Form No. 3401-240 Rev A Workman® HDX-D 汎 用 作 業 車 荷 台装着仕様車 モ デ ル 番 号07385—シ シ リ ア ル 番 号 316000001 以 上 シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 07385H—シ シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 07385TC—シ シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 07387—シ シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 07387H—シ シリ ア ル 番 号 316000001 以 上 モ デ ル 番 号 07387TC—シ 製品の登録は www.Toro.com.
警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、ディーゼルエンジン の排気には発癌性や先天性異常などの原因と なる物質が含まれているとされております。 図1 1.
目次 フードの外しかた ...............................................40 フードを取り付ける ...........................................40 潤滑 .......................................................................41 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ .....................................................................41 エンジンの整備 .....................................................43 エアクリーナの整備 ...........................................43 エンジンオイルとフィルタの交換 ......................43 燃料系統の整備 .....................................................
安全について • 疲れている時、病気の時、アルコールや薬物を 絶対 に 運転しないでください。 摂取した時は絶 不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、 人身事故につながります。事故を防止するため、以 下に示す安全上の注意や安全注意標識のついている 警告 、および 遵守事項は必ずお守りください 注 意 、警 危 険 の文字は、人身の安全に関わる注意事項を示し ています。これらの注意を怠ると死亡事故などの重 大な人身事故が発生することがあります。 • 作業には頑丈な靴を着用してください。だぶつ いた衣服を避け、長い髪は束ね、装飾品は身に 着けないでください。 • 地域によっては安全メガネ、安全靴、および長 ズボンの着用が義務付けられています。 • 絶 対 に 子供に運転させないでください。大人で 絶対 あっても適切な訓練を受けていない人には絶 に運転させないでください。訓練を受け、許可さ れている人以外には運転させないでください。 • どの人がどこに人がいるかを常に意識しなが ら運転してください。 • ガードなどの安全装置やステッカー類は必ず所 定の場所に取り付けて使用してくださ
• • • • • – 急な斜面を走行する場合には安全に特に注意 する。斜面では通常はまっすぐに上るか下る かする。小さな旋回をする時や斜面で旋回を 行う時には必ず減速する斜面での旋回は可能 な限り避ける。 屋内では絶対に給油しないでください。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど 裸火や火花を発するものがある近くでは、絶対に 機械や燃料容器を保管格納しないでください。 給油は、機械をトラックやトレーラから地面に 降ろし、機体を接地させた状態で行ってくださ い。機械を車両に搭載したままで給油を行わなけ ればいけない場合には、大型タンクのノズルか らでなく、小型の容器から給油してください。 もし燃料を衣服にこぼしてしまった場合には、 直ちに着替えてください。 絶対にタンクから燃料をあふれさせないでくだ さい。給油後は燃料タンクキャップをしっか りと締めてください。 – ぬれた場所、スピードが出ている時、満載状 態などでの運転には十二分の注意を払う。満 載状態では停止時間が長くなることを忘れず に。斜面の上り下りに入る前にシフトダウン しておくこと。 – 荷台に積み込む時は、荷重が均等になるよう に
てください。破損部は必ず修理交換してから作 業を再開してください • • 斜面での運転 警告 運転席を離れる前に 1. エンジンを止める。 2. 駐車ブレーキを掛け、 3. キーを OFF 位置に回す。 斜面では転倒しやすくなる上、斜面を登りき れないときにはエンジンが停止してしまう場 合もあります。あわてると人身事故を起こす 危険があります。 4.
さい。 急ブレーキは絶対につつしみましょう。 斜面ではより慎重な運転を心がけましょう。 不整地での運転 不整地、ラフ、凹凸のある場所、縁石の近く、穴の 近くなど路面が一定でない場所では必ず減速してく ださい。また、そのような場所を走行する場合に は、積荷を減らしてください。車体が揺れると重心 が移動し、運転が不安定になります。 警告 路面の急変化が起こるとハンドルが突然回転 し、手や腕にけがをする場合がある。 • 凹凸のある場所での走行や縁石を乗り越え るときなどは減速する。 • ハンドルは円周部をやわらかく握り、両親 指がスポークから離れて上向きになるよう に保持する。 • 重い物を積んでいるときは停止距離が長くな り転倒しやすくなっていることを忘れないで ください。 • 荷台は荷物専用のスペースです。人を乗せない でください。 • 過積載は絶対にやめてください。 銘板ダッシュ ボード中央の下側にありますで、積載限度を確 認してください。アタッチメントにも過負荷を 掛けないでください。また、所定の車両総重量 GVWの範囲内で使用してください。 保守 • 整備・調整作業の前には作業中に誤
音圧 この機械は、オペレータの耳の位置における音圧レ ベルが 82 dBA であることが確認されています ただ しこの数値には不確定値K1 dBA が含まれています。 音圧レベルの確認は、EC規則 11201 に定める手順に 則って実施されています。 振動 腕および手 • 右手の振動レベルの実測値 = 0.41 m/s2 • 左手の振動レベルの実測値 = 0.2 m/s2 • 不確定値 K = 0.5m/s2 実測は、EC規則 1032 に定める手順に則って実施さ れています。 全身 • 振動レベルの実測値 = 0.3 m/s2 • 不確定値 K = 0.
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。 読めなくなったも のは必ず新しいものに貼り替えてください。 106-6755 1. 冷却液の噴出に注意。 3. 2. 爆発の危険 オペレーター ズマニュアル を読むこと。 4. 警告 高温部に触れないこ と。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 115-7740 1. 警告 トレーラの最大重量は 680 kg トングの最大重量は 90 kg。 2. 警告 牽引重量が 680 kg 以上の場合はトレーラ用ブレーキが 必要 トレーラの最大重量は 1591 kg、トレーラ用ブレーキ付 きの場合のトングの最大重量は 273 kg。 115-7813 1. 電源ソケット 10A 5. 2. 電源スイッチ 10A 3. 燃料ポンプ, 速度規制ス イッチ 10A ホーン, 電源ソケット 15A 6. ハザード 10A 7. 4WD, トランスミッション 10A 4. ヘッドライト, ブレーキ 15A 115-7723 115-2047 1.
