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1 マシンの準備を行う 必要なパーツはありません。 手順 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 2. フードを開ける。 2 g015312 図1 4. キースタートモジュール 2. 5. 既存のワイヤハーネスの コネクタ 2. ペダルスイッチから既存のワイヤハーネスコネ クタを外す 図 1 。 3. 付属部品の中からフロントキースタートハーネス 図 1 を探し出す。 4. フロントキースタートハーネスを、キースタートモ ジュールに接続し、反対側の端部を既存のハー ネスコネクタに接続する図 1。 5. 既存のワイヤの中から Key Start というラベルの 付いたリード線を探し出す図 1。 6. フロントキースタートハーネスのキースタート用 リード線を、車両のリード線ラベルのついている ものに接続する図 1。 1. キースタートモジュールとフロ ントキースタートハーネスを取 り付ける キースタート用スペードコ ネクタ 3.
ニュートラルスイッチを取り付 ける この作業に必要なパーツ 1 ニュートラルスイッチ 2 ねじ #4 x ¾" 1 スピードナット 1 ジャンパハーネス g015314 図3 手順 1. 2. シートベースをフレームに固定しているボルト8 本とナット8個を外す。 シートベースから、シフトノブとシフトプレートを 外す。 3. 運転席を外す。 4. シフトアセンブリの右側にスイッチを取り付けるね じ#4 x ¾"2本とスピードナットを使用する図 2。 1. スイッチ 4. 車両のハーネスのコネクタ 2. シフトレバーアセンブリ 5. 黄色と青のコード 3. ジャンパハーネス 6. シートベースに、シフトレバーアセンブリと、シフ トプレートと、ノブを取り付ける。 7. シートベースをフレームに取り付ける。 4 リアキースタートハーネスとア イドルねじを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 リアキースタートハーネスMD および MDX 1 アイドルねじ MDX のみ 1 スプリング MDX のみ 手順 g015313 1.
. リアキースタートハーネスを車両のハーネスに接 続する 図 4 。 5. リアキースタートハーネスをフレームに沿って既 存の配線とともに配設し、エンジンの前方まで 敷設する。 注 ハーネスが、エアフィルタアセンブリと車両フ レームの右側との間を通るように配設すること。 6. エンジンシュラウドの下側にある、エンジン点火 モジュールを探し出す図 5。 注 このモジュールはエンジンアセンブリの前側 端部にある。 g015315 図5 MDX の点火モジュール 1. エンジンのシュラウド 2. 黒色のアース線リング端子 付き 7. 3. エンジン点火モジュール エンジン点火モジュールからきている灰色の電線 についている弾丸形のリードを外し、このリード を、先ほどエンジン前方まで配設したリアキース タートハーネスのコネクタに接続する図 6。 g015317 図4 1. 電気配線カバー 4. リアキースタートハーネス 2. レギュレータ 5. メインワイヤハーネス 3. レギュレータコネクタ g023138 図6 MD の点火コード 1.
8. 灰色の電線の端部にテープを巻く。 5 注 この端部は何にも接続されない状態にする。 テープは絶縁のためである。 9. MDX の 場 合 アイドルねじとスプリングを、図 7に 示すようにキャブレターアセンブリに取り付ける。 ローアイドルの調整 必要なパーツはありません。 手順 スロットルストップを取り付けたら、エンジンのアイドル 速度の調整を行い、マシンがキースイッチで適切に作 動することを確認する。 1. エンジンを掛ける。 2. アイドラねじを調整して、ローアイドルを 1,0501,150rpm とする図 7と図 8。 g015316 図7 MDX のキャブレター スロットルレバー 4. キャブレター・アセンブリ 2. スプリング 5. エンジンのシュラウド 3. アイドルねじ 1. 10. ねじを、スロットルストップに取り付け右ねじ、ス ロットルレバーに最初に当たったところで止める。 その位置から、さらに1回転右に進める図 7。 g023097 図8 MD のキャブレター 1. スプリング 2. アイドルねじ 3. 5 3.
次ク ラ ッ チ を 調 整 す る 2次 この作業に必要なパーツ シム 2 手順 以上でもまだローアイドルでクリーピングする場合に は、2次クラッチにシムを12枚追加してベルトのテン ションをゆるめてください。 注意 g018200 マシンの運転終了直後は、マフラーや排気管が高 温になっており、触れるとやけどをする危険があり ますから、十分に注意してください。 図9 キットはエンジン停止後に機体が十分に冷えてか ら取り付けるようにしてください。 1. リテーナリング 2. 3. 外側スプリングリテーナ ベルト 4. 2次クラッチ 5. 6. 7. ボルト マフラー 8. マフラの固定具 9. ここでチューブを外す ステップワッシャ 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、エン ジンを停止し、キーを抜き取る。 荷台を上げて支持棒で支え、エンジン部にアク セスできるようにする。 4. 2次クラッチからベルトを外す図 9。 2. 5. 3.
に押し縮めてスプリングの圧力がリテーナリング に掛からないようにする図 10。 8. リテーナリングを外し、外側スプリングリテーナ の圧縮をゆっくりとゆるめてスプリングの圧力を 解放する。 注意 スプリングには大きな圧力が掛かっており、 圧縮せずにリテーナリングを外すとスプリン グが勢いよく飛び出してくる危険がある。飛 び出した部品が人に当たると大けがをする恐 れがある。 必ずスプリングを圧縮してからリテーナリン グを外し、また、外したあとは慎重にスプ リングをもどすこと。 9. クラッチを2つに分割する図 10。 10. クラッチシャフトにシムを取り付ける図 10。 11. クラッチを組み立てる スプリング圧縮工具 (TOR-6027) を使ってスプリングを圧縮した状態 でリテーナリングを取り付ける。 12. トランスアクスルにクラッチを取り付け、先ほど取 り外したステップワッシャとボルトで固定する。 13. ボルトを 5363N·m5.46.5kg.m = 3947ft-lbにトル ク締めする。 14. ベルトを取り付ける。 15.