Form No. 3366-712 Rev B ターフ・グルーマ Sand Pro® QAS 搭 載 ト ラ ク シ ョ ン ユ ニ ッ ト 08794— —シ リ ア ル 番 号 311000001 以 上 モ デ ル 番 号 08794 モ デ ル 番 号 119–2827 モ デ ル 番 号 119–7107 モ デ ル 番 号 119–7108 モ デ ル 番 号 119–7109 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
目次 はじめに はじめに ............................... 2 安全について ........................... 3 運転の前に ......................... 3 運転中に ........................... 3 保守 ............................... 4 安全ラベルと指示ラベル .............. 4 組み立て ............................... 5 トラクションユニットへのターフ・グ ルーマの取り付け .................. 6 ターフ・グルーマにグリーン用ブラシ を取り付ける...................... 7 ターフ・グルーマに人工芝用ターフ・ ブラシを取り付ける ................ 7 ターフ・グルーマにグルーマ用ス プリング・タインを取り付ける ................................... 7 ターフ・グルーマにマグネット・ア タッチメントを取り付ける .........
安全について • 車両は一人乗りです。絶対に人を乗せない でください。 安全な御使用のためには、機械の運転、移動や 搬送、保守整備、保管などに係わる人々の日常 の意識や心がけ、また適切な訓練などが極めて 重要です。不適切な使い方をしたり手入れを怠っ たりすると、死亡や負傷などの人身事故につな がります。事故を防止するために、以下に示す 安全のための注意事項を必ずお守りください。 • エンジンの始動や運転操作は必ず着席して 行ってください。 • 運転には十分な注意が必要です。転倒や暴走 事故を防止するために以下の点にご注意く ださい: – 作業は日中または十分な照明のもとで 行う。 運転の前に – ゆっくりとした走行速度で運転し、隠 れた穴などの見えない障害に警戒を怠ら ない。 • 本機をご使用になる前に必ずこのマニュアル とサンドプロのマニュアルの両方をお読みに なり、内容をよく理解してください。操作方法 をしっかり身につけ、緊急時にすぐに停止 できるようになってください。マニュアル が足りない場合には、モデル番号とシリア ル番号を下記までお送りいただければ無料 でお送りいたします: The To
保守 体内に入った場合には、この種の労働災害 に経験のある施設で数時間以内に外科手術 を受けないと壊疽(えそ)を起こします。 • 整備・調整・格納作業の前には、エンジンが 不意に作動することのないよう、必ずキー を抜き取っておいてください。 • 油圧系統の整備作業を行う時は、必ずエン ジンを停止し、ポンプを下降させてシステ ム内部の圧力を完全に解放してください。 • このマニュアルに記載されている以外の保 守整備作業は行わないでください。大がか りな修理が必要になった時や補助が必要な 時は、Toro 正規代理店にご相談ください。 • エンジンを回転させながら調整を行わなけ ればならない時は、手足や頭や衣服をファ ンやその他の可動部に近づけないように十 分ご注意ください。 • 火災防止のため、エンジンの周囲に、余分 なグリス、草や木の葉、ホコリなどが溜ま らないようご注意ください。高温のエンジ ンに水をかけたり、電装部に水を掛けたり しないでください。 • ガバナの設定を変えてエンジンの回転数を 上げないでください。Toro 正規代理店でタコ メータによるエンジン回転数検査を受け、 安全性と精度を
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 内容 数量 ターフ・グルーマ・アセンブリ 1 グリーン用ブラシ ボルト(5/16 x 1-1/2 inch) ワッシャ 人工芝用ターフ・ブラシ フランジ・ボルト, 5/16 x .
トラクションユニットへのターフ・グ ルーマの取り付け 1. 出荷用クレートにターフ・グルーマを固定し ている締結具類を取り外す。出荷用クレー トからターフ・グルーマを取り出す。 2. 保管用スタンドを直立位置に固定している クイック・ピンを外す(図 2)。スタンドを 閉じ、クイック・ピンで固定する。 図3 1. 格納保管用スタンド 2. 2. ロック・レバー 注 ターフ・グルーマを回転させるには、 ロックアウト・レバーをゆるめ、ターフ・ グルーマを希望する位置まで上に持ち上げ てレバーを締め付けます(図 4)。移動走行 時には一杯まで上昇させ、強いグルーミン グを行いたいときには下げてください。 図2 1. アタッチメント・アダプタ クイック・ピン 3. トラクションユニットのアダプタについて いるアタッチメントはすべて外す。 4.
ターフ・グルーマにグリーン用ブラ シを取り付ける グリーン用ブラシは、天然芝に薄く目砂を撒い た後に使用するためのものです。 1. ターフ・グルーマ・アセンブリの下側に、 ブラシを 7 個取り付ける; 5/16 x 1-1/2 inch ボルトとワッシャ(各4)を使用する。 各ブラシは 図 5 のように組み付ける。 4 5 g014337 図6 1. 2. 3. 図5 1. 2. ブラシ ボルト(5/16 x 1-1/21) 3. 人工芝用ターフ・ブラシ 六角頭ねじ フランジ・ナット 4. 5. サポート材の外側(実線) サポート材の内側(破線) ワッシャ 2. 全部のボルトとナットを十分に締めつける。 最初に使用した後に、締結具すべてのしまり 具合を点検し、その後も定期的に点検する。 2.
