Form No. 3364-404 Rev A ブロア サ ン ド プ ロ / イ ン フ ィ ー ル ド プ ロ 3040 お よ び 5040 トラクションユニット用 08759— —シ リ ア ル 番 号 310000001 以 上 モ デ ル 番 号 08759 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
はじめに モデル番号 シリアル番号 この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合 証明書)をご覧ください。 この説明書では、危険についての注意を促すた めの警告記号図 2を使用しております。死亡事 故を含む重大な人身事故を防止するための注意 ですから必ずお守りください。 この清掃用ブロアは、乗用型の装置に取り付 けて使用する専門業務用の製品であり、そのよ うな業務に従事するプロのオペレータが運転操 作することを前提として製造されています。こ の製品は、集約的で高度な管理を受けている公 園、ゴルフ場、スポーツ・フィールドその他の 芝生において、風でごみを吹き飛ばす方法に よって清掃を行うことを主たる目的として製造 されております。 図2 1.
安全について • 車両は一人乗りです。絶対に人を乗せない でください。 • エンジンの始動や運転操作は必ず着席して 行ってください。 • この製品は運転席に着席した状態でオペレー タの耳の位置での音量が90 dB(A)を超える可 能性があります。長時間にわたって使用さ れる場合には、聴覚保護のために、聴覚保 護具を着用するようにしてください。 • 運転には十分な注意が必要です。転倒や暴走 事故を防止するために以下の点にご注意く ださい: – 作業は日中または十分な照明のもとで 行う。 – ゆっくりとした走行速度で運転し、隠 れた穴などの見えない障害に警戒を怠ら ない。 – サンドトラップや、溝・小川など危険な 場所の近くを通らない。 – 小さな旋回をするときや法面で旋回する ときは、走行速度を十分に落とす。 – 急停止や急発進をさける。 – バックするときには、後方の安全に注 意し、マシンの後部に人がいないことを 十分に確認する。 – 道路付近で作業するときや道路を横断す るときは周囲の交通に注意する。常に道 を譲る心掛けを。 • 清掃作業中は、排出口に人を近づけないで ください。周囲の人間が排出口に近づか
サリは絶対にご使用にならないでください。 必ずToroの商標を確かめてご購入ください。 他社の部品やアクセサリを使用すると製品保 証が適用されなくなる可能性があります。 触れないでください。触れると火傷を負う 危険があります。 保守 • 整備・調整・格納作業の前には、エンジンが 不意に作動することのないよう、必ずキー を抜き取っておいてください。 • このマニュアルに記載されている以外の保 守整備作業は行わないでください。大がか りな修理が必要になった時や補助が必要な 時は、Toro 正規代理店にご相談ください。 • 火災防止のため、エンジンの周囲に、余分 なグリス、草や木の葉、ホコリなどが溜ま らないようご注意ください。高温のエンジ ンに水をかけたり、電装部に水を掛けたり しないでください。 • ボルト、ナット、ネジ類は十分に締めつけ、 常に機械全体の安全を心掛けてください。 ファン・シャフトのベアリングの取り付けボ ルトやナットが所定のトルクで締め付けら れているか、頻繁に点検してください。 • 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検して ください。油圧を掛ける前に、油圧ラインの 接続やホースの状態を確
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなく なったものは必ず新しいものに貼り替えてください。 106-5517 1. 警告: 高温部に触れないこと。 98-3110 警告: オペレーターズマニュアル を読みトレーニングを受け ること 2. 警告: 聴覚保護具を着用のこと。 3. 飛来物による危険: オペレータは目の保護を行い、周囲の人 を十分に遠ざけること。 4. 手足や指の切断の危険: 可動部が完全に停止するのを待 つこと 1. 98-3111 1. 105-4593 回転部 1. 93-9083 1. ファンによる切傷や手足の切断の危険: 可動部に近づか ないこと。 58-6520 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 1 2 3 数量 用途 ブロア・アセンブリ 1 ブロアをトラクションユニットに取り付け ます 必要なパーツはありません。 – リンク・アセンブリの調整を行います 必要なパーツはありません。 – ブロアをグリスアップします その他の付属品 内容 数量 用途 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にご覧ください。 パーツカタログ 1 パーツ番号を調べるための資料です。 規格適合認定書 1 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 ブロアを作動させるには、トラクション ユニットに後部リモート油圧キット(Model 08781)を搭載する必要があります。 2 1 1 ブロアをトラクションユニットに取 り付ける この作業に必要なパーツ 1 ブロア・アセンブリ 手順 G003810 1. 機体後部についているアタッチメントをす べて外す。 図3 1. 2.
