Form No. 3419-987 Rev A ProCore® SR54, SR54-S, SR70, SR70-S, SR72 エ ア レ ー タ シリ ア ル 番 号 318000001 以 上 モ デ ル 番 号 09931—シ モ デ ル 番 号09932—シ シ リ ア ル 番 号 318000001 以 上 シリ ア ル 番 号 318000001 以 上 モ デ ル 番 号 09933—シ シリ ア ル 番 号 318000001 以 上 モ デ ル 番 号 09934—シ シリ ア ル 番 号 318000001 以 上 モ デ ル 番 号 09935—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、所定のセットアップをすべて実行すること により、欧州規制適合製品となります 詳細について は、DOC シート規格適合証明書をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品に、 ガンや先天性異常などの原因となる化学物 質が含まれているとされております。 g235770 図1 はじめに 1.
目次 保守作業時の安全確保 ..................................29 マシンを持ち上げる........................................29 ベアリングのグリスアップ.................................30 ギアボックスの潤滑油の点検 ...........................31 ギアボックスオイルの交換 ...............................31 駆動チェーンの点検/調整 ................................31 PTO クラッチの調整.......................................32 トルク規定値 ................................................32 スプリングの点検 ..........................................33 穴あけ間隔の調整.........................................
安全について • 周囲の人や動物を機械から十分に遠ざけてくださ い。 安全上の全般的な注意 • 作業場所に子供を近づけないでください。子供に運 転させないでください。 この機械は人身事故を引き起こす能力がある。重大 な人身事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守し てください。 • マシンを停止させ、エンジンを止め、駐車ブレーキ を掛け、キーを抜き取り、各部が完全に停止した のを確認してから運転位置を離れる。 この機械は本来の目的から外れた使用をすると運転者 本人や周囲の人間に危険な場合があります。 間違った使い方や整備不良は負傷などの人身事故に つながります。事故を防止するため、以下に示す安全 上の注意や安全注意標識のついている遵守事項は必 ずお守りください注意、警告、および危険 の文字は、 人身の安全に関わる注意事項を示しています。これら の注意を怠ると死亡事故などの重大な人身事故が発 生する恐れがあります。 • 本機をご使用になる前に必ずこの マニュアル と、牽 引に使用する車両のマニュアルの両方をお読みに なり内容をよく理解してくださいこの製品を使用する 人すべてがこの製品と牽引
decal92-1581 92–1581 decal92-1582 92–1582 decal117-7050 117-7050 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと 2. 警告 整備作業前にはエンジンキーを抜き取り、マニュアルを読むこと。 3. 警告 講習を受けてから運転すること。 4. ベルトに巻き込まれる危険 可動部に近づかないこと。すべてのガード類を正しく取り付けて使用すること。 5. 手足に大怪我をする危険 周囲の人を十分に遠ざけること。 6. 手足に大怪我をする危険 ― 使用しない時はスタンドで確実に支えること。 7. 車体から振り落とされる危険 ― 人を乗せないこと。 decal120-0625 120-0625 1.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 数量 内容 用途 必要なパーツはありません。 – クレートからエアレータを取り出します. ヒッチピン 2 リンチピン 2 下リンクアームを接続するSR54 および SR54-S エアレータでは、ヒッチピンとリ ンチピンを取り付けた状態で出荷 油圧上リンク 油圧ホース, 1.05 m 油圧ホース, 0.
手順 数量 内容 用途 15 後ガード ねじ ⅜ x 3¼" 平ワッシャ0.438 x 1" ロックナット エンドキャップ 1 4 12 4 2 後ガードを取り付ける. 16 必要なパーツはありません。 – 保管用スタンドを外す。 ロックプレート タップボルト リテーナリング CE用デカル 製造年表示ステッカー 2 2 2 1 1 17 18 ラッチロックを取り付ける.