121-9776 1. 警告初めて運転する前に オペレーターズマニュアル を読み適切 4. 警告 車両を離れるときは駐車ブレーキをロックし、エンジン なトレーニングを受けること。 を停止し、キーを抜くこと。 2. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 3. 火災の危険 燃料補給前はエンジンを止めること。 転倒の危険旋回時は速度を落とすこと斜面の登り走行や横断 走行は低速で行うこと荷物を積んでいない場合でも時速 32 km 以上で運転しないこと荷物を積んでの走行や不整地の走行は 速度に十分注意して行うこと。 5. 105-4215 106-2355 1. 低速 2. 高速 3. 1. 警告 挟まれないように注意 トランスミッション 高速運 転禁止 93-9868 1. 115-7741 1. トランスミッションオイル関連の整備前に オペレーターズマ ニュアル を読むこと 106-2353 1.
93-9879 1. 負荷が掛かっている危険 オペレーターズマニュアル を読 むこと バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります. 爆発の危険 2. バッテリーに人を近づけな いこと 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 保護メガネ等着用のこと 爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり 4. 保護メガネ等着用のこと. 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当て を受けること 1. 5. 6. 9. オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止 を読むこと 93-9850 1. 修理や改造をしないこと オペレーターズマニュアル を読む こと。 115-7739 転落、衝突、周囲の人への危険 人を乗せないこと。 93-9899 1. 93-9899 1. 落下の危険 シリンダロックを装着すること。 115-7756 1. ハイフロー油圧: ON 106-7767 1.
106-2377 1. ロック 2. デファレンシャルロック 3. ロック解除 4. 油圧ロック 5. 入 6. PTO 7. 切 8. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 9. シャフトに巻き込まれる危険 周囲の人を十分に遠ざけること。 10. 油圧シリンダ 縮む 11. 油圧シリンダ 伸びる 12. トランスミッション 高速 13. トランスミッション 低速 14. 駐車ブレーキ 115-2281 ヘッドライト 4. エンジン 作動 2. 警笛 5. エンジン 始動 3. エンジン ― 停止 1.
121-6287 121-6286 1. 毎日使用前に冷却液の量 を点検すること。エンジン 冷却液の点検をする前に オペレーターズマニュアル を読んでください。 2. 1. 補給口の根元まで冷却液を入れる。 ラジエターを開けたり直接 冷却液を追加すると内部に エアが混入してエンジンを 損傷する。冷却液は、補 助タンクに補給すること。 93-9852 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 数量 内容 用途 ハンドル 1 ハンドルを取り付けますTCモデルの場 合のみ ROPSフレーム ボルト 1/2 インチ 1 6 ROPS横転保護バーを取り付けます。 必要なパーツはありません。 – エンジンオイル、トランスアクスル/油圧オ イル、ブレーキオイルの量を点検する。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 ハンドルを取り付ける この作業に必要なパーツ ハンドル 1 図3 手順 ハンドルの背面でセンターカバーを止めつけ ているタブ耳を外し、ハンドルのハブからセ ンターカバーを外す。 1. ハンドルシャフト 5. ワッシャ 2. ダストカバー 6. ロックナット 3. ハンドル 7. カバー 2. ハンドルシャフトからロックナットとワッ シャを外す。 4. ハンドルについているタブ 耳用のスロット 8. カバーについているタブ 3. ハンドルとワッシャを順に取り付ける。 1.
3 液量を点検する 必要なパーツはありません。 手順 図4 1. ROPS取り付けブラケット 2. 1. エンジンを初めて作動させる前と後に、エン ジンオイルの量を点検する エンジンオイルの 量を点検する (ページ 21)を参照。 2. エンジンを初めて作動させる前に、トランス アクスル/油圧オイルの量を点検する トランス アクスル/油圧オイルの量を点検する (ページ 24) を参照。 3. エンジンを初めて作動させる前に、ブレーキ オイルの量を点検する ブレーキオイル量の点 検 (ページ 26) を参照。 フランジボルト1/2 x 1-1/4 インチ 2. ROPSの両側をフランジボルト3本、1/2 1-1/4 イ ンチでフレームに固定し、115 N·m11.8 kg.
製品の概要 注意 ブレーキが磨耗したり調整が狂ったりすると人 身事故の原因となる。 各部の名称と操作 ブレーキペダルを一杯に踏み込んだ時、ペダル と 運 転 台 の 床 と の 距 離 が 38 mm 以 下 と な る よ う なら調整または修理が必要である。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 アクセルペダル ギアシフトレバー アクセルペダル図 5はエンジンの回転数を変化させ るペダルで、トランスミッションにギアの入った 状態でアクセルを操作すると走行速度を変えるこ とができます。ペダルを踏み込むとエンジン速度 が上がって走行速度が上がります。ペダルから足 をはなすとエンジンの回転速度が下がって走行速 度が下がります。 クラッチペダルを一杯に踏み込んでからシフトレ バー図 6を希望するギア位置にシフトします。シフ トパターンは下の図に示すとおりです。 図6 重要 前進から後退へ、あるいは後退から前進への 切り換えは、車両を完全に停止させて行なってくだ さい。これを守らないと、トランスアクスルが破損 するおそれがあります。 注意 スピードを出した状態から急にシフトダウンす ると
ハイレンジからローレンジへ、あるいはその逆 への切り換えは、車両を完全に停止させて行 なってください。 また、切り換えは平らな場所で行なってくださ い。 クラッチペダルを一杯に踏み込んでください。 レバーを前一杯に動かすとハイレンジ、後ろ一 杯に動かすとローレンジです。 • • • • High は荷物をあまり積まない状態、乾いた路面、高 速での走行のためのレンジです。 図7 1. ギアシフトレバー 4. 油圧昇降ロック 2. 駐車ブレーキ 5. デファレンシャルロック 3. 油圧昇降レバー 6.
