Form No. 3357-868 Rev B プロコア・プロセッサ 09749— —シ リ ア ル 番 号 280000001 以 上 モ デ ル 番 号 09749 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 この製品のエンジンからの排気やその成分 はカリフォルニア州では発ガン性や先天性 異常を引き起こす物質とされています。 このスパーク・アレスタはカナダ ICES-002 適 合品です。 同梱されている エンジンのオーナーズマニュ ア ル は 、 米 国 環 境 保 護 局 (EPA EPA) )とカリフォル ニア排ガス規制、保守および製品保証に関連 してお届けするものです。新しいマニュアル が必要なった場合にはエンジンメーカーにご 連絡をお願いします。 図1 1. はじめに モデル番号 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法 を十分に理解し、他人に迷惑の掛からないまた 適切な方法でご使用ください。この製品を適切 かつ安全に使用するのはお客様の責任です。 シリアル番号 この説明書では、危険についての注意を促すた めの警告記号図 2を使用しております。死亡事 故を含む重大な人身事故を防止するための注意 ですから必ずお守りください。 弊社Toro のウェブサイトwww.Toro.
目次 ブラシ/チョッパー・ハウジングの点検 と清掃 ...........................31 作業後の洗浄と点検 ..................31 チョッパー・チップスの点検 ...........31 高地での使用について ................32 保守 ...................................33 推奨される定期整備作業 ................33 始業点検表 .........................34 潤滑 .................................35 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ ...............................35 エンジンの整備 .......................36 エア・クリーナの整備 .................36 エンジン・オイルについて .............37 点火プラグの整備 ....................39 燃料系統の整備 .......................
安全について 全靴、長ズボンおよびヘルメットの着用を おすすめします。地域によってはこれらの 着用が条例などで義務付けられています。 • ガソリンなどの燃料の取り扱いに際しては安 全に特にご注意ください。燃料は引火性が高 く、気化すると爆発する危険があります。 – 燃料は必ず認可された容器に保管する。 – 屋内での給油や燃料の抜き取りは絶対 にしない。 – エンジンが熱い時には絶対に燃料タンク のフタを開けたり給油したりしないでく ださい。給油はエンジンが十分に冷えてか ら行う。禁煙を厳守する。 • 危険に結びつくような改造をしないでくだ さい。 安全な御使用のためには、機械の運転、移動や 搬送、保守整備、保管などに係わる人々の日常 の意識や心がけ、また適切な訓練などが極めて 重要です。不適切な使い方をしたり手入れを怠っ たりすると、死亡や負傷などの人身事故につな がります。事故を防止するために、以下に示す 安全のための注意事項を必ずお守りください。 管理者の責任 • オペレータに対して十分な訓練を行い、オ ペレーターズマニュアルおよび機体に貼付 されているステッカーの内容を熟知させて ください。 •
– サンドトラップや、溝・小川など危険な 場所の近くを通らない。 – 急旋回時や斜面での旋回時は必ず減速 してください。 – 斜面や土手状の場所での旋回は避ける。 – 急停止や急発進をしないこと。 – 後退から前進、あるいは前進から後退へ の切り替えは、完全に停止する。 – 急旋回など突然の操作は、その後の制 御が不安定になりやすく事故のもとであ るから行わない。 – 道路付近で作業するときや道路を横断す るときは周囲の交通に注意する。常に道 を譲る心掛けを。 • 斜面での運転操作に十分に慣れていること が必要です。斜面での注意不足から車両を 制御できなくなると、重大な事故に結びつ く危険が非常に高くなりますから、集中し て慎重に運転してください。 • 締め切った場所でエンジンをかけるときは、 必ず十分な換気を確保してください。エン ジンからの排気は有毒であり、場合によっ ては死亡事故につながります。 • ワークマンで牽引してスイーパを斜面で使 用する場合には、ワークマンの荷台に227 kg 程度のウェイトを搭載することをお奨めし ます。 • • • • • • • • 保守 • 機械を格納す
• このマニュアルに記載されている以外の保 守整備作業は行わないでください。大がか りな修理が必要になった時や補助が必要な 時は、Toro 正規代理店にご相談ください。 社の部品やアクセサリを使用すると危険な場 合があります。この装置の改造を行うと、機 械の挙動や性能、耐久性などが変化し、その ために事故が起きる可能性があります。ま た、そのような使い方をすると弊社の製品 保証が適用されなくなる恐れがあります。 • 油圧系統のラインコネクタは頻繁に点検して ください。油圧を掛ける前に、油圧ラインの 接続やホースの状態を確認してください。 • いつも最高の性能を維持するために、必ず Toro の純正部品をご使用ください。他 安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなく なったものは必ず新しいものに貼り替えてください。 112-4274 105-4586 1. 1. 警告: 異物が飛び出して人にあたる危険 - 人を近づけな いこと。 2.