注 地上高を最大にするには、ヒッチピンをエア レータの低い方の取り付けブラケット穴がついて いる場合に差し込みます。高い方の取り付け穴 をいつ使用するかについては、10 PTO シャフト を接続する (ページ 14)を参照してください。 3 油圧上リンクを接続する SR54 と SR54-S エ ア レ ー タ の み 注 SR54 および SR54-S エアレータでは、ヒッチ ピンとリンチピンを取り付けて出荷しております。 4. モ デ ル SR54, SR70, SR72 下リンクアームをエアレータ取り付けピンに、リン チピンで取り付ける図 3。 この作業に必要なパーツ 1 油圧上リンク 1 油圧ホース, 1.05 m 1 油圧ホース, 0.76 m 2 延長ブラケット 1 回転ブラケット 2 ホースのクイックカップラ 手順 注 付属部品のカップリングがトラクタに合っていること g016127 を確認してください。合わない場合には、トラクタのメー カーに連絡して適切なカップリングを入手してください。 図3 1. 2. エアレータ取り付けピン 下リンク 3.
重要 油圧リンクのロッド端を固定するときに、 取り付けブラケットの取り付け穴のうち、前側の 穴を使用してください これにより、ロッドを引き込 んだ際にシリンダバレルに十分な空間を確保す ることができるようになります。 g010840 図5 1. エアレータのヒッチピン 7. 2. 油圧式上部リンク 3. 回転ブロック 8. クレビスピンとリンチピン 9. 76 cm の油圧ホース トラクタのリンクピン 4. 接続リンク 10. 107 cm の油圧ホース 5. 3" 延長ブロック 11. ホースのクイックカップラ 6. 5" 延長ブロック 12. トラクタの油圧ポート 2. g016184 図6 図は SR54 と SR70 の取り付け 長さ 107 cm の油圧ホースを、油圧式上部リン クのポートエアレータに近い方のポートに接続す る図 5。オイル漏れを防止するために、ねじ部 にはシールドテープやコンパウンドなどのシー ル材を使用すること。 3.
注 延長ブロックを取り付けるのに、シリンダを縮 めなければいけない場合、エアレータのヘッドと 地表面との距離が小さくなります。 以下の手順で延長ブロックを取り付ける A. 通常の接続リンクをシリンダに固定している コッターピンとピンを抜き取る図 5。シリンダ から接続リンクを取り外す。 B. 外したピンを使って、必要な長さの延長ブ ロックをシリンダに取り付ける図 5。 4 深さゲージを取り付ける モ デ ル SR54, SR70, SR72 この作業に必要なパーツ g024283 図8 1 深さゲージ 1 スライドブロック 2 ねじ #10 x ½") 3. ねじ 2本 7. 溶接プレート 2 ねじ ¼ x 2½" 4. スライドブロック 8. チューブクランプ 1 チューブクランプ 1 溶接プレート 1 深さ表示ステッカー 手順 1. スライドブロックの平らな面に深さゲージを取り付 けるねじ#10 x ½"2本を使用し、各部材を図 8の ように配置する。 10 1. ねじ 5. 深さ表示ステッカー 2. 深さゲージ 6.
5 6 上油圧リンクを接続する モ デ ル SR54-S, SR70-S 油圧上リンクの設定を確認す る この作業に必要なパーツ 必要なパーツはありません。 1 スプリング付き上リンク 手順 3 リンクピン • 3 リンチピン 油圧シリンダを伸ばすとタインの打ち込み深さが大 きくなります。 油圧シリンダを一杯に伸ばして、タインヘッドの位置 を決め、ヘッドが地面に接触するかどうかを確認 してください。 • 手順 1. リンクピンとリンチピン 2本ずつをつかって、スプ リング付き上リンクをエアレータのブラケットに 取り付ける 図 9 。 2.
グ溝からまでの距離を測定する図 12。この距離 を記録する。例 67 cm 7 PTO の 角 度 を 点 検 す る 必要なパーツはありません。 手順 重要 この作業を行うときには、タインを外してください。 床の上で、エアレータを一番低い位置にした状態で、 PTO とトラクタとの角度を調べます。 g237884 図 12 1. エアレータを上昇させ、上部リンクの油圧シリンダを完 全に縮めます。傾斜計を使って、PTO とエアレータと の角度を調べます。この角度が 35 度よりも大きい場合 には、トラクタ側で調整を行って、エアレータを一番高く 持ち上げても 35 を超えないようにしてください。トラクタ の上昇停止装置リフトストップで調整するか、下リンク を高い穴に移せる場合はそれで調整してください。 4. ここを測る 2. ロッキング溝 エアレータを床に降ろし、油圧上リンクの油圧シ リンダまたは上リンクを一杯に伸ばす図 13。 8 PTO シ ャ フ ト の 寸 法 合 わ せ を 行なう g010807 図 13 5.
