Form No. 3422-415 Rev B クローラ完成キット TX 1000 ナ ロ ー ト ラ ッ ク ・ コ ン パ ク ト ツ ー ル キ ャ リ ア モ デ ル 番 号 136-4840 取り付け要領 取り付け 2 1 カバーを取り外す マシンの準備を行う 必要なパーツはありません。 フロントスクリーンの取り外し方 必要なパーツはありません。 手順 1. フードを上げ、支持棒で支える。 2. 上ボルト2本をゆるめ、前ボルト2本を外す。 警告 機械式や油圧式のジャッキが外れると重大な人身 事故が発生する。 マシンをジャッキアップしたら、必ずジャッキスタ ンドで支えること。 1. 機体についているアタッチメントをすべて取り外 す。 2. 平らな場所に駐車する。 3. 駐車ブレーキを掛ける。 4. ローダーアームを上昇させ、シリンダロックで固 定する。 5. エンジンを止め、キーを抜き取り、機体が冷え るまで待つ。 6.
3 既存のクローラアセンブリを取 り外す 必要なパーツはありません。 手順 1. クローラモータの油圧ポートから漏れてくるオイ ルを回収できるように、オイル受け容器または ウェスを置く 図 4 。 2. モータの各ポートに接続されているホースにそれぞ れ識別記号を付ける左前、左後、右前、右後。 g256988 図2 1. 上ボルト⅜" x 1" 2本 3. ワッシャ2枚 2. 前カバー 4. 下ボルト5/16" x ⅝" 2本 底部カバープレートを取り外す 1. 底部カバープレートをフレームプレートに固定して いるボルト⅜ x 1"2 個を外す 図 3。 g257080 図4 g247034 図3 1. 2. ボルト⅜ x 1" 2. ボトムカバー 機体から底部カバープレートを外す図 3。 2 1. ホース 4 本 2. クローラモータ2 個 3. ポート4 ヶ所 3. クローラモータの 1 つからホースを外し、ホース の口に保護カバーを取り付ける。 4.
5. 図 5に示されている前クローラピンからナットを 外す。 注 この時点ではまだピンは外さないでください。 g257082 図7 1. クローラアセンブリ g257083 図5 1. 6. クローラピン 2. 8. ナット 以下の要領で、モータからブレーキマウントアセ ンブリを取り外す A. 後クローラフレームを機体に固定している後ボ ルトをゆるめる図 6。 ブレーキマウントをクローラモータのケーシン グに固定しているボルト2本を外して保管す る図 8。 g257081 図6 1. 後ボルト g259801 図8 7. ホイストまたはフォークリフト吊り上げ能力 181 kg 以上のものを用いて、図 7のようにクローラアセ ンブリをフレームから 15 cm ほど引き出す。 1. クローラモータのケーシング 4. ブレーキマウント 2. ブレーキシャフトのピン 5. ボルト, ⅜ x 1¼"2本 3. 圧縮スプリング 6. ブレーキケーブル 重要 油圧ラインを傷つけないように注意して ください。 9. 10. 3 B.
キケーブルのバレルフィッティングをピンの スロットに入れ、ケーブルをブレーキマウン トのノッチに通し、ノッチが 2 つのケーブル ナットの間に来るようにして、ピンとスプリン グをゆっくり手放す。 4 新しいクローラアセンブリを取 りつける C. ブレーキケーブルのナットを調整して、ケー ブル側にねじ山が 2 つだけ出るようにする 図 9。 この作業に必要なパーツ D. ナットを締めつける。 E. ブレーキマウントをモータマウントに固定す るオープン側がモータを向くようにして、先に 取り外して保管してあったボルト2 本を使用 する 図 10 。 2 クローラアセンブリ 別売 2 ブレーキマウント 2 ブレーキシャフトのピン 1 ブレーキキット 別売 手順 1. ホイストまたはフォークリフト吊り上げ能力 181 kg 以上のものを用いて、機体から 15 cm ほど離れ た位置にクローラアセンブリを浮かせる。 2.
. オイルを回収できるように、クローラモータの油 圧ポートの下にオイル受け容器またはウェスを置 く。クローラモータのプラグを外す。 6. 油圧フィッティングの O リングをチェックし、必 要に応じて交換する。 7. 新しいクローラモータに油圧フィッティングを取り 付ける図 12。フィッティングを 136-15 Nm14-16 kg.m = 100-120 ft-lbにトルク締めする。 g260318 図 13 1. g257334 図 12 1. ホース 4 本 2. ポートに取り付けられた フィッティング4 個 3. クローラモータ2 個 8. 最初に付けたマークに従って各ホースをポートに 接続する 図 12 。 9. カクホースを 50-64 N·m5.2-6.5 kg.m=37-47 ft-lbにトルク締めする。 10. もう一方のクローラにも同じ作業を行う。 11. 機体前方で、タンデムポンプについているホー ス2 本を外して、反対側のポートに接続する図 13。各フィッティングを24-30 N·m2.5-2.9 kg.