112-4280 1. 警告 ― 可動部に近づかないこと。 110-2701 1. 2. 警告 ― 力が掛かっていて危険。 エアレータからの切り離し手順: プロセッサとエアレータを地 面まで降下させ、格納保管用ピンを前穴に取り付け、ジャッ キ・スタンドで機体を支え、エアレータとのリンク装置を解除 し、油圧ホースの接続を外す。 3. 牽引車両からの切り離し手順: プロセッサを地面まで降下さ せ、トングを縮め、格納保管用ピンを前穴に取り付け、ジャッ キ・スタンドで機体を支え、牽引車両とのリンク装置を解除し、 油圧ホースの接続を外す。 112-4283 1. 警告 ― マシンから離れる時には、エンジンを停止させ、キー を抜き取り、マシンを地面におろし、格納保管用ピンを前穴に 取り付け、ジャッキ・スタンドで機体を支えること。 112-4275 1. 巻き込まれる危険:シャフト - 可動部に近づかないこと。 112-4281 1. 巻き込まれる危険 ― 可動部に近づかないこと; ガード類を 外したままで運転しないこと;必ず全部のガードを正しく取り 付けて運転すること。 112-4279 1.
110-2737 ワンパス・ヒッチ: モデル 09753 1. こちらに回すとマシンが上 昇。 2. こちらに回すとマシンが下 降。 112-4277 1. 力が掛かっていて危険: エアレータから切り離すときにはプロ セッサとエアレータを地面まで降下させ、格納保管用ピンを前 穴に取り付け、ジャッキ・スタンドで機体を支え、エアレータと のリンク装置を解除し、油圧ホースの接続を外す。 112-4276 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7.
114-7775 1. 2. 警告 ― スリップや暴走の危険。 エアレータに接続して牽引されている状態では、コア・プロセッサの重量は 907 kg となり、トング重量がマイナス 45 kg 程度になる可能 性がある; トラクタの オペレーターズマニュアル を参照して適切なウェイトを搭載すること。 3. エアレータに接続して作業中の状態では、車両全重量は 907 kg となり、トング重量がプラス 227 kg 程度になる可能性がある; トラクタ の オペレーターズマニュアル を参照して適切なウェイトを搭載すること。 4. コア・プロセッサをエアレータに接続して使用している時は、斜面での走行速度を 8 km/h 以下とすること。 5. 牽引用車両に接続して作業中の状態では、車両全重量は 907 kg となり、トング重量がプラス 45 kg 程度になる可能性がある;オペレー ターズマニュアル を参照して適切なウェイトを搭載すること。 6. 牽引用車両に接続した状態では、トング重量がプラス 181 kg 程度になる可能性がある;牽引用車両の オペレーターズマニュ アル を参照して適切なウェイトを搭載すること。 7.
112-4285 牽引ヒッチ: モデル 09750 1. 2. 115-2999 牽引ヒッチ: モデル 09750 1. 手を押しつぶされる危険 ― 挟まれる恐れあり; 手を近づ けないこと。 112-4270 1. 4運転時間ごとにブラシ・ハウジングを点検すること; オペレー ターズマニュアル を読むこと; ブラシ・ハウジングの清掃はブ ラシ・カバーを上げて行う。 112-4292 牽引ヒッチ: モデル 09750 1. 2.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 数量 用途 1 電解液(別途入手) 必要に応 じて バッテリーを充電します 2 3 ワセリン(別途入手) 必要に応 じて バッテリーを取り付けます ジャッキ・スタンド ジャッキ・スタンド・チューブ ヒッチ・ピン(ワンパス・ヒッチの付属品) リンチ・ピン(ワンパス・ヒッチの付属品) ヒッチ・ピン(ワンパス・ヒッチの付属品) リンチ・ピン(ワンパス・ヒッチの付属品) ケーブル・タイ 1 1 1 1 2 2 5 6 必要なパーツはありません。 – コア・プロセッサを牽引車両から切り離 します 7 ヒッチ・ピン(牽引ヒッチの付属品) リンチ・ピン(牽引ヒッチの付属品) ケーブル・タイ 1 1 12 コア・プロセッサをワークマンへ取り付け ます 必要なパーツはありません。 – コア・プロセッサをワークマンから切り離 します 必要なパーツはありません。 – ブラシの高さを調整します 必要なパーツはありません。 – コア・プロセッサの水平調整を行います 5 8 9 10
重要 ワークマンなどの作業用車両(牽引用車 両)のための注意事項については、「製品の概 要」の項を参照してください。 2. バッテリー・カバーをバッテリー・ボック スに固定しているベルト(ストラップ)を 外す(図 3)。 1 バッテリーを取り出し、電解液を 入れて充電する この作業に必要なパーツ 必要に 応じて 電解液(別途入手) 手順 図3 1. バッテリーに液が入っていない場合には、 比重 1.260 のバッテリー液を購入してバッ テリーの各セルに入れてください。 1. 2. バッテリー・ボックス バッテリー・カバー 3. ストラップ 3. カバーを外し、バッテリー・ボックスから バッテリーを取り出す。 電解液には触れると火傷を起こす劇薬であ る硫酸が含まれている。 4.