4. ロック・レバーを右側に倒して、アダプタ 同士をロックする。 3 5. アタッチメントの油圧カップラを、トラク ションユニットの後部リモート油圧キット のカップラに接続する。 ブロアをグリスアップする 重要 油圧ホース・カップラを外した時は必 ずカップラに栓をし、油圧装置内部に絶対 に異物を入れないよう、細心の注意を払っ てください。 必要なパーツはありません。 手順 ブロアを作動させる前に、グリスアップを行っ て各部を適切に潤滑してください。このマニュ アルの「潤滑」の項を参照してください。この 作業を怠ると重要部品に急激な磨耗が発生しま すから注意してください。 2 リンク・アセンブリを調整する 必要なパーツはありません。 手順 1. ブロアをトラクションユニットに固定した 状態で、上昇させる。 2. 図 4に示すように、上面のワッシャからア タッチメント・アダプタのリンク・アセンブ リのスペーサまでの距離を測る。 注 ワッシャとショルダ(肩)とのすき間が 1.5~2.0 mm あれば適正です。 2 3 1 G00381 1 図4 1. 1.5~2.0 mm 2.
製品の概要 運転操作 仕様 排出方向の調整 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあ ります。 排出口(図 5)を調整して風速や風量を変え ることができます。排出口を小さくすると風 速が大きくなります。 純重量 107 Kg 1. 排出口デフレクタの取り付けネジをゆる める(図 5)。 アタッチメントやアクセサリ メーカーが認定する Toro 様々なアタッチメン トやアクセサリでお仕事の幅をさらに広げてく ださい。アタッチメントやアクセサリについて の情報は、 正規ディーラー またはディストリ ビュータへ。インターネット www.Toro.com も ご利用ください。 1 2 G003812 図5 1. 排出口デフレクタ 2. 取り付けネジ 2. デフレクタの向きを変えて調整する。 3.
1 G003783 図6 1.
保守 ベアリングの整列 モータ取り付けブラケットを外した場合は、ブ ロアを作動させる前に必ず整列調整を行ってく ださい。整列調整用工具のパーツ番号について はパーツカタログを参照してください。 1. 取り付けブラケットがブロア・ハウジングに 仮止め状態(ボルトとナットが本締めされ ていない)ことを確認する(図 9)。 潤滑 ブロアのファン・シャフト・ベアリング(2個) を定期的にグリスアップしてください。ベアリ ングはブロア・ハウジングの左右にそれぞれ1個 ずつあります。通常の使用では 8 運転時間ご とまたは使用するたびごとのうち早く到達した 時期に、リチウム系汎用2号グリスを注入しま す。ブロアを水洗いしたときは整備間隔に関係 なく直ちにグリスアップしてください。 1 1. 2. 2 整列調整工具 取り付けブラケット 図9 3. 2 3 G003814 ファン・カップラ 2.
ボルト・ナット類のトルク締め ブロアを分解した場合には、以下のボルト・ ナットについて、必ず規定通りのトルク締めを 行ってください。また、再組み立ての時に各ネ ジ山にロクタイト242を塗ってください。 • モータとファン・シャフト・カップラを固定 しているネジ(図 10)の締め付けトルク: 58-82 in-lb(0.7-0.9 kg.m) • ファン・シャフト・ベアリングの固定ネジ (図 11)の締め付けトルク: 58-82 in-lb (0.7-0.9 kg.m) G003816 1 図 11 1. 固定ネジ • ファンの取り付けナット(図 12)の締め付 けトルク: 500 ft-lb(69 kg.m) 1 G003817 図 12 1.
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 部品 Toro® 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造上の欠陥に 対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの 品質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての 製品に適用されます(エアレータに関する保証については該当製品の保証 書をご覧下さい)。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で 「製品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、 運賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 * アワー・メータを装備している「製品」に適用します。 定期整備に必要な部品類(「部品」)は、その部品の交換時期が到来するま で保証されます。この保証によって交換された部品は製品の当初保証期間 中、保証の対象となり、取り外された製品は弊社の所有となります。 部品や アセンブリを交換するか修理するかの判断は弊社が行います。場合によ り、弊社は再製造部品