Form No. 3420-658 Rev D TX 1000 コ ン パ ク ト ツ ー ル キ ャ リ ア シリ ア ル 番 号 401900000 以 上 モ デ ル 番 号 22327—シ シリ ア ル 番 号 401900000 以 上 モ デ ル 番 号 22327G—シ モ デ ル 番 号22327HD—シ シ リ ア ル 番 号 401900000 以 上 シリ ア ル 番 号 402000000 以 上 モ デ ル 番 号 22328—シ シリ ア ル 番 号 402000000 以 上 モ デ ル 番 号 22328HD—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメ モしておきましょう。 重 要 シ リ ア ル 番 号 デ カ ル に つ い て い る QR コ ー ド 無 い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 警告 カリフォルニア州 第 65号 号決議による警告 カリフォルニア州では、ディーゼルエン
油圧オイルの交換 .........................................43 洗浄 ..................................................................... 44 よごれを落とす。 ..........................................44 シャーシの清掃 .............................................45 保管 ........................................................................ 45 格納保管時の安全 ........................................45 格納保管 .....................................................45 故障探究 ................................................................. 46 図面 ....
安全について 間違った使い方や整備不良は負傷などの人身事故に つながります。事故を防止するため、以下に示す安 全上の注意や安全注意標識のついている遵守事項は 必ずお守りください図 2。注意、警告、および危険 の 文字は、人身の安全に関わる注意事項を示していま す。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人身 事故が発生する恐れがあります。 危険 この機械で掘削する現場の地中に、電線などが 埋設されている可能性があります。これらを誤っ て破損すると、感電や爆発などの事故に発展す る可能性があります。 このマニュアルの他の場所に書かれている注意事項も 必ずお守りください。 事故防止のため、作業現場を前もって精査し、埋 設物を確認し、マーキングするなど、適切な措置 をとってください。必要に応じ、電力会社やガス会 社に連絡して正確な埋設場所を特定、マーキング してもらうなどしてください たとえば米国では電話 で、 ま た オ ー ス ト ラ リ ア で は 電 話 1100で で国 中 の 811で どこでもこのサービスを受けることができます 。 安全上の全般的な注意 重傷事故や死亡事故を防ぐため、注意事項
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりし た場合は新しいラベルを貼付してください。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 decal93-9084 93-9084 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当て を受けること 5. 6. 9. バッテリーに人を近づけな いこと。 保護メガネ等着用のこと 爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 1. decal115-2047 115-2047 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 1. 禁止。 を読むこと 吊り上げ・ロープ掛けのポイント 警告高温部に触れないこと。 decal93-6681 93-6681 1.
decal131-0709 131-0709 1. 駐車ブレーキ 入 2. 駐車ブレーキ 切 decal117-3276 117-3276 1. 冷却液の噴出に注意 2. 爆発の危険 オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと 3. 警告 高温部に触れないこ と。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 decal131-0711 131-0711 1. 挟まれる危険可動部に触れないこと。 decal120-0625 120-0625 1. 手を挟まれる恐れあり 手を近づけないこと。 decal130-2836 130-2836 1. 接触事故の危険バケットやアームに近寄らないこと decal131-8026 131-8026 1. バッテリ接続されていない 2. ON 3. OFF 4. オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal130-7637 130-7637 1. 点滅冷却液高温警告 6. エンジン始動 2. 点灯エンジンオイル圧低下 7. 駐車ブレーキ解除 3. 点滅グロープラグ 8.
decal136-5750 136-5750 1. オペレーターズマニュアル 2. テンションブロックガイド を読むこと。 decal137-9030 137-9030 1. エンジン ― 停止 2. エンジン ― 作動 3.
decal131-0708 131-0708 1. 前進 3. 後退 2. 右旋回 4. 左旋回 decal131-0710 131-0710 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 7. 手足や指の切断の危険機械の全ての動きが止まってから整備 作業にかかること可動部に近づかないことすべてのガード類を 正しく取り付けて使用すること。 2. 警告使用前に講習を受けること。 8. 爆発の危険と感電の危険作業開始前にガス会社や電力会 社に電話して確認すること。 3. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 9. 押しつぶされる危険作業中はアタッチメントに近づかないこ と周囲に人を近づけないこと。 4. 警告 車両を離れるときは駐車ブレーキをロックし、アタッチメン 10.
decal136-5824 136-5824 1. 電源ソケット 7. エンジン速度 2. 油圧オイル 低速 8. アタッチメント下降/フロート 9. アタッチメントを前に倒す。 3. 油圧オイル 高速 4. 油圧アタッチメントニュートラル 5. 6. 10. アタッチメント上げる。 油圧アタッチメント 前進 11. アタッチメントを後に倒す。 油圧アタッチメント 後退 12.