アワーメータ 充電インジケータ アワーメータは、左側コントロールパネルにあって 本機の稼働時間を積算表示します。アワーメータ図 8は始動スイッチをON位置にすると始動し、エンジ ンが回転している間作動を続けます。 バッテリーが放電しているときに点灯します。走行 中にこのランプが点灯した場合には、車両を停止 させ、エンジンを止めて原因を調べてください オ ルタネータベルトが切れているなどの場合があり ます 図 8 。 速度制限スイッチ 重要 オルタネータベルトがゆるんでいたり、切れて いたりした場合には、必ずその修理を行なってから 車両を使用するようにしてください。この注意を守 らないと、エンジンを破損させる場合があります。 速度制限スイッチ図 8を、低速位置にセットして キーを抜き取ります。これにより、マシンがハイ レンジの3速ギアにシフトされたときのエンジンの 回転速度が 2,200rpm に制限され、最大走行速度は 21km/h に制限されます。 以下の要領で警告ランプ類の作動を確認してくだ さい ライトスイッチ ライトスイッチ図 8を押すとヘッドライトの点灯・ 消灯を切り替えることができ
座席調整レバー 運転しやすい位置に前後調整することができます 図 11 。 図9 1. エンジンの速度 2. PTO速度 540 RPMに必要 な回転数は 3,300 RPM 図 11 1.
運転操作 アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリ がそろっており、マシンの機能をさらに広げること ができます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、 または代理店へお問い合わせください弊社のウェブ サイト www.Toro.
図 12 1. 荷台用レバー 荷台を下げる 警告 図 13 荷台は相当の重さになる。 万一手などを挟ま れると大けがをする。 荷台を降ろすときには、荷台に手やその他の部 分を近づけないよう十分注意すること。 1. ラッチハンドル 2. ラッチゲート 3. ラッチピン エンジンオイルの量を点検する レバーを前へ押すと荷台が下降します図 12。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 テールゲートの開け方 1. 荷台が完全に降りていることを確認する。 オ イ ル の タ イ プ 洗浄性オイルAPI 規格 SJ または それ以上 2.
ADDマークにある場合は、FULLマークまで補給し 入れ す ぎ な い よ う に 注 意 し て く だ さ てください。入 い 。 オイル量が FULL とADD の中間の時は、オイ ルを補給する必要はありません。 1. 平らな場所に駐車する。 2. ディップスティックを抜ききれいなウェスで 一度拭く 図 15 。 図 16 1. 6. 図 15 1. 補給口キャップ 2. ディップスティック 3. ディップスティックを、チューブの根元まで もう一度しっかりと差し込む図 15。 4. ディップスティックをもう一度抜きとってオ イルの量を点検する図 15。 5.
警告 燃料を飲み込むと非常に危険で生命に関わる。 また、気化した燃料に長期間ふれると身体に重 篤な症状や疾病を引き起こす。 • ガソリンのガスを長時間吸い込むのは避け ること。 • ノズルやタンク、コンディショナー注入口 には顔を近づけないこと。 • 目や皮膚に燃料が付着しないようにするこ と。 • 燃料と直接接触する部材、すなわちシール、 ホース、ガスケットなどの経時劣化が早まる可能 性がありますから、適切に点検してください。 • バイオディーゼル混合燃料に切り替えてからし ばらくの間は燃料フィルタが目詰まりを起こ す可能性があります。 • バイオディーゼルについて更に詳しい情報は、 代理店にお問い合わせください。 1. 燃料タンクのキャップの周囲をきれいに拭く。 2.
油圧 オ イ ル の ト ラ ン ス ア ク ス ル /油 量を点検する 注意 エンジン停止直後にラジエターのキャップを開 けると、高温高圧の冷却液が吹き出してやけ どを負う恐れがある。 • ラジエターキャップは開けないこと。 • 分ぐ ら 冷 却 液 タ ン ク が 十 分 に 冷 え る ま で 15分 い待ってからキャップを開けるようにする こと。 • 冷却液補給タンクのキャップを開けるとき はウェスなどを使い、高温の水蒸気を逃が しながらゆっくりと開けること。 • ラジエターの液量は、ラジエター本体でな く冷却液タンクで点検すること。 1. 平らな場所に駐車する。 2. 補助タンクにあるラジエター液の量を点検す る(図 18)。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 冷却液量は、初 めて使用する前および 8 運転時間 ごとまたは毎日点検。 ト ラ ン ス ア ク ス ル オ イ ル の タ イ プ Dexron III ATF 1. 平らな場所に駐車する。 2.
トロ純正品が入手できない場合Toro のオイルが入 手できない場合は、以下に挙げる特性条件および 産業規格を満たすオイルを使用することができま す。オイルの専門業者と相談の上、適切なオイルを 選択してください 8.
4. 不足している場合には適切なオイルを補給す る。 5. 補給・点検プラグを取り付ける。 ホイールナットのトルクを点検する 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 2 時間 使用開始後最初の 10 時間 図 23 200運転時間ごと 1. 空気圧が高すぎるタイヤ 警告 この整備を怠ると車輪の脱落や破損から人身 事故につながる恐れがある。 ブレーキオイル量の点検 運 転 開 始 か ら1-4時 時 間 後 に1回 回 と10時 時 間 後 に も う1 回、前輪と後輪のホイールナットのトルク締 め を 行 う こ と ト ル ク 値 は 109122N·m 1214kg.
