Form No. 3422-640 Rev A Sand Pro® 3040 お よ び 5040 ト ラ ク ションユニット シリ ア ル 番 号 402940001 以 上 モ デ ル 番 号 08703—シ シリ ア ル 番 号 402990001 以 上 モ デ ル 番 号 08705—シ 製品の登録は www.Toro.com.
はじめに この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 この機械は乗用型の作業用機械であり、専門業務に従 事するプロのオペレータが運転操作することを前提とし て製造されています。この製品は、集約的で高度な管 理を受けているゴルフ場などのサンドトラップの整備作 業を行うことを主たる目的として製造されております。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 重要 この機械に本来の性能を発揮させ安全にお使い いただくために、このオペレーターズマニュアルに記載 されている内容を十分にご理解ください。適切な講習 を受けなかったり、正しい操作方法を守らなかったり すると、けがをする恐れがあります。安全な運転操作 や安全確保のためのヒントなどについて、より詳しい
推奨される定期整備作業 ...................................... 22 始業点検表 ..................................................23 整備前に行う作業 ................................................ 24 保守作業時の安全確保 ..................................24 マシンを持ち上げる........................................24 潤滑 ..................................................................... 25 グリスアップを行う .........................................25 エンジンの整備 .................................................... 26 エンジンの安全事項...................................
安全について • 機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけな いでください。 こ の 機 械 は ANSI B71.
decal132-4429 132-4429 decal133-8062 133-8062 decal108-8484 108-8484 2. アタッチメントのコントロール 5. 駐車ブレーキ 6. PTO — 切 アタッチメント降下位置 3. アタッチメント上昇位置 4. アタッチメントフロート固定 位置 1. 7.
decal132-4422 132-4422 1. ヘッドライト 11. 前進走行ペダルの上部を前側に踏み込む 後退走行ペダル の上部を後ろ側に踏み込む 2. エンジン 停止 12. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 3. エンジン ― 作動 13. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 必ず講習を受け てから運転すること。 4. エンジン 始動 14. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 5. チョーク 閉 15. 打撲の危険 周囲の人を十分に遠ざけること。 6. チョーク 開 16. 腕や身体を巻き込まれる危険および火傷の危険 センターシュラ ウドを取り付けて使用すること。 7. 高速 17. 転倒する危険旋回開始前に十分に速度を落とすこと 高速で ターンしないこと。 8. 無段階調整 18. 警告 斜面に駐車しないこと運転席を離れる時には走行ペダル をニュートラルに戻し、アタッチメントを降下させ、エンジンを 停止し、キーを抜き取ること 9. 低速 19.
decal136-6164 136-6164 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認められる法 面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転する場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件のもとでこの機 械を使用することができるかどうかを判断する方法について、オペレーターズマニュアルで確認してください。同じ斜面上であっても、地表 面の条件が変われば運転条件が変わります。斜面では可能な限りアタッチメントを地表面まで下げておいてください。斜面上でアタッ チメントを上昇させると機体が不安定になる恐れがあります。 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 5. 腕や身体をシャフトに巻き込まれる危険エンジンシュラウド を外さないこと。 2. 警告運転する前に全員が必ず講習を受けてください。 6. 転倒の危険 15度以上の斜面に乗り入れないこと旋回する時は 速度を落とすこと高速でターンしないこと。 3. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 7.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 数量 内容 用途 1 ハンドル ウレタン製カラー ワッシャ ロックナット ハンドルのカバー 1 1 1 1 1 ハンドルを取り付ける 2 必要なパーツはありません。 – バッテリーの取り外し。 3 4 5 6 7 比重 1.
1 2 ハンドルを取り付ける バッテリーの取り外し この作業に必要なパーツ 必要なパーツはありません。 1 ハンドル 1 ウレタン製カラー 1 ワッシャ 1 ロックナット 1 ハンドルのカバー 手順 バッテリーの上押さえ棒を両サイドの押さえ棒に固定し ている蝶ナット2個とワッシャを取り外す図 4。上押さえ 棒を外してバッテリーを取り出す。 手順 1. 前輪をまっすぐ前方に向ける。 2. ウレタン製カラーを、径の小さい方からステアリ ングシャフトにはめ込む 図 3。 g002701 図4 1. バッテリー 3. マイナス 端子 2. プラス 端子 4. 上押さえ棒 g025723 図3 1. ウレタン製カラー 4. ナット 2. 3. ハンドル ワッシャ 5. ハンドルのカバー 3. ハンドルをステアリング シャフトにはめ込む (図 3)。 4. ハンドルをステアリングシャフトにはめ込み、ワッ シャとロックナットで固定する図 3。 5. ロックナットを 27-35 N·m2.1-2.6 kg.