g237887 図 17 g237882 図 15 1. 13. ここを測る 7. 図 14 と 図 12 とのうち、小さい方の数値を、 図 15 の距離から差し引く。例 81 cm - 67 cm = 14 cm 8. この例では、シャフトが 14 cm 長すぎるという結 果である。ここで、エアレータを一番高い位置ま で上昇させても PTO シャフトが外れないように、 1.2 cm の余裕を持たせる。 手順 8 で決定した寸法位置を、各 PTO シャフト のシールド上で測り、マーキングしてシールドを 切り落とす図 18と図 19。 注 内側シャフトが飛び出して外側のシャフトのク ロス部やベアリング部に入るようであれば、もう 少し長く切断する。 例 14 cm + 1.2 cm = 15 cm 9. 10.
g237891 図 21 15. 各切断部のバリをヤスリでていねいに落とし、ヤ スリによる研削粉もシャフトから十分に除去する。 16. 内側シャフトにグリスを塗布する。 g010849 注 通常の使用状態においては、内側シャフトと 図 22 外側シャフトが 1/2 ずつオーバーラップしているこ とが必要である また、どのような使用状態の場 合でも、内側シャフトと外側シャフトが少なくとも 1/3 ずつはオーバーラップしていることが必要であ る。移動走行中でシャフトが回転していない時に は、内外のシャフトが適切に一体化を維持でき、 また相互に自由に出入りできるように適切にオー バーラップしていることが必要である。 1. PTO シールド 2. 平ワッシャ 3. ロックワッシャ ボルト アクセスパネル いま取り外したボルト類を使用して、PTO シー ルドをエアレータのギアボックスに取り付ける図 22。PTO シールドを取り付ける際に、アクセス パネル図 22が上または側面にくるようにする 上 になるか側面になるかは、エアレータのフレー ムの構成による。 2. 9 4. 5.
g010852 図 25 g010850 図 23 ギアボックスの入力シャフト 3. 4. 2. PTO シャフトのカップラ 1. 1. ピン ナット 安全チェーン 注 エアレータを高く持ち上げすぎないように、トラ クタの昇降アームは、昇降ブラケットがある場合 にはその一番上の穴に接続してください図 26。 PTO シャフトの最大角度は 35° です。 注 PTO シールドのアクセスパネルは、開けたら 必ず閉めてラッチを掛けてください。 注 ピンが PTO のヨークに完全に入っていること を確認する。 3. PTO シャフトをトラクタの PTO シャフトに接続す る 図 24 。 g010804 図 26 1.
下リンクを機械内側に向けて調整して、ブロアの取り付 け板に接触させます。これにより、ピンへの負荷を小さ くすることができます。トラクタに付いているのがスウェ イリンクではなくスウェイチェーンの場合は、下リンク アームとリンチピンの間にワッシャを挟んでリフトピンへ のオーバーハング負荷を小さくしてください。 注 取り付け、調整の詳細については、トラクタのマ ニュアルを参照してください。 12 g010803 図 27 1. エアレータの左右の水平を調 整する ここが破損する. 11 この作業に必要なパーツ 水準器 別途入手 1 スウェイ リンクを調整する 手順 必要なパーツはありません。 手順 1. エアレータとトラクタをしっかりした平らな場所に 駐車する。 2.
ン作業穴開け間隔や作業後の見栄えなどに関 しての微調整を行い、イメージ通りの作業がで きるようにする。 13 タインを取り付ける 14 この作業に必要なパーツ – タインの深さを設定する モ デ ル SR54-S お よ び SR70-S 必要なタイン必要に応じて 手順 豊富な種類のタインを使用することができます。作業 にふさわしいタインのタイプ、サイズおよび間隔を選ん でください。使用できるアクセサリについては、 パーツ カタログ をご覧ください。 1. 必要なパーツはありません。 手順 エアレータがスタンドまたは支持ブロックなどの上 でしっかりと安定していることを確認する。 2. トラクタのエンジンを止め、キーを抜き取る。 3. エアレータに既にタインが付いている場合には、 クランプボルトをゆるめてそれらのタインを取り 外す 図 30 。 タインの深さは、後ローラを上下させて変更すること ができます。ローラの高さ調整は、ローラ高さ調整ボ ルトで調整します。 注 エアレータは A 設定で出荷されています。 g016131 図 30 g016181 1. 4.
