Form No. 3437-938 Rev A TX 1000 コ ン パ ク ト ツ ー ル キ ャ リ ア シリ ア ル 番 号 405800000 以 上 モ デ ル 番 号 22327—シ シリ ア ル 番 号 405800000 以 上 モ デ ル 番 号 22327G—シ モ デ ル 番 号 22327HD—シ シ リ ア ル 番 号 405800000 以 上 シリ ア ル 番 号 405800000 以 上 モ デ ル 番 号 22328—シ シリ ア ル 番 号 405800000 以 上 モ デ ル 番 号 22328HD—シ 製品の登録は www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合しています 詳 細については、DOC シート規格適合証明書をご覧く ださい。 い。図 1 にモデル番号とシリアル番号を刻印した銘 板の取り付け位置を示します。いまのうちに番号をメ モしておきましょう。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 重 要 シ リ ア ル 番 号 デ カ ル に つ い て い る QR コ ー ド 無 い 場合もあります をモバイル機器でスキャンすると、製品 保証、パーツその他の製品情報にアクセスできます。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州排ガス規制に関連してエン ジンマニュアルを同梱しております。エンジンマニュア ルはエンジンのメーカーから入手することができます。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に
油圧作動液の仕様 ........................................45 油圧オイルの量を点検する..............................46 油圧フィルタの交換........................................46 油圧オイルの交換 .........................................47 洗浄 ..................................................................... 48 よごれを落とす。 ..........................................48 シャーシの清掃 .............................................48 保管 ........................................................................ 49 格納保管時の安全 ....................................
安全について 間違った使い方や整備不良は負傷などの人身事故に つながります。事故を防止するため、以下に示す安全 上の注意や安全注意標識 のついている遵守事項は 必ずお守りください 「注意」、「警告」、および「危 険」 の記号は、人身の安全に関わる注意事項を示し ています。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大 な人身事故が発生する恐れがあります。 安全上の全般的な注意 危険 この機械で掘削する現場の地中に、電線などが 埋設されている可能性があります。これらを誤っ て破損すると、感電や爆発などの事故に発展す る可能性があります。 事故防止のため、作業現場を前もって精査し、埋 設物を確認し、マーキングするなど、適切な措置 をとってください。必要に応じ、電力会社やガス会 社に連絡して正確な埋設場所を特定、マーキング してもらうなどしてください たとえば米国では電話 で、 ま た オ ー ス ト ラ リ ア で は 電 話 1100で で国 中 の 811で どこでもこのサービスを受けることができます 。 重傷事故や死亡事故を防ぐため、注意事項を厳守 してください。 • アームを上げたままで資材を運搬しないでく
安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。破損したりはがれたりし た場合は新しいラベルを貼付してください。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 decal93-9084 93-9084 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当て を受けること 5. 6. 9. バッテリーに人を近づけな いこと。 保護メガネ等着用のこと 爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 1. decal115-2047 115-2047 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 1. 禁止。 を読むこと。 吊り上げ・ロープ掛けのポイント 警告高温部に触れないこと。 decal115-4855 115-4855 decal93-6680 93-6680 1.
decal131-0709 131-0709 1. 駐車ブレーキ 入 2. 駐車ブレーキ 切 decal117-3276 117-3276 1. 冷却液の噴出に注意 2. 爆発の危険 オペレーターズ 4. マニュアル を読むこと 3. 警告 高温部に触れないこ と。 警告 オペレーターズマニュ アル を読むこと。 decal131-0711 131-0711 1. 挟まれる危険可動部に触れないこと。 decal120-0625 120-0625 1. 手を挟まれる恐れあり 手を近づけないこと。 decal130-2836 130-2836 1. 落下物によって手を切断される危険アタッチメントや昇降 アームに近づかないこと。 decal131-8026 131-8026 1. バッテリ接続されていない 2. ON 3. OFF 4. オペレーターズマニュアル を読むこと。 decal130-7637 130-7637 1. 点滅冷却液高温警告 6. エンジン始動 2. 点灯エンジンオイル圧低下 7. 駐車ブレーキ解除 3.
デカル 136-5750 は幅広クローラ搭載機用です。 decal136-5750 136-5750 1. オペレーターズマニュアル 2. テンションブロックガイド を読むこと。 decal137-9030 137-9030 1. エンジン ― 停止 2. エンジン ― 作動 3. エンジン始動 decal131-0708 131-0708 1. 前進 3. 後退 2. 左旋回 4.
decal131-0710 131-0710 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 7. 手足や指の切断の危険機械の全ての動きが止まってから整備 作業にかかること可動部に近づかないことすべてのガード類を 正しく取り付けて使用すること。 2. 警告使用前に講習を受けること。 8. 爆発の危険と感電の危険作業開始前にガス会社や電力会 社に電話して確認すること。 3. 警告 聴覚保護具を着用のこと。 9. 押しつぶされる危険作業中はアタッチメントに近づかないこ と周囲に人を近づけないこと。 4. 警告 車両を離れるときは駐車ブレーキをロックし、アタッチメン 10. 転倒の危険斜面の上り下りはアタッチメントを下げた状態で行う こと絶対にアタッチメントを上げたままで斜面に入らないこと必 トを地面まで降ろし、エンジンを停止し、キーを抜くこと。 ずマシンの重い側を山側にするきと物を運ぶ時はできるだけ低 い位置で運ぶこと。コントロールレバーは乱暴に操作しないこ と落ち着いて一定した動作で運転すること。 5. 頭上の電線に触れて感電する危険作業場所の頭上に接触する 11.
decal140-3619 140-3619 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 2.