危険 電解液には硫酸が含まれており、触れると火傷を 起こし、飲んだ場合には死亡する可能性がある。 • 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮膚 や目や衣服に付けないよう十分注意するこ と。安全ゴーグルとゴム手袋で目と手を保護 すること。 • 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、必 ず十分な量の真水を用意しておくこと。 1. バッテリーから各セルのキャップを外し、各セル の上限まで、ゆっくりとバッテリー液を入れる。 2. 各セルにキャップを取り付け、バッテリーを充電 器に接続し、充電電流を 3-4 A にセットする。3-4 Aで 4-8 時間充電する。 g002701 図5 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 1. バッテリー 3. マイナス 端子 2. プラス 端子 4. 上押さえ棒 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火 気を近づけない。 警告 3. 充電が終わったらチャージャをコンセントから抜 き、バッテリー端子からはずす。バッテリーを、 5-10 分ほど休ませる。 4. キャップを取る。 5.
3. ボルト¼ x ⅝"とロックナット¼"で、細い黒ワイヤ と黒いマイナス ケーブルをバッテリーのマイナス 端子に固定する図 6。 4. 腐食防止のため、端子と固定金具にワセリン などを塗布する。 5. ショート防止のために 端子にゴムキャップをか ぶせる。 6. バッテリーの上押さえ棒を両サイドの押さえ棒に 取り付け、ワッシャと蝶ナットで固定する。 g004027 図6 1. 細い黒ケーブル 2. プラス+ケーブル 3. マイナス-ケーブル 5 フロントウェイトを取り付ける この作業に必要なパーツ – 必要に応じたフロントウェイトキット 手順 この機械は ANSI B71.
6 製造年デカルを貼る CE 適 合 の 場 合 この作業に必要なパーツ 製造年表示ステッカー 1 手順 機体の図 7の位置に製造年デカルを貼る。 g255199 図7 ここにデカルを貼り付ける 1.
製品の概要 g012207 図8 1. 燃料タンクのキャップ 3. コントロールパネル 5. エアクリーナ 2. 走行停止ペダル 4. 駐車ブレーキレバー 6. 油圧オイルタンクのキャップ 7.
昇降レバー 注意 最高速度での走行は移動時のみに使用するよ うにしてください。 昇降レバー(図 12)を引き上げるとアタッチメントが上昇 し、押し下げると下降します。フロート位置はノッチの ついている位置です。適当な高さになったら手を放しま す。レバーはニュートラル位置に戻ります。 アタッチメントを装着・牽引しての作業や牽引作業 には、最高速度での走行はお奨めできません。 重要 アタッチメントを下げた状態 作業位置 にしたまま 後退しないでください アタッチメントに重大な損傷が発 生する場合があります。 始動スイッチ 始動スイッチ図 11はエンジンの始動と停止を行うスイッ チで、3つの位置があります OFF, RUN, STARTの 3 位置です。キーを右に回して START 位置にすると、ス タータモータが作動します。エンジンが始動したらすぐ にキーから手を放す。キーは ON 位置に戻る。キーを OFF 位置に回せばエンジンは停止します g002711 図 12 1. 昇降レバー 4. フロント昇降コントロールオ プション 2. 駐車ブレーキ 5.
座席調整レバー 仕様 運転席の横についているレバー(図 13)を前に引いて運 転席を希望の位置に動かし、その位置でレバーから手 を離すと運転席が固定されます。 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があり ます。 幅アタッチメントを含めない 148 cm 幅レーキ08751を装着時 191 cm 長さアタッチメントを含めない 164 cm 高さ 115 cm ホイールベース 109 cm 純重量 モデル 08705 461kg トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそ ろっており、マシンの機能をさらに広げることができ ます。詳細は弊社の正規サービスディーラ、または 代理店へお問い合わせください 弊社のウェブサイト www.Toro.
運転操作 エンジンオイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 20 時間 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 使用するごとまたは毎日 エンジンにはオイルを入れて出荷していますが、初回運 転の前に必ずエンジンオイルの量を確認してください。 運転前の安全確認 油量は約 1.