2. クラッチを一杯に踏み込む。 3. シフトレバーを速に入れる。 4. アクセルペダルを踏み込みながらクラッチペ ダルからスムーズに足を離す。 5. 速度が十分に出たらアクセルペダルから足を はなし、クラッチペダルを一杯に踏み込んで シフトレバーを次のギアにシフトして、アク セルペダルを踏み込みながらクラッチペダル からスムーズに足をはなす。 6. この操作を繰り返して希望の走行速度まで加 速する。 重要 前進から後退へ、あるいはその逆に切り 換える場合には、必ず車両を完全に停止させ て行なってください。 注 長時間にわたってエンジンをアイドリング させないでください。 図 25 1. エンジンの回転数が 3,600 rpm の時の各ギアで の走行速度は以下の表の通りです。 ブレーキオイルのタンク ギア レンジ 比 速 度 kmh 速度 マイ 時 ル /時 1 L 82.83 : 1 4.7 2.9 運転席に座り、駐車ブレーキが掛かっている のを確認する。 2 L 54.52 : 1 7.2 4.5 3 L 31.56 : 1 12.5 7.
油圧昇降レバーのインタロックスイッチの 点検 • エンジンオイルなどの液量点検を定期的に行 い、オーバーヒートなどの兆候がないか日常 的に注意を払う。 • エンジンを始動後、ギアを入れる前に15秒間程 度のウォームアップを行う。 1. 運転席に座り、駐車ブレーキが掛かっている のを確認する。 • • エンジンの空ふかしをしない。 2. シフトレバーをニュートラル位置にし、油圧 昇降レバーが中央位置になっていることを確 認する。 3. クラッチペダルを踏み込む。 4.
ブレーキの適正操作 障害物の近くでは減速すべきです。これにより、停 止や回避のための余裕が生まれます。万一実際にぶ つかれば、機材を損傷してしまいます。 さらにはご 自身や周囲の人にけが等を負わせることにもなり かねません。停止や旋回は車両総重量と大きな関 係があります。積載重量が大きいときには停止も 旋回も難しくなります。 積載重量が大きいほど停 止に掛かる時間が長くなります。 荷台を取り付けていない、アタッチメントを取り付 けているなどの場合も、制動特性が変化します。 急ブレーキを掛けると、前輪がロックするよりも 先に後輪がロックし、車両が制御できなくなる危 険があります。荷台を取り付けていない時や、ア タッチメントを取り付けている場合は、通常よりも スピードを落とすのが賢明です。 図 27 1.
積荷の安全な積み下ろし 斜面での運転 乗員や積荷の重量や積載方法によって車両の重心は 変化し、それによって運転感覚も変わります。 暴走 して人身事故を起こすといった悲劇を防止するため に、以下の注意をお守りください。 警告 斜面での転倒事故は重大な人身事故に直結す る。 • 急斜面に乗り入れないこと。 • 坂を登りきれない時は絶対に ターンしよう としない。 • シフトを「後退」に切り換え、必ずバック でゆっくりまっすぐに坂を下りること。 • ブレーキだけに頼ってニュートラルギアで 坂を下りてはいけない。 • 斜面を横切って運転しないこと。斜面に対 してまっすぐ登り下りする。 • 斜面で旋回しない。 • 下り坂で急にクラッチペダルやブレーキペ ダルを踏んではならない。速度の急な変化 は転倒などに結びつきやすい。 車両ラベルに記載された限度を超えて荷を積まない でください。 警告 ダンプレバーを下げると、エンジン停止中で も荷台は降下する。エンジンを切っても降下 動作は 止まらない。 荷台を上昇位置に保持しておくときは、万一 のことを考えて、必ず安全サポートでシリン ダを支えておくこと。 ワークマンで
重い物を積んでいる時は停止距離が長くなり、安全 旋回半径は大きくなりますので注意が必要です。 動 4 駆システムはバック時にも有効に働きますが、 バックの場合、前進時に比べて 4 駆への切り替わ りがほんのわずか遅くなります。 荷台は荷物専用のスペースです。人を乗せないで ください。 警告 斜面での転倒事故は重大な人身事故に直結す る。 デファレンシャルロックの使用 デファレンシャルロックは、後ろ2輪をロックして1 輪だけが空転しないようにして走行力を高めるもの です。ぬれた芝面などの滑りやすい場所で重量物を 運ぶ時や、斜面を登る時、砂地を走行する時などに デファレンシャルロックが威力を発揮します。し かし、この機能はあくまでも限られた状況で一時 的に使用するための機能です。既にお話した斜面 での安全上の注意や重い荷物を運搬する時の注意 を怠ってはいけません。 輪駆動車では牽引力 がアップするが、同時に、 旋回ができないほど急 な斜面などにも登れるよ うになるなど、潜在的な 危険性も大きくなる。 運転時には、特に急な斜面で無理をしな いよ う特に注意すること。 移動走行を行うとき 長距離を運ぶ場合
では車両の性能が十分発揮できないばかりか、ブ レーキ、車軸、トランスアクスル、モータ、ハン ドル機構、サスペンション、ボディー構造、タイ ヤ等を破損する場合もあります。 重要 駆動系統の保護のためローレンジで運転し てください。 第五ホイール式のアタッチメントフェアウェイエア レータなどでは、必ずホイールバー第五ホイール キットに付属を取り付け、トレーラ側が急停止した 場合でも前輪が浮いてしまわないようにします。 油圧コントロールを使用する 図 29 1. アクスル車軸 2.
ト油圧システム、パワステ、トランスアクスル などを損傷しますから十分注意してください。 クイックカップラのつなぎ方 重要 クイックカップラが汚れていないのを確認し ます。カップラが汚れていると油圧システム全体が 汚染されますので注意してください。 • クイックカップラ「A」位置 2. カップラについているロッキングリングを後 ろに引く。 2. カチッと音がするまでカップラにホースニッ プルを差し込む。 注 外部装置をクイックカップラに接続する場合に は、その装置のどちら側から油圧をかけることが必 要なのかを確認し、そちらの側をカップラB に接続 します クイックカップラB は、レバーを前に倒した 時とON 位置に固定したときに油圧が掛かる側です。 図 30 1. 1.