3. 5 外したところに新しいリリーフバルブ2 個を取り 付けてトルク締めする34-39 N∙m3.5-4.0 kg.m = 25-29 ft-lb) リリーフバルブを交換する この作業に必要なパーツ リリーフバルブ 4 g257483 図 15 手順 1. 2. バルブを外す前に、各リリーフバルブのくぼみを 圧縮空気できれいに清掃する。 4. タンデモポンプから既存の上側リリーフバルブを 外すには、15 mm のソケットを使用する図 14。 タンデムポンプの下にウェス又はオイル受け容 器を置く。 5. フィッティングについているホース2 本のクランプ をゆるめてホースを外す図 16。 g257482 図 16 g257481 図 14 1. タンデムポンプ 2. 上側リリーフバルブ2 個 6 1. ナット 2. ホースクランプ2個 3. ホース 2 本 6. フィッティングの周囲をきれいに拭く。 7.
8. フィッティングを右に回し、フィッティングの平た い面をリリーフバルブのポートの開口部に合わ せる 図 17 。 6 カバーを取り付ける 必要なパーツはありません。 底部カバープレートを取り付ける 1. 底部カバープレートのタブを機体のフレームプ レートに合わせる図 18。 g258053 図 17 1. 9. フィッティング 2. 下側リリーフバルブ2 個 下側リリーフバルブ2 個を外す図 17。 10. 外したところに新しいバルブ2 個を取り付けてトル ク締めする34-39 N∙m3.5-4.0 kg.m = 25-29 ft-lb) 11. フィッティングを元の方向に戻す図 16。ナットを 182-222 N·m9.3-11.5 kg.m=134-164 ft-lbにトル ク締めする。 12. ホースとホースクランプを取り付ける図 16。 g247051 図 18 1. 7 底部カバープレート 2. キャップスクリュ⅜ x 1" 2. 底部カバープレートの穴をフレームプレートに合 わせる 図 18 。 3.
前スクリーンを取り付ける 前カバーの取り付け 1. 前カバーを取り付ける先に取り外してあったボルト⅜ x 1"2 本、ワッシャ 2 枚、ボルト5/16 x ⅝"2 本を使 用する 図 19 。 前スクリーンを取り付ける先に取り外してあったボ ルト⅜ x 1"4 本を使用する図 20。 g247902 図 20 g256988 図 19 1. 1. 上ボルト⅜" x 1" 2本 3. ワッシャ2枚 2. 前カバー 4. 下ボルト5/16" x ⅝" 2本 2.
7 ハンドルを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ハンドル 2 ボルト 2 ナット 手順 g257389 図 23 1. 後アクセスカバーを開く。 2. コントロールパネルカバーを機体に固定している ボルトとナット4 組を外して保管する図 21。 g257391 図 21 1. 3. ボルトとナット 4 組 コントロールパネルカバーを持ち上げて前ハンド ルを外す 図 22 。 g257390 図 22 1. 4. ハンドル 2. ボルト 新しいハンドルを取り付けるボルト2 本とナット2 個を使用する図 23。 9 1. ボルト 2本 2. ハンドル 3. ナット 2個 5. コントロールパネルカバーを固定する先ほど外し ておいたボルト4 本とナット4 個を使用する。 6.
保守 5. クローラの張りの調整 図 24のように、ドライブラチェット½"で、テンショ ンねじを回して、クローラのすきまを 13 mm に 調整する。 注 ねじを左に回すとクローラが締まり、右に回す とクローラがゆるむ。 図 24のように、機体の左右どちらかの側を浮かせた状 態で支持し、クローラの自重を利用してロードホイール の一番下からクローラまでの距離が 13 mm であるこ とを確認してください。距離が適切でない場合は、以 下の調整を行ってください 6. テンションねじのノッチのうち、ロッキングボルト の穴に一番近いノッチを穴に合わせ、ねじを溝を ローラを適切な穴に合わせてセットし、シャフトを 通してボルトとナットで固定する図 25。 7. もう一方のクローラにも同じ作業を行う。 8. エンジンを掛けて平らな場所に移動、駐車し、 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キー を抜き取る。 9.
警告 機械式や油圧式のジャッキが外れると重大な 人身事故が発生する。 マシンをジャッキアップしたら、必ずジャッキ スタンドで支えること。 7. ロッキングボルト、スペーサ、ナットを外す図 25。 8. ½" のドライブレンチを使用して、テンショニング ねじを左にまわしてドライブテンションを解放す る 図 25と図 27 。 g259736 図 29 12. 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止させ、キー を抜き取る。 13. フレームからクローラ、駆動ハブを外し、さらに 前ホイールを外す。 クローラを取り付ける g258146 1. 新しいクローラを前ホイールに回しかけ、次に 駆動ハブのスプロケットの無い側に回しかける 図 27 。 2. ロードホイールの下および間にクローラを押し込 むようにして、下側フレームに取り付ける図 27。 図 27 1. 2. スプロケット クローラ 3. 前輪 9. 4. ラチエット½" 5. ロードホイール5 個 注 ロードホイールがクローラの中心線上にセット してください。 3.
7. 図 24のように、ドライブラチェット½"で、テンショ ンねじを左に回して、クローラのたるみを 13 mm に調整する。 8. テンションねじのノッチのうち、ロッキングボルト の穴に一番近いノッチを穴に合わせ、ねじを溝を ローラを適切な穴に合わせてセットし、シャフトを 通してボルト、スペーサ、ナットで固定する。 9. 機体を床面に降ろす。 10. もう一方のクローラも同じ要領で取り付ける。 11. エンジンを掛けて平らな場所に移動、駐車し、 駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キー を抜き取る。 12.
