Form No. 3447-223 Rev A STX-26 ス タ ン プ グ ラ イ ン ダ シリ ア ル 番 号 409550000 以 上 モ デ ル 番 号 23208—シ シリ ア ル 番 号 405300000 以 上 モ デ ル 番 号 23208G—シ 製品の登録は www.Toro.com.
はじめに この製品は、CE キット 22368 を搭載することにより、 欧州規制適合製品となります 詳細については、DOC シート規格適合証明書をご覧ください。 この機械は木の切り株と地表面に露出している根を破 砕するためのものです。あくまでも木の根元部分とそ の周囲の土壌を破砕するもので、岩などを切ったりす ることはできません。この機械は本来の目的から外れ た使用をすると運転者本人や周囲の人間に危険な場 合があります。 カリフォルニア州の森林地帯・潅木地帯・草地などでこ の機械を使用する場合には、エンジンに同州公共資源 法第4442章に規定される正常に機能するスパークアレ スタが装着されていること、エンジンに対して森林等 の火災防止措置をほどこされていることが義務づけら れており、これを満たさない機械は、第4442章または 4443章違犯となります。 この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からないまた適切な方法 でご使用ください。この製品を適切かつ安全に使用す るのはお客様の責任です。 エンジンの保守整備のため、および米国環境保護局 EPA並びにカリフォルニア州
エンジンオイルについて ..................................23 点火プラグの整備 .........................................26 燃料系統の整備 ................................................... 27 燃料タンクの内部清掃 ....................................27 燃料フィルタの交換........................................27 電気系統の整備 ................................................... 28 電気系統に関する安全確保.............................28 バッテリーの整備 ..........................................28 ヒューズの交換 .............................................30 走行系統の整備 ....................
安全について 安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の 見やすい部分に貼付してあります。 破損したりはがれたりした場合は新し いラベルを貼付してください。 安全上の全般的な注意 危険 この機械で掘削する現場の地中に、電線などが 埋設されている可能性があります。これらを誤っ て破損すると、感電や爆発などの事故に発展す る可能性があります。 事故防止のため、作業現場を前もって精査し、埋 設物を確認し、マーキングするなど、適切な措置 をとってください。必要に応じ、電力会社やガス会 社に連絡して正確な埋設場所を特定、マーキング してもらうなどしてください たとえば米国では電話 で、 ま た オ ー ス ト ラ リ ア で は 電 話 1100で で国 中 の 811で どこでもこのサービスを受けることができます 。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 この機械は手足を切断する能力があります。重傷事故 や死亡事故を防ぐため、注意事項を厳守してください。 • 事故防止のため、作業現場を前もって精査し、埋 設物その他の障害物を
decal93-7814 93-7814 1. decal107-9366 107-9366 ベルトに巻き込まれる危険 可動部に近づかないこと。 1. 異物が飛び出して人にあたる危険 人を近づけないこと。 decal93-9084 93-9084 1. 吊り上げ・ロープ掛けのポイント decal119-4560 119-4560 decal100-4650 100-4650 1. 2. 1. 始動キー 2. エンジン 始動 手を押しつぶされる危険人を近づけないこと。 3. エンジン 作動 足を押しつぶされる危険人を近づけないこと。 4. エンジン 停止 デカル 107-8495 は、CE キット搭載機にのみ必要 です。 5. 高速 6. エンジン速度 7. 低速 8. On/Closed 9. チョーク 10. Off/Open 11. decal107-8495 107-8495 1.
decal119-4561 119-4561 1. 前に押すとグラインダが下降。 2. 右に動かすとグラインダが右へ移動。 3. 手前に引くとグラインダが上昇。 decal137-3875 137-3875 4. 左に動かすとグラインダが左へ移動。 5. カッターを初めて使用する前に オペレーターズマニュアル を 読むことカッターを始動するには、スライドレバーとジョイス ティックの上部ボタンをONにする。スライドレバーを ON 位置 に保持すればカッターは連続回転する。 1. オペレーターズマニュアル を読むこと。 6. 1) グラインダ操作は、安全ロックとトリガを同時に押す 2) トリ ガを押し続けるとグラインダは回転し続ける。 7. 1) 研削作業は切り株の手前側の端から表面に沿って水平に 行う 2) グラインダを切り株にわずかに沈ませるようにし 3) 地 表面の高さになるまで研削したら 4) ヘッドを前進させる。 8.