製品の概要 各部の名称と操作 実際にエンジンを始動させて運転をする前に、運転装 置の名称や場所、そして「それらすべての」操作方法 に慣れてください図 4。 コントロールパネル g240876 図4 g031208 スロットルレバー 1. 2. メッセージディスプレイ 電源ソケット 6. 7. 始動キー 3. 基準バー 8. 走行コントロール 4. プラグ 9. ローダーアーム/アタッチメ ント用チルトレバー 5. 補助油圧装置用レバー 10.
走行コントロール • 走行コントロールを右へ押すと右旋回します 図 8。 g029289 g029288 図5 • 1. 基準バー 2.
ローダーコントロール用基準バー ローダバルブロック ローダーコントロール用基準バーは、ローダーアーム やアタッチメント用チルトレバーを操作する時に手元を 安定させるためのものです図 3。 ローダバルブロックは、ローダーアームやアタッチメント 用チルトレバーを固定して前に押せないようにするもの です。このロックを使うと、整備作業中に誰かが誤っ てローダーアームを下げてしまうというような事故を防 げます。アームを上げたまま機械を停止する必要が ある場合は、必ずロックを掛けてアームを固定してお いてください。 アタ ッ チ メ ン ト 用 チ ル ロ ー ダ ー ア ー ム /ア トレバー • アタッチメントを前に傾けるときは、レバーをゆっくり 右に動かします図 10。 • アタッチメントを後に傾けるときは、レバーをゆっくり 左に動かします図 10。 • ローダーアームを下げるときは、レバーをゆっく り前に押します図 10。 • ローダーアームを上げるときは、レバーをゆっく り後に押します図 10。 • ローダーアームをフロート位置ディテントまで下げる ときは、レバーを一番前まで押します図
補助油圧ロックスイッチ メッセージディスプレイ 補助油圧ロックスイッチは右足で踏んで前進側または 後退側にロックしますので、両手は自由に使うことが できます 図 4 。 エンジン冷却液温度ランプ 冷却液の温度が上がりすぎると、左側のランプが点滅 して警告音が鳴ります図 15。このような場合には、 補助油圧装置の使用を中止してマシンをハイアイドル で運転すると冷却系を早く正常温度まで冷やすことが できます。エンジンが十分に冷えたら、冷却液の量を 点検してください。 重要 エンジンを止めてしまうとオーバーヒートする可能 性がありますから、エンジンは止めないでください。 g205234 図 13 1.
仕様 バッテリー充電警告灯 バッテリーの充電残量が下がりすぎると、右側のラン プが点灯します図 18。この場合には、エンジンを停 止してバッテリーを充電または交換してください。 バッ テリーの整備 (ページ 32)を参照。 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があり ます。 モ デ ル 22327 幅 長さ 高さ 重量 作業能力体重 75 kg のオペレータが標 準バケットを使用時 押し倒し能力体重 75 kg のオペレータが 標準バケットを使用時 ホイールベース: g029667 図 18 ダンプ高さ標準バケット使用時 リーチ標準バケット使用時 ヒンジピンまでの高さ標準バケットを最 高位置にした時 アワーメータ トラクションユニットの積算運転時間の他に以下の情 報を表示します • エンジン始動回数エンジン始動時に表示 g029974 駐車ブレーキ駐車ブレーキを解除した時に表示 g030520 走行ニュートラル走行コントロールがニュートラル位 置にある時に表示 62 cm 206 cm 103 cm 長さ 高さ 重量 作業能力体重 75 kg のオペレータが標 準バケッ
運転操作 • 燃料の保管は必ず認可された容器で行ってくださ い。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 • エンジン回転中などエンジンが高温の時には、燃料 タンクのふたを開けたり給油したりしないでください。 運転の前に • 締め切った場所では燃料の補給や抜き取りをしな いでください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 • 燃料がこぼれたら、エンジンを始動せずにマシン を別の場所に動かし、気化した燃料ガスが十分 に拡散するまで引火の原因となるものを近づけな いでください。 運転前の安全確認 安全上の全般的な注意 • • • • • • • • • • 子供やトレーニングを受けていない大人には、絶 対に運転や整備をさせないでください地域によって は機械のオペレータに年齢制限や安全講習の受講 を設けていることがありますのでご注意ください。 オーナーは、オペレータ全員にトレーニングを受講 させる責任があります。 各部の操作方法や本機の正しい使用方法、警告 ステッカーなどに十分慣れ、
