Operator's Manual
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各セルへは、蒸留水またはミネラルを含まない水を適正レ
ベルまで補給してください。水を補給するときは上限を超
え な いよ う に注 意してく ださ い。
• 危険 •
電解液には触れると火傷を起こす劇薬である硫酸が含
まれている。
• 電解液を飲まないこと。また、電解液を皮膚や目や
衣服に付けないよう十分注意すること。 安全ゴーグ
ルとゴム手袋で目と手を保護すること。
• 皮膚に付いた場合にすぐに洗浄できるよう、必ず十
分 な 量 の 真 水 を 用 意し ておくこと 。
バッテリー上部はアンモニア水または重曹水に浸したブラ
シで定期的に清掃してください。清掃後は表面を水で流し
て下さい。清掃中はセル・キャップを外さないでください。
バッテリー の ケ ーブル は、接 触 不 良にならぬ よう、端 子 にし
っかりと固定してください。端子が腐食した場合は、 ケーブ
ルを外し(マイナス・ケーブルから先に外すこと)、クランプ
と端子とを別々に磨いてください。磨き終わったらケーブル
をバッテリーに接続し(プラス・ケーブルから先に接続する
こ と )、端 子 に は ワ セ リ ン を 塗 布 し てく だ さ い 。
• 警告 •
バッテリーの端子に金属製品やトラクタの金属部分が
触れるとショートを起こして火花が発生する。それによ
って水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがあ
る。
• バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、端
子と金 属 部 を 接 触 させ な いように 注 意 する。
• バッテリーの端 子と金 属を接 触させない。
• 警告 •
バッ テリ ー・ケーブ ル の 接 続 ル ートが 不 適 切 であるとケ
ーブルがショートを起こして火花が発生する。それによ
って水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがあ
る。
• ケーブルを取り外す 時は、必ず マイナス( 黒 )ケーブ
ルから取り外し、次にプラス(赤)ケーブルを外す。
• ケーブルを取り付 ける時 は、必ずプラス( 赤)ケーブ
ルから取り付け、それからマイナス(黒)ケーブルを
取り付ける。
バッテリー の 保管
本機を30 日以上にわたって使用しない場合は、バッテリ
ーを取り外して充電しておいてください。充電終了後は、
機体に取り付けて保存しても、機体から外したままで保
存しても構いません。機体に取り付けて保存する場合は、
ケ ー ブ ル を 外 して お い てく だ さ い 。温 度 が 高 い と バ ッ テ リ
ーは早く放電しますので、涼しい場所を選んで保管してく
だ さ い 。バ ッ テ リ ー の 凍 結 を 防 止 す る た め 、フ ル 充 電 状 態
で保管する。完全充電したバッテリー液の比重は 1265
~1299 になります。