製品の概要 各部の名称と操作 実際にエンジンを始動させて運転をする前に、運転装 置の名称や場所、そして「それらすべての」操作方法 に慣れてください図 4。 コントロールパネル g259644 図4 g314194 1. 2. メッセージディスプレイ 電源ソケット 6. スロットルレバー 7. 始動キー 3. 基準バー 8. 走行コントロール 4. プラグ 9. ローダーアーム/アタッチメ ント用チルトレバー 5. 補助油圧装置用レバー 10. ローダーロック キースイッチ キースイッチはエンジンの始動と停止を行うスイッチ で、3つの位置があります OFF, RUN, STARTの 3 位 置です。 エンジンの始動手順 (ページ 18)を参照。 スロットルレバー スロットルを前に倒すとエンジン回転速度が速くなり、 後ろに引くと遅くなります。 g314195 基準バー 図3 1. フード 8. 2. 補助油圧カップラ 9. 3. 4. 取り付けプレート クローラ 10. コントロールパネル 11. 補助油圧ロックスイッチ 5.
走行コントロール • g259649 g259646 図8 図5 • 1. 基準バー 2.
補助油圧装置用レバー • 油圧アタッチメントを正転前転させるときは、補助油 圧レバーを前へ押します図 12。 • 油圧アタッチメントを逆転後転させるときは、補助油 圧レバーを後へ押します図 12。 注 前進位置や後退位置でレバーから手を離すと、レ バーは自動的にニュートラル位置に戻ります図 12。 g029293 図 10 1. ディテントフロート位置 4. アタッチメントを後に倒す。 2. アームを下降させる。 5. アタッチメントを前に倒す。 3. アームを上昇させる。 g029294 図 12 レバーを中間位置 例えば左前 に動かすとローダー アームとアタッチメントがそれぞれレバー操作に従って 動きます。 ローダバルブロック 1. 油圧前進方向 2. 油圧後退方向 3.
g029668 図 17 バッテリー充電警告灯 g030721 図 14 バッテリーの充電残量が下がりすぎると、右側のラン プが点灯します図 18。この場合には、エンジンを停 止してバッテリーを充電または交換してください。 バッ テリーの整備 (ページ 32)を参照。 燃料計 燃料タンクに残っている燃料の量を表示します。 メッセージディスプレイ エンジン冷却液温度ランプ g029667 図 18 冷却液の温度が上がりすぎると、左側のランプが点滅 して警告音が鳴ります図 15。このような場合には、 補助油圧装置の使用を中止してマシンをハイアイドル で運転すると冷却系を早く正常温度まで冷やすことが できます。エンジンが十分に冷えたら、冷却液の量を 点検してください。 アワーメータ トラクションユニットの積算運転時間の他に以下の情 報を表示します 重要 エンジンを止めてしまうとオーバーヒートする可能 性がありますから、エンジンは止めないでください。 • エンジン始動回数エンジン始動時に表示 g029974 図 19 g029666 図 15 • 駐車ブレーキ駐車ブレーキを解除
運転操作 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 g029975 図 22 運転の前に 仕様 運転前の安全確認 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があり ます。 モ デ ル 22327 幅 長さ 高さ 重量 作業能力体重 75 kg のオペレータが標 準バケットを使用時 押し倒し能力体重 75 kg のオペレータが 標準バケットを使用時 ホイールベース: ダンプ高さ標準バケット使用時 リーチ標準バケット使用時 ヒンジピンまでの高さ標準バケットを最 高位置にした時 安全上の全般的な注意 85 cm 256 cm 138 cm 1234 kg 454 kg 1296 kg 104 cm 155 cm 62 cm 206 cm モ デ ル 22328 幅 103 cm 長さ 高さ 重量 作業能力体重 75 kg のオペレータが標 準バケットを使用時 押し倒し能力体重 75 kg のオペレータが 標準バケットを使用時 ホイールベース: 256 cm 138 cm 1297 kg 454 kg ダンプ高さ標準バケット使用時 リーチ標準バケット使用時 ヒンジピンまでの高さ標準バケットを最
燃料についての安全事項 • • • • • • • • • • バイオディーゼル燃料対応 燃料の取り扱いに際しては安全に特にご注意くださ い。燃料は引火性が高く、気化すると爆発する可 能性があります。 燃料取り扱い前に、引火の原因になり得るタバコ、 パイプなど、すべての火気を始末してください。 燃料の保管は必ず認可された容器で行ってくださ い。 エンジン回転中などエンジンが高温の時には、燃料 タンクのふたを開けたり給油したりしないでください。 締め切った場所では燃料の補給や抜き取りをしな いでください。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 燃料がこぼれたら、エンジンを始動せずにマシン を別の場所に動かし、気化した燃料ガスが十分 に拡散するまで引火の原因となるものを近づけな いでください。 トラックの荷台に敷いたカーペットやプラスチックマッ トなど絶縁体の上で燃料の給油をしないでくださ い。燃料容器は車から十分に離し、地面に直接置 いて給油してください。 給油は、機械をトラックやトレーラから地面に降ろ し、機体
