Operator's Manual
–急旋回時や斜面での旋回時は必ず減速
してください。
–斜面や土手状の場所での旋回は避ける。
–急停止や急発進をしないこと。
–後退から前進、あるいは前進から後退へ
の切り替えは、完全に停止する。
–急旋回など突然の操作は、その後の制御
が不安定になりやすく事故のもとである
から行わない。
–道路付近で作業するときや道路を横断
するときは周囲の交通に注意する。常に
道を譲る心掛けを。
•斜面での運転操作に十分に慣れていること
が必要です。斜面での注意不足から車両を
制御できなくなると、重大な事故に結びつ
く危険が非常に高くなりますから、集中し
て慎重に運転してください。
•締め切った場所でエンジンをかけるときは、
必ず十分な換気を確保してください。エンジ
ンからの排気は有毒であり、場合によって
は死亡事故につながります。
•機械が落雷を受けると最悪の場合死亡事故
となります。稲光が見えたり雷が聞こえるよ
うな場合には機械を運転しないで安全な場所
に避難してください。
•ワークマンで牽引してスイーパを斜面で使
用する場合には、ワークマンの荷台に227kg
程度のウェイトを搭載することをお奨めし
ます。
保 保
保
守 守
守
•機械を格納する際にはエンジンが十分冷え
ていることを確認し、また裸火の近くを避け
て保管してください。
•裸火の近くに燃料を保管したり、屋内で燃
料の抜き取りをしたりしないでください。
•平らな場所に停車してください。適切な訓
練を受けていない人には絶対に機械の整備を
させないでください。
•必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体
を確実に支えてください。支えの不十分な
状態で整備作業などを行うと、機体が落下
する危険が大きく、重大な人身事故の原因
となります。
•機器類を取り外すとき、スプリングなどの
力が掛かっている場合があります。取り外し
には十分注意してください。
•修理を行うときには必ずバッテリーの接続
と点火プラグの接続を外しておいてくださ
い。バッテリーの接続を外すときにはマイナ
スケーブルを先に外し、次にプラスケーブル
を外してください。取り付けるときにはプラ
スケーブルから接続します。
•整備・調整・格納作業の前には、エンジンが
不意に作動することのないよう、必ずキーを
抜き取っておいてください。
•火災防止のため、エンジンの周囲に、余分
なグリス、草や木の葉、ホコリなどが溜ま
らないようご注意ください。高温のエンジ
ンに水をかけたり、電装部に水を掛けたり
しないでください。
•ボルト、ナット、ネジ類は十分に締めつけ、
常に機械全体の安全を心掛けてください。
チョッパー・シャフトのベアリングの取り付
けボルトやナットが所定のトルクで締め付け
られているか、頻繁に点検してください。
•エンジンを回転させながら調整を行わなけ
ればならない時は、手足や頭や衣服をチョッ
パーやその他の可動部に近づけないように十
分ご注意ください。
•ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を
上げないでください。Toro正規代理店でタコ
メータによるエンジン回転数検査を受け、安
全性と精度を確認しておきましょう。
•オイルの点検や補充は、必ずエンジンを停止
した状態で行ってください。
•可動部に手足を近づけないよう注意してく
ださい。エンジンを駆動させたままで調整を
行うのは可能な限り避けてください。
•バッテリーの充電は、火花や火気のない換
気の良い場所で行ってください。バッテリー
と充電器の接続や切り離しを行うときは、充
電器をコンセントから抜いておいてくださ
い。また、安全な服装を心がけ、工具は確実
に絶縁されたものを使ってください。
•各部品が良好な状態にあり、ボルトナット
類が十分にしまっているか常に点検してくだ
さい。擦り切れたり破損したりしたステッ
カーは貼り替えてください。
•Toroが認可していないアタッチメントは使
用しないでください。認可されていないア
タッチメントを御使用になると製品保証を受
けられなくなる場合があります。
•高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身
体に重大な損傷を引き起こします。油圧のピ
ンホール・リークやノズルからは作動油が高
圧で噴出しているので、絶対に手などを近づ
けない。リークの点検には新聞紙やボール紙
を使う。万一、油圧オイルが体内に入った
場合には、この種の労働災害に経験のある
5