ターフ・グルーマにマグネット・ア タッチメントを取り付ける マグネット・アタッチメントは人工芝用ブラシ にのみ使用できます。 1. ターフ・グルーマの上面に、マグネット・ア タッチメント用ブラケットを取り付ける; 5/16 x 1 inch ボルトとワッシャ(各2)を 使用する(図 9)。 図7 1. 2. 3. スプリング・タイン・ホルダー フラグ・ピン ボルト 4. 5. リテーナ・ブラケット ボルト 2. リテーナ・ブラケットと 5/16 x 1 インチ・ ボルト(2本)を使って、スプリング・タイ ン・ホルダーをターフ・グルーマに固定す る(図 7)。 3. クイック・ピンを使って、スプリング・タイ ン・ホルダーについているタブをターフ・ グルーマに固定する(図 8)。スプリング・ タイン・グルーマの姿勢の調整は、クイッ ク・ピンの位置を変えることで調整する。 図9 1. マグネット・アタッチメント・ ブラケット 2.
3. グルーミングする際にのマグネットの底部 がターフよりも 6mm~25mm 高くなるように ターフ・グルーマを調整する。 4. マグネットを上向きにするには、クイック・ ピンを外し、マグネットを上向きに回し、 クイック・ピンを取り付ける(図 11)。マ グネットについたごみを除去するときにこ の操作をおこなうとよい。 図 12 1. 1.5~2.2 mm 2. ジャム・ナット 図 11 1. マグネット 2. クイック・ピン リンク・アセンブリを調整する 1. ターフ・グルーマをトラクションユニットに 固定した状態で、グルーマを上昇させる。 2. 図 12に示すように、上面のワッシャからア タッチメント・アダプタのリンク・アセンブ リのスペーサまでの距離を測る。 注 ワッシャとショルダ(肩)とのすき間が 1.5~2.2 mm あれば適正です。 9 3.
運転操作 すり込むことになり、きれいにグルーミン グできません。 グル ー ミ ン 実際にターフで作業を行う前に、グ グ に つ い て こ こ に 書 か れ て い る 説 明 全 体 を必 ずお読みください。バンカーのコンディション は千差万別なので、色々な調整が必要になりま す。作業する場所の条件に合わせて、最も良 い結果が得られるようにグルーマ・アタッチ メントを調整してください。 注 ブロアを使ってごみの除去を行う場合に は、ノズルを下向きにしすぎないように 注意してください。 • プレー面のコンディションにもよります が、週 1~2 回の作業が適切です。ただ し、実際には、作業回数は、プレー面のタ イプや使用状態により大きく変ります。グ ル大きなごみはグルーミング作業を行った ら、作業記録に必ず記録を残しましょう。 トレーニング期間 実際にターフで作業を行う前に、必ず練習して ください。走行開始、停止、旋回、アタッチメ ントの昇降などの操作に十分なれてください。 練習は低速で走行しながら行いましょう。十分 に練習することでマシンの操作に慣れれば、運 転にも作業にも自信が生まれます。 注
作業パターン • 芝の接合線に対して直角にならないように しながら、グルーマ掛けの方向を色々に変 えてください。 • 芝に目ができないように、グルーマ掛けの 方向を時々変えてください。 • 図 13に、一般的に推奨されるスポーツ・ フィールド用のグルーミングのパターンを 示します。 • 人工芝では、絶対に、芝の接合線に対して 直角に作業しないでください。 • グルーマを下降させたら、真っ直ぐに走行 してください。 • 旋回するときには、必ずグルーマを上昇さ せてください。 図 13 ターフ・グルーマ、アタッチメント およびトラクションユニットの洗浄 と点検 1 グルーミング作業が終了したら、車両とグルー マとアタッチメントを水で洗浄してください。 注 アタッチメントのアダプタがトラクション ユニットのアダプタに引っかかってしまった時 は、バールやドライバーなどをスロットに差し 込んで外してください (図 14)。 G003783 図 14 1.
保守 ブラシの保守 潤滑 ブラシを回転させる ブッシュのグリスアップ ブラシは回転させて前後を入れ替えて使うこと ができます。また、ブラシが一方に寝てしまっ た場合にも前後を入れ替えてください。 50運 通常の使用では50 50運転 時 間 ご と に一般用2号リ チウム・グリスによる潤滑を行います。車体を 直ち に グ 水洗いしたときは整備間隔に関係なく直 リスアップしてください。 グリスアップ箇所は以下の通りです: アタッチメント用アダプタ・ピボット: 1箇 所 (図 15) 図 15 アタッチメント・アダプタのグリスアップ アタッチメント側のアダプタのロック・レバー の動きが悪くなってきたら、図 16に示す部分 に薄くグリスを塗ってください。 図 16 12
メモ: 13
メモ: 14
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