運転中に 燃料を補給する 燃 料 タ ン ク 容 量 41 リットル 図 23に示すように燃料タンクに燃料を入れる。 運転中の安全確認 注 燃料タンクのキャップは完全にカチカチと音がする まで閉めてください。燃料補給後はブラケットでタン クをロックしてください。 安全上の全般的な注意 • • • • • • • • g029669 図 23 • 毎日の整備作業を実施する • 毎日の運転前に、保守 (ページ 23)に記載されている 「使用ごと/毎日の点検整備」を行ってください。 • 重要 初めてエンジンを始動する前に必ず油圧オイル の量の確認とエア抜きを行ってください 油圧オイルの ペー ジ 46)と と 燃料系統からのエア抜き 量 を 点 検 す る (ペ ペ ー ジ 32)を を参 照 。 (ペ • • • 16 アームを上げたままで物を運搬しないでください。 必ず地面に近い位置で荷を保持してください。 最大積載量を超えないようにしてください機体が安 定を失い、制御できなくなる恐れがあります。 Toro が認めていないアタッチメントやアクセサリは 使用しないでください。アタ
• 旋回するときや道路や歩道を横切るときなどは、減 速し周囲に十分な注意を払ってください。周囲の交 通に注意してください。 • 斜面では速度を落とし、安全に十分注意してくだ さい。地表面の状態は、マシンの安定性に大きな 影響を与えます。 • 作業中以外は必ずアタッチメントを停止させてお いてください。 • • 障害物に衝突するなどした場合には、まず停止し、 エンジンを切り、キーを抜き取ってから機体をよく点 検してください。異常を発見したら、すべて修理し てから作業を再開するようにしてください。 斜面での発進・停止は避けてください。坂を上れな いと分かったら、そのままゆっくりとまっすぐに坂 を下りてください。 • 斜面での旋回は避けてください。斜面で旋回しな ければならない場合は、機体の重い側を山側に してください。 • 締め切った場所では絶対にエンジンを運転しないで ください。 • • エンジンを掛けたままで絶対に機体から離れないで ください。 斜面ではどんな動作でもゆっくり、少しずつ行って ください。急旋回したり不意に速度を変えたりしな いでください。 • 斜面での作業
エンジンの停止手順 エンジンの始動手順 1. バッテリー切断スイッチが ON 位置にセットされて いることを確認する。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車ではを 掛け、ローダーアームを下げる。 2. 補助油圧レバーと走行コントロールがニュートラ ル位置にあることを確認する。 2. 補助油圧レバーがニュートラル位置にあること を確認する。 3. スロットルレバーを 低速と高速の中間位置にセッ トする。 3. スロットルレバーを 低速位置に動かす。 4. 4. スタータスイッチにキーを差し込んで ON 位置に 回す。 負荷の大きい作業の直後など、エンジンが高温 になっている場合には、1分間程度のアイドリング を行ってからキーをOFF位置にしてください。 5. グロープラグランプの点滅が消えるまで待つ。 6. キーを START 位置に回す。エンジンが始動した ら、キーから手を離す。 注 エンジンが徐々に冷えるので機械のために良 い効果があります。緊急時には、即座にエンジ ンを停止して構いません。 5.
警告 クイック取り付けピンをアタッチメント取り付け プレートに確実に通しておかないと、アタッチ メントがトラクションユニットから外れ落ち、 人身事故となる危険がある。 ピンが確実にはまっていることを確認するこ と。 油圧ホースを取り付ける g003710 図 24 1. 5. 取り付けプレート 2. 警告 受けプレート 高圧で噴出する作動油は皮膚を貫通し、身体に 重大な損傷を引き起こす。万一、油圧オイルが体 内に入った場合には、この種の労働災害に経験 のある施設で数時間以内に外科手術を受けない と壊疽 えそ を起こす。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコ ネクタが適切に接続されていること、および ラインやホースの状態が良好であることを確 認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油 が高圧で噴出しているので、絶対に手などを 近づけない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使い、 決して手で直接確かめない。 取り付けプレートを後ろに倒しながら、アーム を上げる。 重要 アタッチメントが地面から完全に離れるまで 上げ、取り付けプレートを後ろ一杯に傾ける。 6.
6. 7. アタッチメント側のメスのコネクタをマシン側のオ スのコネクタに押し込む。 ホースを引っ張ってみて、接続が確実か確認 する。 2. フードを上げ、支持棒で支える。 3. サイドスクリーンを取り外す サイドスクリーンの外 し方 (ページ 26)を参照。 4. レンチを使って、油圧ポンプについている牽引バ ルブを左に2回転させる 図 26。 アタッチメントの外し方 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8.