燃料を補給する 以 重 要 メ タ ノ ー ル 、 メ タ ノ ー ル 添 加 ガ ソ リ ン 、 10以 上のエタノールを添加したガソリンなどは本機の 燃料システムを損傷しますから絶対に使用しな いでください。ガソリンにオイルを混合しないで ください。 燃 料 タ ン ク 容 量 25 リットル 使用推奨燃料: – 機械の性能を最も良く発揮させるために、オクタ ン価87以上の、きれいで新しい購入後30日以 内無鉛ガソリンを使ってくださいオクタン価評価 法は(R+M)/2 を採用。 – エタノールエタノールを添加10% までしたガソリ ン、MTBEメチル第3ブチルエーテル添加ガソ リン15% までを使用することが可能です。エタ ノールとMTBEとは別々の物質です。エタノー ル添加ガソリン15% 添加=E15は使用できませ ん。エタノール含有率が 10% を超えるガソリン たとえば E15含有率 15%、E20含有率 20%、 E85含有率 85%は絶対に使用してはなりませ ん。これらの燃料を使用した場合には性能が十 分に発揮されず、エンジンに損傷が発生する恐 れがあり、仮にそのようなトラブルが発生しても
重要 多くの油圧オイルはほとんど無色透明であり、そ のためオイル洩れの発見が遅れがちです。油圧オイル 瓶 用 の 着 色 剤 20ml 瓶 を お 使 い い た だ く と 便 利 で す 。 1瓶 で 15-22 リ ッ ト ル の オ イ ル に 使 用 で き ま す 。 パ ー ツ 番 。ご 注 文 は ト ロ 社 の 代 理 店 へ 。 号 は P/N 44-2500。 合成生分解油圧作動液 (19 リットル缶または 208 リットルドラム缶 — オイルの パーツ番号はパーツカタログをご覧になるか、代理 店におたずねください。 この合成生分解高品質オイルは、トロのこのマシンに 適合していることが実証されています。他の合成オイル は、シールを腐食させるなどの問題を持っている可能性 があります。そのようなオイルを使用されたことを原因と するトラブルについてはトロ社は責任を負いかねます。 注 この合成オイルは、過去に販売されていた生分解 オイルとの互換性がありません詳細については弊社代 理店におたずねください。 上記以外に使用可能な生分解性オイル • Mobil EAL Envirosyn H 46
• • • • g002706 図 19 1. 空気バルブ 2. • ラグナット • ホイールナットのトルク締め を行う 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 • • • 100運転時間ごと ラグナットを 95-122 N·m9.7-12.5 kg.
• ぬれた芝の上での運転は避けてください。ブレーキ の機能に関係なく、タイヤが走行力を失う可能性 があります。 • 斜面での発進・停止・旋回は避けてください。 • 斜面では動作も運転操作もゆっくりと行うことが原 則です。走行速度や走行方向を突然変えないで ください。 • 段差、溝、盛り土、水などの近くに乗り入れない でください。万一車輪が段差や溝に落ちたり、地 面が崩れたりすると、機体が瞬時に転倒し、非常 に危険です。必ず安全距離車幅の2倍を確保して ください。 インタロックシステムを点検す る 注意 インタロックスイッチは安全装置であり これを取り 外すと予期せぬ人身事故が起こり得る。 • インタロックスイッチをいたずらしない。 • 作業前にインタロックスイッチの動作を点検し、 不具合があれば作業前に交換修理する。 インタロックシステムは、走行ペダルがニュートラル位 置にない限りエンジンが始動クランキングもできないよ うにする安全装置です。また、運転席に着席していな いのに走行ペダルが前進方向や後退方向に踏み込ま れた場合にもエンジンを停止させます。 エンジンの始動と停止 1. 2.