– リモートバルブが ON 位置になっていてリ リーフバルブにオイルが回っている – • ベルトがゆるんでいる。 エンジンを始動できない 油圧レバーが前位置にロックされている 34
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 2 時間 • 前輪と後輪のホイールナットをトルク締めする。 使用開始後最初の 8 時間 • オルタネータベルトの磨耗と張りの点検を行う。 使用開始後最初の 10 時間 • • • • • 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 • エンジンバルブのクリアランスを調整する。 使用するごとまたは毎日 前輪と後輪のホイールナットをトルク締めする。 シフトケーブルの調整状態を点検する。 駐車ブレーキの調整状態を点検する。 油圧フィルタを交換する。 ハイフロー油圧オイルのフィルタを交換する(TC モデルのみ)。 • エンジンオイルの量を点検する。 • 冷却液の量を点検する。 • トランスアクスル/油圧オイルの量を点検する。 (冷却液量は、初めて使用する前およ び 8 運転時間ごとまたは毎日点検。) • ハイフロー油圧オイルの量を点検する(TC モデルのみ); (初めての運転の前に必 ず油量を確認し、その後は毎日点検。) • タイヤ空気圧を点検する。 • ブレーキオイルの量を点検する。 (初めて使
整備間隔 整備手順 800運転時間ごと • • • • フロントデファレンシャルのオイルを交換する。 (4輪駆動モデルのみ) 油圧オイルを交換しストレーナを清掃する。 油圧フィルタを交換する。 ハイフロー油圧オイルとフィルタを交換する(TC モデルのみ)。 1000運転時間ごと • ブレーキオイルを交換する。 • 燃料タンクの内部を清掃する。 • 冷却系統の内部を洗浄し新しい冷却液に交換する。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 危険 許可を受けた有資格者以外には保守、修理、調整、点検などの作業をさせないでください。 作業場には危険物を置かぬようにし、また、防火機 器を備えること。 燃料やバッテリー液、 オイルなどの点検に裸火を使用しないこと。ガソリンや溶剤を使ってパーツ 部品 を洗浄する 時には必ず密閉型の洗浄容器を使うこと。 注意 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることが でき、危険である。 整備・調整作業の前には必ず始動スイッチからキーを抜いておくこと。 悪条件下で使用する場合 重要 以下のような条件で使用する場合には、保守間隔を通常
整備前に行う作業 整備作業の多くは、荷台の昇降作業を伴います。万 一の人身事故を未然に防止するため、必ず以下の注 意を厳守してください。 警告 荷台に資材を積んだままで荷台を上昇させ、確 実に支持しないと荷台が急に降下する可能性 がある。適切に支持されていない荷台の下で の作業は危険である。 • 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停 止し、駐車ブレーキを掛け、キーを抜いて おくこと。 • 荷台の下で作業するときは荷台もアタッチ メントも空にし、昇降シリンダが完全に延び た状態にして荷台を安全サポートで支える。 図 32 安全サポートの使い方 重要 サポートの取り付け 取り外しは必ず荷台外 側から行う。 1. 荷台を上げ、シリンダが完全に伸びたのを確 認する。 2. ROPS パネルの後ろについている保管用ブラ ケットから荷台サポート安全サポートを取り 外す 図 31 。 3. 安全サポート 2. シリンダバレル 4. 3.
フルサイズ荷台の取付け フルサイズ荷台の取外し 1. エンジンを始動し、油圧昇降レバーで荷台を 降下させてスロットの中でシリンダが遊んで いる状態にする。 注 荷台に側板を取り付ける場合は、先に側板を取 り付けてから荷台を車両に取り付けると楽に作業 ができます。 2. 昇降レバーから手を離し、エンジンを停止す る。 3. シリンダの外側端部からリンチピンを外す(図 33)。 注 後部のピボットプレートは下端を後部に向けて 荷台フレームチャネル鋼材にボルトで固定されて います 図 34 。 図 34 図 33 1. シリンダロッドの端部 4. リンチピン 2. 荷台取り付けプレート 5. 後ろのスロットフルサイズ 荷台用 3. クレビスピン 6. 前のスロット2/3 荷台用 4. ピボットブラケットをフレームに固定してい るリンチピンとクレビスピンを外す(図 33)。 6. 車体から荷台を外す。 シリンダを格納用クリップで固定する。 8. 油圧昇降レバーを誤って操作しないように、 ロックしておく。 4. クレビスピン 2.
車体をジャッキで持ち上げる場合 危険 ジャッキに載っている車体は不安定であり、万 一外れると下にいる人間に怪我を負わせる危 険が大きい。 • ジャッキアップした状態では車両を始動し ない。 • 車両から降りる時は必ず スイッチからキー を抜いておく。 • ジャッキアップした車両には輪止めを掛け る。 • ジャッキアップした状態でエンジンを始動して はならないエンジンの振動や車輪の回転によっ て車体がジャッキから外れる危険がある。 • ジャッキアップした車体の下で作業するとき は、必ずスタンドで車体を支えておくこと。万 一ジャッキが外れると、下にいる人間に怪我を 負わせる危険が大きい。 • 車両前部をジャッキアップする時は必ず 5×10cm 程度の角材等をジャッキとフレームの間にか ませる。 • 車両前部のジャッキポイントは前中央のフレー ムサポート図 36、後部のジャッキポイントはア クスル下図 37にある。 図 35 1. ウェアブロック 2. スペーサブラケット 3. キャリッジボルト 1. シリンダが完全に縮んだのを確認する。 2.
フードを取り付ける 図 37 1. 車体後部のジャッキアップポイント フードの外しかた 1. ヘッドライトの開口部でフードをつかみ、 フードを持ち上げて、下側の取り付けタブを フレームの穴から外す図 38。 図 38 1. フード 2. フードの下側を手前に持ち上げてから下に 引っ張り、上側の取り付けタブをフレームの 穴から外す 図 38 。 3. フードの上側を手前に倒し、ヘッドライトか らワイヤコネクタを抜く図 38。 4. フードを外す。 40 1. ライトを接続する。 2. 上側の取り付けタブをフレームの穴に差し込 む。 3. 下側の取り付けタブをフレームの穴に差し込 む。 4.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 過酷な条件で使用してい る場合はより頻繁な潤滑が必要 定期的に、全部の潤滑個所にNo.2汎用リチウム系グ リスを注入します。 グリスアップ箇所は以下の通りです • ボールジョイント4、タイロッド2、ピボットマ ウント2、ステアリングシリンダ2 以上は図 39 • キングピンのブッシュ2ヶ所 以上は図 40 • クラッチ1とアクセル1とブレーキ1 以上は図 41 図 40 • Uジョイント18、4輪駆動シャフト3 以上は図 42 重要 ドライブシャフトとユニバーサルシャフト ベ アリングのクロス部分では、 つのカップ全部からグ リスがはみ出てくるまでグリスを入れてください。 1. 異物を押し込んでしまわないよう、各グリス ニップルをきれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する。 3.
