Form No. 3357-302 Rev A ブロア Sand Pro® 3040 および 5040 モデル番号08759—シリアル番号 260000001 & Up 製品の登録は:www.Toro.
この他に2つの言葉で注意を促しています。重 要「重要」は製品の構造などについての注意 点を、注はその他の注意点を表しています。 はじめに この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法 を十分に理解し、他人に迷惑の掛からない、ま た適切な方法でご使用ください。この製品を適 切かつ安全に使用するのはお客様の責任です。 目次 はじめに ................................ 2 安全について ............................ 3 運転の前に .........................3 運転中に ...........................3 保守 ...............................4 音圧 ...............................4 音力 ...............................4 振動 ...............................4 安全ラベルと指示ラベル .............. 5 組み立て ...........................
安全について よってはこれらの着用が義務付けられ ています。 安全な御使用のためには、機械の運転、移 動や搬送、保守整備、保管などに係わる 人々の日常の意識や心がけ、また適切な訓 練などが極めて重要です。不適切な使い方 をしたり手入れを怠ったりすると、死亡や 負傷などの人身事故につながります。事故 を防止するために、以下に示す安全のため の注意事項を必ずお守りください。 運転中に • 締め切った場所でエンジンをかけると きは、必ず十分な換気を確保してくだ さい。エンジンからの排気は有毒であ り、場合によっては死亡事故につなが ります。 • 車両は一人乗りです。絶対に人を乗せ ないでください。 運転の前に • エンジンの始動や運転操作は必ず着席 して行ってください。 • 本機をご使用になる前に必ずこのマ ニュアルをお読みになり、内容をよく理 解してください。操作方法をしっかり身 につけ、緊急時にすぐに停止できるよ うになってください。マニュアルが足 りない場合は、製品のモデル番号とシ リアル番号を以下までお知らせくださ れば、無料で差し上げます:The Toro® Company, 8111 Lyn
ないでください。必ずバックで、ゆっ くりと、まっすぐに下がって下さい。 • 大丈夫だろう、は非常に危険! 人や 動物が突然目の前に現れたらすぐに作 業を停止しましょう。注意力の分散、 アップダウン、機械から飛びだす異物 など思わぬ危険があります。周囲に人 がいなくなるまで作業を再開しないで ください。 • エンジン作動中や停止直後は、エンジ ン本体やマフラーが熱くなっています から手を触れないでください。触れる と火傷を負う危険があります。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ず エンジンを停止し、ブロアを下降させ てシステム内部の圧力を完全に解放し てください。 保守 • オイルの点検や補充は、必ずエンジンを 停止した状態で行ってください。 • エンジンを回転させながら調整を行わ なければならない時は、手足や頭や衣 服をファンやその他の可動部に近づけ ないように十分ご注意ください。 • ガバナの設定を変えてエンジンの回転 数を上げないでください。Toro正規代 理店でタコメータによるエンジン回転 数検査を受け、安全性と精度を確認し ておきましょう。 • 整備・調整・格納作業の前には、エンジ ンが不
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼 付しています。破損したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付 してください。 106-5517 1. 98-3110 1. 2. 3. 4. 警告 - オペレーターズマニュアルを読みトレーニングを受け ること 警告:聴覚保護具を着用のこと。 飛来物による危険 ― オペレータは目の保護を行い、周囲 の人を十分に遠ざけること。 手足や指の切断の危険 ― 可動部が完全に停止するのを待 つこと 98-3111 1. 回転部 93-9083 1. ファンによる切傷や手足の切断の危険 ― 可動部に近づか ないこと。 58-6520 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 内容 ステップ 数量 用途 1 ブロア・アセンブリ 1 ブロアをトラクションユニットに取り 付けます 2 3 4 必要なパーツはありません。 – リンク・アセンブリの調整を行います 必要なパーツはありません。 – ブロアをグリスアップします パーツカタログ 取り付け手順書 1 1 組み立てを完了します 注 前後左右は通常の運転位置を基準にし て記述しています。 4. ロック・レバーを右側に倒して、アダプ タ同士をロックする。 注 ブロアを作動させるには、トラクション ユニットに後部リモート油圧キット(Model 08781)を搭載する必要があります。 5.