decal119-4606 119-4606 1. 警告 オペレーターズマニュアル を読むこと。 2. グラインダによる手足の跳ね飛ばしの危険周囲の人を遠ざける 6. 転倒して機械に押しつぶされる危険 斜面ではグラインダヘッド こと移動走行中にグラインダヘッドを回転させないこと。 を下げて走行すること。 3. 警告可動部に近づかないこと各部が停止するまで待つこと。 7. 燃料が爆発する危険燃料を補給する時にはエンジンを停止 し、火気を近づけないこと。 4. 警告講習を受けてから運転すること。 8. 警告 車両を離れるときはグラインダを下降させ、駐車ブレー キ搭載機種では駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、 キーを抜くこと。 5.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 数量 内容 グラインダ制御レバー ジャムナット 1 1 グラインダ制御レバーを取り付けます。 必要なパーツはありません。 – オイルの量を点検します。 必要なパーツはありません。 – バッテリーを充電する。 1 グラインダ制御レバーを取り 付ける 1 グラインダ制御レバー 1 ジャムナット 2. グラインダ制御レバーを、コントロールパネルの ソケットに取り付ける図 3。 3. トリガを前方に向けた状態で、ジャムナットを締め 付けてレバーを固定する図 3。 4. レバーに、ワイヤの 4 ピンコネクタコントロールパ ネルの下にあるを接続する図 3。 2 この作業に必要なパーツ 液量を点検する 手順 1.
製品の概要 コントロールパネル g025098 図5 g018769 図4 後退安全プレー 4. バッテリー ト 2. コントロールパ 5. ロープ掛け・吊 ネル り上げポイント 1. 3. エンジン 6. 駐車ブレーキレ バー CE キット 搭載機のみ 7. クローラ 8. チップシールド 9. グラインダ 1. 始動キー 5. 走行コントロール 2. スロットルレバー 6. 基準バー 3. チョークレバー 7. グラインダ制御・油圧昇降 レバー 4.
基準バー 基準バーは、運転時に手を置いたり操作の支点として 利用するためのものです。運転中は、必ず、どちら かの手が基準バーにあるようにし、両手を放すことが ないようにしてください。 駐 車 ブ レ ー キ レ バ ー CE キ ッ ト 搭 載 機 のみ g008129 図8 レバーを引き上げると駐車ブレーキが掛かります。レ バーを下げると駐車ブレーキが解除されます。 • 後へ押すと後退します 図 9。 重要 後退時は、必ず後ろの安全を確認し、手を 基準バーに置いてください 。 g355524 図6 1. g008130 図9 駐車ブレーキレバー • 走行コントロールを右へ押すと右旋回します 図 10。 走行コントロール g008131 図 10 g008128 • 図7 • 1. 基準バー 2.
グラインダ制御・油圧昇降レバー グラインダ制御レバーの使用方法 • グラインダ 図 12 の動作を開始するには、トリガを 握り込んだ状態で、レバー上部にある赤いボタンを 押します。グラインダが動作を開始したら赤いボタ ンから指を離してかまいません。 • グラインダ 図 12 を停止するには、トリガから 0.5 秒間以上手を離します。 注 グラインダが動作中にトリガからごく短時間0.5 秒未満手を離した場合はグラインダは回転を続け ます。 g013623 図 13 • グラインダを下降させるには、レバーを前方に押し ます 図 14 。 g013624 図 14 • グラインダを右または左に旋回させるには、レバー を希望する方向に動かします図 15。 g013174 図 12 • g243266 1. ニュートラル 3. グラインダの運転を継続 2. グラインダを始動 4.
仕様 運転操作 注 仕様および設計は予告なく変更される場合があり ます。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 幅 運転の前に 84 cm 長さ 198.5 cm 高さ 113 cm 重量 544kg 運転前の安全確認 安全上の全般的な注意 アタッチメントとアクセサリ • トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそ ろっており、マシンの機能をさらに広げることができ ます。詳細は弊社の正規サービスディーラ、または 代理店へお問い合わせください 弊社のウェブサイト www.Toro.