2 バッテリーを取り付ける この作業に必要なパーツ 必要に 応じて ワセリン(別途入手) 手順 1. 端子を後ろ側に向けてバッテリーをバッテ リー・ボックスに入れる。 図5 1. 電解液 重要 バッテリー液を入れすぎないようにし てください。バッテリー液があふれ出て他の 部分に触れると激しい腐食を起こします。 6. 通気キャップを取り付ける。 バッテリーの端子に金属製品や機体の金属 部分が触れるとショートを起こして火花が 発生する。それによって水素ガスが爆発を 起こし人身事故に至る恐れがある。 7. 充電器に接続し、充電電流を 3~4 A に セットする(図 6)。3~4 Aで4~8時間充 電する。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行う ときには、端子と金属を接触させない ように注意する。 • バッテリーの端子と金属を接触させな い。 2.
3 ジャッキ・スタンドを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ジャッキ・スタンド 1 ジャッキ・スタンド・チューブ 手順 牽引バーをコア・プロセッサの前部に固定し ているボルトとナットを外す(図 7)。牽引 バーを取り外す。 図8 1. 2. 3. 牽引バー取り付け穴 ボルト ジャッキ・スタンド・チューブ 4. 5. ジャッキ・スタンド ナット 3. チューブを回転させてチューブの穴とコア・ プロセッサの穴をそろえる。 4. 先ほど外したボルトとナットを使って、 チューブをコア・プロセッサに固定する (図 8)。 5. ジャッキ・チューブにジャッキ・スタンドを 差し込み、取り付け穴をそろえ、リンチ・ ピンで固定する(図 8と図 9)。 図7 1. 2. 牽引バー ボルト 3. ナット 1. ワ ン パ ス 作 業 2.
ワークマンの牽引ヒッチで作業 1. 牽引ヒッチの側面にあるジャッキ・チュー ブにジャッキを取り付ける(図 10)。 図 11 1. 保管用ピン 2. 前穴(牽引車両から取り外 すとき) 3. 後穴(牽引車両に取りつけ たとき) 図 10 1. ジャッキ・スタンド 2. ジャッキ・スタンド・チューブ 5 2.
7. ヒッチ・ピンとリンチ・ピンを使って、ピッ チ・コントロール・リンクを、エアレータの ヒッチ・ピボットの上穴とフレーム・ヒッチ・ ピボットに固定する(図 14)。 • プロコア 864 および880 エアレータの場 合には、コントロール・リンクをフレー ム・ヒッチ・ピボットの前穴に接続する。 • プロコア 660 エアレータの場合には、コ ントロール・リンクをフレーム・ヒッチ・ピ ボットの後穴に接続する。 図 12 1. 2. 積荷固定用のロープなど 牽引アームのヒッチ・プレー ト 3. フレーム・ヒッチのピボット 3. トラクションユニットを後退させてコア・プ ロセッサの正面に停車する。 4. 積荷固定ロープなどで固定していた牽引アー ム・ヒッチ・プレートを解き、エアレータの ヒッチ・ピボットにセットする(図 13)。 図 14 1. ピッチ・コントロール・リンク 2. 前取り付け穴 (プロコア880 & 864 エアレータ) 3. 後取り付け穴(プロコア 660 エアレータの場合) 8.
図 15 1. 保管用ピン 2. 前穴(牽引車両から取り外 すとき) 3. 図 16 後穴(牽引車両に取りつけ たとき) 3. 1. 保管用ピン 2. 前穴(牽引車両から取り外 すとき) 後穴(牽引車両に取りつけ たとき) 4. ジャッキを床面に降ろして、機体を支える (図 17)。 重要 牽引車両やトラクタを変更するときには 使用している油圧オイルがコア・プロセッサで 使用しているものと互換性があるかどうかを必 ず確認するようにしてください。オイルに互換 性がない場合には、コア・プロセッサに残って いるオイルをすべて排出する必要があります。 6 牽引車両からの取り外し 図 17 必要なパーツはありません。 1. ジャッキ 5. 油圧昇降レバーを前後に何度か操作して油 圧配管内部の圧力を逃がす。 手順 1. 機体前部分から保管用ピンを外す(図 16)。 6. トラクタから油圧ホースを取り外す。 2. コア・プロセッサを、ゆっくりと後ローラ およびタイヤの上に降ろす。機体の前穴に 格納保管用ピンを取り付ける(図 16)。 7.
7 ワークマンへの取り付け この作業に必要なパーツ 1 ヒッチ・ピン(牽引ヒッチの付属品) 1 リンチ・ピン(牽引ヒッチの付属品) 12 ケーブル・タイ 図 19 1. ジャッキ 5. 油圧ホースをワークマンのクイック・カッ プラに接続する。油圧ホースが、プロセッ サおよびワークマンに正しく接続されてい るのを確認すること。 手順 コア・プロセッサをワークマンに接続するに は、牽引ヒッチ・キット(モデル番号 09750) を取り付ける必要があります。 6. コントロール・ハーネスを、ワークマンの 荷台を通して運転席に引き込む。 1. ワークマンを後退させてコア・プロセッサの 正面に停車する。プロセッサのブラシが、 正しい刈高にセットされていることを確認 する。 重要 作業中にホースやコントロール・ハー ネスが折れ曲がったりせず自由に曲がれる ようにしてください。 7. プロセッサを使う際には、格納保管用ピン を前穴から外して後穴に差し込んでくださ い(図 20)。 2.