15 後ガードを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 後ガード 4 ねじ ⅜ x 3¼" 12 平ワッシャ 0.438 x 1" 4 ロックナット 2 エンドキャップ g016181 図 33 3. 手順 1. 後ガードチューブの端部にエンドキャップを取り付 ける 図 32 。 ガード取り付けチューブを、サイドプレートに取 り付けるねじ4本、平ワッシャ、ナットを利用す る 図 32 。 注 チューブとエアレータのサイドプレートとの間 に隙間がある場合には、残っているワッシャを入 れて埋める。 16 保管用スタンドを外す 必要なパーツはありません。 モ デ ル SR54 お よ び SR70 1. 2. エアレータのローラを床から 7.5-15 cm 浮かせ る。ローラの下に支持ブロックを置く。 保管用スタンドとエアレータとを接続しているボル トとロックワッシャとナットを取り外す図 34。 g016186 図 32 1. 後ガード 3. 上の取り付け穴 2. エンドキャップ 4. 下の取り付け穴 2.
3. 保管用スタンドを外す。 4. エアレータをトラクタから切り離すときには、必ず この保管用スタンドを使用する。 17 ラッチロックを取り付ける モ デ ル SR72 1. エアレータのローラを床から 7.5-15 cm 浮かせ る。ローラの下に支持ブロックを置く。 CE 適 合 の 場 合 2. 保管用スタンドとエアレータとを接続しているボル トとロックワッシャとナットを取り外す図 35。 この作業に必要なパーツ 2 ロックプレート 2 タップボルト 2 リテーナリング 手順 1. ラッチプレートの取り付け穴をサイドプレートの穴 に合わせて、フードラッチへの取り付け位置を決 める 図 36 。 g010967 図 35 1. 2. ボルト ロックワッシャ 3. ナット 4. 格納保管用スタンド 3. 保管用スタンドを外す。 4.
18 CE 用 の デ カ ル と 製 造 年 デ カ ルを貼り付ける CE 適 合 の 場 合 この作業に必要なパーツ 1 CE用デカル 1 製造年表示ステッカー 手順 CE 規格基準に完全に適合するようにセットアップでき たら、CE デカルと製造年デカルを、シリアル番号プ レートの隣に貼りつけます図 37。 g237188 図 37 1.
製品の概要 仕様 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 プ ロ コ ア SR54 プ ロ コ ア SR54-S プ ロ コ ア SR70 プ ロ コ ア SR70-S プ ロ コ ア SR72 重量 と上 リ ン ク を 含 む PTOと 528 kg 563 kg 623 kg 679 kg 948 kg 作業幅 1.37 m (54") 1.37 m (54") 1.85 m (73") 1.85 m (73") 1.