• 燃料の保管は必ず認可された容器で行ってくださ い。 コン デ ィ シ ョ ナ ー ス タ ビ ラ イ ザ ー /コ • エンジン回転中などエンジンが高温の時には、燃料 タンクのふたを開けたり給油したりしないでください。 燃料の品指示保持のため、燃料のスタビライザー/コン ディショナーを添加してください。スタビライザー/コン ディショナーのメーカーの指示を守ってお使いください。 • 締め切った場所では燃料の補給や抜き取りをしな いでください。 • ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 • 燃料がこぼれたら、エンジンを始動せずにマシン を別の場所に動かし、気化した燃料ガスが十分 に拡散するまで引火の原因となるものを近づけな いでください。 • 重要 エタノール、メタノールを含んだ添加剤は絶対 に使用しないでください。 スタビライザー/コンディショナーは新しい燃料に使用 し、メーカーの指示に従った量を添加してください。 燃料を補給する トラックの荷台に敷いたカーペットやプラスチックマッ トなど
毎日の整備作業を実施する • 締め切った場所では絶対にエンジンを運転しないで ください。 毎日の運転前に、保守 (ページ 19)に記載されている 「使用ごと/毎日の点検整備」を行ってください。 • エンジンを掛けたままで絶対に機体から離れないで ください。運転位置を離れる前に – 平らな場所に駐車する。 運転中に – グラインダを床面に降ろす。 – 駐車ブレーキを掛ける。 運転中の安全確認 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 • 安全上の全般的な注意 • • • • • • • • • • • • • 刃などに手足を近づけないよう注意してください。 – 作業場所から人や動物を十分に遠ざけてくださ い。絶対に人を乗せないでください。 – 作業にふさわしい服装をし、安全めがね、長 ズボン、頑丈で滑りにくい安全な靴、および聴 覚保護具を着用してください。 – 長い髪は束ねてください。ゆるい装飾品やだぶ ついた服は身に着けないでください。 – 人が近づいてきたら研削作業を中止してくださ い。 本機を安全に操縦できるだけの十分な余裕のない 場所では本機を使用しないでください。 近くにある
注 外気温が氷点下の場合は機械をガレージに保 管しておくと機械の温度が下がりすぎず、始動が スムーズに行えます。 – 溝の近く – 小高く盛り上がっている場所 – 池などの近く 万一クローラが段差や溝に落ちたり、地面が崩れ たりすると、機体が瞬時に転倒し、非常に危険で す。必ず周囲から安全距離を確保してください。 マシンを運転する 走行コントロールでマシンの走行を制御します。どの 場合も、レバーを遠くへ押す引くほどその方向への走 行速度が上がります。走行コントロールから手を離 すと走行を停止します。 万一機体が傾き始めたら、運転装置から手を離し てマシンから遠ざかってください。 法面には駐車しないでください。 • • 注意 エンジンの始動手順 1.
3. グラインダを始動し、グラインダの速度が最高 になるまで待つ。 4. グラインダ制御レバーを使って、グラインダで切 り株の表面をゆっくりと掃くように移動させて切 削を開始する 図 18。 • 切り株の手前側のエッジ部分を切削するようにする のが効率的です。切削が進んでホイールの直径の ¼ に近くなったら、グラインダを下げて再びエッジ部 分から削り始めるようにします。 重要 グラインダが切り株に接触すると自動的に 切削に適した速度まで下がって切り株を削り始 めます。 g013671 図 19 • ホイールの回転速度が落ちないように、エンジンの 音に注意し、グラインダホイールを良く見ながら切 削します。切削しにくくなってきたら、ヘッドを少し浮 かせて、ゆっくり往復させるようにしましょう。 • 左から右へ切削している時は、削りかすの大部分 はホイールの左側へ飛びます。右から左へ切削して いる時は、大部分がホイールの右側へ飛びます。 • ターフへのダメージを減らすために側面から切削し ても構いません。 g013420 図 18 5.