トレーラの選択 トレーラへの積み込み 警告 警告 マシンをトレーラなどに搭載する作業は、機体を 転倒させる危険をはらんでおり、万一そのような 事故が起こると死亡事故など重大な人身事故とな る 図 27 。 • 歩み板は幅の広い一枚ものを使用してくださ い。 • 倍程 必 ず 、 ト ラ ッ ク ト レ ー ラ の 荷 台 の 高 さ の 4倍 度の長さの板を使用すること。このようにすれ ば 、 平 ら な 地 面 と 荷 台 と の 角 度 が15度 度を超 えることはない。 マシンをトレーラなどに搭載する作業は、機体を転 倒させる危険をはらんでおり、万一そのような事故 が起こると死亡事故など重大な人身事故となる。 • 歩み板の上を運転する場合には安全に十分 に注意すること。 • 積み降ろしは、機体の前後のうち重い方を山 側 登り側 にして行う。 • 積み下ろし作業中の急加速や急減速などは転 倒などの危険を大きくするから避ける。 1. トレーラを使用する場合は、トレーラを牽引車 両に接続するとともに、安全チェーンを取り付 けること。 2.
g031331 図 29 1. ロープ掛けポイント マシンを降ろす 1. ランプ板を下ろす。 2. 機体の前後のうち重い方を上登り側にし、荷を 低くして降ろす図 30。 • マシンに搭載されているアタッチメントバケッ フル に 荷重がかかっている場合や、無負 トにフ 荷アタッチメントトレンチャの場合には、後進 でランプを登る。 • 荷を マシンに搭載されているアタッチメントが荷 積 ん で い な い 場合や、アタッチメントを取り付 けていない場合には、前進でランプを下る。 g204458 図 30 1. 荷をフルに積んでいる場合 や、無負荷アタッチメント 搭載の場合後進でランプを 下る 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 保守作業時の安全確保 注意 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危 険である。 整備作業の前には必ずキーを抜いておくこと。 • • • • • • 平らな場所に駐車し、補助油圧装置を解除し、ア タッチメントを降下させ、駐車ブレーキが付いてい る場合はを掛け、エンジンを停止させてキーを抜 き取ってください。また、必ず機械各部の動きが 完全に停止し、機体の温度が十分に下がったのを 確認してから、調整、洗浄、格納、修理などの作 業に掛かってください。 オイルや燃料がこぼれた場合はふき取ってくださ い。 適切な訓練を受けていない人には機械の整備をさ せないでください。 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体や機器を 確実に支えてください。 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛 かっている場合があります。取り外しには十分注意 してください 油圧の解放 (ページ 45)を参照。 修理作業に掛かる前には、バッテリーの接続を 外してください バッテリー遮断スイッチの使用方 法 (ページ 32)を参照。 •
整備間隔 整備手順 50運転時間ごと • バッテリーの状態の点検 • クローラの張りを点検調整する。 100運転時間ごと • エンジンオイルを交換する。 (砂やほこりのひどい場所で使用する場合は整備間隔 を短くすること。) • 冷却系統のホースを点検する。 • 油圧ラインに、オイル漏れ、フィッティングのゆるみ、ねじれ、支持部のゆるみ、磨耗や 腐食などがないか点検する。 • シャーシにごみがたまっていないか点検する。 • オルタネータベルトの張りを点検する(手順はエンジンマニュアル)を参照。 200運転時間ごと • オイルフィルタを交換する。 (砂やほこりのひどい場所で使用する場合は整備間隔 を短くすること。) • 油圧フィルタを交換する。 400運転時間ごと • 燃料フィルタキャニスタとインラインフィルタを交換する。 • 燃料ラインとその接続部に劣化、破損、ゆるみなどが発生していないか点検する • 油圧オイルを交換する。 500運転時間ごと • オルタネータベルトを交換する(手順はエンジンマニュアル)を参照。 1500運転時間ごと • 全部の可動部油圧ホースを交換する。 1年ごと
シリンダロックの取り外しと収納 重要 マシンを使用する前に、シリンダロックをロッドか ら外して、確実に収納してください。 1. エンジンを掛ける。 2. アームを一番高い位置に上昇させる。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. シリンダロックを固定しているピンを取り外す。 5. シリンダロックをマシン側部の柱にセットして、 ピンで固定する。 6. アームを下降させる。 g031216 図 33 1. 内部の機器へのアクセス 警告 エンジンを作動させたままでカバーやフードやス クリーンを開けると可動部に触れて大けがをする 恐れがある。 支持棒のタブ 2. フードを降ろし、ロックするまでフード前部を押 さえつける。 3. フード固定ねじを締めてラッチを固定する図 32。 後アクセスカバーの開け方 カバーやフードやスクリーンを開く時は、必ず、エ ンジンを停止してキーを抜き取り、エンジンが冷 えのを待つこと。 1. 締結具を取り外す図 34。 フードを開ける。 1. フード固定ねじをゆるめる図 32。 g031217 図 34 1.
サイドスクリーンの外し方 前カバーの取り外し 1. フードを上げ、支持棒で支える。 1. 2. サイドスクリーンを上にスライドさせて図 35前スク リーンとフレームのスロットから外す。 前カバーから、上ボルト⅜" x 5"2本、ワッシャ 4 枚、下ボルト5/16" x ⅝"2本をを取り外す。 2. 前カバーを取り外す。 g030720 図 35 ローダーアームは図示していない 1. g256988 図 37 サイドスクリーン フロントスクリーンの取り外し方 1. フードを上げ、支持棒で支える。 2. 上ボルト2本と前ボルト2本をゆるめる。 g247902 図 36 1. 3. ボルト スクリーンを取り外す。 26 1. 上ボルト⅜" x 1" 2本 3. ワッシャ2枚 2. 前カバー 4.