2. コア・プロセッサを、ゆっくりと後ローラ およびタイヤの上に降ろす。機体の前穴に 格納保管用ピンを取り付ける(図 23)。 3. 保管用ピンを取り付けたら、トラクタのエ ンジンを切る。 図 21 1. 2. ラッチ・ハンドル ラッチ・ハンドルのピンが解 除位置にある 3. ロック位置 • ラッチ・ハンドルを持ち上げる (図 22)。 • ヒッチ・アセンブリがロック位置にはま り込むまで、ワークマンをゆっくりと前 進させる(図 22)。 図 23 注 ヒッチが伸びた状態で、ラッチ・ハン ドルのピンを前位置(ロック位置)に移 動させてヒッチ・アセンブリをロックす る(図 21)。 1. 保管用ピン 2. 前穴(牽引車両から取り外 すとき) 3. 後穴(牽引車両に取りつけ たとき) 4. 油圧ホースを取り外す。 5. 機体からリモート・コントロールを外す。 6. ホースとケーブルをハーネスに巻き取って 保管する。 7. 牽引ヒッチを縮めるには、ラッチ・ハンド ルを持ち上げ、ヒッチ・アセンブリがロッ ク位置にはまり込むまでワークマンをゆっ くりと後退させる(図 22)。 8.
製品の概要 各部の名称と操作 ブラシ/チョッパー 注 ブラシ/チョッパーを ON/OFF するための 装置はありません。チョッパー/ブラシは、エ ンジンの回転数が上がると作動を開始し、エン ジンのスロットルを下げてアイドル回転になる または、エンジンが停止すると作動を停止しま す。 図 24 1. ジャッキ 重要 プロセッサのヒッチ・トングをワーク マンのヒッチから切り離す前に、トング・ア センブリを縮めておくようにしてください。 昇降・オフセット・コントロール 9.
チョーク・コントロール エンジンが冷えている場合には、チョーク・レ バーを引いてON位置にセットします(図 26)。 始動スイッチ 始動スイッチ(図 26)はエンジンの始動と停 止を行うスイッチで、OFF, RUN, START の 3 つ の位置があります。キーを右に回してSTART位 置にすると、スタータ・モータが始動します。 エンジンが始動したら、キーから手を離してく ださい。キーは自動的にON位置に動きます。エ ンジンを停止させるには、スロットル・レバー を Slow 位置にセットし、エンジンの回転が落 ちたのを確認して、キーを左に回して OFF 位 置にします。 図 27 1. スロットル・コントロール スロットル(図 26)はエンジンの回転速度を 制御します。Fast 側へ倒すとエンジンの速度が 上昇します。SLOW 側へ倒すとエンジンの速度 が低下します。エンジンは常に全開で使用し てください。 図 26 1. 2. スロットル・コントロール チョーク・コントロール 3.
仕様 注 仕様や設計は予告なく変更されることがあります。 全幅: 178 cm ブラシ幅 178 cm チョッパー幅 178 cm 全長(牽引ヒッチを含まず) 178 cm 全長(3点ヒッチを含む) 338 cm 全長(オフセット・ヒッチを含む) 404 cm 30 cm 移動走行状態の地上高 175 cm ホイールベース 907 kg 重量 ワークマンなどの作業用車両(牽引用車 両)のための注意事項 アタッチメントやアクセサリ メーカーが認定する Toro 様々なアタッチメン トやアクセサリでお仕事の幅をさらに広げてく ださい。アタッチメントやアクセサリについて の情報は、 正規ディーラー またはディストリ ビュータへ。インターネット www.Toro.