故障したマシンを移動するには マ シ ン を 搬 送 す る 場 合 の 固 定 重要 油圧システムの損傷を防ぐため、トラクションユ 方法 ニットを牽引したり手押しで移動するときは、必ず牽引 ニットを牽引したり手押しで移動するときは、必ず牽引 バルブを開けてください。 1. 駐車ブレーキを掛け、グラインダを下降させる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 下のシールドを外す。 4. レンチを使って、油圧ポンプについている牽引バ ルブを左に 2 回転させる 図 20。 重要 公道を走行しないでください。トレーラやトラッ クに芝刈り機を積み降ろすときには安全に十分注意 してください。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. マシンの前後にあるロープ掛けポイントを利用し て、ロープやチェーンなど適切なものでトレーラ に機体を固定する 図 21 と 図 22。ロープ掛け や積荷固定についてはそれぞれの地域の法令な どを順守してください。 g013179 図 20 1. 牽引バルブ 5.
マシンを持ち上げる ロープ掛けポイントを吊り上げポイントとして利用するこ とができます 図 21 と 図 22。 18
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 注意 始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険である。 整備・調整作業の前には必ず始動スイッチからキーを抜きとり、点火プラグ装着車の場合は、念の ために点火プラグのコードを外しておくこと。点火コードが絶対に点火プラグと触れることのないよ う、確実に隔離すること。 保守作業時の安全確保 • • • • • 平らな場所に駐車し、グラインダの油圧装置を解除 し、グラインダを降下させ、駐車ブレーキが付いて いる場合はを掛け、エンジンを停止させてキーを 抜き取ってください。調整、整備、格納などは、 マシンのすべての動作が停止し、機体が十分に冷 えてから行うようにしてください。 オイルや燃料がこぼれた場合はふき取ってくださ い。 適切な訓練を受けていない人には機械の整備をさ せないでください。 必要に応じ、ジャッキなどを利用して機体や機器を 確実に支えてください。 • • • • • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛 かっている場合があります。取り外しには十分注意 してください。 修理作業に掛かる前にバッ
整備間隔 整備手順 500運転時間ごと • 安全エアフィルタを交換する (ほこりの多い環境で使用するときは整備間隔を短くする) 1500運転時間ごと • 全部の可動部油圧ホースを交換する。 1年ごとまたは長期保管前 • クローラの張りを点検調整する。 • 塗装傷のタッチアップを行う。 重要 エンジンの整備に関しての詳細は、付属のエンジンマニュアルを参照してください。 20
整備前に行う作業 下部シールドの取り外し 重要 カバーについているボルトナット類は、カバーを 外しても、カバーから外れません。全部のボルト類を 数回転ずつゆるめてカバーが外れかけた状態にし、そ れから、全部のボルト類を完全にゆるめてカバーを外 すようにしてください。このようにすれば、誤ってリテー ナからボルトを外してしまうことがありません。 カバープレートの取り外し 重要 カバーについているボルトナット類は、カバーを 外しても、カバーから外れません。全部のボルト類を 数回転ずつゆるめてカバーが外れかけた状態にし、そ れから、全部のボルト類を完全にゆるめてカバーを外 すようにしてください。このようにすれば、誤ってリテー ナからボルトを外してしまうことがありません。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3.
潤滑 エンジンの整備 グリスアップを行う エンジンの安全事項 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 洗浄後はすぐに 行ってください。 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて 行ってください グリスの種類汎用グリス • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 • 手足や顔や衣服を回転部やマフラなどの高温部に 近づけないよう十分注意すること。 1. 平らな場所に駐車し、グラインダを降下させる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. グリスニップルをウェスできれいに拭く。 4. ニップルにグリスガンを接続する図 25と図 26。 5. グリスがはみ出てくるまで注入する約3回のポ ンプ動作 。 6.
6.
エンジンオイルの交換 注 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適切な 方法で処分してください。 1. エンジンを始動し、5 分間程度運転する。 注 オイルが温まって排出しやすくなります。 g242254 2. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 3. エンジンを止め、キーを抜き取る。 4. 図 30のようにしてエンジンオイルを交換する。 g242255 g194611 図 29 g027734 図 30 5.
エンジンオイルフィルタの交換 1. エンジンからオイルを抜く エンジンオイルの交 換 (ページ 24)を参照。 2. エンジンオイルフィルタを交換する図 32。 g242255 g194610 図 31 6. エンジンを始動し、平らな場所へ移動する。 7. その後、オイルの量をもう一度点検する。 g027477 図 32 注 フィルタのガスケットがエンジンに当たるまで締 め付け、そこからさらに 3/4 回転締め付ける。 3.