図 42 42
エンジンの整備 エアフィルタのハウジング内部にほこりを落 とさないように充分注意してください。 5. エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと—エアクリーナのカバー を外して内部のごみを除去する。 100運転時間ごと—エアクリーナのフィルタの 交換 ちりやほこりの多い環境で使用してい る場合はより頻繁に 注 一次フィルタの外側リムをしっかり押さえ て確実に装着してください。 6. 定期的にエアクリーナとホースアセンブリを点検 し、エンジンの保護と寿命の安定をはかってくださ い。エアクリーナ本体にリーク原因となりそうな 傷がないか点検する。ボディーが破損している場 合は交換してください。 上下方向を間違えないように、エアクリーナカ バーを正しく取り付け、ラッチを掛ける図 43。 エンジンオイルとフィルタの交換 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 50 時間 200運転時間ごと オ イ ル 容 量 3.2 リットルフィルタを含む エアクリーナのフィルタの点検・交換は以下の要 領で行います 1.
燃料系統の整備 燃料ラインと接続の点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 1000運転時間ごと/2年ごと いずれか早く到 達した方 燃料ラインの劣化・破損状況やゆるみが出ていない か点検を行ってください。 G021292 燃料フィルタ・水セパレータの整備 1 1. 図 45 エンジンオイルのドレンプ ラグ 2. 2 燃料フィルタ・水セパレータからの水抜き エンジンオイルのフィルタ 3. オイルが抜けたらドレンプラグを取り付ける。 4. オイルフィルタを外す図 45。 5. 新しいフィルタのシールに薄くエンジンオイ ルを塗って取り付 ける。 6. ガスケットが取り付けプレートに当たるまで 手で回して取り付け、そこから更に1/2-2/3回 転増し締めする。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—水セパレータ の水抜きと異物の除去。 1. 燃料フィルタの下に汚れのない容器をおく図 46 。 2. キャニスタ下部のドレンプラグをゆるめて水 や異物を流し出す。 注 締めすぎないように注意すること。 7.
電気系統の整備 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと—燃料フィルタを交換 する。 1. 水セパレータからの水抜きを行う 燃料フィル タ・水セパレータからの水抜き (ページ 44)を 参照。 2. フィルタの取り付け部周辺をウェスできれい にぬぐう 図 46 。 3. フィルタ容器を外して取り付け部をきれいに 拭く。 4. ガスケットにきれいなオイルを薄く塗る。 5. ガスケットが取り付け部に当るまで手でねじ 込み、そこからさらに1/2回転締め付ける。 6. キャニスタ下部のドレンプラグを締める。 ヒューズの整備 ヒューズはダッシュパネルの中央下にあります図 47と図 48 。 図 47 1. ヒューズ 図 48 1. 電源ソケット 10A 5. 2. 電源スイッチ 10A 3. 燃料ポンプ, 速度規制ス イッチ 10A ホーン, 電源ソケット 15A 6. ハザード 10A 7. 4WD, トランスミッション 10A 4.
救援バッテリーによるエンジンの 始動 注 このケーブルの他端は、ワークマンのバッ テリーあがっている方のバッテリーに直結す るのでなく、エンジンとフレームに救援用ケー ブルを接続する。但しエンジンの燃料供給部 に接続しないこと。 警告 救援バッテリーによるエンジンの始動はそれな りに危険があり、人身事故や機械を破損するな どの事故を起こす可能性がある。 • 救 援 用 の バ ッ テ リ ー の 電 圧 が DC 15V を 超 え ないことを確認する これ以上の電圧では ワークマン側の電気系統が破損する。 • 凍結したバッテリーには絶対に接続しては ならない。作業中に破裂や爆発を起こす危 険がある。 • バッテリーの取り扱いに関する通常の注意 事項を守って作業を行うこと。 • 救援車とワークマンを直接接触させないよ う十分注意すること。 • バッテリーケーブルの極性を間違えて接続 すると電気系統の破壊や人身事故などを起 こす可能性があるので注意すること。 1. 図 50 1. バッテリーカバーをたわめて、タブをバッテ リーベースから外し、カバーをバッテリーか ら取り外す 図 49 。 4.
走行系統の整備 バッテリーの整備 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—バッテリー液の量を点 検する 格納中は30日ごとに フロントデファレンシャルのオイ ル交換 50運転時間ごと—バッテリーケーブルの接 続状態を点検する。 輪駆 動 モ デ ル の み 4輪 警告 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 4輪駆動モデルのみ カリフォルニア州 第 65号 号決議による警告 バッテリーやバッテリー関連製品には 鉛が含まれており、カリフォルニア州 では発ガン性や先天性異常を引き起こ す物質とされています。取り扱い後は 手をよく洗ってください。 デ フ ァ レ ン シ ャ ル オ イ ル の タ イ プ Mobil 424 油圧 オイル 1. 平らな場所でエンジンを停止させ、駐車ブレー キを掛けてキーを抜き取る。 2. デファレンシャル側面にあるドレンプラグの 周辺をウェスできれいにぬぐう図 51。 3.
