Operator's Manual
4.油圧昇降レバーを前に動かし、キーを右に回し
てSTART位置にする。
注 注
注
クランキングする場合はインタロックスイッチが
故障しているので、運転前に修理する。
同 同
同
乗 乗
乗
者 者
者
の の
の
安 安
安
全 全
全
確 確
確
保 保
保
人を乗せるときは、必ずその人がシートベルトを着用
し、てすりを持っていることを確認してください。運転手
以外の人間には車の動きが予測できにくく、警戒動作
も遅れがちになりますから、速度は控えめに、ハンド
ル操作も控えめにしましょう。
走行中は常時着席し、手足を外に出さないことを厳守
しましょう。オペレータは、可能な限り両手でハンド
ルを握り、助手席の人は必ず手すりを握ってください
図27と図28。
g009815
図 図
図
27
1.助手席用手すり2.物入れ
g009819
図 図
図
28
1.手すりと腰部ガード
荷台やアタッチメントの上には絶対に人を乗せないでく
ださい。この車両の定員は、運転手と助手の2名で
すこれ以外の人間を乗せないでください。
適 適
適
正 正
正
速 速
速
度 度
度
の の
の
厳 厳
厳
守 守
守
走行速度は事故の重要な要因の一つです。路面条件
を無視して速度を出しすぎると車両のコントロールが効
かなくなり、事故を起こします。速度の超過のために
小さな事故が大事故になる例も少なくありません。低
速で立木に衝突した程度なら軽いケガと車両の損傷で
済みますが、高速で激突すれば車両は大破し死亡事
故となります。
スピードの出しすぎは絶対にやめてください。最適速度
が分からなければスローダウン、これが鉄則です。
スプレーヤ、トップドレッサ、スプレッダなどの重いア
タッチメント454kg以上を使用している時は、速度制限
スイッチを低速位置にセットして高速走行ができない
ようにしておきましょう。
旋 旋
旋
回 回
回
時 時
時
の の
の
安 安
安
全 全
全
な な
な
運 運
運
転 転
転
操 操
操
作 作
作
ハンドル操作も事故要因として大きなものの一つです。
急ハンドルはスリップの原因となりますし、車両の制御
ができなくなって最悪の場合転倒します。
ぬれている路面、砂地などでの旋回は危険度が高くなり
ます。速度が速いほど危険が大きくなりますから、ハン
ドルを操作する前に十分に減速するようにしてください。
急旋回をすると内側の後輪が宙に浮く場合がありま
す。これは4輪駆動車で普通に起こる現象で、設計ミス
ではありません。急旋回中に内側の後輪が宙に浮く
ようならスピードの出しすぎです。
ブ ブ
ブ
レ レ
レ
ー ー
ー
キ キ
キ
の の
の
適 適
適
正 正
正
操 操
操
作 作
作
障害物の近くでは減速すべきです。これにより、停止
や回避のための余裕が生まれます。万一実際にぶつ
かれば、機材を損傷してしまいます。さらにはご自身
や周囲の人にけが等を負わせることにもなりかねませ
ん。停止や旋回は車両総重量と大きな関係がありま
す。積載重量が大きいときには停止も旋回も難しくな
ります。積載重量が大きいほど停止に掛かる時間が
長くなります。.
荷台を取り付けていない、アタッチメントを取り付けてい
るなどの場合も、制動特性が変化します。急ブレーキ
を掛けると、前輪がロックするよりも先に後輪がロック
し、車両が制御できなくなる危険があります。荷台を取
り付けていない時や、アタッチメントを取り付けている場
合は、通常よりもスピードを落とすのが賢明です。
ターフも普通の路面も、ぬれているときには非常に滑り
やすくなります。停止距離も乾いているときの2倍から4
倍の長さが必要になります。
また深い水溜りに入ってブレーキがぬれると、乾燥する
までブレーキが利かなくなります。水溜りを抜けたあ
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