Form No. 3392-921 Rev A QAS バ ン カ ー ポ ン プ Sand Pro®/Infield Pro® 3040 お よ び 5040 ト ラ クションユニット用 シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 08765—シ 製品の登録は www.Toro.com.
このバンカーポンプは、サンドプロに取り付けて使 用する専門業務用の製品であり、そのような業務に 従事するプロのオペレータが運転操作することを 前提として製造されています。バンカー・ポンプ は、サンド・トラップにたまった水の除去を主た る目的とする装置です。 この製品は、関連する全ての欧州指令に適合してい ます。詳細についてはこの冊子の末尾にあるDOI適 合宣誓書をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 1 G008126 図1 1.
目次 安全について 安全について ............................................................. 3 運転の前に........................................................... 3 運転中に .............................................................. 3 保守...................................................................... 4 安全ラベルと指示ラベル .................................... 4 組み立て ..................................................................... 5 1 トラクションユニットへのバンカー・ポ ンプの取り付け ................................................
– サンドバンカーや、溝、小川、などのハザー ドに乗り入れる時には特に注意が必要です。 – 小さな旋回をするときや法面で旋回するとき は、走行速度を十分に落とす。 – 急停止や急発進をさける。 – バックするときには、後方の安全に注意し、 マシンの後部に人がいないことを十分に確 認する。 – 道路付近で作業するときや道路を横断すると きは周囲の交通に注意する。常に道を譲る心 掛けを。 清掃作業中は、排出口に人を近づけないでくだ さい。周囲の人間が排出口に近づかないように 注意し、また排出口を人に向けないように注 意してください。 斜面でエンストしたり、坂を登りきれなくなっ たりした時は、絶対にターンしないでくださ い。必ずバックで、ゆっくりと、まっすぐに 下がって下さい。 大 丈 夫 だ ろ う 、 は 非 常 に 危 険 人や動物が突然目 すぐ に 作 業 を 停 止 し ま し ょ う 注 の前に現れたらす 意力の分散、アップダウン、機械から飛びだす 異物など思わぬ危険があります。周囲に人がい なくなるまで作業を再開しないでください。 機械が落雷を受けると最悪の場合死亡事故とな ります。稲光が見えたり雷が
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 1 バンカー・ポンプ・アセンブリ 1 トラクションユニットへバンカー・ポンプを 取り付けます. 2 必要なパーツはありません。 – リンクアセンブリの調整を行います。 その他の付属品 内容 数量 用途 パーツカタログ 1 パーツ番号を調べるための資料です。 オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にお読みください。 認証証明書 1 規格適合認定書 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注 このバンカー・ポンプを使用するには、トラク ションユニットに後部リモート油圧キット Model 08781 または部リモート油圧キット Model 08782 が装 備されていることが必要です。 1 トラクションユニットへのバンカー・ ポンプの取り付け この作業に必要なパーツ 図3 バンカー・ポンプ・アセンブリ 1 1. アタッチメントアダプタ 2. ロックレバー 手順 1. 機体のアダプタにアタッチメントがついてい る場合はそれを外す。 3.
2 リンク アセンブリを調整する 必要なパーツはありません。 手順 1 1. バンカーポンプをトラクションユニットに固 定したら、ポンプを上昇させる。 2. 図 5に示すように、上面のワッシャからアタッ チメント アダプタのリンク アセンブリのス ペーサまでの距離を測る。 注 ワッシャとショルダ肩とのすき間が1.52.0mm あれば適正です。 G008127 図4 1. ホース ガイド 重要 油圧ホース カップラを外した時は必ず カップラに栓をし、油圧装置内部に絶対に異 物を入れないよう、細心の注意を払ってくだ さい。 7. バンカーポンプを作動させるために、サンド プロ本体の油圧機能および油圧オイルを使用 しますので本体のオイル量が少し減ります。 以下の手順でサンドプロ本体の油圧オイルの 量を調べて補充してください A. サンドプロのエンジンを始動しリモート 油圧装置を作動させる。 B. バンカーポンプを数秒間作動させる。こ のときは、ポンプを水中に入れなくても よい。 C. ポンプを止め、リモート油圧装置とエン ジンも停止させる。 D. 図5 1. 1.522.
運転操作 1 吐出ノズルの調整 吐出ノズル図 6は、上下方向または左右方向に動か して水を飛ばす方向を調整することができます。 1. 水を飛ばす距離の調整は以下の手順で行います • ロックアップ・ハンドル図 6を回して、ピ ボット・タワーのロックを解除する。 2 1 G008120 図7 1. ノズル・ハンドル 運転の前に 1. G008121 図6 1. ロックアップ・ハンドル 2. バンカーの一番低い場所で、水の深さを測 る。水深が63.5mmポンプのスロットの半分の 高さ以下である場合には、縦横各 30cm、深さ 57.
