Operator's Manual
8. エンド・カバーとベアリング・ハウジングをエアレータ
のフレームに固定しているキャップスクリュ(8 個)と
平ワッシャを取る(図34)。
図34
1. エンド・カバー
9. ベアリング固定ネジをゆるめる(図35)。
図35
1. ベアリング
10. エンド・カバーとベアリングを取る。
注:ベルトの交換に必要なエンドカバーのみ取り外
してください。すなわち:
モデル 660
左ベルトを交換する時は: 左エンド・カバー
中央と右のベルトを交換する時は: 右エンド・カバー
モデル 880
左および左中央のベルトを交換する時は:左エンド・カ
バー
右と右中央のベルトを交換する時は: 右エンド・カバー
11. 駆動プーリ、受動プーリからベルトを外す。
12. 駆動シャフトを跨がせ、フレームのセンタープレート
についている穴を通し、ベアリングを跨がせ、フレー
ム端部の穴を通して、ベルトを抜き取る
重要 ベルトを交換する時は、プーリについている
全部のベルト(3本)を同時に交換してください。
13. 新しいベルトを取り付ける。
14. エンド・カバーを駆動シャフトに取り付ける。取り外
しの際に付けておいたマークを目安に、エンド・カバ
ーの位置を調整し、8本のキャップスクリュと平ワッ
シャで仮止めする。
15. ベアリングの固定ネジを 10 N.m (1.1 kg.m)にトル
ク締めする。
16. 分解時に外したナット等を使って、タイン・アームの
下部を下部リンクまたはロタリンク・アームに取り付
ける。
17. ネジ、ロックワッシャ、平ワッシャを使って、タインア
ーム上部をプーリに接続する。ネジを 225 N.m
(2.7 kg.m)にトルク締めする。
18. ヘアピン・コッターで、アイドラ・プーリ・アセンブリを
アイドラ・シャフトに固定する。
19. アイドラ・ピンとヘアピン・コッターを使って、スプリン
グ・アセンブリの上部をフレームに固定する。
20. ベルトの張りを調整する。「ベルトの張りの調整」の
項を参照。
格納保管
エアレーションのシーズンの終了後や、長期間にわたっ
てエアレータを使用しない場合には、以下のような整備
を行うことをお勧めします。
1. エアレータ本体や可動部についているゴミやグリス
の汚れを取る。
2. タインを取り外して洗う。中空タインは内部も洗う。
錆止めにオイルを軽く塗布する。
3. フードを開け、機械内部を清掃する。
4. 各グリス注入部のグリスアップを行う。
5. 湿気のない平らで硬い床の上で、キャスタホイールス
タンドを取り付け、ローラをブロックして保管する。
6. PTO 駆動シャフトは外してフード内部に保管する。
7. ローラを塗装し、機体に傷があればタッチアップす
る。
8. ステッカー類が汚れたり破れたりしていたら新しいも
のを貼る。
9. できるだけ屋内で保管する。屋内保管の方が管理
の手間が省けるし機械の寿命も長くなる。屋外での
保管が避けられない場合にはなるべく厚いシートで
カバーを掛け、ロープなどで確実にカバーを固定す
る。
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