また、トロが上記の業務を遂行するために必要となる活動のために、弊社の提携会社、代理店などのビジネスパートナーに情報を開示する場 合があります。弊社があなたの個人情報を他
Toro 製 品 保 証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥 に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラーに対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service Departm