運転操作 燃料を補給中、静電気による火花がガソリ ンに引火する危険がある。発火したり爆 発したりすると、やけどや火災などを引 き起こす。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 燃料を補給する 無鉛レギュラー・ガソリンを御使用 自動車用の無 ください(ポンプ・オクタン価85 以上)。無 鉛ガソリンが入手できない場合には有鉛ガソリ ンを使用して差し支えありません。 • ガソリン容器は車から十分に離し、地面 に直接置いて給油する。 • 車に乗せたままの容器にガソリンを補給 しない。車両のカーペットやプラスチッ ク製の床材などが絶縁体となって静電気 の逃げ場がなくなるので危険である。 重要 メタノール、メタノール添加ガソリン、 10% %以 上 の エ タ ノ ー ル を 添 加 し た ガ ソ リ ン な 10 どは本機の燃料システムを損傷しますから絶 対に使用しないでください。ガソリンにオイ ルを混合しないでください。 • 可能であれば、機械を地面に降ろし、 車輪を地面に接触させた状態で給油を 行う。 • 機械を車に搭載したままで給油を行わ なければいけない場合には大型タンク のノズルからでなく、小
油圧作動液 重要 エタノール、メタノールを含んだ添加剤 は絶対に使用しないでください。 重要 牽引車両やトラクタを変更するときには 使用している油圧オイルがコア・プロセッサで 使用しているものと互換性があるかどうかを必 ず確認するようにしてください。オイルに互換 性がない場合には、コア・プロセッサに残って いるオイルをすべて排出する必要があります。 適量のスタビライザー/コンディショナーをガ ソリンに添加してください。 注 燃料スタビライザー/コンディショナーは ガソリンが新しいうちに添加するのが一番効 果的です。燃料系にワニス状の付着物が発生 するのを防ぐため、燃料スタビライザーは必 ず使用してください。 ブラシの高さの調整 ブラシの先端がターフの表面にごく軽く触れる が、ターフの中に入らない程度に、ブラシの 高さを調整してください。ターフの中にブラ シが入り込むような設定をすると、コアの処 理がうまくできないばかりか、ターフを傷つ ける恐れがあります。 燃料を補給する 1. エンジンを止め、駐車ブレーキを掛ける。 2.
5. 調整ができたらロックナットを締めて調 整を固定する。 6. 同様の方法でブラシの反対側でも作業を行 う。両方を同じに調整すること。 • 中央のナットをゆるめて調整キーを引き 出せるようにする。後ローラを持ち上げ た状態で、調整キーを引き出し、希望す る高さにローラを動かす。左右とも同じ 高さにセットすること。 コア・プロセッサの水平調整 注 ノッチ(刻み)1つが 6 mm(1/4 イン チ) の高さ変更に対応する。 1.
ワンパス・ヒッチ • フレームの前が低い場合には、接続リ ンクを長くする。 • フレームの前が高い場合には、接続リ ンクを短くする。 注 接続リンクを回しにくい場合には、 コア・プロセッサの移動走行用車輪を下 げて重量の一部を車輪で支えると作業が しやすくなります。 図 32 1. 水平調整クランク 注 水平調整クランクを回しにくい場合 には、コア・プロセッサの移動走行用車 輪を下げて重量の一部を車輪で支えると 作業がしやすくなります。 現場でブラシの高さを調整する コア・プロセッサが作業中は、フレームが地表 面に対して水平、あるいはフレームの前部がわ ずかに高い状態になっていることが必要です。 ブラシがちょうどコアを拾いはじめる高さに、 ブラシをセットしてください。 図 31 1.
この整備を怠ると車輪の脱落や破損から 人身事故につながる恐れがある。ホイー 61~ ~75 Nm ル ・ ナ ッ ト の 締 め 付 け ト ル ク 値 は 61 6.2~ ~7.6 kg.m kg.m) )。 ( 6.2 始動手順 回転部に触れると重大な人身事故になる。 • 機械が作動中は、コア・プロセッサの リールに手足を近づけないこと。 • 事故防止のため、可動部に手足や衣服 などを近づけないよう十分に注意して ください。 図 33 1. ローラ・スクレーパの高さ調整金具 • カバーやシュラウドやガードは必ず取り 付けて使用してください。 タイヤ空気圧を点検する 注 機械を始動する前に、チョッパーが自由に 回転することを確認してください。 タイヤ空気圧を点検してください(図 34)。 適正空気圧は2.5 kg/cm2です。 1. スロットル・レバーを SLOW と FAST の中 間位置にセットする。 2. チョーク・レバーをON位置にする。 注 エンジンが暖まっているときはこの操 作は不要。 3.
ヒッチ牽引作業 2. スロットル・レバーを Slow 位置にセット し、エンジンの回転が落ちたのを確認し て、キーを左に回して OFF 位置にします。 推奨最大牽引速度は 時速 5 km/h です(ワー クマンの場合は ロー・レンジ、1 速ギア、ハ イ・アイドルでこの設定となります)。 1. コアを踏みつぶさないように、発進前にコ ア・プロセッサをオフセット位置にセット しておく。 2. コア・プロセッサを地表面まで降下させ て処理を開始する。 3. 終点まできたら、コア・プロセッサを上 昇させる。 3.
注 一直線に走らせるためには、前方に目標 を定めて、それに向かって走行させるのが良 いでしょう。 重要 ターフを傷つける恐れがありますから、 コア・プロセッサを使用中は急旋回をしない でください。 運転中に 図 35 1. 2. 転倒や感電は重大な人身事故になる危険 が極めて高い。 • 急な斜面では絶対に作業しないでくだ さい。 ラッチ・ハンドル ラッチ・ハンドルのピンが ロック位置にある 3.
