Operator's Manual
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図 48
1. 点火コード
2. 点火プラグ
点 火プラグの点検
1. まず、点火プラグ中央(図49)を観察する。絶縁体部が
うす茶色や灰色なら適正、碍子が黒くなっているのは
不完全燃焼である(エアクリーナの汚れが原因である
こ と が 多 い )。
重要 点火プラグは絶対に清掃しないでください。黒い
汚れ、電極の磨耗、油膜、亀裂などがあれば新しいも
の と交 換してく ださ い 。
2. プ ラ グ の 電 極 間 の エ ア・ギ ャ ッ プ( 図 4 9 )を 点 検 し 、調
整は側面電極をまげて行う。
図 49
1. 中央の電極の碍子
2. 側部の電極
3. 隙間(実寸ではない)
点 火プラグの取り付け
1. 点 火 プ ラ グ を 取 り 付 け る 。エ ア ギ ャ ップ が 適 正 で あ る の
を 確 認 し て おくこと 。
2. プラグを 20 ft-lb(27 Nm = 28 kgm)にトルク締めす
る。
3. 点火コードを取り付ける(図48)。
燃 料フィ ル タの 整 備
燃料フィルタは100 運転時間ごとまたは1年のうち早く到
達した方の時期に交換を行ってください。
燃 料フィル タの 交 換
汚 れて い るフィ ルタを再 取り付 け す る の は 絶 対 に や め てく
ださい。
1. マシンが冷えるのを待つ。
2. 運転位置を離れる前に、エンジンを停止し、キーを抜き
取 り 、可 動 部 が 完 全 に 停 止 し た の を 確 認 す る 。
3. 燃料バルブ(図50)を閉じる。
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図 50
1. 燃料フィルタ
2. 燃料バルブ
4. 燃料ホースのクランプをしっかり握り込んでゆるめ、フ
ィ ル タ か ら 外 す( 図 5 0 )。
5. ホ ース からフィル タを 抜 き取る 。
6. 新しいフィルタを取り付け、クランプを掛けて固定す
る 。( 図 5 0 ) 。
7. こぼれた燃料はふき取る。
8. 燃料バルブ(図50)を閉じる。