運転操作 • • • • 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 運転前の安全確認 • • • • • • • • • クラッチ スロットル ギアの選び方 駐車ブレーキ 重要 トラクタの運転の詳細については、トラクタの マニュアルを参照してください。 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対 に運転や整備をさせないでください地域によっては 機械のオペレータに年齢制限を設けていることがあ りますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ 全員にトレーニングを受講させる責任があります。 各部の操作方法や本機の正しい使用方法、警告 表示などに十分慣れ、安全に運転できるようにな りましょう。 エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。 オペレータコントロールやインタロックスイッチなど の安全装置が正しく機能しているか、また安全カ バーなどが外れたり壊れたりしていないか点検して ください。これらが正しく機能しない時には機械を 使用しないでください。 使用前に必ず機体の点検を行い、タインの状態が 良好であることを確認してください。磨耗したり破損 したりしているタインは交換してください。 これ
トレーニング期間 • • プロコアを使って実際に作業を始める前に、広い安全 な場所で十分に運転操作に慣れておきましょう。所定 のギアでの走行やPTO操作、エアレータの上昇下降操 作などを十分に練習してください。始動、停止、エア レータの上昇下降だけでなく、列をそろえて作業する練 習なども必要です。運転に自信が生まれれば機械の性 能をよりよく発揮することができます。 現場にスプリンクラーや電線などが埋設されていて、 エアレーション中にこれらを打ち抜く危険性がある場合 には、目印の小旗を立てるなど入念な準備をしてく ださい。 注意 可動部に巻き込まれると重大な人身事故となる。 人身事故防止のため、トラクタの運転席を離れる 場合には、PTO を解除し、駐車ブレーキを掛け、 エンジンを停止すること。また、エアレータの整 備・修理を行う時には、まず機体を適切なスタンド や台、ジャッキなどの上に下ろすこと。整備等が 終了したら、全ての安全ガード類を確実に取りつ けてから運転を再開すること。 • 異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じ たときにはまずエンジンを停止し、各部の動きが完 全に止まるのを待って、
重要 後方を頻繁に確認し、作業の様子や畝 がそろっているかなどを確かめながら運転して ください。 じ斜面上であっても、地表面の条件が変われば運 転条件が変わります。 斜面での発進・停止・旋回は避けてください。急に 方向を変えたり急な加速やブレーキ操作をしない でください。旋回は速度を落としてゆっくりと行って ください。 • • 走行、ステアリング、安定性などに疑問がある場合 には運転しないでください。 • 隠れた穴、わだち、盛り上がり、石などの見えな い障害は、取り除く、目印を付けるなどして警戒 してください。深い芝生に隠れて障害物が見えな いことがあります。不整地では機体が転倒する可 能性があります。 ぬれ芝、急斜面など滑りやすい場所で運転すると 滑って制御できなくなる危険があります。駆動力を 失うと、スリップを起こしたりブレーキや舵取りがで きなくなる恐れがあります。 • 段差、溝、盛り土、水などの近では安全に十二分 の注意を払ってください。万一車輪が段差や溝に 落ちたり、地面が崩れたりすると、機体が瞬時に 転倒し、非常に危険です。必ず安全距離を確保 してください。 • 2.
長 い タ イ ン/大 大きいタイン 3. タインヘッドにかかっているスプリングのテンショ ンを解除する図 38。 25 cm 以 上 4.
モ デ ル SR54, SR70, SR72 トラクタのエンジンを始動し、トラクタのスプールバル ブを操作して、油圧式上部リンクの油圧シリンダの動 きをチェックする。 注 油圧シリンダの動きがトラクタ側の操作と逆になって いる場合には、ホースの接続をトラクタとの接続部分 で入れ替える。 ステッカーに印刷されている文字は特定の深さを表すも のではない。エアレータを試運転して実際の深さを調 べ、その深さがゲージの表示でどの位置になるのかを 確かめるようにする。そのようにした上で、実際に穴 あけ作業を行うときに、より深くJ 側またはより浅くA 側という風に調整する。 g016193 図 39 1. スプリング 2. バンパーボルト 3. スプリングのピンとクリップ 注 シリンダを伸ばすとタインの打ち込み深さが大きく なります。 4. リンクアームからバンバーボルトとバンパーを外 し、これらをもう一方の調整穴に差し込む図 39。 5.
4. 重 要 移 動 走 行 時 の 最 高 速 度 は 24km/h を 限 度 と してください。 スプリング取り付けポストのボルトをリンクアーム に固定するナットを取り外す図 42または図 43。 運転終了後の安全確認 • マシン各部が良好な状態にあり、ボルトナット類が 十分にしまっているか常に点検してください。 • 摩耗、破損したり読めなくなったステッカーは交換 してください。 作業後の洗浄と点検 日の作業が終わったら ノ ズ ル を 付 け な い ホ ー ス で機体 を十分に水洗いしてくださいシール部やベアリングへ の浸水を防止するため。こびりついた汚れはブラシな どで落としてください。カバー類はソフトな中性洗剤で 洗ってください。清掃がすんだら、駆動部分とローラベ アリングにグリスを補給し、破損、オイルの漏れ、タ リン グ 駆 動 インの摩耗など機体各部を点検します。Oリ チェーンには注油しないでください。 g024284 図 42 SR72 1. スプリング取りつけポスト 2. ボルト 3.