• 時間経過による劣化がありうるので、シール部分、 ホース、ガスケットなど燃料に直接接する部分をま めに点検してください。 ペー ジ 42)と と 燃料系統からのエア抜き 量 を 点 検 す る (ペ ペ ー ジ 32)を を参 照 。 (ペ • バイオディーゼル混合燃料に切り替えてからしば らくの間は燃料フィルタが目詰まりを起こす可能性 があります。 運転中に • 詳細については、代理店にお問い合わせください。 運転中の安全確認 燃料を補給する 安全上の全般的な注意 燃 料 タ ン ク 容 量 41 リットル 図 23に示すように燃料タンクに燃料を入れる。 注 燃料タンクのキャップは完全にカチカチと音がする まで閉めてください。燃料補給後はブラケットでタン クをロックしてください。 • アームを上げたままで物を運搬しないでください。 必ず地面に近い位置で荷を保持してください。 • 最大積載量を超えないようにしてください機体が安 定を失い、制御できなくなる恐れがあります。 • Toro が認めていないアタッチメントやアクセサリは 使用しないでください。アタッチメントによって機
• • • • • • • • • • • • エンジンを始動させる前に、すべての機器がニュー トラルになっていること、駐車ブレーキ装備車の場 合が掛かっていることを確認してください。エンジ ンを掛ける時は必ず正しい運転位置から操作して ください。 見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの障 害物の近くでは安全に十分注意してください。 旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、減 速し周囲に十分な注意を払ってください。周囲の交 通に注意してください。 作業中以外は必ずアタッチメントを停止させてお いてください。 障害物に衝突するなどした場合には、まず停止し、 エンジンを切り、キーを抜き取ってから機体をよく点 検してください。異常を発見したら、すべて修理し てから作業を再開するようにしてください。 締め切った場所では絶対にエンジンを運転しないで ください。 エンジンを掛けたままで絶対に機体から離れないで ください。 運転位置を離れる前に – 平らな場所に駐車する。 – アームを下降させ、補助油圧装置を解除する。 – 駐車ブレーキを掛ける装備車の場合。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 落雷の危
℃ 付近 重 要 油 圧 シ ス テ ム が 冷 た い 外 気 温 が 0℃ またはそれ以下 時にエンジンを最初から高速で 運転すると、油圧システムが損傷を受けることが あります。低温時には、スロットルを中間位置 のまま- 分間エンジンを回してからスロットルを高 速位置にしてください。 重要 アタッチメントを取り付ける前に、取り付けプ レートが汚れていないこと、ピンがスムーズに回るこ とを確認してください。ピンが回りにくい場合はグリス を塗ってください。 注 外気温が氷点下の場合は機械を屋内に保管 しておくと機械の温度が下がりすぎず、始動が スムーズに行えます。 マシンを運転する 1. アタッチメントを平らな場所に置く後方にトラクショ ンユニットのスペースを確保しておくこと。 2. エンジンを掛ける。 3. アタッチメント取り付けプレートを前に倒す。 4.
油圧ホースを取り付ける 警告 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に 重大な損傷を引き起こす。万一、油圧オイルが体 内に入った場合には、この種の労働災害に経験 のある施設で数時間以内に外科手術を受けない と壊疽 えそ を起こす。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコ ネクタが適切に接続されていること、および ラインやホースの状態が良好であることを確 認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油 が高圧で噴出しているので、絶対に手などを 近づけない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使い、 決して手で直接確かめない。 注意 g003711 油圧カプラ、油圧ライン、油圧バルブ、作動油 は高温になる。不用意に触ると火傷を負う危険 がある。 • 油圧カプラを扱うときは手袋を着用する。 • 油圧システムの部品に触れるときは、機械が 冷えるのを待って行う。 • 作動オイルがこぼれたときは、手で触らない。 図 25 1. クイック取り付けピンはめ 込んだ状態 2. 外れた状態 3.
