Operator's Manual
1
運転操作
タインの打ち込み深さを調整する
タインの打ち込み深さの調整は、以下の手順で行いま
す:
1. 機体左右についている深さ調整ハンドルからリンチ
ピンを抜き取る(図19)。
図19
1. 深さ調整ハンドル
2. ハンドルでローラの高さを調整する。上げると深く、
下げると浅くなる。
注: 深さの調整が終わったら、必ずローラを着地さ
せてください。
3. 深さガイド(図20 )の数字(1~27 )を参考にする
とよい。実際の深さは、機体の傾き具合やタインのタ
イプや摩耗度により変化する。15 ページの深さチャ
ートを参照のこと。数字と数字の中間、すなわち半目
盛りで約5mm の変更となる。数字が大きいほど深い
穴になる。必ず、機体の左右で同じ数字に調整するこ
と。
図20
1. 深さガイド
重要 深さを大きく変更するばあいには、機体左右で
交互に少しずつ変更し、ローラの脚の長さが同じにな
るように注意してください。
注: 深さ調整を行った後は、機体の前傾角度を再調
整するために上リンクの長さの再調整が必要になり
ます。8ページの「上リンクを接続する」を参照してく
ださい。
重要 穴あけ深さは、エアレータの取り付け角度と深
さ設定の両方に影響されます。機体が後ろに傾いて
いると、タインヘッドがターフガードに接触して破損
させる場合があります。また、直立状態では、深さガ
イドの26 、27 の設定は使用できません。深さチャー
トを参照してください。
4. 深さの調整が終わったら、調整ハンドルに元通りにピ
ンを差し込む。深さを確かめるだけの場合も、必ず
ピンを差してから運転すること。
重要 穴あけ深さは、エアレータの取り付け角度とタ
インのタイプ、摩耗度、深さ設定によって決まります。
18ページの深さチャートを参照してください。
重要 エアレータを直立させ、深さガイドを25 に設
定した時に最も深い穴を開けることができます(図
21)。タインヘッドとターフガードのクリアランスがな
くなりますから、これ以上の深さには設定しないでく
ださい。機体を後ろに傾けての運転はターフガードを
破損しますから絶対にしないでください。
1
1