潤滑 グリスアップを行う 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 洗浄後はすぐに 行ってください。 グ リ ス の 種 類 汎用グリス 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. グリスニップルをウェスできれいに拭く。 4. 各フィッティングにグリスガンを接続する図 38、 図 39、図 40 。 g004209 図 39 注 図 40のフィッティングにグリスを注入する時に はローダーアームを上昇させてください。 g029953 図 40 g031219 g031219 図 38 27 5. グリスがはみ出てくるまで注入する約3回のポ ンプ動作 。 6.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 • 手足や顔や衣服を回転部やマフラなどの高温部に 近づけないよう十分注意すること。 g031236 図 41 エアクリーナの整備 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—エアフィルタの整 備時期表示を確認する。 25運転時間ごと—エアクリーナカバーを外して内 部のごみを除去し、エアフィルタの整備時期イン ジケータの表示をチェックする。 エアクリーナのカバーとボディの整備 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車ではを 掛け、ローダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. フードを開けて支持棒 が付いている場合はそ れ で支える。 4. エアクリーナ本体にリーク原因となる傷がないか 点検する。吸気部全体について、リーク、破 損、ホースのゆるみなどを点検してください。 4. 1次フィルタ 5. エアフィルタのボディ 3. エアクリーナのカバー 6.
4. ダストキャップを下に向けてエアクリーナカバーを 正しく取り付け、ラッチを掛ける図 41。 5. フードを閉じる。 エンジンオイルについて 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—エンジンオイル の量を点検する。 使用開始後最初の 50 時間—エンジンオイルと フィルタの交換を行う。 g029940 図 43 100運転時間ごと—エンジンオイルを交換する。 砂やほこりのひどい場所で使用する場合は整 備間隔を短くすること。 1. 200運転時間ごと—オイルフィルタを交換する。 砂やほこりのひどい場所で使用する場合は整 備間隔を短くすること。 5. 補給口キャップ 2. ディップスティック オイルの量を確認し、足りなければ補給する図 44 。 重要 オイルを入れすぎないでください。オイルが 多すぎるとエンジンを破損させる恐れがあります。 エンジンオイルの仕様 オ イ ル の 種 類 洗浄性オイルAPI 規格 CH-4 またはそ れ以上 ク ラ ン ク ケ ー ス の 容 量 フィルタを含めて 5.
5. オイルフィルタの交換 プラットフォームの下からオイルを抜く図 45。 1. エンジン停止直後は機器が高温になってい る。不用意に触ると火傷を負う危険がある。 ローダーアームを上昇させ、シリンダロックを取 り付ける シリンダロックの使い方 (ページ 24)を 参照。 2. オイルやフィルタの交換時に高温部分に触 れないように注意すること。 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させ、キー を抜き取る。 3. 前カバーを取り外す 前カバーの取り外し (ページ 26)を参照。 4. エンジンからオイルを抜く エンジンオイルの交 換 (ページ 29)を参照。 5. フィルタの下に容器かウェスを置き、オイルを受 けられるようにする。 6. オイルフィルタを交換する図 46。 注意 g031212 g029385 図 45 g029749 図 46 6. オイル補給口のキャップを取り、所要量の約 80% のオイルを、バルブカバーから入れる。 7. オイルの量を点検する。 7. 8.
燃料系統の整備 燃料フィルタキャニスタとイン ラインフィルタの交換 危険 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 燃料に関する注意事項の説明は 燃料についての ペー ジ 15) を 参 照 し て く だ さ い 。 安 全 事 項 (ペ 燃料フィルタ・水セパレータか らの水抜き 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 後アクセスカバーを開く 後アクセスカバーの開け 方 (ページ 25)を参照。 4. エンジン右側にある燃料フィルタ図 47を探し出 し、その下に汚れていない容器をおく。 5. フィルタ容器(図 47)の周辺をウェスできれいに ぬぐう。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 6. フィルタ容器を外して取り付け部をきれいに拭 く 図 47 。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 7.
電気系統の整備 燃料ラインと接続の点検 整 備 間 隔 : 400運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 電気系統に関する安全確保 燃料ラインやその接続部に劣化、破損、ゆるみなどが 出ていないか点検してください。ゆるんでいる場合は 締め付け、燃料ラインが破損している場合は代理店に 連絡してください。 燃料系統からのエア抜き • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 以下の場合には、燃料システムからのエア抜きを実施 する必要があります • 新しいエンジンを初めて始動する時 • 燃料切れでエンジンが停止した時 • 燃料系統の整備作業例えばフ
g033901 図 48 1. バッテリー遮断スイッチ OFF位置 2. バッテリー遮断スイッチON 位置 3.
バッテリーの取り外し 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分が触れるとショートを起こして火花が発生する。そ れによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れがある。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、端子と金属を接触させないように注意する。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ローダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3.