うに十分注意する。キャンバブラケットの事前設定 納品時にセットされていた穴をそのまま使用しても ベストの仕上がりにならない場合がありうる。特に 芝草の根が浅い時にはそうなりやすい。このよう な場合には、タインの傾きがより大きくなるように 設定を変えてみるとよい キャンバブラケットの別 の穴に変更してみる。 • 地表が非常に硬い時や非常に乾いている時のエ アレーションは避ける。雨の後や散水した翌日な どがよい。 注 作業中にローラが地表から持ち上げられるの は、地面が硬すぎてタインが完全に地中に入ってい ないことが原因なので、ローラが持ち上がらない程 度まで打ち込み深さを浅くする。 • 土壌の固結がひどい場合には、穴あけ深さの設定 を浅くする。エアレーション後にコアを処理してか ら、より深い設定で、できれば散水をしてから、 一度作業を行う。 注意 間違った使い方や整備不良は負傷などの人身 事故につながります。 人身事故防止のため、トラクタの運転席を離れ る 場 合 に は 、 必 ず PTO を 解 除 し 、 駐 車 ブ レ ー キを掛け、エンジンを停止すること。また、エ アレータの整備・修理を行う
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 使用開始後最初の 50 時間 整備手順 • ギアボックスオイルを交換する。 使用するごとまたは毎日 • • • • チェーンの張りの点検 スプリングを点検する スプリングとタイン取り付けねじを洗って潤滑する。 PTO が磨耗していないか点検する。 50運転時間ごと • • • • ベアリングと PTO シャフトにグリスを補給します。 ギアボックスの潤滑油を点検する。 チェーンの張りの点検 ベアリングを点検する。 500運転時間ごと • ギアボックスオイルを交換する。 • ベアリングを点検し、必要に応じて交換する。 長期保管前 1年ごと • • • • • • タインホルダーの固定部に注油する。 50運転時間の定期整備を実施する。 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理をする。 PTO クラッチのボルトをゆるめる。 タインを取り外して洗う。 よごれをすべて落とす。 • PTO クラッチの調整 格納保管の前と後 保守作業時の安全確保 • 整備や調整を行う場合は必ずマシンを停止させ、エ ンジンを止め、駐車ブレーキを掛け、キーを抜き取 り、各部
g010861 図 46 Oリングチェーン — こ の チ ェ ー ン は 潤 滑 し な い こ と 。 重要 ベアリングが、材質上の欠陥や製造上の瑕疵 のために破損することはめったにありません。破損原 因のうちで最も多いのは、水やホコリが保護シールを 通り越えて内部に侵入することです。グリスアップの 必要なベアリングでは、定期的にグリスを注入するこ とで、内部に侵入した異物を外へ押し出していますか ら、定期的な整備が非常に大切です。密封式のベアリ ングは、製造時に特殊なグリスを封入し、強力なシー ルによって内部を保護しています。 g010859 図 44 1.
ギアボックスの潤滑油の点検 2. オイルが抜けやすいように通気/補給キャップを 外す。 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと 3. ドレンプラグの下に廃油受け容器を置いてプラ グを外す。 ギアボックスには 80W–90 ギアオイルまたは同等品の オイルを使用します。点検作業はギアボックスが十分 に冷えてから行ってください。 1. 内部に異物が侵入しないよう、補給プラグと点検 プラグの周囲をきれいに拭く。 2. ギアボックスの点検プラグを外す図 47。 注 気温が低くオイル粘度が高い場合には、オイ ルが抜けるのに時間が掛かります約30分。 注 ギアボックスに点検用プラグが 2 つ付いて 4. オイルが完全に抜けたら、ドレンプラグを元通 りに取り付ける。 5. ギアボックスに高品質の 80W-90 ギアオイルを 入れる。各エアレータのギアボックスの容量は以 下の表の通り いる場合には、下側の点検用プラグで点検して ください。 モデル ギアケースの容量 SR54 1.9 リットル SR54-S 1.9 リットル SR70 1.9 リットル SR70-S 1.