土壌水分表 この表は、土壌の水分含有量を判断する目安として利用してください。灰色部分に相当する状態 のときにコアの処理を行うと、よい結果が出ないことがあります。 図 36 30
ブラシ/チョッパー・ハウジングの 点検と清掃 整 備 間 隔 : 4運転時間ごと 土がぬれてるとき には洗浄をより頻繁に行う。 刈高が 25 mm 以上のターフや粘土質・ローム 質のターフ、あるいは早朝の露がある時間帯 に作業を行うと、ブラシ/チョッパー・ハウジ ングに泥がたまりやすくなります。ブラシ・ ハウジングを適切に清掃しないと、ブラシが 早期に磨耗してしまいます。適切に保守作業 を行えば、ブラシは 100 運転時間程度の寿命 があります。 図 37 ハウジングの清掃は以下の手順で行います: 1. 1. プロセッサを移動走行車輪で支える。 洗浄ポート 2. 後カバーの取り付けボルトをゆるめて外す。 カバーを前にはねあげるようにして開く。 3. スクレーパ(機体の前部に備え付けてあ る)を使って、ブラシ・ハウジング内部に ついた泥をきれいに取り除く。 チョッパー部分を洗浄するとき、排出シュー トの真後ろに立たないこと;内部から飛び 出してくるものが当たって危険である。 4.
高地での使用について 標高の高い場所で使用する時には、エンジンの 出力を確保するためにキャブレターのジェット の交換が必要になる場合があります。下の表を 使って、必要なジェットを確認してください。 高地用ジェットは、ブリグス&ストラトン社 ディーラにてお求めください。 キャブレターのジェットのサイズ 図 38 1. チョッパー・チップ 2. 金ノコを使って、折れたボルトの端に、 チョッパー・チップごと切り込みを入れ る(図 38)。この切り込みは、マイナス ドライバの刃先が入るようにしっかりと 作ること。 3. 切り込みができたら、折れたボルトをトー チで熱して、ついているロクタイトを柔ら かくする(図 38)。 4. ロクタイトが柔らかくなったら、ドライバ でボルトを抜き取る(図 38)。 5.
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 使用開始後最初の 8 時間 使用するごとまたは毎日 整備手順 • ホイール・ナットのトルクを点検する • エンジン・オイルを交換する • ベルトの状態と張りを点検する • • • • • • エンジン・オイルを点検する エンジンのスクリーンとオイル・クーラを清掃する 油圧ラインとホースを点検する。 チョッパー・チップを点検する ブラシの磨耗状態を調べる ブラシ/チョッパー・ハウジングを洗浄する 4運転時間ごと • ブラシ/チョッパー・ハウジングの点検と洗浄を行う 土がぬれてるときには洗浄をより 頻繁に行う。 50運転時間ごと • ベアリングとブッシュのグリスアップを行う • ベルトの状態と張りを点検する 100運転時間ごと • エンジン・オイルを交換する。 • バッテリー液の量を点検する • エンジンを清掃する 200運転時間ごと • エア・フィルタを点検し、必要に応じて一次フィルタを交換する • オイル・フィルタを交換する。 • 点火プラグを点検する。 600運転時間ごと • 安全エア・フィルタを交換する。 • 燃料フィルタを交換する。 重
始業点検表 このページをコピーして使ってください。 点検項目 第週 月 火 木 水 金 土 日 エンジン・オイルの 量を点検 エア・クリーナを点 検 運転操作時の異 常音がないか点検 する 油圧ホースの磨耗 損傷を点検。 オイル漏れなど。 タイヤ空気圧を点 検する。 計器類の動作を点 検する。 各グリス注入部の グリスアップを行 う。 1 塗装傷のタッチ アップ 1.
潤滑 ベアリングとブッシュのグリスアッ プ 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 定期的に、18ヶ所のグリス・ポイントにNo.2汎 用リチウム系グリスを注入します。水洗いし た後は直ちに、チョッパー、後ローラ、回転 コーナー・ベアリングのグリスアップを行っ てください。 1.
エンジンの整備 エア・クリーナの整備 エア・クリーナ本体にリーク原因となる傷がな いか点検してください。破損していれば交換し てください。吸気部全体について、リーク、破 損、ホースのゆるみなどを点検してください。 エア・クリーナの整備はインジケータ(図 44) が赤色になってから行ってください。早めに整 備を行っても意味がありません。むしろフィル タを外したときにエンジン内部に異物を入れて しまう危険が大きくなります。 図 42 図 44 1. エア・クリーナのインジケータ エア・フィルタの取り外し 図 43 1. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各 部が完全に停止したのを確認してから運転 位置を離れる。 2. 異物を押し込んでしまわないよう、各グリ スニップルをきれいに拭く。 2. エア・クリーナのラッチを外し、ボディー からカバーを外す(図 45)。 3. グリス・ガンでグリスを注入する。 4.