3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. クイック取り付けピンを外側に回して解除する。 5. アタッチメントに油圧を使っている場合は、補助 油圧レバーをまず前に、それから後に動かし、 最後にニュートラルに入れると油圧カプラに掛 かっている圧力が解放される。 6. アタッチメントに油圧を使っている場合は、カラー をずらして油圧カプラの上に戻し、カラーをカプ ラから外す。 g031210 重要 ホース内部に異物を入れないために、収 納時にはアタッチメントのホース同士を接続して おいてください。 7. マシンの油圧カプラに保護カバーをかぶせる。 8. エンジンを掛け、取り付けプレートを前に倒し、 マシンを後退させてアタッチメントから離す。 運転終了後に 運転終了後の安全確認 g031211 図 26 調整、洗浄、格納、整備などは、エンジンを停止 させ、キーを抜き取り、各部の動きが完全に停止 し、機体が十分に冷えたを確認してから行う。 • 1.
トレーラの選択 1. トレーラを使用する場合は、トレーラを牽引車 両に接続するとともに、安全チェーンを取り付 けること。 2. トレーラにブレーキが付いている場合には、ブ レーキも接続すること。 3. ランプ板を下ろす図 27。 4. アームを下降させる。 5.
マシンを降ろす 1. ランプ板を下ろす図 28。 2. 機体の前後のうち重い方を上登り側にし、荷を 低くして降ろす図 30。 • マシンに搭載されているアタッチメントバケット フル に 荷重がかかって または可変フォークにフ いるの場合や、無負荷アタッチメントスタンプ グラインダの場合には、後退でランプを下る。 • 荷を マシンに搭載されているアタッチメントが荷 積 ん で い な い 場合や、アタッチメントを取り付 けていない場合には、前進でランプを下る。 g204458 図 30 1. 荷をフルに積んでいる場合 や、無負荷アタッチメント 搭載の場合後進でランプを 下る 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照してください。 注意 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危 険である。 整備作業の前には必ずキーを抜いておくこと。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 8 時間 • クローラの張りを点検調整する。 • 油圧フィルタを交換する。 使用開始後最初の 50 時間 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 • クローラの張りを点検調整する。 使用するごとまたは毎日 • • • • • • • • • • • • マシンのグリスアップを行ってください。 (洗浄後はすぐに行ってください。) エアフィルタの整備時期表示を確認する。 エンジンオイルの量を点検する。 燃料フィルタ/水セパレータから水や異物を流し出す。 クローラを洗浄する。 クローラに過剰な摩耗がないか、張りは適切か点検する。 スクリーン、オイルクーラ、ラジエター正面を清掃する(悪条件下で使用していると きには、より頻繁に)。 補助タンクで冷却
整備間隔 1年ごとまたは長期保管前 2年ごと 整備手順 • クローラの張りを点検調整する。 • 塗装傷のタッチアップを行う。. • 燃料タンクの内部清掃を行う(正規代理店に依頼)。 • 全部の可動部油圧ホースを交換する。 整備前に行う作業 シリンダロックの使い方 警告 保守作業時の安全確保 • ローダアームが下がって人に当たると非常に危 険である。 平らな場所に駐車し、補助油圧装置を解除し、ア タッチメントを降下させ、駐車ブレーキが付いてい る場合はを掛け、エンジンを停止させてキーを抜 き取ってください。また、必ず機械各部の動きが 完全に停止し、機体の温度が十分に下がったのを 確認してから、調整、洗浄、格納、修理などの作 業に掛かってください。 • オイルや燃料がこぼれた場合はふき取ってくださ い。 • ローダーアームを上げたままで作業する必要が ある場合は、必ず作業を開始する前にロックを 掛けておく。 シリンダロックのかけ方 1. アタッチメントを取り外す。 適切な訓練を受けていない人には機械の整備をさ せないでください。 2. アームを一番高い位置に上昇させる。 3.
シリンダロックの取り外しと収納 重要 マシンを使用する前に、シリンダロックをロッドか ら外して、確実に収納してください。 1. エンジンを掛ける。 2. アームを一番高い位置に上昇させる。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. シリンダロックを固定しているピンを取り外す。 5. シリンダロックをマシン側部の柱にセットして、 ピンで固定する。 6. アームを下降させる。 g031216 図 33 1. 内部の機器へのアクセス 警告 エンジンを作動させたままでカバーやフードやス クリーンを開けると可動部に触れて大けがをする 恐れがある。 支持棒のタブ 2. フードを降ろし、ロックするまでフード前部を押 さえつける。 3. フード固定ねじを締めてラッチを固定する図 32。 後アクセスカバーの開け方 カバーやフードやスクリーンを開く時は、必ず、エ ンジンを停止してキーを抜き取り、エンジンが冷 えのを待つこと。 1. 締結具を取り外す図 34。 フードを開ける。 1. フード固定ねじをゆるめる図 32。 g031217 図 34 1.