バッテリーの清掃 バッテリーを充電する 注 バッテリーの寿命を延ばすために、端子や周囲が 汚れないように維持してください。 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 1. 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火気を 近づけない。 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車ではを 掛け、ローダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 機体からバッテリーを外す バッテリーの取り外し (ページ 34)。 4. 重曹と水でケース全体を洗う。 重要 バッテリーはいつもフル充電状態にしておきましょ にな る 。 特 に 氷 点 下 で 保 管 す る 場 う 液 の 比 重 が 1.265に 合にはこのことを守ってください。 1. 車体からバッテリーを取り外す バッテリーの取り 外し (ページ 34)を参照。 5. 真水でケースを仕上げ洗いする。 6. 2. 3-4 A で 4-8 時間、バッテリーを充電する図 50。 充電しすぎないように注意すること。 腐食防止のために両方の端子部にワセリンGrafo 112X: P/N 505-47を薄く塗る。 7.
バッテリーを取り付ける 図 51のようにバッテリーを取り付ける。 g204572 図 51 後付けしたバッテリーの整備 本機にもともと搭載されているバッテリーはメンテナン スフリータイプです。別のバッテリーに交換した場合 は、そのバッテリーのメーカーの指示に従って整備 してください。 1. フードを開けて支持棒で支え、左側スクリーンを 外す。 2. ジャンプ端子のカバーを外す図 52。 救援バッテリーによるエンジ ンの始動 警告 高温部に触れると非常に危険である。 手足や顔や衣服をマフラなどの高温部に近づけな いよう十分注意すること。 警告 g033902 図 52 救援中は爆発性のガスが発生する可能性がある。 1.
3. プラス+用のジャンプケーブルの一端を、ジャンプ ポストに接続する図 52。 4. プラス+用のジャンプケーブルの他端を、救援車 のバッテリーのプラス+端子に接続する。 5. マイナス-用のジャンプケーブルの一端を、救援 車のバッテリーのマイナス 端子につなぐ。 6. マイナス-用のジャンプケーブルの他端を、本機 のアースポイント例えば塗装されていないボルト やシャーシ部分に接続する。 7. 救援車のエンジンを始動する。エンジンを始動 してから数分間待ち、それから救援される側の エンジンを始動する。 8. 接続時とは逆の順序で救援ケーブルを外す。 9. ジャンプポストのカバーを取り付ける。 g205353 図 54 ヒューズの整備 機械の電気回路を保護するためにヒューズを使用して います。ヒューズに関する整備は何も必要ありませ ん。但し、万一ヒューズが飛んだ場合には、配線が ショートしていないか点検してください。図 53は、ヒュー ズブロック内の各ヒューズの位置を示します。 g029409 図 53 1. ヒューズ (10 A) 3.
走行系統の整備 の一番下からクローラまでの距離が 13 mm であるこ とを確認してください。距離が適切でない場合は、以 下の調整を行ってください クローラの整備 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 8 時間—クローラの張り を点検調整する。 50運転時間ごと—クローラの張りを点検調整す る。 使用するごとまたは毎日—クローラを洗浄する。 使用するごとまたは毎日—クローラに過剰な摩耗 がないか、張りは適切か点検する。 クローラの洗浄 1. 2. 3. 4. 平らな場所に停車して駐車ブレーキを掛ける。 バケットを取り付けて下向きにした状態からバケッ トを地表面に押しつけてトラクションユニット前端を 地表面から数 cm 浮かす。 エンジンを止め、キーを抜き取る。 圧力洗浄機または水道水ホースで左右のクロー ラ部分を洗浄する。 g257979 図 56 1.
5. 図 56のように、ドライブラチェット½"で、テンショ ンねじを回して、クローラのたるみを 13 mm に 調整する。 注 ねじを左に回すとクローラが締まり、右に回す とクローラがゆるむ。 6. テンションねじのノッチのうち、ロッキングボルト の穴に一番近いノッチを穴に合わせ、ねじを溝を ローラを適切な穴に合わせてセットし、シャフトを 通してボルトとナットで固定する図 57。 7. もう一方のクローラにも同じ作業を行う。 8. エンジンを掛けて平らな場所に移動、駐車し、 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キー を抜き取る。 9. 図 56のように、クローラのたるみが 13 mm となっ ていることを確認する。必要に応じて調整する。 g029758 図 59 1. テンションチューブ 2. ロッキングボルト 4. 幅広クローラのマシン テンションブロックがデカルの緑色のガイドに整列してい ること、またはテンションチューブのスロットの後端から 13 mm 離れていることを確認してください図 58。 g203962 デカルの緑色のガイド 2.
クローラの交換 幅狭クローラのマシン クローラの摩耗が進んでいる場合は交換してください。 1. 装着しているアタッチメントをすべて外す。 2. 平らな場所に駐車し、スプロケットハーフのうち の一枚のみがクローラと噛み合っていることを 確認する 図 60 。 g258146 図 61 1. 2. スプロケット クローラ 3. 前輪 9. 4. ラチエット½" 5. ロードホイール5 個 クローラと噛み合っていないスプロケットハーフを 固定しているボルト3 本を外す図 61。 g259714 図 60 1. スプロケットハーフ 3. 駐車ブレーキを掛ける。 4. ローダアームを、床から 20-25 cm の位置まで 下げる。 5. エンジンを止め、キーを抜き取る。 6. クローラを交換する側を床から浮かせる。機体を ジャッキスタンドで支える。 注 機体の重量に見合ったをジャッキスタンドを 使ってください。 g257925 図 62 警告 1.