2 3 リンク・アセンブリを調整する ブロアをグリスアップする 必要なパーツはありません。 必要なパーツはありません。 手順 手順 1. ブロアをトラクションユニットに固定 した状態で、上昇させる。 ブロアを作動させる前に、グリスアップを 行って各部を適切に潤滑してください。 このマニュアルの「潤滑」の項を参照し てください。この作業を怠ると重要部品 に急激な磨耗が発生しますから注意して ください。 2. 図 4に示すように、上面のワッシャから アタッチメント・アダプタのリンク・アセ ンブリのスペーサまでの距離を測る。 注 ワッシャとショルダ(肩)とのすき 間が1.5~2.0 mm あれば適正です。 4 組み立てを完了する この作業に必要なパーツ 1 1 2 手順 3 以下の文書をよく読み、適切な場所に保管 してください。 • パーツカタログ • 取り付け手順書及び運転説明書 1 G003811 図 4 1. 2. 1.5~2.0 mm ジャム・ナット 3.
運転操作 排出方向の調整 排出口(図 5)を調整して風速や風量を変 えることができます。排出口を小さくする と風速が大きくなります。 1. 排出口デフレクタの取り付けネジをゆ るめる(図 5)。 1 G003783 図 6 1. 1 2 G003812 図 5 1. 排出口デフレクタ 2. 取り付けネジ 2. デフレクタの向きを変えて調整する。 3.
保守 潤滑 ベアリングの整列 ブロアのファン・シャフト・ベアリング(2 個)を定期的にグリスアップしてくださ い。ベアリングはブロア・ハウジングの左 右にそれぞれ1個ずつあります。通常の使 用では 8 運転時間ごとまたは使用するたび ごとのうち早く到達した時期に、リチウム 系汎用2号グリスを注入します。ブロアを 水洗いしたときは整備間隔に関係なく直ち にグリスアップしてください。 モータ取り付けブラケットを外した場合 は、ブロアを作動させる前に必ず整列調 整を行ってください。整列調整用工具の パーツ番号についてはパーツカタログを 参照してください。 1. 取り付けブラケットがブロア・ハウジン グに仮止め状態(キャップスクリュと ナットが本締めされていない)ことを 確認する(図 9)。 1 2 図 9 2 3 G003814 G003730 1. 2. 図 7 整列調整工具 取り付けブラケット 3. ファン・カップラ 2.
3. 取り付けブラケット同士をキャップス クリュとナットで締め付けて結合し、 ブロア・ハウジングに固定する。 4. 整列調整工具を外して作業を終了する。 ボルト・ナット類のトルク締め ブロアを分解した場合には、以下のボル ト・ナットについて、必ず規定通りのトル ク締めを行ってください。また、再組み立 ての時に各ネジ山にロクタイト242を塗っ てください。 • モータとファン・シャフト・カップラを 固定しているネジ(図 10)の締め付け トルク: 58-82 in-lb(0.7-0.9 kg.m) 1 • ファン・シャフト・ベアリングの固定ネ ジ(図 11)の締め付けトルク: 58-82 in-lb(0.7-0.9 kg.m) G003816 1. 1 G003817 図 12 1. 図 11 固定ネジ • ファンの取り付けナット(図 12)の締 め付けトルク: 500 ft-lb(69 kg.
Toro 一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 保証条件および保証製品 The Toro® Company 社およびその関連会社であるToro ワランティー 社は、両社の合意に基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます) の材質上または製造上の欠陥に対して、2年間または1500運転時 間*のうちいずれか早く到達した時点までの品質保証を共同で実 施いたします。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無 料で「製品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工 賃、部品代、運賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時 点から有効となります。 アワー・メータを装備している機器に対して適用します。 • • て磨耗消耗する部品類とは、ブレード、リール、ベッドナイフ、 タイン、点火プラグ、キャスタホイール、タイヤ、フィルタ、ベル ト、スプレーヤの一部構成機器たとえばダイヤフラム、ノズル、 チェック・バルブなどを言います。 外的な要因によって生じた損害。外的な要因とは、天候、格納条 件、汚染、弊社が認めていない冷却液や潤滑剤、添加剤の使 用などが含まれます。 通常の使用にともなう「汚れや傷」。通常の使用