サイドスクリーンの外し方 前カバーの取り外し 1. フードを上げ、支持棒で支える。 1. 2. サイドスクリーンを上にスライドさせて図 35前スク リーンとフレームのスロットから外す。 前カバーから、上ボルト⅜" x 5"2本、ワッシャ 4 枚、下ボルト5/16" x ⅝"2本をを取り外す。 2. 前カバーを取り外す。 g030720 図 35 ローダーアームは図示していない g204032 1. 図 37 サイドスクリーン フロントスクリーンの取り外し方 1. フードを上げ、支持棒で支える。 2. 上ボルト2本と前ボルト2本をゆるめる。 g247902 図 36 1. 3. ボルト スクリーンを取り外す。 26 1. 上ボルト⅜" x 1" 2本 3. ワッシャ2枚 2. 前カバー 4.
潤滑 グリスアップを行う 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 洗浄後はすぐに 行ってください。 グ リ ス の 種 類 汎用グリス 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. グリスニップルをウェスできれいに拭く。 4. 各フィッティングにグリスガンを接続する図 38、 図 39、図 40 。 g004209 図 39 注 図 40のフィッティングにグリスを注入する時に はローダーアームを上昇させてください。 g029953 図 40 g031219 g031219 図 38 27 5. グリスがはみ出てくるまで注入する約3回のポ ンプ動作 。 6.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 • 手足や顔や衣服を回転部やマフラなどの高温部に 近づけないよう十分注意すること。 g031236 図 41 エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—エアフィルタの整 備時期表示を確認する。 25運転時間ごと—エアクリーナカバーを外して内 部のごみを除去し、エアフィルタの整備時期イン ジケータの表示をチェックする。 エアクリーナのカバーとボディの整備 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車ではを 掛け、ローダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. フードを開けて支持棒 が付いている場合はそ れ で支える。 4. エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか 点検する。吸気部全体について、リーク、破 損、ホースのゆるみなどを点検してください。 4. 1次フィルタ 5. エアフィルタのボディ 3. エアクリーナのカバー 6.
4. ダストキャップを下に向けてエアクリーナカバーを 正しく取り付け、ラッチを掛ける図 41。 5. フードを閉じる。 エンジンオイルについて 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—エンジンオイル の量を点検する。 使用開始後最初の 50 時間—エンジンオイルと フィルタの交換を行う。 g029940 図 43 100運転時間ごと—エンジンオイルを交換する。 砂やほこりのひどい場所で使用する場合は整 備間隔を短くすること。 1. 200運転時間ごと—オイルフィルタを交換する. 砂 やほこりのひどい場所で使用する場合は整備間 隔を短くすること。 5. 補給口キャップ 2. ディップスティック オイルの量を確認し、足りなければ補給する図 44 。 重要 オイルを入れすぎないでください。オイルが 多すぎるとエンジンを破損させる恐れがあります。 エンジンオイルの仕様 オ イ ル の 種 類 洗浄性オイルAPI 規格 CH-4 またはそ れ以上 ク ラ ン ク ケ ー ス の 容 量 フィルタを含めて 5.
5. オイルフィルタの交換 プラットフォームの下からオイルを抜く図 45。 1. エンジン停止直後は機器が高温になってい る。不用意に触ると火傷を負う危険がある。 ローダーアームを上昇させ、シリンダロックを取 り付ける シリンダロックのかけ方 (ページ 24)を 参照。 2. オイルやフィルタの交換時に高温部分に触 れないように注意すること。 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させ、キー を抜き取る。 3. 前カバーを取り外す 前カバーの取り外し (ページ 26)を参照。 4. エンジンからオイルを抜く エンジンオイルの交 換 (ページ 29)を参照。 5. フィルタの下に容器かウェスを置き、オイルを受 けられるようにする。 6. オイルフィルタを交換する (図 46). 注意 g031212 g029385 図 45 g029749 図 46 6. オイル補給口のキャップを取り、所要量の約 80% のオイルを、バルブカバーから入れる。 7. オイルの量を点検する。 7. 8.
燃料系統の整備 燃料フィルタキャニスタとイン ラインフィルタの交換 危険 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 燃料に関する注意事項の説明は 燃料についての ペー ジ 15) を 参 照 し て く だ さ い 。 安 全 事 項 (ペ 燃料フィルタ・水セパレータか らの水抜き 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 後アクセスカバーを開く 後アクセスカバーの開け 方 (ページ 25)を参照。 4. エンジン右側にある燃料フィルタ図 47を探し出 し、その下に汚れていない容器をおく。 5. フィルタ容器(図 47)の周辺をウェスできれいに ぬぐう。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 6. フィルタ容器を外して取り付け部をきれいに拭 く 図 47 。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 7.