点火プラグの整備 点火プラグの点検 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 重要 点火プラグは清掃しないでください。黒い汚れ、 電極の磨耗、油膜、亀裂などがあれば新しいものと 交換してください。 電極間のエアギャップを正しく調整しておいてください。 取り付け、取り外しには必ず専用のレンチを使い、エ ア・ギャップの点検調整にはすきまゲージやギャップ調 整工具などを使ってください。必要に応じて新しい点火 プラグと交換してください。 絶縁体部がうす茶色や灰色なら適正、碍子が黒くなっ ているのは不完全燃焼であるエアクリーナの汚れが 原因であることが多い。 点 火 プ ラ グ の タ イ プ NGK® BPR4ES または同等品 すきまを 0.75 mm に調整する。 エ ア ギ ャ ッ プ 0.75 mm 点 火 プ ラ グ の 取 り 外 し (s) 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3.
燃料系統の整備 燃料フィルタの交換 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 危険 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 燃料に関する注意事項の説明は 燃料についての ペー ジ 12) を 参 照 し て く だ さ い 。 安 全 事 項 (ペ 燃料タンクの内部清掃 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 燃料バルブを閉じる図 36。 g242257 g007830 図 36 1. 燃料バルブ 4. 燃料バルブについているホースのエンジン側の ホースクランプをゆるめて、バルブから離れた位 置に移動させる図 36。 5. 燃料ラインをバルブから抜き取る図 36。 6.
電気系統の整備 バッテリーの取り外し 電気系統に関する安全確保 • マシンの整備や修理を行う前に、バッテリーの接続 を外してください。バッテリーの接続を外すときには マイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブル を外してください。接続するときにはプラスを先に接 続し、次にマイナスを接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3.
バッテリーの清掃 バッテリーを充電する 注 端子や周囲が汚れていると自然放電しますので、 バッテリーが汚れないようにしてください。 警告 充電中は爆発性のガスが発生する。 1. 充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火気を 近づけない。 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 機体からバッテリーを外す バッテリーの取り外し (ページ 28)。 4. 重曹と水でケース全体を洗う。 重要 バッテリーはいつもフル充電状態にしておきましょ にな る 。 特 に 氷 点 下 で 保 管 す る 場 う 液 の 比 重 が 1.265に 合にはこのことを守ってください。 1. 車体からバッテリーを取り外す バッテリーの取り 外し (ページ 28)を参照。 5. 真水でケースを仕上げ洗いする。 6. 2. 3-4 Aで 4-8 時間充電する図 39。充電しすぎな いように注意すること。 腐食防止のために両方の端子部にワセリンGrafo 112X: P/N 505-47を薄く塗る。 7.
走行系統の整備 ヒューズの交換 全部で4本のヒューズを使用しています。ヒューズはコ ントロールパネルの左下にあります図 40。 始動回路 チャージ回路 冷却ファン回路 30 25 20 15 ヘッドライトオプション クローラの整備 A A A A クローラの洗浄 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 クローラの状態を定期的に点検してください。摩耗が進 んだクローラは交換してください。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 圧力洗浄機または水道水ホースで左右のクロー ラ部分を洗浄する。 重要 高圧洗浄器は、クローラ キャタピラ 部分の清掃に のみ使用してください。他の部分の洗浄には高圧洗 浄器を使用しないでください。圧力洗浄器を使うと、 電気系統や油圧バルブに水が浸入し、トラブルの原 因となります。 重要 走行ホイールと駆動ホイールも完全に洗浄してく だ さ い 図 41。 。洗浄されているロードホイールは自由 に回転します。 g013185 図 40 1.
クローラの張りの点検と調整 7. 整 備 間 隔: 使用開始後最初の 50 時間 100運転時間ごと クランプボルトを 102 N·m10.4 kg.m = 75 ft-lbに トルク締めする。 クローラの交換 クローラの長さ方向の中央部分ロードホイールと駆動ホ イールの中間部分を 20.4 kg ほどの力で押してクローラ のたわみを点検します。たわみが 6 mm-10 mm 程度 であれば適正です。たわみが適正範囲にない場合に は、以下の調整を行います。 摩耗が進んだクローラは交換してください。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 交換したい側を持ち上げてクローラを床から 7.6 cm-10 cm 程度浮かせ、この状態で支持する。 4. テンションボルトとジャムナットをゆるめる図 43。 5. クランプボルトをゆるめる図 43。 6. 前ロードホイールを機体後方に向けて押して一杯 まで移動させる図 44。 g013413 図 42 1.