1 図 11 G008122 図9 1. ポンプ・クランプ 注 希望する場所へサンドプロを乗り入れるこ とが不可能な場合には、ポンプをハウジングか ら外して水中にセットすることができます。ポ ンプを外すには、ポンプ・クランプを前に倒 し、ポンプをフレームの後ろに引き出し、ハ ンドルでポンプを持ち上げて取り出します。 2 1 2. ポンプを水中に入れる前に、リモート油圧装置 でポンプを始動させる。こうすると、ゴミが ポンプの中に引っかかっても、インペラが停 止してしまうことを防止することができる。 3. ポンプを水中に下ろす。 注 ポンプを水に入れても吐出が始まらない場 合には、リモート油圧装置を1秒間 ON してか ら 2秒間 OFF する操作を何回か繰り返してポ ンプに呼び水を入れる。 4. 運転のヒント G008121 警告 図 10 1. 3. ロックアップ・ハンドル 2.
注 アタッチメントのアダプタがトラクションユニッ トのアダプタに引っかかってしまった時は、バール やドライバーなどをスロットに差し込んで外して ください (図 12)。 1 G003783 図 12 1.
保守 5. ポンプをフレームの後ろに引き出し、ハンド ルでポンプを持ち上げて取り出す。 分 解 図 15 ポンプの清掃 ポンプの内部に異物が侵入すると、吐出量が少なく なったり、吐出が止まったりします。このような 場合には、ポンプをフレームから外して分解、清 掃、再組み立てし、もう一度フレームに付け直す 必要があります。 6. カバー・プレート取り付けネジ5本を取り外 してカバーを外す。 7. インペラを手で回せる場合には手で回して、 インペラやハウジングに引っかかっている異 物を取り出す。この方法で異物を除去できな い場合には次のステップに進む。 1. サンドプロを停止させ、駐車ブレーキを掛 け、キーを抜き取る。 8. 吸い込みフランジを固定しているネジ3本を外 して吸い込みフランジを外す。 2. サンドプロからポンプの油圧ホースを外す。 取り外したホースには汚れ防止キャップをは める。 9. ハンドル固定ネジ2本を取り外して、ハンド ルを外す。 3. ラッチを解除し、吐出ホースをポンプから外 す 図 13 。 1 2 10.
図 15 1. カバー・プレート 3. インペラ 5. ポンプ・ハウジング 7. 油圧モータ 2. 吸い込みフランジ 4. シャフト 6. スラスト・プレート 8. 取っ手 再 組 み 立 て 図 15 1. 適当なブッシュやソケットを使って、新しい リップ・シールをポンプ・ハウジングに押し 込む。少量の潤滑剤を塗ってもよい。シール 同士が背中合わせになるように、1 枚ずつ押し 込むのが正しい組み立て方法である。 2. 新しいボール・ベアリングをシャフトに取り付 ける ベアリングのインナー・フェースをシャ フトのショルダー肩部に押し付けてしっかり と着座させること。1枚目のリップ・シール は、開いた面を下にして平らな面が外向きに なるように取り付ける。2枚目のリップ・シー ルは平らな側を内側に向けて取り付ける。 3.
6. 駆動ピンをシャフトのスロットに取り付け、 ドライバーねじ回しで保持しながらジェロー タをシャフトに通し、スラスト・プレート部 で止まるまで押し込む。ジェロータとスラス ト・プレートを整列させる。 7. シャフトにカバーを取り付けるジェロータを 少し横に動かす必要がある。ダボピンがスラス ト・プレートを貫通してボディ内部に入り込 むようにすること。このアセンブリを入れる のにハンマーやプレスを使わないこと 位置が きちんと合えばアセンブリは滑らかに入る。 8. モータカバーの取り付けねじ4本を取り付け、 対角線パターンでトルク締めする 1回目のトル クを 13.6Nm 1.4kg.m = 10ft-lb とし、最終トルク を 23.0Nm 2.4kg.m = 17ft-lbとする。 9. 吸い込みフランジを取り付ける。 10. 取っ手ハンドルを取り付ける。 11.
メモ 13
組込宣言書 モデル番号 シリアル番号 製品の説明 請求書の内容 概要 指示 08765 315000001 以上 サンドプロ/インフィールドプロ 3040 および 5040トラクション ユニット用QAS バンカーポンプ QAS BUNKER PUMP バンカーポンプ 2006/42/EC 2006/42/EC別紙VIIパートBの規定に従って関連技術文書が作成されています。 本製品は、半完成品状態の製品であり、国の規制当局の要求があった場合には、弊社より関連情報を送付い たします。ただし、送付方法は電子滴通信手段によるものとします。 この製品は、製品に付随する「規格適合証明書」に記載されている承認済みのトロ社製品に取り付けることに よって、関連する諸規制に適合するものであり、そのような状態でなければ使用することができません。 確認済み EU技術連絡先 Peter Tetteroo Toro Europe NV B-2260 Oevel-Westerloo Belgium David Klis 上級エンジニアリングマネージャ 8111 Lyndale Ave.
米国外のディストリビュータ一覧表 国名 電話番号 36 27 539 640 852 2155 2163 82 32 551 2076 ディストリビュータ 輸入販売代理 店 Maquiver S.A. 丸山製作所株式会社 Mountfield a.s. コロンビア 日本 チェコ共和国 プエルトリコ 787 788 8383 Mountfield a.s. スロバキア Ceres S.A. コスタリカ 506 239 1138 Munditol S.A. アルゼンチン CSSC Turf Equipment (pvt) Ltd. Cyril Johnston & Co. Cyril Johnston & Co.
Toro 一 般 業 務 用 機 器 の 品 質 保 証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥 に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Product