Operator's Manual
警告
は、死亡事故を含む人身事故を防止するための重
要安全注意事項です。
注意
は、けがなどを防止するための安全注意事項です。
この他に2つの言葉で注意を促しています。重要 は製品
の構造などについての注意点を、また、注: はその他の
注意点を表しています。
安全について
不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身
事故につながります。事故を防止するため、以下に示す
安全上の注意や安全注意標識 のついている遵守事項
は必ずお守りください。これは「注意」、「警告」、「危
険」「人身の安全に関わる注意事項」です。これらの注
意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発生する
ことがあります。
安全な運転のために
運転の前に
• 本機のオーナーは、オペレータや従業員に本機を使
用させる前に、必ず運転操作および安全に関わる講
習を行い、また、その後も少なくとも年に一度はその
ような講習を実施してください。このマニュアルをよ
く読んで運転操作や安全について十分に理解してい
ない人は、本機を運転する資格はありません。操作
方法をしっかり身につけ、緊急時にすぐに停止できる
ようになってください。
• 子供に運転させないでください。大人であっても適切
な訓練を受けていない人には運転させないでくださ
い。
• 作業の障害になる地表の障害物をすべて取り除いて
ください。作業場所から人を十分に遠ざけてくださ
い。
• 地中に埋設されている配管配線などを破損しないよ
う、あらかじめ目印を立てておいてください。
• トラクタのエンジンを始動するまえに、トラクタのギ
アがニュートラルになっていること、駐車ブレーキが
掛かっていることを確認してください。トラクタを安
全に始動する手順についてはトラクタのマニュアルを
参照してください。
• トラクタのハンドル操作を確実に行えるよう、必要に
応じてトラクタの前部にウェイトを搭載してください。
ウェイトの詳細についてはトラクタのマニュアルを参
照してください。
• ガードなどの安全装置は必ず所定の場所に取り付け
て使用してください。安全カバーや安全装置が破損
したり、ステッカーの字がよめなくなったりした場合
には、機械を使用する前に修理や交換を行ってくだ
さい。また、常に機械全体の安全を心掛け、ボルト、
ナット、ネジ類が十分に締まっているかを確認してく
ださい。
• サンダルやテニスシューズ、スニーカーやショーツで
の作業は避けてください。また、だぶついた衣類は機
械にからみつく危険がありますから着用しないでく
ださい。作業には、必ず長ズボンと頑丈な靴を着用し
てください。安全メガネ、安全靴、聴覚保護具、およ
びヘルメットの着用をおすすめします。地域によって
はこれらの着用が義務付けられています。
運転中に
• 作業場所から人や動物を十分に遠ざけてください。
• 事故を防止するために、運転中は注意を集中し以下
の点に気をつけてください:
– 作業は日中または十分な照明のもとで行う。
– 隠れた穴などの見えない障害に警戒を怠らな
い。
– サンドトラップや、溝・小川など危険な場所の近く
を通らない。
– 急旋回時や斜面で旋回する時は必ず減速して機
械を確実に制御する。
– バックする際には後方の安全を確認する。
• タインが硬いものに当たったり、機体が異常な振動
をしたりした場合は、PTO を解除し、エンジンを止
め、キーを抜き取ってください。その後、エアレータや
トラクタに損傷がでていないか点検してください。損
傷や異常があれば修理を行ってください。点検修理
が終わるまではタインの打ち込み作業を再開しない
でください。全部のタインが良好であること、またボ
ルト類が確実にしまっていることを確認して作業を開
始してください。
• 運転席をはなれる前に、PTO を解除し駐車ブレーキ
を掛けてください。そしてエンジンを停止させてくだ
さい。
• トラクタが完全に停止するまでは絶対に切り離し作
業をしないでください。エンジンが回転しPTO が接
続されている間は絶対に乗り降りをしないでくださ
い。また、絶対にPTO シャフトの向こう側に身体を伸
ばさないでください ― 車体の前後を回って向こう側
に移動してください。
• トラクタから切り離す場合は、必ず平らな場所に駐
車し、後サポート/安全スタンドを取り付け、ローラに
輪止めを掛けてください。
• 地中に棒などを差し込む場合は、感電事故防止のた
め絶縁性のものを使用してください。