すが、パワーは低くなります。いずれにせよ「常にエ ンジンをフル回転させてやること」が油圧装置から最 大トルクを引き出すコツなのです。 • 火災防止のため、マルファーやエンジンの周囲に ほこりなどが溜まらないようにしてください。オイル や燃料がこぼれた場合はふき取ってください。 • 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エンジン が十分冷えていることを確認してください。 • 格納保管中やトレーラで輸送中は、燃料バルブを 閉じておいてください。 転倒や暴走事故を防止するために、運転中は注 意を集中し以下の点に気をつけてください • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、絶対に機械や 燃料容器を保管格納しないでください。 • サンドバンカーへの出入りは慎重に行う。 • • マシン各部が良好な状態にあり、ボルトナット類が 十分にしまっているか常に点検してください。 特に、溝や小川などの近くでは十二分の注 意を払う。 • • 摩耗、破損したり読めなくなったステッカーは交換 してください。 急な斜面を走行する場合には安全に特に注意 する。
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険である。 整備作業の前には必ずキーを抜いておくこと。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • ホイールナットのトルク締めを行う。 • 油圧フィルタを交換する 使用開始後最初の 20 時間 • エンジンオイルの量を点検する。 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 (ほこりの多い環境で使用するときは整 備間隔を短くする) 使用するごとまたは毎日 • • • • • • エンジンオイルの量を点検する。 油圧オイルの量を点検する。 タイヤ空気圧を点検する。 油圧ラインとホースの点検 機体の清掃と点検 インタロックの動作 25運転時間ごと • ケーブルの接続とバッテリー液の量を点検する。 100運転時間ごと • ホイールナットのトルク締めを行う。 • マシンのグリスアップを行ってください。 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 (非常にほこりの多い環境で使用するとき は整備間隔を短くする) 200運転時間ご
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 水 木 金 インタロックの動作を点検す る。 ハンドルの動作を点検する。 燃料残量 エンジンオイルの量を点検す る。 エアフィルタを点検する。 エンジンの冷却フィンを清掃 する。 エンジンからの異常音がない か点検する。 運転操作時の異常音。 油圧オイルの量を点検する。 油圧ホースの磨耗損傷状態 を点検する。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点検する。 計器類の動作を点検する。 塗装傷のタッチアップ修理を 行う。 要注意個所の記録 点検担当者名 内容 日付 23 記事 土 日
整備前に行う作業 重要 カバーについているボルトナット類は、カバーを 外しても、カバーから外れません。全部のボルト類を 数回転ずつゆるめてカバーが外れかけた状態にし、そ れから、全部のボルト類を完全にゆるめてカバーを外 すようにしてください。このようにすれば、誤ってリテー ナからボルトを外してしまうことがありません。 保守作業時の安全確保 • g002718 図 21 調整、清掃、修理、車両を離れる前に以下を行っ てください 1.
潤滑 ステアリングシリンダのロッド端部 1ヶ所 モデル 08705 のみ 図 26 • 100 運転時間ごとに、グリスフィッティングにNo.2 汎 用リチウム系グリスを注入します。 以下のベアリングとブッシュのグリスアップを行ってく ださい • 前輪のベアリング1ヶ所(図 23) g002717 図 26 g002714 図 23 • ステアリングピボット (図 27) • 注 ステアリングピボットの注入部図 27は面一フィッ ティングなので、グリスガン用ノズルアダプタが必 要です。 パーツ番号は P/N 107-1998 ご注文は Toro 代理店へ。 走行ペダルのピボット1ヶ所 図 24 g002715 図 24 • リアヒッチ 5ヶ所 図 25 g007452 図 27 グリスアップを行う 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと g002716 図 25 25 1. 異物を入れてしまわないよう、グリスニップルを きれいに拭く 2. グリスガンでグリスを注入する。 3.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 • • エンジンオイルとフィルタの交 換 • エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか点 検してください。破損しているものは交換してくださ い。吸気部全体について、リーク、破損、ホース のゆるみなどを点検してください。 • 早めに整備を行っても意味がありません。むしろ フィルタを外したときにエンジン内部に異物を入れ てしまう危険が大きくなります。 • エアクリーナ本体とカバーが正しく、しっかりと密着 しているのを確認してください。 エアフィルタの交換 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 20 時間 ほこりの多い 環境で使用するときは整備間隔を短 くする 100運転時間ごと 非常にほこりの多い環境で使 用するときは整備間隔を短くする 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止させ、駐車 ブレーキを掛けてキーを抜き取る。 2.
5. カバーについている異物逃がしポートを清掃す る。 燃料系統の整備 6. カバーについているゴム製のアウトレットバルブを 外し、内部を清掃して元通りに取り付ける。 燃料フィルタの交換 7. アウトレットバルブが下向き後ろから見たとき、 時計の5時と7時の間になるようにカバーを取り 付ける。 8. 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと 燃料ラインの途中にインラインフィルタが装着されてい ます。交換が必要になったら、以下の手順で行います ラッチをしっかりと掛ける。 1. 点火プラグの交換 燃料バルブを閉じ、フィルタのキャブレタ側につ いているホースクランプをゆるめ、燃料ラインから フィルタを外す図 31。 整 備 間 隔 : 800運転時間ごと タイプ Champion RC14YCまたは同等品 エアギャップ 0.76 mm 注 点火プラグは非常に耐久性のある部品ですがエンジ ンが不調の場合には必ず取り外して点検してください。 1. 点火プラグを外した時にエンジン内部に異物が落 ちないように各プラグの周囲をきれいに清掃する。 2.
電気系統の整備 ヒューズの交換 ヒューズブロックは座席の下にあります図 33。 電気系統に関する安全確保 • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 g002736 図 33 1.