合には、1次フィルタが破損しています。その 場合には両方のフィルタを交換してください。 フィルタの取り付け 重要 エンジンを保護するため、必ず両方のエ ア・フィルタを取り付け、カバーをつけて運 転してください。 1. 新しいフィルタの場合は出荷時に破損する などの傷がついていないか点検する。破損 しているフィルタを使用しないこと。 2. 安全フィルタを交換する場合には、十分に 注意しながら、フィルタのボディに挿入す る(図 45)。 図 45 1. エア・クリーナのボディー 2. 1次フィルタ 3. ラッチ 4. 5. エア・クリーナのカバー 安全フィルタ 3. 1次フィルタをゆっくり押し込むようにして 安全フィルタの上から取り付ける(図 45)。 注 1次フィルタの外側リムをしっかり押さ えて確実に装着してください。 3. カバーの内部を圧縮空気できれいに清掃す る。 重要 フィルタの真ん中(柔らかい部分) を持たない。 4. 1次フィルタをゆっくり引き抜くように してエア・クリーナのボディーから外す (図 45)。 4.
6. ディップスティックを根元まで確実に差し 込む(図 47)。 7. ディップスティックを引き抜いて油量を 点検する。油量が足りなければディップス ティックの FULLマークまで補給管からゆっ くり補給する。 重要 オイルの入れすぎは、かえってエンジ ンを傷めます。 0 0 エンジン・オイルの交換 図 46 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 100運転時間ごと 1. エンジンを始動し、5 分間程度運転する。 これによりオイルが温まって排出しやすく なる。 2. オイルが完全に抜けるように、排出口側が やや低くなるように駐車する。 3. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各 部が完全に停止したのを確認してから運転 位置を離れる。 4. ドレンの下に廃油受けを置く(図 48)。 5. ドレン・プラグを抜き取り、排出されるオ イルを容器で回収する。 6.
注 ホコリのひどい場所で使用する場合は、より 頻繁なオイル・フィルタの交換が必要です。 1. エンジンからオイルを抜く。「エンジン・オ イルの交換」を参照。 2. オイル・フィルタを外し、フィルタのアダ プタ・ガスケットの表面をきれいに拭く (図 49)。 エア・ギャップ: 0.76 mm 点火プラグの点検 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. 中央の電極部(図 50)を観察する。絶縁体部 がうす茶色や灰色なら適正、黒い汚れがある 場合にはエア・クリーナの不良を考える。 図 49 1. 2. オイル・フィルタ アダプタのガスケット 3. アダプタ 図 50 1. 2. 3. フィルタの中央の穴から新しいオイルを入 れる。穴の内側についているネジ山のすぐ 下までオイルを入れる。 4. フィルタ内部にオイルが吸収されるまで、 1~2分間待つ。 5. 新しいフィルタのガスケットにオイルを薄 く塗る(図 49)。 6. アダプタにフィルタを取り付け、ガスケッ トがアダプタに当たるまでフィルタを右に 回し、そこから更に 2/3~1 回転増し締め する(図 49)。 7.
燃料系統の整備 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 600運転時間ごと 1. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各 部が完全に停止したのを確認してから運転 位置を離れる。 2. マシンが冷えるのを待つ。 3. 古いフィルタのクランプをゆるめてフィル タから外して脇に寄せる (図 52)。 2 3 図 51 1. 点火コード 2. 点火プラグ 3. プラグを取り外した時に燃焼室内に異物が 落ちないように、プラグの周囲をきれいに 清掃する。 2 1 4. 点火プラグと金属ワッシャを外す。 点火プラグの取り付け G010000 1. 点火プラグと金属ワッシャを取り付ける。 取り付け前にもう一度エア・ギャップを確 認する。 図 52 1. 2. 2. 点火プラグを24~30 N.m(2.5~3.0 kg.m) にトルク締めする。 燃料フィルタ ホース・クランプ 3. 燃料ライン 4. ホースからフィルタを抜き取る。 5. 新しいフィルタをホースに取り付け、クラ ンプで固定する(図 52)。 3.
電気系統の整備 4. 燃料フィルタから燃料ホースを抜き取る (図 52)。 注 落ちてくるガソリンをガソリン容器また は廃油受けに受ける(図 52)。 バッテリーの手入れ 注 燃料タンクが空になったこの時に燃料 フィルタを交換するのがベストです。 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと • バッテリーの電解液は常に正しいレベルに 維持し、バッテリー上部を常にきれいにして おいてください。高温環境下で保管すると、 涼しい場所で保管した場合に比べてバッテ リーは早く放電します。 5.
冷却系統の整備 • 各セルへは、蒸留水またはミネラルを含まな い水を適正レベルまで補給してください。電 解液は上限を超えて入れないでください。 エンジンのスクリーンとオイル・ クーラの清掃 • 本機を30日間以上にわたって格納保管する 場合には、バッテリーを機体から外して充 電してください。バッテリーは、機体に取 り付けて保存しても、別途保存してもかま いませんが、機体に取り付けて保存する場 合は、ケーブルを外しておいてください。 温度が高いとバッテリーは早く放電しるの で、涼しい場所を選んで保管してください。 バッテリーの凍結を防止するため、フル充 電状態で保管する。完全充電すると、バッ テリー液の比重は 1.250 となります。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 使用前に必ず、エンジンのスクリーンとオイ ル・クーラを点検・清掃してください。オイ ル・クーラのスクリーンとエンジンのスクリー ンにたまった刈りカスや汚れ、ごみを取り除き ます(図 53)。 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに 火気を近づけない。 図 53 1. 2.