電気系統の整備 燃料ラインと接続の点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 電気系統に関する安全確保 燃料ラインやその接続部に劣化、破損、ゆるみなどが 出ていないか点検してください。ゆるんでいる場合は 締め付け、燃料ラインが破損している場合は代理店に 連絡してください。 燃料系統からのエア抜き • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 以下の場合には、燃料システムからのエア抜きを実施 する必要があります • 新しいエンジンを初めて始動する時 • 燃料切れでエンジンが停止した時 • 燃料系統の整備作業例えばフ
g033901 図 48 1. バッテリー遮断スイッチ OFF位置 2. バッテリー遮断スイッチON 位置 3.
バッテリーの取り外し 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ローダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 図 49のようにバッテリーを取り外す。 g204573 図 49 バッテリーを充電する 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火気を 近づけない。 重要 バッテリーはいつもフル充電状態にしておきましょ にな る 。 特 に 氷 点 下 で 保 管 す る 場 う 液 の 比 重 が 1.265に 合にはこのことを守ってください。 1. 車体からバッテリーを取り外す バッテリーの取り 外し (ページ 34)を参照。 2. 3-4 A で 4-8 時間、バッテリーを充電する図 50。 充電しすぎないように注意すること。 g003792 図 50 1. プラス端子 3. チャージャのリード線 赤 2. マイナス端子 4. チャージャのリード線 黒 3.
バッテリーの清掃 4. 重曹と水でケース全体を洗う。 注 端子や周囲が汚れていると自然放電しますので、 5. 真水でケースを仕上げ洗いする。 バッテリーが汚れないようにしてください。 6. 腐食防止のために両方の端子部にワセリンGrafo 112X: P/N 505-47を薄く塗る。 7. バッテリーを取り付ける バッテリーを取り付ける (ページ 35)を参照。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車ではを 掛け、ローダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3.
救援バッテリーによるエンジンの始動 ヒューズの整備 機械の電気回路を保護するためにヒューズを使用して います。ヒューズに関する整備は何も必要ありませ ん。但し、万一ヒューズが飛んだ場合には、配線が ショートしていないか点検してください。図 53は、ヒュー ズブロック内の各ヒューズの位置を示します。 警告 高温部に触れると非常に危険である。 手足や顔や衣服を回転部やマフラなどの高温部に 近づけないよう十分注意すること。 警告 救援中は爆発性のガスが発生する可能性がある。 バッテリーの近くでは禁煙を厳守し、バッテリーに 火気を近づけないこと。 1. フードを開けて支持棒で支え、左側スクリーンを 外す。 2. ジャンプ端子のカバーを外す図 52。 g029409 図 53 1. ヒューズ (10 A) 3. ヒューズ (15 A) 2. ヒューズ (15 A) 4.
走行系統の整備 クローラの張りの調整 クローラの整備 テンションブロックがデカルの緑色のガイドに整列してい ること、またはテンションチューブのスロットの後端から 13 mm 離れていることを確認してください図 56。適正 位置にない場合には、以下の調整を行います 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 8 時間—クローラの張り を点検調整する。 使用開始後最初の 50 時間—クローラの張りを点 検調整する。 50運転時間ごと—クローラの張りを点検調整す る。 使用するごとまたは毎日—クローラを洗浄する。 使用するごとまたは毎日—クローラに過剰な摩耗 がないか、張りは適切か点検する。 クローラの洗浄 g203962 図 56 1. 平らな場所に停車して駐車ブレーキを掛ける。 2. バケットを取り付けて下向きにした状態からバケッ トを地表面に押しつけてトラクションユニット前端を 地表面から数 cm 浮かす。 1. デカルの緑色のガイド 2. テンションブロック 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 4.
8. テンションブロックがデカルの緑色のガイドに整列 していること、またはテンションチューブの後端か ら左右共に 13 mm 離れていることを確認してくだ さい図 56。必要に応じて調整する。 9. 細幅クローラの交換 クローラの摩耗が進んでいる場合は交換してください。 注 クローラの幅が 15.5 cm 未満であれば、それは 10. ロードホイールとロードホイールの間にクローラを 押し込む 図 58 。 11. 駆動スプロケットにクローラを巻き付ける図 58。 12. エンジンを始動して後退側に駆動しながらラグを スプロケットに押し込んでいく。 13. ½" のドライブレンチを使用して、テンショニングね じを左にまわしてテンショニングねじを端まで移 動させる 図 59 。 細幅クローラです。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. クローラを交換したい側を持ち上げてクローラを 床から 7.6-10 cm 程度浮かせ、この状態で支 持する。 4.