PTO ク ラ ッ チ の 調 整 整 備 間 隔 : 1年ごと 格納保管の前と後 警告 摩擦クラッチは、使用中に熱くなることがある。 触れないようにしてください。 火災を防止するた め、クラッチの周囲には燃えやすいものを置かな いようにし、また、長時間にわたる半クラッチ操作 をしないように心がけてください。 1. シーズンの終了後、各クラッチナットを 2 回転 ゆるめる 図 50 。 g010863 図 48 モデル SR54, SR54-S, SR70, SR70-S 1. 駆動チェーン 2. ジャムナット 3. ジャムロッド g010847 図 50 1. 2. クラッチナット 2. クラッチ 新シーズンが始まったら、PTO を始動し、ク ラッチを数秒間スリップさせ、その後に PTO を 停止する。その後、ゆるめてあったナットを 2 回 転締め戻す。 注 クラッチを必要以上に長時間スリップさせな いでください。 3. g237989 図 49 モデル SR72 1. 駆動チェーン 2. ジャムナット 3.
トラクタからエアレータを切り 離すには g010969 図 51 1. クランクシャフトのナット 2. クランクピンのナット 3. ヒンジボルト 1. 水平な場所に駐車する斜面は禁止。 2. PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 3. エアレータのローラを床から 7.5-15 cm 浮かせ る。ローラの下に支持ブロックを置く。 4. エンジンを止め、キーを抜き取る。 5. トラクタの運転席を離れる前に、エンジンを止 め、キーを抜き取り、可動部が完全に停止した のを確認してください。 6. タインを外す。 7. 保管用スタンドを取り付ける。 8. 保管用スタンドが床につくまでゆっくりとエアレー タを降下させる。 9.
故障探究 症状 対策 スプリングが跳ねてヘッドを正常位置に引き 戻せない。 トラクタの PTO 速度を遅くする。タインが長く、重くなるほどヘッドにかかる遠心力が大 きくなる。スプリングのワイヤが交差したり折れたりしていないか点検する。 穴が真円にならず長穴になったりタインを引っ 掛ける。 タインの角度を調整するかトラクタの走行速度を変える。ターフにアンジュレーションが ある場合には、平らな芝面よりもエアレータを 5 cm 程度下げられるようにセットする。 タインの穴あけ動作が不規則。 •スプリングのワイヤが交差したり折れたりしていないか点検する。 •トラクタの PTO 速度を遅くする。 PTO クラッチのスリップがひどい。 タインの打ち込み深さを浅くする。クラッチの調整手順の項を参照。PTO クラッチ を交換する。 タインがターフをめくり上げる。 根の浅いターフでは、最初、むくタインを使う必要がある場合がある。 地面が固すぎてタインが完全に打ち込めない。 打ち込み可能な深さで穴あけを行い、夜間に散水を行ってから深い穴あけを行なう。 希望する深さの穴あけができるまでこの方法を繰り返す。
保管 格納保管時の安全 • 格納保管は、エアレータが沈んだり、倒れたりしな いような固くて平らな場所で行ってください。 • 格納保管は、作業場などを避けて行ってください。 • 絶対に エアレータやその周囲で子供を遊ばせな いでください。 マシンの保管 エアレーションシーズンが終了したらエアレータを使用し ない時間が長期間にわたる場合は、以下の予防整備 を行うことをお奨めします。 1. 機体や可動部にたまったごみやグリスをきれい に取り除く。 2. タインを取り外して洗う。保管期間中のサビの発 生を防止するために、タインとタイン取り付け部 にオイルを塗る。 3. フードをあけ、内部をきれいに清掃する。 4. 全部のグリスアップポイントにグリスを注入する。 5. 付属品の保管用スタンドにのせ、乾燥した固い床 の上で保管する。 6. PTO クラッチのボルトを 2 回転ゆるめる。 7. 破損防止のため、PTO の安全チェーンをエア レータの保管位置に接続する、または、PTO を 外して、錆びないようにフードの中に保管する。 8.
メモ
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Toro 製 品 保 証 2年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro® 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社のハイドロジェクトまたはプロコアエアレータ製品「製品」と呼 びますの材質上または製造上の欠陥に対して、2年間または500運転時間の うちいずれか早く到達した時点までの品質保証を共同で実施いたします。こ の保証は、すべての機器に適用されますこれらの製品については別途保証 があります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製 品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運 賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラーに対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 • 外的な要因によって生じた損害。外的な要因とは、天