ロードホイールの点検とグリスアップ 整 備 間 隔 : 250運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. クローラを外す クローラの交換 (ページ 31)を参 照。 4. ロードホイールについているスナップリングと キャップを外す図 46。 g242269 図 45 1. スナップリング 4. ガスケット 2. キャップ 5. ホイールとベアリング 3. ボルト 8. ロードホイールからベルトが外れたら、機体から 取り出す 図 44 。 9. 駆動ホイールからスタートして、新しいクローラを ホイールに巻きつけるようにして取り付けるクロー ラについている爪がホイールの溝にはまるように 取り付けること図 44。 g013416 図 46 1. ロードホイール ロードホイールのキャップ 3. スナップリング 10. 後ロードホイールと中央ロードホイールの下と間に クローラを押し込むようにして取り付ける図 44。 2. 11.
ベルトの整備 制御系統の整備 ポンプ駆動ベルトの交換 走行コントロールの整列調整 ベルトから音が出る、ベルトが割れている、ひどく磨耗 しているなどの場合は交換してください。交換用のベル トは弊社代理店でお求めください。 コントロール類は工場で調整済みですが、長期間にわ たって使用しているうちにレバー類の整列、ニュートラ ル位置、全速前進時の直進状態などの調整が必要に なることが考えられます。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 重要 これらの調整を適切に行うには、以下の順序を 守ってそれぞれを調整してください。 3. 機体の後部を持ち上げてジャッキスタンドで支 える。 走行コントロールの後退位置の調整 4. 下部シールドを取り外す 下部シールドの取り外 し (ページ 21)を参照。 5. ポンプボルト2本をゆるめる図 47。 全速後退位置にセットした走行コントロールバーが基準 バーに対して適切に整列しなくなっていることを発見し た場合には、直ちに以下の調整を行ってください。 1.
5. 全速後退位置にセットした走行コントロールバー が基準バーに対して面一になるように調整する 図 49 と 図 50 。 警告 エンジン回転中は、機械各部が動いて おり、これらに巻き込まれるとけがや火 傷などを負う危険がある。 調整作業中に機械各部への巻き込ま れ、挟まれ、高温部への接触などを起 こさないように十分注意すること。 F. 一人の人間が、走行コントロールを後退位 置にセットして基準バーにしっかり押し付けて 保持する。 G. 左右のクローラが同じ速さで回転するように 走行ロッドの長さを調整する。 g004192 図 50 6. 走行コントロールステムのフランジナットとボル トを締め付ける。 7. エンジンを掛ける。 8. 走行コントロールを後退位置にセットし、基準 バーにしっかり押し付けるようにして走行させる。 マシンがまっすぐに後退しない場合は、以下の 調整を行う 注 この調整は、後退時の最高速度の設定 でもあります。 H. A. エンジンを停止する B. 左右両方のクローラが自由に回転できるよう に機体を床から浮かせる。 C.
油圧系統の整備 油圧系統に関する安全確保 • • • g004194 図 52 1. 固定ねじ 2. ジャムナット 5. 3.
ます。ご注文は弊社代理店へパーツ番号は P/N 44-2500 です 。 油圧オイルの量を点検する 7. キャップとフィルタを取り付け、上部ボルトを 13-15.5 N·m2.3-2.8 kg.m = 110-140 in-lbにトル ク締めする。 8. カバープレートを取り付ける カバープレートの取り 外し (ページ 21)を参照。 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと 油圧フィルタの交換 油圧作動液の仕様 (ページ 35)を参照。 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 機体の右側にある点検窓で確認する。窓からオ イルが見えないようであればオイルを補給する。 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 3. 上部カバーを取り外す。 4. 古いフィルタを外して捨てる図 55。 g007808 図 53 1. 油圧オイル点検窓 g007839 図 55 4.