走行系統の整備 走行ドライブのニュートラル調 整 走行ペダルをニュートラル位置にしても本機が動きだす ようでしたら、走行カムを調整してください。 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止させ、駐車 ブレーキを掛けてキーを抜き取る。 2. センターシュラウドを機体に止め付けているねじ2 本を外してシュラウドを機体から取り外す図 34。 g027230 図 35 1. 2. トラクション調整カム ロックナット 3. ねじ 4. すき間 警告 走行調整カムの最終調整は、エンジンを回 転させながら行う必要がある。可動部や高温 部に触れると非常に危険である。 g002727 手足や顔や衣服を回転部やマフラなどに近 づけないよう十分注意すること。 図 34 1. 3.
移動走行速度の調整 制御系統の整備 最大走行速度への調整 昇降レバーの調整 出荷時には、前進後退方向ともに最高速度で走行で きるように調整してありますが、速度を遅くしたい場合 や、ペダルを一杯に踏み込んでいるのにポンプのスト ロークが最大位置まで来ない場合には、調整を行っ てください。 昇降レバー図 38をディテントくぼみにセットしても「フ ロート」状態地表面の凹凸に沿って動くにならない場合 には、ディテントプレートを調整します。 最大速度が出せるように調整が必要かを判断するに は、まず走行ペダルを踏み込んでみてください。ポンプ のレバーがフルストローク位置に来る前にペダルがス トップ図 36に当たる場合は、調整が必要です。 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止させ、駐車 ブレーキを掛け、車輪に輪止めを掛ける。 2. コントロールパネルをフレームに固定しているねじ 4本を外す 図 37 。 g002732 図 36 1. ペダルストップ 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止させ、駐車 ブレーキを掛けてキーを抜き取る。 2.
警告 ディテントプレートの調整はエンジンを作動さ せて行う必要がある。可動部や高温部に触 れると非常に危険である。 エンジンを掛ける。 5. エンジンが作動しており昇降レバーがフロート位 置にセットされている状態で昇降シリンダのロッド がフリー状態となって手で出し入れできるように、 ディテントプレートの位置をずらして調整する。 6. ハイアイドル 3,350-3,450 rpm • ローアイドル 1,650-1,850 rpm チョークの調整 手足や顔や衣服を回転部やマフラなどに近 づけないよう十分注意すること。 4. • 1. 運転席を倒す。 2. チョークケーブルをエンジンに固定しているクラン プのねじをゆるめる図 39。 3. チョークコントロールレバーを前に倒して閉位置 とする。 4.
油圧系統の整備 油圧系統に関する安全確保 g002723 図 40 図はキャブレターアダプタを外した状態 1. 4. 調速度アイドルスプリング アンカーの耳 2.
油圧システムのチャージ 油圧システムの構成機器を修理交換した時は、油圧オ イルフィルタを交換し、油圧回路のチャージを行う必 要があります。 チャージ作業は、必ず、油圧オイルタンクおよびマニホ ルドのフィルタにオイルが入った状態で行ってください。 1. 平らな場所に駐車し、エンジンを停止させ、駐車 ブレーキを掛けてキーを抜き取る。 2. センターシュラウドを機体に止め付けているねじ2 本を外してシュラウドを機体から取り外す図 43。 g002726 図 42 1. 4. 油圧フィルタ フィルタ容器の周辺をウェスできれいにぬぐう。 フィルタの下にオイルを受ける容器をおく。ガス ケット部からオイルが漏れてフィルタの側面を伝 わって流れてくるまで、フィルタを外さぬように少 しずつゆるめる。 注 リモート油圧キットを搭載している場合は、 吸入側のホースをポンプから外してオイルを抜く ことができます。 5. オイルが流れ出し始めたらフィルタを取りはずす。 6.
6.
保管 マシンの準備を行う 1. 車体、アタッチメント、エンジンをていねいに洗 浄する。 2. タイヤ空気圧 3. ボルトナット類にゆるみながいか点検し、必要な 締め付けを行う。 4. グリス注入部やピボット部全部をグリスアップす る。にじみ出たグリスはふき取る。 5. 塗装のはがれている部分に軽く磨きをかけ、タッ チアップする。 6. バッテリーとケーブルに以下の作業を行う A. バッテリー端子からケーブルを外す。 B. バッテリー本体、端子、ケーブル端部を重 曹水とブラシで洗浄する。 C. 腐食防止のために両方の端子部にGrafo 112X スキンオーバーグリスP/N 505-47また はワセリンを塗る。 D. 電極板の劣化を防止するため、60日ごとに 24時間かけてゆっくりと充電する。 注 完全充電すると、バッテリー液の比重 は 1.250 となります。 注 温度が高いとバッテリーは早く放電しますの で、涼しい場所を選んで保管してください。 バッ テリーを凍結させないためには、完全充電して おくことが大切です。 エンジンの整備 1.
メモ
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