ベルトの整備 3. スタッドとアイドラ・プーリとの間に、ベル ト張り工具を入れる(図 54)。ベルト張り 工具の片方の端をスタッドの下にあてがい、 反対側の端をアイドラ・プーリに載せる。 ベルトの調整 50運転時間ごと 4. ベルト張り工具についている穴に、1/2 イ ンチのトルク・レンチのソケットを入れる (図 54)。 ベルトに割れ、縁のほつれ、焼けなどの損傷が ないか点検してください。破損したベルトは新 しいものに交換してください。必要に応じてベ ルトの張りを調整してください。 5. 工具を左に回してトルクが 0.6 kg になる ようにし、その位置でトルクを保持しなが らアイドラ・プーリのナットを締め付ける (図 54)。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 6. トルク・レンチとベルト張り工具を取り外 す。 エンジンのクラッチからジャッキ・シャフト へのベルト 7. ベルト・カバーを取り付ける。 ベルトの張りの点検は以下の手順で行います: ジャッキ・シャフトからチョッパーへのベルト 1.
5. 工具を手前に回してトルクが 0.6 kg になる ようにし、その位置でトルクを保持しなが らアイドラ・プーリのナットを締め付ける (図 56)。 6. トルク・レンチとベルト張り工具を取り外 す。 7. ベルト・カバーを取り付ける。 チョッパーからブラシへのベルト 調整やベルトの再取り付けは以下の手順で行 います: 1. ベルト・カバー(図 57)を取り外す。 図 58 1. 2. ブラシの列 回転コーナー 3. 4. ブレードの刃先 ブラシ・ハウジング 5. チョッパーを回して、ブレードの刃先をブラ シ・ハウジングの外側にそろえる(図 58)。 6. チョッパーのシャフトに、注意深くベルト を通す。チョッパーのシャフトを回転させ ないようにすること。 7. ベルトの右側にテンションをかけながら、 ベルトの下半分を、ブラシ・プーリの溝に 掛ける。ブラシ・プーリを回転させないよ うにすること。 図 57 1. チョッパーからブラシへの ベルト・カバー 2. アイドラ・プーリ 3. ナット 4. チョッパーからブラシへの ベルト 8.
油圧系統の整備 油圧ラインとホースの点検 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身 体に重大な損傷を引き起こす。 • 油圧を掛ける前に、油圧ラインやホース に傷や変形がないか接続部が確実に締 まっているかを確認する。 図 59 1. ブラシから回転コーナーへ のベルト・カバー 2. ブラシから回転コーナーへ のベルト 3. アイドラ・プーリ 4. ナット • 油圧のピンホール・リークやノズルから は油圧オイルが高圧で噴出しているの で、手などを近づけないでください。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を 使ってください。 • 油圧システムの整備作業を行う前に、内 部の圧力を完全に解放しておくこと。 3. アイドラ・プーリをベルトに押し付け、 アイドラ・プーリのナットを締め付ける (図 59)。 • 万一オイルが皮下に入ったら直ちに専門 医の手当てを受ける。 4.
保管 1. ブラシ・ハウジングとチョッパーを水でてい ねいに洗浄する。エンジンを始動し、チョッ パーが回転をするまでエンジンの速度を上 げる。機体の後部(左側または右側)に立 ち、その位置からホースでチョッパーに水 をかけ、きれいになるまでこれを続ける。 2. 全部のボルトナット類を点検する。必要に 応じて締め付けを行う。 3. 必要な個所すべてのグリスアップはみ出し たグリスはふき取る。 4. ブラシとブレードの点検を行う。必要に応 じて交換する。 5. エア・クリーナの整備をする。「エア・ク リーナの整備」を参照。 6. 機体全体のグリスアップと注油を行う;「潤 滑」の項を参照。 7. エンジン・オイルを交換する。「エンジン・ オイルについて」を参照。 8. タイヤ空気圧を点検する;「タイヤ空気圧 を点検する」を参照。 9. バッテリーを充電する;「バッテリーの整 備」を参照。 10.
G010006 油 圧 系 統 (Rev. F) 47 B C3 S4 MINIMUM: 4 GPM MAXIMUM: 12 GPM PRESSURE RELIEF: 2000 PSI TOW VECHICLE HYDRAULICS S2 S1 C2 S3 C4 .
電 気 系 統 (Rev.
メモ: 49
メモ: 50
メモ: 51
一般業務用機器の品質保証 2年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社 の合意に基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上 または製造上の欠陥に対して、2年間または1500運転時間*のうち いずれか早く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたしま す。この保証はエアレータを除くすべての製品に適用されます( エアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧下さ い)。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製 品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部 品代、運賃が含まれます。この保証は、「製品」 の当初の購入者 に納品された日から有効となります。 *アワー・メータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社 代理店(ディストリビュータ又はディーラー) に対して、お客 様から連絡をして頂くことが必要です。連絡先がわからなかった り、保証内容や条件について疑問がある場合には、本社に直接お 問い合わせください: Toro Commer