22. 機体を床面に降ろす。 23. もう一方のクローラも同じ要領で取り付ける。 24. エンジンを掛けて平らな場所に移動、駐車し、 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キー を抜き取る。 25. 図 56のように、クローラのたるみが 12.7 mm と なっていることを確認する。 幅広クローラのマシン クローラの摩耗が進んでいる場合は交換してください。 g259736 図 63 12. 13. 14. 15. 16. 17. 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させ、キー を抜き取る。 フレームからクローラ、駆動ハブを外し、さらに 前ホイールを外す。 新しいクローラを前ホイールに回しかけ、次に 駆動ハブのスプロケットの無い側に回しかける 図 61 。 ロードホイールの下および間にクローラを押し込 むようにして、フレームに取り付ける図 61。 エンジンを始動し駐車ブレーキを解除する。 スプロケットハーフがクローラと噛み合うまで機 体を前進させる図 64。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3.
16. テンションねじのノッチのうち、ロッキングボルト の穴に一番近いノッチを穴に合わせ、ねじを溝を ローラを適切な穴に合わせてセットし、シャフトを 通してボルトとナットで固定する。 17. 後ボルトを108-122 N·m1.3-1.5 kg.m = 80-90 ft-lbにトルク締めする。 18. 機体を床面に降ろす。 19. もう一方のクローラも同じ要領で取り付ける。 20. エンジンを掛けて平らな場所に移動、駐車し、 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キー を抜き取る。 21. テンションブロックが完全に下まで来ていること を確認する g217640 図 66 1. ナット 2. ワッシャ 3. 4. 注 使用を開始するとクローラのテンションは多少 ゆるくなります。 外側の前ホイール クローラ 22. 8. クローラを取り外す図 66。 9. 外側ホイールそれぞれの左右それぞれの側から 大きなワッシャ各側1枚、合計2枚を外す図 66。 10.
冷却系統の整備 冷却系統に関する安全確保 • 冷却液を飲み込むと中毒を起こす冷却液は子供や ペットが触れない場所に保管すること。 • 高温高圧の冷却液を浴びたり、高温のラジエター 部分に触れたりすると大火傷をする恐れがある。 – エンジン停止後、少なくとも15分間程度待って、 エンジンが冷えてからキャップを開けること。 – キャップを開けるときはウェスなどを使い、高温 の水蒸気を逃がしながらゆっくりと開けること。 g029314 図 68 冷却系統の整備 1. 補助タンク 2. FULL マーク 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—スクリーン、オ イルクーラ、ラジエター正面を清掃 する悪条件下で使用しているときに は、より頻繁に。 4. 使用するごとまたは毎日—補助タンクで冷却水 の量を点検する。 液量が不足している場合には、補助タンクのふた をとり、水とエチレングリコール不凍液の50/50 混 合液を補給する。 重要 補助タンクに入れすぎないように注意する。 5.
ブレーキの整備 制御系統の整備 駐車ブレーキのテストを行う コントロール装置の調整 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 コントロール類は工場で調整済みですが、長期間にわ たって使用しているうちにレバー類の整列、ニュートラ ル位置、全速前進時の直進状態などの調整が必要に なることが考えられます。 1. 駐車ブレーキを掛ける 駐車ブレーキレバー (ペー ジ 12)を参照。 2. エンジンを掛ける。 3. マシンをゆっくりと前進または後退させる操作を 行う。 4.
油圧系統の整備 油圧作動液の仕様 油 圧 オ イ ル タ ン ク の 容 量 37.
油圧オイルの量を点検する 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと 重要 必ず所定の油圧オイルを使用してください。規格 外のオイルは油圧系統を破損させる恐れがあります。 ペー ジ 45)を を参 照 。 油 圧 作 動 液 の 仕 様 (ペ 1. 装着しているアタッチメントをすべて外す。 2. 平らな場所に駐車する。 3. ローダーアームを上昇させ、シリンダロックを取 り付ける。 4. エンジンを止め、キーを抜き取る。 5. フードを上げ、支持棒で支える。 6. 右サイドスクリーンを取り外す。 7. 油圧オイルタンクの注油口の周囲をきれいに拭 く 図 70 。 g029729 図 71 1. 9. 補給管 2. ディップスティック 油量が少なければ上マークまで補給する。 10. 補給管のキャップを取り付ける。 11. サイドスクリーンを取り付ける。 12. フードを閉じる。 13.
6. 油圧オイルタンクのキャップとディップスティックを 外す 図 73 。 g029729 図 73 1. 7. 補給管 2. ディップスティック 機体前部の下に、オイルを受ける大きな容器57 リットル以上を置く図 74。 g205342 図 72 5. こぼれたオイルを拭き取る。 6. エンジンを始動して2分間運転し、システム内 のエアをパージする。 7. エンジンを停止させ、オイル漏れがないか点検 する。 8. 油圧オイルタンク内のオイル量を点検し 油圧オイ ルの量を点検する (ページ 46)を参照、不足して いる場合には、ディップスティックのマークまで油 圧オイルを補給する。 1. 重要 入れすぎないこと。 8. ドレンプラグを抜き取り、排出されるオイルを容 器に回収する図 74。 9. オイルが完全に抜けたらドレンプラグを取り付 けて締め付ける。 g031213 9.
