Operator's Manual
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はじめに
この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分に
理 解してください。オペレ ータや周囲 の人の人 身事 故や製
品の損傷を防ぐ上で大切な情報が記載されています。製
品の設計製造、特に安全性には常に最大の注意を払って
おりますが、この製品を適切かつ安全に使用するのはお客
様 の 責 任で す。
整備について、また純正部品についてなど、分からないこ
とはお気軽に弊社代理店またはカスタマー・サービスに
おたずねください。お問い合わせの際には、必ず製品のモ
デル番号とシリアル番号をお知らせください。モデル番号
とシリアル番号を刻印した銘板の取り付け位置は図1の通
りで す。
1
図 1
1. 銘板取り付け位置
いまのうちに番号をメモしておきましょう。
Model No.
_______________________________
シリアル番号:
_______________________________
この説明書では、死亡事故を含む人身事故防止のために
様 々 な 方 法 で お 客 様 の注 意 を うな がして おりま す。危 険 の
度 合 い に 応じ て、
危 険 、警 告
、お よ び
注意
、の 3 種 類 の 用 語
を使い分けて説明を行っています。しかしながら、危険の
度合いに関係なく、常に細心の注意をもって製品をお取り
扱い下さいますようお願い申し上げます。
危険
死亡事故を含む重大な人身事故を防止するための最
重要安全注意事項です。
警告
死亡事故を含む人身事故を防止するための重要安全
注意事項です。
注意
けがなどを防止するための安全注意事項です。
この他に2つの言葉で注意を促しています。
重要 は製品の構造などについての注意点を、注はその他
の 注 意 点 を 表 してい ま す。
安全
不適切な使 い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身事
故につながります。事故を防止するため、以下に示す安全
上の注意や安全注意標識のついている遵守事項は必ずお
守 りくだ さ い 。•こ れ は 「 注 意 」 、「 警 告 」 、「 危 険 」 な ど 、
人身の安全に関わる注意事項を示しています。これらの注
意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発生するこ
と が ありま す。
安全な運転のために
以下の注意事項は ANSI規格B71-1999 から抜粋したもの
で す。
トレーニ ン グ
• このマニュアルや、関連するトレーニング資料をよくお
読みください。オペレータや整備士が日本語を読めな
い場合には、オーナー の責任において、このオペレー
タ ーズ・ マニュ ア ル の 内 容 を 十 分 に 説 明 してく ださ い。
• 各部の操作方法や本機の正しい使用方法、警告表示な
どに十分慣れ、安全に運転できるようになりましょう。
• 本機を運 転する人、整 備する人すべてに適 切なトレー
ニング を行ってください。トレ ーニングはオーナ ーの 責
任で す。
• 子供や正しい運転知識のない方には機械の操作や整
備をさせないでください。地域によっては機械のオペレ
ータに年 齢 制 限 を 設 けて いることが ありますの でご 注
意くださ い。
• オペレータやユーザーは自分自身や他の安 全に責任が
あり、オペレータやユーザーの注意によって事故を防止
することができます。
運転の前に
• 作業場所を良く観察し、安全かつ適切に作業するには
どのようなアクセ サリやアタッチメントが必 要かを 判 断
してください。メーカーが認めた以外のアクセサリやア
タッチメントを使 用しないでください。
• 作業にふさわしい服装をし、ヘルメット、安全めがね、
および聴覚保護具を着用してください。長い髪、だぶつ
いた衣服、装飾品などは可動部に巻き込まれる危険が
あります。
• 作業場所をよく確認し、石、おもちゃ、針金などエアレ
ータにとって異物となるものはすべて取り除いてくださ
い。
• ガソリンなどの燃料の取り扱いに際しては安全に特に
ご注意ください。燃料は引火性が高く、気化すると爆
発 する危 険 が ありま す。
– 燃料は必ず認可された容器に保管する。
– エンジ ンが 熱 い 時には 絶 対 に燃 料タンクのフタを 開
けたり給油したりしないでください。給油はエンジ
ン が 十 分 に 冷 えて か ら 行 う 。禁 煙 を 厳 守 す る 。