太幅クローラの交換 クローラの摩耗が進んでいる場合は交換してください。 14. ナットを 407 N·m42 kg.m=300 ft-lb.にトルク締 めする。 15. テンショニングねじを左にまわしてテンショニング ねじを端まで移動させる。 16. テンションねじのノッチのうち、ロッキングボルト の穴に一番近いノッチを穴に合わせ、ねじを溝を ローラを適切な穴に合わせてセットし、シャフトを 通してボルトとナットで固定する。 注 クローラの幅が 23 cm 以上であれば、それは太幅 クローラです。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 交換したい側を持ち上げてクローラを床から 7.6-10 cm 程度浮かせ、この状態で支持する。 17. 後ボルトを108-122 N·m1.3-1.5 kg.m = 80-90 ft-lbにトルク締めする。 4. ロッキングボルトとナットを外す図 57。 18. 機体を床面に降ろす。 5.
冷却系統の整備 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 g029314 図 61 冷却系統の整備 1. 補助タンク 2. FULL マーク 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—スクリーン、オ イルクーラ、ラジエター正面を清掃 する悪条件下で使用しているときに は、より頻繁に。 4. 使用するごとまたは毎日—補助タンクで冷却水 の量を点検する。 液量が不足している場合には、補助タンクのふた をとり、水とエチレングリコール不凍液の50/50 混 合液を補給する。 重要 補助タンクに入れすぎないように注意する。 5.
ブレーキの整備 制御系統の整備 駐車ブレーキのテストを行う コントロール装置の調整 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 コントロール類は工場で調整済みですが、長期間にわ たって使用しているうちにレバー類の整列、ニュートラ ル位置、全速前進時の直進状態などの調整が必要に なることが考えられます。 1. 駐車ブレーキを掛ける 駐車ブレーキレバー (ペー ジ 13)を参照。 2. エンジンを掛ける。 3. マシンをゆっくりと前進または後退させる操作を 行う。 4.
油圧系統の整備 です。1瓶で 15-22 リットルのオイルに使用でき ます。ご注文は弊社代理店へパーツ番号は P/N 44-2500です 。 油圧系統に関する安全確保 • • • 油圧オイルの量を点検する 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専 門医の治療を受ける。万一、油圧オイルが体内 に入った場合には、数時間以内に手術を受ける 必要がある。 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと 重要 必ず所定の油圧オイルを使用してください。規格 外のオイルは油圧系統を破損させる恐れがあります。 油 圧 作 動 液 の 仕 様 (ペ ペ ー ジ 42)を を参照。 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタ が適切に接続されていること、およびラインやホー スの状態が良好であることを確認すること。 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が 高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけ ない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確実 に解放する。 油圧作動液の仕様 1. 装着しているアタッチメントをすべて外す。 2.
g029729 図 63 1. 9. 補給管 2. ディップスティック 油量が少なければ上マークまで補給する。 10. 補給管のキャップを取り付ける。 11. サイドスクリーンを取り付ける。 12. フードを閉じる。 13. シリンダロックを外して所定場所に保管し、ロー ダーアームを下降させる。 g205342 図 64 油圧フィルタの交換 5. こぼれたオイルを拭き取る。 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間 6. エンジンを始動して2分間運転し、システム内 のエアをパージする。 7. エンジンを停止させ、オイル漏れがないか点検 する。 8. 200運転時間ごと 重要 自動車用オイルフィルタを使用しないでください 油 圧系統に重大な損傷を起こすおそれがあります。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 2.
6. 洗浄 油圧オイルタンクのキャップとディップスティックを 外す 図 65 。 よごれを落とす。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 重要 冷却シュラウドを外して運転するとオーバーヒート してエンジンが損傷します。 g029729 図 65 1. 7. 補給管 2. ディップスティック 平らな場所に駐車し、ローダーアームを降下さ せる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取り、エンジンが 冷えるまで待つ。 3. フードを上げ、支持棒で支える。 4. 前と両脇のスクリーンを清掃する。 5. エアクリーナについた汚れはふき取る。 6. エンジンやオイルクーラのフィンについている汚 れをブラシやブロアで落とす。 重要 冷却シュラウドを外して運転するとオーバー 機体前部の下に、オイルを受ける大きな容器57 リットル以上を置く図 66。 ヒートしてエンジンが損傷します。 g031213 図 66 1. 1. ドレンプラグ 8. ドレンプラグを抜き取り、排出されるオイルを容 器に回収する図 66。 9.