洗浄 シャーシの清掃 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと—シャーシにごみがたまっ ていないか点検する。 よごれを落とす。 使用しつづけるうちにエンジン下のシャーシ部分にご みがたまってきますので除去してください。フードを 開け、懐中電灯を使ってエンジンルームの下部を点 検する。ごみの厚さが 2.5-5 cm ほどになっていたら シャーシの清掃を行う。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 重要 冷却シュラウドを外して運転するとオーバーヒート してエンジンが損傷します。 1. 平らな場所に駐車し、ローダーアームを降下さ せる。 2. 1. エンジンを止め、キーを抜き取り、エンジンが 冷えるまで待つ。 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 2. 機体の前端を持ち上げて機体を後方に傾ける。 3. フードを上げ、支持棒で支える。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 前と両脇のスクリーンを清掃する。 4. 5.
保管 格納保管時の安全 • エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完 全に停止し、機体が十分に冷えたを確認してか ら格納する。 • マシンや燃料を裸火の近くに保管しないでください。 格納保管 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ロー ダーアームを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 機体全体の汚れを落とす。 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができま す。ただし高圧洗浄器は使用しないでください。 また、コントロールパネルやエンジン、油圧ポン プ、モーターに大量の水をかけないようにして ください。 4. エアクリーナの整備を行う エアクリーナの整備 (ページ 28)を参照。 5. 機体のグリスアップを行う グリスアップを行う (ページ 27)を参照。 6. エンジンオイルを交換する エンジンオイルの交 換 (ページ 29)を参照。 7. バッテリーを充電する; バッテリーを充電する (ページ 35)を参照。 8. クローラの張りを点検調整する クローラの張りの 調整 (ページ 38)を参照 9.
故障探究 問題 スタータがクランキングしない。 クランキングするが始動しない。 考えられる原因 1. 配線のゆるみ、腐食など。 1. 配線を点検修正する。 2. ヒューズが飛んでいる、ゆるい、など。 3. バッテリーが上がっている。 2. ヒューズを点検交換する。 3. バッテリーを充電または交換する。 4. リレーまたはスイッチの破損。 5. スタータやスタータソレノイドの故障。 4. 代理店に連絡する。 5. 代理店に連絡する。 6. エンジン内部の焼き付き。 7. 安全装置インタロックが作動している。 6. 代理店に連絡する。 7. 走行および補助コントロールのニュート ラル設定を確認する。 1. 始動手順が間違っている。 1. 「エンジンの始動」を参照。 2. ガス欠。 2. 燃料タンクに新しい燃料を入れる。 3. 燃料バルブが閉まっている。 4. 燃料に水が混入または燃料が粗悪か 種類が違う。 5. 燃料ラインが詰まっている。 3. 燃料バルブを開く。 4. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃 料を入れる。 5. 燃料系統を清掃または機器の交換を する。 6.
問題 始動するがノッキングを起こしたり着火不 良である。 考えられる原因 1. 燃料に水が混入または燃料が粗悪か 種類が違う。 1. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃 料を入れる。 2. エンジンのオーバーヒート。 2. 「エンジンがオーバーヒートする」の 項を参照。 3. エアが混入している。 3. ノズル部分でエア抜きを行い、燃料ホー スの接続部などからエアが侵入してい ないか点検する。 4. 代理店に連絡する。 4. 燃料噴射ノズルが破損している。 5. 圧力が低すぎる。 6. 噴射ポンプのタイミング不良。 7. カーボンが堆積している。 8. 内部磨耗または破損。 アイドリングできない。 5. 代理店に連絡する。 6. 代理店に連絡する。 7. 代理店に連絡する。 8. 代理店に連絡する。 1. 燃料タンクの通気口が詰まっている。 1. キャップをゆるめる。キャップゆるめる と運転できる場合にはキャップを交換 する。 2. 燃料に水が混入または燃料が粗悪か 種類が違う。 3. エアクリーナのフィルタが汚れている。 2. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃 料を入れる。 4.
問題 エンジンのパワーが出ない。 考えられる原因 1. エンジンの負荷が大きすぎる。 1. 負荷を軽くするか走行速度を落とす。 2. エンジンオイルの量が不適切。 3. エアクリーナのフィルタが汚れている。 2. オイルを適量Fullマークに調整する。 4. 燃料に水が混入または燃料が粗悪か 種類が違う。 5. エンジンのオーバーヒート。 6. スパークアレスタスクリーンが詰まって いる。 7. エアが混入している。 8. 圧力が低すぎる。 9. 燃料タンクの通気口が詰まっている。 排気が黒い。 走行できない。 3. エアフィルタの整備を行う。 4. 燃料タンク内部を清掃してきれいな燃 料を入れる。 5. 「エンジンがオーバーヒートする」の 項を参照。 6. スパークアレスタスクリーンを清掃また は交換する。 7. ノズル部分でエア抜きを行い、燃料ホー スの接続部などからエアが侵入してい ないか点検する。 8. 代理店に連絡する。 10. 噴射ポンプのタイミング不良。 9. 代理店に連絡する。 10. 代理店に連絡する。 11. 燃料噴射ポンプの故障。 11.
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号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが貼られた製品を見かけることがあるでしょう WARNING: Cancer and Reproductive Harm—www.p65Warnings.ca.gov.