風速安定ボックスの保守 ハイ ロー切り替えケーブルの調整 輪駆 動 モ デ ル の み 4輪 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 4輪駆動モデルのみ 1. 風速安定ボックスに割れや穴、接続部のゆるみがな いか点検する。破損個所を発見した場合には、トロ のディストリビュータに修理を依頼する。 ハイ・ロー切り替えケーブルをトランスアクス ルに固定しているクレビスピンを取る図 52。 2. クレビスのジャムナットをゆるめて、クレビ スの穴とトランスアクスルブラケットの穴を 揃える。 3. 調整が終わったらクレビスピンを取り付けて ジャムナットを締め付ける。 シフトケーブルの調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 デファレンシャルロックケーブル の調整 200運転時間ごと 1. シフトレバーをニュートラル位置にする。 2. シフトケーブルをトランスアクスルのシフト アームに固定しているクレビスピンを取る図 52 。 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. デファレンシャルロックレバーをOFF位置に する。 2.
タイヤの点検 重要 計測はタイヤの同じ位置で行ってくださ い。車両は平らな場所に停めること、またタ イヤはまっすぐ前に向けること。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 前タイヤの適正空気圧は 220 kPa2.21 bar2.2 kg/cm2、 後タイヤは 124 kPa1.24 bar = 1.3 kg/cm2 です。 運転中に縁石にぶつけるなどした場合、リムが破 損したり、トーインが狂ったりする可能性があり ますから、このような事故の後では必ず点検して ください。 重要 タイヤ空気圧はひんぱんに点検して適正に 保ってください。空気圧が適正でないと、タイヤの 摩耗が通常より早くなって四輪駆動できなくなる 場合があります。 図 56 図 54は空気圧不足で生じる磨耗の例です。 1. 機体正面 2. タイヤの前後での差が 0 ± 3 mm 3. 3. 中心線から中心線までの 距離 中心線から中心線までの距離は以下の手順で 調整します A. タイロッドの中心についているジャムナッ トをゆるめる図 57。 図 54 1.
冷却系統の整備 エンジンの冷却液の交換 冷却部の清掃 整 備 間 隔 : 1000運転時間ごと/2年ごと いずれか早く 到達した方 冷 却 液 の タ イ プ 水とエチレングリコール不凍液の 50/50 混合液 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 ほこりの多い環 境で使用している場合はより頻繁 な清掃が必要。 1. エンジンを停止させ、エンジン部を丁寧に清 掃する。 2. ラジエタースクリーンのラッチを外して、ラ ジエター前面から外す図 58。 注 冷却液を完全に抜き、新しい冷却液を適正レベル まで入れるには、以下の手順を何度か繰り返し行う 必要があります。 1. 平らな場所に駐車する。 2.
ブレーキの整備 駐車ブレーキの調整 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 10 時間 200運転時間ごと 1. 駐車ブレーキレバーのゴム製グリップをはず す 図 62 。 図 61 1. 冷却液タンクのキャップ 2. 補助タンク 5. 下側のラジエターホースを外して、冷却液を 容器に回収する。 6. 冷却液が抜けたら下側のラジエターホースを 接続する。 7. 冷却液ドレンプラグエンジン下を開き、冷却 液を容器に受ける。 8. 冷却液が抜けたらドレンプラグを取り付ける。 9. 水とエチレングリコール不凍液の50/50 混合液 をゆっくりと注入する。. 図 62 1. 2. グリップ 2. 駐車ブレーキレバー 調整ノブをブレーキレバーに固定している固 定ねじをゆるめる図 63。 図 63 10. ラジエターキャップを取りつける。 11. 補給口の首の根元まで冷却液を入れる。 12. エンジンを始動し、アイドリングさせる。 13. 空気が抜けて液面が下がったら、再び補給口 の首の根元まで冷却液を入れる。 3.
ブレーキペダルの調整 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 注 前のフードを外すと調整作業がやりやすくなり ます。 1. マスターシリンダ・ヨークをブレーキペダル のピボットに固定しているコッターピンとク レビスピンを取る図 64。 図 65 1. 図 64 1. マスターシリンダのヨーク 2. ブレーキペダルのピボット 2. ブレーキペダル図 65を持ち上げてフレーム に接触させる。 3. ヨークをマスターシリンダのシャフトに固定 しているジャムナットをゆるめる図 65。 4. ヨークを調節してヨークの穴とブレーキペダ ルのピボットの穴を揃える。 5. ヨークをペダルのピボットに固定する クレビ スピンとコッターピンを使用。 6. ヨークをマスターシリンダ・シャフトに固定 しているジャムナットを締める。 注 正しく調整できると、ブレーキのマスターシ リンダに力が掛かっていない状態になります。 52 ブレーキペダル 2.
ベルトの整備 制御系統の整備 オルタネータベルトの調整 アクセルペダルの調整 整備間隔: 使用開始後最初の 8 時間—オルタネータベ ルトの磨耗と張りの点検を行う。 1. 平らな場所に停車し、エンジンを停止させ、 駐車ブレーキを掛ける。 200運転時間ごと—オルタネータベルトの磨耗 と張りの点検を行う。 2. アクセルペダルの中央部を 11.3 kg の力で踏ん だときに、ペダルと床のすきまが 2.546.35 mm となるようにアクセルケーブル図 67のボール ジョイントを調整する図 68。 1. 2. 荷台装着車の場合は荷台を上げ、伸ばした昇 降シリンダにサポートを取り付けて、荷台を 固定する。 注 作業はエンジンを停止し、リターンスプリ ングを取り付けた状態で行います。 クランクシャフトとオルタネータのプーリ間 の中央でベルトを指で押してベルトの張りを 点検する 押す力は10 kg程度(図 66)。 3.
クラッチペダルの調整 5. 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 注 必要に応じて再調整する。 注 クラッチペダルのケーブルはベルハウジングでも クラッチペダルのピボットでも調整することができ ます。フロントフードを外すとペダルピボットに手 が届きやすくなります。 1. ジャムナットを締めた後で測定して、正しく 9.29.8 cmに調整できていることを確認する。 6. リターンスプリングをクラッチレバーに取り 付ける。 重要 ジャムナットを締めた後、ロッドの端 部がねじれずにぴったりボールに当たり、ク ラッチペダルと平行になっていることを確認 。 し て く だ さ い 図 71。 クラッチケーブルをベルハウジング上のブラ ケットに固定しているジャムナットをゆるめ る 図 69 。 注 さらに調整が必要な場合は、ボールジョイ ントを外して回しても構いません。 図 69 1. クラッチケーブル 3. リターンスプリング 2. ジャムナット 4. ボールジョイント 2. クラッチレバーからリターンスプリングを外 す。 3.