保管 シャーシの清掃 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—シャーシにごみがたまっ ていないか点検する。 格納保管時の安全 使用しつづけるうちにエンジン下のシャーシ部分にご みがたまってきますので除去してください。フードを 開け、懐中電灯を使ってエンジンルームの下部を点 検する。ごみの厚さが 2.5-5 cm ほどになっていたら シャーシの清掃を行う。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 2. 機体の前端を持ち上げて機体を後方に傾ける。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. ボトムプレートを固定しているボルト2本を外して ボトムプレートを外す図 67。 • エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完 全に停止し、機体が十分に冷えたを確認してか ら格納する。 • マシンや燃料を裸火の近くに保管しないでください。 格納保管 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3.
故障探究 問題 スタータがクランキングしない。 クランキングするが始動しない。 考えられる原因 1. 配線のゆるみ、腐食など。 1. 配線を点検修正する。 2. ヒューズが飛んでいる、ゆるい、など。 3. バッテリーが上がっている。 2. ヒューズを点検交換する。 3. バッテリーを充電または交換する。 4. リレーまたはスイッチの破損。 5. スタータやスタータソレノイドの故障。 4. 代理店に連絡する。 5. 代理店に連絡する。 6. エンジン内部の焼き付き。 7. 安全装置インタロックが作動している。 6. 代理店に連絡する。 7. 走行および補助コントロールのニュート ラル設定を確認する。 1. 始動手順が間違っている。 1. 「エンジンの始動」を参照。 2. ガス欠。 2. 燃料タンクに新しい燃料を入れる。 3. 燃料バルブが閉まっている。 4. 燃料に水が混入または燃料が粗悪か 種類が違う。 5. 燃料ラインが詰まっている。 3. 燃料バルブを開く。 4. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃 料を入れる。 5. 燃料系統を清掃または機器の交換を する。 6.
問題 始動するがノッキングを起こしたり着火不 良である。 考えられる原因 1. 燃料に水が混入または燃料が粗悪か 種類が違う。 1. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃 料を入れる。 2. エンジンのオーバーヒート。 2. 「エンジンがオーバーヒートする」の 項を参照。 3. エアが混入している。 3. ノズル部分でエア抜きを行い、燃料ホー スの接続部などからエアが侵入してい ないか点検する。 4. 代理店に連絡する。 4. 燃料噴射ノズルが破損している。 5. 圧力が低すぎる。 6. 噴射ポンプのタイミング不良。 7. カーボンが堆積している。 8. 内部磨耗または破損。 アイドリングできない。 5. 代理店に連絡する。 6. 代理店に連絡する。 7. 代理店に連絡する。 8. 代理店に連絡する。 1. 燃料タンクの通気口が詰まっている。 1. キャップをゆるめる。キャップゆるめる と運転できる場合にはキャップを交換 する。 2. 燃料に水が混入または燃料が粗悪か 種類が違う。 3. エアクリーナのフィルタが汚れている。 2. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃 料を入れる。 4.
問題 エンジンのパワーが出ない。 考えられる原因 1. エンジンの負荷が大きすぎる。 1. 負荷を軽くするか走行速度を落とす。 2. エンジンオイルの量が不適切。 3. エアクリーナのフィルタが汚れている。 2. オイルを適量Fullマークに調整する。 4. 燃料に水が混入または燃料が粗悪か 種類が違う。 5. エンジンのオーバーヒート。 6. スパークアレスタスクリーンが詰まって いる。 7. エアが混入している。 8. 圧力が低すぎる。 9. 燃料タンクの通気口が詰まっている。 排気が黒い。 走行できない。 3. エアフィルタの整備を行う。 4. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃 料を入れる。 5. 「エンジンがオーバーヒートする」の 項を参照。 6. スパークアレスタスクリーンを清掃また は交換する。 7. ノズル部分でエア抜きを行い、燃料ホー スの接続部などからエアが侵入してい ないか点検する。 8. 代理店に連絡する。 10. 噴射ポンプのタイミング不良。 9. 代理店に連絡する。 10. 代理店に連絡する。 11. 燃料噴射ポンプの故障。 11.
図面 g240932 電 気 回 路 図 (Rev.
g251807 油 圧 回 路 図 (Rev.
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号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう WARNING: Cancer and Reproductive Harm—www.p65Warnings.ca.gov.