6. 油圧オイルタンクの下にオイルを受ける容器37.8 リットル以上 を置く。 グラインダの保守 7. 油圧オイルタンクのフィッティングにホースを固定 しているクランプをゆるめてホースを外し、ホー スとチューブから抜けてくる油圧オイルを容器に 回収する。 刃の交換 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日—刃の状態を点検 し、破損や摩耗しているものは全て 交換または裏返して取り付けし、全 部の刃のナットをトルク締めする。 刃は非常に早く摩耗しますから定期的に点検してくだ さい 図 57 。 g034325 図 57 1. 図 56 ホース 2. 油圧タンクのフィッティング 3. ホースクランプ 8. 注 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適 切な方法で処分する。 油圧オイルタンクに油圧オイルを入れる 油圧作 動液の仕様 (ページ 35) を参照。 10. フィルタを取り付け、キャップ 図 54をして上部 ボルトを13-15.5 N·m2.3-2.8 kg.m = 110-140 in-lbにトルク締めする。 11. エンジンを始動し、数分間程度運転する。 12.
洗浄 マシンの外側の清掃 整 備 間 隔 : 使用後毎回 重要 スクリーンや冷却フィン詰まった状態、あるいは 冷却シュラウドを外して運転するとオーバーヒートして エンジンが損傷します。 g019862 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 2. エンジンを止め、キーを抜き取り、エンジンが 冷えるまで待つ。 3. エアクリーナについた汚れはふき取る。 4. エンジンとマフラーについている汚れをブラシや ブロアで落とす。 図 58 1. ナット 2. ツースホルダー 3. 重要 汚れは、水で洗い流すよりもブロアで吹き 刃 飛ばすのが望ましい方法です。水で清掃する場 合には、電気部品や油圧バルブをぬらさないよ うに十分注意してください。高圧の水は使用し ないでください。圧力洗浄器を使うと、電気系 統や油圧バルブに水が浸入し、トラブルの原因 となります。 5.
保管 G. 格納保管時の安全 • 機械の格納はエンジンが十分に冷えてから行いま しょう。 • マシンや燃料を裸火の近くに保管しないでください。 抜き取った燃料は地域の法律などに従って 適切に処分する。適切なリサイクル処置を 講ずる。 重要 スタビライザ 品質安定剤 を添加した燃料で あっても、スタビライザメーカーが推奨する保管 期間を越えて保管しないでください。 9. プラグを外し、プラグ取り付け穴からエンジンオ イルをスプーン2杯程度入れ、 10. 取り付け穴からオイルが吹いてきたら吸い取れる ようにウェスを被せ、スタータまたはリコイルハン ドルでエンジンをクランキングさせ、オイルをシリ ンダ内部に行き渡らせる。 1年ごとまたは長期保管前 11. 1. 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキ搭載車で はを掛け、グラインダを下げる。 点火プラグを取り付けるただし点火ケーブルは 接続しないこと。 12. 2. エンジンを止め、キーを抜き取る。 バッテリーを充電する; バッテリーを充電する (ページ 29)を参照。 3.
故障探究 問題 スタータがクランキングしない。 エンジンが始動しない、始動しにくい、すぐ 止まる。 考えられる原因 1. バッテリーが上がっている。 1. バッテリーを充電または交換する。 2. 配線のゆるみ、腐食など。 3. リレーまたはスイッチの破損。 2. 配線を点検修正する。 3. 代理店に連絡する。 1. 燃料切れ。 1. 燃料タンクに新しい燃料を入れる。 2. 燃料バルブが閉まっている。 3. コントロールがニュートラル位置にない。 2. 燃料バルブを開く。 3. ニュートラル位置にする。 4. チョークが掛かっていない。 5. エアクリーナが汚れている。 4. チョークを前に倒して始動する。 5. エレメントを清掃または交換する。 6. 点火プラグのコードがゆるんでいる、ま たは外れている。 6. 点火プラグに点火ケーブルを取り付け る。 7. 正しく調整された新しいものに交換す る。 7. 点火プラグの割れ、ギャップの狂いな どがある。 8. 燃料のなかに異物、水などが混入し ている。 エンジンのパワーが出ない。 エンジンがオーバーヒートしている。 対策 8.
メモ
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号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが貼られた製品を見かけることがあるでしょう 警 告 ガンおよび先天性障害の恐れ —www.p65Warnings.ca.gov.