油圧系統の整備 油圧オイルの交換とストレーナ の清掃 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 油 圧 オ イ ル の 量 7 リットル 油 圧 オ イ ル の タ イ プ Dexron III ATF 1. 平らな場所でエンジンを停止させ、駐車ブレー キを掛けてキーを抜き取る。 2. 油圧オイルタンクの側面にあるドレンバルブ をゆるめ、流れ出すオイルを容器に受ける(図 72)。 図 73 1. 図 72 1. 油圧オイルタンク 2. ドレンプラグ 油圧オイルストレーナ 6. ストレーナを取り付ける。 7. ストレーナに接続する油圧ホースと 90°ィッ ティングも元通りの向きに取り付ける。 8. ドレンプラグを取り付け、締め付ける。 9. 約 7 リットルの油圧オイルを入れる トラン スアクスル/油圧オイルの量を点検する (ペー ジ 24)を参照。 10. エンジンを始動させて運転を行い、システム 全体にオイルを行き渡らせる。 11.
• 流動点, ASTM D97 –35°F–46°F • FZG, フェール・ステージ—11 またはそれ以上 • 水分含有量新しいオイルで 500 ppm最大 産業規格 Vickers I-286-S, Vickers M-2950-S, Denison HF-0, Vickers 35 VQ 25 (Eaton ATS373-C) 注 多くの油圧オイルはほとんど無色透明であり、そ のためオイル洩れの発見が遅れがちです。油圧オ イル用の着色剤20 ml 瓶をお使いいただくと便利で す。1瓶で 1522 リットルのオイルに使用できます。 パーツ番号は P/N 44-2500 ご注文は Toro 代理店へ。 図 74 1. 油圧フィルタ 2. ハイフロー油圧フィルタ 4. 新しいフィルタのガスケットにオイルを塗る。 5. 取り付け部が汚れていないのを確認する。 6. ガスケットが取り付けプレートに当たるまで 手で回して取り付け、そこから更に1/2回転 増し締めする。 7. エンジンを始動して2分間運転し、システム内 のエアをパージする。 8.
トを外し、エンジンまたはトランスアクスルの整備 を行う必要があります。 4. 使用しないフィッティングにはキャップをか ぶせておく。 別のワークマンの油圧装置を使った荷台 の上げ方 注意 荷台に資材を積んだままで荷台を上昇させ、確 実に支持しないと荷台が急に降下する可能性 がある。適切に支持されていない荷台の下で の作業は危険である。 • 整備・調整作業の前には必ずエンジンを停 止し、駐車ブレーキを掛け、キーを抜いて おくこと。 • 荷台の下で作業するときは荷台もアタッチ メントも空にし、昇降シリンダが完全に延び た状態にして荷台を安全サポートで支える。 図 76 1. この方法には本体側のカップラに合うクイックカッ プラの付いた油圧ホース 片側にオスのカップラ、も う一方にメスのカップラ が 2 本必要です。 1.
洗浄 重要 両方の車両とも、運転を再開する前に必 ず油圧オイルの量を確認してください。 車体を清掃する 必要に応じてマシンを洗浄する。水または水と洗剤 で洗浄します。 ウェスを使えますが、フードの表面 のツヤがなくなる場合があります。 重要 高圧洗浄機は使用しないでください。圧力 洗浄機を使うと、電装部の損傷、ステッカー類の 剥がれ、潤滑部のグリス落ちなどを起こす可能性 があります。また、コントロールパネル、エンジ ン、バッテリー付近に大量の水をかけないようにし てください。 重要 エンジンを駆動させたままで洗車を行わない でください。エンジンを駆動させたままで洗車する とエンジン内部を損傷する恐れがあります。 58
保管 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、 エンジンを停止し、キーを抜き取る。 2. エンジンのシリンダヘッドや冷却フィン、ブロ アハウジングをふくめた車両全体を洗浄する。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができ ます。ただし高圧洗浄器は使用しないでくだ さい。高圧の水で洗浄すると電気系統やグリ ス部へ水が浸入する恐れがあります。また、 コントロールパネルやヘッドライド、エンジ ン、バッテリー部に大量の水をかけないよう にしてください。 3. ブレーキを点検する ブレーキオイル量の点 検 (ページ 26)を参照。 4. エアクリーナの整備を行う エアクリーナの整 備 (ページ 43)を参照。 5. エアクリーナの吸気口とエンジンの排気口を 防水テープでふさぐ。 6. 機体のグリスアップを行う ベアリングとブッ シュのグリスアップ (ページ 41)を参照。 7. エンジンオイルとフィルタの交換を行う エンジ ンオイルとフィルタの交換 (ページ 43)を参照。 8. 燃料タンクから燃料を抜き取り、きれいな燃 料で内部を洗浄する。 9.
メモ
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米国外のディストリビュータ一覧表 ディストリビュータ 輸入販売代理店 Agrolanc Kft Asian American Industrial (AAI) B-Ray Corporation Brisa Goods LLC Casco Sales Company Ceres S.A. CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co. Fat Dragon Femco S.A. FIVEMANS New-Tech Co., Ltd ForGarder OU ゴルフ場用品株式会社 Geomechaniki of Athens Golf international Turizm Hako Ground and Garden Hako Ground and Garden Hayter Limited (U.K.) Hydroturf Int. Co Dubai Hydroturf Egypt LLC Irrimac Irrigation Products Int'l Pvt Ltd. Jean Heybroek b.
Toro 製 品 保 証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥 に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラーに対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service Departm