Operator's Manual
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重要 スタータは10秒間以上連続で使用しないでくだ
さい。もし10秒間以内にエンジンが始動しなかった場
合 は 、3 0 秒 間 待 っ て 、そ れ か ら も う 一 度 始 動 を 試 み て く
ださい。この手順を守らないとスタータ・モータを焼損
する 恐 れ がありま す。
5. エンジンが始動したらチョークを OFF にする。それで
エンジンの回転が悪くなるようであれば、チョークを
ON 位置に戻して数秒間待つ。様子を見ながらスロット
ル・レバーを希望の位置に動かす。必要に応じてこの操
作 を 繰 り 返 す。
エンジンの停止手順
1. スロット ル ・ レバ ー をアイ ドル 位 置 にセ ットする 。
2. エンジンをアイドル回転させた状態で 60 秒間待つ。
3. 始動キーを OFF 位置にして抜き取る。
4. 移 送 や 保 管 す る 場 合 は 、燃 料 バ ル ブ を 閉 じ る 。
重要 移送や保管をする場合は、燃料もれを確実に防止す
る た め に 必 ず バ ル ブ を 閉 じ てく だ さ い 。移 送 時 に は 駐 車 ブ
レーキを掛けてください。燃料ポンプが通電状態になって
いるとバッテリーが消耗しますから、キーを必ず抜き取っ
てお い てく ださ い。
• 注意 •
子供や外部者が本機を操作しようとし思わぬ怪我や事
故 に 発 展 す る 恐 れ が あ る 。.
エアレータから離れる時には、たとえ数分間であっても
必ず駐車ブレーキを掛け、キーを抜き取る。
イ ン タ ロ ッ ク( 安 全 装 置 )
• 注意 •
インタロック・スイッチは、機械を正しく作動させ、オペレ
ータや周囲の人間の安全を確保するための装置である
か ら 、絶 対 に 取 り 外 して は な ら な い 。
• インタロック・スイッチをいたずらしない。
• スイッチの動作を毎日確認し、動作に問題があれ
ば 、必 ず 修 理 して か ら 運 転 す る 。
インタロック・システムのしくみ
インタロック・システムは、 走行レバーが 「ニュートラル」
位置にない限りエンジンが始動できないようにする安全
装 置 で す。
インタロック・システムのテスト
機 械 を 使 用 す る ま え に 毎 回 点 検 してく ださ い。
• 走行レバーがニュートラル位置にある時のみエンジン
のクランキングが可能。
• エンジン回転中に走行レバーから手を離すとコアリン
グ・ヘッド が 上 昇 して 作 動 停 止 。
安全装置が上記の通りに作動しない場合には、すぐに代理
店 に修 理 を 依 頼してく ださ い。
整 備 用ラッチ
• 危険 •
コアリング・ヘッドの 整 備(タインの 交 換 やターフ・ガー
ドの取り付けを含む)を行うときには必ず整備用ラッ
チを取り付けて、ヘッドを上昇位置に確実に固定するこ
と。
マシンを 2 日間以上にわたって保管する場合にも整備用
ラッ チを 取 り付 け てくださ い。
1. コ ア リング・ヘッド を 上 昇 さ せる 。
2. ラ ッ チ を 止 め て い る ク リ ップ・リ ン グ を 外 す( 図 2 1 )。
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図 21
1. 整備用ラッチ(収納時)の位置
3. ラッチを後ろ向きに回転させて、コアリング・ヘッドのピ
ンにはめ込む(図22)。クリップ・リングで固定する。